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BEST SONG2012

そう言えば去年はこれ書いてなかったなぁとぼんやり思い出したので、
今年よく聴いた、あるいは頭の中で巡ってた曲達を順不同に羅列してみました。
なので今年リリースされたとは限らず結構前の曲も、まだリリースされてない曲すらあります(笑)

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

GLAY 「Bible」「運命論」
THE PREDATORS 「Monster In My Head」「Mission」
BUMP OF CHICKEN 「グッドラック」「三ツ星カルテット」
the HIATUS 「Souls feat.Jamie Blake」「Little Odyssey」
andymori 「インナージャーニー」「クラブナイト」
長澤知之 「はぐれ雲けもの道ひとり旅」「左巻きのゼンマイ」
髭「僕についておいで」「魔法の部屋」
須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET 「僕はゲリラ」「ハーイ!ゴメス!」
PETROLZ 「湖畔」
東京事変 「新しい文明開化」
[Champagne] 「Waitress, Waitress!」「starrrrrrr」
BIGMAMA 「Jeffrey Campbellのスケートシューズで」
ストレイテナー 「シンクロ」
ent 「At The End Of The Blue Sky」
The Birthday 「ROKA」
ASIAN KUNG-FU GENERATION 「それでは、また明日」
くるり 「everybody feels the same」
フジファブリック 「徒然モノクローム」
レキシ 「きらきら武士」
the pillows 「トライアル」
plenty 「空が笑ってる」「傾いた空」
星野源 「夢の外へ」
東京スカパラダイスオーケストラ 「縦書きの雨 feat 中納良恵」
チャットモンチー 「きらきらひかれ」
YUKI 「わたしの願い事」
家入レオ 「サブリナ」
LITE 「Rabbit」
JAMES IHA 「Till Next Tuesday」
THE BEATLES 「Here Comes The Sun」

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

我ながら脈絡がなさすぎて笑える。
BEST SONGって書いてるくせに一曲じゃないんかい!というツッコミはご遠慮下さい。
この他にももっとあるような気がするけど思い出せないや。

前半の並びはライブで聴いて印象的だった曲が中心で、
最後のビートルズはバギクラの春に聴きたい曲の特集リクエストが
採用された時にJIROさんが選曲して流してくれた曲。
個人的にも好きな曲だったから嬉しかったなぁ。

最近聴くアーティストが偏りがちなので来年も色々素敵な音楽との出会いがありますように!
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by pochi-17 | 2012-12-31 00:49 | Music | Trackback | Comments(4)

2012.11.22 the HIATUS "The Afterglow Tour 2012"@オリックス劇場レポ

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11月22日、大阪オリックス劇場であったthe HIATUSのライブに行って来ました。

なかなか今年は行けなくて、去年のRADIO CRAZY以来のHIATUSでした。
今回は先にリリースされてたDVDとBlu-rayでも種明かしされていたように、
HIATUSのメンバー(今回は一瀬さんも)にチェロやバイオリンなどの弦楽器、
フルートやトランペット、トロンボーンなどの管楽器、コーラスには
坂本美雨さんを加えた総勢16人編成でのスペシャルなライブ。

きっと大変な事になるんだろうなぁとは思ってたけど、想像なんて軽々と飛び越えてた。
当たり前だけど、あんなライブはもう二度と観れないと思う。
ステージ上のメンバーと客席の皆の気持ちがひとつになった、そんなライブ。
いつもレポを書いてて思うけど、今回は特に言葉にするのが難しい。
どんなに言葉を尽くしても伝えきれないけど、空気感だけでも届けられたらと。
長い上にネタバレだらけなのでまだこれから参加される方は読まないほうがいいです(笑)

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

厚生年金会館の時はGLAYのメンバープロデュースライブで一度だけ行ったけど、
オリックス劇場は初めてでした。外観も中もすっかり綺麗になってた。
案内板をよく見ないでロビーをふらふらしてたら2階席の後ろの扉から入ってしまった。

