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RADIO CRAZYレポ@2010.12.30 ◆andymori

◆R-STAGE 17:20- andymori◆

セットリスト

革命
FOLLOW ME
ベンガルトラとウィスキー
Transit in Thailand
1984
楽園
僕が白人だったら
CITY LIGHTS
everything is my guitar
新曲


メンバーの脱退と加入を経て生まれ変わったandymoriの関西初ライブ。
ワンオクが終わるまでにRに移動して、お客さんがはけるのを見計らってそそくさ前へ。
何が何でも今日は前で観たい!って思ってたから最前の柵にかじりつく。
いつもは後藤さん側で観てたけど、初めて藤原さん側に行ってみた。
ドラムがステージ中央の奥にセッティングされるのを見て、ちょっと切なくなる。

機材が入れ替わってスタッフさんが慌しく動き回る中、サウンドチェックの為
メンバーがステージに現れる。そういえば去年もこうだったって思い出した。
小山田さんは黒パーカに白いTシャツ。藤原さんは白いTシャツにグリーンのカーデ。
新メンバーの岡山さんは黄色いTシャツ。どことなく甲本ヒロトさんに似てる気がする。
ギターを肩からかけた小山田さんが体に馴染ませるように小さくジャンプしてる。
Lに比べてRステージは暖房が効いてなかったから、藤原さんが寒そうにしてた・・・
そう言えば藤原さんが蒸しタオルでベースの弦を拭いてたけど何の効果があるのかな。

チューニングやセッティングが進む中、マイクテストをする小山田さん。
「ツェ、ツェ、レディオクレイジー、レディオクレイジー」って。こういうの嬉しいな。
1984のイントロとかeverything is my guitarのフレーズも弾いてたっけ。

サウンドチェックとリハを兼ねた演奏がおもむろに始まる。まだ心の準備が!
新生andymoriの音として初めて耳に飛び込んできたのは「ハッピーエンド」。
ズドン、ズドン、と体の芯、お腹の底までずっしりと響くドラムの音。

ハッピーエンドは“夕暮れの井の頭公園で”の所でOKが出て終わっちゃった。
次に演奏されたのが「僕がハクビシンだったら」でひゃー!って思ったけど、
まだこれはサウンドチェックだから大人しくしてた。本編で聴きたかったな・・・
「また後で出てきます」と小山田さんが言い残してステージを後にする3人。

しばらくしてクレイジーマンのSEの後、いつものThe End of the Worldが流れる。
拍手に迎えられて登場したメンバーがそれぞれ定位置につく。
小山田さんがSE下げて、という風にスタッフさんに合図を送る。

最初に演奏されたのはMUSIC FREAKSの初回で弾き語りをしていた「革命」。
この曲ほんと大好きで何回も何回も聴いてたから一緒に口パクで歌ってしまった。

「FOLLOW ME」はライブでは必ず演奏される曲だけど、初めて聴くみたいだった。
岡山さんの叩くドラムはシンプルで力強くて男っぽい。
どんどん加速していく様に「行け!行け!」って無意識のうちに
心の中でメンバーの背中を押したがってる自分に気付いた。

「ベンガルトラとウィスキー」今年もやってくれて嬉しかったなぁ。
去年RADIO CRAZYでこの曲を聴いた事が全ての始まりだったから。
駆けていくように、転がるように、たまに息を整えながらライブが進む。

「Transit in Thailand」は高速ビートとジャキジャキしたギターの絡みが痺れる。
リズムに揺られるのが楽しくて、頭の中が空っぽになっていく。

曲が終わって「ありがとう」と小山田さん。
この“ありがとう”のイントネーションが大阪弁っぽくて和んだ。

小山田さん「今年は色んな事があって・・・ドラムの脱退とか・・・秋からは
802でラジオも始まりました。大阪は庭みたいなもんです」って。
「新メンバー、岡山健二!」と振るも、マイクがオフになってて喋れず(笑)


「1984」で陽が落ちる直前みたいなオレンジ色の灯に照らされるステージ。
今までと同じように、でも今までとは違う3人の声が重なる。
目を閉じて聴きたいな、とも思ったけど目に焼き付けたい気持ちが勝って
じっと三人の姿を見てた。見てるうちに色々込み上げてきてしまう。

「楽園」はアッパーな曲に生まれ変わっててびっくりした。カッコよかった!
ドラムの前に集まって息を合わせて熱のこもった演奏が繰り広げられる。

「僕が白人だったら」は聴けないと思ってたからテンション上がった。
多分、相当ニヤついて気持ち悪かったと思う・・・ごめんなさい。自覚してます・・・
だってスリリングでベースがブリブリしててほんとにカッコ良かったんだもん!

「CITY LIGHTS」は最初の一音だけで空気が変わるのが分かった。
ピースサインと笑顔で埋め尽くされるフロアはいつ見ても最高にハッピー。

「everything is my guitar」ラストスパートに突入しても最後まで全力疾走。
何かもう、楽しすぎて頭ぐらぐらしててあんまりステージ観てなかった気がする・・・

ラストは意外にも聴いた事のない、まっさらなミディアムテンポの新曲でした。
音符と音符の間を自在に行き来するような、小山田さんの独特な歌い方がはまってた。
歌い始めの「大丈夫ですよ」って言葉がやさしくて、心の中にするすると入ってきた。
サビは「なんにも考えなくていい 投げキッスをあげるよ」って歌詞だったけど、
投げキッスって単語、久々に聞いた。でもそれをごく自然に歌えるってすごいなぁ。


演奏を終えて袖へはけていくメンバー。
迷ったけど、来て良かった。やっぱり来るべきだったと思えたライブだった。

andymoriの音楽はいつだって否定せずに、固くなってしまった心を
やさしく解きほぐしてくれる。代わりのいない、とても大切な存在なのです。

今までみたいに一直線ではなく三角形に3人が並んでいるのを見て、
少し寂しくもなったりもしたけど、まだまだ旅は始まったばかり。

新曲から始まって新曲で終わるという「これから」を感じさせるライブに、
前を向いて歩き続ける事の大切さを教えてもらいました。



by pochi-17 | 2011-01-05 23:48 | Live

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