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2014.10.26 SSW14@大阪城野外音楽堂

10月26日大阪城野外音楽堂であったSSW14に行ってきました。

最終発表で小山田壮平って名前を見つけて、気になるけど…って思いながら
ライブ情報見てたらチケットプレゼントしてたので当たったら行こう、
当たらなかったら諦めようと応募したら当たった。RO69さんありがとうございます。

SSW14とは、公式さんのキャッチコピーをお借りすると、
“『SSW14』はシンガーソングライターによる、マイク一本の弾き語りフェス!”。
まさにそんなフェスでした。マイクとアコギ以外の楽器はなしで、
究極なまでにシンプルで、それでいて歌の力を感じるフェスでした。

メインのステージの他にサブステージ…とは名ばかりの、ステージの下、すなわち
ステージと客席の間のスペースでも転換中にライブが行われていて、聴き応えたっぷりでした。


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*


オープニングアクトは井上ヤスオバーガーさん。
ぱっと見ハナレグミの永積さんみたいな雰囲気もあるんだけど、
お喋りにも歌にも人柄が表れてて、最後に歌ってた好きなものを並べた歌がかわいかった。
麺類が好き、でもそうめんは嫌いパンチがないから。
お酒が好き、でもジントニックは嫌い。酔って気持ち悪くなったから、みたいな歌だった(笑)


一番手として登場した大石昌良さん。Sound Scheduleのボーカルさんだって事は
何となく把握してたんだけどイメージと違って爽やかなお兄さんって雰囲気でした。モテそう!
ルックス良し、歌良し、とにかくギターが上手い!非の打ち所がないとはこの事かと。
ギターが打楽器みたいにもなるしベースみたいな低音も出すし、あと乗せるのが上手い。
最後は耳が聞こえなくなった恋人を歌った悲しいバラードでしっとりと。


次は近藤晃央さん。歌はすごく良かったんだけど悲しい事が…
近くに座ってた女の子がライブ中ずーーーっと大きな声で喋ってて集中できなかった…。
周りの人にも迷惑だし、歌ってる人にも失礼だしイライラしてしまった。
あまりにもうるさいから後ろにいた人は席を移動してたし…途中でスタッフに注意されたみたいだけど。
ただただそれだけが残念でした。もう一回静かな環境で聴きたかったなぁ。


気を取り直していつかライブ観てみたいなぁって思ってたセカイイチの岩崎慧さん。
岩崎さんも声が素敵だったなぁ。カラッとしてるんだけど優しい声。「あかり」聴けて嬉しかった。
MCで「裏で壮平と会って、『会いたかったー!』って。今日は同窓会みたいな感じ」って。
マイクを2本使ってリアルタイムで声を重ねていって、コーラスみたいにしてて凄かった。


メインステージ唯一の女子、福島出身の片平里菜ちゃん。左手に大作戦のリストバンド付けてたのかな?
かわいくて強くてよく通る声。「お尻が痛かったら立ってもいいんだよー!」って
言ってみたものの大人しいお客さんが多くて「あれ、そんな感じですか…?(笑)」って。
「大柴さんとは東北のライブハウスを一緒に周ったんですけど、大柴さんの車に乗せてもらって、
しかもその時に私風邪をひいてしまって全然声が出なくなってしまって、
大柴さんに声が出るツボを押してもらってお世話になりっぱなしでした」ってエピソードも。
「女の子は泣かない」みたいな女子力の塊みたいな曲も聴かせる曲もあって良かった。


石崎ひゅーいさんの時、ステージと客席の間のところにファンの人達が集まって体育座りし始めて、
あれ?そんな感じなの?そんなのありなの?って。熱心なファンが多かったのかな?
シンガーソングライターというくくりに収まらないような熱いパフォーマンスで、
歌の途中でギター放り出してアカペラで歌ったかと思えばマイクを客席に向けて歌わせたり。
「夜間飛行」の時、袖で大柴さんがノリノリで踊ってるのが見えた。
何曲か歌った後、andymoriの「青い空」、ワンコーラス歌ってくれて客席がわって沸いた。
日も暮れて照明が灯ったステージや曲調も相まってドラマティックなライブだったな。

何気なく聴いてたサブステージの歌で「あ!この曲知ってる!」ってなったのが金木和也さん。
多分一度ラジオで聴いただけなんだけど歌詞にインパクトがあって覚えてた。
“君に彼氏がいなければあぶなく世界中がライバルだった”“ラッキーなくらいさちきしょう”
ポップでキャッチーで、かわいいラブソング。弾き語りのアレンジも良かった。

続いてメインステージに登場したのはダイスケさん。
ダイスケさんと言えばZIP!で犬と旅をしてた人、という事しかしらなかったんだけど、
本人曰く「旅のお兄ちゃんが片手間に弾き語りしてると思われがちですが、本業は歌手です」と。
隣にいたお姉さん方がダイスケさんのファンだったらしく、完璧な合いの手を入れてました。


歌に集中したかったんだけど、次だ、次だ…ってなったら緊張してきてあんまり入ってこなかった…。
位置的に舞台袖が丸見えで出演者がチラチラ通るのが見えちゃって。
それに小山田さんはまだ明るい時間帯、上手側の通路の方に出てたから気になってしまった。


ダイスケさんのライブが終わって転換中、やっぱりステージと客席の間に皆集まってきて、
うずうずしてたら隣のお姉さんが「行けばいいんじゃないですか?」って。
我慢できなくなって結局前に行って、体育座りで待機。

ステージにアコギがセッティングされて小山田さんの姿が見えると拍手が起きる。
グレーのカーディガン、青いTシャツ、黒のパンツにスニーカーというラフな服装。
サウンドチェックをしながらビートルズ(ブラックバードだったかな?)を口ずさむ。
ソロの弾き語りってどんな曲歌うんだろうって思ったらいきなり「投げKISSをあげるよ」。
聴き慣れたギターのイントロが鳴った瞬間、びっくりしたのと同時にずるい!って。
でも、いつものコーラスがない事にちょっと寂しさは感じたかな。。。
andymoriの野音の時は緊張した様子だったけど、この日はリラックスした雰囲気だった。

2曲目は「路上のフォークシンガー」。曲が進むにつれてエンジンがかかってくる感じ。
3曲目は新曲なのかな?メアリージェーンっていうフレーズが沢山出てくる曲。
歌い始めにガンジス川っていう言葉もあったし、インドでの旅を綴った曲なのかな?
サビの最後に“Everything's Gonna Be Alright”というフレーズが繰り返されてて、
大丈夫だよって伝えたいのかな、それとも言い聞かせてるのかなって。

小山田さん「こんばんは、小山田です。今日は素敵なイベントに呼んで頂いてありがとうございます」
そうかもうandymoriの、って言わないんだよねってまだ心がちくちくする。

小山田さん「今日はスペシャルゲストを。谷口貴洋!」
この後サブステージでのライブを控えた谷口さんが呼び込まれる。
小山田さん「たにぐっちゃんはこの後もう一回歌うっていうよく分からない感じになるんだけど(笑)
二人ともサッカーが大好きなんだよね。君にスルーパスって曲を作ったので歌いたいと思います」

と、ボールを蹴るジェスチャーをする小山田さん。一本のマイクを奪い合うみたいに二人で交互に歌う。
顔同士がくっつきそうな近さで楽しそうに、子供みたいにはしゃぎながら歌う小山田さん。
どんな曲だったか書きたいけど、視覚の情報が強すぎてよく覚えてないや…。

小山田さん「友達の長澤知之の曲を。大柴さんがこのイベントに出てくれって
一年間交渉してたらしいんですけど、なかなか腰の重い男で…(笑)」

と二人でカバーしたのが「コーデュロイ」。二人の裏声のコーラスが綺麗。
小山田さんはこういうラブソングの王道みたいな歌詞書かないから新鮮だったなぁ。

歌い終わってまたステージには小山田さん一人。
ギターを交換してシールドを挿そうとした時、シールドを挿す位置が分からなかったみたいで
「ひゅーい、どこにシールド挿すの?」って言ったらステージの下をひゅーいさんが走って来た(笑)
自分のギターだったら分かるだろうし、あのアコギはひゅーいさんのギターだったのかな?

「革命」は始めのワンフレーズだけで空気を変える歌。
歌が持つ力を、歌によって心は動かされるんだって改めて気づかせてくれる曲。

小山田さん「小学校の頃のナイスな友達、ゆうちゃんの事を歌った曲です」

“学校を休んだ僕にノートを写させてくれるゆうちゃん
因数分解分かんないバレーボールは下手くそ
朝、迎えに来てくれるけどまだ毛布にくるまってる”みたいな歌詞だった。かわいい。

演奏を終えて袖へ向かう小山田さん。
袖で迎えてくれた大柴さん達とハイタッチして抱き合ってるのが見えた。
それを見て、今日来てよかったなぁって。
ぽろっと話してた「幸せです」って言葉も含めて、元気そうでよかった。


暗くなる前からずいぶん時間が押してて、40分ぐらい押してしまっていて、
谷口貴洋さんは一曲だけの演奏に。それでも「一曲にすべて込めて歌います」って。


SSW14、大トリは主催者でもある大柴広己さん。

音止めが20時だったらしく、歌のピッチも上げて歌ってたみたいで気の毒だったんだけど、
「この5分間は皆が作ってくれた5分です。最後の方は一曲ずつ削ってくれて、
作ってくれた5分を俺が使ってもいいのかな」って出演者全員の名前を読み上げる大柴さん。
「SSWは10年前に俺が出たかったフェスです」という言葉にも、
「この曲はラジオでは流せないって言われて歌詞を変えろって言われたけど
変えずにレコード会社をクビになった。あれから5年になるけど、あの時歌詞を変えて
クビになってなかったらこの景色も見れなかった。自分を貫いてきて良かった」という言葉にも
このフェスにかける想いをひしひしと感じてぐっときました。

SSW、来年は二日間開催というアナウンスもあって(ひゅーいさんが先にばらしかけてたけど、笑)
「今年出てくれた皆は全員来年も出てくれると思うんで!」って。
初めて聴いた大柴さんの歌、力強くてあったかくて素敵でした。
きっとこんなに温かいフェスになったのもひとえに大柴さんの人柄がなせるものなんだろうなって。

晴れ渡った青空の下、一日中、音楽漬けになれた日。
SSW14、音楽っていいなぁって感じさせてくれるフェスでした。

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2014.10.26 SSW14@大阪城野外音楽堂 メインステージアクト

井上ヤスオバーガー
大石昌良
近藤晃央
岩崎慧(セカイイチ)
片平里菜
石崎ひゅーい
ダイスケ
小山田壮平
大柴広己

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セットリスト

岩崎慧

01.あかり
02..Empty
03.Touch My Head
04.Daylight
05.バンドマン

小山田壮平

01.投げKISSをあげるよ
02.路上のフォークシンガー
03.メアリージェーン(新曲?)
04.君にスルーパス(新曲/with谷口貴洋)
05.コーデュロイ(長澤知之カバー/with谷口貴洋)
06.革命
07.ゆうちゃんの歌
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by pochi-17 | 2014-11-01 18:18 | Live | Trackback | Comments(0)

andymoriラストライブ武道館

andymoriのラストライブ武道館、スペシャアプリで見てた。

どうして武道館行かなかったんだろうなぁって思ったりもしたけど、
バンドマンなら誰しも憧れるそのステージに立つ3人は本当にいつも通りだった。

セットリストに並んだのは全部で41曲、どの曲にもそれぞれ思い出や思い入れがあって、
その時々の光景がフラッシュバックしてきたり、気持ちがふっとその頃に戻ったり。

RADIOCRAZYで初めてandymoriのライブを観た時のこと、
初めての大阪ワンマン、シャングリラで流しみたいに弾き語りで
小山田さんが「遠くへ行きたい」を歌ってくれたこと、
数えればきりがないぐらい思い出があって。

でもandymoriを知るにつれて、きっとそんなには長く続くバンドではないということも
薄々感じていたから解散が発表になった時もそれほど驚きはしなかった。
もちろん悲しかったし寂しかったけど。

でも、いつも飄々としてるからか7月の野音でも感傷じみた空気にはならなかったし、
本当に解散してしまうのかなぁって今でも思ってる。
ふらっと戻ってきてくれたりするんじゃないの?ってどこかで思ってる。
武道館のライブがとてもandymoriらしいライブだったから余計に。

