2015.1.25 CELLULOID11@NOON+cafe後編
CELLULOID11後編。
前編が終わって一旦外に出されて、一時間ほどしてまたNOONへ。
さっきと同じような番号だったから同じような場所で観ることにした。
後編のスタートは渡辺俊美さんとザ・マイスティースの次松大助さん。
次松さんはピアノだったから座っててほぼ見えなかった…
最初はトークから。自己紹介を兼ねてマイスティースのこと、
次松さんの奥さんの実家が宮城県にあって、奥さんのお母さんが酸素吸入をしていて
震災でライフラインが寸断されて酸素ボンベの残量が少なくなって来て、
何とか人づてに救急車を呼んでもらって病院に運んでもらって入院したという話。
CELLULOIDでは東北ライブハウス大作戦の事もあって震災の話も多く出てきたけど、
自分の身に起こったら、って考えさせられることや感じることも多かった。
次松さんはあまりにも大きな出来事だったから受け入れる事もできずにいた時に
神社の神主さんに「忘れないでいてあげるだけでもいいんですよ、供養になるんです」と
言われて肩の荷が下りたって話していて、俊美さんは猪苗代湖ズの曲は
震災を思い出すから歌わないでくれっていう人もいるって話してた。
前編で歌ってた曲もあったけど、ピアノが入るとまた違った趣になって素敵だった。
「予定」は髭の須藤さんのラジオが深夜にやってた頃、前の番組が風とロックで
むくりと起きてラジオを付けたらこの曲が流れてて、最初は眠くて眠くて半分寝ながら
聴いてたんだけど途中からじわじわ涙が出てきて。こんな曲を届けてくれる人がいるんだって。
だから生で聴けて嬉しかったな。俊美さんの富岡ver.と次松さんの大阪ver.だった。
次松さんのは完全に若かりし頃の下ネタだったけど…(笑)
俊美さんは「下ネタのセンスがない人は嫌い」って話してた。
富岡ver,の歌詞はここで見れます。歌詞を見ただけでも、ね。
http://yoteii.jp/kashi_tomioka.html
最後は次松さんのリクエスト、ぶっつけ本番ですとフィッシュマンズの「いかれたBABY」。
フィッシュマンズの佐藤さんが亡くなる一ヶ月ぐらい前にソウルセットの
レコーディングスタジオに来てくれて、作ったばっかりのピックの300枚のうち200枚を
佐藤さんが持って帰っちゃったってエピソードも。
その頃俊美さんは「友達がいなくて、スチャダラパーと小沢くんぐらいだった」って。
ピノキオ歌う時だったかな、俊美さんがポケモンの話をしていてゲームになぞらえて
「同じ種類の仲間といても強くなれない」って話していたのが印象に残ってる。
次の出番のLOW-ATUSの話をしてた時に俊美さんが、きらきらした細美くんと
土臭いTOSHI-LOWくんって言ってて言い得て妙だなって。
*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*
転換中は恒岡さんのDJ。
シャザムで調べたらThe Players AssociationのHustlin' とか
HerveのSee Meという曲だったみたい。どっちもかっこいい!
結構転換の時間が長かったのはDJタイムだったって事かな?
しばらくしてthe LOW-ATUS、記念すべき大阪初ライブがスタート。
最初に細美さんが一人で出てきて「一部から日本酒飲みすぎて気持ちが悪いです」と。
「いつもLOW-ATUSのライブは二人揃って始まった事がなくてTOSHI-LOWが
後から出てくるんだけど。この間は行列のできるポップコーン屋に並んでて、
もうすぐ買えそうだからってライブに遅刻してきて。
今日はLOW-ATUS史上初めて二人が揃って出てきます!TOSHI-LOW!」
細美さんに呼びこまれTOSHI-LOWさんが登場。
TOSHI-LOWさん「1日に二回回すなんてタカラヅカかジャニーズぐらいだよ」
細美さん「昼と夜とね。さっきTOSHI-LOWが歌ってた『ラストダンスは私に』
俺も好きな曲だからちょっと歌いたいなと思って。英語バージョンで。Save The Last Dance For Me」
と、スマホ(黒のXperia?)を取り出し歌詞を見ながらTOSHI-LOWさんの伴奏で歌い始める。
すごいね、さらっと歌えちゃうんだね。ちょっと得意そうだったな細美さん。
その横でTOSHI-LOWさんがSo darlin'♪って歌ってて、それがおかしくて皆笑ってた。
サプライズに大盛り上がりのフロアを見てTOSHI-LOWさんが
「俺が一生懸命練習したのをそうやって片手間で歌わないでくれる?」と。
そしたら細美さんが「So darlin'♪って歌ってたじゃん!」って(笑)
なぜかLOW-ATUSの歌詞ファイルにスペシャのハイエイタス特番のナレーション原稿が入ってて、
TOSHI-LOWさんが情感たっぷりに生でナレーション原稿を読み始める。
後ろで細美さんが小声でテイルズ歌ってて「Keeper Of The Flame Tour2014始まります」って。
TOSHI-LOWさん「あのウエノコウジもトレーニングを始めた。」
細美さん「もうやめちゃったけどね」
TOSHI-LOWさん「あのデカさで筋肉までつけちゃったらね」
