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2014.7.21 andymori ひこうき雲と夏の音@大阪城野外音楽堂レポ

7月21日、大阪城野外音楽堂であったandymoriのライブに行ってきました。

いつぶりなのかも思い出せない程久しぶりのandymoriのライブ。
FUN FUN FUNツアーもマイムマイムツアーも行けなかったから多分Zeppツアーぶりかな…?
解散が発表されてからの1年と少し、色々な事があってandymoriの曲を聴けなくなった。
あんなに大好きだった曲も古びた思い出の中に閉じ込められてしまったようで、
1年経って今回のライブが発表になった時も複雑な気持ちになったけど、ちゃんと最後を見届けたいなって。
先行も一般もダメだったけど、チケットを譲って下さった方のお陰で参加できました。
お金儲け目的でオクに出す人もいるのに、こんな天使みたいな人もいるのです。本当に感謝してます。

「ひこうき雲と夏の音」というタイトルにぴったりな暑い夏の日。大阪城公園の噴水の前では
地方局のニュースのクルー達が道行くおじさんに街頭インタビューしてた。
野外音楽堂に近付くにつれ、聴こえてくる音楽、歌声。リハの音。
着いたのが3時頃だったから終わりがけだったみたいだったけどハッピーエンドとクラブナイトは聴けた。
ビートルズのIN MY LIFEのイントロをギターで弾いてたのも聴こえてきた。

その後、1年前にZeppで会う約束をしていたフォロワーさん親子にご挨拶。
娘さんはテスト期間中で、andyのTシャツを着てこの日もテスト受けてきたんだって。
親子で同じ音楽を聴いて一緒にライブに行けるなんて羨ましいな。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

木々の間から降り注ぐ陽射しが強くて開場してからもしばらく木陰にいて、30分ぐらいしてから中に。
譲っていただいたチケットは縦からも横からもほぼ真ん中の見やすい場所でした。
一列に並んだ機材、舞台奥にオフホワイトの風になびくカーテンがあるだけのシンプルなステージ。
映像化されるのかCSで流れるのか、クレーンカメラと客席にもカメラが入ってた。

GLAYさんの時は外組だったので中に入ったのは初めての野音開演前、
ステージ袖の開いてたドアからステージとは逆方向にカメラを構えるスタッフさんの姿が見えて、
そこに3人がいるんだってやっと少しだけ現実味が湧いてきた。

ほぼ定刻にいつものSE、The End Of The Worldが流れてすぐメンバーがステージに。
ぴょんぴょん飛び跳ねて出てきた小山田さんの笑顔を見て胸が詰まった。
またandymoriのライブが観れるってやっとそこで信じる事ができた。

SEを止めるように小山田さんが合図して、初めに演奏されたのは1984。
緊張してるのか、歌詞を飛ばしたり少し硬いかなって思ったけど、
曲を、声を聴いたら懐かしくて涙が出そうになった。
やわらかくて繊細で無垢で、それでいて時々情熱がほとばしるような歌声。この声には敵わない。

皆聴き入ってて泣いてる人も多かったけど、そんな感傷を振り払うようにベンガルトラとウイスキー。
手を上げる人もいて、少しずついつものandymoriのライブになっていくのを感じた。
いつもライブで誇らしげにオイラが正しいって歌ってくれるのが好きだったんだ。

青い空に吸い込まれて行きそうなLife Is Party。今になって歌詞がこんな風にリンクするなんて。
最後のフレーズの後のどんしゃん鳴るドラムとうねるベース、かき鳴らされるギターにたまらなくなる。
ラスサビ前のカウント、マイクを通さない生声で聴こえた。

胸をぎゅっと締め付けて更に切なくさせるようなイントロのギター。ユートピア。
“バンドを組んでいるんだ すごくいいバンドなんだ みんなに聴いて欲しいんだ バンドを組んでいるんだ”
このフレーズは宣誓のようにも、友達に話しかけているようにも聴こえる。
転調して早くなるところもアイコンタクトして呼吸を合わせて、ぴたりと決める。

小山田さんが上機嫌にギターを掻き鳴らす。ちょっとくだけたラフな空気になるボディランゲージ。
サビの裏声もすーっと溶けてくように綺麗だった。跳ねるリズムに思わず体がうずうずする。

しばらく聴いてなくても心に染み込んだ歌詞が口をついて出てきたPeace。
疾走感の中に消せない悲しみやそれでも前を向く希望が詰まった大好きな曲。
サビで声を荒げるように歌ってて、そうだライブではいつもこうだったなって。

演奏が終わって静かになるとあちこちから蝉の鳴き声がする。
その時、会場の外から男の人の声で「壮平ーーー!!!」って絶叫が聞こえてきて、皆ふふってなって。


小山田さん「…どうもお久しぶりです。昨年は心配をおかけしました」
藤原さん「…うん」
小山田さん「すまなかった(と藤原さんにぺこりと頭を下げる)」

神妙なやりとりかと思いきや、ふたりの変わらない空気感に思わず笑い声が漏れる。

小山田さん「一年経ったけどこんなに来てくれて…今日は来てくれてありがとうございます。
大阪でのワンマンは最後なんですけど、今日は外の皆にも聴こえるように歌います」

小山田さんが「皆愛してます!」って客席に投げKISSをする。

投げKISSをあげるよはRADIO CRAZYで聴いたのが多分初めてだったと思うけど、
この曲はやっぱりずるい。自分自身の事も他人の事もすっぽり包み込んで許容してしまう。
でもこの日は笑みを浮かべながら少し自虐的に歌ってるようにも見えてずきっとした。

シンプルな演奏だから3人のコーラスが引き立つ兄弟。胸を打つフレーズが次々と繰り出される。
“この青い空を飛び交う鳥のように”の所、ふと空を見上げるとどこまでも高く広がってて眩しかった。

小山田さん「俺は愚かな人間だけどこんな素晴らしいメンバーとバンドやってます、って歌です」
アコギを持つ小山田さん。素朴な雰囲気は路上のフォークシンガーという曲名そのもの。
今この曲聴くとちょっと笑えないよって思ったけど楽しそうに歌ってくれて救われた。

クレイジークレイマーは聴くたびに正しさとは何か突きつけられるような気になる。
“お前が正しいんだよって俺が歌ってやる みんなの前で”という言葉、
今は自分にも向けられてるのかな、なんて思ったり。
気が付けば岡山さんのTシャツの色が変わるぐらい汗で濡れてた。

新曲かと思ったらSunny Side Diaryという曲だったみたい。初めて聴いた。
サウンドも歌詞の言葉選びもいかにも初期のandymoriっていう雰囲気。もう一度聴きたいな。

リハで聴こえたから演奏されるとは思ってたけどハッピーエンドを聴くといつも込み上げてくるものがある。
“どうせどこにも行けないのならずっとここにいてもいいんだよ”この言葉に何度も助けられた。

初めは感情を抑えるように、徐々に熱を帯びていく歌声、独特の間の取り方のベースラインが寄り添って、
付かず離れずリズムを刻むゴールデンハンマー。演奏に3人の関係性が表れてるよう。
抑えめに歌う時、声の繊細さが際立っていてそのさらさらとした無垢な歌声にどきりとした。

空は藍色はあのアルバムの中でもいちばん好きな曲だったから聴けて嬉しかった。
でも、ただでさえ胸が苦しくなる曲なのにこんな青空の下で聴くとたまらなくなる。
泣きたいけど泣きたくない、って思って何とかこらえた。