ありがとうっていう気持ちはあるけど、さよならって気分ではないかな。
今までどおり、これからも聴き続けるよ。愛してやまない音楽を。
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by pochi-17 | 2014-10-16 00:00 | andymori | Trackback | Comments(0)

2014.7.21 andymori ひこうき雲と夏の音@大阪城野外音楽堂レポ

7月21日、大阪城野外音楽堂であったandymoriのライブに行ってきました。

いつぶりなのかも思い出せない程久しぶりのandymoriのライブ。
FUN FUN FUNツアーもマイムマイムツアーも行けなかったから多分Zeppツアーぶりかな…?
解散が発表されてからの1年と少し、色々な事があってandymoriの曲を聴けなくなった。
あんなに大好きだった曲も古びた思い出の中に閉じ込められてしまったようで、
1年経って今回のライブが発表になった時も複雑な気持ちになったけど、ちゃんと最後を見届けたいなって。
先行も一般もダメだったけど、チケットを譲って下さった方のお陰で参加できました。
お金儲け目的でオクに出す人もいるのに、こんな天使みたいな人もいるのです。本当に感謝してます。

「ひこうき雲と夏の音」というタイトルにぴったりな暑い夏の日。大阪城公園の噴水の前では
地方局のニュースのクルー達が道行くおじさんに街頭インタビューしてた。
野外音楽堂に近付くにつれ、聴こえてくる音楽、歌声。リハの音。
着いたのが3時頃だったから終わりがけだったみたいだったけどハッピーエンドとクラブナイトは聴けた。
ビートルズのIN MY LIFEのイントロをギターで弾いてたのも聴こえてきた。

その後、1年前にZeppで会う約束をしていたフォロワーさん親子にご挨拶。
娘さんはテスト期間中で、andyのTシャツを着てこの日もテスト受けてきたんだって。
親子で同じ音楽を聴いて一緒にライブに行けるなんて羨ましいな。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

木々の間から降り注ぐ陽射しが強くて開場してからもしばらく木陰にいて、30分ぐらいしてから中に。
譲っていただいたチケットは縦からも横からもほぼ真ん中の見やすい場所でした。
一列に並んだ機材、舞台奥にオフホワイトの風になびくカーテンがあるだけのシンプルなステージ。
映像化されるのかCSで流れるのか、クレーンカメラと客席にもカメラが入ってた。

GLAYさんの時は外組だったので中に入ったのは初めての野音開演前、
ステージ袖の開いてたドアからステージとは逆方向にカメラを構えるスタッフさんの姿が見えて、
そこに3人がいるんだってやっと少しだけ現実味が湧いてきた。

ほぼ定刻にいつものSE、The End Of The Worldが流れてすぐメンバーがステージに。
ぴょんぴょん飛び跳ねて出てきた小山田さんの笑顔を見て胸が詰まった。
またandymoriのライブが観れるってやっとそこで信じる事ができた。

SEを止めるように小山田さんが合図して、初めに演奏されたのは1984。
緊張してるのか、歌詞を飛ばしたり少し硬いかなって思ったけど、
曲を、声を聴いたら懐かしくて涙が出そうになった。
やわらかくて繊細で無垢で、それでいて時々情熱がほとばしるような歌声。この声には敵わない。

皆聴き入ってて泣いてる人も多かったけど、そんな感傷を振り払うようにベンガルトラとウイスキー。
手を上げる人もいて、少しずついつものandymoriのライブになっていくのを感じた。
いつもライブで誇らしげにオイラが正しいって歌ってくれるのが好きだったんだ。

青い空に吸い込まれて行きそうなLife Is Party。今になって歌詞がこんな風にリンクするなんて。
最後のフレーズの後のどんしゃん鳴るドラムとうねるベース、かき鳴らされるギターにたまらなくなる。
ラスサビ前のカウント、マイクを通さない生声で聴こえた。

胸をぎゅっと締め付けて更に切なくさせるようなイントロのギター。ユートピア。
“バンドを組んでいるんだ すごくいいバンドなんだ みんなに聴いて欲しいんだ バンドを組んでいるんだ”
このフレーズは宣誓のようにも、友達に話しかけているようにも聴こえる。
転調して早くなるところもアイコンタクトして呼吸を合わせて、ぴたりと決める。

小山田さんが上機嫌にギターを掻き鳴らす。ちょっとくだけたラフな空気になるボディランゲージ。
サビの裏声もすーっと溶けてくように綺麗だった。跳ねるリズムに思わず体がうずうずする。

しばらく聴いてなくても心に染み込んだ歌詞が口をついて出てきたPeace。
疾走感の中に消せない悲しみやそれでも前を向く希望が詰まった大好きな曲。
サビで声を荒げるように歌ってて、そうだライブではいつもこうだったなって。

演奏が終わって静かになるとあちこちから蝉の鳴き声がする。
その時、会場の外から男の人の声で「壮平ーーー!!!」って絶叫が聞こえてきて、皆ふふってなって。


小山田さん「…どうもお久しぶりです。昨年は心配をおかけしました」
藤原さん「…うん」
小山田さん「すまなかった(と藤原さんにぺこりと頭を下げる)」

神妙なやりとりかと思いきや、ふたりの変わらない空気感に思わず笑い声が漏れる。

小山田さん「一年経ったけどこんなに来てくれて…今日は来てくれてありがとうございます。
大阪でのワンマンは最後なんですけど、今日は外の皆にも聴こえるように歌います」

小山田さんが「皆愛してます!」って客席に投げKISSをする。

投げKISSをあげるよはRADIO CRAZYで聴いたのが多分初めてだったと思うけど、
この曲はやっぱりずるい。自分自身の事も他人の事もすっぽり包み込んで許容してしまう。
でもこの日は笑みを浮かべながら少し自虐的に歌ってるようにも見えてずきっとした。

シンプルな演奏だから3人のコーラスが引き立つ兄弟。胸を打つフレーズが次々と繰り出される。
“この青い空を飛び交う鳥のように”の所、ふと空を見上げるとどこまでも高く広がってて眩しかった。

小山田さん「俺は愚かな人間だけどこんな素晴らしいメンバーとバンドやってます、って歌です」
アコギを持つ小山田さん。素朴な雰囲気は路上のフォークシンガーという曲名そのもの。
今この曲聴くとちょっと笑えないよって思ったけど楽しそうに歌ってくれて救われた。

クレイジークレイマーは聴くたびに正しさとは何か突きつけられるような気になる。
“お前が正しいんだよって俺が歌ってやる みんなの前で”という言葉、
今は自分にも向けられてるのかな、なんて思ったり。
気が付けば岡山さんのTシャツの色が変わるぐらい汗で濡れてた。

新曲かと思ったらSunny Side Diaryという曲だったみたい。初めて聴いた。
サウンドも歌詞の言葉選びもいかにも初期のandymoriっていう雰囲気。もう一度聴きたいな。

リハで聴こえたから演奏されるとは思ってたけどハッピーエンドを聴くといつも込み上げてくるものがある。
“どうせどこにも行けないのならずっとここにいてもいいんだよ”この言葉に何度も助けられた。

初めは感情を抑えるように、徐々に熱を帯びていく歌声、独特の間の取り方のベースラインが寄り添って、
付かず離れずリズムを刻むゴールデンハンマー。演奏に3人の関係性が表れてるよう。
抑えめに歌う時、声の繊細さが際立っていてそのさらさらとした無垢な歌声にどきりとした。

空は藍色はあのアルバムの中でもいちばん好きな曲だったから聴けて嬉しかった。
でも、ただでさえ胸が苦しくなる曲なのにこんな青空の下で聴くとたまらなくなる。
泣きたいけど泣きたくない、って思って何とかこらえた。


小山田さん「この間とあるバンドの曲を聴いてそれがすごい良くて、そのバンドの子に電話したんだよね。
あの曲すごいよかったよ!って。興奮して食い気味で友達になれるかと思って喋ってたんだけど、
向こうは『はぁ…ありがとうございます』みたいな感じで、調子乗ってすみませんでしたって(笑)
俺ももう30だしそんな感じなのか…って思って。…健二はまだ27か(岡山さんが27。って)。
寛は今29?(おいおい30になります、と藤原さん)バンド始めて何年?7年も経つのか。
寛とは大学で知り合って。それで何だっけ…この間夢を見たんだよね。
そのバンドの子と幼稚園に行ってた…あれ?俺が小さい頃に行ってた幼稚園。の庭に
桜の木が植わってて、その木をみんなで眺めながら…机の上に楽譜かバーっと置いてあって。
記念樹っていう、あっぱれさんま大先生の曲(校庭の隅にみんなで植えた記念樹ーって曲、と歌う)の
楽譜が見つからなくて。見つからないんだけど何か幸せだなーって。幸せなんだけど
それを幸せだとも思わないような幸福感。最近そんな気持ちを忘れてたなって」

小山田さん「昔、西荻窪のボロアパートに寛と一緒に住んでて。冬になるとネズミが凍死してて。
俺はチューチュー鳴くネズミが結構好きだったから見つけてお前かー!ってなってたんだけど」

藤原さん「…埋めて供養したのは俺だったよ」
小山田さん「…そうだった(笑)」
ぼそっと呟く藤原さんから溢れる父親感に笑ってしまった。

小山田さん「メンバー紹介します。ドラム、健二!ベース、寛!」
藤原さん「ボーカルギター、壮平!」


小山田さんなりの藤原さんへの愛がこもったベースマン。ベースソロではいつもより少し得意気に、
その気持ちに応えるかのように一生懸命に演奏してる姿がかっこ良かった。
ひょうひょうとしているようでちゃんと周りを見ている頼れるベースマン。

何度もライブで聴いてきたeverything is my guitarは気付いたら夢中で手を上げてた。
感情をほとばしらせながら、前のめりな演奏に乗って転がるように突き進んでいく。
蒼くて、手を離すとどこかへ飛んで行ってしまいそうな衝動もandymoriの魅力だったなって。

アコギを持ってブルースハープを首からかけてもらう小山田さん。クラブナイト!
ファンファンのトランペットに負けず劣らずブルースハープの音色も良かった。
“どこまでも行こう どこまでも行こうよ”のところのコーラスの重なり方が
すごく綺麗で感動してしまった。知らない間にこの曲も進化してたんだなぁって。
皆一緒になって盛り上がる。何より、ステージの3人が嬉しそうに演奏してるのを観てるのが幸せだった。
近くにいた白髪混じりのおじ様が若者達と同じように手を上げて楽しんでくれてたのも嬉しかったな。

透明感のあるギターの音色が風に乗る青い空。歌声もふわりとやわらかくて心地良い。
このロケーションで聴くと曲の良さが何倍にもなる。
6時を過ぎたからか照明が点いてスモークが。青いライトと青い空。

鍵盤の前にスタンバイした藤原さんに「寛は何でもできるミュージシャンなんだよ」って小山田さん。
藤原さんはハードルが上がったと思ったのか「そういうのやめて」って言ってたけど。
カウボーイの歌だったかな、藤原さんが鍵盤弾いて後奏で口笛を吹いてたのは。
途中、スモークの量が増えて風下にいた岡山さんの所に全部行って完全にシルエットになってた…。

ライブは一度きりの魔法がかけられる場所なんだなって思ったのが宇宙の果てはこの目の前に。
ラスサビで大きく転調して、宇宙を突き抜けて明るく光が射し込むようなイメージになってた。
それがとても感動的で、足の裏から頭の先までぞわぞわっとした。

高く舞い上がるようなドラムの連打。FOLLOW ME!
指定席で動ける範囲が決まってるのがじれるぐらい体が跳ねた。後半の怒涛の連打にも釘付けになった。

MONEY MONEY MONEYの忙しないガチャガチャしたリズムはライブで聴くとやみつきになる。
この曲もFOLLOW MEもぎゅうぎゅうのライブハウスで聴きたかったな、なんて。

アコギに持ち替える小山田さん。Sunrise&Sunsetのピースフルな空気感は皆を笑顔にする。
でも間奏の所は少し感傷的で、やっぱりぐっときてしまう。

グロリアス軽トラのイントロを聴いた時、あと何曲聴けるんだろうって思いがよぎった。
いつものように大阪の空の下ー♪って歌ってくれて、わっと沸いた。外からも歓声が上がってた。