細美さん「ルパン三世かウエノさんかっていう脚の細さをキープしてほしい。
…何でそこに原稿入ってるの?持ちネタなの?(笑)」
ファイルをめくるTOSHI-LOWさんの姿にくすくす笑いが起きる。
TOSHI-LOWさん「細美がゴリラみたいだって言うから」
細美さん「読めもしないのに電話帳を与えられたゴリラね」
TOSHI-LOWさん「ウッホ!ウッホ!(笑)」
細美さん「…チューニングもうちょっとかかりそうだから喋ってて」
TOSHI-LOWさん「LOW-ATUSはチューニングなんかしなくていいんじゃない?」
細美さん「歌も喋った後に息を整えるために歌うようなもんだしね」
細美さん「俺、スシローっていう寿司屋があるの去年の11月に知って。
入った事はないんだけど。似てる…!って思って。スシローって関西にもある?」
TOSHI-LOWさん「美味しいの?」
細美さん「いや入ってないから知らない(笑)」
TOSHI-LOWさん「今度行こうよ」
「自衛隊に入ろう」はポップなメロディだけど、ぴりっとした自衛隊風刺のフォークソング。
途中、細美さんが口に人差し指を当てて静かにさせてから小さな声で
「アメリカさんにも手伝ってもらい悪いソ連や中国をやっつけましょう」って歌ってた。
細美さん「自衛隊に入ろうって歌は今から約60年前に作られた曲で、自衛隊批判で
書いたのに自衛隊の偉い人が気に入っちゃって広報に使いたいって言われてしまったという曲です。
ソ連とか中国やっつけましょうって、俺達がほんとにそう思ってるわけじゃないからね」
TOSHI-LOWさん「今ソ連じゃないからね(笑)」
細美さん「この曲今週のオリコンの週間ランキングに入ってたよね。
エセタイマーズは大阪ではやったことないんだよね。観に来ない方がいいよ、下手くそだから」
細美さん「60年前の曲がまだ歌われてるってすごいよね。俺の曲が2085年には歌われてないだろうな。
…2085年には原発なくなってたらいいね。原発なんてお湯沸かして蒸気でタービン回してるだけなんだから。
廃炉には向かってるだろうけど作業は終わってないだろね」
TOSHI-LOWさん「その時には(カメハメ波みたいなポーズで)米!ってやったら炊けてるんじゃない?」
細美さん「前の子が苦しそうだから一歩ずつ下がってあげて。
前、東北に歌いに行った時に体育館で歌ったんだけど、真夏でも冷房もつかなくて、
俺達も観てる人も汗だくでやってて、子供がわんわん泣いてると思ったら『…喉渇いた』って」
TOSHI-LOWさん「俺達の水を渡して飲め飲め!って」
酔っ払った男のヤジが飛んできて、細美さんも最初は「おぉ、いい感じに出来上がってるね」って
言ってたんだけどしつこく絡んでくるから「そいつつまみ出してくんねぇかな?」って。
そしたらTOSHI-LOWさんがその人のマネして「どっから声出してんだよ腹から声出せよ!」って。
そのひと言で一触即発みたいなピリピリとしてた空気が和んだ。
TOSHI-LOWさん「何、みーちゃんさっきからエセ関西弁喋っちゃって」
細美さん「エセじゃないよ、両親が大阪と和歌山だから小さい頃家ではこういう感じだった」
細美さん「この間CDJの映像を見てたの。年末のCDJでフェスの運営の事を散々disるっていう事を
やってしまったんだけど、俺あんな髪型で言ってたのかと思っておかしくなってきちゃって(笑)
…髪伸びてきたから切ろうかと思ってんだけど切るのと伸ばすのどっちがいい?」
お客さんから「切る!」「伸ばす!」って声が飛ぶ。
細美さん「切る、男一票。切らない、女三票。じゃあ切ろうかな」
TOSHI-LOWさん「最初髪切った時、細美の髪型を変だって笑ってる女もブスで地獄絵図だった」
細美さん「TOSHI-LOWが初めに俺の頭見た時『ひどい髪型してるね』って言ってたよね」
TOSHI-LOWさん「出来損ないの美川憲一みたいだった」
TOSHI-LOWさん「もうRIJFは出れないの?」
細美さん「それがそうでもないみたいで」
TOSHI-LOWさん「出れるの?」
細美さん「出れるうちはdisり続けようかとも思うんだけど。10年出れるんだったら
10年間言い続けるっていう。嫌いじゃないんだよねあの雑誌のことは。
俺、1%の人間が決めたルールを99%の皆が守るような事が嫌いで。
皆で決めたルールならいいんだけど。オタ芸やってるような奴らや
ハイエイタスとかブラフマン聴くような奴らも学校とかではマイノリティだけど、
フェスに来ると同んなじような奴がたくさんいて大きな顔ができて」
TOSHI-LOWさん「ロッキンってオタ芸禁止なんでしょ?」
細美さん「何で禁止なのか分からない」
TOSHI-LOWさん「ロックじゃないからとか?」
細美さん「オタ芸ってあれでしょ、一回こうホームポジションに戻るんでしょ?」
(と言いながら腕を振ってオタ芸っぽい動きを一瞬やる)
TOSHI-LOWさん「みーちゃんの嫌いなバンドは誰なの?セカオワ?ワンオク?」
細美さん「セカオワは別に嫌いではない。ワンオクも」
TOSHI-LOWさん「じゃあ誰が嫌いなの?」
細美さん「(逡巡する表情を浮かべながら)嫌いなバンド…いたんだけど出てこない」
TOSHI-LOWさん「そういう好感度上げるやつはいいから。で、誰が嫌いなの?
四つ打ちで高い声でおんなじような歌歌ってるやつ?
