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FM802「FLiP LiPS」@MONOEYESレポ

Twitterには書ききれないからこっちに。2015.7.29OA、FM802「FLiP LiPS」の
ゆるっとレポというか、全部じゃないけど文字起こしです。
大阪に来た時に収録したのかな、細美さんと戸高さんがゲストでした。

【お互いの印象について】

細美さん「(戸高さんは)明るい。どんな状況でもリアクションが変わらない」
戸高さん「(細美さん)こんなにストイックな人は見た事がない。
俺の中では完全に筋肉超人に認定されました」

【バンド名の候補は他にあった?】

細美さん「モノアイは悪役の象徴、モノアイという名前は最初の頃から候補にあったけど
そこから遠回りして。他の候補はウルトラファッカーズにしたい!と思ったんだけど、
いたんだよねすでに。あとはショットガンウェディング、ガンナーズドーター、
バックイッツアサイラム?(ちゃんと聞き取れなかった)、トークアバウトケビン。
トークアバウトケビンのケビンはスコットの弟と同じ名前で、いいなと思う名前は大概もう付いてて」

【バンドメンバーについて】

細美さん「男気の強い人を選んだつもりで、スコットもちょうどシカゴに新しい家を借りて、
大好きな家具を揃えて、やっと自分の家がいい感じになってきたぞってとこで誘ったら、
その家具も全部売って(戸高さん「車も売って」)家も手放して日本に来たの。
そういう奴だって分かってたけど、やるんだったら本気でやりたいからって」

【歌を歌いたくなるのはどんな時?】

細美さん「俺でも歌好きなんですよ。多分何やってるよりも。
歌う時間もミュージシャンやってると多いし、でもそれが嫌になるタイプじゃなくて
部屋にいる時もアコギをポロポロ弾いて歌ってたり。誰が聴いてるじゃなくてもね。
駅のホームで電車を待ってる時とかも歌ってる」

【バンドをやりたいと思ってるキッズに向けて】

細美さん「バンドは楽しいもんね。個人のアイデンティティより先に来るからね。MONOEYESの
ギターボーカルの細美武士ですってなるでしょ。旗を背負ってるみたいなところがある」
戸高さん「楽しいだけじゃないけど、それも含めて楽しい」

(DJの加藤さん「今回アルバムを聴いて何か解ってくれるかもしれない、
細美さんは解ってくれてるかもしれないって。細美さんが考えた事を聴いて
ちょっと落ち込むかもしれないと思ったんですよね、でも最後に全部受け止めてもらえた」)

細美さん「歌詞は説明しても意味がないと思っていて、結局作品として残るのは
歌詞そのものと歌だけだから足して言う事は本来何もないんだけど、
Remember Meは子供の頃の自分から今の自分への歌詞なので、俺からみんなじゃないんだよ。
俺の中のがきんちょの時の自分が今の自分に語りかけてる歌詞なんですよ」
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by pochi-17 | 2015-07-30 00:19 | MONOEYES | Trackback | Comments(0)

A Mirage In The Sun

ブログの更新さぼりすぎてバンド結成についてすら触れてなかったけど。

A Mirage In The Sun

MONOEYES / Universal Music =music=



出ました。MONOEYESのアルバム。

メンバーについてはFacebookに完璧に書いてあるから割愛します。笑
感想とかちゃんと書ければいいんだけど、気持ちが言葉にならない。
再生してから最後の一音が鳴り止むまでずっと心を掴まれたままだった。

ELLEGARDENに似てるって言う人もいるみたいだけど、
ELLEGARDENともthe HIATUSとも全然違う、MONOEYESの音そのもの。

忘れようとしていたけど本当は忘れたくなかった気持ちに気付いたり、
心の奥、底のほうにある気持ちも全部見透かされてるんだなって思った。
今までだって、これからだって、細美さんの作る音楽にはかなわない。



アルバムのリリースに合わせて公開されたMVもめっちゃかっこいい。
こんなの聴かされたらライブ行きたくなっちゃうね。
京都も大阪もチケット取れなくて行けるか分からないけど最後まで諦めたくない。
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by pochi-17 | 2015-07-29 23:51 | MONOEYES | Trackback | Comments(2)

2015.1.25 CELLULOID11@NOON+cafe後編

CELLULOID11後編。

前編が終わって一旦外に出されて、一時間ほどしてまたNOONへ。
さっきと同じような番号だったから同じような場所で観ることにした。

後編のスタートは渡辺俊美さんとザ・マイスティースの次松大助さん。
次松さんはピアノだったから座っててほぼ見えなかった…

最初はトークから。自己紹介を兼ねてマイスティースのこと、
次松さんの奥さんの実家が宮城県にあって、奥さんのお母さんが酸素吸入をしていて
震災でライフラインが寸断されて酸素ボンベの残量が少なくなって来て、
何とか人づてに救急車を呼んでもらって病院に運んでもらって入院したという話。
CELLULOIDでは東北ライブハウス大作戦の事もあって震災の話も多く出てきたけど、
自分の身に起こったら、って考えさせられることや感じることも多かった。

次松さんはあまりにも大きな出来事だったから受け入れる事もできずにいた時に
神社の神主さんに「忘れないでいてあげるだけでもいいんですよ、供養になるんです」と
言われて肩の荷が下りたって話していて、俊美さんは猪苗代湖ズの曲は
震災を思い出すから歌わないでくれっていう人もいるって話してた。

前編で歌ってた曲もあったけど、ピアノが入るとまた違った趣になって素敵だった。
「予定」は髭の須藤さんのラジオが深夜にやってた頃、前の番組が風とロックで
むくりと起きてラジオを付けたらこの曲が流れてて、最初は眠くて眠くて半分寝ながら
聴いてたんだけど途中からじわじわ涙が出てきて。こんな曲を届けてくれる人がいるんだって。
だから生で聴けて嬉しかったな。俊美さんの富岡ver.と次松さんの大阪ver.だった。
次松さんのは完全に若かりし頃の下ネタだったけど…(笑)
俊美さんは「下ネタのセンスがない人は嫌い」って話してた。
富岡ver,の歌詞はここで見れます。歌詞を見ただけでも、ね。
http://yoteii.jp/kashi_tomioka.html

最後は次松さんのリクエスト、ぶっつけ本番ですとフィッシュマンズの「いかれたBABY」。
フィッシュマンズの佐藤さんが亡くなる一ヶ月ぐらい前にソウルセットの
レコーディングスタジオに来てくれて、作ったばっかりのピックの300枚のうち200枚を
佐藤さんが持って帰っちゃったってエピソードも。
その頃俊美さんは「友達がいなくて、スチャダラパーと小沢くんぐらいだった」って。

ピノキオ歌う時だったかな、俊美さんがポケモンの話をしていてゲームになぞらえて
「同じ種類の仲間といても強くなれない」って話していたのが印象に残ってる。

次の出番のLOW-ATUSの話をしてた時に俊美さんが、きらきらした細美くんと
土臭いTOSHI-LOWくんって言ってて言い得て妙だなって。


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

転換中は恒岡さんのDJ。

シャザムで調べたらThe Players AssociationのHustlin' とか
HerveのSee Meという曲だったみたい。どっちもかっこいい!
結構転換の時間が長かったのはDJタイムだったって事かな?

しばらくしてthe LOW-ATUS、記念すべき大阪初ライブがスタート。
最初に細美さんが一人で出てきて「一部から日本酒飲みすぎて気持ちが悪いです」と。

「いつもLOW-ATUSのライブは二人揃って始まった事がなくてTOSHI-LOWが
後から出てくるんだけど。この間は行列のできるポップコーン屋に並んでて、
もうすぐ買えそうだからってライブに遅刻してきて。
今日はLOW-ATUS史上初めて二人が揃って出てきます!TOSHI-LOW!」

細美さんに呼びこまれTOSHI-LOWさんが登場。

TOSHI-LOWさん「1日に二回回すなんてタカラヅカかジャニーズぐらいだよ」
細美さん「昼と夜とね。さっきTOSHI-LOWが歌ってた『ラストダンスは私に』
俺も好きな曲だからちょっと歌いたいなと思って。英語バージョンで。Save The Last Dance For Me」

と、スマホ(黒のXperia?)を取り出し歌詞を見ながらTOSHI-LOWさんの伴奏で歌い始める。
すごいね、さらっと歌えちゃうんだね。ちょっと得意そうだったな細美さん。
その横でTOSHI-LOWさんがSo darlin'♪って歌ってて、それがおかしくて皆笑ってた。
サプライズに大盛り上がりのフロアを見てTOSHI-LOWさんが
「俺が一生懸命練習したのをそうやって片手間で歌わないでくれる?」と。
そしたら細美さんが「So darlin'♪って歌ってたじゃん!」って(笑)

なぜかLOW-ATUSの歌詞ファイルにスペシャのハイエイタス特番のナレーション原稿が入ってて、
TOSHI-LOWさんが情感たっぷりに生でナレーション原稿を読み始める。
後ろで細美さんが小声でテイルズ歌ってて「Keeper Of The Flame Tour2014始まります」って。

TOSHI-LOWさん「あのウエノコウジもトレーニングを始めた。」
細美さん「もうやめちゃったけどね」
TOSHI-LOWさん「あのデカさで筋肉までつけちゃったらね」
細美さん「ルパン三世かウエノさんかっていう脚の細さをキープしてほしい。
…何でそこに原稿入ってるの?持ちネタなの?(笑)」

ファイルをめくるTOSHI-LOWさんの姿にくすくす笑いが起きる。
TOSHI-LOWさん「細美がゴリラみたいだって言うから」
細美さん「読めもしないのに電話帳を与えられたゴリラね」
TOSHI-LOWさん「ウッホ!ウッホ!(笑)」

細美さん「…チューニングもうちょっとかかりそうだから喋ってて」
TOSHI-LOWさん「LOW-ATUSはチューニングなんかしなくていいんじゃない?」
細美さん「歌も喋った後に息を整えるために歌うようなもんだしね」

細美さん「俺、スシローっていう寿司屋があるの去年の11月に知って。
入った事はないんだけど。似てる…!って思って。スシローって関西にもある?」
TOSHI-LOWさん「美味しいの?」
細美さん「いや入ってないから知らない(笑)」
TOSHI-LOWさん「今度行こうよ」

「自衛隊に入ろう」はポップなメロディだけど、ぴりっとした自衛隊風刺のフォークソング。
途中、細美さんが口に人差し指を当てて静かにさせてから小さな声で
「アメリカさんにも手伝ってもらい悪いソ連や中国をやっつけましょう」って歌ってた。

細美さん「自衛隊に入ろうって歌は今から約60年前に作られた曲で、自衛隊批判で
書いたのに自衛隊の偉い人が気に入っちゃって広報に使いたいって言われてしまったという曲です。
ソ連とか中国やっつけましょうって、俺達がほんとにそう思ってるわけじゃないからね」
TOSHI-LOWさん「今ソ連じゃないからね(笑)」
細美さん「この曲今週のオリコンの週間ランキングに入ってたよね。
エセタイマーズは大阪ではやったことないんだよね。観に来ない方がいいよ、下手くそだから」

細美さん「60年前の曲がまだ歌われてるってすごいよね。俺の曲が2085年には歌われてないだろうな。
…2085年には原発なくなってたらいいね。原発なんてお湯沸かして蒸気でタービン回してるだけなんだから。
廃炉には向かってるだろうけど作業は終わってないだろね」
TOSHI-LOWさん「その時には(カメハメ波みたいなポーズで)米!ってやったら炊けてるんじゃない?」

細美さん「前の子が苦しそうだから一歩ずつ下がってあげて。
前、東北に歌いに行った時に体育館で歌ったんだけど、真夏でも冷房もつかなくて、
俺達も観てる人も汗だくでやってて、子供がわんわん泣いてると思ったら『…喉渇いた』って」
TOSHI-LOWさん「俺達の水を渡して飲め飲め!って」

酔っ払った男のヤジが飛んできて、細美さんも最初は「おぉ、いい感じに出来上がってるね」って
言ってたんだけどしつこく絡んでくるから「そいつつまみ出してくんねぇかな?」って。
そしたらTOSHI-LOWさんがその人のマネして「どっから声出してんだよ腹から声出せよ!」って。
そのひと言で一触即発みたいなピリピリとしてた空気が和んだ。

TOSHI-LOWさん「何、みーちゃんさっきからエセ関西弁喋っちゃって」
細美さん「エセじゃないよ、両親が大阪と和歌山だから小さい頃家ではこういう感じだった」

細美さん「この間CDJの映像を見てたの。年末のCDJでフェスの運営の事を散々disるっていう事を
やってしまったんだけど、俺あんな髪型で言ってたのかと思っておかしくなってきちゃって(笑)
…髪伸びてきたから切ろうかと思ってんだけど切るのと伸ばすのどっちがいい?」

お客さんから「切る!」「伸ばす!」って声が飛ぶ。
細美さん「切る、男一票。切らない、女三票。じゃあ切ろうかな」
TOSHI-LOWさん「最初髪切った時、細美の髪型を変だって笑ってる女もブスで地獄絵図だった」
細美さん「TOSHI-LOWが初めに俺の頭見た時『ひどい髪型してるね』って言ってたよね」
TOSHI-LOWさん「出来損ないの美川憲一みたいだった」

TOSHI-LOWさん「もうRIJFは出れないの?」
細美さん「それがそうでもないみたいで」
TOSHI-LOWさん「出れるの?」

細美さん「出れるうちはdisり続けようかとも思うんだけど。10年出れるんだったら
10年間言い続けるっていう。嫌いじゃないんだよねあの雑誌のことは。
俺、1%の人間が決めたルールを99%の皆が守るような事が嫌いで。
皆で決めたルールならいいんだけど。オタ芸やってるような奴らや
ハイエイタスとかブラフマン聴くような奴らも学校とかではマイノリティだけど、
フェスに来ると同んなじような奴がたくさんいて大きな顔ができて」