この日の座席は、指定席のライブとしては珍しく6列目。上手の堀江さんのピアノの前でした。
足を踏み入れてまず目に飛び込んできたのは重厚な雰囲気のステージセット。

ステージの奥には細かいプリーツの白いカーテン、天井には小さなシャンデリアが吊るされていて、
下手奥に柏倉さんのドラム、その向かって右隣に一瀬さんのドラムが並んでて、
前列にはマニュピュレーターさんが使うmac、革張りのソファが置かれていて、
ウエノさん、masaさん、細美さんのエフェクター類とマイクとアンプ、
赤いベルベットのクロスがかかった丸テーブルを挟んだ上手の手前が堀江さんの
グランドピアノとシンセかな?鍵盤があって、鍵盤の上に更に色々と機材が置いてあって、
アコーディオンも隣に置かれていて、その奥に弦楽器と管楽器隊用の小高いステージがあって、
青紫の照明が淡く灯っていて所々に月明かりみたいな色の間接照明がセッティングされてた。
流れてるBGMも古き良き時代のお洒落な洋楽で気分を盛り立てる。

グッズを買う為に早く並んでたから時間を持て余して、席についてから
買ったばかりのポスターグラムを開いて読んでた。ポスターグラムって
単なるポスターかと思いきや、中にメンバーからのコメントが書いてあるんだけど、
ライブの前に読んで良かった。細美さんのメッセージ、ちょっと泣きそうになった。

いつもならライブハウスだからTシャツ姿のスタッフさんが立ってるけど、
ホールだからか、きちっとスーツ着た人が立ってたり、お客さんも
もちろんバンドTの人もいたけど、服装が様々なのが何だかこそばゆかった。
私もせっかくだからって思ってライブハウスでは絶対できない服装で行きました。
最前には中学生ぐらいの男の子とそのお父さんもいたりして微笑ましかった。

開演時間が近付いてきて、いつものスタッフさんの姿もステージに見える。
あの緑髪のローディーさんを見るとハイエイタスのライブに来たんだなーって実感する。
諸々の注意の後、ロビーにおられる方は客席へ、というアナウンスに心臓の音が速くなる。

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

19時を少し過ぎた頃、ふっと場内の照明が落とされる。
皆座って待ってたから、立つの?立たないの?みたいな空気になったけど、
下手からメンバーの姿が見えると場内総立ちになった。
SEが鳴ってたみたいだったけど、歓声がすごくて掻き消されてた。

どんな衣装なんだろう、と思う間もなくツアーT姿の細美さんが目に飛び込んできた。
それに対してウエノさんはびしっと黒のジャケットできめてる。
堀江さんも真っ赤なシャツに黒のネクタイ、髪を後ろに流して紳士のよう。
masaさんは白のシャツ、柏倉さんは黒のシャツ、あれ、一瀬さん何だったっけな・・・。
それにしても近い。指定席でこんなに近いの久々だなぁ。肉眼でメンバーの目線まで分かる距離。

管楽器、弦楽器の皆さんはシックな感じの衣装で、コーラスの坂本美雨ちゃんは
緑のスパンコールのノースリーブに黒のフレアスカート、ラメラメのハイヒールで可愛い!

細美さん「今日は皆来てくれてありがとう!愛してるぜ!」

と、いきなり客席に向かって投げキスする細美さん。
昔は絶対こんな事しなかったのに、TERUさんみたいな事するなぁって思ってしまった。
あれ、でも去年のRADIO CRAZYもこんな感じだったっけと思い出したりして。

軽やかな横笛の音色にアコギのアルペジオが重なって、細美さんが歌い始める。
「Deerhounds」のイントロが鳴った瞬間、会場の空気が変わった。

もっとぴりぴりした緊張感に包まれるのかと思ってたけど、歌ってる細美さんは
リラックスした表情で音の世界を自由に行き来して、歌う喜びを噛みしめてるように見えた。
幾重にも重なった様々な楽器の音の層、広がり、息の合った演奏に圧倒される。
今まで感じたことのない感覚になって、まだ始まったばっかりなのに鳥肌が立ってしまう。