小山田さん「この間とあるバンドの曲を聴いてそれがすごい良くて、そのバンドの子に電話したんだよね。
あの曲すごいよかったよ!って。興奮して食い気味で友達になれるかと思って喋ってたんだけど、
向こうは『はぁ…ありがとうございます』みたいな感じで、調子乗ってすみませんでしたって(笑)
俺ももう30だしそんな感じなのか…って思って。…健二はまだ27か(岡山さんが27。って)。
寛は今29?(おいおい30になります、と藤原さん)バンド始めて何年?7年も経つのか。
寛とは大学で知り合って。それで何だっけ…この間夢を見たんだよね。
そのバンドの子と幼稚園に行ってた…あれ?俺が小さい頃に行ってた幼稚園。の庭に
桜の木が植わってて、その木をみんなで眺めながら…机の上に楽譜かバーっと置いてあって。
記念樹っていう、あっぱれさんま大先生の曲(校庭の隅にみんなで植えた記念樹ーって曲、と歌う)の
楽譜が見つからなくて。見つからないんだけど何か幸せだなーって。幸せなんだけど
それを幸せだとも思わないような幸福感。最近そんな気持ちを忘れてたなって」

小山田さん「昔、西荻窪のボロアパートに寛と一緒に住んでて。冬になるとネズミが凍死してて。
俺はチューチュー鳴くネズミが結構好きだったから見つけてお前かー!ってなってたんだけど」

藤原さん「…埋めて供養したのは俺だったよ」
小山田さん「…そうだった(笑)」
ぼそっと呟く藤原さんから溢れる父親感に笑ってしまった。

小山田さん「メンバー紹介します。ドラム、健二!ベース、寛!」
藤原さん「ボーカルギター、壮平!」


小山田さんなりの藤原さんへの愛がこもったベースマン。ベースソロではいつもより少し得意気に、
その気持ちに応えるかのように一生懸命に演奏してる姿がかっこ良かった。
ひょうひょうとしているようでちゃんと周りを見ている頼れるベースマン。

何度もライブで聴いてきたeverything is my guitarは気付いたら夢中で手を上げてた。
感情をほとばしらせながら、前のめりな演奏に乗って転がるように突き進んでいく。
蒼くて、手を離すとどこかへ飛んで行ってしまいそうな衝動もandymoriの魅力だったなって。

アコギを持ってブルースハープを首からかけてもらう小山田さん。クラブナイト!
ファンファンのトランペットに負けず劣らずブルースハープの音色も良かった。
“どこまでも行こう どこまでも行こうよ”のところのコーラスの重なり方が
すごく綺麗で感動してしまった。知らない間にこの曲も進化してたんだなぁって。
皆一緒になって盛り上がる。何より、ステージの3人が嬉しそうに演奏してるのを観てるのが幸せだった。
近くにいた白髪混じりのおじ様が若者達と同じように手を上げて楽しんでくれてたのも嬉しかったな。

透明感のあるギターの音色が風に乗る青い空。歌声もふわりとやわらかくて心地良い。
このロケーションで聴くと曲の良さが何倍にもなる。
6時を過ぎたからか照明が点いてスモークが。青いライトと青い空。

鍵盤の前にスタンバイした藤原さんに「寛は何でもできるミュージシャンなんだよ」って小山田さん。
藤原さんはハードルが上がったと思ったのか「そういうのやめて」って言ってたけど。
カウボーイの歌だったかな、藤原さんが鍵盤弾いて後奏で口笛を吹いてたのは。
途中、スモークの量が増えて風下にいた岡山さんの所に全部行って完全にシルエットになってた…。

ライブは一度きりの魔法がかけられる場所なんだなって思ったのが宇宙の果てはこの目の前に。
ラスサビで大きく転調して、宇宙を突き抜けて明るく光が射し込むようなイメージになってた。
それがとても感動的で、足の裏から頭の先までぞわぞわっとした。

高く舞い上がるようなドラムの連打。FOLLOW ME!
指定席で動ける範囲が決まってるのがじれるぐらい体が跳ねた。後半の怒涛の連打にも釘付けになった。

MONEY MONEY MONEYの忙しないガチャガチャしたリズムはライブで聴くとやみつきになる。
この曲もFOLLOW MEもぎゅうぎゅうのライブハウスで聴きたかったな、なんて。

アコギに持ち替える小山田さん。Sunrise&Sunsetのピースフルな空気感は皆を笑顔にする。
でも間奏の所は少し感傷的で、やっぱりぐっときてしまう。

グロリアス軽トラのイントロを聴いた時、あと何曲聴けるんだろうって思いがよぎった。
いつものように大阪の空の下ー♪って歌ってくれて、わっと沸いた。外からも歓声が上がってた。

夢見るバンドワゴンはきっとライブの終盤で演奏するだろうなって思ってたから
さっきの思いが更に心の中で大きくなる。何度も鼻の奥がつんとしたけど我慢した。
吹き抜ける風が音を揺らして、空の上まで届きそうだった。

本編最後は未発表の新曲。ラストライブで新曲が聴けるなんて思ってなかった。
記憶が間違ってなければイントロで掻き鳴らされるギター、どんな自分でも許してくれるような歌詞、
最後に四つ打ちっぽく転調するリズム。andymoriのいいところ全部詰め込んだみたいな曲だった。
“おいでおいでよ 灰色の教室の窓から”っていう歌詞があったな。
映像化なり音源化なりしてほしいな。一度しか聴けないなんて寂しすぎる。

演奏を終えてステージを後にするメンバーに温かい拍手が贈られる。
その拍手がいつしかアンコールを求める手拍子に変わる。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

しばらくして、再びステージに戻ってきてくれた。
どこからかありがとー!って声が聞こえて。


小山田さん「ありがとう、ありがとう大阪。FM802、fm osaka、
キョードー大阪…しゅうまい太郎、道頓堀!イェー!!」

小山田さん「…寛は大阪の話ある?」
藤原さん「大阪にはいい思い出が沢山あります」

小山田さん「健二は伊賀だから大阪にはよく来てた?」
岡山さん「俺は伊賀やから大阪にはよく来てたんやけど、高校の頃大阪にドラムの練習に通ってました」

小山田さん「エロい先生のとこ?(笑)」
岡山さん「エロいかどうかは俺には分からん(笑)」
エロい先生とは…?その話、いつか詳しく聞いてみたい…


16の優しいアコギの音色。大好きな曲がまたライブで聴けた。
何度も聴いたし、何度も口ずさんだ大切な曲。andymoriの曲ってつい口ずさみたくなる。
こういうフォーキーな曲も前のめりなロックも似合うのがandymoriというバンドの強さ。

ギターのアルペジオの歌い始めから一気に加速していくandyとrock。
1分もない短い曲の中でくるくると表情を変える小山田さんの歌声。

革命の歌詞は何年経っても色褪せず瑞々しく力強かった。
歌の力を信じた人だけが紡ぐことのできる言葉。

遠くへ行きたいは2ndが出た時のツアー、初めての大阪ワンマンで聴いて以来だった。
あの頃よりずっと演奏にも言葉にも重みがあって、惹きつけられた。

曲が終わってギターを置く小山田さん。あれ?と思ったら
一旦ギターのところに行ってコードを確認して「andymoriから愛を込めて」って。

何だろう、って思ったら愛してやまない音楽をのアカペラバージョン!
3人とも楽器を弾かず、藤原さんは手拍子でリズムを先導。
マイクがなくても軽々と外まで届きそうな大きな声で歌う小山田さん。
それを支えるコーラスの藤原さんと岡山さんの声が温かかった。
私達の知らないところで一生懸命練習してたんだろうなって思ったらそれだけで泣けてくる。
温かい空気に包まれて、曲が終わると大きな拍手が贈られる。

