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2014.7.4 髭 The First Half of ”DECADE”@梅田クラブクアトロ

7月4日、心斎橋クラブクアトロであった髭の10周年記念ライブに行ってきました。

「The First Half of ”DECADE”」と題し、10周年の上半期を締めくくる
東名阪を巡るツアーで「10周年を総括するライブ」という須藤さんの言葉通り
ライブでも滅多に演奏されていなかった初期の曲から新曲まで網羅した
セットリストで、ライブで初めて聴けた曲もあって良かった。

髭ちゃんの10年間に自分が髭ちゃんと出会ってからの年月を重ねたりして、
今の自分があるのは髭ちゃんがそばにいてくれたからだなぁって実感した。
ハッピーな気分になれる曲もぐっとくる曲も、トリップしそうな曲も全部
髭ちゃんらしくて素敵だなぁと改めて髭ちゃん愛を再確認した夜でした。
最初からまとめに入ってしまったけどいつも通りのゆるっとレポです。雰囲気だけでも伝われば。

去年のペト髭以来のクアトロ。エレベーターで10階まで上がって整列場所の
階段に行こうとしたら、ロビーで斎藤さんがマネージャーさんと喋ってるのが見えた。
この日の整理番号は60番。平日という事もあって人は少なめ。
髭ちゃんのライブに来ると、よく見かけるなって人が結構いる。リピーター多いんだろうな。
番号呼ばれて中へ。想像以上に人が少なくて若干動揺しつつもセンター2列目待機。
開演まで1時間あったから徐々に人も増えてきて一安心。
待ってる間、無駄にきょろきょろしてたらフォロワーさんを発見してご挨拶。

開場BGMは須藤さんセレクトだったのかな、割とアコギでゆったりした曲が多かった印象。
開演5分前になってもサウンドチェックが始まらない。3分前ぐらいになってようやく始まる。
斎藤エフェクターボードは3つか4つぐらいペダルが付いててそのうちひとつがワウペダル。
須藤さんのエフェクターボードビニールかぶせてあった。もしや汗対策…?
コテイスイさんの緑の棒には鯉のぼりが刺してあった。上手の端にハイジの旗も見える。
須藤さんの後ろのアンプの上にボトルの水とお花?みたいなものが。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

開演時間を少し過ぎてフロアの照明が落とされる。
おなじみのミラクルズのSEに乗って下手からメンバーが登場。
ひときわ目を引く紙袋をかぶってたコテイスイさん。
紙袋にはガーベラのお花と風船、ケンちゃんって書いた紙がぺたっと。
後ろには本日は佐藤康一ですとかって書いてあった(笑)
2列目とはいえ、ステージが近くて今にも手が届きそう。

需要あるか分からないけど一応恒例のファッションチェック。
斎藤さんは紺地に淡いオレンジっぽい小花柄のシャツ、
細身の青系のドット柄パンツ、紺色のキャンバス地のデッキシューズっぽい靴。
須藤さんは黒のライトがあたると向こう側が透けるぐらい薄いシャツ、
クロップド丈の裾を絞るタイプのてろてろ素材のパンツ、黒のレザーのコンバース。
宮川さんはこげ茶地に水色のランダムなドット柄のシャツ、
黒のパンツ、初めの方はベージュ?のハットかぶってた。
コテイスイさん赤のアロハ(下は忘れた)gomesさんは赤のTシャツ、
謙介さんは白いトムとジェリー?のTシャツに色落ち感のあるくるぶし丈のロールアップしたデニム。
女の子が着ても似合いそう。両耳にシルバーの大きめのフープピアス。

それぞれが定位置について、まず初めの音出し。そのままMR.アメリカ!
これぞ髭ちゃん!っていう抜群の安定感。
相変わらず宮川さんの指弾きのイントロかっこいい。
斎藤さんの動きのキレに気合いを感じる。gomesさんはギター弾いてた。

ブラッディ・マリー、気をつけろ!で更にステージとフロアを髭ちゃん色に染めていく。
この曲だったかな、斎藤さんがステージの淵に腰かけてにこにこしながらギター弾いてた。
あと須藤さんがおねだりポーズみたいにして組んだ手を左右に振っててきゅんとした。