アコースティックベースを手にするウエノさん。
アコベ弾いてるの初めて生で聴いたけど、すごくいい音だったなぁ。
「Flyleaf」は細美さんがハンドマイクで歌ってたのにびっくりした。
間奏のクラップ、一瀬さんのドラムの所に行って2人して笑顔で叩いてました。


細美さん「こんばんは!the HIATUSです!」

「あのドアをくぐったら売れてるとか売れてないとか、男とか女とか肌の色とか国籍とか、
地位とか立場とか、どんな学校行っててテストの点が何点だとか一切関係なくなるから、
普段の仕事とか嫌な事とか全部忘れてパーッとやろうぜ!今日は最後までよろしくお願いします!」

ひとりひとりの目をじっと見ながらこんな風に言われるともう・・・全部心の中を見られてしまったような、
隠し事はできないなって思うし、ライブに求めてるのって結局そこなんだろうなって。


透明なピアノの音色。「Ghost In The Rain」のイントロが鳴った瞬間、わっと会場が湧いた。
“Rainbow”の所で歌い方を変化させて、色とりどりの歌声でその言葉の通り虹を描いてた。
間奏開けの音がスパークする所、堀江さんが椅子に座った姿勢のままジャンプしてた!

「My Own Worst Enemy」は複雑なリズムを刻んでるのに軽々と簡単そうに見えてしまう柏倉さんの
ドラムテクニックに目を見張りました。荒々しいギターの裏で響くピアノの音色の美しさが際立つ。

イントロの可憐さと不穏さを併せ持つ鍵盤のメロディに迫っていくスピード感のあるアコギのリフ。
「The Tower and The Snake」。緩急のある展開、繊細だけど芯のあるmasaさんのギターの音に耳が釘付け。

「Bittersweet / Hatching Mayflies」はイントロが鳴った瞬間から頭の奥まで音楽が染み渡る。
ステージ奥のカーテンに紫色のぐにゃりと歪んだ不思議な模様が投影される。
曲を聴いてるうちに、今の脳内を映像化したらあんな感じになるんだろうなぁって思ったり。


曲とMCとの落差が激しすぎて書いていいものやら迷ったんですが。
下衆い下ネタばっかりで伏字だらけになりますが、下ネタ大丈夫な方だけ反転させてどうぞ。

堀江さん「細美くんオ○禁してるんだって?」
細美さん「俺、オ○ニー我慢してるんですよ。昨日も、明日大阪二日目だから我慢しようと思って
やめたらやってる夢を見て(笑)・・・あ、夢かぁ。って思ってまた寝たらもう一回夢を見て(笑)」

お客さん「見たいー!」

細美さん「・・・えっ見たい?見たいって何を?(笑)皆笑ってるけど将来すっげえAV男優に
なってるかもしれないよ?腰も振ってますー♪みたいな」

何か歌ってたけどあれ、元ネタ何なんだろう。堀江さんも知ってる風だったし地味に気になる(笑)

細美さん「トロンボーンのタッキー。この間、打ち上げでア○ル○ッ○スの話してて、
タッキーがア○ル○ッ○ス好きだって事が判明したんだけど、
女の人が後ろから男のア○ル責めながら○○○しごく事を英語でア○ルトロンボーンって言うんだって。
・・・本当だって!!偶然とは思えないよね(笑)何?舐めてくれる人募集してるの?変態だな(笑)」

・・・書いてて自分でも引いてるけど、あくまでも文字起こししてるだけなのでご了承を。


masaさん「オカン来てる!!」
細美さん「皆引いてるけど、打ち上げではホルンの知世ちゃんとか凄いよ?(笑)
ホルンの知世ちゃん、最年少。・・・あっそうか。今日は最年少は(竹山)愛ちゃんか」

