2012.6.21 BUMP OF CHICKEN「GOLD GLIDER TOUR」@神戸ワールド記念ホール二日目レポ 前編

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レポ遅くなりました。ごめんなさい!しかも長くなりすぎたのでふたつに分けます(笑)

6月21日、神戸ワールド記念ホールであったBUMP OF CHICKENのライブに参加してきました。
初日の心地良い余韻と、少しの疲労感を引きずったままの二日目のライブ。

この日は大雨の予報でしたが、行かないという選択肢は初めからなかったので、
雨に濡れながらも2時間かけてはるばる神戸まで行ってきました。

前日にツアートラックの写真を撮りそびれた事に気付いて雨の中トラックを捜索。
どこに停めてあるのか分からず、会場の周りを無駄に一周する羽目に。
あんなに何種類もデザイン違いのトラックがあるとは・・・真横から見たかった~

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

この日は上手寄りのスタンドの最前列。恥ずかし島に近くて始まる前からそわそわ。
前日と同じようにドラムからサウンドチェックが始まって、
アナウンスを挟んでBGMのボレロが耳をつんざくような大音量で流れる。
今か今かと待ちわびる大勢の人達。

開演時間を少し過ぎた頃、照明が落ちて真っ暗になる。
客席にいる皆の顔を照らすのはスクリーンから漏れた明かりだけ。

CGの映像は両サイドの画面で見た方が映り方が綺麗なんだけど、
もうすぐ4人が立つステージを眺めてたくてスクリーンを見てた。
あのCGの映像は山崎貴監督が作ってくれたんだって。
BGMも映像の世界観に合ってた。BUMPらしい曲。
スクリーンから飛び出した鳥が金色の光となって会場を照らす。
お客さんがスクリーンに映る。皆が笑顔で手を振ってる。

映像が終わり、ステージにドラムを叩く升さんのシルエットが浮かび上がる。
思えばこんな風に演出があるオープニングってBUMPではかえって新鮮。
4年前はクイックワンが流れる中、普通に歩いて出てきてたのにな。

拍手と歓声に迎えられてステージ下手側からメンバーが姿を現す。
藤原さんがギターを掲げ、「よー!」とでも言うようにおでこにあてた手を上げる。
直井さんは高々とタオルを掲げて大きな歓声を浴び、
増川さんも定位置について演奏の準備を始める。
その間もずっと升さんはストイックにリズムを刻む。手拍子をする直井さん。

ひとり、またひとりと音色が重なっていく。「三ツ星カルテット」。
二回目なら少しは落ち着いて観られるかと思ってたけど、全然だめだった。
ふわふわと夢見心地なのに、これから始まる時間の事を思うとドキドキが速くなった。
音源で聴くより力強くてバンドっぽい音になってた。
“秘密の唄を歌おう”のところで、皆が“おう!”って応える。
繊細なのにしなやかなギターの音色、歌に寄り添うベースライン。
それをぐいぐいと力強く引っ張っていくドラム。

青い水面の映像、ベールを脱ぐステージ。ひと際大きな歓声が上がる。「宇宙飛行士への手紙」。
アリーナにいる皆の手が一斉に上がる。その光景を見てるだけでうるっとしてしまう。
ゴールドの紙吹雪がひらひらと舞い降りて、メンバーの後ろにはBUMPのエンブレム。
間奏からサビに繋がる所のギターのフレーズは何度聴いてもワクワクする。

セットリストの中でも、いい意味で異彩を放つ「分別奮闘記」。
どんな風にライブで再現されるのか楽しみにしてました。
TVゲームのBGMみたいなポップな親しみやすさと、一見アンバランスな歌詞が絶妙。
メンバー全員の息の合ったコーラスはハーモニカの和音のよう。

深く低いピアノのイントロがアリーナいっぱいに響き渡る。「ゼロ」。
イントロのフレーズを爪弾く増川さんのシルエットがステージに浮かび上がる。
スクリーンにはセピア色でノイズが入った今現在のメンバーの映像が映し出され、
サビに入るとPVの世界観にも通じる薄紫をバックにした影絵のアニメに変わる。
始めは丁寧に歌ってる感じだったのが、感情が乗り移って声色が目まぐるしく変化する。
悲しい曲のイメージだったけど、ライブで聴いてその裏にある美しさに気付きました。
“ずっと一緒 忘れないで”って唐突に聴こえてきたからドキッとした。