ラストに演奏されたのはすごい速さ。感動的な曲を最後に持ってくる事もできたのに
こんな風にあっけないほどからっと終わってしまう潔さが清々しかった。

演奏を終えて楽器を置き、軽く手を振ってステージを去る3人。

拍手がすぐにアンコールの手拍子に変わる。日は暮れたとはいえまだ明るい午後7時。
ダブルアンコールもできる時間だったけどスタッフさんがステージの撤収作業を始める。

それでも止まない手拍子。終演を告げるアナウンスが流れてもまだ続いていて、
客席からの退出を促されるまでずっとその手拍子は続いてた。
手拍子をやめてしまうとそこで本当にライブが終わってしまうから。
あの時の気持ちはきっとずっと忘れられないだろうな。

ライブが終わった後もまだ実感がなくてぼんやりしてた。
これを書いてる今ももうandymoriのライブが観れないなんて信じられないままだけど、
離れてた時期も気持ちも一瞬で埋めてくれるようなライブだった。
ハッとするようなうつくしさ、ドキッとするような無垢な歌声、
目が離せなくなるような演奏、全部わたしが好きになった頃のandymoriそのものだった。
多分泣こうと思ったらずっと泣いていられただろうけど不思議と泣かなかった。

何の曲だったか忘れてしまったけどある曲の後奏の部分で
熱のこもったドラムに呼応するように小山田さんがギターを掻き鳴らしてて、
それに負けじと藤原さんのベースもどんどん熱がこもっていって。いいシーンだったな。

傷付いた事もあったけどandymoriというバンドを好きになった事は後悔してない。
もう一度ステージに立つ彼らを見る事ができて本当に良かった。
この日のライブを観て、自分にとって大切な曲がこんなにもあったんだって気付いた。
今まで支えてくれてありがとう。沢山の思い出を作ってくれてありがとう。

私にとってのandymoriのライブはこれで最後だけど、まだandymoriの夏は始まったばかり。
3人が笑顔でステージを降りる事ができるよう、陰ながら祈ってます。

いつかまた、どこかで会えるといいな。


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2014.7.21 andymori「ひこうき雲と夏の音」@大阪城野外音楽堂セットリスト

01.1984
02.ベンガルトラとウイスキー
03.Life Is Party
04.ユートピア
05.ボディランゲージ
06.Peace
07.投げKISSをあげるよ
08.兄弟
09.路上のフォークシンガー
10.クレイジークレイマー
11.Sunny Side Diary
12.ハッピーエンド
13.ゴールデンハンマー
14.空は藍色
15.ベースマン
16.everything is my guitar
17.クラブナイト
18.青い空
19.カウボーイの歌
20.宇宙の果てはこの目の前に
21.FOLLOW ME
22.MONEY MONEY MONEY
23.Sunrise&Sunset
24.グロリアス軽トラ
25.夢見るバンドワゴン
26.新曲


ENCORE

01.16
02.andyとrock
03.革命
04.遠くへ行きたい
05愛してやまない音楽を
06.すごい速さ
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by pochi-17 | 2014-07-25 00:00 | Live | Trackback | Comments(0)

2014.7.4 髭 The First Half of ”DECADE”@梅田クラブクアトロ

7月4日、心斎橋クラブクアトロであった髭の10周年記念ライブに行ってきました。

「The First Half of ”DECADE”」と題し、10周年の上半期を締めくくる
東名阪を巡るツアーで「10周年を総括するライブ」という須藤さんの言葉通り
ライブでも滅多に演奏されていなかった初期の曲から新曲まで網羅した
セットリストで、ライブで初めて聴けた曲もあって良かった。

髭ちゃんの10年間に自分が髭ちゃんと出会ってからの年月を重ねたりして、
今の自分があるのは髭ちゃんがそばにいてくれたからだなぁって実感した。
ハッピーな気分になれる曲もぐっとくる曲も、トリップしそうな曲も全部
髭ちゃんらしくて素敵だなぁと改めて髭ちゃん愛を再確認した夜でした。
最初からまとめに入ってしまったけどいつも通りのゆるっとレポです。雰囲気だけでも伝われば。

去年のペト髭以来のクアトロ。エレベーターで10階まで上がって整列場所の
階段に行こうとしたら、ロビーで斎藤さんがマネージャーさんと喋ってるのが見えた。
この日の整理番号は60番。平日という事もあって人は少なめ。
髭ちゃんのライブに来ると、よく見かけるなって人が結構いる。リピーター多いんだろうな。
番号呼ばれて中へ。想像以上に人が少なくて若干動揺しつつもセンター2列目待機。
開演まで1時間あったから徐々に人も増えてきて一安心。
待ってる間、無駄にきょろきょろしてたらフォロワーさんを発見してご挨拶。

開場BGMは須藤さんセレクトだったのかな、割とアコギでゆったりした曲が多かった印象。
開演5分前になってもサウンドチェックが始まらない。3分前ぐらいになってようやく始まる。
斎藤エフェクターボードは3つか4つぐらいペダルが付いててそのうちひとつがワウペダル。
須藤さんのエフェクターボードビニールかぶせてあった。もしや汗対策…?
コテイスイさんの緑の棒には鯉のぼりが刺してあった。上手の端にハイジの旗も見える。
須藤さんの後ろのアンプの上にボトルの水とお花?みたいなものが。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

開演時間を少し過ぎてフロアの照明が落とされる。
おなじみのミラクルズのSEに乗って下手からメンバーが登場。
ひときわ目を引く紙袋をかぶってたコテイスイさん。
紙袋にはガーベラのお花と風船、ケンちゃんって書いた紙がぺたっと。
後ろには本日は佐藤康一ですとかって書いてあった(笑)
2列目とはいえ、ステージが近くて今にも手が届きそう。

需要あるか分からないけど一応恒例のファッションチェック。
斎藤さんは紺地に淡いオレンジっぽい小花柄のシャツ、
細身の青系のドット柄パンツ、紺色のキャンバス地のデッキシューズっぽい靴。
須藤さんは黒のライトがあたると向こう側が透けるぐらい薄いシャツ、
クロップド丈の裾を絞るタイプのてろてろ素材のパンツ、黒のレザーのコンバース。
宮川さんはこげ茶地に水色のランダムなドット柄のシャツ、
黒のパンツ、初めの方はベージュ?のハットかぶってた。
コテイスイさん赤のアロハ(下は忘れた)gomesさんは赤のTシャツ、
謙介さんは白いトムとジェリー?のTシャツに色落ち感のあるくるぶし丈のロールアップしたデニム。
女の子が着ても似合いそう。両耳にシルバーの大きめのフープピアス。

それぞれが定位置について、まず初めの音出し。そのままMR.アメリカ!
これぞ髭ちゃん!っていう抜群の安定感。
相変わらず宮川さんの指弾きのイントロかっこいい。
斎藤さんの動きのキレに気合いを感じる。gomesさんはギター弾いてた。

ブラッディ・マリー、気をつけろ!で更にステージとフロアを髭ちゃん色に染めていく。
この曲だったかな、斎藤さんがステージの淵に腰かけてにこにこしながらギター弾いてた。
あと須藤さんがおねだりポーズみたいにして組んだ手を左右に振っててきゅんとした。


須藤さん「改めまして髭です!」

一発目のMCなのに改めましてなんだと思って笑ってしまった。


須藤さん「今日はThe First Half of ”DECADE”と題して、
髭のこの10年を振り返るようなライブをしたいと思っていて。
今日はワンマンなので皆とも長い時間一緒にいれて僕も嬉しいです」


2人はブルージーンズまでやってくれるとは!音源聴くと須藤さんの歌い方が
若くてびっくりするんだけど今ライブで聴くとかっこよかったな。
上手に行こうとした斎藤さんがすっ転んで謙介さんがびっくりして笑ってた。
もっともっと初期の曲聴きたい!A-haとか1mgとか挙げだしたらきりがないけど!