須藤さん「改めまして髭です!」

一発目のMCなのに改めましてなんだと思って笑ってしまった。


須藤さん「今日はThe First Half of ”DECADE”と題して、
髭のこの10年を振り返るようなライブをしたいと思っていて。
今日はワンマンなので皆とも長い時間一緒にいれて僕も嬉しいです」


2人はブルージーンズまでやってくれるとは!音源聴くと須藤さんの歌い方が
若くてびっくりするんだけど今ライブで聴くとかっこよかったな。
上手に行こうとした斎藤さんがすっ転んで謙介さんがびっくりして笑ってた。
もっともっと初期の曲聴きたい!A-haとか1mgとか挙げだしたらきりがないけど!

有限の脳でマスターベーションは最近またライブで演奏されてるって
小耳に挟んで聴きたい!って思ってた曲。すごいライブ化けする曲だった。
ゆらゆら身振り手振りを交えながら歌う須藤さん。
毒を含んだサイケデリックと頭がもげそうなトリップ感が癖になる。

ループする宮川さんのベースが癖になるなんとなくベストフレンド。
畳みかけるような間奏からのあのフレーズは思わずフー!ってなる。
そのあたりずっと宮川さん見てたけど目線はずっと手元でやたらクールだった。

謙介さんコテイスイさんのツインドラム、黒にそめろ。久々に聴いたけど文句なしにかっこいい。
コテイスイさんのドラムセットはシンプルなものだったんだけどやっぱりツインドラムいいな。

須藤さん「次にやる曲は2005年ぐらいに出た曲なんだけど、
曲自体は10年ぐらい前からある古い曲です」と君のあふれる音。
須藤さんのギターのタッチは弦に触れるか触れないかぐらいのやわらかさ。
皆聴き入っちゃって、曲の後「こんな曲の後だけど、はりきれます?さっきのは嘘だよ!」って。

斎藤さんのワウワウギターと一緒に皆で合唱。ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク2。
曲名も歌い始めの歌詞もポップなのに、転調するあたりからまるで別の曲みたいに変化する。
いつも謙介さんの泣き叫ぶような表情で連打するドラムに目を奪われて釘づけになる。
須藤さんのボーカルには耳を奪われて、ステージに吸い込まれそうになる。

須藤さん「俺ってイカしてるかな?」

ハンドマイクになった須藤さんがフロアに身を乗り出して押しが。イカしてる俺は×××
手を伸ばしたら須藤さんの手に届いた。汗をかいてたからか冷たかった。
至近距離で下から須藤さんを見上げてるとだんだん非現実的な感じがしてくる。

ボーナス・トラックもイントロ聴いただけでめっちゃあがる曲。最高!
結構この曲の歌詞間違える事多いから今日は大丈夫かなぁって親心的な心理が。
3対1で2点のビハインドのとこ指で3、1、2ってやってくるっと裏返す須藤さん。
何だろう、いつもこの曲のサビでYO!YO!みたいなラッパーのノリになってしまう。
あと斎藤さんのダンスのキレがやばい。この曲ではギターよりダンスに夢中になる斎藤さん。

意外にもこのタイミングで虹。君もそう思うよねのとこ歌わないでフロアの皆を見る須藤さん。
皆が手をゆっくりと振ってハッピーでピースフルな空気に満ちていく。
アルマジロのとこは指で輪っかを作って、僕を見ておくれでは手で双眼鏡のポーズ。かわいいな。
曲の終盤、満面の笑顔で手を振る須藤さんを見てたらいつも心がきゅっとなる。


須藤さん「…ちょっと待って汗拭いていい?ビールないの?」
そしたらスタッフさんがSTOUTの黒の缶ビールを持ってきてくれて。
須藤さん「…ありがとう!昨日1ダースもらったけど今日見たらもうなかったから
昨日相当飲んだんだなって(笑)ビールは黒でも白でもおいしいね!」