直井さん「神戸久しぶり~!」

「今日は雨の中ありがとう!今日初めてBUMP OF CHICKENのライブに来てくれたって人!
70パーぐらいか。よし、覚えた。完全に覚えた!じゃあライブに来るのは2回目以上だって人!
80パーぐらいね。・・・おかしい!(笑)70パーと80パー、計算してみて!
ここのキャタピシー(噛んだ)・・・キャパシティーに納まってない!誰かが嘘を付いている!(笑)」

「皆、周り見てみて。よーく見てみて。今日は7000人のお客さんが集まってくれました。
俺らずっとツアー回ってきてるけど、この皆で集まってライブできるのは今日しかないんで、
今日は外にも届けるつもりで演奏します!端っこで、どうせ私なんか見えてないんでしょ・・・?って
拗ねないで!別に拗ねてないか。俺の勘違いか(笑)皆で一緒に最高のライブにしましょう!!」


「ギルド」は聴くとつらかった頃の事を思い出すから、もう何年も自分の中で封印してた。
歌に入る前の最初のギターのフレーズを聴いただけでもうだめだった。
あの頃を思い出したり、変わってない自分に気付いたり。ずっと苦しかったけど、
“世界は君のもんだ”って歌ってくれてありがとう。その言葉に救われた。

「66号線」は演奏がシンプルな分、藤原さんの声が余計に甘く優しく聴こえて
心の底からこみ上げてくるものを押さえるのが大変だった。
最後のフレーズが“あなたが選んだ世界にこんな唄を歌うよ”に変わってた。

曲が終わり、藤原さんが「ありがとう」って。

ライブのハイライトとも言える存在感があったバンドアレンジの「Smile」。
スクリーンにギターを弾く藤原さんの手元が映される。
4人が円を描くように向かい合って、大きな音のうねりが生まれる。
目を閉じて耳を澄まして鼓膜に声を焼き付けた。

直井さん「神戸!久しぶり!BUMP OF CHICKENです!神戸でライブをやるのは
8年ぶりなんですが、この8年の間にみんな何があったのか聞かせて!(皆口々に答える)
ちょっと待って。8年間じゃ範囲が広すぎた(笑)4年間でいいや。
え?え?あ、二十歳になった?(笑)おめでとう!え?って言ってるけど全部聞こえてるから(笑)」

「その8年の間、俺らは何をしていたかと言うと、レコーディングをしてました。
うちのボーカル&ギターの藤原くんが曲を作ってきてくれて、俺と升くんと増川くんは
それを聴いて・・・皆と同じ気持ちですよ。いちリスナーとしてええ曲やねぇって。
僕らはその曲の良さをどうやったら引き出せるか試行錯誤してレコーディングしてました。
沢山あるエンターテイメントの中から音楽を選んで、星の数ほどある中から
BUMP OF CHICKENを選んでくれて本当にありがとうございます!」

藤原さん「体調悪い人いない?大丈夫?元気な人は体調悪い人のこと、助けてあげてね」

直井さん「近くに気分が悪くなった人がいたら助けてあげてね。スタッフに声かけたら助けてくれるから。
顔青白いのに無理して超カッコ付けて『大丈夫!顔色悪い?元々なんで』って言う奴がいたら、
一回目は本当かもしれないからスルーして、ほんとに気分悪そうだったら助けてあげて下さい(笑)」


さっきまでとは打って変わって、優しい空気が流れる。「グッドラック」。
こういう曲ほどベースとドラムのリズム隊の演奏につい耳がいく。
藤原さんの歌い方があったかかった。すぐ側で語りかけてくれてるみたい。

次の曲に備えて暗転するステージ。だけど、なかなか演奏は始まらない。
そしたら、真っ暗なステージから藤原さんの声が。
「なかなか歌わなくてすみません。やる事いっぱいあって」ってマイク使って喋ってた(笑)

メンバーを呼ぶ声があちこちから飛んでくる。その中に男性の声で『もどお~~!!』って。
藤原さん「何だよ(笑)どんだけだよ親の仇みたいによ(笑)」

「R.I.P.」は広がりがあって広い空間に映えてた一曲。シングルver,で歌ってました。
言葉のひとつひとつが心に突き刺さる。間奏の荒々しいギターと変則のリズムがかっこ良かった。
“あの日の僕に君を見せたい”の所で、藤原さんが会場をぐるっと一周指差してた。
ステージから観る景色もきっと綺麗だったんだろうな。スタンドから観る景色もとても綺麗でした。
“同じもの見られたらそれだけでいい 同じ場所にいられたらそれだけでいい”って歌ってた。

演奏が終わり、お楽しみの恥ずかし島タイム。移動するメンバーがどんどん近付いてくる。
昨日は気付かなかったけど、ステージに被せてある幕を取った後ステージがせり上がってた!