(一生懸命思い出そうとしてる細美さんを見て)やっぱ巻き込まれたくないからやめて!」
細美さん「(笑)嫌いだったのはサ○ボマスター。一緒に飲んだらいい人だったから今は嫌いじゃないけど」
TOSHI-LOWさん「どういう所が嫌いだったの?顔がカ○ムシの背中みたいだから?」
細美さん「TOSHI-LOWは明日からツアーだから飲んでないんだよね」
TOSHI-LOWさん「だからみーちゃんと俺とのテンションの開きがすごくて」
細美「こうね。エンダァァーーーーイァァーーーーー♪(ホイットニーの某曲を歌う)」
TOSHI-LOWさん「…飲み過ぎ」
細美さん「(笑)」
TOSHI-LOWさん「バーチーが言ってたんだけど、ライブに行きたくないなぁって
思う時があって、そういう時はお風呂入るって言ってた。OLか?」
細美さん「気持ちが切り替わるんだろうね」
TOSHI-LOWさん「バーチー、マヌカ蜂蜜舐める?ってね」
細美さん「チバさんいつも喉ケアセット持ってるよね」
TOSHI-LOWさん「で、昨日何食べたんだっけ?ピザーラのカレーと何食べたの?」
細美さん「カレーと何だっけ…ネギはないか」
TOSHI-LOWさん「ネギあるよ?」
細美さん「(お客さんに教えてもらって)…バジル!」
細美さん「みんなもう脚痛いから早くやれって思ってるでしょ?」
脚の痛さも時間も忘れるぐらいライブに夢中になってた。もっと歌って!って思った。
細美さん「次に歌うのはイムジン河という曲で、朝鮮が北と南に分かれた事を歌った曲です。
自分の国が二つに分かれるってどんな気持ちなんだろうね」
「イムジン河」を歌う二人はロックバンドのボーカルと言うより流しの人のよう。
味わいのあるアコギの音色に乗せて物悲しいメロディをじっくりと歌い上げていく。
クラプトンのカバーの「Tears in heaven」も憂いを帯びた曲だけどさっきとは対照的な曲調。
心を込めて丁寧に歌う細美さん。TOSHI-LOWさんが爪弾くアコギの音色が切なくて美しい。
細美さんが「俺の好きなBRAHMANの曲を」と「PLACEBO」二人の声が重なる。
歌い終わった後TOSHI-LOWさんが「これは亡くした友達の歌で、
最近この曲を歌うとその友達が笑顔でこっちを見てる画が浮かぶんだよ。
いい友達が出来たんだなって言ってくれてるみたいに」
そう話すTOSHI-LOWさんの横で細美さんが照れたような誇らしいような表情を浮かべてた。
細美さん「チャットモンチーから恒さん!」
ドラムに恒さんを迎えて「Have you ever seen the rain」のTOSHI-LOWさん作詞の日本語ver.を。
伸び伸びと気持ちよさそうに歌う細美さん。TOSHI-LOWさんがブルースハープ吹いてたのこの曲だったっけ…?
恒さんがもう出番終わったものと勘違いして、まだありますよって止められてた。
細美さん「恒さんはチャットモンチー以外にバンドなんかやってませんよね?
ハイなんとかとか。きゃんよこやまさんと。喜ぶに何とかって書いて武の喜屋武さん」
TOSHI-LOWさん「ハイスタンダード、ハイエイタス。
俺もハイって付ければ良かった。ブラフマンハイとかって」
細美さん「そこにつけるの?(笑)」
TOSHI-LOWさん「たけしくん、ハイ!みたいな」
TOSHI-LOWさん「ジュンドルキャンとかウクレレえいじとか、
自分の仕事を名前に入れてる人ってすごいよね」
細美さん「宇多丸さんとか?…ギターウルフとか?band apartとか?
(ふわっとした空気を察して)あれ、そんなんじゃない?」
TOSHI-LOWさん「ドラム入ると歌いやすいね」
細美さん「うん、そうだね」
俊美さんがステージに呼び込まれ、the LOW-ATUSと恒さん、俊美さんが勢ぞろい。
これ、普通だったらZEPPとかで観るようなやつ…何て贅沢な夜。
細美さん「今日は本当は勝田でマラソン走る予定で8000円払ってエントリーも
してたんですけど、俊美さんから徴兵がかかったからマラソンやめて大阪に来ました」
TOSHI-LOWさん「先輩の言う事は『YESorはい』だからね」
俊美さん「じゃあ次は俺も走るよ」
TOSHI-LOWさん「マラソンなめてます?」
細美さん「ずっと練習もしてたんだけど『細美さん細いから三時間半切れますよ!』とか言われて
すげぇプレッシャーで。川沿い、東京に目黒川っていう綺麗な川があるんだけど、
河川敷を走ってて電柱から電柱の間だけをダッシュするっていうのをやってて。
傍から見たら『あいつなんだ?』って思われてただろうけど。
それでキャンセルはしたんだけどゼッケンはそのままだから、多分、今日
細美武士っていうゼッケンを付けて誰かが走ってて。頼む完走してくれぇーーー!」
TOSHI-LOWさん「ネット見てたら『俺の友達、TOSHI-LOWより1時間速い!』とか言ってる奴いた」
TOSHI-LOWさん「どうする?また来年走る?今年は?」
細美さん「今年は忙しくなるから…明日JAPANのサイトで重大発表します。
こんな事言うとまたエルレ復活か?とかなるけどそれは違うからね。それはまだしない」
TOSHI-LOWさん「まだしない。…俺の知ってること?」
細美さん「それ、彼女できたっていったら俺の知ってる子?って聞くやつと同じじゃない?(笑)」