TOSHI-LOWさん「ロッキンってオタ芸禁止なんでしょ?」
細美さん「何で禁止なのか分からない」
TOSHI-LOWさん「ロックじゃないからとか?」
細美さん「オタ芸ってあれでしょ、一回こうホームポジションに戻るんでしょ?」
(と言いながら腕を振ってオタ芸っぽい動きを一瞬やる)

TOSHI-LOWさん「みーちゃんの嫌いなバンドは誰なの?セカオワ?ワンオク?」
細美さん「セカオワは別に嫌いではない。ワンオクも」
TOSHI-LOWさん「じゃあ誰が嫌いなの?」
細美さん「(逡巡する表情を浮かべながら)嫌いなバンド…いたんだけど出てこない」
TOSHI-LOWさん「そういう好感度上げるやつはいいから。で、誰が嫌いなの?
四つ打ちで高い声でおんなじような歌歌ってるやつ?
(一生懸命思い出そうとしてる細美さんを見て)やっぱ巻き込まれたくないからやめて!」
細美さん「(笑)嫌いだったのはサ○ボマスター。一緒に飲んだらいい人だったから今は嫌いじゃないけど」
TOSHI-LOWさん「どういう所が嫌いだったの?顔がカ○ムシの背中みたいだから?」

細美さん「TOSHI-LOWは明日からツアーだから飲んでないんだよね」
TOSHI-LOWさん「だからみーちゃんと俺とのテンションの開きがすごくて」
細美「こうね。エンダァァーーーーイァァーーーーー♪(ホイットニーの某曲を歌う)」
TOSHI-LOWさん「…飲み過ぎ」
細美さん「(笑)」

TOSHI-LOWさん「バーチーが言ってたんだけど、ライブに行きたくないなぁって
思う時があって、そういう時はお風呂入るって言ってた。OLか?」
細美さん「気持ちが切り替わるんだろうね」
TOSHI-LOWさん「バーチー、マヌカ蜂蜜舐める?ってね」
細美さん「チバさんいつも喉ケアセット持ってるよね」

TOSHI-LOWさん「で、昨日何食べたんだっけ?ピザーラのカレーと何食べたの?」
細美さん「カレーと何だっけ…ネギはないか」
TOSHI-LOWさん「ネギあるよ?」
細美さん「(お客さんに教えてもらって)…バジル!」

細美さん「みんなもう脚痛いから早くやれって思ってるでしょ?」
脚の痛さも時間も忘れるぐらいライブに夢中になってた。もっと歌って!って思った。

細美さん「次に歌うのはイムジン河という曲で、朝鮮が北と南に分かれた事を歌った曲です。
自分の国が二つに分かれるってどんな気持ちなんだろうね」

「イムジン河」を歌う二人はロックバンドのボーカルと言うより流しの人のよう。
味わいのあるアコギの音色に乗せて物悲しいメロディをじっくりと歌い上げていく。

クラプトンのカバーの「Tears in heaven」も憂いを帯びた曲だけどさっきとは対照的な曲調。
心を込めて丁寧に歌う細美さん。TOSHI-LOWさんが爪弾くアコギの音色が切なくて美しい。

細美さんが「俺の好きなBRAHMANの曲を」と「PLACEBO」二人の声が重なる。
歌い終わった後TOSHI-LOWさんが「これは亡くした友達の歌で、
最近この曲を歌うとその友達が笑顔でこっちを見てる画が浮かぶんだよ。
いい友達が出来たんだなって言ってくれてるみたいに」
そう話すTOSHI-LOWさんの横で細美さんが照れたような誇らしいような表情を浮かべてた。

細美さん「チャットモンチーから恒さん!」
ドラムに恒さんを迎えて「Have you ever seen the rain」のTOSHI-LOWさん作詞の日本語ver.を。
伸び伸びと気持ちよさそうに歌う細美さん。TOSHI-LOWさんがブルースハープ吹いてたのこの曲だったっけ…?
恒さんがもう出番終わったものと勘違いして、まだありますよって止められてた。

細美さん「恒さんはチャットモンチー以外にバンドなんかやってませんよね?
ハイなんとかとか。きゃんよこやまさんと。喜ぶに何とかって書いて武の喜屋武さん」

TOSHI-LOWさん「ハイスタンダード、ハイエイタス。
俺もハイって付ければ良かった。ブラフマンハイとかって」
細美さん「そこにつけるの?(笑)」
TOSHI-LOWさん「たけしくん、ハイ!みたいな」

TOSHI-LOWさん「ジュンドルキャンとかウクレレえいじとか、
自分の仕事を名前に入れてる人ってすごいよね」
細美さん「宇多丸さんとか?…ギターウルフとか?band apartとか?
(ふわっとした空気を察して)あれ、そんなんじゃない?」

TOSHI-LOWさん「ドラム入ると歌いやすいね」
細美さん「うん、そうだね」

俊美さんがステージに呼び込まれ、the LOW-ATUSと恒さん、俊美さんが勢ぞろい。
これ、普通だったらZEPPとかで観るようなやつ…何て贅沢な夜。

細美さん「今日は本当は勝田でマラソン走る予定で8000円払ってエントリーも
してたんですけど、俊美さんから徴兵がかかったからマラソンやめて大阪に来ました」
TOSHI-LOWさん「先輩の言う事は『YESorはい』だからね」
俊美さん「じゃあ次は俺も走るよ」
TOSHI-LOWさん「マラソンなめてます?」

細美さん「ずっと練習もしてたんだけど『細美さん細いから三時間半切れますよ!』とか言われて
すげぇプレッシャーで。川沿い、東京に目黒川っていう綺麗な川があるんだけど、
河川敷を走ってて電柱から電柱の間だけをダッシュするっていうのをやってて。
傍から見たら『あいつなんだ?』って思われてただろうけど。
それでキャンセルはしたんだけどゼッケンはそのままだから、多分、今日
細美武士っていうゼッケンを付けて誰かが走ってて。頼む完走してくれぇーーー!」
TOSHI-LOWさん「ネット見てたら『俺の友達、TOSHI-LOWより1時間速い!』とか言ってる奴いた」

TOSHI-LOWさん「どうする?また来年走る?今年は?」
細美さん「今年は忙しくなるから…明日JAPANのサイトで重大発表します。
こんな事言うとまたエルレ復活か?とかなるけどそれは違うからね。それはまだしない」
TOSHI-LOWさん「まだしない。…俺の知ってること?」
細美さん「それ、彼女できたっていったら俺の知ってる子?って聞くやつと同じじゃない?(笑)」

セッションで演奏されたのは俊美さんの「予定」。じんわりと染み渡る温かな歌声。
「細美くん!」といきなり振られて焦る細美さん。
「俊美さん、ままどおるのくだり一回歌ってもらってもいいですか?」と。
その間に苦悩の表情を浮かべて落ち着かなそうに歌詞を考える細美さん。

細美さん作の「予定(千葉ver.)」は“千葉県に帰ったら 童貞を捨てたホテルの前に行く
お化けが出るって言ったけど 何も出なかったよ 故郷に帰ったら友達の家に行く
実家には帰らない色々あるんです”みたいな歌詞だった。

続いてTOSHI-LOWさんが歌う「予定(茨城ver.)」。
“茨城に帰ったら パトカーひっくり返す 茨城に帰ったら 交番を倒す
茨城に帰ったら 後輩を殴る 茨城に帰ったら 先輩に殴られる”
TOSHI-LOWさんっぽさ全開の歌詞に笑いが起こる。

更に恒さんが歌う「予定(板橋ver.)」。板橋は貴重だよ!って言われてた。
詳しい歌詞は忘れちゃったんだけど、これも青春時代の下ネタだった…。

フロア後方のPA席にいる西片さんも歌う事になって「酒と泪と男と女」をワンコーラス。
歌を聴いた細美さんが「俺、西片先輩の予定も聴きたい」って。

そしたらまたさっきのヤジ男が「西片歌えよー!」とか言い出して。
細美さん「お前、先輩の事呼び捨てにすんじゃねぇよ」
TOSHI-LOWさん「俺たちの(呼び捨ては)は愛があるからね」

そんな訳で西片先輩による「予定(東北ver.)」。
“宮古に帰ったら○○と酒を飲む 大船渡に帰ったら○○と酒を飲む
石巻に帰ったら○○と酒を飲む 東北に帰ったらみんなで酒を飲む”って。
西片さんが歌い終わった後に細美さん、かぁー!って感じでめっちゃいい顔して飛び跳ねてた。

TOSHI-LOWさん「酒飲んでばっかりじゃん(笑)ちなみに茨城は関東のニューヨークだからね」
細美さん「ニューヨーク?」
TOSHI-LOWさん「バカにしてる?」
細美さん「してないしてない(笑)」

細美さん「みんなディスカバリーチャンネルって知ってる?前にディスカバリーチャンネルで
千葉の特集をやってて、見てたら千葉は東京で働く人の中の、東京は家賃が高くて
住めない人が暮らすだけの街だって言ってて、この野郎…!って」

TOSHI-LOWさん「でも千葉はあれがあるじゃん。ネズミーランド」
細美さん「何で千葉って言わないで東京なんだよっていう。ちなみに千葉県民の日はタダで入れます」

細美さん「思ったんですけど、予定の47都道府県ver.作ったらどうかなって。千葉代表はBUMP OF CHICKENで」
TOSHI-LOWさん「チンプオブバキン?女体観察の?」
細美さん「(笑)はじめようかー女体観察♪(突然歌い出して双眼鏡覗き込むポーズで)
双眼鏡をまた担いでってね。望遠鏡じゃねぇのかよっていう」
TOSHI-LOWさん「それじゃただののぞきじゃねぇか」

細美さん「前にTOSHI-LOWから俺の携帯に留守電が入ってて、何だろう、
急ぎの用かなって思って再生したら『エセタイマーズのボーカルにBUMP OF CHICKENのボーカルか
RADWIMPSのボーカル入れてくれ。プープープー…』って入ってて(笑)」

俊美さん「今日本当はゴッチも誘ったんだけどアメリカでレコーディングだって言われて」
TOSHI-LOWさん「アメリカ?ゴッチもkjも本当はここにいるんだけど小さすぎて見えてないだけだからね。
お立ち台とかあるよね最近のチビのバンド。ワ○オクもあるし。
あれ昔、体育でやったポートボールの台にしか見えないんだよね(とボールをキャッチする仕草)」

俊美さん「…そういうのよく出てくるねぇ(笑)今日はチャーべくんもさっき来てくれてね」
TOSHI-LOWさん「あの腹話術の人ですか?」
細美さん「…声が…遅れて…聞こえてくるよ」
TOSHI-LOWさん「遅れてない」
恒さんの事はラーメン小池さんみたいだって言ってた。TOSHI-LOWさんよ…(笑)

細美さん「さっき俊美さんが昔スカパラの谷中さんと喧嘩したって言ってたじゃないですか」
俊美さん「こういうクラブみたいな所で殴り合いの喧嘩になって。
最後は怖い先輩の前で2人ですっぽんぽんで握手しました」
細美さん「さっき話聞いてたら、あれ、まだ仲直りしてないんじゃないかなって(笑)」

細美さん「このメンバーでまたバンドやりましょうよ」
TOSHI-LOWさん「バンド名は何?何セット?」
細美さん「ハイファイセットで!」


細美さん「2011年3月11日に、宮古島で一本の泡盛が埋められました。
その泡盛を開ける時には大阪のみんなも一緒に楽しくできたらなと思います」

ラストセッションはブルーハーツのカバーで「青空」。
フロアのみんなも一緒に歌って、いい空気、いい時間だったな。
震災の事、故郷である日本という国の事、仲間の事。
歌や言葉を通して色んな事が伝わってくるライブだった。

温かな拍手に包まれてライブが終了。終わったのが23時ちょっと前。
濃いライブだった。ずっとこの日の事は忘れないんだろうな。
またいつか、みんなでこんな素敵な時間が過ごせたらいいな。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

2015.1.25 CELLULOID11後編セットリスト

渡辺俊美


ピノキオ

Innocent Love
予定(富岡ver./大阪ver.)
いかれたBaby(フィッシュマンズカバー)

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the LOW-ATUS

1.Save The Last dance for Me
2.自衛隊に入ろう
3.イムジン河
4.Tears In Heaven
5.PLACEBO
6.Have you ever seen the rain(日本語詞 TOSHI-LOW)(恒岡章/theLOW-ATUS)
7.予定
(千葉ver./細美)
(茨城ver./TOSHI-LOW)
(板橋ver./恒岡)
(酒と泪と男と女/予定 東北ver.西片明人)
8.青空(ブルーハーツカバー 渡辺俊美/恒岡章/theLOW-ATUS)
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by pochi-17 | 2015-02-04 00:56 | Live | Trackback | Comments(2)

2015.1.25 CELLULOID11@NOON+cafe前編

1月25日、梅田・中崎町のNOON+cafeであったCELLULOID11に行ってきました。

CELLULOIDはTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美さんが主催するイベントで、
前後編の二部構成で前編の出演者は俊美さん、TOSHI-LOWさん、細美さん、DJで恒岡章さん、
後編は俊美さん、次松大助さん、theLOW-ATUS、恒岡さん。
高架下の小さなクラブでこの顔ぶれ。豪華すぎる。
チケットを譲ってくださったフォロワーさんに感謝です。