お客さん(男子)「何歳ー?」
竹山さん「29歳です」
お客さん「・・・あ、あぁー」

細美さん「何だよその間は!!正直すぎるじゃねぇかよ!!15歳だとでも言うと思ったのかよ!?」

お客さん「楽しそー!演奏したい!」
堀江さん「そっちと何人か交換する?(笑)」

細美さん「・・・何?交換するって?」
堀江さん「聞いてなかったの?」
細美さん「聞いてなかった(笑)」

堀江さん「お客さんがステージに立ちたいって言うからお客さんとステージのメンバーを
交換してみる?って言ってたの。・・・2500人で演奏したら大変な事になるか(笑)」

堀江さんって喋る時、マイクを垂直に立てて、何とも言えない緩い雰囲気を醸し出すのが素敵。

お客さん「細美さん聞いてー!今日誕生日!」

細美さん「誕生日?マジで?今日誕生日って人、他にもいる?(ちらほら手が上がる)
おーすげぇ結構いる!昨日は?(ちらほら)一昨日!(ちらほら)
じゃあ前後半年誕生日の人!(大多数が挙手、masaさんも張り切って挙手。細美さんも挙手、笑)」

細美さん「それじゃー歌いますか!」

柏倉さんが叩く鼓笛隊みたいなドラムロールに乗ってバースデーソングを歌う細美さん。
指揮者みたいに腕振ったり、行進してるみたいに腕振ったりしてて可愛かった。
「ハッピーバースデーディアみんなー♪ハッピーバースデートゥー・・・ユー、ミー♪」って(笑)

細美さん「・・・この間、アンケートに『柏倉くんに話振って下さい』って書いてあったんだけど(笑)
(喋ろうとしない柏倉さん)masaも話す事とかない?(\ウエノさーん!/)
ウエノさんのMCが聞きたい方は武藤ウエノのライブへ。(\行ったよー!/)行った?ありがとう!」

MC中、ソファに座るmasaさんと手すりに腰掛けるウエノさん。

「今回ライブのアンケートにマイブームを書いてもらってるんだけど、
18歳女性『食しかない』って書いてあって(笑)
他にも色々あんだろ!そこに行き着くのはまだ早いだろ!!」

18歳で他にも色々あんだろ!で薄々感じてたけどやっぱり下ネタの事だった・・・

細美さん「(両端の迫り出した二階席を見て)そこ見ててすげえおっかねぇんだけど大丈夫?
お前が落っこちんのは勝手だけど、下の人とか巻き込むなよ?」

ハイエイタスになる前、細美さんがソロでゲスト出演した矢野顕子さんのリサイタルで
同じような事を喋ってたのを思い出した。でも矢野さんはもし落っこちたら
下の人は受け止めてあげてねって言ってたけど、細美さんは放任主義なの?(笑)

細美さん「こんな話ばっかりしてるけど曲になったらびしっと。音が濁ったらさっきの話のせいだけど」


イントロのピアノが優しいタッチの「Shimmer」はキラキラとさんざめく、
日が傾く前の西陽のようなイメージが浮かぶメロディ。
1サビ終わりの音源では歌ってない所で細美さんが“I'm waking up this time”って歌おうとしたけど
「あ、違った」って感じでマイクから離れて、それを見てたmasaさんが「今歌おうとしたやろw」
みたいな顔で細美さんを見てて、お互いニヤニヤしてじゃれてたのが微笑ましかった。
それにしてもこの曲の転調する所のフレーズはいつも胸に迫ってくるなぁ。

「Broccoli」は青弦さんのチェロが奏でる不協和音にも似たイントロが特徴的。
弦楽器隊に目を奪われてたら今度は柏倉さんと一瀬さんのツインドラムが目に飛び込んできた。
オーケストラの音の厚みと、ロックの音の歪みとが不思議なグルーヴと一体感を生み出してた。