ブロックとブロックの間を通ってくるから皆ハイタッチしてもらってる。
嬉しくてぶんぶん手を振ってたら藤原さんがこっちを見てくれた!
ほんの2秒ぐらいだったけど、あれは勘違いじゃないよ、きっと。

直井さん「BUMP OF CHICKENはどこだ~!?ここだよ~!!」

「皆との距離が近くて恥かしいから俺達の中では恥かし島って呼んでて。恥ずかし島ってのは
ツアーの初日に藤くんが命名したんだけどね。ここでメンバーに第一回!クイズ!」

クイズ!の言い方が可愛かった。でも昨日もやってたのに第一回って(笑)

直井さん「増川くん!昨日、メンバー4人で一緒に中華料理を食べましたね?」
増川さん「はい。正解!」
直井さん「問題まだ出してねぇし(笑)」

直井さん「昨日食べた物の中で一番美味しかったのは何ですか?チッチッチッチッ・・・」
増川さん「昨日?何食べたっけな・・・蒸し鶏!」
直井さん「正解!!」
増川さん「あ、餃子!」
直井さん「変更ですね?餃子!正解!!」
増川さん「あぶね~(笑)」

直井さん「藤くん!昨日食べた物の中で一番美味しかったのは何ですか?」
藤原さん「パス!」
直井さん「パスなし!(笑)チッチッチッチッ・・・」

藤原さんが答える前からお客さんから色々な食べ物の名前が飛び交う。
藤原さん「中華だってんのにいちごサンドって(笑)今日もそういう感じなの?(笑)」

藤原さん「・・・えーっと、ワンタン!」
直井さん「正解!!」

直井さん「クイズの続きは曲の後で!乞うご期待!」
藤原さん「喋るネタがないんだよ(笑)」


アコースティックで演奏されたのは「fire sign」。
ギター陣二人はアコギ、直井さんはアップライトベースを持ってる。
元々優しい曲だけど、音色も相まって尚更優しく響いた。

間奏のコーラスのところで、演奏する手を止めて皆の声をじっと聴いてくれてた。
そこからドラムが入って、また時計の針が進むように曲が展開していく。
大好きな曲だから、届いてほしいなって思って大きな声で歌った。

余韻を引きずりながら、MCに耳を傾ける。

直井さん「皆歌上手いね。俺たちレコーディングで歌うけどこんなに上手く歌えた事ないよ(笑)」

「お待ちかね!クイズの続き!秀ちゃん!」
「昨日、食べた物の中でー・・・一番おいしかったのはー・・・何!藤くん通訳お願い!」

直井さんのひと言ひと言に対するお客さんの持ち上げ方が上手で笑った。
藤原さんに耳打ちする升さん。悩んだ様子で、2回ぐらい言い直してた(笑)

直井さん「藤くん答えをどうぞ!」
藤原さん「『台湾ラーメンが美味しかった』って!」
直井さん「正解!!」

話を進めようとして、チャマは~?って声が。
直井さん「俺が答えてもしょうがないけど、まともに答えると空心菜の炒め物が旨かった!」

直井さん「増川くん!そろそろ時間だよ!何か言い残した事はない?
潮の満ち引きでほら渡れなくなっちゃうからさ(笑)」

増川さん「言い残しゅ(噛んでしまって照れたように顔を隠す)
・・・言い残した事?さっき、後ろを向いたら秀ちゃんと目が合いました(笑)」

直井さん「藤くんは?言いたい事ない?」
藤原さん「ないです。あっても言葉にできない」

直井さん「じゃあ・・・曲に行きますか!」

「このツアーでまだ一回もやってない曲を」のひと言にざわざわと期待が交差する。
始めの一音が鳴った瞬間、膝から崩れ落ちそうになった。「embrace」やるなんてずるい。

すべてのフレーズに心を持っていかれた。最後、ゆっくり溜めながら歌うのが、また。
こんなの聴かされたらしばらくほわーっと放心してしまって、ため息しか出てこなかった。