夢見るバンドワゴンはきっとライブの終盤で演奏するだろうなって思ってたから
さっきの思いが更に心の中で大きくなる。何度も鼻の奥がつんとしたけど我慢した。
吹き抜ける風が音を揺らして、空の上まで届きそうだった。

本編最後は未発表の新曲。ラストライブで新曲が聴けるなんて思ってなかった。
記憶が間違ってなければイントロで掻き鳴らされるギター、どんな自分でも許してくれるような歌詞、
最後に四つ打ちっぽく転調するリズム。andymoriのいいところ全部詰め込んだみたいな曲だった。
“おいでおいでよ 灰色の教室の窓から”っていう歌詞があったな。
映像化なり音源化なりしてほしいな。一度しか聴けないなんて寂しすぎる。

演奏を終えてステージを後にするメンバーに温かい拍手が贈られる。
その拍手がいつしかアンコールを求める手拍子に変わる。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

しばらくして、再びステージに戻ってきてくれた。
どこからかありがとー!って声が聞こえて。


小山田さん「ありがとう、ありがとう大阪。FM802、fm osaka、
キョードー大阪…しゅうまい太郎、道頓堀!イェー!!」

小山田さん「…寛は大阪の話ある?」
藤原さん「大阪にはいい思い出が沢山あります」

小山田さん「健二は伊賀だから大阪にはよく来てた?」
岡山さん「俺は伊賀やから大阪にはよく来てたんやけど、高校の頃大阪にドラムの練習に通ってました」

小山田さん「エロい先生のとこ?(笑)」
岡山さん「エロいかどうかは俺には分からん(笑)」
エロい先生とは…?その話、いつか詳しく聞いてみたい…


16の優しいアコギの音色。大好きな曲がまたライブで聴けた。
何度も聴いたし、何度も口ずさんだ大切な曲。andymoriの曲ってつい口ずさみたくなる。
こういうフォーキーな曲も前のめりなロックも似合うのがandymoriというバンドの強さ。

ギターのアルペジオの歌い始めから一気に加速していくandyとrock。
1分もない短い曲の中でくるくると表情を変える小山田さんの歌声。

革命の歌詞は何年経っても色褪せず瑞々しく力強かった。
歌の力を信じた人だけが紡ぐことのできる言葉。

遠くへ行きたいは2ndが出た時のツアー、初めての大阪ワンマンで聴いて以来だった。
あの頃よりずっと演奏にも言葉にも重みがあって、惹きつけられた。

曲が終わってギターを置く小山田さん。あれ?と思ったら
一旦ギターのところに行ってコードを確認して「andymoriから愛を込めて」って。

何だろう、って思ったら愛してやまない音楽をのアカペラバージョン!
3人とも楽器を弾かず、藤原さんは手拍子でリズムを先導。
マイクがなくても軽々と外まで届きそうな大きな声で歌う小山田さん。
それを支えるコーラスの藤原さんと岡山さんの声が温かかった。
私達の知らないところで一生懸命練習してたんだろうなって思ったらそれだけで泣けてくる。
温かい空気に包まれて、曲が終わると大きな拍手が贈られる。

ラストに演奏されたのはすごい速さ。感動的な曲を最後に持ってくる事もできたのに
こんな風にあっけないほどからっと終わってしまう潔さが清々しかった。

演奏を終えて楽器を置き、軽く手を振ってステージを去る3人。

拍手がすぐにアンコールの手拍子に変わる。日は暮れたとはいえまだ明るい午後7時。
ダブルアンコールもできる時間だったけどスタッフさんがステージの撤収作業を始める。

それでも止まない手拍子。終演を告げるアナウンスが流れてもまだ続いていて、
客席からの退出を促されるまでずっとその手拍子は続いてた。
手拍子をやめてしまうとそこで本当にライブが終わってしまうから。
あの時の気持ちはきっとずっと忘れられないだろうな。

ライブが終わった後もまだ実感がなくてぼんやりしてた。
これを書いてる今ももうandymoriのライブが観れないなんて信じられないままだけど、
離れてた時期も気持ちも一瞬で埋めてくれるようなライブだった。
ハッとするようなうつくしさ、ドキッとするような無垢な歌声、
目が離せなくなるような演奏、全部わたしが好きになった頃のandymoriそのものだった。
多分泣こうと思ったらずっと泣いていられただろうけど不思議と泣かなかった。

何の曲だったか忘れてしまったけどある曲の後奏の部分で
熱のこもったドラムに呼応するように小山田さんがギターを掻き鳴らしてて、
それに負けじと藤原さんのベースもどんどん熱がこもっていって。いいシーンだったな。

傷付いた事もあったけどandymoriというバンドを好きになった事は後悔してない。
もう一度ステージに立つ彼らを見る事ができて本当に良かった。
この日のライブを観て、自分にとって大切な曲がこんなにもあったんだって気付いた。
今まで支えてくれてありがとう。沢山の思い出を作ってくれてありがとう。

私にとってのandymoriのライブはこれで最後だけど、まだandymoriの夏は始まったばかり。
3人が笑顔でステージを降りる事ができるよう、陰ながら祈ってます。

いつかまた、どこかで会えるといいな。


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2014.7.21 andymori「ひこうき雲と夏の音」@大阪城野外音楽堂セットリスト

01.1984
02.ベンガルトラとウイスキー
03.Life Is Party
04.ユートピア
05.ボディランゲージ
06.Peace
07.投げKISSをあげるよ
08.兄弟
09.路上のフォークシンガー
10.クレイジークレイマー
11.Sunny Side Diary
12.ハッピーエンド
13.ゴールデンハンマー
14.空は藍色
15.ベースマン
16.everything is my guitar
17.クラブナイト
18.青い空
19.カウボーイの歌
20.宇宙の果てはこの目の前に
21.FOLLOW ME
22.MONEY MONEY MONEY
23.Sunrise&Sunset
24.グロリアス軽トラ
25.夢見るバンドワゴン
26.新曲


ENCORE

01.16
02.andyとrock
03.革命
04.遠くへ行きたい
05愛してやまない音楽を
06.すごい速さ
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by pochi-17 | 2014-07-25 00:00 | Live | Trackback | Comments(0)

解散

久々に更新しようと思ったのがこんな話題なのが悲しいけど。

andymoriが9月24日の武道館ライブをもって解散。

お昼、何気なくTwitterのTLに流れてきたナタリーのニュースに目を疑った。

そろそろアルバムかなー、アルバムのツアーはないのかなーなんて、
気にしてはいたけどまだZeppのチケットすら取ってなかったし、ごたごたの後の
マイムマイムツアーは行かなかったし、3月のクアトロだって行けなかった。
いや、行かなかったに近いのかもしれない。行こうと思えば行けたんだ。

そんな宙ぶらりんな状態のまま、こんな事になってしまうなんてさ。

せっかくフルアルバムも4枚リリースして、やっとワンマンでカバー曲やったり
同じ曲2回演奏したりしなくてもライブできるようになったのに。
初めての大阪ワンマンの時に小山田さんがひとりアコギを片手に聴かせてくれた
あの曲たちもまだ音源化されてないし、ライブで一度しか聴いてない曲も沢山ある。

まだまだこれからなのに、っていう気持ちは本音としてあるけど、
andymoriというバンドを輝かせていたピースのひとつに、儚さだったり
ふわっとどこかに行ってしまいそうな危うさだったりっていうのはあったと思う。
一瞬一瞬の眩しさを切り取って繋げたような、そんなバンドだったとも思う。
だからそのニュースに触れた時も、ショックではあったけどそこまで驚かなかった。

andymoriというバンドは解散してしまうけど、3人がそれぞれ別の道を歩んでも
楽しく音楽を続けていてくれたら、またどこかで出会えたら。

今はとりあえず、andymoriのライブに行って、同じ時間を共有したい。
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by pochi-17 | 2013-05-28 00:46 | andymori | Trackback | Comments(2)

andymori「光」

andymori / Youth Records/FAITH MUSIC



5月2日にリリースされたandymoriのアルバム「光」。
ここ2週間、ほぼこのアルバムとラジオしか聴いてない。
気が付くと1時間半ぐらい経っててアルバム3周してたなんて事もしょっちゅう。
聴けば聴くほど、飽きるどころかもっと聴きたくなるから不思議です。

ボーカルテイクの大幅な録り直しでリリースが3月7日から2ヵ月伸びて、
去年の秋から予定されていたツアーも結果的には新曲だらけのライブになったけど、
2ヵ月待った甲斐は十分あって、素敵なアルバムが届きました。
盲目ファンの戯言だって思われるかもしれないけど、ほんとに素晴らしい!
「革命」を聴いた時にもうこれ以上好きなアルバムは出て来ないんじゃないかなって思ったのに、
「光」を聴いた瞬間、そんな予感はあっさりと吹き飛ばされました。

andymoriのライブで感じる刹那的な輝きや美しさがそのまま閉じ込められているアルバムだと思う。
ハッと息をのむような美しさや、衝動的な部分が全部パッケージされてる。
かと思えば一緒に歌いたくなるような人懐っこくて普遍的な曲もある、
すぐそこに3人がいて演奏して、歌ってくれてるみたいに感じるアルバムです。

誰に向けてという訳でもないけど、感想でも。単に書き記しておきたいだけですきっと。

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1曲目は"秋の楽園"ツアーの札幌ライブで藤原さんの誕生日を祝して演奏されたという「ベースマン」。
ホテルの部屋でこっそり音合わせして、藤原さんには内緒で演奏されたという曲。
小山田さんはラジオで“レッチリのフリーの歌かもよ?”なんて言ってたけど(笑)
当の本人はステージの上で“どうしたらいいのか分からないけど、いい曲だなー”って思ったんだとか。

タイトル曲の「光」は、これぞandymori!という勢いがあってきらきらと眩しくてほんのり甘酸っぱい曲。
「インナージャーニー」のゆったりとしたリズムに揺られていると心が開いてく。
「君はダイヤモンドの輝き」は穏やかなメロディの奥に揺れる心が見え隠れして切なくなる。

「3分間」の“さっきまで胸の中にいた憂鬱が天国への階段を登る”って歌詞はライブが始まった時の
気持ちに重なる。ステージに立つ側の小山田さんも同じ風に感じてたんだって嬉しくなった。

今回のアルバムにはくるりのトランペットのファンファンが参加してるんだけど、
「インナージャーニー」でトランペットが入る瞬間、いつも泣きスイッチが入ってしまう。

「クラブナイト」の高揚感はライブで初めて聴いた時のワクワクした気持ちを思い出す。
“どこまでも行こう どこまでも行こうよ ゴキゲンな音楽を聴かせておくれよ”という歌詞は
どこかandymoriというバンド自身に向けて歌われている風にも取れる。
週末Diner、前回は第二部参加できなかったけど次があれば行きたいなぁ。お酒飲めないけど(笑)

「ひまわり」はまっすぐで純粋なラブソング。嫌味にならないのは岡山さんのキャラクターがあってこそ。
「ジーニー」はライブで聴いた時のインパクトはそのままに、何度も聴いてると別の側面も見えてくる。

「愛してやまない音楽を」は和やかなスタジオの風景が目に浮かぶ曲。
聴く度にライブに行きたい!一緒に歌いたい!ってうずうずする。

ラジオで弾き語りしてた頃から気になっていた「シンガー」はバンドのアレンジで力強くなってた。
この曲こそ小山田さんにしか作れない、歌えない歌だと思う。
ラジオのインタビューで小山田さんはアルバムの事を“伝えようっていうパワーがある”って話してたけど、
誰かを想って作られた歌の発するエネルギーに打ちのめされました。
歌詞はもちろんだけど声色のひとつひとつに表情があって、心に迫ってくる。

アルバムの最後に納められたのは「彼女」。アレンジも歌詞も可愛い一曲。
曲が終わった後の3人の会話がいいなぁって。それぞれのキャラクターがよく出てる。

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・・・感想を書くつもりが思った事を羅列しただけになってしまいました(^^;)
それもざっと読み返しただけで恥ずかしくなるような事ばっかり書いてるし・・・
言葉で説明するのは限界があるので気になった方は聴いてみてください!ぜひ!
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by pochi-17 | 2012-05-20 00:30 | andymori | Trackback | Comments(2)

