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2017.3.19 髭「Golden Raspberry Award 2017」@京都GROWLY

2017.3.19 髭「Golden Raspberry Award 2017」@京都GROWLY

行ってきました髭ちゃんの不人気曲投票ライブ、ラズベリーアワード!
髭ちゃんのライブを観るのは去年のツアーファイナルの梅田クアトロぶり。
ちょっと間隔あいたけど髭ちゃん自体この日が今年二本目のライブだったみたい。

今年のラズベリーは名古屋、京都、東京とツアー形式になってて、
名古屋も行きたかったけど一本に絞って京都だけの参加に。
GROWLYは去年のラズベリー以来二回目だったけど普通の住宅街にあるライブハウスで、
スタッフさん手描きのボードが凝っててかわいかった(須藤さんのツイート参照)。
髭ちゃんのライブは髭ちゃんに会えるのも髭ちゃん友達の元気な顔が見れるのも嬉しいなあ。

以下ネタバレありなので読みたくない方はここまでで。。
記憶が曖昧なので多少の誤差は許してください(突っ込みとか情報提供お待ちしてます!)。

+++

最近は先行でチケット取ってもあんまり番号良くないんだけど、ラズベリーは16番だった。
上手寄りの二列目に行ったら周りが知り合いだらけで嬉しかったな。
最初下手にマイクが置いてあるの見て無意識で斉藤さんのだと思ったら宮川さんのだった。
(斉藤さんの方はギター用のボトルネックがスタンドにぶら下がってた)
ふたりとも背が高いからマイクスタンドの高さが尋常じゃない。笑

開演までのBGMも素敵だったな。アプリで調べてみたらTelevisionの曲だった。
全ての楽器のチェックをひとりで手際よくこなすスタッフさん。コテさんのトラメガチェックも。
開演時間を少し過ぎた頃、スタッフさんがPAさんに合図を送ってBGMが止む。

一瞬の静寂のあと、いつものSEがフロアに鳴り響くと手拍子が起こる。
下手側からメンバーがステージへ。

少し髪を切った須藤さんはだぼっとした黒い長袖のトップスにくすんだ青とオレンジっぽい赤?の
柄パンツに黒いレザーのコンバース姿が素敵。須藤さんだから着こなせるファッションだなあ。
斉藤さんは紺?の薄手のニットにストレートの細身のデニム。
コテさんは目玉焼きが2つ並んだ柄の紺?黒?のTシャツにカジュアルなデニム。
アメカジっぽくてかわいかった。髪型も少しマッシュっぽくなってた。
宮川さんは薄茶色に動物のシルエット柄?のシャツに黒のパンツ、黒の革靴。
謙介さんはツアーTの上にグレーのパーカーを羽織って、ずっとフードをかぶってた。

+++

メンバーが定位置に着くもコテさんだけ出てこない。と思ったらいきなり下衆爆弾!
宮川さんの前にはマイクが復活しててちゃんとコーラスしてた…!

さよならフェンダーのイントロで須藤さんがラフにギターを掻き鳴らすのがとても素敵。
ゆるりと肩の力が抜けてるのに時々ぐっとくる歌詞にやられる。

夢でさよならの「僕が誰かなんて関係ない このままどこまでも行けるさ」の歌詞もいつも
込み上げてくるものがあるんだけど、その後の斉藤さんのギターソロが力強くて頼もしかった。

今まであまり意識してなかったけどツァラトゥストラのAメロの歪んだベースがかっこ良くて
宮川さんのベースの音を耳で追いかけてた。謙介さんの叩きっぷりの良いドラムは見ていて気持ちいい。


須藤さん「こんばんは、髭です!今日はみんなの嫌いな曲だけを演奏しに来ました!」


3.2.1.0なんていつぶりに聴いただろ?ラズベリーは初期曲も多いから
須藤さんがずっとギター弾いてたんだけど、それも久しぶりだなって思った。
それより歌詞に合わせてむくれる須藤さんがかわいすぎたんですけど…
コテさんが手拍子を先導してたんだけど、スモークと熱気で煙っててよく見えなかった。。

ママ's理論もすごく久々に聴いた気がする。アイゴンさんがいた時ぶりでは。。
この曲大好きだからテンション上がりすぎてイントロで思わず叫んでしまった。

ブラームスの子守唄は緩急つけた謙介さんのドラムにグランジっぽい音のギターが
ぴったりで今聴いても十分すぎるほどかっこいい。須藤さんのシャウトに痺れた。

エルビス・ヘンドリクスが聴けるのはもはやラズベリーだけなんじゃないかな。
意味があるのかないのか分からないような歌詞も、
緩いのになぜかキマってるメロディもどっちもとても髭ちゃんっぽい。