赤と緑の光の点滅が曲の荒々しさを増幅させる。「The Ivy」。
この曲が演奏されるのは意外だったけど、轟音の後のAメロ、弦楽器と細美さんの
ボーカルだけのアレンジになってて、静と動のコントラストがより鮮やかに際立ってた。
転調前の所で客席を指したり、最後の“She's saving today inside my head”で自分の頭をとんとんしたり。

一旦ステージを後にするメンバー。場内の照明が落とされる。

闇に包まれたステージに、温かな色の光が照らされ細美さん、青弦さん、堀江さんの姿が浮かび上がる。
指の隙間から零れ落ちる砂のような堀江さんのピアノの音色がしんと静まった会場に響く。
それが聴き覚えのあるメロディに変わった瞬間、思わず小さく声を上げてしまった。

堀江さんのバンド離脱が決まってからずっともう一度ライブで聴きたいと願ってた
「Little Odyssey」。涙が止まらなかった。優しさと凛とした強さを併せ持った堀江さんのピアノの音色と、
それに寄り添う青弦さんのチェロと細美さんの歌。一生忘れられない、忘れたくない光景でした。

ステージにハイエイタスのメンバーが戻ってくる。

余韻を引きずってふわふわしてたら目が覚めるようなmasaさんの青いストラトのリフが耳に飛び込んで来た。
打って変わってアッパーな「Monkeys」。涙も乾ききらないうちに、気付いたら拳を上げてた。
細美さんの囁くようなあのフレーズはいつ聴いてもぞくぞくする。

「ベテルギウスの灯」のイントロのギターが鳴ると自然とクラップが起こって、
まるでライブハウスのような雰囲気に。皆うずうずしてるのが手に取るように分かる。
Monkeysとかも椅子がなかったらきっと走り出しちゃってぐしゃぐしゃになってただろうな。
間奏終わりの所、皆で歌ってたら細美さんも声を重ねて歌ってくれた。

雪みたいな白い光の粒が会場いっぱいに降りそそぐ。「Snowflakes」は始めは打ち込みのリズムトラックで、
途中から柏倉さんの生ドラムに替わる。Aメロでウエノさんがベース抱き寄せててきゅんとしてしまった。

「Walking Like A Man」では堀江さんが打ち込みのリズムトラックを流す。曲を自在に操る支配者のよう。
しんと水を打ったように静まり返る客席。ひとフレーズずつそっと置くように歌う細美さん。
あの音の渦の最中にいると、現実の世界なんて頭の片隅にもなくなってしまう。もう圧巻のひと言。
どうやって曲をシメるのかなぁって思ったら柏倉さんがカウントを取ってた。

演奏が終わり、感動と興奮が入り混じったような表情で細美さんが喋り始める。
「さっきのすげぇなー。皆とこっちが同じとこにいれてたらいいなと思います」って。

「The Flare」ではバスドラを共有した2台のドラムを柏倉さんと一瀬さんが一緒に叩く。
ライブで聴くと女性的なイメージのアレンジ。転調する所のドラムのリズムの刻み方がかっこいい。

弦楽器のイントロが新鮮な「Superblock」はお隣の男性がやたらノリノリでつられてしまった。
あの独特なビートの刻み方、クセになるなぁ。アッパーな曲ではないけど、体が勝手に揺れる。
転調する所の、ゆらゆらするような細美さんの歌い方がまた何とも。

「Insomnia」のイントロが会場いっぱいに響き渡って歓声が上がった瞬間、その迫力に
圧倒されて鳥肌が立った。ステージにいる細美さんが声にならない声で雄叫びを上げていて、
あの演奏をバックに歌えたらどんなに気持ちいいんだろうって想像してぐっときてしまった。
音源では少し掠れた歌声だけどこの日は良く声が出てて、高く舞い上がってどこまでも届きそうだった。
皆で声をひとつにした“Save me”の大合唱は今まで聴いた事がないぐらい凄まじかった。

「Twisted Maple Trees」は演奏が終わったらそのままライブも終わってしまうんじゃないかと思う程、
全員が持てる力の全てを出し切っているような、壮絶なラストだった。
ウエノさんmasaさん細美さんはお互いを意識し合って音をぶつけ合って激しくかき鳴らして、
弦楽器隊も譜面通り弾いてる感じでなく、真剣勝負のセッションみたいな雰囲気で観ていてドキドキした。
"Should I regret the color of my dress" の所の細美さんの声が今もまだ耳に残ってる。


細美さん「美雨ちゃん!」
そう呼ばれて、美雨ちゃんが細美さんの隣に。

細美さん「・・・美雨ちゃんはア○ル好き?(笑)」
出たー!公開セクハラ!

