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2013.10.17 BUMP OF CHICKEN TOUR 2013 WILLPOLIS@大阪城ホール2日目レポ前編

10月17日、大阪城ホールであったBUMP OF CHICKENのライブに行ってきました。
レポ遅すぎてもう需要ないと思いますがネタバレも気にしなくていいので好き放題書いてます。

去年のツアーは神戸だったから城ホールでBUMP観るのは2008年のホームシップ衛星以来?
何だかすごく懐かしい気持ちになったり、月日の経過を実感したライブでした。
レポと言うよりいつものように自分用の記録なので多少の誤差はお許しを。

日が暮れる前にツアートラックの写真を撮って、開場時間過ぎに列に並ぶ。
入場時にチケットと引き替えにQVCのライブでも使われてたザイロバンドが配られる。
今回もスタンド。Cの10列目で見晴らしのいい場所。
アリーナの後方には黒い幕がかけられたサブステージらしき物が。
サブステージ近くのブロックに入ってくるお客さんが一目散に柵付近に走ってく。
ローディーさんがチャマのアップライトベース、藤原さんの黒いアコギを運んでた。
遠目だったけど黒いギターケースにバンドのロゴが入ってるのが見えた。

お客さんのツアータオル所持率がすごくて、上から見てるとアリーナが真っ赤。
私の周りには男性が多かった気がする。男子二人組とかカップルとか。

ビジョンではザイロバンドの説明VTRがずっと流れててBGMがなかったのがちょっと残念。
サウンドチェックが始まって、アリーナの通路に立っていた立て札を持った
スタッフさんがひとり、またひとりと撤収するとそわそわしてくる。

開演時間の頃かな、おなじみのボレロが静かに流れてきてふわっと空気が揺れる。
段々その音量が大きくなってきて、みんなの手拍子も大きくなる。
いつもライブ前に聴くとボレロってこんなに長い曲だったっけ?って思う。
曲の盛り上がりも音量も最高潮に達したら客電が落ちて、
椅子がバタバタと跳ね上がる音がして総立ちに。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

前回のアリーナツアーのOP映像の続きのような映像がステージを覆う
スクリーンと両端に設置された小さめのビジョンに投影される。
飛行船、空を泳ぐピンクのアロワナみたいな巨大な魚、マスクを被った青年、少女。
青年が壁に何度も体当たりをするも、壁はびくともしない。
それでも諦めずに何度も体当たりをしていたら、ついに壁が崩れる。
光の輪から黄緑色の光る星が飛び出して、街に吸い込まれてく。

書いてはみたものの実はあまりストーリー覚えてなかったりする・・・。
ビジョンの映像が明るくなるとスクリーンの奥のステージが透けて見えるのが気になって。

映像が終わると一瞬真っ暗になった後、ザイロバンドが輝きだして目の前が星空みたいな光景に。
ステージには薄い幕がかけられていて、ステージの後ろから照らす光で
メンバーの姿がシルエットになって投影されてる。タオルを掲げるチャマ。手を上げる藤原さん。

心臓の跳ねる音みたいなドラムのリズム。「Stage of the ground」。
藤原さんが歌い始めて、それに呼応するようにコーラスが入ってギターのイントロに繋がっていく。
幕が上がると同時に花火の音と共に銀テープが派手に発射されてアリーナにひらひら舞い降りる。
スタンドCだとさすがに特効の類は全然届かないから羨ましかったな。

明るくなってメンバーの姿が。遠いけどはっきり見えた。
ビジョンの左端がちょうど吊り下げてある機材に被って見づらかったんだけど
今回はシンプルな縦割りの4分割でメンバーを映すんじゃなくて、
コラージュ写真みたいに斜めに割った感じの構図でも映したりしてた。

服装はQVCの時と同じベスト盤のアー写の衣装。こんな衣装らしい衣装って初めてじゃない?
暗くなるとチャマのスニーカーのソールが蛍光の黄色に光ってた。藤原さんは黒のナイキのスニーカー。

チャマが冒頭のコーラスを煽る。「firefly」。何かの気配を感じて振り返ったら
スタンドの上段からLEDが内蔵された大きな風船がごろごろ転がってきてびっくり。
firefly、ライブで聴くと音源とはかなり印象が違った。熱い曲。