須藤さん「ラズベリーアワードへようこそ!もう3年ぐらいこのラズベリーアワードっていう
ライブはやってるんだけど、ラズベリーアワードがわからないって人は…
今日は知ってる曲はやりません!不人気曲の投票で50曲ぐらい来たからね。
あとアルバムのツアーでしかやらなかった曲とかね。
おかしいよね、テキーラと同じ気持ちで作ってるのに」

斉藤さん「京都に来る途中渋滞にはまって。お寺とかに行くんだろうね、わちゃわちゃした人がいて…
車の中ではんなりってどういう意味なんだろうねって話してて。宮川くん、はんなりってどんな感じ?」

宮川さん「こんな感じじゃない?(流し目で斉藤さんを見る)」

斉藤さんが「40にもなるとそんなはんなりした顔もできるようになって(笑)
はんなりの意味は半年ぐらい京都にいないと分からないな」

須藤さん「どうする?今年の後半、京都ばっかり回るツアーとかやってたら」


ランチのベースラインも好きだなあ。須藤さんの気だるい歌い方が
やたら色っぽくてドキッとした。あ、この曲でも宮川さんは謙介と一緒に
おっきな口を開けてコーラスしててとても微笑ましかったです。

イントロのギター聴いても一瞬何の曲だっけ?ってぐらいレアなココロとカラダ、日曜日。
この曲もかなり気だるい感じでその色気ちょっと分けてくださいって思いました。
斉藤さんのギターソロもかっこ良くて素晴らしかった。

ハートのキングはそれほど久しぶりではないかな?それでも日によって
演奏も違えば聴こえ方も違うけどラズベリーはただただ演奏に圧倒された。

須藤さんが本を片手にポエトリーリーディングをする壁に話しかける普通の朝、僕はただの男。
時々JASONでも演奏してるけど、今まで聴いた中でいちばん良かった。
こんなにかっこいい曲だったっけ!?って思ってしまうぐらいだった。

私が髭ちゃんのライブに行き始めた頃は定番曲だったけどいつからか演奏されなくなっていった
白い薔薇が白い薔薇であるように。久々に聴いたけど最高ですね。。手より頭を振りたくなる。


須藤さんが照明をじっと見て「赤、緑、青、赤、緑、青!…光の三原色!」って。
水をごくっと飲んでそのままいったんお客さんの方を見てからがぶ飲みしてたの笑った。

須藤さん「ガイジンっていうずっと投票で1位をとってる不人気曲があるんだけど…
ガイジーン♪ガイジーン♪…弾き語りだと結構いい曲なんだけどね。
歌詞もガイジンしか言ってないけどコテの曲だからこれでいっかと思って」


しっとり歌ったからガイジンやらないのかと思ったらやるっていう律儀な髭ちゃん。
ライブで聴くとこんなに短かったっけ?ってびっくりする。

なんとなくベストフレンドの宮川さんのループするベースがクセになる。
ヘンテコなアレンジにも思えるけどライブだとかっこいいんだよなあ。
静寂の後、宮川さんのベースで戻ってくる感じがたまらない。

連中は遠慮しな、あんなにかっこいいのに何で普段ライブでやらないんだろ?
須藤さんのギターも斉藤さんのギターもかっこ良すぎでしょ。
曲の後半で斉藤さんがテルミンの使い手になってたけど、テルミンって
動物の鳴き声みたいなのから宇宙的な音まで色々出せて面白そうだった。

曲終わりで須藤さんがハミングの裏声のトーンのまま「ありがとう」って。

髭は赤、ベートーヴェンは黒は投票してた曲だったから聴けて嬉しかった!
連中からの流れが最強でにやにや。謙介さんのタイトなドラムが曲の世界観を引き立ててた。

須藤さん「あと一曲です」
お客さんが「えー!」

須藤さんが「皆がえー!っていう時は俺もえー!って思ってるから!皆は自分達の鏡だから。
人は鏡って言うじゃん、あの人の事嫌いだと思ってたらその人も自分の事嫌いになるらしいよ」


本編ラストは電波にのって。

前に聴いた時の踊れるのともまた違ったアレンジになってて引き出しの多さに驚いた。
そのアレンジがまた素敵で音源化してほしいぐらいだったし、できる事ならずっと聴いていたかった。
センチメンタルなんだけどどこか飄々としてて、髭ちゃんのキャラクターがよく出てる曲だなって思う。

須藤さん「ありがとう!また会おう!」

演奏を終えてステージを後にするメンバー。
すぐにアンコールの手拍子が起こる。

+++

しばらくして明るくなって、須藤さんや斉藤さんがステージに。須藤さんの手にはビール。

須藤さん「アンコールありがとう!こう(手拍子)やってないと残りのメンバー出てきてくれないよ!」

素直に従うお客さん。それを横目に見て笑いながら謙介さんやコテさん、宮川さんも登場。

宮川さん「俺を見ろ!(って言いながらお腹を叩く)」
お客さん「ボタン外れてる!」「脱いでー!」
宮川さん「脱いでもいいけど脱いだらがっかりするだけだぞ!!」
斉藤さん「第二次成長期。40の年相応のね(笑)」