レポ書こうと思ったけど、長丁場だったから覚えてる範囲で。
一語一句完璧ではないのでこんな感じだったよってぐらいに思ってもらえれば。
多分本人はこういうの書いてほしくないんだろうなぁ…単なる個人の記憶の記録です。
忘れたくないから書いてるだけだし、アップしなくていいとも思うんだけど。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

CELLULOIDに行くのもNOONに行くのも初めてで、安定の梅田迷子。
多分まっすぐ行ったら10分ぐらいで着くのにすごい時間かかった…。

NOONはNU茶屋町の近く、高架下にひっそりと佇む雰囲気のあるクラブ。
中に入ると狭い通路が迷路みたいになってた。
恒岡さんによるDJはすでに始まってて、昼なのに夜みたい。

フロアは間口が狭くて奥行きがあって2階に控室があるんだけど
ロフトみたいになってて明け透けだから時々出演者の方々の姿が。
15時に始まるのかと思いきや、開演がちょっと押してた。
始まる間際、外にいた人がフロアにざーっと入ってきて押された。

CELLULOID11のトップバッターは主催でもある渡辺俊美さん。
初見なのでどんな方なのかなって思ってたら大人の魅力たっぷりでした。
歌声が艶やかで甘い。甘美ってこういう歌の事を言うのかな。
「イノセントラブ」を歌う俊美さんから溢れだす包容力…。

今年、息子さんが成人式を迎えられたそうでMCでその息子さんの事を話されてて。
俊美さん「この間ホテルのライターが奥さんに見つかって怒られて、
『俺じゃない、○○ホテルには行ってない』って言ったんだけど信じてもらえなくて。
それで帰って来た息子を問い詰めたら彼女と一緒に行ったって白状して。
彼女いい子なんですよ、先週も家に来てて。そういう時は雨が降らないかなぁって思うんです。
音とか聞きたくないから。無駄にTVのボリューム大きくしたり。
この間息子がTSUTAYAでDVD借りてきて一緒に観ようって言ってきて。
ゾンビ映画とSAW2。何で2なんだっていう。せめて1にしろよって
思ったんだけど観て。ゾンビ映画、くだらない映画だったなぁ」

そんな息子さんが4歳の時に作ったという「ピノキオ」という曲は聴き覚えがあった。
その当時、ポケモンが大好きだけどまだ自分ではプレイできない息子さんにせがまれて
代わりにポケモンのゲームを嫌々やってたそうで、ポケモンに詳しい俊美さん。
セトリが見つからなくて曲名が分からないんだけど「男らしい曲行こうかなぁ」って
その言い方が全然男らしくなくておかしかった。

最後は震災後に作られた「夜の森」。原発事故によって住むことができなくなった、
原発から20km圏内にある俊美さんの実家の住所を番地まで暗唱してから歌に。
やさしい目線の歌だから、余計に心に迫ってくるものがあった。
俊美さんのアコギにはステッカーが沢山貼られていて、
その中のひとつに楽天イーグルスの「がんばろう東北」のステッカーもあって、
故郷を思う気持ちが色んなところに表れてた。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

俊美さんのステージが終わり、再びDJが始まる。恒岡さんのDJだと思ってたらDJ細美武士!って。
え!今外に出たら見れるの!って思ったけど出たら元の場所には戻れないだろうから断念。。
細美さんがかけてた曲もかっこ良かった。ジャンルで言うと何になるんだろう?

しばらくしてTOSHI-LOWさんがステージに。
出てくるなり「みーちゃん、DJドンツクうるさい!止めて!」って。

そんなTOSHI-LOWさん、この間東北の中学校に行って授業をしてきたという報告を。
「アジカンのゴッチみたいな賢そうな奴が来ると思ったらこんなムキムキなのが来て」って。
それで音楽室って言ってたかな、生徒の前で演奏するんだけど5分も経たないうちに
ストーブの周りにいる子達が次々と寝始めてしまったらしく。
他の子達も思春期だからかツンとしてたりして、みんなの興味を引くために
「どうして俺みたいな奴がプロでやっていけてるか教えてやる」って言ったんだって。
そしたら今まで寝てた子も「何だ?」っていう風に目を覚まして。
「好きな事をしてほしい。好きな事だったら続けられるから」って話したと。
「後から聞いたんだけど泣きながら家に帰って、お母さん、私好きな事していいって!って
言った子がいたみたいで、それ聞いて行って良かったなって。
一万時間理論っていうのがあって、何でも一万時間続けていくと身につくって言われてて。
石の上にも三年とか、取りあえず3年は頑張ってみろとかいうのもそこから来てて」

「俺は13か14の頃にイケベ楽器でお年玉でギターに小さいアンプとバンドスコアが
ついたやつ買ったんだけど、その頃のバンドスコアって難しくて分かんなくて、
読めないし弾けないからギター持って素振りしてたの」

「でも俺はいつか憧れのミュージシャンと同じステージに立てると思ってて。
初めて出たフジロック、ヒロトとか清志郎とかその頃憧れてた人がいて」

中学校での授業で、興味なさそうな子がいた事を嘆いて「悲しくてやりきれない」。
MCではこれでもか!ってほど笑いを取るのに、歌になるとぐっと引き込まれる。
TOSHI-LOWさん独特の歌の節の付け方がこの曲によく合ってた。

「バンドでやるのが一番かっこいいと思ってるから最初の頃はカバーばっかりやって
自分の曲は歌ってなかったんだけど、細美が弾き語りでエルレの曲とか
ばんばん歌ってるのを見て感銘を受けました」とBRAHMANの「arrival time」。
さすが持ち歌なだけあってアコギ一本の弾き語りでも十分かっこいい。

「トンネル抜けて」は何か月か前にラジオで東北ライブハウス大作戦の特番がやってて、
その時に初めて聴いたけど、聴くとずっと前から知っていた曲みたいな不思議な感覚になる。

「東日本大震災の後、東北に行くようになって偽善者だとか言われたりもするけど、
20年前の阪神大震災では俺もボランティアしてる人を偽善者だって思ってた」って。

「満月の夕」は震災のこと、東日本大震災も阪神大震災も切り離せない曲。
だけども寂しさじゃなく力強さ、人と人との結びつきを感じる曲。

「ソウル・フラワー・ユニオンの満月の夕。この前TVでもやってたね」
山口さんと中川さんの事を話してたんだけど、ここに書いていいのやら。。
「まだTwitterには書かないで温めておいて」って言ってたという事だけ記しておきます。

「昔、テレビ東京でソニーのアーティストのMVばっかりを流す番組があって、
俺はストリート・スライダーズ(だったかな?)が聴きたくて見てたのに、
この曲ばっかり流れてて。頭ボリボリ掻いてるしキ○ガイかと思ったバンド」
と、エレカシの「月の夜」のカバーを。水戸でエレカシとBRAHMANで対バンした時に
エレカシは普段あまり対バンとかしないから打ち上げで中学生みたいに飲んじゃって、
ベースの人がガラス割っちゃって。いいよね、かわいいおじさん。キュンとするって。

「…暗い曲しかない。せっかく盛り上げたあとに自分で首を絞めるっていうね。
バンドマンの悪口言ってりゃ笑いが取れるんだよ。大木がハゲてるとかゴッチがチビだとか」

「君がいれば」は初めて聴いた曲で、政治的な意味で刺激の強い歌詞の曲。
調べてみると94年の曲で、今と何ら変わってない事にびっくりした。
1番と2番しかない曲に、TOSHI-LOWさんが勝手に3番と4番を足して歌ってたら
その歌詞いいから教えてくれって言われたんだって。
“きーみ、きーみ、君がいればいいやー”のところ、
「どうせMake A Wishはもっとでかい声で歌うんだろ?」と煽る。
フロアを見渡して、控室の方を見上げて歌うTOSHI-LOWさん。

「譜面めくってるとそれ見て細美が電話帳めくるゴリラみたいだって言うんだよね。
みーちゃんが言う『うっせーブス』って冗談だと思ったらほんとに皆ブスなんだね。
今日もあと5分後ぐらいに言うんだろうね。それでもチケット買って来るんだからドMだねぇ。
みーちゃんはきらきら天使おじさんだね。弾き語りとかでライブしに行くと
『細美さんと仲良くしてくれてありがとうございます!』って言われるの。細美ファンの女に」
という衝撃の事実が…誰だそんな恐ろしい事を言うのは…

「大作戦やってると『面白い事言って下さいよ!』とか言ってくる奴がいて張り倒してやろうかと思う。
グーで。何発も。暴力と書いて教育と読む世代だからね。こんな俺でも地元では中の下です」

最後は「こんな女の人がいたらいいなって思う曲です」と「ラストダンスは私に」。
TOSHI-LOWさんがラブソング歌うところってあんまりイメージとしてなかったんだけど、
おしとやかな雰囲気の女性的な歌をうたうっていうアンバランスさが良かった。
細美さんがそんな様子を控室から見下ろしてるのがちらっと見えた。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

TOSHI-LOWさんのライブが終わってすぐ、セッティングの為に出てくる細美さん。
黒の東北ライブハウス大作戦×ハイエイタスのTシャツに黒のカーゴパンツ姿。
そろそろ始まるかなって思ったら「恒さんのDJいいね。もうちょっと聴いてたいね」って。

「宮田スシローの紹介にあずかりました細美武士です。
…Tシャツちっちゃくなっちゃってお腹が出そう。
さっきTOSHI-LOWが譜面めくってると細美がゴリラみたいだって言うって
言ってたけど、正しくは読めもしないのに電話帳を与えられたゴリラです」

「前に弾き語りのイベントで女性のMCの方に何て紹介したらいいですかって言われたから、
『カピバラに似たきらきらおじさんって言って下さい』って言ったら、
きらきら抜かしやがってただのカピバラ似のおじさんになったって事がありました」

静かに歌い始めたのは「BBQ Raiot Song」。フロアを見渡しながら歌う細美さん。
ゆったりとしたアコギのアレンジも不思議としっくりくる。

続いてシンディ・ローパーのカバーで「True Colors」。
始めは低く深く、次第に熱を帯びてきてしなやかで強い歌声に変わっていく。

「Something Ever After」の弾き語りver.は原曲より少しキーが下がっているせいか
温かみが増していて優しく響く。サビで歌とアコギの音色が心に迫ってくる。

差し入れでいただいたという日本酒を開ける細美さん。

「2015年大阪初歌いなので、今頃言うのが正しいのか分からないけど
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2015年って近未来だね」

「最近曲書いてて食べる物も店屋物ばっかだから腹が出て来て。
昨日もピザーラのカレーモントレーとイタリアンバジルのハーフ&ハーフのMサイズ頼んで、
Mサイズって一人で食べると結構あるんだけど勿体ないから全部食っちゃって。
アボカドとか、最近出てきた食べ物は好きじゃない。俺がハタチの時はアボカドなんてなかった。
そんな事言うと『醤油かけて食べたらマグロですよぉ』とか言うけどだったら最初からマグロ食うわ!」

「次に歌うのはビートルズのLET IT BEです」
と、LET IT BEに見せかけての歌い始めたのはイルカの「なごり雪」。
“なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとでー♪”って
歌った後に「いや、ふざけすぎたわ」って。
次はビートルズかな、と思ったらまたなごり雪(笑)

「この間札幌行った時にこれやったら『真面目にやれ!!』って言われてカウンターアクション
おもしれえ!って(笑)真面目にやります。…ジャンケンでグー出すって言った感じだね今の」

今度こそ「LET IT BE」。おふざけの後でもちゃんと聴かせてくれる。あったかい空気。
「LUKA」は歌詞は暗いけどメロディが綺麗だから口ずさみたくなる。

今も変わらず「金星」を歌ってくれるのはすごく嬉しいんだけど、
時々ウブさんのギターが恋しくなって心がぎゅっとする。

「上手く歌えるかな。別にやってない曲じゃないんだけど」と「Hose Riding」。
周りに聴こえないよう口パクで口ずさんでたら今この場所にいれる事が
心の底からしあわせで楽しいなって実感した。一瞬目が合ったような気がしたけど、
しあわせすぎてアホ面してたのを見られてしまったかもね。。
細美さんも歌いながらフロアの皆の顔を見て笑顔だった。

歌い終わって「最近エルレの曲やるよりもハイエイタスの曲やる方が盛り上がってぐっときます」って。
そんな風に思って言ってくれるのがすごく嬉しくて、私はその言葉にぐっときてしまったよ。

「飲んだ方がいいのかここがやめどきなのか」って言いながら飲む細美さん。
「ここに来る新幹線の中で考えてたんだけど、震災前は俺四人しか友達がいなかったの。
もし俺が事故に遭って歌なんか歌えなくなっても月に一度は顔見に来てくれるような友達が。
それでいいし誇りだと思ってたんだけど。友達が震災があってから増えたなって。
震災が起こってしばらくして俺SNSとか見ないんだけど、何かの詞の曲…?
日本語不自由な人みたいになっちゃったけど(笑)詞が載ってるよって言われて。
それがMake A Wishだったの。俺達の事なんか好きじゃねえって言ってた
奴らもこの詞いいねって言ってくれて。さっきTOSHI-LOWが言ってたけど、
これは俺だけの曲じゃないしだったらもっといい曲書けばいいって思ってたんだけど、
東北に歌いに行く時にエルレのメンバーに聞いたの。一人ひとり電話して。
そしたら歌ってきていいって言ってくれて。それだけじゃなくて他の曲も
きっと喜んでもらえるから歌ってきてって言ってくれて」

そんなMCからの「Make A Wish」。聴いてるうちにそっと涙が溢れてきた。
サビの所、皆に主旋律を歌わせてコーラスを歌う細美さん。
最後はやっぱり“we walk”皆で作り上げていく温かな空気としあわせな時間。