2012.3.24 andymori "100分間のファンタジー 遊ぼうぜ 踊ろうぜ" ツアー@Zepp Osakaレポ

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3月24日、ZeppOsakaであったandymoriのライブに行って来ました。
髭ちゃんのレポ書いた時点でやりきった感があったので遅くなってしまいました・・・
翌日の髭ちゃんライブの前に半分書いてたんですが、先に髭ちゃんのレポを
書いてしまったのでそこで力尽きてしまったので後半かなりざっくりしてます(笑)

今回は本来アルバムが出た後のツアーのはずだったけど、
リリースが延期になったので、いわば新曲だらけのライブ。
どの曲も基本的に一回しか聴いてないので詳しい感想は書けないですが、
今の、最新型のandymoriというバンドが詰まったアルバムでした。
セットリスト探したけど曲順が違うような・・・また見つけたら追記します。

移転前の南港にあるZeppOsakaに来るのもこれで最後。
びゅーびゅー音を立てて吹く風に背中を押されながら会場へ。
待ってる途中、小雨が降ったりしてて本当に寒かった・・・

設営の関係で開場が押してて、中に入れたのは17時15分過ぎ。
この日の整理番号は500番台前半だったのでもう大人見を決め込んでたのに
フロア前方の開いてるドアを見た瞬間、足が勝手に向かってた。

中に入るとBGMが鳴っていて、小山田さんがよくMUSIC FREAKSで流していた
ブルーハーツやカーペンターズ、ビヨークの曲が流れてた。
開いてるスペースがあったので上手側の3列目で待機。

そしたら目の前のカップルがいちゃいちゃし始めて見てる方が恥ずかしかった。
もうすぐずっと楽しみにしてたライブが始まると言うのに、すごいイライラした・・・
今回はZeppという事もあるのか親子連れだとかカップルだとかも結構多くて、
以前と比べるとファン層が変わってきた感じもしました。
メンバーをアイドル視する人やライブハウスで耳にする黄色い声援はやっぱり苦手。
心が狭いのかな・・・須藤さんが言ってたみたいに許容する事を学ばないとね。

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開演時刻が迫って、スタッフさんから前方のフロアが過密状態なので、
自分の場所をキープして、これ以上押さないようにとの注意が。
でも照明が落ちた瞬間、後ろから一気に人が流れてきて2列目に押し出された。
薄明るい青い光に照らされたメンバーの姿が見えた。いつものSEが鳴ってる。

小山田さんは薄い水色のパラソルの柄のTシャツ、デニムに水色のコンバース。
藤原さんは今回のツアーTのピンク、岡山さんは襟元を切ったカーキのTシャツ。

SEが止んで、静寂に包まれる。期待と緊張感が入り混じる独特の空気。
小山田さんが宣誓をするように高らかにハーモニカを吹き、ライブが始まる。

「ベースマン」はそのタイトル通り、ベースのフレーズが随所で光る曲。
聴いてるとわくわくして、ベース好きにはたまらない感じでした。
「光」も初めて聴いたのに、すっと入ってくる。勢いが良くてこれぞandymori!という曲。
いつの間にかステージの後ろにはアルバムのジャケットと同じレリーフの幕が。

小山田さん「こんばんは、andymoriです。
今日はアルバムの曲を曲順どおりに演奏するっていうライブなんですが、
早速ですがスペシャルゲストを。ファンファン!fromくるり!」

大歓声に迎えられて、ファンファンがステージへ。嬉しいサプライズ!
新しいアルバムの曲から2曲をセッションしてくれました。

ファンファンがトランペットを吹いている姿は本当にかっこいい。
すっくりと構えて、力強い音色を響かせるのを間近で観ると同性でもドキドキする。
トランペットが入ると曲の雰囲気ががらっと変わるから不思議。

「インナージャーニー」は歌詞がすごく印象的な曲。
今回は演出も凝っていて「君はダイヤモンドの輝き」では
万華鏡みたいな透かし模様の影絵が投影されてて綺麗でした。
後光が射してるって小山田さんがブログに書いてたのはこの曲の演出の事かな?
ファンファンだけじゃなく、andymoriの3人からも後光が射してました。

小山田さん「ファンファンはライブで鍵盤弾くの初めてだって?」
ファンファン「・・・えっ?」
小山田さん「いやさっきはそういう話だったと思うんだけど・・・」
ファンファン「あ!このキーボード買って初めてライブで弾きました!」
小山田さん「この赤いの初めて!イェー!!」

半ばやけっぱちで盛り上げようとする小山田さん。
噛み合ってるのか、噛み合ってないのかよく分からないほのぼのするMC。

「3分間」はアッパーでわっと盛り上がる感じの踊れるロック。
ツアータイトルを思い起こさせる歌詞だったのはこの曲だったはず。
「クラブナイト」も曲のアレンジが素敵でした。

驚いたのが「ひまわり」。小山田さんは下手の藤原さんの立ち位置で
ハーモニカを吹き、藤原さんはドラムの台に腰掛けておもちゃのピアノを弾き、
岡山さんがアコギを持って歌ってました。何て純粋なラブソングなんだろう。
去年の春の楽園ツアーでも「永遠」と言う曲を歌ってたけど、
この「ひまわり」も岡山さんの歌声によく合ってる曲だと思いました。

「ジーニー」の歌詞の中に“ともゆき”って名前が出てきてドキッとした。
長澤知之さんの事を歌った曲。去年のMTWBで一緒に歌ってた時楽しそうだったもんなぁ。

続いて「愛して止まない音楽を」とライブは進んでいく。
小山田さんがよくMUSIC FREAKSで流していた優しいフォークや賑やかな洋楽を彷彿とさせる、
レコーディングスタジオの様子が目に浮かぶ楽しげなメロディー。
今聴いたばっかりなのにすぐ歌えてしまうような、歌いたくなるようなフレーズがいっぱい。
どの曲も名曲ばかりで、新しい絵本のページをめくっていくような感覚になった。

前半の終盤に演奏された「シンガー」では胸が詰まって動けなくなった。
去年のライブで聴いた時よりずっと力強くなっていて、とにかく小山田さんの気迫が凄かった。

アルバムのラストを飾るのは「彼女」という曲。
跳ねるリズムとギターのフレーズが耳に残る、意外とアップテンポな曲。

シャボン玉が虹色に輝きながらふわふわとフロアに舞い降りて蛍が飛んでるみたい。
触れようと手を伸ばすと消えてしまう、そんな姿はどこかandymoriというバンドに重なった。

小山田さん「アルバム延期になってごめんね、のシャボン玉でした」

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アルバムの再現ライブが終わり、今までの曲が披露される第二部へ。

岡山さんがカホンと小さいハイハット(素手で叩いてた)をセッティングして、
アコースティック編成で演奏された「16」もとびきり素敵でした。
いつかandymoriのアコースティックライブも観てみたいなぁ。

「ボディーランゲージ」では喉がつらそうで高音が出ない小山田さんの代わりに
フロアの皆で歌ってたら、曲が終わった後に小山田さんが「やっと分かりあえてきたね」って。

小山田さん「ありがとう。・・・寛は新幹線に携帯忘れてきたんだよね?(笑)」
藤原さん「そう」
小山田さん「見つかったんだっけ?」
藤原さん「見つかって今は新大阪にあるみたいです。
 ツイてない日だったのでさっきのシャボン玉に癒されました」
小山田さん「次の曲は寛に捧げます」

こんなやりとりの後の「投げKISSをあげるよ」では“携帯電話を落っことして”のところで
小山田さんが藤原さんの方を向いていたずらっぽく笑いながら歌ってた。みんないい顔してる。
今までこの曲聴いて泣いた事なんてなかったのに、この日はなぜか泣けてしょうがなかった。

歌い終えた小山田さん「寛ドンマイ!」

ゆったりした曲が続いた分「革命」のイントロが鳴った途端、後ろからぐっと押しが。
「FOLLOW ME」のイントロが炸裂して、どんどん加速度が増してく。
「everything is my guiter」の頃にはもうぐちゃぐちゃ。凄い熱気。
少し落ち着かせるように「ナツメグ」。空気を塗り替える一曲。
「グロリアス軽トラ」の“大阪の空の下ー♪”に沸くフロア。
「クレイジークレーマー」の小山田さんの歌い方は毎回ハッとしてしまう。

カントリー風のギターとベースの低音が気持ちいい「Sunrise&Sunset」。
「悲しみは消えない」を「悲しみは枯れない」って歌ってたのが暫く頭の中でぐるぐるした。

「都会を走る猫」を聴いてると歌詞の世界を追体験してる気分になる。
転がるように、駆け出すように曲が展開していく。

この日の「青い空」の歌声はいつもより心なしか幼く聴こえた。
汚れのない、まっすぐな声。この声が聴きたくて今日ここに来たのかもな、なんて。

小山田さんの「andyとrock」という曲振りにフロアから歓声が上がる。
さっきの空気感とは打って変わって、熱気が渦巻いていく。

「ユートピア」は去年の春に初めて磔磔で聴いた時の事を思い出した。
息の合った演奏に夢中で手を上げた。

「スーパーマンになりたい」の時、ステージの後ろに張り巡らされていた
たくさんの小さな電球がぴかぴか光を放って星空みたいだった。
派手な照明ではなく、小さな電球っていうのが手作り感があっていいな。

ちょっと意外だった「サンセットクルージング」。アンニュイな歌い方と
少し力の抜けた演奏が独特の雰囲気を醸し出してました。

軽くセッションを始めるように小山田さんが歌い始めたのは「兄弟」。
曲が進むにつれ色濃くなって溢れ出す想いが痛いほど心に響いて、
体を揺らすバスドラが曲に息づく鼓動の音に聴こえた。

「ベンガルトラとウィスキー」も聴きたかったからやってくれて嬉しかった。
あの爆発力、ほんとすごい。気付けばさっきのしんみりムードなんて吹き飛んでた。

目にも留まらぬ早業のドラムから一気に惹きつけられる「Peace」は、
言葉のひとつひとつがすべり込んできて心がぎゅっとなった。

「すごい速さ」が演奏されるとライブも終盤。
フロアのみんなは湯気が立ち上りそうなほど熱々。

小山田さん「ありがとう。楽しい」

小山田さん「アルバムが延期になってからは、ほとんどが俺の歌入れの作業だったんだけど、
その間に寛は『BEST OFゴルゴ13』っていう分厚い本を読んでて(笑)」

藤原さん「そうそう。決定版ゴルゴ13みたいなね(笑)」

小山田さん「だから寛はちょっと渋くなったと思うんだけど(笑)
誰かブラックジャックも読んでなかった・・・?(微妙な沈黙)」

岡山さん「俺読んでた(笑)」
小山田さん「健二は五目焼きそばばっか食ってたよね(笑)」
岡山さん「(五目焼きそばおいしい?って聞かれて)旨いよね!あとマフィンも食ってた」

小山田さん「アルバムはサンシャインレコーディングスタジオってとこで録ってたんだけど、
そのスタジオで作業してた時にできた曲です。『サンシャイン』」

サンシャインって聞いて髭ちゃんが脳裏をかすめたのは内緒。
いつか小山田さんがブログに歌詞をアップしてた曲。
髭ちゃんのサンシャインは木漏れ日のような柔らかな陽射しの印象だけど、
andymoriのサンシャインはきらきらと輝く初夏の陽射しの印象でした。

小山田さん「もう一度スペシャルゲスト!ファンファン!」

再びファンファンが登場した時に、すっかり出来上がった感じの声で
男性が「ファンファーン!!」って叫んでて笑いが起こった。

負けじと女子による寛コールが起きて、両手をふりふりする藤原さん(笑)
健ちゃんコールにはドラムで応えてました。かっこいー!
壮平コールには小山田さんは照れて早く曲に行こうとしてたっけ。

ファンファンが加わって、念願だった「1984」のセッションが実現しました。
藤原さんのベースから始まり、岡山さんのドラム、小山田さんのギターに
ファンファンのトランペットが重なった瞬間は鳥肌が立った。
ありったけの力でドラムを叩いてた岡山さんがドラムスティック叩き付けるように投げる。
曲の終わり際、〆のタイミングを小山田さんがファンファンに目で合図を送ってた。

小山田さん「ファンファーレをファンファンが吹いてくれました!」

大きな拍手に送られて、ファンファンがステージを後にする。
小山田さんがフロアに何かを投げ入れて、メンバーもそれに続く。

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アンコールを求める手拍子に応えて、再びメンバーがステージへ。

ライブのラストを飾ったのも、まっさらな新曲でした。
死生観と宇宙が交錯する歌詞が印象的な、ゆったりとした曲。
まっすぐに伸びる光の筋の中に浮かび上がった3人のシルエットが目に焼き付いてる。

最後、小山田さんのギターの弦が切れたけど気にする素振りも見せずに
真剣に曲と向き合って歌っている姿が印象的でした。

拝むように手を合わせて感謝の気持ちを伝える小山田さん。
ちょっぴりぎこちなく手を振る藤原さん。
一点の曇りもないぴかぴか笑顔の岡山さん。

たくさんの拍手が止まない中、ライブは終了。

はー、終わっちゃった・・・とよろよろ出口へ向かったら
ロビーのところに「光」のアルバムのジャケットに使われている
粘土細工のレリーフの実物が展示されてました。
近くで見るとでこぼこしていて手作り感があって可愛かった。
ZeppOsakaでライブを見るのはこれで最後だけど、いいライブが観れて良かったです。

ライブを観れば観るほど、つくづくandymoriって不思議なバンドだなぁって思う。
歌っている小山田さんの感情が発露するのを目の当たりにする度に打ちのめされる。
さっきまで穏やかだったのに、歌の途中で本能がむき出しになるからドキッとする。
気安く声をかけられないオーラが出たかと思えば、曲が終わると普通の27歳の顔に戻る。

今回はまだリリースになってないアルバムの曲がメインのライブだったので
楽しめるのかな・・・なんて思ってたけど、蓋を開けてみれば楽しかったです。
初めて触れる曲なのに自然と歌えるような親しみやすさと、
一瞬一瞬を鮮やかに切り取るandymoriというバンドの良さが表れたライブでした。
アルバムが手元に届くのが待ち遠しい!