「虹を待つ人」ではアリーナに紙吹雪が。のっけから特効だらけ!
みんなの腕のザイロバンドの光が揺れてる光景がすごく綺麗でそれだけで胸がいっぱいになった。
歌い始めのところ、チャマがシーケンサー?みたいなのを触ってたっけ。


チャマ「BUMP OF CHICKENです!この4人を代表して言わせてください!楽しい?
朝は寒かったけど暑いね!びっくりした。このみんなで集まってライブができるのは一度きり、
今日だけなので、今日ここの場所が一番!ってなるようにみんなでこのライブを作って行きましょう!
俺は当たり前に明日が来るとは思ってないし、チケットが取れなかったり、仕事だったりで
今日来たくても来れなかった人もいると思うのでその来れなかった人にも届けるつもりで演奏します!
昨日も来てくれた人ー!昨日も来てくれた人とか、今回のツアー何回も来てくれてる人とかは
『チャマまた同じ事喋ってるな~』って思ってるかもしれないけど(笑)」


増川さんがギターを掻き鳴らす。「オンリーロンリーグローリー」
“おはよう ごめんな 寂しかっただろ?”だけでもぐっときてたけど、
“孤独じゃない”が“ひとりじゃない”に変わってたのも。
藤原さんが「会いたかったよー!」って叫んでた。

ステージが暗転した後、聴こえてきたのは「ゼロ」のイントロ。
さっきまでとは打って変わって、重厚で荘厳な雰囲気。
去年のツアーでも演奏されてたからそんなに構えずに聴いてたんだけど、
藤原さんの歌が入った瞬間、そのまっすぐ突き刺さる歌声に圧倒された。
曲が終わった時、空調の音すら聞こえる程に静かだった。

澄んだギターのイントロ。懐かしい音色。「ギルド」。
この曲を聴くと辛かった時の事を思い出してしまうからipodにも入れず、ずっと聴いてなかった。
自分にとってギルドは気軽に聴ける曲じゃない。だけどライブでは避ける事ができない。

“汚れたって受け止めて 世界は君のモンだ
構わないから その姿で生きるべきなんだよ
それも全て 気が狂うほど 愛しい日常”

苦しくなってぼろぼろ泣きながら聴いてたら、こんな風に歌ってくれて余計泣けた。
歌い終わった後に藤原さんが優しい声でありがとう、って。

藤原さん「具合悪い人いない?大丈夫?もし具合悪くなったりしたら近くの人とか係の人に言ってね」

場内が真っ暗になった後、藤原さんと増川さんに柔らかい光があてられる。「花の名」。
増川さんは藤原さんの方を向いて、藤原さんの呼吸に合わせてゆっくりとギターを爪弾く。
ドラムが入るところで升さん、ベースが入るところでチャマの所にも光が射す。

“歌う力を借りたから今日のうちに返さなきゃ”
“僕がここに置く唄は みんなと分けた証拠で”

他にもあったような気がするけど思い出せない。
すごく丁寧に歌っていて、サビ終わりで拍手が起こりそうになるぐらい歌詞が変わってた。

藤原さんのギターが奏でるアルペジオ。次第にラフに弾くようになって歌い始める。
途中、プレゼントのイントロみたいに聴こえてドキッとしたけど「ダイヤモンド」でした。
“ひとつだけ ひとつだけ”のところ、みんな真っ直ぐに指を伸ばしてぴょんぴょん跳ねる。
BUMPのライブに行き始めた頃はダイヤモンドでいつも心が揺れてたけど、
今はあの頃の自分を俯瞰して見ている部分もあるなぁって思ったりした。

曲が終わって、アリーナ後方に設けられたサブステージの幕が取り払われる。
アリーナのブロックの間をメンバーがゆっくりと歩いてサブステージに向かう。
みんなハイタッチしたりペットボトル投げたり、結構ブロックの端まで行ってあげてた。
いつの間にかチャマがジャケットを脱いでグレーのタンクトップに。
サブステージだと近いけど最近ライブハウスに行く事の方が多いから遠く感じてしまった。


チャマ「改めまして、BUMP OF CHICKENです!ここでメンバー紹介を。ベースやってます、
直井由文ことチャマです!『チャマ!チャマ!』って呼ばれてるの、俺やで!」