斎藤さん「…白?」
須藤さん「黒じゃないって事。斎藤くん細かい!」
斎藤さん「そういうとこ俺細かいからね(笑)」

須藤さん「せっかくだからメンバー紹介しようか。ギター、斎藤くん!
(何て言ったか忘れけど関西弁を話す斎藤さん。それに負けじと
須藤さんが関西弁で返しすも、須藤の関西弁はあんまり上手くない!と)

須藤さん「みんなが想像してる以上に俺は関西弁に憧れてるからね。
明石家さんまさんみたいなコテコテな関西弁の人って関西でもいないでしょ?
さりげない関西弁がいいの。関西の人が東京に出てきて喫茶店とかで店員さんに
『さっきコーヒー頼んだやろ?』みたいな関西弁がぽろっと出たら、
どこ??どこに関西の人がいるんですか??…ここにいたーーっ!ってなるからね」

文字通り目をきらきらさせながら喋る須藤さん。かわいーひとだなーもう。

斎藤さん「バンドやってて10年目にもなるとスタッフの方に色々美味しいお店を
教えてもらえて、外音を作ってるPAのスタッフさんに美味しいうどん屋さんを
教えてもらって『須藤、一緒に食べに行こう!』って言って行ったんだよね」

須藤さん「地下一階にあるうどん屋さんにね。昨日は餃子だったんだけど。
食べてみたらすっごい美味しいの!こんなうどん初めて食べました!ってぐらいダシとか美味しくて」

斎藤さん「店内に響き渡ったもんね。須藤の『…おいしーーー!何これ!?』って声が(笑)
その時あぁ、この子はいい子だなぁと思いました」

須藤さん「『ひゃー!おいしい!』って言っちゃったもん。美味しくて目が覚めた!」

ほんとに美味しかったんだろうなぁ。そのうどん屋さんどこ!
そう言えばこの日はちゃんと梅田の発音合ってたのにその後ラジオではまた戻ってた(笑)

須藤さん「梅田ってラブホテル多くない?俺達のいた所がたまたまそうだった
だけなのかもしれないけど、前を通る時に思わず一礼しちゃったもん」

斎藤さん「屋上にある自由の女神像とかのクオリティすごいよね、思わず敬礼しちゃうもん」
須藤さん「敬礼じゃなくて一礼だから!敬礼してどうすんの(笑)」

須藤さん「斎藤くん、昔はこういうステージの上にある鉄パイプとか、
つかまらないで下さい!って書いてあるやつ、届けば雲梯みたいにぶら下がってたよね
ドンキーコングみたいにさ。そしたら天井ごと鉄パイプが落ちてきちゃって。
斎藤くん、あれだったよね?アメリカの漫画とかで穴に落ちてるのに
気付かないで歩いてんだけど気付いた瞬間にぴゅーって落ちるやつ!」

斎藤さん「そういうのがロックだと思う時期だったんだよね」

須藤さん「それで客も『いいぞもっと破壊しろー!』みたいに盛り上がって、
アナーキーなすっごくいいライブして。そしたらライブ後にそのライブハウスの
店長に呼び出されたんだよね。これは褒められるなと思ってガチャって開けて、
『今日は本当に最高のライブでしたありがとうございました!』ってそのまま閉めちゃったの(笑)
今だったら怒られてるか褒められてるかぐらい分かるんだけど当時は分かんなかったんだろうね。
その頃ちょうどアスベストが問題になって騒がれてた時期で…斎藤くんにその粉降りかかってたよね」

斎藤さん「俺が一番その粉浴びたからね(笑)粉雪みたいにパラパラ落ちてきて。レミオロメンより先だった」
須藤さん「ちゃんと弁償したんだけどそれから呼ばれてなくてもう出してもらえないのかなって」

須藤さん「ベース、宮川くん!」

コーラス用のマイクがないから喋らないのかと思いきや、ステージ上手の端に
棚みたいなのがあって、なんとそこに宮川さん用のマイクが…!
自分のマイクを持ってなぜか須藤さんの方にずんずん近づいて行く宮川さん。