清志郎さんの「スローバラード」はもう、圧倒されて息をするのも忘れそうだった。
声の存在感も心に迫りくる感情も、受け止めきれないほどだった。

最後の曲です、って言おうとして「最後のこきゅです」って。
くすくす笑うお客さんにつられて細美さん自身もこらえきれず笑ってた。

「…これが一番笑いが取れた。やっぱり笑いを取るためにあの髪型は必要だったんだよ。
TOSHI-LOWがあの髪型見て『みーちゃん、ひどい髪型してるね』って言ってたけど(笑)」

そんな最後の曲はクラプトンのカバーで「Wonderful Tonight」。
甘くて繊細で優しい。ふわふわと夢の中にいるみたい。
細美さんの歌う歌がやっぱり大好きだ。

大きな拍手に包まれてCELLULOID11前編終了。後編に続きます。

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2015.1.25 CELLULOID11@NOON+cafe

渡辺俊美セットリスト

Sunday
イノセントラブ
Another Sun

500マイル

ピノキオ
夜の森


TOSHI-LOWセットリスト

1.悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ)
2.arrival time
3.トンネル抜けて(ボ・ガンボス)
4.満月の夕(ソウル・フラワー・ユニオン)
5.月の夜(エレファントカシマシ)
6.君がいれば(えび)
7.ラストダンスは私に(越路吹雪)



細美武士セットリスト

1.BBQ Raiot Song
2.True Colors(Cyndi Lauper)
3.Something Ever After
4.Let It Be(THE BEATLES)
5.Luka(Suzanne Vega)
6.金星
7.Hose Riding
8.Make A Wish
9.スローバラード(忌野清志郎)
10.Wonderful Tonight(Eric Clapton)
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by pochi-17 | 2015-01-30 23:54 | Live | Trackback | Comments(2)

2014.11.22 SESSION×ZASSO.@味園ユニバース

11月22、味園ユニバースであったSESSION×ZASSO.に行ってきました。

普段あんまり行かない感じのイベントで、バンドのライブはもちろん、
シンガーだったり弾き語りだったりジャンルは様々。
目当ては細美さんの弾き語りだったけど、ユニバースは前からずっと
行ってみたかった場所で、元々キャバレーだったという会場の雰囲気も楽しめました。

レポ書くのどうしようかと思ったけど個人の記録用に書き残しておきます。
特に細美さんのMCとかいい加減に書かれるのは本人も嫌がるんじゃないかなぁって。
記憶を基にして書いてるだけだから間違ってる事もあると思うし、
あくまでもこんな感じだったよ、っていうぐらいに捉えてもらえれば。
と言うか、ほぼ細美さんの弾き語りの事しか書いてない。

惑星みたいな照明、星屑みたいな光の粒、ステージの後ろと天井には
昔ながらのカラフルなネオン管が張り巡らされててかなり独特。
階段のところにはレトロなシャンデリアがあったり、
ドリンクカウンターに置かれたきのこ型のランプもかわいかった。

まだ粗削りで手作り感のあるイベントで、入場も手間取ってたりして
開演も押してフロアもお酒とタバコの匂いが充満してて。
ライブと言うよりクラブに迷い込んでしまったみたいな気分に。
まだ前の方開いてたからふらふらと3列目辺りに。
中では爆音でDJが曲を流していて、YUKIちゃんのハローグッバイのMIXも流れてた。

14時半開場だったけど結局ライブが始まったのは15時半ぐらいだったかな?
OAのバンド、MOVEMENTは見た目やんちゃだけど歌ってる事は意外と直球で純粋な感じ。

オトザイサトコさんは黒髪に黒の背中の開いたドレスで出てきて、
近寄りがたいのかなって思ったけど喋るとさばさばしてて可愛い人だった。
今で言うと椎名林檎とかあの辺なのかもしれないけど、中森明菜みたいな感じもしたり
どことなく昭和の香りがして、ユニバースの雰囲気に合ってた。

POP DISASTERはとっつきやすいポップなワンオクみたいな感じ。
ドラムが女の子だったけどのりやすかった。

それまで全然押されたりもしなかったのにSUNSET BUSが始まった瞬間、
ものすごい押しが来て圧縮されて、ダイバーがばんばん転がってきた…。
セキュリティさんがカウンター持ってたんだけど、きっと何曲目と何曲目が
要注意ですよ、みたいな前情報が渡されてるんだろうな。
途中、10-FEETのTAKUMAさんがサンバスのTシャツ着て出てきて
一緒に歌ってたけどダイバーが怖くて集中できなかった…蹴られて鼻血出るかと思った。

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その後、ぎゅうぎゅうのまま細美さん待機。
マッスンさんかな、DJでジターバグかけてくれてフロアの空気が変わった。

ハイエイタスのツアーの時みたいに細美さん普通に出てきてセッティング。
そこに西片さんがやってきて赤ワインをボトルで差し入れ。

黒の大作戦Tに黒のカーゴっぽいパンツ(よく履いてるやつかな?)大作戦の前掛け姿。
譜面台の楽譜?歌詞?の裏に納品書って書いてあって経費節減なのかなって。
3月のNU茶屋町以来の弾き語り、何が聴けるのかと思ってそわそわ。
ゆっくりと穏やかに歌い始めたのが「BBQ riot song」でぶっ飛んだ。
噂には聞いてたけど、こんなアレンジになってたとは。
じっくりと歌い上げる細美さんの声は甘くてやわらかくて温かい。

「金星」の頃にはすっかりみんなで合唱するスタイルに。
人と人との間からとはいえ、こんなに近くで観たのいつぶりだろ。

お前らの年代は知らないかもしれないけどシンディローパーの曲を、と「True Colors」。
細美さんがカバーするのはどれも口ずさみたくなるメロディの曲が多くて、
歌詞も知れば知るほど心にフィットするものばかりだ。

NUの弾き語りの時にも歌っていた涙そうそうは、歌いこんでいて持ち歌みたいだった。
心に染み入るような歌声で、どこからともなくすすり泣く声が聞こえてきた。

お客さんから「髪ー!」って声が飛んで「髪?TOSHI-LOWに『髪短すぎない?』って
言われたんだけど、40過ぎてモテたいとかなくなってきたからいいの」と。

スケボーのプレゼントタイムに。番号呼ばれた女の子がステージに。

細美さん「今日は誰を観に来たの?マンウィズ?」
女の子が手のひらで細美さんを指すと「俺?」って。

「風の日の歌詞知ってるかな。歌って!」って女の子に言ったけど
「人前で歌うのが…」って言ったら「俺も人前で歌うの苦手だよ」って。
誰か歌える奴!って言ったら男性が立候補してステージに呼ばれて。喋ろうとして
マイクのスイッチ探してたら「カラオケじゃないんだからマイクにスイッチないよ」って。
歌詞が自信なかったみたいで譜面台に歌詞がないか探す男性に「風の日は歌詞ないよ」と。

ステージにお客さん二人を上げたまま「風の日」に。
意気込みは十分だったけど意外と歌えなかった男性を援護するように皆おっきな声で歌う。
歌い終わった後、記念撮影しようってなってスタッフさんが撮った後、
男性が自分のスマホでも撮ってほしいって言ったけど電源切ってたみたいで
ちょっと時間がかかってて、細美さんが「iPhone起動中」って。
撮ってもらった後「#ZASSO #細美武士でTwitter上げます!」って。探したらあった(笑)

the HIATUSというバンドをやっているので、その曲を、と「Something Ever After」。
この曲は原曲も弾き語りバージョンもどっちも素敵。
細美さんの声の甘さと繊細さのバランスが絶妙で、ずっと聴いていたかった。

細美さん「あと何分?あと15分?(すごい歓声とリクエストが飛ぶ)
お前らのリクエストに答えてたら時間が足りなくなる(笑)」

酔っぱらってる人も多かったからかヤジがすごくて、
「うっせーブス。今日もブスばっかだな。もう少しマシかと思ったのに」って。

「Let it be」の途中「歌詞なんて知らなくていいからさ」って呼びかけに
それまで遠慮がちに口ずさんでた皆の声が大きくなる。
細美さんの歌声、今でもちゃんと思い出せるぐらい耳に焼き付けた。


曲の前にMCがあって、TOSHI-LOWみたいな人とゴッチみたいな人と
やってるエセタイマーズで歌ってる曲を、と。
新大久保の朝鮮学校、小学校前で(実在する団体名を挙げて)「死ね」とか
小さい子に向かって言うヘイトスピーチが許せねぇって話してた。
そんな話の後の「青空」は余計に心に刺さった。
サビのところ、細美さんはコーラスに徹して皆に歌わせてくれた。

細美さん「今日は東北ライブハウス大作戦の西片先輩がPAやってくれてます。
(兄貴ー!って声に)うん、兄貴。あの人は兄貴と呼ぶに値する人だよ。
その西片先輩にこの間大作戦の特報部長(だったかな?)に任命されました。
この曲は東日本大震災の後歌い始めたんだけど、
福島にもお前らみたいなバカな奴がいるんだよ。バカで、強くて、…優しい」

フロアの空気も温まってラストは「Make A Wish」。
この曲でも当然皆歌ってたんだけど、後ろにいた女の子がおもむろに
生形さんパートのコーラス部分を完コピで歌い始めてちょっと笑ってしまった。
ワンコーラス歌った後、ギターを弾く手を止めて、
「飯が食えるとか寝る場所があるとかそれだけでいいと思ってたけど、
今日のお前らの気持ちはちゃんと福島に届いてるよ」って。
最後の“Along the paths you walk”のところ、フロアの皆を指して
“Along the paths 『we』 walk”って歌ってくれた。

ギターを掻き鳴らして身をかがめてジャンプで締めくくる細美さん。
大きな歓声に見送られてステージを後にする。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

もうこの時点でかなり使用感出てたからあとは後ろで大人見を決め込む。
Xmas Eilleenは7月のハイエイタスのZEPPでも観たけど、
色んなジャンルの音楽をまるっと飲み込んで自分達の色に染めあげててかっこいい。
誰も知らない新曲やります!って新しい曲も披露してた。

そしてトリは10-FEET。去年のRADIO CRAZYぶり。
そこまで詳しくはないけど知ってる曲も結構聴けた。

TAKUMAさんの言葉はいつも全力で泥くさくてまっすぐ。
気が済むまでやればいい、何もないよりましだ。って言葉が刺さった。

MCの時にKOUICHIさんが昔、エルレのDVDのケースの中にエロDVDを
隠してたってTAKUMAさんにばらされてた。まだエルレが知られてない頃で
奥さんは興味なさそうだったから隠してたら見つかっちゃったんだって。
そんな話してるのを細美さんが袖で笑いながら見てた。

MAN WHITH A MISSIONのタナカさんが登場して一曲コラボするというサプライズも。
細美さんが「今日は誰観に来たの?マンウィズ?」って言ってたのは伏線だったのね。
出てきた途端、お座り!お手!って完全に犬扱いされてたけどかっこよかった。
あとgoes on歌い始める前、エルレのMake A Wishをワンフレーズ歌ってくれてすごい歓声が起きてた。
ダイバーに交じって細美さんもgoes onで飛んでたらしい。愛だね。

そんなこんなで終わったのは22頃だったかな?
長時間でちょっと疲れちゃったけど音楽漬けの一日でした。
憧れのユニバースに潜入できて楽しかった!
いつかあの空間で髭ちゃんのライブが観てみたいな。似合うと思うんだけどなぁ。

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細美武士 弾き語りセットリスト

BBQ riot song
金星
true colors
涙そうそう
風の日
something ever after
Let it be
青空
make a wish
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by pochi-17 | 2014-12-09 23:31 | Live | Trackback | Comments(2)

2014.3.22 LOVE FOR NIPPON(山田将司/細美武士弾き語り)@NU茶屋町レポ

3月22日、NU茶屋町であったTHE BACK HORNの山田将司さんと
the HIATUSの細美武士さんの弾き語りライブに行ってきました。

LOVE FOR NIPPONの写真展のイベントとして開かれていたライブで、
優先エリアの抽選は外れてしまったので当日朝5時起きで
7時半から並んで先着順で配られる当日券で入ることができました。
着いた時にはすでにざっと100人以上並んでてびっくりした。
ぎりぎりまで行くかどうか迷ってたけど行って良かった。素敵なライブでした。
いつも通り、あくまでも個人の日記なのでMCのタイミングとか色々曖昧なのでご了承を。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

整理券をもらって昼過ぎまで梅田をぶらぶらして、まずは石井麻木さんの写真展に。
東日本大震災直後の東北の写真、それから月日が経った今をありのまま伝える写真、
音楽の力を信じてそこで歌い続けるミュージシャンの写真、反原発のデモを空撮した写真。
現実を直視して写真に収めるのは大変な作業だったと思う。この写真展は多くの人に見てほしい。

写真展を見終わって店内を見て回ってたら、何やら外が見えるガラス窓にくっつく人の姿が。
これは…と思って近づいてみるとリハの音漏れが。細美さんの声。
LUKA、LET IT BE、涙そうそうを軽く流して終わり。
弾き語りだから普段のライブではやらない曲も歌うとは思ってたけどドキドキした。
スタッフさんと一緒に階段を上がってる姿が見えたと思ったら、
同じ階の通路にアコギを抱えて歩く細美さんの姿が。すぐ関係者用の通路に消えてったけど。