セッションで演奏されたのは俊美さんの「予定」。じんわりと染み渡る温かな歌声。
「細美くん!」といきなり振られて焦る細美さん。
「俊美さん、ままどおるのくだり一回歌ってもらってもいいですか?」と。
その間に苦悩の表情を浮かべて落ち着かなそうに歌詞を考える細美さん。
細美さん作の「予定(千葉ver.)」は“千葉県に帰ったら 童貞を捨てたホテルの前に行く
お化けが出るって言ったけど 何も出なかったよ 故郷に帰ったら友達の家に行く
実家には帰らない色々あるんです”みたいな歌詞だった。
続いてTOSHI-LOWさんが歌う「予定(茨城ver.)」。
“茨城に帰ったら パトカーひっくり返す 茨城に帰ったら 交番を倒す
茨城に帰ったら 後輩を殴る 茨城に帰ったら 先輩に殴られる”
TOSHI-LOWさんっぽさ全開の歌詞に笑いが起こる。
更に恒さんが歌う「予定(板橋ver.)」。板橋は貴重だよ!って言われてた。
詳しい歌詞は忘れちゃったんだけど、これも青春時代の下ネタだった…。
フロア後方のPA席にいる西片さんも歌う事になって「酒と泪と男と女」をワンコーラス。
歌を聴いた細美さんが「俺、西片先輩の予定も聴きたい」って。
そしたらまたさっきのヤジ男が「西片歌えよー!」とか言い出して。
細美さん「お前、先輩の事呼び捨てにすんじゃねぇよ」
TOSHI-LOWさん「俺たちの(呼び捨ては)は愛があるからね」
そんな訳で西片先輩による「予定(東北ver.)」。
“宮古に帰ったら○○と酒を飲む 大船渡に帰ったら○○と酒を飲む
石巻に帰ったら○○と酒を飲む 東北に帰ったらみんなで酒を飲む”って。
西片さんが歌い終わった後に細美さん、かぁー!って感じでめっちゃいい顔して飛び跳ねてた。
TOSHI-LOWさん「酒飲んでばっかりじゃん(笑)ちなみに茨城は関東のニューヨークだからね」
細美さん「ニューヨーク?」
TOSHI-LOWさん「バカにしてる?」
細美さん「してないしてない(笑)」
細美さん「みんなディスカバリーチャンネルって知ってる?前にディスカバリーチャンネルで
千葉の特集をやってて、見てたら千葉は東京で働く人の中の、東京は家賃が高くて
住めない人が暮らすだけの街だって言ってて、この野郎…!って」
TOSHI-LOWさん「でも千葉はあれがあるじゃん。ネズミーランド」
細美さん「何で千葉って言わないで東京なんだよっていう。ちなみに千葉県民の日はタダで入れます」
細美さん「思ったんですけど、予定の47都道府県ver.作ったらどうかなって。千葉代表はBUMP OF CHICKENで」
TOSHI-LOWさん「チンプオブバキン?女体観察の?」
細美さん「(笑)はじめようかー女体観察♪(突然歌い出して双眼鏡覗き込むポーズで)
双眼鏡をまた担いでってね。望遠鏡じゃねぇのかよっていう」
TOSHI-LOWさん「それじゃただののぞきじゃねぇか」
細美さん「前にTOSHI-LOWから俺の携帯に留守電が入ってて、何だろう、
急ぎの用かなって思って再生したら『エセタイマーズのボーカルにBUMP OF CHICKENのボーカルか
RADWIMPSのボーカル入れてくれ。プープープー…』って入ってて(笑)」
俊美さん「今日本当はゴッチも誘ったんだけどアメリカでレコーディングだって言われて」
TOSHI-LOWさん「アメリカ?ゴッチもkjも本当はここにいるんだけど小さすぎて見えてないだけだからね。
お立ち台とかあるよね最近のチビのバンド。ワ○オクもあるし。
あれ昔、体育でやったポートボールの台にしか見えないんだよね(とボールをキャッチする仕草)」
俊美さん「…そういうのよく出てくるねぇ(笑)今日はチャーべくんもさっき来てくれてね」
TOSHI-LOWさん「あの腹話術の人ですか?」
細美さん「…声が…遅れて…聞こえてくるよ」
TOSHI-LOWさん「遅れてない」
恒さんの事はラーメン小池さんみたいだって言ってた。TOSHI-LOWさんよ…(笑)
細美さん「さっき俊美さんが昔スカパラの谷中さんと喧嘩したって言ってたじゃないですか」
俊美さん「こういうクラブみたいな所で殴り合いの喧嘩になって。
最後は怖い先輩の前で2人ですっぽんぽんで握手しました」
細美さん「さっき話聞いてたら、あれ、まだ仲直りしてないんじゃないかなって(笑)」
細美さん「このメンバーでまたバンドやりましょうよ」
TOSHI-LOWさん「バンド名は何?何セット?」
細美さん「ハイファイセットで!」
細美さん「2011年3月11日に、宮古島で一本の泡盛が埋められました。
その泡盛を開ける時には大阪のみんなも一緒に楽しくできたらなと思います」
ラストセッションはブルーハーツのカバーで「青空」。
フロアのみんなも一緒に歌って、いい空気、いい時間だったな。
震災の事、故郷である日本という国の事、仲間の事。
歌や言葉を通して色んな事が伝わってくるライブだった。
温かな拍手に包まれてライブが終了。終わったのが23時ちょっと前。
濃いライブだった。ずっとこの日の事は忘れないんだろうな。
またいつか、みんなでこんな素敵な時間が過ごせたらいいな。
*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*
2015.1.25 CELLULOID11後編セットリスト
渡辺俊美
ピノキオ
?
Innocent Love
予定(富岡ver./大阪ver.)