有限の脳でマスターベーションは最近またライブで演奏されてるって
小耳に挟んで聴きたい!って思ってた曲。すごいライブ化けする曲だった。
ゆらゆら身振り手振りを交えながら歌う須藤さん。
毒を含んだサイケデリックと頭がもげそうなトリップ感が癖になる。

ループする宮川さんのベースが癖になるなんとなくベストフレンド。
畳みかけるような間奏からのあのフレーズは思わずフー!ってなる。
そのあたりずっと宮川さん見てたけど目線はずっと手元でやたらクールだった。

謙介さんコテイスイさんのツインドラム、黒にそめろ。久々に聴いたけど文句なしにかっこいい。
コテイスイさんのドラムセットはシンプルなものだったんだけどやっぱりツインドラムいいな。

須藤さん「次にやる曲は2005年ぐらいに出た曲なんだけど、
曲自体は10年ぐらい前からある古い曲です」と君のあふれる音。
須藤さんのギターのタッチは弦に触れるか触れないかぐらいのやわらかさ。
皆聴き入っちゃって、曲の後「こんな曲の後だけど、はりきれます?さっきのは嘘だよ!」って。

斎藤さんのワウワウギターと一緒に皆で合唱。ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク2。
曲名も歌い始めの歌詞もポップなのに、転調するあたりからまるで別の曲みたいに変化する。
いつも謙介さんの泣き叫ぶような表情で連打するドラムに目を奪われて釘づけになる。
須藤さんのボーカルには耳を奪われて、ステージに吸い込まれそうになる。

須藤さん「俺ってイカしてるかな?」

ハンドマイクになった須藤さんがフロアに身を乗り出して押しが。イカしてる俺は×××
手を伸ばしたら須藤さんの手に届いた。汗をかいてたからか冷たかった。
至近距離で下から須藤さんを見上げてるとだんだん非現実的な感じがしてくる。

ボーナス・トラックもイントロ聴いただけでめっちゃあがる曲。最高!
結構この曲の歌詞間違える事多いから今日は大丈夫かなぁって親心的な心理が。
3対1で2点のビハインドのとこ指で3、1、2ってやってくるっと裏返す須藤さん。
何だろう、いつもこの曲のサビでYO!YO!みたいなラッパーのノリになってしまう。
あと斎藤さんのダンスのキレがやばい。この曲ではギターよりダンスに夢中になる斎藤さん。

意外にもこのタイミングで虹。君もそう思うよねのとこ歌わないでフロアの皆を見る須藤さん。
皆が手をゆっくりと振ってハッピーでピースフルな空気に満ちていく。
アルマジロのとこは指で輪っかを作って、僕を見ておくれでは手で双眼鏡のポーズ。かわいいな。
曲の終盤、満面の笑顔で手を振る須藤さんを見てたらいつも心がきゅっとなる。


須藤さん「…ちょっと待って汗拭いていい?ビールないの?」
そしたらスタッフさんがSTOUTの黒の缶ビールを持ってきてくれて。
須藤さん「…ありがとう!昨日1ダースもらったけど今日見たらもうなかったから
昨日相当飲んだんだなって(笑)ビールは黒でも白でもおいしいね!」

斎藤さん「…白?」
須藤さん「黒じゃないって事。斎藤くん細かい!」
斎藤さん「そういうとこ俺細かいからね(笑)」

須藤さん「せっかくだからメンバー紹介しようか。ギター、斎藤くん!
(何て言ったか忘れけど関西弁を話す斎藤さん。それに負けじと
須藤さんが関西弁で返しすも、須藤の関西弁はあんまり上手くない!と)

須藤さん「みんなが想像してる以上に俺は関西弁に憧れてるからね。
明石家さんまさんみたいなコテコテな関西弁の人って関西でもいないでしょ?
さりげない関西弁がいいの。関西の人が東京に出てきて喫茶店とかで店員さんに
『さっきコーヒー頼んだやろ?』みたいな関西弁がぽろっと出たら、
どこ??どこに関西の人がいるんですか??…ここにいたーーっ!ってなるからね」

文字通り目をきらきらさせながら喋る須藤さん。かわいーひとだなーもう。

斎藤さん「バンドやってて10年目にもなるとスタッフの方に色々美味しいお店を
教えてもらえて、外音を作ってるPAのスタッフさんに美味しいうどん屋さんを
教えてもらって『須藤、一緒に食べに行こう!』って言って行ったんだよね」

須藤さん「地下一階にあるうどん屋さんにね。昨日は餃子だったんだけど。
食べてみたらすっごい美味しいの!こんなうどん初めて食べました!ってぐらいダシとか美味しくて」

斎藤さん「店内に響き渡ったもんね。須藤の『…おいしーーー!何これ!?』って声が(笑)
その時あぁ、この子はいい子だなぁと思いました」

須藤さん「『ひゃー!おいしい!』って言っちゃったもん。美味しくて目が覚めた!」

ほんとに美味しかったんだろうなぁ。そのうどん屋さんどこ!
そう言えばこの日はちゃんと梅田の発音合ってたのにその後ラジオではまた戻ってた(笑)

須藤さん「梅田ってラブホテル多くない?俺達のいた所がたまたまそうだった
だけなのかもしれないけど、前を通る時に思わず一礼しちゃったもん」

斎藤さん「屋上にある自由の女神像とかのクオリティすごいよね、思わず敬礼しちゃうもん」
須藤さん「敬礼じゃなくて一礼だから!敬礼してどうすんの(笑)」

須藤さん「斎藤くん、昔はこういうステージの上にある鉄パイプとか、
つかまらないで下さい!って書いてあるやつ、届けば雲梯みたいにぶら下がってたよね
ドンキーコングみたいにさ。そしたら天井ごと鉄パイプが落ちてきちゃって。
斎藤くん、あれだったよね?アメリカの漫画とかで穴に落ちてるのに
気付かないで歩いてんだけど気付いた瞬間にぴゅーって落ちるやつ!」

斎藤さん「そういうのがロックだと思う時期だったんだよね」

須藤さん「それで客も『いいぞもっと破壊しろー!』みたいに盛り上がって、
アナーキーなすっごくいいライブして。そしたらライブ後にそのライブハウスの
店長に呼び出されたんだよね。これは褒められるなと思ってガチャって開けて、
『今日は本当に最高のライブでしたありがとうございました!』ってそのまま閉めちゃったの(笑)
今だったら怒られてるか褒められてるかぐらい分かるんだけど当時は分かんなかったんだろうね。
その頃ちょうどアスベストが問題になって騒がれてた時期で…斎藤くんにその粉降りかかってたよね」

斎藤さん「俺が一番その粉浴びたからね(笑)粉雪みたいにパラパラ落ちてきて。レミオロメンより先だった」
須藤さん「ちゃんと弁償したんだけどそれから呼ばれてなくてもう出してもらえないのかなって」

須藤さん「ベース、宮川くん!」

コーラス用のマイクがないから喋らないのかと思いきや、ステージ上手の端に
棚みたいなのがあって、なんとそこに宮川さん用のマイクが…!
自分のマイクを持ってなぜか須藤さんの方にずんずん近づいて行く宮川さん。

須藤さん「ちょっと何!?怖いんだけど(笑)自分のマイクで喋りゃいいじゃん!」

宮川さん「いつものクセで(笑)昨日はMO'SOME TONEBENDERとの対バンで、
俺はいつも武井さんの事を『武井マッチョ先輩』って呼んでたんですけど、
武井さんに最近体鍛えてないって言われて『じゃあマッチョ先輩って呼べないですよ』って
言ったら『武井(ゆるふわ)先輩』って呼んでって言われました」

ちゃんと武井かっこゆるふわ先輩って忠実に再現する宮川さん。

須藤さん「残るただ一人の正式メンバー、コテイスイ!」

コテイスイさん「モーサムの勇さん(だったはず、多分)の事をずっと
年上だと思っておじさんとかって呼んでたら自分の方がひとつ上だったっていう(笑)」

須藤さん「gomes!」

照れくさそうにはにかんだままじっと立ってるgomesさん。

須藤さん「gomes、何俺が話振るの待ってんの!自分から喋って!」
gomesさん「…楽しいです(かろうじてマイクが拾えるレベルの小声で)」

須藤さん「何この気温差!ライブ終わったらすぐ帰りますみたいな。
俺は汗拭かなきゃ帰れないよ!…ドラム、謙介!謙介今日のライブどう?