須藤さん「(斉藤さんを指して)40!(自分を指して)40!(宮川さんを指して)40!
まさか40になって20代の頃に書いた曲を歌うなんて思ってなかったよ。
俺もう白髪とか出てきてるけど染めようと思わないんだよね。教授目指そうかな?って。
皆はもう俺が白髪になっていくのを見届けてよ。代わりに俺は皆が白髪になるか
ハゲるかを見届けるから!あいつは白髪だな、あいつはハゲたなって」

「俺40だけどまだ27ぐらいの感じでいるよ。まだ深夜3時ぐらいまでいける。
でも帰ろうと思ってタクシー乗った時にふくらはぎが張ってるな、
革靴履いてたからかな?って。そしたら翌朝もっと張ってるの!」

須藤さん「ライブ中ずっと言いたかったんだけど、アルバムが完成しました!
アルバムのマスタリング終わった時、俺、ちっちゃい声でこう言ったんだよ。すげー…って。
今日は京都だけど京都に他のところからも来てくれてると思うんだよね。
アルバムのツアーではそういう場所にも行きます!」


ゆるーいMCの後、ラフにギターを掻き鳴らすあのイントロでえ!?って。白痴が聴けるとは…。
ラズベリーでやった曲の中でいちばんびっくりしたかもしれない。
謙介さんのドラムだと音源とは少し違った感じになるけどそれもまた良かった。

須藤さん「皆が知ってる曲やるよ!あんなにライブでやってるのに嫌いな曲ってどういう事!?」

ラズベリーのラストはダーティーな世界。相変わらず須藤さん節が炸裂してて笑った。
だって「みんなが通れるように鍵開けといたから!ほんのちょっとだけダーティーの世界への
扉開けといたから!」って指が本当にほんのちょっと(推定5cm)だったんだもん。笑
でも演奏は最高で、あのトリップ感は他じゃちょっと味わえないなって思った。


演奏が終わってコテさんが笑顔で「ありがとうございました!」って。
最後に須藤さんがひとりステージに残る。

「最後に皆にアルバムの一曲目を聴いてもらいたいなと思います。
もっとすげーすげー。今日は本当にありがとう!」


ライブの終わりに聴かせてくれた出来たての新曲はシンプルなギターロックで、
アルバムがもっと待ち遠しくなるような一曲だった。

ラズベリーって髭ちゃん自身にとってもファンにとっても特殊なライブだと思う。
ファンにとってはどの曲が聴けるかな?っていう期待値が普段のライブより高いし、
演奏する側にとってみたら新曲と同じぐらい緊張感あるだろうし。

どの曲の時だったか忘れてしまったけど、須藤さんが歌い終わった後に
「鬼門だった曲が終わった!もうここから最後まで一曲も歌詞を間違えません!」って
スタッフさんが足元のカンペをスタッフさんがはがしに来てた。。笑

あとマイクスタンドの締め付けが緩かったみたいで歌ってる最中にマイクがゆっくり
回っちゃってフロア側に飛び出したんだけど、何かずっとテンション高いままで
曲のシメで須藤さんが謙介さんのバスドラに乗っかって飛び降りたのすごい良かったな。

ほんとライブが始まって終わるまで1秒たりとも最高じゃない瞬間がなかった!
須藤さんのシャウトで最高!ってなった後に更に最高なギターソロが待ち受けたりしてて、
最高の波状攻撃とはこの事か…ってライブ観ながら思った。

今まで散々髭ちゃんには惚れ直してきたけどもっと惚れ直してしまった。
それぐらい良いライブだった!来年も関西でラズベリーお願いします!

+++

2017.3.19 髭「Golden Raspberry Award 2017」@京都GROWLY
セットリスト


01.下衆爆弾
02.さよならフェンダー
03.夢でさよなら
04.ツァラトゥストラ
05.3.2.1.0
06.ママ's理論
07.ブラームスの子守唄
08.エルビス・ヘンドリクス
09.ランチ
10.ココロとカラダ、日曜日
11,ハートのキング
12.壁に話しかける普通の朝、僕はただの男
13.白い薔薇が白い薔薇であるように
14.ガイジン
15.なんとなくベストフレンド
16.連中は遠慮しな
17.髭は赤、ベートーヴェンは黒
18.電波にのって

EN1.白痴
EN2.ダーティーな世界




by pochi-17 | 2017-03-31 00:15 | Live

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