須藤さん「ちょっと何!?怖いんだけど(笑)自分のマイクで喋りゃいいじゃん!」

宮川さん「いつものクセで(笑)昨日はMO'SOME TONEBENDERとの対バンで、
俺はいつも武井さんの事を『武井マッチョ先輩』って呼んでたんですけど、
武井さんに最近体鍛えてないって言われて『じゃあマッチョ先輩って呼べないですよ』って
言ったら『武井(ゆるふわ)先輩』って呼んでって言われました」

ちゃんと武井かっこゆるふわ先輩って忠実に再現する宮川さん。

須藤さん「残るただ一人の正式メンバー、コテイスイ!」

コテイスイさん「モーサムの勇さん(だったはず、多分)の事をずっと
年上だと思っておじさんとかって呼んでたら自分の方がひとつ上だったっていう(笑)」

須藤さん「gomes!」

照れくさそうにはにかんだままじっと立ってるgomesさん。

須藤さん「gomes、何俺が話振るの待ってんの!自分から喋って!」
gomesさん「…楽しいです(かろうじてマイクが拾えるレベルの小声で)」

須藤さん「何この気温差!ライブ終わったらすぐ帰りますみたいな。
俺は汗拭かなきゃ帰れないよ!…ドラム、謙介!謙介今日のライブどう?

謙介さん「楽しー!」


須藤さん「…次に歌うのは新曲なんですけど…10周年を迎えて、
メンバーの脱退とかもあって…そんな事初めてだったし
僕も思うところがあったんでしょうね。自分で言うのもなんだけど(笑)」

そんな事をはぐらかすようにちょっと寂しそうに笑う須藤さんを見てるのがつらかった。
なんて素敵ないびつは初めてライブで聴けた。YouTubeで聴いた時はラブソングかなって
思ったけど聴いてるうちにだんだん違った意味を持っているような気がしてきた。
“心配ないよ”ってフレーズのリフレイン、ずっとこの言葉が聞きたかったんだなって思った。
込み上げてくるものが抑えられずステージから目をそらした。
後半の斎藤さんのギターのフレーズは青空を彷彿とさせる。gomesさんのコーラス優しかったな。

その後に三日月だったから泣かせにかかってるのかなって思ったけど何とかこらえた。
gomesさんが入ってからこの曲更に美しさが増して、神々しさすら感じる。
後奏の斎藤さんのギターが本当に素晴らしい。まるで歌ってるようなギター。

この流れで僕についておいでは本当にずるい(髭ちゃん分かってるね!)。
最初入り込みすぎて割と真剣に聴いてたんだけど歌ってる須藤さんの
表情がやわらかくて、それにつられていい意味でふっと肩の力が抜けた。

イントロに入るまでのフレーズを聴いて、こんな曲あったかな?って思ったのが
嘘とガイコツとママのジュース。ピンク色の照明がやけにムーディー。
須藤さん、この曲の歌詞に合わせた動きもかわいかった。扉を次々開けていくのとか。
間奏で斎藤さんがステージの淵に腰掛けてギター弾いてたのを眺めてたら、
須藤さんが頭からボトルの水をどぼどぼかぶっててびっくりした。
曲の後律儀にタオルで拭く須藤さん(ざっと足でだったけど)。
後からスタッフさんがちゃんと出てきて拭いてくれて、
「ありがとう、ごめんね。感極まっちゃって。こういう事したらほんとに怒られる時あるからね。
機材が壊れたらどうするんですか!って。37にもなって真面目に怒られるっていう」って。

聴かせる曲が続いたせいか斎藤さんが「今日は雑じゃないな、もっと雑に行こう」って。
ちょうどその時に須藤さんがアンプの上のボトルを落として笑ってしまった。

マネージャーさんが人数分のビールを運んでくる。
皆それぞれビールを持って乾杯の準備。斎藤さんが乾杯の音頭を取る事に。

斎藤さん「髭の10周年を祝って…チアーズ!」
宮川さん「待って!俺は日本人だから今の乾杯じゃ納得できない!」

仕切り直して宮川さんが「乾杯ー!」って。
斎藤さんが「♪乾杯ー今君の人生はー」って歌い出して、
皆で手拍子したら「そうなったら歌わなくなるタイプだから」ってすぐやめちゃって、
そしたら宮川さんが「長渕はギター叩くよ!」ってベースのボディをノックしながら
「♪乾杯ー今君の人生はー大きな大きな舞台に立ち」って歌ってた。斎藤さんいい声だったなぁ。