謙介さん「楽しー!」


須藤さん「…次に歌うのは新曲なんですけど…10周年を迎えて、
メンバーの脱退とかもあって…そんな事初めてだったし
僕も思うところがあったんでしょうね。自分で言うのもなんだけど(笑)」

そんな事をはぐらかすようにちょっと寂しそうに笑う須藤さんを見てるのがつらかった。
なんて素敵ないびつは初めてライブで聴けた。YouTubeで聴いた時はラブソングかなって
思ったけど聴いてるうちにだんだん違った意味を持っているような気がしてきた。
“心配ないよ”ってフレーズのリフレイン、ずっとこの言葉が聞きたかったんだなって思った。
込み上げてくるものが抑えられずステージから目をそらした。
後半の斎藤さんのギターのフレーズは青空を彷彿とさせる。gomesさんのコーラス優しかったな。

その後に三日月だったから泣かせにかかってるのかなって思ったけど何とかこらえた。
gomesさんが入ってからこの曲更に美しさが増して、神々しさすら感じる。
後奏の斎藤さんのギターが本当に素晴らしい。まるで歌ってるようなギター。

この流れで僕についておいでは本当にずるい(髭ちゃん分かってるね!)。
最初入り込みすぎて割と真剣に聴いてたんだけど歌ってる須藤さんの
表情がやわらかくて、それにつられていい意味でふっと肩の力が抜けた。

イントロに入るまでのフレーズを聴いて、こんな曲あったかな?って思ったのが
嘘とガイコツとママのジュース。ピンク色の照明がやけにムーディー。
須藤さん、この曲の歌詞に合わせた動きもかわいかった。扉を次々開けていくのとか。
間奏で斎藤さんがステージの淵に腰掛けてギター弾いてたのを眺めてたら、
須藤さんが頭からボトルの水をどぼどぼかぶっててびっくりした。
曲の後律儀にタオルで拭く須藤さん(ざっと足でだったけど)。
後からスタッフさんがちゃんと出てきて拭いてくれて、
「ありがとう、ごめんね。感極まっちゃって。こういう事したらほんとに怒られる時あるからね。
機材が壊れたらどうするんですか!って。37にもなって真面目に怒られるっていう」って。

聴かせる曲が続いたせいか斎藤さんが「今日は雑じゃないな、もっと雑に行こう」って。
ちょうどその時に須藤さんがアンプの上のボトルを落として笑ってしまった。

マネージャーさんが人数分のビールを運んでくる。
皆それぞれビールを持って乾杯の準備。斎藤さんが乾杯の音頭を取る事に。

斎藤さん「髭の10周年を祝って…チアーズ!」
宮川さん「待って!俺は日本人だから今の乾杯じゃ納得できない!」

仕切り直して宮川さんが「乾杯ー!」って。
斎藤さんが「♪乾杯ー今君の人生はー」って歌い出して、
皆で手拍子したら「そうなったら歌わなくなるタイプだから」ってすぐやめちゃって、
そしたら宮川さんが「長渕はギター叩くよ!」ってベースのボディをノックしながら
「♪乾杯ー今君の人生はー大きな大きな舞台に立ち」って歌ってた。斎藤さんいい声だったなぁ。

乾杯が終わったビールをそっと床に置くコテイスイさん。
須藤さんが「飲まない人のビール飲んであげるね!」ってすかさず回収。
須藤さん「髭の10年と皆の10年に乾杯!」

斎藤さん「康一くん、俺達を東京まで送り届けてくれ!帰ったら口座から心ばかりの餞別渡すから」
須藤さん「…何また細かい話?(笑)」

須藤さん「この2人、地方の打ち上げとか年々タチが悪くなってきてるんだよね」
斎藤さん「途中で須藤が嫌そうにしてるの分かるんだけど、コミュニケーションを
取るのが苦手だから今日全部出さないと!って結局空回っちゃって」

須藤さん「今日は金曜日だから遠くの人は帰らなきゃいけないけど
近くの人はこの後また飲みに行ったりできるでしょ?
心斎橋っつーんですか?難波っつーんですか?十三っつーんですか?(笑)」

宮川さん、いちいちマイクを取りに行かないといけないから話に入るタイミングがずれて、
「今度からはマイクスタンド立ててもらって…」とか言ってたら須藤さんが
「それだったらこうしておけばいいじゃん!」って宮川さんの首にコード3周巻いて
マイク垂らして「シド・ヴィシャスみたい!」って(笑)

須藤さん「…曲行くから宮川くん何か喋ってよ!」
宮川さん「皆ハリキってるかー!!」
お客さん「\イェー!!/」
宮川さん「あと何言えばいいの?」
須藤さん「自由でいいよ!」
宮川さん「自由でいいんだぞー!!」

宮川さんのマイクパフォーマンス…須藤さんそういうつもりで言ったんじゃ…
ぐるぐる巻きの宮川さん、曲中にそっとスタッフさんに救出されてた(笑)
新しいアレンジのハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョークはコテイスイさんの
パーカッションがフィーチャーされててうきうきして踊りだしたくなってくる。

ひとしきりハリキった後でそれではみなさん良い旅を!はやばい。
須藤さんの\大阪の時間だよー!/に沸くフロア。そこは梅田じゃないのね。
すごく楽しいのに、いつも“何もかも過ぎてくよ 忘れるよ”のとこでぐっときてしまう。
間奏でのgomesさんのピアノソロも素敵だったなぁ。

須藤さんが天に向かって広げた両手を伸ばす。テキーラ!テキーラ!
フロアの天井のミラーボールもいつの間にか回ってた。
ハンドマイクの須藤さんに目が行きがちだけど、演奏面でも最高にクールな曲。

本編ラストはハートのキング。かっこ良すぎでしょ。
“確かなモノなど何もないのさ 信じるモノより君が欲しい”ってフレーズに心を鷲掴みにされる。
須藤さんと一緒に謙介さんも歌いながらドラム叩いてたのが何だか嬉しかったな。
謙介さんのドラムの力強さと須藤さんの気怠い歌い方が不思議とマッチしてた。

演奏を終えてメンバーが袖へ。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

すぐに起こるアンコールの手拍子。そしたらすぐに出てきてくれた。
え?本当に引っ込んだ?ほんの一口水を飲む時間ぐらいしかなかったよ?(笑)

須藤さん「大阪いいね!昨日よりいいよ!渋谷よりいい!
東京だったら思い付いたらすぐライブできるけど
大阪はたまにしか来れない。でもたまに会うからいいんだよね。
今日は大阪以外の場所からも集まってくれてるんでしょ?
秋から始まるツアーではそこにも行くので、皆また元気で…会いましょう」