いかれたBaby(フィッシュマンズカバー)
*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*
the LOW-ATUS
1.Save The Last dance for Me
2.自衛隊に入ろう
3.イムジン河
4.Tears In Heaven
5.PLACEBO
6.Have you ever seen the rain(日本語詞 TOSHI-LOW)(恒岡章/theLOW-ATUS)
7.予定
(千葉ver./細美)
(茨城ver./TOSHI-LOW)
(板橋ver./恒岡)
(酒と泪と男と女/予定 東北ver.西片明人)
8.青空(ブルーハーツカバー 渡辺俊美/恒岡章/theLOW-ATUS)
前編が終わって一旦外に出されて、一時間ほどしてまたNOONへ。
さっきと同じような番号だったから同じような場所で観ることにした。
後編のスタートは渡辺俊美さんとザ・マイスティースの次松大助さん。
次松さんはピアノだったから座っててほぼ見えなかった…
最初はトークから。自己紹介を兼ねてマイスティースのこと、
次松さんの奥さんの実家が宮城県にあって、奥さんのお母さんが酸素吸入をしていて
震災でライフラインが寸断されて酸素ボンベの残量が少なくなって来て、
何とか人づてに救急車を呼んでもらって病院に運んでもらって入院したという話。
CELLULOIDでは東北ライブハウス大作戦の事もあって震災の話も多く出てきたけど、
自分の身に起こったら、って考えさせられることや感じることも多かった。
次松さんはあまりにも大きな出来事だったから受け入れる事もできずにいた時に
神社の神主さんに「忘れないでいてあげるだけでもいいんですよ、供養になるんです」と
言われて肩の荷が下りたって話していて、俊美さんは猪苗代湖ズの曲は
震災を思い出すから歌わないでくれっていう人もいるって話してた。
前編で歌ってた曲もあったけど、ピアノが入るとまた違った趣になって素敵だった。
「予定」は髭の須藤さんのラジオが深夜にやってた頃、前の番組が風とロックで
むくりと起きてラジオを付けたらこの曲が流れてて、最初は眠くて眠くて半分寝ながら
聴いてたんだけど途中からじわじわ涙が出てきて。こんな曲を届けてくれる人がいるんだって。
だから生で聴けて嬉しかったな。俊美さんの富岡ver.と次松さんの大阪ver.だった。
次松さんのは完全に若かりし頃の下ネタだったけど…(笑)
俊美さんは「下ネタのセンスがない人は嫌い」って話してた。
富岡ver,の歌詞はここで見れます。歌詞を見ただけでも、ね。
http://yoteii.jp/kashi_tomioka.html
最後は次松さんのリクエスト、ぶっつけ本番ですとフィッシュマンズの「いかれたBABY」。
フィッシュマンズの佐藤さんが亡くなる一ヶ月ぐらい前にソウルセットの
レコーディングスタジオに来てくれて、作ったばっかりのピックの300枚のうち200枚を
佐藤さんが持って帰っちゃったってエピソードも。
その頃俊美さんは「友達がいなくて、スチャダラパーと小沢くんぐらいだった」って。
ピノキオ歌う時だったかな、俊美さんがポケモンの話をしていてゲームになぞらえて
「同じ種類の仲間といても強くなれない」って話していたのが印象に残ってる。
次の出番のLOW-ATUSの話をしてた時に俊美さんが、きらきらした細美くんと
土臭いTOSHI-LOWくんって言ってて言い得て妙だなって。
*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*
転換中は恒岡さんのDJ。
シャザムで調べたらThe Players AssociationのHustlin' とか
HerveのSee Meという曲だったみたい。どっちもかっこいい!
結構転換の時間が長かったのはDJタイムだったって事かな?
しばらくしてthe LOW-ATUS、記念すべき大阪初ライブがスタート。
最初に細美さんが一人で出てきて「一部から日本酒飲みすぎて気持ちが悪いです」と。
「いつもLOW-ATUSのライブは二人揃って始まった事がなくてTOSHI-LOWが
後から出てくるんだけど。この間は行列のできるポップコーン屋に並んでて、
もうすぐ買えそうだからってライブに遅刻してきて。
今日はLOW-ATUS史上初めて二人が揃って出てきます!TOSHI-LOW!」
細美さんに呼びこまれTOSHI-LOWさんが登場。
TOSHI-LOWさん「1日に二回回すなんてタカラヅカかジャニーズぐらいだよ」
細美さん「昼と夜とね。さっきTOSHI-LOWが歌ってた『ラストダンスは私に』
俺も好きな曲だからちょっと歌いたいなと思って。英語バージョンで。Save The Last Dance For Me」
と、スマホ(黒のXperia?)を取り出し歌詞を見ながらTOSHI-LOWさんの伴奏で歌い始める。
すごいね、さらっと歌えちゃうんだね。ちょっと得意そうだったな細美さん。
その横でTOSHI-LOWさんがSo darlin'♪って歌ってて、それがおかしくて皆笑ってた。
サプライズに大盛り上がりのフロアを見てTOSHI-LOWさんが
「俺が一生懸命練習したのをそうやって片手間で歌わないでくれる?」と。
そしたら細美さんが「So darlin'♪って歌ってたじゃん!」って(笑)
なぜかLOW-ATUSの歌詞ファイルにスペシャのハイエイタス特番のナレーション原稿が入ってて、
TOSHI-LOWさんが情感たっぷりに生でナレーション原稿を読み始める。