整理券の集合時刻の16時半に並んで3階のイベントスペースに入場。小さなステージがあって、
ステージの壁面にLOVE FOR NIPPONの幕が掲げられてる。ステージ正面で待機。
ちょうどマイクが見える位置が空いてたからそこに行ったんだけど、
スタンバイでマイク下げられて見えなくなった…。
3階でしか見れないのかと思ったら4階の通路も解放されてました。

予定時刻になった頃、MCの女性が出てきて注意事項のアナウンスなど。
しばらくして、4階の通路を通って階段を降りてくる山田さんと細美さん。
…え、細美さん!ってなった。人垣で見失ったけどその後細美さんどこにいたんだろ。

マイクが見えなくなったのは、座って歌うからだったみたい。
山田さん、イメージと違って髪が短かった。
まず、BACK HORNの初期の頃の曲だと紹介して「冬のミルク」。

前日の時点では山田さんの弾き語りも観れるって分からなかったから予習できなかった…。
「冬のミルク」は憂いを帯びたメロディーが波打つ感情を表現してるようで曲の世界観に引き込まれた。
「キズナソング」はシンプルでストレートなメッセージ性の強い曲。バンドでのライブも聴いてみたいな。

MCでは日本のメディアの偏った報道に触れて、何が正しいかは
ちゃんと自分で判断しないと、といった感じの事を話してた。
知り合いの子供が白血病になったけど、日本で使える薬は偉い人の金儲けをする為の
道具のようだって話してる時に遠くで救急車のサイレンが鳴ってて何とも言えない気持ちになった。

「言霊ってあると思うんだよね」って真面目な話をしてたかと思ったら、
急に「…パンツ見えちゃう。股間が寒いと思ったら」って(チャックでも開いてたの…?)。

つらい事や嫌な事を起爆剤にしてた頃の曲です、と「さみしさに明け暮れて」と「タブー」。
爪弾くギターで繰り返されるフレーズが耳に焼き付いてる。最初間違えてやり直してた。
深く暗い心の底からの叫びのような、少し近寄りがたい空気すら漂う歌い方だった。
どことなく歌謡曲的でもあって、流しのギター弾きみたいにも見えた。

「さっきから暗いですね」って少し気にした様子で明るい曲を、と「小さな瞳から」。
打って変わって優しくて柔らかい雰囲気で、シンガーとしての魅力を感じました。

ラストは喜納昌吉さんの「花」のカバー。
山田さんの声でこういう曲って想像しづらかったんだけど、すごく良かった。
しなやかで強く咲き誇る花という印象でした。今度はBACK HORNのライブも観てみたいな。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

山田さんがステージを去るやいなや、後ろから軽く押しが…。

しばらくして細美さんのファンだというMCの女性に一通り経歴を紹介された後に
「カピバラに似たおじさん!」と呼び込まれて出てくるなり、
「違う!『キラキラの』が抜けてる!」と細美さん。
カピバラに似たキラキラのおじさんとは…?

黒のキャップにスタジャン、その下にレンガ色のパーカ、
東北ライブハウス大作戦の前掛け姿でアコギを抱えた細美さん。
立って歌ってたお陰でよく見えた。出てきてすぐギターのチューニングを始める。

細美さん「出てくる前にやっとけって話だよね。寒いと弦が硬くなってチューニングが狂うの。
で、これぐらいでいいかって思って歌い始めると『やっぱこれじゃなかった!』ってなるし、
合わせてしばらく弾いてるとあったまって、また狂ってくるんだよね」

「…昨日、NHK-FMの収録をTOSHI-LOWとやってきて。最近の◯◯◯◯事情はどうなんだって話になって。
俺は最近◯◯◯◯支援グッズの自動◯◯舐めマシンっていうのを導入して、
それがあると永久に◯◯を舐めてくれてる感覚になれるっていう素晴らしいグッズで、
昨日の収録でその話が俺の中で一番きた!って思ってて、そこはカットしないで下さいねって
スタッフの人に言ったんだけど『さっきのパート全部カットですよ』って言われて(笑)
それでもあなたはNHKという会社に入ったジャーナリズムを持つ人間ですか?って
言ったんだけど…放送でどうなってるかお楽しみに!」

そんないきなりの下系MCからおもむろに歌い始めたのは「涙そうそう」。
去年はハイエイタスのライブも観れなくて、Afterglowツアー振りに聴く細美さんの生歌。
あぁ、やっぱり細美さんの声が好きだなって思った。じんわりと広がる優しくて温かい声。

「ELLEGARDENの頃の曲です」って言葉に心臓が跳ねた。「金星」歌ってくれた。
あの当時より広がりのある細美さんの声、今も色褪せずまっすぐに届く言葉。
曲の途中、音のバランスが気になったのか「俺の声ぐっと下げてもらっていいです」とPAに指示を飛ばす。

風で楽譜が飛びそうになって「何か留めるものないですか?それか止める魔法とか」って
言いながらスタッフさんに留めるものを借りるまで譜面に両手でパワーを送る細美さん。

「Little Wing」もずっと聴きたかったカバー。歌声の力強さと深みに圧倒された。
上から目線みたいになってしまうけど、細美さんの歌の進化を感じた。
技巧的になってると言うより、表現力が増していて胸を打たれた。

歌い終えて「アコギの音が割れる。山田くん、ギター貸して!」と細美さん。
山田さんが慌ててギターを持ってくる間「もう一曲アルペジオでできる曲を」と
Weezerの「Butterfly」のカバー。アコギの音色と儚げな歌声が空に吸い込まれていくよう。
ステージの後ろに広がるビルの隙間から見える空には飛行機や鳥が飛んでいて、
都会の一角なのにここだけゆったりとした時間が流れているようだった。

曲が終わって、山田さんが細美さんに自分のギターを渡す。
ギターのストラップを片方外した状態でギターを抱えてからストラップの端を留めようとしてて、
「順番がおかしくなってる」って笑う細美さん。譜面台もうどけてもらっていいです、と。
山田さんのギターを借りて「このギターすっげぇいい音する!」って細美さん。

「この間、日比谷野音で反原発系のライブイベントに出たんだけど、
その日はハイスタの難波さんとLUNA SEAのSUGIZOさんが一緒にライブやってて。
一昔前では考えられなかった組み合わせだよね。
震災以降、色んな人と人との繋がりがどんどん広がってって、
スペシャでやってた東北ジャムの特番でナレーションをやってくれてた
MIGHTYGROWN先輩とか湘南乃風の若旦那とか、前だったら考えられない人達とも繋がったし。
他のアーティストのファンの人達の中には『細美なんか全然好きじゃない』って
人もいると思うんだけど、俺はそれでいいって思ってて」

「ドルジュンとも震災の後に知り合って。ドルジュンから電話がかかってきてさ。
『細美さん歌って下さい』って。その電話を取り次いだマネージャーが
『キャンドルさんから電話です!』って俺に渡してきたんだけど、
キャンドルさんっていうのも違うような気がするからドルジュンって呼んでて。
…前だったら『何だこいつ?』って思ってた人とこれから繋がるかもしれないじゃん。
もしかしたら今後きゃりーぱみゅぱみゅと繋がる事もあるかもしれないよ?(笑いが起きて)
…きゃりーぱみゅぱみゅの事を『何だこいつ』って言ってる訳じゃないよ?…言ってるか(笑)」

「…さっきの自動○○舐めマシン、何かの形に似てるなと思って。
何だろうなって思ってたら甘食でした。甘食にUSBが刺さったみたいな形してんの」
せっかく忘れかけた頃にまたその話蒸し返すのって笑った。

「スローバラード」の歌声の強さったらない。強いんだけどすごく繊細な部分もあって。
瞬きするのも惜しくてこの声を耳に、心に焼き付けたいって思った。

細美さん「…ありがとう。聴いていただいたのは忌野清志郎さんのスローバラードでした」

言わずと知れたビートルズの「LET IT BE」のカバーはかなり細美さんの色に染まってた。
きっと東北での弾き語りでも何度も歌ってきたんだろうな。

エルレのカバーを歌うとやっぱりと言うかどうしてもと言うか、お客さんの空気が変わる。
「風の日」を聴いてる時、今までこの曲にたくさん助けてもらったなって思ってじんわりした。
細美さん、ひとりひとりの目をまっすぐ見て歌うから泣くに泣けなかった。

細美さん「今でこそ将司のギター借りて弾いたりシーマサ(ダーマサだったかな?)とか
呼んでるけどBACK HORNはエルレがデビューするより前にタワレコの店内のラジカセで
たまたま流れてたのを聴いて『すげぇカッコいい!』って思ってファンになって。
『風の日』の歌詞の一部はBACK HORNの曲の詞をパクってます。
“そんなもんだ”ってとこなんだけど、そういうところも感じてもらえれば。
この頃酒を飲むと9割方記憶なくすから控えてるんだけど、今日は将司もいるし飲もうかな」

震災があった直後、最初に東北に入ったのはLOVE FOR NIPPONの皆と一緒で、
荒浜に行ったという話をしていて、それから少し経った頃の話だったかな、
書家の方の家の片付けを手伝っていて、まだまだ大きい余震もあって、
それまで気丈に話していたそこのお母さんが余震があった時に震えてたのを見た、と…。

細美さん「石井麻木とは震災の後に仲良くなって。
見た目と違って『細美さん、私戦場カメラマンです!』って言った五秒後に
でかい石につまづいてこけるような奴なんだけど。
今回写真展を開くにあたって震災の写真をもう一度全部見返して、
毎晩泣き狂ってセレクトした写真が展示されているので、是非見に行ってください」

「…俺、頭悪いからレパートリーとか忘れちゃうんだわ。何があったかなぁ…そうだ」

「LUKA」はシリアスな歌詞の曲だけど、メロディーが美しくて思わずリズムに揺られてしまった。
ヘッジホッグの弾き語りで初めて聴いてすぐに好きになった曲。

細美さん「今歌った『LUKA』の歌詞は、実は虐待の事を歌った歌で。
“真夜中に何か聞こえてもどうしたのって聞かないで”
“ボクが泣くまで叩くんだ、叩かれても逆らっちゃいけないんだ”」

「“ひとりでいられたらいいなと思う 何も壊れたり、投げつけたりしない場所で”
…もしかしたら東北の人もこんな風に思ってるかもしれないなって」

「被災地に歌いに行くようになって友達もできたけど、奥さんとか子供を亡くしてる奴らもいて。
それなのに俺が行くと『細美さん歌いにきてくれてありがとう!』って言ってくれて。
俺がその立場だったら同じ事を言えるのかなって。
…だから『来てくれてありがとう』じゃなくて『お帰り』って
言ってもらえるようになるまで行こうって」

ところどころ言葉に詰まりながら話す細美さんの目が潤んで見えた。

「…俺が60ぐらいのじいちゃんになった頃にライブハウスで
そこの人達と飲み明かしてて『もう20年、あんたの事見てるよ』って
言われた時に『あぁ、側に居れたんだなぁ』って思えると思うんだ」

「関西に住んでると東北まで行くのは1000キロ以上あるしさすがに日帰りも無理だから、
それは東京にいる、東北に近い俺達が行くから、関西の人達はLOVE FOR NIPPONの活動とか
東北ライブハウス大作戦とかの活動をちょっと後ろから押してほしいんだよね」

「あと一曲ぐらいだと思うんだけど…時計見てないけど腹の減り具合で何となく分かる(笑)
次に歌うのはELLEGARDENの頃の曲で『Make A Wish』って曲で、
震災直後に、活動を休止してからずっと歌ってなかったELLEGARDENの曲を被災地で
歌ってきてもいいかってエルレのメンバーにメールしたら『歌ってきて下さい』って返ってきて。
『細美さんに歌ってきてほしい』って。俺が歌う事によって少しでも
喜んでくれる人がいるんだったら、歌いたいと思って。
『Make A Wish』は簡単に言うと“願い事をしよう、あなたと歩く道すがら”って
曲なんだけど、良かったら一緒に歌ってください。
皆で下の道路歩いてる奴に『何だこれは?』って思わせてやろうぜ。
…歌いたい奴が歌いたい音量で歌えばいいから(とテンション上がった男子をなだめる)」

ラストは「Make a Wish」。1サビ終わり、細美さんが「Along the paths you walk」って
歌いかけて「間違えた!」最後「Along the paths“we”walk」って歌ってくれた。
アコギを掻き鳴らして曲を締めるとすぐに歓声が起こる。

ライブが終わって、帰り際にMCの人に「下でも合唱が起きてましたよ」って
教えられて、下を覗き込んで手を振る細美さん。
階段を上って行く時、近くにいた人達とハイタッチを交わす。
細美さんの弾き語りライブが終了。終わったのは18時40分ぐらいだったかな?