須藤さん「…何も言う事ないけど皆と一緒に過ごす時間が減っちゃうから曲行くの嫌だな」
斎藤さん「(フロアの)端から皆のこの10年の話ひとりずつ聞いていく?」
須藤さん「俺、2列目か3列目の人の頃になると鼻ちょうちん出てるよ!」

須藤さん「10年前なんて思い出したくもないって人もいるでしょ?俺達だってそうだもん。
10年後もこうして皆で楽しくやってたいね。10年後は今日のクアトロの話とかしてるのかな?」

明日の事も分からない毎日だけど、そうだったらいいなぁって。不覚にもうるっときた。
アンコール1曲目はYouTubeで発表されてる新曲の闇をひとつまみ。
4月のMUSEで聴いた時もこの日もやっぱり同じフレーズで胸が詰まった。
斎藤さんのギターが優しく包んでくれる感じがしてたまらなくなる。

最後に向かってもう一盛り上がり、ロックンロールと五人の囚人。
間奏明け“…ナイフ…レモネード…テポドン…ガンジー…”って
言葉を置くように歌う須藤さんがすごくかっこよかった。
謙介さんのメリハリの効いたドラムがこの曲によく似合ってた。

ラストはダーティーな世界(Put Your Head)。
“僕達は深い暗い海の中、光の届かない、暗い暗い暗い暗い…
もっともっともっともっと…力を抜いて。さぁ僕達は自由だよ…”
囁くような須藤さんの声は異次元にワープしそうな妖しさ。
導入部分の頭がくらくらするサイケデリックな雰囲気、
間奏での爆発力、どこを切り取っても最高という言葉しか見つからない。
アウトロ部分もアレンジされててかなり長い時間演奏されてた。

演奏を終えてひとりひとりステージを後にするメンバー。
最後はける時、謙介さんはスティック投げ込んで、コテさんは紙袋投げ込んでた(笑)

終わってすぐフォロワーさんと合流。初めましての方も久しぶりの方もいて嬉しかったな。
クアトロのロビーの壁に飾ってあるサイン入りの煉瓦の中にRaccoさんのもあった。
aikoとかくるりとか、他に写真撮るべきなのいっぱいあったけどそれだけ撮ってきた。
クアトロを出て、駅までフォロワーさんと思い出し笑いしながら歩いて帰った。

この10年、髭ちゃんも自分も色々な事があって、ライブを観ている最中も
その時々の事がよみがえってきたりして込み上げてくるものもあったけど、
髭ちゃんを好きになってからいつもそばに髭ちゃんの音楽がいてくれて、
つらい時にそっと寄り添ってくれたのも、色んな人と出会っていっぱい笑えたのも、
自分と向き合う勇気も髭ちゃんの音楽がくれたものだったなぁって。
ライブを観るたびに髭ちゃんへの愛おしさが増していっててもうどうしようもない。

ライブ中、宮川さんが「さっきお客さんが踊ってるの見たらこう…鼻水が(笑)」って
言いながら鼻すすってて、鼻水かい!って内心突っ込んだけど、
私は楽しそうに演奏してるメンバーを見てるといつもそんな風になるよ。
髭ちゃんとはこれからもできればずっと、一緒に楽しい時間が過ごせたらいいなぁ。


改めまして、髭ちゃん10周年おめでとうございます!


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

2014.07.04 髭 The First Half of ”DECADE”@梅田クラブクアトロセットリスト
(フォロワーさんに教えていただきました。ありがとうございます!)


01.MR.アメリカ
02.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
03.2人はブルージーンズ
04.有限の脳でマスターベーション
05.なんとなくベストフレンド
06.黒にそめろ
07.君のあふれる音
08.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク2
09.イカしてる俺は×××
10.ボーナス・トラック
11.虹
12.なんて素敵ないびつ
13.三日月
14.僕についておいで
15.嘘とガイコツとママのジュース
16.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
17.それではみなさん良い旅を!
18.テキーラ!テキーラ!
19.ハートのキング

EN
01.闇をひとつまみ
02.ロックンロールと五人の囚人
03.ダーティーな世界(Put Your Head)
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by pochi-17 | 2014-07-15 23:47 | Live | Trackback | Comments(0)

2014.7.1 the HIATUS Keeper Of The Flame TOUR@Zepp Nambaレポ

7月1日、Zepp Nambaであったthe HIATUSのライブに行ってきました。
5月から始まった41本のツアーも後半戦、私にとってはラストのライブでした。

この日のライブはいつもみたいに楽しかったー!ってだけではなくて色々考えさせられた。
それは主に細美さんのMCによるものだったんだけど、この日閣議決定された
集団的自衛権の事に何度も触れてて。影響力のある人だから、
この話を聞いた今まで選挙に無関心だった若い子達が次の選挙からは
投票に行くようになったらいいなとは思ったけど、この手の話は難しいな。

需要あるのか分からないけどいつも通りの個人的感想です。
記憶を辿って思い出しながら書いてるので一語一句正確ではないです。
あくまでもこんな感じだったよっていう程度で。

ライブ前に難波のタワレコで細美さんのサインを拝む。イベントスペースのサイン増えたなぁ。
その後歩いてZeppへ。難波からだと駅から遠い。
南港にあった頃は割とよく行ってたけど移転してからは初めて。
外ロッカーの中は温室並みの暑さ。ローディーさんがロッカーに来てたけど何してたんだろ。

ステージの最終チェックで開場が少し押してて、6時過ぎてから入場してた。
ロビーに入ると左手に802からのお花と見慣れたポスターが。
もうこのポスターを見るのも最後かな、って思いながら写真に収めた。

どっちから入ればどこに出るのか分からずとりあえず奥の扉から入ったら上手側だった。
どこで観ようかなって迷ったけど前の方もまだ空いてたから上手端の2列目に。

開場BGMは今回も細美さん選曲でスカイ・フェレイラの24hoursとか、
昔のシンディーローパーみたいなポップな曲も結構流してた。
開演直前にサンソロモンが流れてきて、MUSEのライブが終わった時にも流れてた事を思い出した。

開演時間を少し過ぎてたのかな、客電が落ちてジングルベルのSEが鳴る中、Xmas Eileenが登場。
メンバー全員白いマスクで顔半分を覆ってて、表情を窺う事はできない。
7人編成のバンドでボーカル、ギター、ベース、ドラムにDJなのか
マニピュレーターなのかの人がいて、後はボーカルと煽りみたいな感じだった。
エモ、スクリーモ、ヒップホップにメタルをmixしたみたいな
フェスに似合うキッズが好きそうな曲調で、曲を知らなくても楽しめた。
MCでボーカルの人が、今日で5回目ぐらいのライブですって言ってたからまだまだ若いバンドみたい。
今日は俺達は敵ではありませんって言うつもりでステージに立ったのに、
こんなに温かく迎えてくれてありがとうございますって。

あと本当にどうでもいいけどギターの人の足元のモニタ、ドラムのバスドラ鳴らす度に
貼ってあったセトリの紙が音圧で風が吹いたみたいにめくれ上がってて、
モニタの出音ってすごいんだなぁって思った。
ライブ自体は30分ぐらいだったかな、思ったより短く感じた。

Xmas Eileenのライブが終わってすぐ、ステージの転換が始まる。
しばらくしたら細美さんも出てきて自ら機材をセッティング。
こういう事をさも自然にできるってすごいな。やらないと気が済まないっていうのを抜きにしても。
機材がどんどん増えてきてる分、エフェクター周りの配線とか大変そうだった。

その後サウンドチェックが始まるといよいよだなって落ち着かなくなる。
7時50分頃かな、フロアが暗くなってthe HIATUSのライブが始まる。
紫の照明がステージを妖しく照らしていて、そこに流れるSEの不穏さを際立たせてた。
子供が聴いたら泣きそうなSEだけど今のthe HIATUSというバンドには不思議と似合ってる。