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2012.3.24 andymori "100分間のファンタジー 遊ぼうぜ 踊ろうぜ" ツアー
@Zepp Osakaセットリスト

01. ベースマン
02. 光
03. インナージャーニー
04. 君はダイヤモンドの輝き
05. 3分間
06. クラブナイト
07. ひまわり
08. ジーニー       
09. 愛してやまない音楽を
10.シンガー
11. 彼女
12. 16
13. ボディーランゲージ
14. 投げKISSをあげるよ
15. 革命
16. FOLLOW ME
17. everything is my guitar
18. ナツメグ
19. グロリアス軽トラ
20. クレイジークレーマー
21. Sunrise&Sunset
22. 都会を走る猫
23. 青い空
24. andyとrock
25. ユートピア
26. スーパーマンになりたい
27. サンセットクルージング
28. 兄弟
29. ベンガルトラとウィスキー
30. Peace
31. すごい速さ
32. サンシャイン
33. 1984

EN
34 .宇宙の果てはこの目の前に
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by pochi-17 | 2012-04-13 00:34 | Live | Trackback | Comments(0)

2011.9.17 andymori秋の楽園ツアー@ZeppOsakaレポ

9月17日、ZeppOsakaであったandymoriのライブに行って来ました。
Zeppに行くこと事態久々ならばandymoriのZeppワンマンも初めてでどきどきでした。
以下ネタバレだらけなのでこれからライブに行かれる方はご注意を!
相変わらず無駄に長くて暑苦しくて若干気持ち悪いです。その点はご了承ください・・・

この日は番号遅かったから後ろで大人見しようと思ってたのに、いざ中に入ってみたら
前方エリアが結構空いてる!つい誘惑に負けて上手2列目の端っこに。
BGMは昔のフォークソングからビートルズ、新しめの洋楽ロックまで色々と。長澤さんの曲も流れてた。
そろそろローディーさんの顔も覚えてきた。上手にいると中の通路が見えるんだけど、
藤原さんがベースを持って行き来してるのがちらちらと見えた。

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Zeppは満員。開演の18時を少し過ぎた頃、BGMが止んでフロアの照明が落とされ、ライブが始まる。
いつものSEが流れる中、3人がステージに向かってゆっくりと歩いてくるのが見えた。
小山田さんはグレーのTシャツに紺色のデニム、青緑のコンバース、
岡山さんは青いTシャツ、藤原さんは白いTシャツと3人ともラフな服装。

小山田さん「どうもこんにちは。andymoriです」

ピリッとした緊張感が走る。アイコンタクトを交わすメンバー。「ユートピア」からライブが始まる。
静かな歌い出しから一転、前のめりになってリズムの鼓動が速くなっていく。
それにオイオイコールで応えるぎゅうぎゅうのフロア。三角形に向かい合って音を合わせる3人。
エフェクターのペダルを踏む音まで聞こえる距離にどきどきした。

続いて最近は序盤に演奏される事が増えた「ベンガルトラとウィスキー」。
フロアがわーっと湧いて、後ろからむわっと湿った熱い空気が押し寄せてくる。
後ろから当たる照明でメンバーの姿がシルエットで浮かび上がる。

「Transit in Thailand」はようやく岡山さんのドラムで聴くのにも慣れた。
ドスドスと力いっぱい叩いてる姿がすごくかっこ良かった。それにすごく楽しそう。
二番のAメロのジャキジャキとしたギターが好きで、つい小山田さんの手元に見入ってしまう。

小山田さん「ありがとう。andymoriです。イェー!」

岡山さんの「1・2・3・4-!」という生声のカウントから「ダンス」。
心がふわっと軽くなって、ゆらゆらと気持ち良さそうにフロアが揺れる。

「青い空」は小山田さんの歌声がまっすぐに伸びる光の筋みたいに心の中を照らした。
andymoriは曲がいいのはもちろんだけど、この声が聴きたくてライブに吸い寄せられる。

青い空の後の「ハッピーエンド」。二番のサビ前、感情的に歌う姿に釘付けになった。
何だかいつもより藤原さんのコーラスが大きかった気が・・・前は「あー」っていう感じの
ハモりだったのが一緒にメロディーを歌うコーラスになってた気がする(不確かだけど)。
最後、ハミングっぽく口笛を吹くように歌ってたのが印象的でした。

バラードが続いて静かになったフロアに風を吹かせるような「ナツメグ」から
「グロリアス軽トラ」へ。さっきの2曲を真剣に聴きすぎてたからほっとした。
フロアには左右にゆらゆら揺れるみんなの手。もちろん「大阪の空の下ー♪」って歌ってくれた。

やっぱり「ボディーランゲージ」はライブで聴くと更にいい!
どこまでも高く昇っていくような変幻自在なボーカルと、リズム隊のグルーヴが絶妙。
「都会を走る猫」は聴けないかもって思ってたから嬉しかった。音が弾ける瞬間がたまらない。

小山田さん「新曲やります」

新曲の「パーティーは終わった」は陽気でご機嫌なロックンロール。コーラスが可愛かった。
“パーティーは終わった”ってフレーズの繰り返しなんだけど、それがどんどん楽しくなっていく。
不思議なのは後ろ向きな言葉なのにまるでこれからパーティーが始まるかのような、
それこそパーティーで流れていそうな楽しげなメロディーだった事。そこがすごくandymoriらしい。

小山田さん「寛、ドデカミン効いてきた?」
藤原さん「リハで頑張りすぎて死にそうになったんでドデカミン飲んだら、さっきゲップが出ました」
小山田さん「本番前に寛がドデカミン飲もうとしてて・・・止めたんだけど(笑)」

藤原さん「壮平は来なかったけど、昨日このZeppOsakaで岡村靖幸さんのライブを観ました。
Zepp広いなーと思いながら観てました(笑)」
小山田さん「でかいな・・・初めてだっけ・・・あっ、二回目か。ロックロックで来ました。スピッツの」

小山田さん「大阪の皆は阪神ファンなの?俺広島ファンなんだけど、今日阪神に勝ちました!イェー!!」
無邪気な子供のようなMCにフロアから温かい笑いが起こる。

「オレンジトレイン」は音数が少ないシンプルなアレンジだから歌がより輝いていて心に染み渡る。
最後のドラムを曲にそっと乗せるように丁寧に叩いていた岡山さんの姿が目に焼き付いてる。

「無までの30分」は童謡のようなやさしいメロディーと無垢な声に聴き入ってたら後半のドラムの音で
はっと目が醒めた。そこから一気にバンドの音になっていった。この曲のコーラスもいいなぁ。

「楽園」はライブで聴く度に進化してる曲。もがきながら光を掴もうとしているような、そんなイメージ。
三者三様、歌も演奏もエネルギーを撒き散らしながら、全力でぶつかってる。
うねりながら三つの音が絡まって迎える怒涛のラストは圧巻でした。

あれ、この曲どこかで・・・と思ったら6月の山崎共闘編で演奏されてた「新曲(在る光)」。
“ライライライ”ってもしかしてLieにかかってたりするのかな、なんて思ったり。
同じフレーズを歌っていても声を荒げたり、力を抜いたりくるくると表情が変わる。

それにしても「スーパーマンになりたい」のイントロが始まった瞬間のわくわく感ったらない。
光の速さであっという間に駆け抜けていくんだけど、それがまた爽快。

「クレイジークレーマー」はフロアから沢山の腕がステージに向けて伸びてたのを覚えてる。
“世界で一番お前が正しいんだよって俺が歌ってやる みんなの前で”って言葉が頭の中で巡る。

「新曲(706号室)」。歌い始めた時にスタッフさんが走って行くのが見えたから大丈夫かな?と思ったら
小山田さんが演奏を止めて、「気分が悪い人がいたらスタッフに言って出て行って下さい」と。
「出て行って下さいってそういう意味じゃなくて・・・」って苦笑いしてた。
言いたい事は分かるんだけど言葉が足りなくて誤解されがちな小山田さん。

断片的にしか覚えてないし順番違うかもしれないけど・・・“飛行機の音が聞こえる”“散らかった部屋”
“もう一眠り”“夢を見た 夢を見た”“君の手に触れたんだ”こんな歌詞だったと思う。
やさしくも少し悲しげなメロディーの穏やかな歌。706号室は昔住んでた三鷹の部屋の事なんだって。

小山田さん「健二岡山ぁー!イェーー!!」

・・・急に紹介された岡山さん、思いっきり水飲んでる最中だから焦ってた(笑)
藤原さんが次に紹介されるのは自分だろうとにらんで待ち構えてたけど華麗にスルー・・・

小山田さん「一年間、大阪に来てて。ラジオで。かなり自己満な番組だったんですけど(笑)
それが明日で終わりです。ありがとうございました」
自己満って言葉に思わずふふって笑い声が。同じ時間を共有してる人達との幸せな時間。

小山田さん「大阪の兄弟達に捧げます」

「兄弟」は何度聴いても胸に迫ってくる一曲。三人の声が合わさってひとつになる。
まっすぐな想いが痛いほど伝わってきて、心の奥がぎゅっとなる。

藤原さんのベースの音に歓声が上がる。「1984」。ステージの3人が醸し出す気迫と佇まいが
この曲がバンドにとっていかに大切な曲なのかを物語っているようでした。

またライブで聴きたい!と思ってたら叶った。「andyとrock」。
初期の頃の曲だけど、今のandymoriが歌っても違和感がないのはきっと歌ってる事が一貫しているから。

意外にもここで「everything is my guitar」。びっくりも手伝ってテンションが急上昇。
珍しく小山田さんが歌詞を間違えてたっけ。あれ?って思ったけど何事もなかったみたいな涼しい顔。
藤原さんのベースが跳ねる「すごい速さ」は一気にフロアの温度が上がる。ラララララララー♪は皆で一緒に!