お客さんの声援に応えて手を振って島を後にする4人。
藤原さんが増川さんのマイクに背中からぶつかってマイクが回っちゃって、
それを律儀にもくるっと一周回して元通りに直してた(笑)


星の鳥が流れる。暗くなったステージのスクリーンに、今日の日付と現在時刻。
しばらくして、再びメインステージに4人が戻ってくる。

「メーデー」の瞬発力というか、爆発力は観ていて元気をもらえる。
さっきまですぐそこにいた4人がまた遠いステージに立ってるのは不思議な感じがした。
升さんのドラムソロを観てると、行け~!って応援したくなる。

藤原さん「楽しそうだね」

「体調悪い人いないですか?大丈夫?何遍も同じ事聞くなって?(笑)」

「逆に大丈夫?って聞かれましたけど大丈夫です。
一期一会の人もいると思うので話しますけど・・・
指とか細くていつも大丈夫そうに見られないんですけど生まれつきで、
オギャーって生まれた時から親に『複雑な顔して生まれてきたね』って
言われ続けてきたんで大丈夫です。だからあんまり大丈夫?大丈夫?って聞かないで下さい。
あと3回ぐらい聞かれたら俺多分泣いちゃうから(笑)」

直井さん「藤くんもういい!もうやめて・・・!」

「・・・あ、チャマのMCももういい?藤くんももういい?(笑)
ほっとくと50分後ぐらい2人で『もういいよ~』ってやってるからね。
『藤くんもういいよ~』『チャマももういいよ~』って(笑)」

藤原「ほっとくとずっと喋ってるからね(笑)俺が喋るとすべるからもうやめときます」

直井さん「ほんとこうして見るとすごいよね。7000人だよ?
俺達千葉の佐倉市ってとこでバンドやってて、その頃はほとんど俺達の事を知ってる
人なんていなかったのにさ、今こんな風にライブやってんだよ」
温かい拍手が起こる。が、それと同時に直井さんのベースが予期せぬタイミングで鳴る。

直井さん「皆が拍手してくれてんのにベースに手が当たってブイン!って鳴っちゃった(笑)」

ゆったりとしたリズムにふわっと柔らかいギターの音。「angel fall」。
直井さんが手拍子を先導してたんだけど、タイミングが難しかった・・・
1.2.3.パン、1.2.3.パン、みたいなリズムの取り方でした。儚いんだけど和やかな、不思議な空気。

藤原さんが薄暗い中でギターを交換しようとして、ストラップが絡まる。
スタッフさんが駆け寄り、無事救出される。思わぬ事態に藤原さんも笑ってた。
「ピックとかもちゃんと拾っておかないと、後で『・・・ない!』ってなるからね」と藤原さん。

アコギに持ち替えて「supernova」。この曲はいっぱい歌詞が変わってた。
“本当のありがとうは・・・会いたかったぜ神戸ー!”の声にわっと歓声が上がる。
風に揺れる稲穂のように皆の手がゆらゆらしてる。この景色はスタンドの特権。
ドラムのキックの音だけになって、演奏が止み、静かになった広い会場に皆の声が響く。
皆の声に耳をじっと傾けるメンバー。ギターの音が入り、また物語が動き始める。
この曲にはいつも大切な事を教えてもらってる。この日だってそう。

藤原さんがアコギを弾き始める。ずっと聴いてたいと思う心地良さ。
深くて透明なギターの音が印象的な「beautiful glider」。
メンバー間の息もぴったりで和音がすっと入ってくる。モニタに座って演奏する直井さん。
この日も藤原さんが歌詞に合わせて大きく手を振ってました。

真っ赤に染まったステージにヒリヒリとしたギターが雷鳴のように鳴り響く。「カルマ」。
オイオイコールが起きて、この時ばかりはアリーナがライブハウスみたいに見えた。
叫ぶように歌ったかと思えば無垢にもなる藤原さんの声が魅力的。

「天体観測」を聴くと、そろそろライブも終盤なんだなぁって実感が急に沸いてくる。
この日もやっぱりAメロBメロがちょっと遅かった。と言うより多分イントロが速すぎた(笑)
ライブで聴くと、細かく歌のメロディを変化させてるのに気付く。
“今も一人追いかけてる”のところ、皆が一生懸命歌ってるのを見てじーんとしてしまった。

まぶしい光に包まれるステージ。曲が終わり、袖に向かうメンバー。

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by pochi-17 | 2012-07-10 23:21 | Live | Trackback | Comments(0)
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