美雨ちゃん「あんまり・・・(苦笑)」
細美さん「あんまりって事はちょっとはって意味?」
美雨ちゃん「これ以上喋らないようにしよう(笑)段々毒されてきてる・・・」

細美さん「こっち来てよ!男子部屋居心地いいぜー。ステージの上って緊張するとか言うけど、
俺はここがいちばん居心地いいや。ここで吸う空気がいちばん美味しい」


堀江さんがアコーディオン、masaさんがマンドリンを持つ。「Souls」。
ゆらゆら揺れながら歌う、ふわっと軽やかで優しい美雨ちゃんの声が曲に彩りを添える。
会場を漂う空気がすごくハッピーで、皆笑顔なのにちょろっと涙が出そうになった。
間奏のところ、美雨ちゃんがおもちゃみたいな黄緑の笛を吹いてて可愛かった。
この曲でもウエノさんがベースを抱いててほわーっとなってしまったのは内緒です。

本編ラストは「On Your Way Home」。歌い出しの“Feel no magic in this room.”の所を
ライブでは“I'm Feel no magic in this room.”って歌ってる。
去年、京都MUSEでこの曲を聴いた時は直前のMCの事もあって涙が止まらなかったけど、
この日はステージにいるメンバーがすごくいい顔をしていて、自然とこっちも笑顔になれた。
間奏のトランペットが最高に良かった。あれはちょっとぐっときちゃったなぁ・・・

上手側に来たmasaさんが堀江さんの鍵盤の椅子に登っちゃって、
小さい子供に注意するみたいに、降りなさいってたしなめてた堀江さんの表情が印象的でした。
歌い終えた後、よろよろとステージの床にへたりこむ細美さん。

演奏を終え、ステージを後にするメンバー。masaさんがピックを投げる。
メンバーの姿が見えなくなってすぐ、いつもみたいにテンポの速い手拍子が起こる。
さすが速い曲に慣れてるだけあって手拍子もばらつかないなぁなんて変な所で感心したりして。

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

しばらくして、細美さんが一人でステージに戻ってくる。
温かな歓声と拍手が起こる。噛みしめるように歓声を浴びる細美さん。

「俺明日死んじゃうのかなぁ・・・ぶっちゃけ、この景色を見るために
生まれてきたんだろうなって思います。今日は大好きな西方さんも来てくれて最高です!」

袖に堀江さんを見つけて「にーやん!おっせぇ(笑)masaも!(笑)」って呼び込む。

ゾンビみたいな動きで堀江さんやmasaさんがよろよろとステージに戻ってきたんだけど、
細美さんはmasaさんばっかり見てたから堀江さん途中でゾンビやめちゃってた(笑)

細美さん「今日はぶれないでまっすぐいられた気がします。今日は歯車もがっちり
噛み合ってすげーいい!ハイエイタス、まだまだ先に行けるんじゃないかな」

堀江さん「これがずっと続けばいいね」

このふたりのやりとりは聞いてて切なくなっちゃったな・・・。


ギターのリフが鳴り響く。アンコール一曲目は「紺碧の夜に」。
鍵盤の椅子に腰掛けた堀江さんがじっと客席の皆の歌声に耳を傾けてて、
その姿を見ているだけでまた泣きそうになってしまった。
おもむろに弾き始めた澄み切ったフレーズがにくいほどかっこいいんだ、また。