その後、もう一度写真展を見て、タワレコをふらふらして帰宅する間も
ずっとふわふわしっぱなしだった。心持ってかれたまんまだった。
山田さんや細美さんの言葉と歌声がすごく力強くて、その熱にあてられた。

行くか迷ってたけど、ほんとに行ってよかった。
すばらしい時間をありがとう。また関西でも弾き語り観たいなぁ。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

LOVE FOR NIPPON LOVE FOR NIPPON stage@NU茶屋町セットリスト

【山田将司】

1.冬のミルク(THE BACK HORN)
2.キズナソング(THE BACK HORN)
3.さみしさに明け暮れて
4.タブー
5.小さな瞳から
6.花(喜納昌吉カバー)


【細美武士】

涙そうそう(BIGINカバー)
金星(ELLEGARDEN)
Little Wing(Jimi Hendrixカバー)
Butterfly(Weezerカバー)
スローバラード(忌野清志郎カバー)
Let It Be(The Beatlesカバー)
風の日(ELLEGARDEN)
Luka(Suzanne Vegaカバー)
Make a Wish(ELLEGARDEN)
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by pochi-17 | 2014-03-29 16:09 | Live | Trackback | Comments(0)

2012.11.22 the HIATUS "The Afterglow Tour 2012"@オリックス劇場レポ

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11月22日、大阪オリックス劇場であったthe HIATUSのライブに行って来ました。

なかなか今年は行けなくて、去年のRADIO CRAZY以来のHIATUSでした。
今回は先にリリースされてたDVDとBlu-rayでも種明かしされていたように、
HIATUSのメンバー(今回は一瀬さんも)にチェロやバイオリンなどの弦楽器、
フルートやトランペット、トロンボーンなどの管楽器、コーラスには
坂本美雨さんを加えた総勢16人編成でのスペシャルなライブ。

きっと大変な事になるんだろうなぁとは思ってたけど、想像なんて軽々と飛び越えてた。
当たり前だけど、あんなライブはもう二度と観れないと思う。
ステージ上のメンバーと客席の皆の気持ちがひとつになった、そんなライブ。
いつもレポを書いてて思うけど、今回は特に言葉にするのが難しい。
どんなに言葉を尽くしても伝えきれないけど、空気感だけでも届けられたらと。
長い上にネタバレだらけなのでまだこれから参加される方は読まないほうがいいです(笑)

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

厚生年金会館の時はGLAYのメンバープロデュースライブで一度だけ行ったけど、
オリックス劇場は初めてでした。外観も中もすっかり綺麗になってた。
案内板をよく見ないでロビーをふらふらしてたら2階席の後ろの扉から入ってしまった。

この日の座席は、指定席のライブとしては珍しく6列目。上手の堀江さんのピアノの前でした。
足を踏み入れてまず目に飛び込んできたのは重厚な雰囲気のステージセット。

ステージの奥には細かいプリーツの白いカーテン、天井には小さなシャンデリアが吊るされていて、
下手奥に柏倉さんのドラム、その向かって右隣に一瀬さんのドラムが並んでて、
前列にはマニュピュレーターさんが使うmac、革張りのソファが置かれていて、
ウエノさん、masaさん、細美さんのエフェクター類とマイクとアンプ、
赤いベルベットのクロスがかかった丸テーブルを挟んだ上手の手前が堀江さんの
グランドピアノとシンセかな?鍵盤があって、鍵盤の上に更に色々と機材が置いてあって、
アコーディオンも隣に置かれていて、その奥に弦楽器と管楽器隊用の小高いステージがあって、
青紫の照明が淡く灯っていて所々に月明かりみたいな色の間接照明がセッティングされてた。
流れてるBGMも古き良き時代のお洒落な洋楽で気分を盛り立てる。

グッズを買う為に早く並んでたから時間を持て余して、席についてから
買ったばかりのポスターグラムを開いて読んでた。ポスターグラムって
単なるポスターかと思いきや、中にメンバーからのコメントが書いてあるんだけど、
ライブの前に読んで良かった。細美さんのメッセージ、ちょっと泣きそうになった。

いつもならライブハウスだからTシャツ姿のスタッフさんが立ってるけど、
ホールだからか、きちっとスーツ着た人が立ってたり、お客さんも
もちろんバンドTの人もいたけど、服装が様々なのが何だかこそばゆかった。
私もせっかくだからって思ってライブハウスでは絶対できない服装で行きました。
最前には中学生ぐらいの男の子とそのお父さんもいたりして微笑ましかった。

開演時間が近付いてきて、いつものスタッフさんの姿もステージに見える。
あの緑髪のローディーさんを見るとハイエイタスのライブに来たんだなーって実感する。
諸々の注意の後、ロビーにおられる方は客席へ、というアナウンスに心臓の音が速くなる。

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

19時を少し過ぎた頃、ふっと場内の照明が落とされる。
皆座って待ってたから、立つの?立たないの?みたいな空気になったけど、
下手からメンバーの姿が見えると場内総立ちになった。
SEが鳴ってたみたいだったけど、歓声がすごくて掻き消されてた。

どんな衣装なんだろう、と思う間もなくツアーT姿の細美さんが目に飛び込んできた。
それに対してウエノさんはびしっと黒のジャケットできめてる。
堀江さんも真っ赤なシャツに黒のネクタイ、髪を後ろに流して紳士のよう。
masaさんは白のシャツ、柏倉さんは黒のシャツ、あれ、一瀬さん何だったっけな・・・。
それにしても近い。指定席でこんなに近いの久々だなぁ。肉眼でメンバーの目線まで分かる距離。

管楽器、弦楽器の皆さんはシックな感じの衣装で、コーラスの坂本美雨ちゃんは
緑のスパンコールのノースリーブに黒のフレアスカート、ラメラメのハイヒールで可愛い!

細美さん「今日は皆来てくれてありがとう!愛してるぜ!」

と、いきなり客席に向かって投げキスする細美さん。
昔は絶対こんな事しなかったのに、TERUさんみたいな事するなぁって思ってしまった。
あれ、でも去年のRADIO CRAZYもこんな感じだったっけと思い出したりして。

軽やかな横笛の音色にアコギのアルペジオが重なって、細美さんが歌い始める。
「Deerhounds」のイントロが鳴った瞬間、会場の空気が変わった。

もっとぴりぴりした緊張感に包まれるのかと思ってたけど、歌ってる細美さんは
リラックスした表情で音の世界を自由に行き来して、歌う喜びを噛みしめてるように見えた。
幾重にも重なった様々な楽器の音の層、広がり、息の合った演奏に圧倒される。
今まで感じたことのない感覚になって、まだ始まったばっかりなのに鳥肌が立ってしまう。

アコースティックベースを手にするウエノさん。
アコベ弾いてるの初めて生で聴いたけど、すごくいい音だったなぁ。
「Flyleaf」は細美さんがハンドマイクで歌ってたのにびっくりした。
間奏のクラップ、一瀬さんのドラムの所に行って2人して笑顔で叩いてました。


細美さん「こんばんは!the HIATUSです!」

「あのドアをくぐったら売れてるとか売れてないとか、男とか女とか肌の色とか国籍とか、
地位とか立場とか、どんな学校行っててテストの点が何点だとか一切関係なくなるから、
普段の仕事とか嫌な事とか全部忘れてパーッとやろうぜ!今日は最後までよろしくお願いします!」

ひとりひとりの目をじっと見ながらこんな風に言われるともう・・・全部心の中を見られてしまったような、
隠し事はできないなって思うし、ライブに求めてるのって結局そこなんだろうなって。


透明なピアノの音色。「Ghost In The Rain」のイントロが鳴った瞬間、わっと会場が湧いた。
“Rainbow”の所で歌い方を変化させて、色とりどりの歌声でその言葉の通り虹を描いてた。
間奏開けの音がスパークする所、堀江さんが椅子に座った姿勢のままジャンプしてた!

「My Own Worst Enemy」は複雑なリズムを刻んでるのに軽々と簡単そうに見えてしまう柏倉さんの
ドラムテクニックに目を見張りました。荒々しいギターの裏で響くピアノの音色の美しさが際立つ。

イントロの可憐さと不穏さを併せ持つ鍵盤のメロディに迫っていくスピード感のあるアコギのリフ。
「The Tower and The Snake」。緩急のある展開、繊細だけど芯のあるmasaさんのギターの音に耳が釘付け。

「Bittersweet / Hatching Mayflies」はイントロが鳴った瞬間から頭の奥まで音楽が染み渡る。
ステージ奥のカーテンに紫色のぐにゃりと歪んだ不思議な模様が投影される。
曲を聴いてるうちに、今の脳内を映像化したらあんな感じになるんだろうなぁって思ったり。


曲とMCとの落差が激しすぎて書いていいものやら迷ったんですが。
下衆い下ネタばっかりで伏字だらけになりますが、下ネタ大丈夫な方だけ反転させてどうぞ。

堀江さん「細美くんオ○禁してるんだって?」
細美さん「俺、オ○ニー我慢してるんですよ。昨日も、明日大阪二日目だから我慢しようと思って
やめたらやってる夢を見て(笑)・・・あ、夢かぁ。って思ってまた寝たらもう一回夢を見て(笑)」

お客さん「見たいー!」

細美さん「・・・えっ見たい?見たいって何を?(笑)皆笑ってるけど将来すっげえAV男優に
なってるかもしれないよ?腰も振ってますー♪みたいな」

何か歌ってたけどあれ、元ネタ何なんだろう。堀江さんも知ってる風だったし地味に気になる(笑)

細美さん「トロンボーンのタッキー。この間、打ち上げでア○ル○ッ○スの話してて、
タッキーがア○ル○ッ○ス好きだって事が判明したんだけど、
女の人が後ろから男のア○ル責めながら○○○しごく事を英語でア○ルトロンボーンって言うんだって。
・・・本当だって!!偶然とは思えないよね(笑)何?舐めてくれる人募集してるの?変態だな(笑)」

・・・書いてて自分でも引いてるけど、あくまでも文字起こししてるだけなのでご了承を。


masaさん「オカン来てる!!」
細美さん「皆引いてるけど、打ち上げではホルンの知世ちゃんとか凄いよ?(笑)
ホルンの知世ちゃん、最年少。・・・あっそうか。今日は最年少は(竹山)愛ちゃんか」

お客さん(男子)「何歳ー?」
竹山さん「29歳です」
お客さん「・・・あ、あぁー」

細美さん「何だよその間は!!正直すぎるじゃねぇかよ!!15歳だとでも言うと思ったのかよ!?」

お客さん「楽しそー!演奏したい!」
堀江さん「そっちと何人か交換する?(笑)」

細美さん「・・・何?交換するって?」
堀江さん「聞いてなかったの?」
細美さん「聞いてなかった(笑)」

堀江さん「お客さんがステージに立ちたいって言うからお客さんとステージのメンバーを
交換してみる?って言ってたの。・・・2500人で演奏したら大変な事になるか(笑)」

堀江さんって喋る時、マイクを垂直に立てて、何とも言えない緩い雰囲気を醸し出すのが素敵。

お客さん「細美さん聞いてー!今日誕生日!」

細美さん「誕生日?マジで?今日誕生日って人、他にもいる?(ちらほら手が上がる)
おーすげぇ結構いる!昨日は?(ちらほら)一昨日!(ちらほら)
じゃあ前後半年誕生日の人!(大多数が挙手、masaさんも張り切って挙手。細美さんも挙手、笑)」

細美さん「それじゃー歌いますか!」

柏倉さんが叩く鼓笛隊みたいなドラムロールに乗ってバースデーソングを歌う細美さん。
指揮者みたいに腕振ったり、行進してるみたいに腕振ったりしてて可愛かった。
「ハッピーバースデーディアみんなー♪ハッピーバースデートゥー・・・ユー、ミー♪」って(笑)

細美さん「・・・この間、アンケートに『柏倉くんに話振って下さい』って書いてあったんだけど(笑)
(喋ろうとしない柏倉さん)masaも話す事とかない?(\ウエノさーん!/)
ウエノさんのMCが聞きたい方は武藤ウエノのライブへ。(\行ったよー!/)行った?ありがとう!」

MC中、ソファに座るmasaさんと手すりに腰掛けるウエノさん。

「今回ライブのアンケートにマイブームを書いてもらってるんだけど、
18歳女性『食しかない』って書いてあって(笑)
他にも色々あんだろ!そこに行き着くのはまだ早いだろ!!」

18歳で他にも色々あんだろ!で薄々感じてたけどやっぱり下ネタの事だった・・・

細美さん「(両端の迫り出した二階席を見て)そこ見ててすげえおっかねぇんだけど大丈夫?
お前が落っこちんのは勝手だけど、下の人とか巻き込むなよ?」

ハイエイタスになる前、細美さんがソロでゲスト出演した矢野顕子さんのリサイタルで
同じような事を喋ってたのを思い出した。でも矢野さんはもし落っこちたら
下の人は受け止めてあげてねって言ってたけど、細美さんは放任主義なの?(笑)

細美さん「こんな話ばっかりしてるけど曲になったらびしっと。音が濁ったらさっきの話のせいだけど」


イントロのピアノが優しいタッチの「Shimmer」はキラキラとさんざめく、
日が傾く前の西陽のようなイメージが浮かぶメロディ。
1サビ終わりの音源では歌ってない所で細美さんが“I'm waking up this time”って歌おうとしたけど
「あ、違った」って感じでマイクから離れて、それを見てたmasaさんが「今歌おうとしたやろw」
みたいな顔で細美さんを見てて、お互いニヤニヤしてじゃれてたのが微笑ましかった。
それにしてもこの曲の転調する所のフレーズはいつも胸に迫ってくるなぁ。

「Broccoli」は青弦さんのチェロが奏でる不協和音にも似たイントロが特徴的。
弦楽器隊に目を奪われてたら今度は柏倉さんと一瀬さんのツインドラムが目に飛び込んできた。
オーケストラの音の厚みと、ロックの音の歪みとが不思議なグルーヴと一体感を生み出してた。

赤と緑の光の点滅が曲の荒々しさを増幅させる。「The Ivy」。
この曲が演奏されるのは意外だったけど、轟音の後のAメロ、弦楽器と細美さんの
ボーカルだけのアレンジになってて、静と動のコントラストがより鮮やかに際立ってた。
転調前の所で客席を指したり、最後の“She's saving today inside my head”で自分の頭をとんとんしたり。

一旦ステージを後にするメンバー。場内の照明が落とされる。

闇に包まれたステージに、温かな色の光が照らされ細美さん、青弦さん、堀江さんの姿が浮かび上がる。
指の隙間から零れ落ちる砂のような堀江さんのピアノの音色がしんと静まった会場に響く。
それが聴き覚えのあるメロディに変わった瞬間、思わず小さく声を上げてしまった。