と、満面の笑顔で自己紹介。

チャマ「ずっと『チャマ?・・・はて?』って思ってた、娘さんに
連れてこられたそこのお父さん、聞く手間が省けましたね!
ツアー中の空き時間はモンハンやってます!すれ違ったら登録お願いします!」

チャマ「ギターボーカル、藤原基央くん!」

ドラム台に腰掛けてリラックスしてた藤原さんが慌ててマイクのとこに(笑)

チャマ「藤くんもモンハンやってるよね。俺が困ったら助けてくれます!
何の話だか分からないって人、ごめんなさい!(笑)ギター、増川弘明くん!
ヒロもモンハンやってて、敵を倒してくれます!ドラム、升秀夫くん!秀ちゃんの祖先は大阪の人です!
秀ちゃんは俺らがモンハンやってる時、椅子に座ってこうやって(首をカクンと)ます!
寝れば?って言ったら、『今寝たら夜寝られなくなる』って言って眠気と闘ってます(笑)
秀ちゃんはこう見えても天然なんだよね。しっかりしる風に見られるんだけど、天然です!」

チャマ「そして、いつもお世話になってます。スタッフの皆さん!このビジョンとか照明とか・・・
分からないけど多分セッティングしたりしてくれてるでしょ?いつもありがとうございます!
今回のツアーをずっと撮ってくれてるカメラマンの古渓さん!そして!今日の主役!みんな!!」

客席から「藤くんあいしてるー!」って声が飛んだ後にざわつく場内。
近くにいた人によると「藤くんあいてるー!」って聞こえたみたいで
藤原さんがチャックを確認してかぶりを振ってたらしい・・・(笑)

サブステージ、去年のツアーで言うところの恥ずかし島で演奏されたのは「グッドラック」。
増川さんがアコギのフレーズをループさせて弾いてて、
そこにタイミングを見計らって藤原さんが入る。1番は二人だけで、
2番からドラム、アップライトベースが入るアレンジ。
チャマはベースの出番がないところはドラム台に腰掛けてた。
微妙に増川さんのアコギと藤原さんの歌がずれて聴こえるのが気になる。

アコギのイントロが聴こえた時、歓声が上がったのは「スノースマイル」。
歌い始めの藤原さんの歌声がやわらかくて包み込まれるようで溶けそうになる。
アップライトベースの丸っこい音もそんな歌声によく合ってた。
転調するところの升さんのドラムのスティックさばきがかっこ良くてドキッとした。
曲の終盤で藤原さんが足元にピック落としたけど拾わず、新しいのも手に取らずそのまま弾いてた。

曲が終わって、上手側のドアを出てステージに戻るメンバー。
誰が投げたんだろ、ボトルの水が結構派手にぶちまけられてたっけ。
最後までお客さんの相手をしてた藤原さんが通用口の扉のとこに立って手を上げて
歓声に応えてたのが通路の明かりに照らされてシルエットになって見えた。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

星の鳥が流れて、ステージの幕には現在時刻が投影されてる。

20 04 xxxx
17 10 2013

しばらくして「メーデー」のイントロが鳴って後半戦の幕が落とされる。

転換の間に着替えてて藤原さんは白の無地のTシャツ、増川さんは黒の無地のTシャツ、
チャマはタンクトップのままだったかな?升さんは何色のTシャツだったっけ。

また新しくスタートを切るような、まっさらなライブが始まるって錯覚しそうになる。
LEDの風船がまたスタンドの上段からごろごろ転がってきた。
いつも間奏のドラムソロに釘付けになるんだけど、ジャーン!ってやった時の
増川さんのギターの鳴りが最高にかっこ良くて心奪われた。

セットリストは見ずに参加したもののみんなの反応で大体前日にやった曲は分かったんだけど、
「K」の時のみんなの歓声と言うか息を飲むような瞬間はちょっと特殊だった気がする。
演奏も歌も心に迫ってくるものがあって、ほんとあっという間だった。
最後の一音が鳴り止むまで瞬きするのも惜しかった。終わり方がかっこいいんだまた。

「車輪の唄」は何だろう、今聴くとすごくグッときて心がぎゅっとなる。
“約束だよ 必ず いつの日かまた会おう”ってフレーズがMCでチャマが話してた
“今日このメンバーで集まってライブが出来るのは一回きり”って言葉と重なって。
メロディの展開とストーリーの展開がリンクして、映画を観てるような気分になる。
朝焼けみたいなオレンジ色の照明も綺麗だった。