ライブのラストを飾ったのは「Silver Birch」。細美さんが身振りを交えながら歌っていて、
歌詞に合わせて手を斜め上にかざして星に触れようとするような仕草をしてた。
ひとりひとりの目をじっと見ながら歌ってて、今こっち見てくれてる?って思ってはっとしてしまった。
ラスサビ前の堀江さんのピアノの音、きらきら輝いていてやけに胸に響いた。

ハイエイタスとしての堀江さんを観るのはもうこれで最後になってしまうかもしれないと思うと、
いつも以上にいつまでも、一分一秒でも長くこの時間が続いてほしかった。

演奏が終わると共に、ライブの終演も近付いてくる。
細美さんが手招きして、16人全員がステージの前列に並んでお辞儀する。
皆晴れやかな笑顔を浮かべていて、惜しみない拍手が贈られる。

メンバーは下手、弦管楽器隊は上手からステージを後にする。赤い背中をいつまでも目で追ってた。
場内が明るくなって帰り支度を始める人がいても、しばらくぼーっとして動けなかった。

最初から最後まで不思議な高揚感が会場中を包み込んでいて、
お互いがお互いに刺激されてあの空気感を作り上げられたんだろうなって。

ライブは生き物だとか言うけど、ハイエイタスのライブってまさにそんな感じがする。
息をするように歌って、脈を打つようにリズムを刻んで、ステージとフロアには気が渦巻いていて、
それがずっと循環してるイメージ。それがずっと呼応しあってる。この日のライブは特にそう思った。

ホールツアーってどんな風になるんだろうって思ったけど、ハイエイタスの音楽に似合ってた。
どこかで意識してるのか、細美さんもMCで初めはお客さんの事を「皆さん」って
呼んでたけど、すぐにじれったそうに「お前ら」って呼んでた。あと関西弁も喋ってたっけ。
「ありがとー」のイントネーション、関西人がいらっとしないネイティブさでした。

曲終わりにガッツポーズしたり床を叩くような仕草を見せたり、
歌ってて本当に楽しいんだろうな、気持ちいいんだろうなーって思うシーンが沢山あって、
去年MUSEで言ってた「理想のボーカリスト」像に近付いてるんだろうなって思った。
声の出し方が変わって、音源で聴いてた印象と全然違う曲もあったし。

これからのハイエイタスはどうなっていくんだろうなぁ。
堀江さんがいかにバンドとって大きい存在だったのかという事を改めて感じてしまったから余計に思う。

ツアーが始まる前、細美さんは最初で最後のホールツアーだって言ってたけど、
一回っきりで終わってしまうのは惜しいぐらい素敵な時間が過ごせたよ。ありがとう!

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

2012.11.22 the HIATUS "The Afterglow Tour 2012"
@オリックス劇場セットリスト

1.Deerhounds
2.Flyleaf
3.Ghost In The Rain
4.My Own Worst Enemy
5.The Tower and The Snake
6.Bittersweet / Hatching Mayflies
7.Shimmer
8.Broccoli
9.The Ivy
10.Little Odyssey
11.Monkeys
12.ベテルギウスの灯
13.Snowflakes
14.Walking Like A Man
15.The Flare
16.Superblock
17.Insomnia
18.Twisted Maple Trees
19.Souls
20.On Your Way Home

ENCORE

21.紺碧の夜に
22.Silver Birch

【参加メンバー】

細美武士(Vocal&Guitar)
masasucks(Guitar)
ウエノコウジ(Bass)
堀江博久(Keyboards)
柏倉隆史(Drums)
一瀬正和(Drums,Percussion&Guitar)
中村公輔(Manipulator)
坂本美雨(Vocal)
徳澤青弦(Cello)
伊藤彩(Violin)
菊池幹代(Viola)
竹山愛(Flute)
武嶋聡(Clarinet&Saxophone)
類家心平(Trumpet)
滝本尚史(Trombone)
庄司知世(Horn)
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by pochi-17 | 2012-12-02 23:49 | Live | Trackback | Comments(0)

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