メンバーが下手側から現れて、それをフロアの皆が拍手で迎える。
それぞれ立ち位置につくメンバー。masaさんがローディーさんとハイタッチを交わしてた。
SEの音なのか、エフェクターが入ったからなのか、スピーカーがびりびりしてる。

ライブが始まる瞬間の緊張感は何度目の当たりにしても息が止まりそうになる。
しんと静まり返ったステージに水が滴り落ちるように一葉さんのピアノの音色が零れる。
全身を使って声を響かせるように歌う細美さんの歌に一瞬で引き込まれる。
Roller Coaster Ride Memories。一葉さんが見える位置だったから間奏で釘付けになってしまった。
歌詞のYouのところ、フロアを指して歌ってたな。

masaさんが青く光るebowをギターの弦にかざしてスライドさせ、
そこに静かに柏倉さんが刻むリズムが重なる。Thirst。
出音の調整か、袖のスタッフさんに指示を出す細美さん。
サビでは合唱が起きて、曲が持つ力強さがより際立ってた。

細美さん「こんばんはthe HIATUSです!」

「…今日ばかりは俺も機嫌よく出てくることができなくてさ。
憲法が改正されたクソみたいな史上最悪の一日で。
戦争に突き進むための法律ができて、その前には特定秘密保護法が成立されて、
日本がどこが戦争すんのか分からないけど太平洋戦争の時と同じ流れだよね。
ライブ前に楽屋で考えすぎてどんどんシリアスになってイラついてきて。
でもこんな日だからこそ音楽は止めない方がいいと思って。
俺らの音楽は嫌な事を忘れるための音楽じゃなくて大切なものを忘れない為の音楽だから」

ライブに政治の話を持ち込むのは嫌がる人もいるだろうけど、ライブに来てる人の中には
それがきっかけで関心を持つ人もきっといると思う。いちばん怖いのは無関心でいる事。


Deerhoundsではフロアから伸びた拳がステージに向けられてゆらゆらと揺れる。
柏倉さんのドラムは複雑なリズムなのにすっと入ってくる。
サビの歌詞がさっきのMCの言葉に重なるところがあってドキッとした。

Storm Racersはイントロだけで後ろからの熱気を感じた。masaさんが弾くフレーズが憎いほどかっこいい。
サビになると人がざーって入ってきて流されてステージに寄って観やすくなった。
サビ前の手拍子とか、1・2・3・4!とか、上がらない訳ない。

Sonething Ever Afterは空中にまっすぐ手を伸ばして、リズムに合わせて
跳ねるようにいきいきとした表情で歌ってる細美さんの姿が印象的だった。
know me hold me againのところ、フロアを指して歌ってた。
初めから終わりまで、夢の中を旅してるみたいに美しくて切ない曲。


細美さん「俺、脇毛も生えないし年齢より若く見えるのか
この間、タクシー乗ったら運転手に言われたんだよ。
“おたくらが選挙に行かないお陰で俺らはいい目させてもらってるよ”って。
選挙に行っても投票したい政党がない、投票したい候補者がいないって言うんだったら
白紙で投票すりゃいいんだよ。そしたら投票率の割に票を取れなかった人が当選して
当選はしたけど信用されてないって事になるからさ。それで意思表示できるんだよ。
お前らが組めばドクター中松だって当選させられるんだよ。
…電力会社の株主総会で俺らより金持ちで頭のいい人が社長に
“もう原発はやめましょう”って訴えても何も変わらないんだよ。
悪い方のバカが何も変えられないんだったらいい方のバカである俺らが変えていくしかないよね。
TVとかネットばっかり見て、名前も知らないような奴の言葉なんか信用するんじゃねぇ。
自分の目で見た事だけを信じろ。TVに洗脳される奴がやっといなくなったと思ったら
TVからネットになっただけだった。お前らヤ○ーニュースばっかり見てたらバカになんぞ。
俺達にまだまだ出来ることはたくさんあるんだよ。次の選挙で自公にぜってぇ投票しないとかさ」


この日のHorse Ridingは今まででいちばん気高くて勇敢で、温かかった。
ステージのメンバーとフロアの皆の気持ちがひとつになってるなって
感じる瞬間があって、こんな時間が永遠に続けばいいのになって。

Superblockのイントロが流れるとライブハウスがクラブみたいな雰囲気になる。
音数の少ないアレンジでも緩急のあるリズムで空気を自在に操る。
繊細なアコギに骨のあるベースが重なってドラムのキックが入る瞬間がたまらない。

明るく陽が射しこんでくるようなSilver Birchの広がりのあるきらきらとしたサウンド。
一葉さんのピアノ、タッチは軽やかなのに強さがある。
細美さんがメロディーを変化させて歌うところはいつもぐっとくる。

曲が終わってそのまま一葉さんのピアノソロ。
細美さん「怒りの曲を一曲作っといて良かった」

体中に漲るエネルギーを全て注ぎ込んだかのようなThe Flare。渾身の演奏。
メンバーが纏う熱量がすごくて受け止めきれない、って思った。

masaさんが目の前のモニタに片足かけてギターを掻き鳴らす。Monckeys。
あまりにも素敵すぎて思わず叫んでしまった。あの距離はずるい。
masaさんの黒いエナメルで紐が青いショートブーツ、似合ってたな。
間奏の細美さんが囁くように歌って後半になだれ込んでいくところが最高にかっこいい。

Unhurtは打ち込みのサウンドと生のギターの絡みが痺れる。
シーケンサー(かな?)を操る細美さん楽しそうだったな。
ひりひりした歌詞と跳ねるようなサウンドが描くコントラスト。


細美さん「今日は地元のXmas Eileenがライブやってくれて。
…いいよな言っても。クリスマスにあいりんで炊き出ししてるから
Xmas Eileenって言うんだって。いい名前なんじゃね?」

「最近どんどん若手の奴らに抜かされていって。この間初めてワンオクの
スタジアムのDVD見て、あいつらすごいところに行ってんだなって。
今度会ったら思いっきりテキーラ飲ませてやろうと思いました。
…とある某巨大フェスの主催者に“細美、いい加減長いものには巻かれろ”って
言われたんだけど、巻かれねぇから。ぜってぇ巻かれねぇ。
それでフェスに呼ばれなくなるならそれでいい。
見てくれてる人が1万人であれ3人であれ、俺はいい歌を歌うだけだから」

「この間、最近までシリアにいた戦場カメラマンの人に
現地で撮った動画見せてもらったんだよね。戦場に行って撃たれる
数時間前の兵士たちが食堂みたいなところで笑いながら喋ってるの。
きっとmasaみたいなムードメーカーがいるんだろうね。
そのぎりぎりの状況でも最後まで出来ることがあるんだ」

思いがけず名前が出てきて、masaさんが「俺?」って顔して笑ってた。
ウエノさんのところにはコントラバスがスタンバイされる。

細美さん「なんだっけこれ、コントラバスか。
ウエノさんのコントラバスは特別仕様で3mあります。
後ろのボルヴィックもああ見えて1.5リットルあります」
ウエノさん、笑いながらコントラバスのスタンドを軸にをくるくると回転させる。

細美さん「西片明人さん、明人さんって言うのも変だな。先輩。
先輩はいつも人と繋がれって言ってて、この間大船渡フリークスで移転前最後の
ライブをやってきたんだけど、そこに東北の連中が集まってくれて繋がってんだなって」

「東北ライブハウス大作戦のテーマ曲」とTales Of Sorrow Street。
一音一音丁寧に音を紡ぐようにコントラバスを弾くウエノさん。最高に絵になる。
この曲では一葉さんがピアノを弾きながらコーラスしてた。
穏やかなリズム、歌声、ゆったり流れる時間。どこを切り取っても心地いい。