後ろで細美さんが小声でテイルズ歌ってて「Keeper Of The Flame Tour2014始まります」って。
TOSHI-LOWさん「あのウエノコウジもトレーニングを始めた。」
細美さん「もうやめちゃったけどね」
TOSHI-LOWさん「あのデカさで筋肉までつけちゃったらね」
細美さん「ルパン三世かウエノさんかっていう脚の細さをキープしてほしい。
…何でそこに原稿入ってるの?持ちネタなの?(笑)」
ファイルをめくるTOSHI-LOWさんの姿にくすくす笑いが起きる。
TOSHI-LOWさん「細美がゴリラみたいだって言うから」
細美さん「読めもしないのに電話帳を与えられたゴリラね」
TOSHI-LOWさん「ウッホ!ウッホ!(笑)」
細美さん「…チューニングもうちょっとかかりそうだから喋ってて」
TOSHI-LOWさん「LOW-ATUSはチューニングなんかしなくていいんじゃない?」
細美さん「歌も喋った後に息を整えるために歌うようなもんだしね」
細美さん「俺、スシローっていう寿司屋があるの去年の11月に知って。
入った事はないんだけど。似てる…!って思って。スシローって関西にもある?」
TOSHI-LOWさん「美味しいの?」
細美さん「いや入ってないから知らない(笑)」
TOSHI-LOWさん「今度行こうよ」
「自衛隊に入ろう」はポップなメロディだけど、ぴりっとした自衛隊風刺のフォークソング。
途中、細美さんが口に人差し指を当てて静かにさせてから小さな声で
「アメリカさんにも手伝ってもらい悪いソ連や中国をやっつけましょう」って歌ってた。
細美さん「自衛隊に入ろうって歌は今から約60年前に作られた曲で、自衛隊批判で
書いたのに自衛隊の偉い人が気に入っちゃって広報に使いたいって言われてしまったという曲です。
ソ連とか中国やっつけましょうって、俺達がほんとにそう思ってるわけじゃないからね」
TOSHI-LOWさん「今ソ連じゃないからね(笑)」
細美さん「この曲今週のオリコンの週間ランキングに入ってたよね。
エセタイマーズは大阪ではやったことないんだよね。観に来ない方がいいよ、下手くそだから」
細美さん「60年前の曲がまだ歌われてるってすごいよね。俺の曲が2085年には歌われてないだろうな。
…2085年には原発なくなってたらいいね。原発なんてお湯沸かして蒸気でタービン回してるだけなんだから。
廃炉には向かってるだろうけど作業は終わってないだろね」
TOSHI-LOWさん「その時には(カメハメ波みたいなポーズで)米!ってやったら炊けてるんじゃない?」
細美さん「前の子が苦しそうだから一歩ずつ下がってあげて。
前、東北に歌いに行った時に体育館で歌ったんだけど、真夏でも冷房もつかなくて、
俺達も観てる人も汗だくでやってて、子供がわんわん泣いてると思ったら『…喉渇いた』って」
TOSHI-LOWさん「俺達の水を渡して飲め飲め!って」
酔っ払った男のヤジが飛んできて、細美さんも最初は「おぉ、いい感じに出来上がってるね」って
言ってたんだけどしつこく絡んでくるから「そいつつまみ出してくんねぇかな?」って。
そしたらTOSHI-LOWさんがその人のマネして「どっから声出してんだよ腹から声出せよ!」って。
そのひと言で一触即発みたいなピリピリとしてた空気が和んだ。
TOSHI-LOWさん「何、みーちゃんさっきからエセ関西弁喋っちゃって」
細美さん「エセじゃないよ、両親が大阪と和歌山だから小さい頃家ではこういう感じだった」
細美さん「この間CDJの映像を見てたの。年末のCDJでフェスの運営の事を散々disるっていう事を
やってしまったんだけど、俺あんな髪型で言ってたのかと思っておかしくなってきちゃって(笑)
…髪伸びてきたから切ろうかと思ってんだけど切るのと伸ばすのどっちがいい?」
お客さんから「切る!」「伸ばす!」って声が飛ぶ。
細美さん「切る、男一票。切らない、女三票。じゃあ切ろうかな」
TOSHI-LOWさん「最初髪切った時、細美の髪型を変だって笑ってる女もブスで地獄絵図だった」
細美さん「TOSHI-LOWが初めに俺の頭見た時『ひどい髪型してるね』って言ってたよね」
TOSHI-LOWさん「出来損ないの美川憲一みたいだった」
TOSHI-LOWさん「もうRIJFは出れないの?」
細美さん「それがそうでもないみたいで」
TOSHI-LOWさん「出れるの?」
細美さん「出れるうちはdisり続けようかとも思うんだけど。10年出れるんだったら
10年間言い続けるっていう。嫌いじゃないんだよねあの雑誌のことは。
俺、1%の人間が決めたルールを99%の皆が守るような事が嫌いで。
皆で決めたルールならいいんだけど。オタ芸やってるような奴らや
ハイエイタスとかブラフマン聴くような奴らも学校とかではマイノリティだけど、
フェスに来ると同んなじような奴がたくさんいて大きな顔ができて」
TOSHI-LOWさん「ロッキンってオタ芸禁止なんでしょ?」
細美さん「何で禁止なのか分からない」
TOSHI-LOWさん「ロックじゃないからとか?」
細美さん「オタ芸ってあれでしょ、一回こうホームポジションに戻るんでしょ?」
(と言いながら腕を振ってオタ芸っぽい動きを一瞬やる)
TOSHI-LOWさん「みーちゃんの嫌いなバンドは誰なの?セカオワ?ワンオク?」
細美さん「セカオワは別に嫌いではない。ワンオクも」
TOSHI-LOWさん「じゃあ誰が嫌いなの?」
細美さん「(逡巡する表情を浮かべながら)嫌いなバンド…いたんだけど出てこない」
TOSHI-LOWさん「そういう好感度上げるやつはいいから。で、誰が嫌いなの?
四つ打ちで高い声でおんなじような歌歌ってるやつ?