乾杯が終わったビールをそっと床に置くコテイスイさん。
須藤さんが「飲まない人のビール飲んであげるね!」ってすかさず回収。
須藤さん「髭の10年と皆の10年に乾杯!」

斎藤さん「康一くん、俺達を東京まで送り届けてくれ!帰ったら口座から心ばかりの餞別渡すから」
須藤さん「…何また細かい話?(笑)」

須藤さん「この2人、地方の打ち上げとか年々タチが悪くなってきてるんだよね」
斎藤さん「途中で須藤が嫌そうにしてるの分かるんだけど、コミュニケーションを
取るのが苦手だから今日全部出さないと!って結局空回っちゃって」

須藤さん「今日は金曜日だから遠くの人は帰らなきゃいけないけど
近くの人はこの後また飲みに行ったりできるでしょ?
心斎橋っつーんですか?難波っつーんですか?十三っつーんですか?(笑)」

宮川さん、いちいちマイクを取りに行かないといけないから話に入るタイミングがずれて、
「今度からはマイクスタンド立ててもらって…」とか言ってたら須藤さんが
「それだったらこうしておけばいいじゃん!」って宮川さんの首にコード3周巻いて
マイク垂らして「シド・ヴィシャスみたい!」って(笑)

須藤さん「…曲行くから宮川くん何か喋ってよ!」
宮川さん「皆ハリキってるかー!!」
お客さん「\イェー!!/」
宮川さん「あと何言えばいいの?」
須藤さん「自由でいいよ!」
宮川さん「自由でいいんだぞー!!」

宮川さんのマイクパフォーマンス…須藤さんそういうつもりで言ったんじゃ…
ぐるぐる巻きの宮川さん、曲中にそっとスタッフさんに救出されてた(笑)
新しいアレンジのハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョークはコテイスイさんの
パーカッションがフィーチャーされててうきうきして踊りだしたくなってくる。

ひとしきりハリキった後でそれではみなさん良い旅を!はやばい。
須藤さんの\大阪の時間だよー!/に沸くフロア。そこは梅田じゃないのね。
すごく楽しいのに、いつも“何もかも過ぎてくよ 忘れるよ”のとこでぐっときてしまう。
間奏でのgomesさんのピアノソロも素敵だったなぁ。

須藤さんが天に向かって広げた両手を伸ばす。テキーラ!テキーラ!
フロアの天井のミラーボールもいつの間にか回ってた。
ハンドマイクの須藤さんに目が行きがちだけど、演奏面でも最高にクールな曲。

本編ラストはハートのキング。かっこ良すぎでしょ。
“確かなモノなど何もないのさ 信じるモノより君が欲しい”ってフレーズに心を鷲掴みにされる。
須藤さんと一緒に謙介さんも歌いながらドラム叩いてたのが何だか嬉しかったな。
謙介さんのドラムの力強さと須藤さんの気怠い歌い方が不思議とマッチしてた。

演奏を終えてメンバーが袖へ。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

すぐに起こるアンコールの手拍子。そしたらすぐに出てきてくれた。
え?本当に引っ込んだ?ほんの一口水を飲む時間ぐらいしかなかったよ?(笑)

須藤さん「大阪いいね!昨日よりいいよ!渋谷よりいい!
東京だったら思い付いたらすぐライブできるけど
大阪はたまにしか来れない。でもたまに会うからいいんだよね。
今日は大阪以外の場所からも集まってくれてるんでしょ?
秋から始まるツアーではそこにも行くので、皆また元気で…会いましょう」