Sunset Off The Coastlineは細美さんの伸びやかな歌声に聴き入ってたら
サビ前のところでマイクを通さず叫ぶような声を上げて、
どうしたんだろうって思ったらイヤモニを引っこ抜いてそのまま歌ってた。
イヤモニから音が出なかったみたいだったけど、そんな事も忘れさせるような圧巻の歌だった。
イントロは同期だけど途中から入る一葉さんの鍵盤の音色もいいな。

Lone Train Running、サビ前のところ“We are getting away now”って。
フロアの皆の目を見ながら歌ってくれるからたまらないよね。
ダイバーがごろごろ転がってくるんだけど、皆ほんと楽しそうだったな。


細美さん「…今日は機材が全部ぶっ壊れてる。
でも機材が壊れてても関係ねえ。肩が壊れるまで投げるだけだ」

何て言ったのか聞き取れなかったんだけどフロアから女性に話しかけられて、
「近くにいる奴あいつに注射打って大人しくさせろ。ブスはろくな事言わねぇな」って。
一瞬にして空気凍ったけど、男性の声で「たまらん!」って声が聞こえて、それを聞いた細美さんが
「何?たまらん!か。トゥモロートゥモローってやたら前向きな奴がいるなって思った(笑)」って。

「皆の顔見てたら元気出た。また明日から頑張れるわ。ありがとな」
そしたらフロアからありがとうって返ってきて、
「お前らがありがとうなんて言うのはおかしいだろ。
ありがとうなんて言わなくていい。ゴミも拾って帰んなくていい。
ゴミぐらい俺達に拾わせろ。皆毎日会社や学校で絞り取られてんだろ?
無理して笑わなくてもいいんだよ。しんどい時はしんどい顔すりゃいいんだよ。
お前らぜってぇ愛想笑いなんかすんな。死ぬまですんな。
…今皆が真顔になったらどうしようって(笑)
今皆が見せてくれてるのは皆が俺達に見せたい顔なんだろ?
お前らのお陰で40過ぎても俺は夢とか理想を語ってられるんだよ」


ライブ終盤になっても声に力がある。魂が宿ってる。Burn To Shine。
フロアを見渡しながら“Your big smile”って歌う姿が忘れられない。

柏倉さんのドラムに歓声が降り注いでくる。Insomnia。
細美さんと皆が一体となっての“Save me”は無敵だと思える強さがある。
その光景を焼き付けたくて後ろを振り返ってみたら2階席まで総立ちだった。

目の前に来てくれたmasaさんが大きな口を開けて一緒に歌ってる。紺碧の夜に。
サビになるとまたダイバーがごろごろ転がってきた。
間奏の一葉さんの鍵盤、かっこ良すぎでしょ。ずるい。


演奏を終えてステージを後にするメンバー。
masaさんがマイクを通さず「ありがとう!」ってボトルを投げてた。
最前の人たちとグータッチしてたけどもうちょっとのところで届かなかった!

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

すぐに始まるアンコールを求める手拍子。
誰一人として帰ろうとはしない。

その声に応えてメンバーが再びステージに。
最初に細美さんの姿が見えたのにすぐ引き返して、?ってなってたら
Tシャツを脱いで出てきて「出てから脱ぐのも変だなと思って」って。
masaさんは髪をてっぺんでひとつ結びしながら出てきてかわいかった。

ベテルギウスの灯のイントロのmasaさんのギターはどんな暗闇だって切り裂いてくれそうだった。
間奏終わりのとこ、細美さんの目線の先を辿ったらリフトしてもらってる子の楽しそうな顔が見えた。


細美さん「次に歌う曲はエジプトのサハラ砂漠に行った時の曲で、
砂漠の真ん中は水もなくて生物もいないし夜になると真っ暗で
1メートル先に置いたリュックも見えなくなるの。
空を見上げたら曇ってて、どうして砂漠なのに雲が出てるんだろうって
思ってよく見たら全部星だったの。だからミルキーウェイって言うんだと思って。
砂漠の真ん中でぼけーっと一日中考え事をしてて。
人間が死ぬと言うのは自分、俺は細美武士という人間と
別れるという事なんだな、俺はこいつの事、割と好きだったなって。
死んでしまった後、そのもう一つのものである魂はどこに向かうのかと思ったら
この星のひとつになって真っ暗で音もしねぇ砂漠の空の上に漂ってんのかなって。
もしそうだったら死ぬのも悪くねぇなって。
俺は宗教とか信じねぇけど、今日はここにいる奴以外にも
先に行っちゃった奴も見てくれてると思ってるから。
…今日はありがとう。もし日本で戦争が始まってもライブやるわ」


静かにWaiting For The Sunが始まる。瞼の裏に星空を思い浮かべてみる。
曲中「ありがとうございましたthe HIATUSでした!」とコール&レスポンスに突入。
細美さんが歌うメロディーを皆で追いかけるように歌う。


温かな空気に包まれたまま、演奏を終えてステージを去るメンバー。
姿が見えなくなってまたすぐにアンコールの手拍子が起こる。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

しばらくして、再びメンバーが登場。

細美さん「あれ、いっぱいいるな。何でまだいんの?(笑)」
そう言いながらも細美さんもいじられた皆も嬉しそう。2階席の人も笑ってるのが見えた。


ライブを締めくくるのはShimmer。一葉さんのピアノが陽の光みたいにさんざめく。
最後の一音が鳴り止むまで、細美さんの声がすーっと消えるまでの全ての瞬間が愛おしかった。


鳴り止まない拍手の中、演奏を終えたメンバーがステージを去っていく。
去り際にmasaさんがおどけて「ようさん人がおるなぁ!」って。

メンバーの姿が見えなくなってすぐまた手拍子が起こる。
残念ながら3度目のアンコールは叶わなかったけど、
終演アナウンスの後の拍手がこの日のライブを物語ってた。

ふわふわした頭のまま帰ろうと思ってふと足元を見てみたら、
あんなにフロアはぐちゃぐちゃだったのにほとんどゴミなんて落ちてなかった。
ロビーに出る時はセキュリティさんが閉まらないように扉を押さえててくれて、
そんな小さな事でも思い出したらじわっとくるぐらい心がやわらかくなってた。

この時の気持ちを言葉にするのはむずかしい。
言葉にして人に伝えるのはもっとむずかしい。活字だとなおさら。

でも、この日のライブを観て何も感じなかった人はいないと思う。
真剣に自分に、音楽に向き合ってる人達の姿を目の当たりにしたのだから。
何が正しくて何が間違ってるのかは結局自分のジャッジでしかないけど、
フラットな心でちゃんと受け止めたいな、って思った。

ツアーも残すところあと少し、あのポスターに刻まれた皺も樹木の年輪みたいに、
おじいちゃんおばあちゃんの笑い皺みたいに見えてくるから不思議だな。


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

2014.7.1 the HIATUS Keeper Of The Flame TOUR@Zepp Nambaセットリスト

01.Roller Coaster Ride Memories
02.Thirst
03.Deerhounds
04.Storm Racers
05.Something Ever After
06.Horse Riding
07.Superblock
08.Silver Birch
09.The Flare
10.Monkeys
11.Unhurt
12.Tales Of Sorrow Street
13.Sunset Off The Coastline
14.Lone Train Running
15.Burn To Shine
16.Insomnia
17.紺碧の夜に

EN1.ベテルギウスの灯
EN2.Waiting For The Sun

EN2-1.Shimmer
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by pochi-17 | 2014-07-06 00:27 | Live | Trackback | Comments(0)

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