藤原さん「ありがとう。具合悪い人いませんか?大丈夫?ひとつ画期的な提案があるんですけど。
せーの!って言ったらみんな一歩、一歩が無理な人は数センチだけでもいいから、
ちょっとだけ下がってもらえませんか?いいですか?せーの!(みんな一歩下がる)
ご協力ありがとうございます。スタンドのみんなもご静聴ありがとうございました」

客席から「チャマお誕生日おめでとー!」って声が飛ぶ。

藤原さん「10月9日、チャマくんお誕生日で34歳になりました。
初めて俺らが大阪でライブしたのは15年ぐらい前だったんですけど、
海遊館の近く、海のそばのベイサイドジェニーってとこでライブをして。
確かまだ10代の時だったと思うんですよ。34-15で19歳。合ってると思うんだけど。
いや年齢サバ読んでるとかじゃなくて。俺の記憶が正しければね。
そん時に生まれた子供がもう15歳とかですか?そりゃ歳も取るよね。
今日来てくれてる人の中にはまだ生まれてない人もいるかもしれないし」

チャマ「最近思うんだけど、ひとつの事を続けるって本当にすごいなって。
いや別に辞めたいとかじゃなくて大変だなって。それもここにいるみんなのお陰です」

増川さん「初めて大阪でライブやった時、アメ村だっけ?アメ村行ったり海遊館行ったりしたよね。
夜にライブあるのに朝から遊びに行っちゃうの。あの頃バカだったから(笑)」

藤原さん「海遊館でジンベエザメ見たよね」
増川さん「アメ村に行って、東京でも買える物をわざわざ大阪で買ったりしてた(笑)」
藤原さん「俺、あの時お揃いで買ったTシャツまだ持ってるよ。この間出てきた」

増川さん「アメ村の公園・・・三角公園?あそこの近くにロボットの形の電気があったの覚えてる?」
藤原さん「ロボットの電気?ロボットの電気があるの?三角公園に?・・・深みのない話だな(笑)」
増川さん「ごめん(笑)」
藤原さん「別にお前は悪くない。悪いのは俺とみんなだから。全員の責任ですよ」

藤原さん「・・・あと二曲なんですけどね」

当然みんなから、えー!って声が飛ぶ。

藤原さん「俺だって終わりたくないよ。ずっと歌ってたいよ。
言おうか言うまいか迷ったんですけど、何も言わずやり逃げみたいなのも嫌じゃないですか。
バーッて歌うだけ歌って、終わったらあっち(上手を指差す)にバーッて帰って行くのもね。
あ、向こう(下手)か。勝ち逃げみたいじゃないですか。別に勝ち負けじゃないですけど。
・・・ライブなのに時計着けてた。時計してると萎えるよね(と言いながら腕時計を外す)
G-SHOCKだから投げても大丈夫なんですけど、ここ(ドラム台)に置いておきます」

藤原さん「天体観測!」

航空写真がビジョンに映って、ズームしていった先には大阪城ホールが。
「天体観測」で今度は金テープが打ち上がる。特効に次ぐ特効。
いつもライブで天体観測を聴くとイントロでテンポが速くなりすぎて
Aメロで失速するのが気になるんだけどこの日はそうでもなかった気が。
チャマのジャンプを見ると、あーライブだなぁって実感する。

暗くなった後、みんなのザイロバンドが一斉に点灯する。
「supernova」のライブにおいての役割だとか、存在がどんどん大きくなっていってる。
心の中がじわじわと満たされていって、溢れてしまいそうになる。

“本当のありがとうは ありがとうじゃ足りないんだ でも”

藤原さんの声とみんなの声が重なる。
間奏のところでは藤原さんの「せーの!」の掛け声でみんなが歌って、
それに続いてハモりのメロディーで藤原さんが一緒に歌ってくれた。
みんなの歌声も演奏も、あったかかった。


演奏を終え、歓声に応えながらステージを後にするメンバー。深々とお辞儀をする藤原さん。
場内が暗くなって、手拍子が始まったけどすぐにSupernovaの合唱に変わる。
その間もザイロバンドがきらきら光ってた。



by pochi-17 | 2013-11-01 00:57 | Live

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