須藤さん「…何も言う事ないけど皆と一緒に過ごす時間が減っちゃうから曲行くの嫌だな」
斎藤さん「(フロアの)端から皆のこの10年の話ひとりずつ聞いていく?」
須藤さん「俺、2列目か3列目の人の頃になると鼻ちょうちん出てるよ!」

須藤さん「10年前なんて思い出したくもないって人もいるでしょ?俺達だってそうだもん。
10年後もこうして皆で楽しくやってたいね。10年後は今日のクアトロの話とかしてるのかな?」

明日の事も分からない毎日だけど、そうだったらいいなぁって。不覚にもうるっときた。
アンコール1曲目はYouTubeで発表されてる新曲の闇をひとつまみ。
4月のMUSEで聴いた時もこの日もやっぱり同じフレーズで胸が詰まった。
斎藤さんのギターが優しく包んでくれる感じがしてたまらなくなる。

最後に向かってもう一盛り上がり、ロックンロールと五人の囚人。
間奏明け“…ナイフ…レモネード…テポドン…ガンジー…”って
言葉を置くように歌う須藤さんがすごくかっこよかった。
謙介さんのメリハリの効いたドラムがこの曲によく似合ってた。

ラストはダーティーな世界(Put Your Head)。
“僕達は深い暗い海の中、光の届かない、暗い暗い暗い暗い…
もっともっともっともっと…力を抜いて。さぁ僕達は自由だよ…”
囁くような須藤さんの声は異次元にワープしそうな妖しさ。
導入部分の頭がくらくらするサイケデリックな雰囲気、
間奏での爆発力、どこを切り取っても最高という言葉しか見つからない。
アウトロ部分もアレンジされててかなり長い時間演奏されてた。

演奏を終えてひとりひとりステージを後にするメンバー。
最後はける時、謙介さんはスティック投げ込んで、コテさんは紙袋投げ込んでた(笑)

終わってすぐフォロワーさんと合流。初めましての方も久しぶりの方もいて嬉しかったな。
クアトロのロビーの壁に飾ってあるサイン入りの煉瓦の中にRaccoさんのもあった。
aikoとかくるりとか、他に写真撮るべきなのいっぱいあったけどそれだけ撮ってきた。
クアトロを出て、駅までフォロワーさんと思い出し笑いしながら歩いて帰った。

この10年、髭ちゃんも自分も色々な事があって、ライブを観ている最中も
その時々の事がよみがえってきたりして込み上げてくるものもあったけど、
髭ちゃんを好きになってからいつもそばに髭ちゃんの音楽がいてくれて、
つらい時にそっと寄り添ってくれたのも、色んな人と出会っていっぱい笑えたのも、
自分と向き合う勇気も髭ちゃんの音楽がくれたものだったなぁって。
ライブを観るたびに髭ちゃんへの愛おしさが増していっててもうどうしようもない。

ライブ中、宮川さんが「さっきお客さんが踊ってるの見たらこう…鼻水が(笑)」って
言いながら鼻すすってて、鼻水かい!って内心突っ込んだけど、
私は楽しそうに演奏してるメンバーを見てるといつもそんな風になるよ。
髭ちゃんとはこれからもできればずっと、一緒に楽しい時間が過ごせたらいいなぁ。


改めまして、髭ちゃん10周年おめでとうございます!


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

2014.07.04 髭 The First Half of ”DECADE”@梅田クラブクアトロセットリスト
(フォロワーさんに教えていただきました。ありがとうございます!)


01.MR.アメリカ
02.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
03.2人はブルージーンズ
04.有限の脳でマスターベーション
05.なんとなくベストフレンド
06.黒にそめろ
07.君のあふれる音
08.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク2
09.イカしてる俺は×××
10.ボーナス・トラック
11.虹
12.なんて素敵ないびつ
13.三日月
14.僕についておいで
15.嘘とガイコツとママのジュース
16.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
17.それではみなさん良い旅を!
18.テキーラ!テキーラ!
19.ハートのキング

EN
01.闇をひとつまみ
02.ロックンロールと五人の囚人
03.ダーティーな世界(Put Your Head)



by pochi-17 | 2014-07-15 23:47 | Live

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