ギターを軽く鳴らした時にあ・・・って思った。「革命」。静かな歌い出しから瞬く間に
フロアの温度が上がって、これぞandymoriなサウンドに転がっていく。
声は出さないけどいつも一緒に口ずさんでしまう、決意表明にも似た希望の歌。

小山田さん「ありがとう。最後の曲です。投げKISSをあげるよ。投げKISSをあげます」

またそんな誰かが喜びそうな事をって思ったけど、気持ちは嬉しかった。「投げKISSをあげるよ」。
この曲を聴いていると、いつも不安定な心が少しだけ休まるような気がしてほっとした。
深く息を吐き出すような小山田さんの歌声と一緒に、自分の心の中のもやもやとした物が出て行ってくれた。
そう言えばキーを少し上げて歌ってた。下げる事はよくあるけど上げる事もあるんだ。

演奏を終えてステージを後にするメンバー。すぐにアンコールを求める手拍子が始まる。

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しばらくして、着替えたメンバーが再びステージへ。
小山田さんは紺地に黄色のウッドストックが可愛いTシャツ。岡山さんは紺の岡山画伯T。
あ、そう言えば藤原さんだけ白いTシャツのままだったっけ。

小山田さん「ありがとう!今日は皆集まってくれてありがとうございます。
来年の3月・・・3月24日にまたZeppOsakaでやります」思わぬ報告にフロアからどよめきが。

小山田さん「健二がTシャツを着替えました!あれは健ちゃんがデザインしたTシャツ。
エロいって評判です。あ、なんでもないです(笑)みんなよろしく!」

お客さんに「ピックちょうだい!」って言われて黄色いピックを投げる小山田さん。
でも狙ったところには届かなかったみたい。「私も!」と言われて投げて「もうなくなっちゃった」って。

柔らかいアコギの音色が聴こえてくる。「16」。何度聴いてもいつも同じところで涙が出そうになる。
メロディーに寄り添うような演奏にまたぐっときてしまった。でも温かい雰囲気で、悲しい歌ではなかった。
なぜかこの曲で手拍子が起こってたけど、手拍子はいらないかな・・・

アルバムのツアーだと思ったら今日は泣かせる感じの日なの?「life is party」。
初めて聴いた日から自分にとってかけがえのない曲。聴いてるうちに苦しくなってきて
ステージを見れなくて俯いたままこの言葉をかみ締めてた。
”あの日の空は言うさ あの日の空は言うさ いつの日か悲しみは消えるよって”

カントリー調の陽気なリズムに誘われて体が勝手に動く。「Sunrise&Sunset」。
ライブだとリズム隊のコーラスが重なってメロディーがぐっと豊かになる。
転調する前のギターをかき鳴らすところと、そこから始めるパーカッションみたいなドラムが楽しい。

小山田さん「ありがとう。ありがとうございました」

演奏が終わり、再びステージを後にするメンバー。またすぐに手拍子が起こる。

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再びステージにメンバーが登場。

小山田さん「ライブも人間関係と同じで最初は様子見でだんだんこう・・・なるべく早い段階で
そっちに持って行きたいと思ってるんだけど・・・まあいいや、やっぱやめよ(笑)」

「新曲やります」って言うから何を聴かせてくれるのかなと思ったら「シンガーという曲です」って。
本当に本当に聴きたかったから声が出るほど嬉しかった。MUSIC FREAKSのUstで歌ってた時は
弾き語りのアレンジだったけど、力強いバンドのアレンジですっかりandymoriの色になってた。

曲がいいのはもちろん、小山田さんの歌が放つ力に圧倒された。あんな風に歌える人、他にいないと思う。
感情を隠さず、持てるエネルギーの全てを注ぎ込んだ、そんな歌だった。
ギターを力いっぱい掻き鳴らす小山田さん。曲が終わった後に見たギターの弦は切れてた。
この日は4曲新曲が披露されたけど、どれもダウナーなのが少し気になった。考え過ぎかな。

ラストに演奏されたのは「Peace」。音も、言葉も輝きに溢れていて眩しかった。
広いZeppOsakaいっぱいに響くPeaceはandymoriというバンドを象徴する曲のようにも思えた。
ちょっと感慨深くもあり、でもいつも通りの3人でほんとは少しほっとした。

「ありがとう。また会いましょう」と、小さく手を振ってステージを後にする小山田さん。

最後まで全力で、駆け抜けるような約90分のライブでした。
5月の磔磔が盛り沢山な内容だっただけに少し短く感じたけど、ライブは良かったです。
来年の3月のZeppはどんなライブになるのかな。でもまた小さい箱でも観たいなぁ。
andymoriはずっとandymoriでいてほしい。ほんとうにうたいたいうた、君にはうたってほしい。

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【2011.9.17 andymori秋の楽園ツアー@ZeppOsakaセットリスト】

1.ユートピア
2.ベンガルトラとウィスキー
3.Transit in Thailand
4.ダンス
5.青い空
6.ハッピーエンド
7.ナツメグ
8.グロリアス軽トラ
9.ボディーランゲージ
10.都会を走る猫
11.新曲
12.オレンジトレイン
13.無までの30分
14.楽園
15.新曲
16.スーパーマンになりたい
17.クレイジークレイマー
18.新曲
19.兄弟
20.1984
21.andyとrock
22.everything is my guitar
23.すごい速さ
24.革命
25.投げKISSをあげるよ

26.16
27.Life Is Party
28.Sunrise&Sunset

29.新曲
30.Peace
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by pochi-17 | 2011-09-22 00:39 | Live | Trackback | Comments(0)

MEET THE WORLD BEAT 2011

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7月24日、万博記念公園であったMEET THE WORLD BEAT2011に行って来ました。

髭ちゃんが出てた年もandymoriが出てた去年も応募したけど当たらず、
2005年以来久々に当たって参加する事ができました。
1500番以内のプレミアムチケットに当たったのに1480番というある意味レアな番号。
お目当てのALはHOT STAGEに出ると踏んで迷わず左端にスタンバイしてました。
11組を全部いつもみたいに書いてたら終わらないのでざっくりとレポを。
ざっくりと言いつつALのとこだけ本気で書いてますがご了承をー。

◆FUNKY STAGE 矢井田瞳◆

トップバッターは意外にもヤイコ。ヤイコを観るのは2005年のMTWB以来二度目。
バンドを引き連れてのUKギターロックに程よくポップスを混ぜたような
独特な音の広がり方をするヤイコの曲は開放感があって野外で聴くのにぴったり。
飾らず自然体な人柄が曲に出ているようでした。 久しぶりに聴いた「How」が特に良かった。


◆HOT STAGE miwa◆

いつの間にか出番を察知した男性ファンがぞろぞろと。
ピンクのツアーTにデニム姿で登場したmiwaちゃん。か、かわいい。
アコギ一本での弾き語りは繊細な音色がmiwaちゃんのピュアな声によく合ってました。


◆FUNKY STAGE RHYMESTER◆

普段ならあまり観る機会のないアーティストが観れるのもフェスのいい所。

とはいえ曲を知らないので遠巻きに観てたらCRAZY KEN BANDの横山剣さんが登場してびっくり。
白のスーツとハットでビシッと決めてました。渋い。生で「イーネ!」が聴けて嬉しかった。
真っ昼間から下ネタ(というか歌)を挟んだり、歌詞も風刺が利いてて好きな人にはたまらない感じでした。


◆FUNKY STAGE スキマスイッチ◆

ヤイコに続いて二度目ましてのスキマスイッチ。大橋さんの声は華があって野外にもよく映える。
広いステージの端から端まで走り回ってHOT STAGE側のお客さんにもしっかりアピール。

最近の曲はあまり知らなかったけど、この間たまたまTVで聴いたセンチメンタルホームタウンも聴けた。
風が吹き抜ける中で聴くと、より歌詞に描かれている風景がくっきりと見える気がしました。
それにしても全力少年での盛り上がりはすごかった。さすが!


◆HOT STAGE MAIA HIRASAWA◆

MTWBでALの次に観たかったのがMAIA HIRASAWAさん。
FUNKY STAGEでのライブ中に自らギターのチューニング。 バンドメンバーがその間にカメラで
お客さんを撮ってて、 近くにいたandyファンの子達がピースしてたりライブ前からリラックスした雰囲気。
ほんのり日焼けした肌にピンクとオレンジの鮮やかなツートーンのワンピが素敵。

知らないなりに知ってた曲は全部演奏してくれてほくほく。跳ねるリズムに体も勝手に揺れる。
某シャンプーのCM曲のサビで「あの曲か!」みたいな感じで周りがざわついてたっけ。
バギクラでJIROさんも言ってたけど昔のビヨークの声に似てる。ちょっとハスキーだけど柔らかい声。
高い空の下で聴けるのがほんと贅沢で最高に心地よかったです。
大阪弁でMCしたり、日本語詞の曲も聴けたり、意外な一面も見れました。


◆FUNKY STAGE SOIL&"PIMP"SESSIONS◆

ギラギラと本気を出してきた太陽に照らされるステージにSOIL&"PIMP"SESSIONS。
踊れるフェス向きの音楽でありながら大人な雰囲気で、そのバランスが絶妙でかっこいい。
そして、噂には聞いていたけど社長はほんとに何もしてない(笑)
というか、楽器には指一本触れていないというのにあの存在感は一体・・・
ゴージャスなジャケットをバタバタさせて煽ってた風だったけど、単に暑かったからだと推測。

社長の「この声に惚れました!」という呼び込みでライブを終えたばかりの
マイア・ヒラサワさんが登場してコラボ。 意外に思える組み合わせだけど相性は抜群。
夏らしい爽やかなメロディーがフェス気分を盛り上げてくれました。


◆FUNKY STAGE CHEMISTRY◆

これまた二度目ましてのCHEMISTRY。今回のMTWB、唯一参加した2005年と被りまくり…
いきなりダンサー風の人達が出てきて、えっ?と思ったらCHEMISTRYの二人も一緒に踊り出しまして。
最近のCHEMISTRYの事はよく知らなかったけど、まさか踊ってたとは・・・
しかもそのダンスが上手い。歌も言わずもがな上手い。もう鬼に金棒。

最初から新鮮を飛び越して斬新だったから懐かしい曲が余計に懐かしく感じた。
陽が傾きはじめた時間帯に涼しい風を吹かせる二人のハーモニーに酔いつつ、
最後は新曲で終わるという、新しいCHEMISTRYのステージでした。


◆HOT STAGE 小山田壮平 from andymori×長澤知之(AL)◆

ドラムがセッティングされてたから次はOKAMOTO'Sだな・・・と踏んで呑気におやつ食べてたら
周りがざわざわしてて、ん?と思って見ると小山田さんと長澤さんが。
アコギを片手にサウンドチェックをしながら軽く歌ってくれました。
初めて聴く曲だったけど何て曲だろう。鳥をモチーフにした歌詞だった気がする。
二人で競走するように声を張り上げて、歌い終わった後に目で会話してる姿にほのぼの。
この二人、ほんと仲がいい。まだ本番じゃないのに拍手が起きたりしてアットホームな雰囲気。

サウンドチェックを兼ねたリハを終え、必要な部分の楽譜を抜き取ってステージを後にする小山田さん。

FUNKY STAGEでのCHEMISTRYのライブの後、いよいよHOT STAGEにALが登場。
ステージ周りに二人のファン(主にandyファンかな?)が詰め掛けてSEをかき消すほどの歓声が起こる。
小山田さんは可愛らしい虫食いりんごの絵の白いTシャツにデニム、
長澤さんは黒いキャップにグレーのTシャツというラフな服装でした。

最初に歌ったのはHAPPY BIRTHDAYというフレーズがたくさん出てくる曲。
二人の掛け合いは息がぴったり。楽しんで歌っているのが伝わってきて、こっちまで嬉しくなる。

左巻きのゼンマイはフォークの匂いがするアレンジで。
紡がれる言葉は普遍的でいて、そのどれもがキラキラと輝いてた。文句なしに名曲。
愛を歌う、愛を歌う、愛を歌う、と繰り返すフレーズに心をぎゅっと掴まれた。
長澤さんのコーラスは男性のキーとしてはかなり高めで、よく通る声は存在感がある。
小山田さんが歌い終えた後、敬意を表すようにゆっくりと長澤さんにお辞儀をしてました。
この曲だったかな、小山田さんがギターを置いてハンドマイクで歌ってたのが新鮮でした。

投げKISSをあげるよの“空が高くてどこかに行けそうだ”というフレーズが
薄い雲がかかった青空に吸い込まれていくようで、思わず空を見上げた。

最後の曲になります、という小山田さんのMCに、えーっと声が上がる。
「北極大陸」は前に長澤さんがフリークスにゲストで出てた時に二人で歌っていた曲。
流れるように軽快なリズムに、どこか不釣り合いな歌詞が乗っかっているのが不思議。