(一生懸命思い出そうとしてる細美さんを見て)やっぱ巻き込まれたくないからやめて!」
細美さん「(笑)嫌いだったのはサ○ボマスター。一緒に飲んだらいい人だったから今は嫌いじゃないけど」
TOSHI-LOWさん「どういう所が嫌いだったの?顔がカ○ムシの背中みたいだから?」
細美さん「TOSHI-LOWは明日からツアーだから飲んでないんだよね」
TOSHI-LOWさん「だからみーちゃんと俺とのテンションの開きがすごくて」
細美「こうね。エンダァァーーーーイァァーーーーー♪(ホイットニーの某曲を歌う)」
TOSHI-LOWさん「…飲み過ぎ」
細美さん「(笑)」
TOSHI-LOWさん「バーチーが言ってたんだけど、ライブに行きたくないなぁって
思う時があって、そういう時はお風呂入るって言ってた。OLか?」
細美さん「気持ちが切り替わるんだろうね」
TOSHI-LOWさん「バーチー、マヌカ蜂蜜舐める?ってね」
細美さん「チバさんいつも喉ケアセット持ってるよね」
TOSHI-LOWさん「で、昨日何食べたんだっけ?ピザーラのカレーと何食べたの?」
細美さん「カレーと何だっけ…ネギはないか」
TOSHI-LOWさん「ネギあるよ?」
細美さん「(お客さんに教えてもらって)…バジル!」
細美さん「みんなもう脚痛いから早くやれって思ってるでしょ?」
脚の痛さも時間も忘れるぐらいライブに夢中になってた。もっと歌って!って思った。
細美さん「次に歌うのはイムジン河という曲で、朝鮮が北と南に分かれた事を歌った曲です。
自分の国が二つに分かれるってどんな気持ちなんだろうね」
「イムジン河」を歌う二人はロックバンドのボーカルと言うより流しの人のよう。
味わいのあるアコギの音色に乗せて物悲しいメロディをじっくりと歌い上げていく。
クラプトンのカバーの「Tears in heaven」も憂いを帯びた曲だけどさっきとは対照的な曲調。
心を込めて丁寧に歌う細美さん。TOSHI-LOWさんが爪弾くアコギの音色が切なくて美しい。
細美さんが「俺の好きなBRAHMANの曲を」と「PLACEBO」二人の声が重なる。
歌い終わった後TOSHI-LOWさんが「これは亡くした友達の歌で、
最近この曲を歌うとその友達が笑顔でこっちを見てる画が浮かぶんだよ。
いい友達が出来たんだなって言ってくれてるみたいに」
そう話すTOSHI-LOWさんの横で細美さんが照れたような誇らしいような表情を浮かべてた。
細美さん「チャットモンチーから恒さん!」
ドラムに恒さんを迎えて「Have you ever seen the rain」のTOSHI-LOWさん作詞の日本語ver.を。
伸び伸びと気持ちよさそうに歌う細美さん。TOSHI-LOWさんがブルースハープ吹いてたのこの曲だったっけ…?
恒さんがもう出番終わったものと勘違いして、まだありますよって止められてた。
細美さん「恒さんはチャットモンチー以外にバンドなんかやってませんよね?
ハイなんとかとか。きゃんよこやまさんと。喜ぶに何とかって書いて武の喜屋武さん」
TOSHI-LOWさん「ハイスタンダード、ハイエイタス。
俺もハイって付ければ良かった。ブラフマンハイとかって」
細美さん「そこにつけるの?(笑)」
TOSHI-LOWさん「たけしくん、ハイ!みたいな」
TOSHI-LOWさん「ジュンドルキャンとかウクレレえいじとか、
自分の仕事を名前に入れてる人ってすごいよね」
細美さん「宇多丸さんとか?…ギターウルフとか?band apartとか?
(ふわっとした空気を察して)あれ、そんなんじゃない?」
TOSHI-LOWさん「ドラム入ると歌いやすいね」
細美さん「うん、そうだね」
俊美さんがステージに呼び込まれ、the LOW-ATUSと恒さん、俊美さんが勢ぞろい。
これ、普通だったらZEPPとかで観るようなやつ…何て贅沢な夜。
細美さん「今日は本当は勝田でマラソン走る予定で8000円払ってエントリーも
してたんですけど、俊美さんから徴兵がかかったからマラソンやめて大阪に来ました」
TOSHI-LOWさん「先輩の言う事は『YESorはい』だからね」
俊美さん「じゃあ次は俺も走るよ」
TOSHI-LOWさん「マラソンなめてます?」
細美さん「ずっと練習もしてたんだけど『細美さん細いから三時間半切れますよ!』とか言われて
すげぇプレッシャーで。川沿い、東京に目黒川っていう綺麗な川があるんだけど、
河川敷を走ってて電柱から電柱の間だけをダッシュするっていうのをやってて。
傍から見たら『あいつなんだ?』って思われてただろうけど。
それでキャンセルはしたんだけどゼッケンはそのままだから、多分、今日
細美武士っていうゼッケンを付けて誰かが走ってて。頼む完走してくれぇーーー!」
TOSHI-LOWさん「ネット見てたら『俺の友達、TOSHI-LOWより1時間速い!』とか言ってる奴いた」
TOSHI-LOWさん「どうする?また来年走る?今年は?」
細美さん「今年は忙しくなるから…明日JAPANのサイトで重大発表します。
こんな事言うとまたエルレ復活か?とかなるけどそれは違うからね。それはまだしない」
TOSHI-LOWさん「まだしない。…俺の知ってること?」
細美さん「それ、彼女できたっていったら俺の知ってる子?って聞くやつと同じじゃない?(笑)」
セッションで演奏されたのは俊美さんの「予定」。じんわりと染み渡る温かな歌声。
「細美くん!」といきなり振られて焦る細美さん。
「俊美さん、ままどおるのくだり一回歌ってもらってもいいですか?」と。
その間に苦悩の表情を浮かべて落ち着かなそうに歌詞を考える細美さん。
細美さん作の「予定(千葉ver.)」は“千葉県に帰ったら 童貞を捨てたホテルの前に行く
お化けが出るって言ったけど 何も出なかったよ 故郷に帰ったら友達の家に行く