堀江さんのバンド離脱が決まってからずっともう一度ライブで聴きたいと願ってた
「Little Odyssey」。涙が止まらなかった。優しさと凛とした強さを併せ持った堀江さんのピアノの音色と、
それに寄り添う青弦さんのチェロと細美さんの歌。一生忘れられない、忘れたくない光景でした。

ステージにハイエイタスのメンバーが戻ってくる。

余韻を引きずってふわふわしてたら目が覚めるようなmasaさんの青いストラトのリフが耳に飛び込んで来た。
打って変わってアッパーな「Monkeys」。涙も乾ききらないうちに、気付いたら拳を上げてた。
細美さんの囁くようなあのフレーズはいつ聴いてもぞくぞくする。

「ベテルギウスの灯」のイントロのギターが鳴ると自然とクラップが起こって、
まるでライブハウスのような雰囲気に。皆うずうずしてるのが手に取るように分かる。
Monkeysとかも椅子がなかったらきっと走り出しちゃってぐしゃぐしゃになってただろうな。
間奏終わりの所、皆で歌ってたら細美さんも声を重ねて歌ってくれた。

雪みたいな白い光の粒が会場いっぱいに降りそそぐ。「Snowflakes」は始めは打ち込みのリズムトラックで、
途中から柏倉さんの生ドラムに替わる。Aメロでウエノさんがベース抱き寄せててきゅんとしてしまった。

「Walking Like A Man」では堀江さんが打ち込みのリズムトラックを流す。曲を自在に操る支配者のよう。
しんと水を打ったように静まり返る客席。ひとフレーズずつそっと置くように歌う細美さん。
あの音の渦の最中にいると、現実の世界なんて頭の片隅にもなくなってしまう。もう圧巻のひと言。
どうやって曲をシメるのかなぁって思ったら柏倉さんがカウントを取ってた。

演奏が終わり、感動と興奮が入り混じったような表情で細美さんが喋り始める。
「さっきのすげぇなー。皆とこっちが同じとこにいれてたらいいなと思います」って。

「The Flare」ではバスドラを共有した2台のドラムを柏倉さんと一瀬さんが一緒に叩く。
ライブで聴くと女性的なイメージのアレンジ。転調する所のドラムのリズムの刻み方がかっこいい。

弦楽器のイントロが新鮮な「Superblock」はお隣の男性がやたらノリノリでつられてしまった。
あの独特なビートの刻み方、クセになるなぁ。アッパーな曲ではないけど、体が勝手に揺れる。
転調する所の、ゆらゆらするような細美さんの歌い方がまた何とも。

「Insomnia」のイントロが会場いっぱいに響き渡って歓声が上がった瞬間、その迫力に
圧倒されて鳥肌が立った。ステージにいる細美さんが声にならない声で雄叫びを上げていて、
あの演奏をバックに歌えたらどんなに気持ちいいんだろうって想像してぐっときてしまった。
音源では少し掠れた歌声だけどこの日は良く声が出てて、高く舞い上がってどこまでも届きそうだった。
皆で声をひとつにした“Save me”の大合唱は今まで聴いた事がないぐらい凄まじかった。

「Twisted Maple Trees」は演奏が終わったらそのままライブも終わってしまうんじゃないかと思う程、
全員が持てる力の全てを出し切っているような、壮絶なラストだった。
ウエノさんmasaさん細美さんはお互いを意識し合って音をぶつけ合って激しくかき鳴らして、
弦楽器隊も譜面通り弾いてる感じでなく、真剣勝負のセッションみたいな雰囲気で観ていてドキドキした。
"Should I regret the color of my dress" の所の細美さんの声が今もまだ耳に残ってる。


細美さん「美雨ちゃん!」
そう呼ばれて、美雨ちゃんが細美さんの隣に。

細美さん「・・・美雨ちゃんはア○ル好き?(笑)」
出たー!公開セクハラ!

美雨ちゃん「あんまり・・・(苦笑)」
細美さん「あんまりって事はちょっとはって意味?」
美雨ちゃん「これ以上喋らないようにしよう(笑)段々毒されてきてる・・・」

細美さん「こっち来てよ!男子部屋居心地いいぜー。ステージの上って緊張するとか言うけど、
俺はここがいちばん居心地いいや。ここで吸う空気がいちばん美味しい」


堀江さんがアコーディオン、masaさんがマンドリンを持つ。「Souls」。
ゆらゆら揺れながら歌う、ふわっと軽やかで優しい美雨ちゃんの声が曲に彩りを添える。
会場を漂う空気がすごくハッピーで、皆笑顔なのにちょろっと涙が出そうになった。
間奏のところ、美雨ちゃんがおもちゃみたいな黄緑の笛を吹いてて可愛かった。
この曲でもウエノさんがベースを抱いててほわーっとなってしまったのは内緒です。

本編ラストは「On Your Way Home」。歌い出しの“Feel no magic in this room.”の所を
ライブでは“I'm Feel no magic in this room.”って歌ってる。
去年、京都MUSEでこの曲を聴いた時は直前のMCの事もあって涙が止まらなかったけど、
この日はステージにいるメンバーがすごくいい顔をしていて、自然とこっちも笑顔になれた。
間奏のトランペットが最高に良かった。あれはちょっとぐっときちゃったなぁ・・・

上手側に来たmasaさんが堀江さんの鍵盤の椅子に登っちゃって、
小さい子供に注意するみたいに、降りなさいってたしなめてた堀江さんの表情が印象的でした。
歌い終えた後、よろよろとステージの床にへたりこむ細美さん。

演奏を終え、ステージを後にするメンバー。masaさんがピックを投げる。
メンバーの姿が見えなくなってすぐ、いつもみたいにテンポの速い手拍子が起こる。
さすが速い曲に慣れてるだけあって手拍子もばらつかないなぁなんて変な所で感心したりして。

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

しばらくして、細美さんが一人でステージに戻ってくる。
温かな歓声と拍手が起こる。噛みしめるように歓声を浴びる細美さん。

「俺明日死んじゃうのかなぁ・・・ぶっちゃけ、この景色を見るために
生まれてきたんだろうなって思います。今日は大好きな西方さんも来てくれて最高です!」

袖に堀江さんを見つけて「にーやん!おっせぇ(笑)masaも!(笑)」って呼び込む。

ゾンビみたいな動きで堀江さんやmasaさんがよろよろとステージに戻ってきたんだけど、
細美さんはmasaさんばっかり見てたから堀江さん途中でゾンビやめちゃってた(笑)

細美さん「今日はぶれないでまっすぐいられた気がします。今日は歯車もがっちり
噛み合ってすげーいい!ハイエイタス、まだまだ先に行けるんじゃないかな」

堀江さん「これがずっと続けばいいね」

このふたりのやりとりは聞いてて切なくなっちゃったな・・・。


ギターのリフが鳴り響く。アンコール一曲目は「紺碧の夜に」。
鍵盤の椅子に腰掛けた堀江さんがじっと客席の皆の歌声に耳を傾けてて、
その姿を見ているだけでまた泣きそうになってしまった。
おもむろに弾き始めた澄み切ったフレーズがにくいほどかっこいいんだ、また。

ライブのラストを飾ったのは「Silver Birch」。細美さんが身振りを交えながら歌っていて、
歌詞に合わせて手を斜め上にかざして星に触れようとするような仕草をしてた。
ひとりひとりの目をじっと見ながら歌ってて、今こっち見てくれてる?って思ってはっとしてしまった。
ラスサビ前の堀江さんのピアノの音、きらきら輝いていてやけに胸に響いた。

ハイエイタスとしての堀江さんを観るのはもうこれで最後になってしまうかもしれないと思うと、
いつも以上にいつまでも、一分一秒でも長くこの時間が続いてほしかった。

演奏が終わると共に、ライブの終演も近付いてくる。
細美さんが手招きして、16人全員がステージの前列に並んでお辞儀する。
皆晴れやかな笑顔を浮かべていて、惜しみない拍手が贈られる。

メンバーは下手、弦管楽器隊は上手からステージを後にする。赤い背中をいつまでも目で追ってた。
場内が明るくなって帰り支度を始める人がいても、しばらくぼーっとして動けなかった。

最初から最後まで不思議な高揚感が会場中を包み込んでいて、
お互いがお互いに刺激されてあの空気感を作り上げられたんだろうなって。

ライブは生き物だとか言うけど、ハイエイタスのライブってまさにそんな感じがする。
息をするように歌って、脈を打つようにリズムを刻んで、ステージとフロアには気が渦巻いていて、
それがずっと循環してるイメージ。それがずっと呼応しあってる。この日のライブは特にそう思った。

ホールツアーってどんな風になるんだろうって思ったけど、ハイエイタスの音楽に似合ってた。
どこかで意識してるのか、細美さんもMCで初めはお客さんの事を「皆さん」って
呼んでたけど、すぐにじれったそうに「お前ら」って呼んでた。あと関西弁も喋ってたっけ。
「ありがとー」のイントネーション、関西人がいらっとしないネイティブさでした。

曲終わりにガッツポーズしたり床を叩くような仕草を見せたり、
歌ってて本当に楽しいんだろうな、気持ちいいんだろうなーって思うシーンが沢山あって、
去年MUSEで言ってた「理想のボーカリスト」像に近付いてるんだろうなって思った。
声の出し方が変わって、音源で聴いてた印象と全然違う曲もあったし。

これからのハイエイタスはどうなっていくんだろうなぁ。
堀江さんがいかにバンドとって大きい存在だったのかという事を改めて感じてしまったから余計に思う。

ツアーが始まる前、細美さんは最初で最後のホールツアーだって言ってたけど、
一回っきりで終わってしまうのは惜しいぐらい素敵な時間が過ごせたよ。ありがとう!

*++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

2012.11.22 the HIATUS "The Afterglow Tour 2012"
@オリックス劇場セットリスト

1.Deerhounds
2.Flyleaf
3.Ghost In The Rain
4.My Own Worst Enemy
5.The Tower and The Snake
6.Bittersweet / Hatching Mayflies
7.Shimmer
8.Broccoli
9.The Ivy
10.Little Odyssey
11.Monkeys
12.ベテルギウスの灯
13.Snowflakes
14.Walking Like A Man
15.The Flare
16.Superblock
17.Insomnia
18.Twisted Maple Trees
19.Souls
20.On Your Way Home

ENCORE

21.紺碧の夜に
22.Silver Birch

【参加メンバー】

細美武士(Vocal&Guitar)
masasucks(Guitar)
ウエノコウジ(Bass)
堀江博久(Keyboards)
柏倉隆史(Drums)
一瀬正和(Drums,Percussion&Guitar)
中村公輔(Manipulator)
坂本美雨(Vocal)
徳澤青弦(Cello)
伊藤彩(Violin)
菊池幹代(Viola)
竹山愛(Flute)
武嶋聡(Clarinet&Saxophone)
類家心平(Trumpet)
滝本尚史(Trombone)
庄司知世(Horn)
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by pochi-17 | 2012-12-02 23:49 | Live | Trackback | Comments(0)

No.13



9月7日。ELLEGARDENが歩みを止めて4年が経ちました。

まだ、なのか。
もう、なのか。

何にもないような毎日に見えても実際は色々な事が起きていて、
彼らのライブを観たの日が遠い昔の事のように感じてしまう。
でも、目を閉じればステージに立つ細美さんの姿が見える。

もちろんELLEGARDENのライブをまた観たい気持ちはあるけど、
今も4人は音楽をやっていて、元気な姿を見せてくれてるから。

あの時は高橋さんがピロウズのさわおさんやGLAYのJIROさんと
一緒にバンドやるなんて思ってもみなかったなぁ。

不思議な縁。

今年の9月9日は晴れるかな?雨かなぁ。
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by pochi-17 | 2012-09-08 00:01 | ELLEGARDEN/theHIATUS | Trackback | Comments(2)

the HIATUS“A World Of Pandemonium Tour 2011-2012”2011.12.14@KYOTO MUSEレポ

12月14日、京都MUSEであったthe HIATUSのライブに行って来ました!