この二人を観ていると、何だか応援したくなってしまう。親心のような気分。
二人並んでギターをかき鳴らして時に優しく、時にうねりをあげるように歌う姿は
フェスと言うよりも路上で弾き語っている二人の若者のようで、そんな距離感や温度が愛しく感じました。
短いながらも最後まで長澤さんの良さと小山田さんの良さを存分に堪能できました。

《SETLIST》
01.HAPPY BIRTHDAY
02.左巻きのゼンマイ
03.投げKISSをあげるよ
04.北極大陸


◆FUNKY STAGE 加藤ミリヤ◆

ダンサーを従えて和製ガガ様のような衣装で登場したミリヤちゃん。
小柄で華奢ながら存在感はピカイチ。ミリヤちゃんは女子からの声援が多かったかな。
たまに「ミリヤー!」って声が飛ぶと「ミリヤじゃないでしょ、ミリヤちゃんでしょ!」とぴしゃり。
恋愛モノの歌が多いから個人的にはあれだったんだけど(・・・)、歌は上手かったです。

「大阪と言えば・・・?清水翔太ー!」シークレットで清水翔太くんがステージに。誰が聴いても良い声。
ただ、残念だったのがHOT STAGEで音出ししてたOKAMOTO'Sがうるさくてよく聞こえなかった・・・
サウンドチェックは大事だけどせめて曲中は静かにして欲しかったかな。
(OKAMOTO'Sは嫌いじゃないし悪く言うつもりはないです。ライブ最高だったし!)
スペシャルゲストは皆一曲だけの共演だったけど、もっと聴きたかった・・・


◆HOT STAGE OKAMOTO'S◆

今まで観る機会はあったのにタイミングが合わず初めましてのOKAMOTO'S。
バンド名の由来がメンバー全員岡本太郎好きという事もあって気合い入りまくり。
いつの間にかステージ前にはバンドTを着た子が集まっていて、ちょっとしたライブハウス状態に。

OKAMOTO'S、メンバーみんなキャラが濃い。見た目のインパクトと中身の濃さが比例してる。
特に、あんな派手なボーカルが霞んでしまうほど後ろ(ハマくんとレイジくん)が濃ゆい・・・
クールなハマくんのベースはやたらブリブリしていて渋くて上手いし、
レイジくんはと言えば立ち上がって白目でドラムを叩いてる(でもすごくいい味出してる)。
ギターのコウキくんもギターも煽るのも上手い。ボーカルのショウくんは、ひたすらアツい。
802の今月のヘビーローテーションにもなってる欲望を叫べ!!!!が特に盛り上がってた。
曲を知らなくても視覚的にも十分楽しめるし、OKAMOTO'S良かった。また観たい!
ステージからはける時レイジくんが前髪を整えて、櫛を投げてた(笑)スティックではなく櫛ってシュール。


◆FUNKY STAGE MINMI◆

HOT STAGEでのライブは終わったので空いてるスペースにお引っ越し。
MEET THE WORLD BEAT 2011のトリを飾ったのはMINMI。
大きなフラッグを持ったカーニバルかと見紛うような真っ赤な水着のダンサーがステージを赤く染める。

あまり曲知らないし、まぁ盛り上がるんだろうなぁ・・・ぐらいの感じ(すごく嫌な人っぽい笑)だったけど、
ライブを観てMINMIのイメージが変わりました。すごく自然体ですっぴんな人。
飾らず、気取らず、驕らず、そんでもってちょっぴり天然で可愛い。
盛り上げるのも上手くて、気付いたらみんなでウェーブしてたり、めっちゃヤバい!コールをしてたり。
歌詞も即興で出演者の名前を織り交ぜて歌ってたのがすごいなぁって。

8年かけてHOT STAGEからFUNKY STAGEに昇進した事、
大阪にいた頃はずっと802を聴いていて、 上京してからも地元の友達から
今日802であの曲流れてたよって言われて嬉しかった事、802のヘビーローテーションに
選ばれたのが曲が広まるきっかけになった事など、沢山の感謝の気持ちを伝える。

東日本大震災からもうすぐ五か月が経って、少しずつ忘れていってしまってる事もあるけど、
もう一度被災地の事を思ってほしい。私に何ができるかって考えた時に
お祈りしようって思って、 毎日子供と一緒にお祈りしていますというようなMCの後、
レクイエムからふるさとに曲が移った時、思わず込み上げてくるものがありました。
伸びやかな歌声はどこまでも届くようで、懐かしさと切なさで心がぎゅっとなった。

懐かしいと言えばH2Oの想い出がいっぱいのカバーも懐かしかったなぁ。
ラストにはサプライズでTHE BOOMの宮沢さんが登場して「星のラブレター」をコラボ。
宮沢さんオーラがあった。おぉ、本物だ・・・って。ちょっと圧倒されてしまった。
このMTWBっていい声の人しか出ないフェスですか?


◆FUNKY STAGE LAST SESSION◆

MINMIのライブが終わって802DJのシャーリーさんと中島ヒロトさんがステージに。
シャーリーさん、南国カラーのマキシワンピ姿で髪にお花着けてて超可愛い。
スタンバイで時間が余ってるのか、ウェーブをして遊ぶ二人(笑)

ライブのシメは恒例のセッション!次々とステージに呼び込まれる。
ステージ上に錚々たるメンバーが並ぶ中で必死でALを追いかける(笑)
miwaちゃんの隣に小山田さん発見。

この日最後に豪華なリレーで歌われたのは「上を向いて歩こう」。
どのアーティストもその人らしく、ALもALらしく歌ってたのが印象的でした。

二番はMINMI先導で歌詞を変えて、この日だけの802バージョンの「上を向いて歩こう」に。
曲中に突然MINMIが「さっきRHYMESTERの名前を間違えた!」とか言い出して面白かった。
しかも手(指?)に名前をメモってたらしく、なのに間違えるって!ってヒロトさんに突っ込まれてた(笑)

皆が思い思いに踊る中、どこか居心地が悪そうに客席に背を向けて遠慮がちに
ゆらゆら踊ってる小山田さんの事をつい目で追ってしまう。
大きな拍手に見送られ、出演アーティストが一組ずつステージを去りライブは幕を閉じました。

久々のMTWBでしたが心配してた天候も薄い曇り空で暑さも和らいで、雨も降らず良かった。
「新しい音楽との出会い」というラジオの良さをそのままライブにしたようなイベントでした。

でも終わった後ゴミが散乱してて悲しかった・・・自分のゴミぐらい捨てて帰ろうYO!
ヒロトさんも言ってたけど、「来た時よりもキレイに」これ基本です。なのでそれも一緒に捨てるハメに・・・

出演者にもよるけど、また行きたいなぁ。楽しい一日でした。
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by pochi-17 | 2011-07-29 00:24 | Live | Trackback | Comments(0)

2011.06.11 rockin'on PRESENTS JAPAN CIRCUIT vol.49 WEST~山崎共闘編~@なんばHatchレポ

6月11日、なんばHatchで開催されたrockin'on PRESENTS
JAPAN CIRCUIT vol.49 WEST~山崎共闘編~に行ってきました。
出演が日本マドンナ、andymori、ストレイテナー、くるり(出演順)という
まるでフェスのようなラインナップでのイベントでした。
各バンドの持ち時間が結構長かったのでもう満腹。あれで3969円はお得。

レポはいつも通り曖昧な記憶を基に書いてますのでその点はご了承を・・・

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

開演時間になり、山崎編集長による挨拶からイベントが始まりました。
年末CDJの赤字が続いて開催できなくなったものの802のRADIO CRAZYが始まり
その協力をしている事、その代わりではないけどこのイベントが始まった事など。
タイムテーブルの発表もあったけど、ここは予想通りでした。


【日本マドンナ】

1.幸せカップルファッキンシット
2.汚したい
3.クツガエス
4.バンドやめろ
5.あるがまま
6.村上春樹つまらない
7.お前を墓場にぶち込みたい
8.田舎に暮らしたい


まずは女子3ピース、日本マドンナが登場。

ラップを口ずさんだかと思えば「私達の曲は耳を塞ぎたくなる曲が多いけど、
今日は耳を突き破りたいと思います!!」と宣戦布告とも取れるMCが。

見た目は大人しそうなのに、歌はぶっ飛んでる。やる曲やる曲タイトルも
中身も本音純度100%で全てが強烈。まさにフラストレーションと衝動の塊。
微かに笑みを浮かべて歌ったり、泣きそうな声で思いの丈をぶちまけたり。
叫ぶように歌うのか、歌うように叫んでるのか時々分からなくなる。

演奏は粗くて、ぐにゃっとしてるけど逆にそれがいい味になってました。
さとこちゃんの男前なドラムに釘付け。体全体を使って叩いてる姿がかっこ良かったな。

あと、ビートルズの「LET IT BE」のカバーなのかオマージュなのか、そんな曲も。
とにかく曲名のインパクトが強すぎて曲を思い出せない・・・。
「幸せカップルファッキンシット」は巻き舌でちょっと可愛かったような。
この曲に関して言えばその気持ちは分からないでもない、かも。

散々ぶちまけたけど最後ちゃんと自分達で片付けて帰ってたりして、意外と律儀でした。
帰る時も裸足で慌ててぺたぺた走っていったり。そう言えば、あんなちゃんのマイクに
メモっぽい紙がぶら下がってたけど、何が書いてあったんだろう。今さら気になる。

個人的にはあんまり自分から聴いたり、ましてや人に勧めたりはしない感じだったけど、
(初めて観る人が多いのか、フロアも置いてきぼりを喰らったような雰囲気だった)
若さと本音が炸裂するインパクト充分なステージでした。若いって素晴らしい。


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*


【andymori】(セトリは順不同です)

1.everything is my guitar
2.ベンガルトラとウィスキー
3.Sunrise&Sunset
4.1984
5.青い空
6.ナツメグ
7.FOLLOW ME
8.すごい速さ
9.ユートピア
10.投げKISSをあげるよ
11.兄弟
12.andyとrock
13.Peace
14.在る光(新曲)
15.革命
16.ロックンロール
17.グロリアス軽トラ


演奏が終わると慌しく転換が始まる。15分ほどして二番手で登場したのはandymori。
今回は番号が遅かったから後ろで大人見するつもりがいつの間にか前へ。
照明が落ちる頃にはフロア前方の人口密度がぎゅっと増してた。


小山田さん「どうもこんばんは、andymoriです。今日は呼んでもらってありがとうございます」


どんなセットリストで来るのかと思ったら「everything is my guitar」始まり!
徐々に熱っぽくなっていく演奏と声に気分も上がっていく。
と思ったら小山田さんがポロッとピックを落としちゃってた。あらら。

そう言えばちょっと小山田さんが痩せて見えた。気のせいだといいんだけど。
グレーのTシャツから見える腕、あんなに細かったかなぁって。
そう言えば見慣れないカーキ色のスニーカー履いてた。藤原さんは例のタヒチ80のTシャツ。

「ベンガルトラとウィスキー」のドコドコいうドラムは足音みたいでいつもワクワクする。
「Sunrise&Sunset」は音は陽気なんだけど歌詞が切ない。三人のコーラスが良かった。
メンバー同士アイコンタクトを交わしながら、呼吸を合わせてた。

「1984」はイントロで一番歓声が沸いてた。ゆらゆら音に揺られて目を閉じて聴くのが好き。
でも途中ちょっと藤原さんの鼻メガネっぷりに目が行ってしまったのは内緒。

「青い空」は気持ち良さそうに歌ってたのが印象的でした。いい表情だったな。
ふわっとやわらかい声が心の中にすーっと入ってくる。


お客さん「アルバム聴いたよー」
小山田さん「(水を飲みながら)ううーう!」←ありがとうと言いたかったらしい(笑)
いちいち屈むのが面倒なのか、ボトルは立てて置かず足元にゴトッと投げて転がしてた。


「アルバムが二日前?今週の水曜日にリリースされました。
アルバムの感想もいっぱい届いてて。ブログのコメントとかもありがとう。
明日のMUSIC FREAKSで『革命』をそのままの曲順で再現するスタジオライブを
やるんですが、802の社屋にドラムセットを運び込んでやろうと思ってて」

お客さん「行くよー!」
小山田さん「あ、来てくれる人いるんだ。ありがとうございます」

「メンバーを紹介します。新しいドラマーの健二。健ちゃんは三重出身なんだよね。
すっかりバンドにも馴染んで・・・すっかりすっかり。今日は物販のTシャツを着てくれてます」

