andymori「光」
5月2日にリリースされたandymoriのアルバム「光」。
ここ2週間、ほぼこのアルバムとラジオしか聴いてない。
気が付くと1時間半ぐらい経っててアルバム3周してたなんて事もしょっちゅう。
聴けば聴くほど、飽きるどころかもっと聴きたくなるから不思議です。
ボーカルテイクの大幅な録り直しでリリースが3月7日から2ヵ月伸びて、
去年の秋から予定されていたツアーも結果的には新曲だらけのライブになったけど、
2ヵ月待った甲斐は十分あって、素敵なアルバムが届きました。
盲目ファンの戯言だって思われるかもしれないけど、ほんとに素晴らしい!
「革命」を聴いた時にもうこれ以上好きなアルバムは出て来ないんじゃないかなって思ったのに、
「光」を聴いた瞬間、そんな予感はあっさりと吹き飛ばされました。
andymoriのライブで感じる刹那的な輝きや美しさがそのまま閉じ込められているアルバムだと思う。
ハッと息をのむような美しさや、衝動的な部分が全部パッケージされてる。
かと思えば一緒に歌いたくなるような人懐っこくて普遍的な曲もある、
すぐそこに3人がいて演奏して、歌ってくれてるみたいに感じるアルバムです。
誰に向けてという訳でもないけど、感想でも。単に書き記しておきたいだけですきっと。
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1曲目は"秋の楽園"ツアーの札幌ライブで藤原さんの誕生日を祝して演奏されたという「ベースマン」。
ホテルの部屋でこっそり音合わせして、藤原さんには内緒で演奏されたという曲。
小山田さんはラジオで“レッチリのフリーの歌かもよ?”なんて言ってたけど(笑)
当の本人はステージの上で“どうしたらいいのか分からないけど、いい曲だなー”って思ったんだとか。
タイトル曲の「光」は、これぞandymori!という勢いがあってきらきらと眩しくてほんのり甘酸っぱい曲。
「インナージャーニー」のゆったりとしたリズムに揺られていると心が開いてく。
「君はダイヤモンドの輝き」は穏やかなメロディの奥に揺れる心が見え隠れして切なくなる。
「3分間」の“さっきまで胸の中にいた憂鬱が天国への階段を登る”って歌詞はライブが始まった時の
気持ちに重なる。ステージに立つ側の小山田さんも同じ風に感じてたんだって嬉しくなった。
今回のアルバムにはくるりのトランペットのファンファンが参加してるんだけど、
「インナージャーニー」でトランペットが入る瞬間、いつも泣きスイッチが入ってしまう。
「クラブナイト」の高揚感はライブで初めて聴いた時のワクワクした気持ちを思い出す。
“どこまでも行こう どこまでも行こうよ ゴキゲンな音楽を聴かせておくれよ”という歌詞は
どこかandymoriというバンド自身に向けて歌われている風にも取れる。
週末Diner、前回は第二部参加できなかったけど次があれば行きたいなぁ。お酒飲めないけど(笑)
「ひまわり」はまっすぐで純粋なラブソング。嫌味にならないのは岡山さんのキャラクターがあってこそ。
「ジーニー」はライブで聴いた時のインパクトはそのままに、何度も聴いてると別の側面も見えてくる。
「愛してやまない音楽を」は和やかなスタジオの風景が目に浮かぶ曲。
聴く度にライブに行きたい!一緒に歌いたい!ってうずうずする。
ラジオで弾き語りしてた頃から気になっていた「シンガー」はバンドのアレンジで力強くなってた。
この曲こそ小山田さんにしか作れない、歌えない歌だと思う。
ラジオのインタビューで小山田さんはアルバムの事を“伝えようっていうパワーがある”って話してたけど、
誰かを想って作られた歌の発するエネルギーに打ちのめされました。
歌詞はもちろんだけど声色のひとつひとつに表情があって、心に迫ってくる。
アルバムの最後に納められたのは「彼女」。アレンジも歌詞も可愛い一曲。
曲が終わった後の3人の会話がいいなぁって。それぞれのキャラクターがよく出てる。
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・・・感想を書くつもりが思った事を羅列しただけになってしまいました(^^;)
それもざっと読み返しただけで恥ずかしくなるような事ばっかり書いてるし・・・
言葉で説明するのは限界があるので気になった方は聴いてみてください!ぜひ!
by pochi-17
| 2012-05-20 00:30
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