アルバムのリリースツアーだったのですが、緻密に作り込まれた雰囲気の
音源だったのでライブではどんな風になるのかと思っていたら、
変幻自在なアレンジで一曲一曲がまるで息を吹き込まれたようでした。
いつもながら個人のメモ的なレポですがお付き合い下さいませ。
曖昧な記憶を基に書いているので多少の誤差はご愛嬌という事で。

せっかく京都まで行くんだからぶらぶらしたいよね、と四条から河原町まで散歩。
タワレコ行ったらちょうどハイエイタスのアルバムが流れてた。
店内をうろうろしながらついつい丸一枚聴けるぐらい滞在(髭ファンクお買い上げ~)。
でも最後の曲だけ流れずまた最初に戻るという無限ループ再生で少しもやもや。

京都MUSEは初めてだったけど、ライブハウスっぽくない外見だったから
この辺にあるはずなんだけどな~と思いながら知らない間に通過してしまい、
あ、さっきのスタッフさんがいた所だったのか!と後から気付きました。
四条通沿いで人通りも多いから、真冬に半袖で行列する人々に通行人は目を丸くしてた。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

開場時間が過ぎて呼び込みが始まり、狭い階段を上って三階のフロアへ。
整理番号が260番台だったのでたまには後ろで大人見しようと段差の上ほぼ中央で待機。
広さは梅田のシャングリラと同じぐらいだけど間口が狭くて奥行きがあって天井が高い。
20代が多そうだったけど細美さんと同世代ぐらいの方もちらほら。カップルも結構いたかな。

細美さん選曲だったのかな、流れてるBGMはほんのりエレクトロでポップな曲が多め。
andymoriの小山田さんがラジオで流してたJOANNA NEWSOMの「CASSIOPEOA」も流れてた。

BGMの曲が終わる度にフロアの期待が高まっていくのを手に取るように感じる。
開演時間を少し過ぎた頃、人間の本能をくすぐるようなお馴染みのSEが鳴り響くと、
待ちきれない人々が前方にどっと押し寄せて少し視界が開けた。
それでも後ろだったからよく見えなかったけど、歓声でメンバーが現れたのが分かった。

ハイエイタスのライブを観たのは去年のRADIO CRAZY以来だったけど、
その時とはメンバーの立ち位置が変わっていて下手から堀江さん、ウエノさん、
masaさん、その奥に柏倉さん、上手に細美さんという風になっていました。
細美さんの前にはサンプラーや鍵盤が置かれてた(けど、遠目だったから自信がない・・・)。

期待感と緊張感が入り混じった空気の中、メンバーが呼吸を合わせてタイミングを計る。

アルバムの世界観を再現するかのように「Deerhounds」の軽やかなイントロがライブの始まりを告げる。
美しさと衝動を兼ね備えた五人が奏でる立体的な音に一瞬にして引き込まれる。
音のバランスが気になるのか、細美さんが袖のスタッフさんやPAさんに細かく指示を出してた。

「Superblock」の機械的なイントロからバンド感のあるサビまでの流れは
今まで体験した事のないような不思議なグルーヴ。気付けば体が勝手に揺れてた。

「The Tower and The Snake」ではマイクを通した細美さんの声にエフェクトがかけられ、
人工的でざらざらとした質感に。ライブで聴くとベースやドラムの音が際立っていて骨太な印象。

立体感のある柔らかい音がフロアを包み込む「Bittersweet/Hatching Mayflies」
聴いているうちにどんどんふわふわしてきて、このままずっと聴いていたいと思うような心地良さ。
自由に歌い方を変化させたり、ライブならではのアレンジになってました。


細美さん「こんばんは!the HIATUSと言います!京都は初めましてです。
・・・昨日『やよい軒』に行ったんだけどさ、やよい軒って寂しい男達が行く店じゃん?
いっぱい人いんのに誰も喋ってなくて、俺の向いにいた人は黙々とカツ丼食ってて、
あれー、京都って大人しい人多いのかなって思ったんだけど、お前らは違うよな?
京都初めてなんでよっしゃ!やったろう!って思ってます。よろしくお願いします!
今日が人生最後のライブになっても後悔しないように歌って帰ります!」

“人生最後のライブになっても後悔しないように”この言葉に全部持ってかれた。


零れ落ちた音がまばゆい光を放つかのように弾ける「The Flare」
ステージに向けて無数に伸びる手。フロアがひとつの塊になって飛び跳ねてた。

続く「Monkeys」では、たまらなくなって前に飛び込んで消えていく人を何人も見た。
文句なしにめちゃくちゃかっこいい。行き場がなくなるぐらい沢山のダイバーが飛んでた。

「Broccoli」の荒々しく波打つようなギターのリフに絡み合うドラミングに耳が釘付けになる。

「My Own Worst Enemy」はビリビリとしたギターと柔らかなピアノの音がお互いの存在感を高め合う。
ひとつひとつのフレーズをより響くように丁寧に歌う細美さんの姿が印象的でした。

「The Ivy」は地を這うような静の部分と高く突き抜けるような動の部分が混ざりあって
独特な空気が生まれる。ラストのフレーズの歌い方がひときわ優しく響いた。

堀江さんのそっと儚げで透明感のあるピアノの音色。「Twisted Maple Trees」
アレンジが自在に変化してライブで聴く度に違う曲みたいに感じる。
終盤にかけて5人の音がぶつかり、せり上がっていく様はいつも圧倒されてしまう。

耳馴染みのあるドラムのリズムに歓声が起こる。「Insomnia」はライブで聴くとポジティブな曲に
聴こえるから不思議。Save meって歌っているのにどこまでも高く飛べそうな気分になる。


細美さん「うぅー楽しい!京都待たせてごめんな。おいでやす。これからは足しげく通うからさ」

「さっきからずっと思ってんだけど、俺の出したい声はこんなんじゃねぇんだよ。
もっと行けるんじゃねぇかって。あともうちょっと鳴るんじゃねぇか、もう一音出るんじゃねぇかなって。
俺はほんとに歌が上手くなりたいんだよ。野球選手が野球上手くなりたいと思うのと同じなんだよ。わかる?
誰もが認めるようないい声になるんだったらどんな苦しい事も悲しい事もどんと来いだよ。
今日のライブつまんねぇなって思ってる奴とかも三年後に街で偶然俺の歌を聴いて、
『あいついつの間にこんなに歌上手くなったの!?えぇ!?』って言ってもらえるようになりたいと思います」

「ハイエイタスのライブは盛り上がってフゥゥー!みたいにはならないかもしれないけど・・・
お前らだってMD流して演奏してるフリして、さぞ盛り上がってます!みたいな、
そんなのが観たい訳じゃないだろ?俺たちの音がバチッとはまって(目をきらきらさせながら)
『これは・・・!』みたいな風になれるように今日はゴリゴリ突き進みたいと思います」

MCの合間、フロアから細美さんに下ネタ系の声が飛んだらしく。
細美さん「うっせーブス。○○なんてどうでもいいわ。キャーとか言われると何か違う気がすんだよなー。
俺達はサービス業じゃないんだから、ディズニーランドのミッキーみたいに『ハァイ♪』ってできねんだよ」
その振り付きの『ハァイ♪』がちょっと可愛くて密かに萌えてしまった。

細美さんの口から下ネタが飛び出すのも元気な証拠なのかな・・・一応メモ的に書いときますが。
「昨日?したよー。ネットのエロ動画のページ見て。ベッドからネットできるとこが
離れてたからダウンロードのバーが右端いっぱいになるのを待って線抜いてベッドで。
俺ベッドでしかできないからさ。イスとかでやるとこの辺が寒いじゃん?
何?あ、一回。一回しかできなかった。俺のそんなバイ菌みたいなところは
1ミリも変わってないけど、いい歌うたいたいって本気で思ってます」

「・・・この際だから一回訊いてみたかったんだけど、お前らは良い音楽が聴きたいの?
それとも汗かいて盛り上がれればそれでいいの?(違う!の声)
・・・だったら演奏がハマった時は『キャー』よりも『フゥゥー!』とかの方が嬉しいんだわ」
その声に応えてフロア中がフゥゥー!って。あったかかったな。

その後も色々熱っぽく音楽について語って「・・・言っちゃった!大丈夫かな!?(笑)」って。
そんな細美さんを堀江さんが父のような眼差しで見つめてたのが微笑ましかったです。
あと自分で喋ってて訳わかんなくなってきたみたいで「何言ってんだろ俺・・・」って頭抱えてたり。

細美さん「あいつ今日機嫌悪いなぁ・・・って誤解されると困るから言っとくけど、
別に今日機嫌悪いとかじゃないの。男ならそういうモードになる日ってない?」


「Souls」は演奏されないかな・・・と思っていたのでイントロのアコギが鳴った瞬間、
すごい勢いで口元が緩んでしまった。細美さんは少しキーを下げて二人分のフレーズを
器用に歌いこなしてました。ゆらゆら音に揺られて夢見心地。この曲の間奏のアレンジ素敵すぎる。

頬を撫でる風のように柔らかい音に包まれる「Flyleaf」を聴いていると、
ここがライブハウスである事を忘れそうになった。穏やかで安らぎに満ちた空間でした。

「Shimmer」のイントロのピアノ、手元が見えなくて確信はないけど細美さんが弾いてたのかな。
光の筋がいくつも伸びてステージを優しく照らす。きらきらとした音色と穏やかなリズム、
繰り返される“I'm waking up this time”のフレーズに心がぎゅっとなった。

masaさんのギターソロがいつからか聴き覚えのあるイントロに変化して「Snowflakes」に。
憂いを帯びたり、吐き捨てるように歌ったり。歌詞に合わせて様々な声色になる。


細美さん「次が最後の曲になります。この曲は石巻に行って・・・masaも一緒に
弾き語りしに行ったんだけど『わー!細美さん来てくれてありがとうございます!』って、
すっげぇニコニコしながら言ってくれてる後ろに見える墓地に車が積み重なってるのが見えて・・・
訳わかんねぇよってボロボロ泣いたその日の夜に頭に浮かんで来たメロディを
ハイエイタスとして形にしました。この曲は全国のみんなと共有できたらなって思います」

柏倉さんの力強いドラムから曲が始まる。ラストは「On Your Way Home」
さっきの言葉が頭から離れなくて、細美さんが歌い始めた瞬間に涙が溢れて止まらなくなった。
皆が手を上げてる中、じっとステージを見つめていたらmasaさんがこっちを見て
うんうん、って頷いてくれた。ほんの数秒だったし勘違いだよって言われるかも知れないけど、
何だかすごく頼もしく思えてまた涙が止まらなくなった。

ステージを後にするメンバー。すぐアンコールを求める手拍子に変わる。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

すぐにメンバーがステージへと戻ってくる。みんないい顔してる。

ライブではギターのリフからイントロが始まる「紺碧の夜に」
いつしか皆のハンドクラップも加わって、眩しいほど明るい空気になっていた。

一曲だけ演奏して、5人がステージを後にする。またすぐに手拍子が起こる。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

しばらくして再びメンバーがステージへ。
細美さんの手にはビールが。そのビールでうがいをしてからゴクッと飲んで『うめぇー』って。

アンコールはメンバーもリラックスした様子で細美さんも楽しそうに歌ってた。
「ベテルギウスの灯」の間奏開けで皆の声が重なったシンガロングは
思い出すだけで胸に込み上げてくるものがあります。

メンバーがひとりふたりと姿を消していく。
またすぐにアンコールの手拍子が起こってしばらく続いたけど、
スタッフさんに退場を促されてこの日のライブは終演となりました。


終わった後も熱にあてられたみたいにずっとふわふわしていて、
ぼーっとしたまま階段を降りて、もらったアンケートをなるべくちゃんと書いて、
そろそろ帰ろうと外に出たらワゴンが入口に横付けされてた。
車に乗り込むまでほんの数秒だったけど、出てきた瞬間びっくりして
持ってた紙コップを落としてしまって、我ながらばかだなーっておかしくなってきた。

ライブハウスでロックバンドのライブを観るつもりで京都まで行ったけど、
蓋を開けてみれば楽団の演奏会を見ているような、とびきりアーティスティックな空間で
the HIATUSというバンドの新しい側面が随所に表れていました。
どの曲もこの五人だからこそ鳴らせる音に溢れていて、純粋に音を楽しむ事ができたライブでした。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*


the HIATUS“A World Of Pandemonium Tour 2011-2012”
2011.12.14@KYOTO MUSE

【セットリスト】

Deerhounds
Superblock
The Tower and The Snake
Bittersweet/Hatching Mayflies
The Flare
Monkeys
Broccoli
My Own Worst Enemy
The Ivy
Twisted Maple Trees
Insomnia
Souls
Flyleaf
Shimmer
Snowflakes
On Your Way Home

EN1
紺碧の夜に

EN2
ベテルギウスの灯
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by pochi-17 | 2011-12-26 23:37 | Live | Trackback | Comments(2)

the HIATUS「A World Of Pandemonium」

いつの間にやらブログのアクセス数が10万HITしてました。
ブログ始めてもう6年ぐらい・・・早いものでそんなに経つのかなぁ。
こんな個人的な戯言にお付き合い頂きありがとうございます(>_<)

さてさて本題を。

A World Of Pandemonium

the HIATUS / フォーライフミュージックエンタテインメント



書きたい事がまとまらなくてかなり今更なのですが、
やっぱり来週のライブまでに書いておきたいなぁと思ったので書きます。
インタビューとかまだ何も読んでないので主観に満ちた感想を(笑)

前作「ANOMALY」から約一年半ぶりの三枚目のこのアルバム。
聴いてみてまず驚いたのが、曲のアレンジでした。

ハードなリフや荒々しさは影を潜め、アコギや特徴的なリズム、シンセを多用した
ゆったりとした展開の曲が大部分を占めていて、静かな印象。
かと言って生ぬるいなんて事は全くなくて、むしろ内に秘めた熱を感じました。

震災以降の心の揺れ動きが映し出されているような「Flyleaf」や「Deerhounds」、
ボーカリストとしての新しい一面が垣間見れる「Souls」。

「Shimmer」では横笛が鳴っていて一瞬面食らったけど、すぐやられた!って。
アレンジは変わってもメロディや詞は一貫していて、
あーやっぱり細美さんの生み出した歌が好きだなぁって。

エルレみたいなスカッとする曲が聴きたい人にとっては物足りないかもしれないけど、
ハイエイタスというバンドの持ち味が色濃く出ている作品だと思いました。
この五人にしか表現できない音が鳴っていて、見た事のない景色を見ているような感覚になった。

最後の「On Your Way Home」のイントロが鳴った瞬間、
かつての細美さんが大好きな音楽に救われたように、
誰かを救えると信じて歌っているように思えて涙が込み上げてきた。

悲しみの底の静けさを感じる曲もあったけど、このアルバムの曲を聴いているうちに
ひとすじの光に向かって歩いているような気持ちになりました。

全然まとまらなかったけど、もういいや。思った事を残したかっただけです。
ライブではどんな風になるのかなぁ。
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by pochi-17 | 2011-12-11 00:25 | ELLEGARDEN/theHIATUS | Trackback | Comments(4)

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