実家には帰らない色々あるんです”みたいな歌詞だった。
続いてTOSHI-LOWさんが歌う「予定(茨城ver.)」。
“茨城に帰ったら パトカーひっくり返す 茨城に帰ったら 交番を倒す
茨城に帰ったら 後輩を殴る 茨城に帰ったら 先輩に殴られる”
TOSHI-LOWさんっぽさ全開の歌詞に笑いが起こる。
更に恒さんが歌う「予定(板橋ver.)」。板橋は貴重だよ!って言われてた。
詳しい歌詞は忘れちゃったんだけど、これも青春時代の下ネタだった…。
フロア後方のPA席にいる西片さんも歌う事になって「酒と泪と男と女」をワンコーラス。
歌を聴いた細美さんが「俺、西片先輩の予定も聴きたい」って。
そしたらまたさっきのヤジ男が「西片歌えよー!」とか言い出して。
細美さん「お前、先輩の事呼び捨てにすんじゃねぇよ」
TOSHI-LOWさん「俺たちの(呼び捨ては)は愛があるからね」
そんな訳で西片先輩による「予定(東北ver.)」。
“宮古に帰ったら○○と酒を飲む 大船渡に帰ったら○○と酒を飲む
石巻に帰ったら○○と酒を飲む 東北に帰ったらみんなで酒を飲む”って。
西片さんが歌い終わった後に細美さん、かぁー!って感じでめっちゃいい顔して飛び跳ねてた。
TOSHI-LOWさん「酒飲んでばっかりじゃん(笑)ちなみに茨城は関東のニューヨークだからね」
細美さん「ニューヨーク?」
TOSHI-LOWさん「バカにしてる?」
細美さん「してないしてない(笑)」
細美さん「みんなディスカバリーチャンネルって知ってる?前にディスカバリーチャンネルで
千葉の特集をやってて、見てたら千葉は東京で働く人の中の、東京は家賃が高くて
住めない人が暮らすだけの街だって言ってて、この野郎…!って」
TOSHI-LOWさん「でも千葉はあれがあるじゃん。ネズミーランド」
細美さん「何で千葉って言わないで東京なんだよっていう。ちなみに千葉県民の日はタダで入れます」
細美さん「思ったんですけど、予定の47都道府県ver.作ったらどうかなって。千葉代表はBUMP OF CHICKENで」
TOSHI-LOWさん「チンプオブバキン?女体観察の?」
細美さん「(笑)はじめようかー女体観察♪(突然歌い出して双眼鏡覗き込むポーズで)
双眼鏡をまた担いでってね。望遠鏡じゃねぇのかよっていう」
TOSHI-LOWさん「それじゃただののぞきじゃねぇか」
細美さん「前にTOSHI-LOWから俺の携帯に留守電が入ってて、何だろう、
急ぎの用かなって思って再生したら『エセタイマーズのボーカルにBUMP OF CHICKENのボーカルか
RADWIMPSのボーカル入れてくれ。プープープー…』って入ってて(笑)」
俊美さん「今日本当はゴッチも誘ったんだけどアメリカでレコーディングだって言われて」
TOSHI-LOWさん「アメリカ?ゴッチもkjも本当はここにいるんだけど小さすぎて見えてないだけだからね。
お立ち台とかあるよね最近のチビのバンド。ワ○オクもあるし。
あれ昔、体育でやったポートボールの台にしか見えないんだよね(とボールをキャッチする仕草)」
俊美さん「…そういうのよく出てくるねぇ(笑)今日はチャーべくんもさっき来てくれてね」
TOSHI-LOWさん「あの腹話術の人ですか?」
細美さん「…声が…遅れて…聞こえてくるよ」
TOSHI-LOWさん「遅れてない」
恒さんの事はラーメン小池さんみたいだって言ってた。TOSHI-LOWさんよ…(笑)
細美さん「さっき俊美さんが昔スカパラの谷中さんと喧嘩したって言ってたじゃないですか」
俊美さん「こういうクラブみたいな所で殴り合いの喧嘩になって。
最後は怖い先輩の前で2人ですっぽんぽんで握手しました」
細美さん「さっき話聞いてたら、あれ、まだ仲直りしてないんじゃないかなって(笑)」
細美さん「このメンバーでまたバンドやりましょうよ」
TOSHI-LOWさん「バンド名は何?何セット?」
細美さん「ハイファイセットで!」
細美さん「2011年3月11日に、宮古島で一本の泡盛が埋められました。
その泡盛を開ける時には大阪のみんなも一緒に楽しくできたらなと思います」
ラストセッションはブルーハーツのカバーで「青空」。
フロアのみんなも一緒に歌って、いい空気、いい時間だったな。
震災の事、故郷である日本という国の事、仲間の事。
歌や言葉を通して色んな事が伝わってくるライブだった。
温かな拍手に包まれてライブが終了。終わったのが23時ちょっと前。
濃いライブだった。ずっとこの日の事は忘れないんだろうな。
またいつか、みんなでこんな素敵な時間が過ごせたらいいな。
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2015.1.25 CELLULOID11後編セットリスト
渡辺俊美
ピノキオ
?
Innocent Love
予定(富岡ver./大阪ver.)
いかれたBaby(フィッシュマンズカバー)
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the LOW-ATUS
1.Save The Last dance for Me
2.自衛隊に入ろう
3.イムジン河
4.Tears In Heaven
5.PLACEBO
6.Have you ever seen the rain(日本語詞 TOSHI-LOW)(恒岡章/theLOW-ATUS)
7.予定
(千葉ver./細美)
(茨城ver./TOSHI-LOW)
(板橋ver./恒岡)
(酒と泪と男と女/予定 東北ver.西片明人)
8.青空(ブルーハーツカバー 渡辺俊美/恒岡章/theLOW-ATUS)
by pochi-17
| 2015-02-04 00:56
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