岡山さん「andymoriに入って半年ぐらい経ちますが、楽しんでやってます」

小山田さん「山崎さんは昔から応援してくれている大切な人で・・・ん・・・大切な人・・・?」
誤解を招きそうな事を言ってしまったと思ったのか、にやっと。

小山田さん「今日は山崎共闘編という事で共に闘いましょう!
・・・でも何と闘うんだろう。何と闘うんだと思う?」(藤原さんに向かって)

藤原さん「・・・雨とか?」
岡山さん「でかいっすね。気候?(笑)」
小山田さん「傘でこうやって?」(と傘を斜めにかざして踏ん張るような仕草)

「ナツメグ」でスイッチを切り替えた後は「FOLLOW ME」!皆楽しそうに跳ねる。
イントロの照明がカラフルで綺麗だったな。一緒に歌える曲って無条件に上がる。
「すごい速さ」が来たから、え・・・もしやもう終盤?と思ったけど、まだまだ。

ライブで聴くとより「ユートピア」の言葉の強さや説得力が増してて胸に迫ってきた。
ドラムから入ってギターが重なるところがいいなぁ。ベースも跳ねてて気持ちいい。

「投げKISSをあげるよ」はいつどんな時でも聴いてると穏やかな気持ちになれる。
ふわーっとしてたから二番の問題ないですよーの声を張るとこでちょっと目が覚めた。

この日は「兄弟」が特に良かった。歌がまるで生きているみたいに
小山田さんの声には様々な表情があって、岡山さんのドラムは鼓動のようで、
藤原さんのベースは体中を巡る血液みたいだった。動けなくなるぐらい聴き入ってしまった。
三人の声がぴたりと重なって、ひとつの声になってた。

岡山さんがいつの間にかTシャツを脱いでた。「andyとrock」は蒼くてほろ苦い。

イントロのドラムに目を奪われたのは「Peace」。あんなに疾走感のある曲なのに
心がずきずきと痛む。暗くて歌ってる表情がよく見えなかったのが残念だったけど。
いつも最後の二行はandymori自身の事を歌ってるように思えて仕方がない。

ジャムっぽいラフなセッションから新曲。タイトル言ってなかったけど「在る光」だそう。
まだ未完成なのか、頭はランランランって歌ってたっけ。
サビは言葉尻を変化させて同じ言葉を繋いでいく感じでした。
“何にもないね 何にもないよ 何にもないさ”・・・だったかな?違うかな・・・

「革命」は歌に勢いがあって力強かった。漲るような歌い方でした。ぞくぞく。
MCの時はあんなに柔らかい雰囲気なのに、曲になると別人のよう。

小山田さん「今日はくるりと対バンできて嬉しいです。健ちゃんもくるり好きだったよね?」
岡山さん「くるり好きでした!あ、今も好きです(笑)」

過去形になっちゃった(笑)慌ててフォローする岡山さん。

小山田さん「昔、寛と一緒にくるりのカバーしてて。寛がキーボード弾いて・・・
トゥルー・・・あ、違った。ワールズエンド・スーパーノヴァをカバーしたりしてました」

どうしてトゥルーって言ったんだろ(笑)何だかいつもよりMCがふわふわしてる。
それより藤原さんはキーボードも弾けるのか・・・多才だなぁ。

「くるりはデビューして二年目ぐらいにトリビュートで声を掛けてもらって。
去年は京都音博にも出させてもらって・・・でもちょうどその頃、
前のドラマーとこう・・・(手を交差させながら)色々あったんですけど。
今日はくるりのロックンロールって曲をカバーしたいと思います」

「・・・ロックンロールは今からやるんですけど・・・色々あったって言っても
仲悪いとかじゃなくて、今も大樹とはいい関係なんで」と補足が(笑)

「andymoriはあと一曲なんですが、最後まで楽しんでいって下さい」

おそらく岸田さんも聴いている(であろう)この日の「ロックンロール」は
心なしかいつもより丁寧に歌われていた気がした。シンプルな音が爽快。

最後は「グロリアス軽トラ」。大阪の空の下ー!にワッと歓声が上がった。
ドラムに合わせて地団駄を踏むようにしてリズムを取って歌ってるのが微笑ましかったなぁ。
岡山さんもいい顔してドラム叩いてて、見てるこっちが幸せな気持ちになる。

小山田さんが黄色いピックをフロアに投げ入れる。
「ありがとう」のイントネーションが関西弁ぽくてちょっと嬉しい。

やっぱりandymoriのライブは楽しい。楽しいだけじゃなくて色々な感情が動く。
曲数としては結構多かったけど、もっと観たい!って思った。ワンマンのチケット取らなきゃ。


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

【ストレイテナー】

1.CLARITY
2.VANISH
3.DISCOGRAPHY
4.DONKEY BOOGIE DODO
5.VANDALISM
6.瞬きをしない猫
7.SIX DAY WONDER
8.Toneless Twilight
9.BIRTHDAY
10.SILLY PARADE
11.BERSERKER TUNE
12.Ark
13.Melodic Storm


続いて登場したのはストレイテナー。
ローディーさんがサウンドチェックしてる時に気付いたけど、
テナーのギター(ホリエさんのかな?)は透明感があってすごくシャープな音がする。

ずっとテナーは観てみたいと思ってたけど、やっと観る事ができました。
TVでライブ映像を見過ぎたせいかメンバーを見て「本物だー!」ってちょっと感動。
ホリエさんはくすんだ赤いTシャツにカーキ色のチノパンがお似合い。

静かな歌いは出しから徐々に熱を帯びてくる「CLARITY」からライブが始まる。
周りにテナーファンの若人達が押し寄せてきて、2曲目の「VANISH」の頃にはすごい熱気。
「DISCOGRAPHY」なんてもう、ダンスフロアに迷い込んだかのよう。

「DONKEY BOOGIE DODO」は密かに一番聴きたかった曲だったからひゃー!って。
ファンクなリズムとベースの音に揺られてぐらぐら。ひなっちのチョッパーに見とれた。
ホリエさんが歌詞飛ばしてた気がするけど、それも気にならないぐらい良かった。コーラスも綺麗。

「VANDALISM」は渦を巻くようなグルーヴが心地いい。電子的なようでいて筋肉質な音。
休符のところでシンペイさんがエアでドラム叩いてカウントを取ってたっけ。
「瞬きをしない猫」は意外な選曲。駆け抜けるようなスピード感にホリエさんの声質がぴったり。


ホリエさん「今日は足元が悪い中、ありがとうございます。あ、雨止んでた?
昨日大阪で天気予報を見てたら、初めて見たんですけど“雨ときどき止む”って言ってて(笑)」
シンペイさん「曇りって言っちゃったら、止んでないやん!って苦情が来るんじゃないの?」

ホリエさん「前もJAPANのイベントがなんばHatchだったみたいで、Hatchに縁があるみたいです」
シンペイさん「さっきエレベーターの所で山崎さんに会って、扉が閉まっていく時に
“前の時はあんまりいいライブじゃなかったみたいで楽屋で凹んでたよね”って
言われたんですけど、ライブ前に何て事を言うんですか・・・!」


ホリエさんがステージ中央下手寄りにセッティングされた赤いキーボードの前に。
これは・・・と思ったら「SIX DAY WONDER」でした。位置的に手元が見えなくて残念・・・
優しいピアノの音色に伸びのある歌声はセットリストの中のアクセントになってました。

「Toneless Twilight」は音の広がりと立体感が気持ちよかった。
大山さんは寡黙なイメージがあったけど、意外と動きが激しくてびっくり。
それに結構フロアのお客さんの事を見てて、目が合うとにこっとしてくれるからドキドキした。
(いや、多分目が合ってたのは前にいたandymoriファンの男子だったんだけど・・・はい)
「BIRTHDAY」はこれぞテナー!って感じで素敵でした。ドラムの連打に痺れた。


ホリエさん「今日は色々なバンドが出ててフェスみたいっすね」
シンペイさん「フェスって言ったら何でも丸くおさまると思って!」
ホリエさん「早くビール飲みながらくるり観たいです(笑)」
ひなっち「・・・おい!(笑)」

何故かテンション上がったメンバーが擬音で会話する一幕も(笑)


ホリエさん「アルバムもシングルももう出来てるので、近いうちに届けられると思います。
次はRUSH BALLで会いましょう。こっから激しい曲続くんで!」


「SILLY PARADE」はシャウトするようなメロと加速していくビートが気分を煽る。
「BERSERKER TUNE」は言うまでもなく爆発的に盛り上がってました。
声にならない声でシャウトするシンペイさんを見て、テンション上がらないはずがない。
気付いたら流されて2列目まで行ってた(笑)楽しいなぁもう。

「Ark」だったかな、ひなっちと大山さんが向かい合って演奏してて釘付けでした。
4人の音の絡み具合がほんと心地いい。それしか書いてない気がするけど、事実。

ラストは「Melodic Storm」。シンペイさんが立ち上がってフロアを煽る。
どの曲も4人の個性がお互いの良さを引き出し合っていて、体中に響く音が生まれる。


演奏が終わって最後、全員が肩を組んでフロアにお辞儀をする。
その時、ホリエさんが「あー、もっとやりてぇー!!」って。
充実感と物足りなさが入り混じったような、でもいい表情でした。
シンペイさんは感謝の気持ちを手を合わせて表して、スティックを投げ入れてた。

テナーのライブもまた観たいなぁ。音がすごく心地よかった。


*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

【くるり】

1.さよならアメリカ
2.ブレーメン
3.コンバット・ダンス
4.ワンダーフォーゲル
5.鹿児島おはら節
6.目玉のおやじ
7.Ring Ring Ring!
8.リバー
9.ばらの花
10.奇跡

En.東京


トリで登場したくるりはギターとトランペットを加えた5人編成でのライブした。
ギターの吉田さんはスマートな雰囲気で、いかにもギターが好きそうな感じ(完全に主観)
ドラムの田中さんは人懐っこそうな笑顔が印象的。とにかく楽しそうにドラムを叩く人。
トランペットのファンファンは可愛らしい人。シャイなのか、ずっと照れてた。

出てくるなり岸田さん「腹減ったなぁ。おっちゃんめっちゃ腹減ったわぁ…くるりです!」

ライブは緩やかに「さよならアメリカ」から始まる。5人が息を合わせて、ひとつの景色を描く。
トランペットは意外な感じがしたけど、どこか懐かしい音色はこの曲にぴったり。
「ブレーメン」が演奏されたのは意外だったけど、この曲は特にトランペットがはまってた。
自分のパートが終わるとどこか居心地が悪そうに、恥ずかしそうにしてて初々しい。


佐藤さん「5人のくるりです。皆さん色々思うところもあるでしょうが、それはまた後々」
岸田さん「のちぇのちぇ?(笑)」

岸田さん「メンバー紹介!俺上手とか下手とかわからへんねんけど、そっちは何手?」
佐藤さん「下手です」
岸田さん「ギター吉田省念、ベース佐藤征史、トランペット・ファンファン、
ドラムス&パーカッション田中佑司。ボーカルギター、山崎洋一郎!」

・・・え(笑)

岸田さん「踊りたいですか?そこ!踊ってみい!踊られへんやろ!踊って下さい。思い思いに」

「コンバット・ダンス」はライブで聴いてみたいなぁと思ってたから嬉しかった。
ファンクっぽいリズムに体が勝手に揺れる。佐藤さんのベースの低音が足の裏から響いてくる。
「ワンダーフォーゲル」の盛り上がりは言わずもがな。こういう曲って強い。
「鹿児島おはら節」はこぶしが効いたくるり流民謡テイストの変化球。
かと思えば「目玉のおやじ」でほっと一息。どんどん気持ちよくなってくる。

「Ring Ring Ring!」は岸田さんの独壇場。ステージ狭しと端から端まで腰を屈めて疾走!
一応本人的には一生懸命踊ってる風なんだけどダンスが変で笑いっぱなし。
もちろんギターなんぞ指一本触れず、他のメンバーにちょっかいを出しに行く始末(笑)
ファンファンの後ろでEXILEなのか千手観音なのか、ひたすら妙な動きを繰り出したり。
ハットを威勢良く投げて、メガネに手をかけたけどさすがにメガネは握り締めたままでした。


岸田さん「よう言われたわ、『バンド辞めろ』って。バンド辞めちまえって。
でもまぁ田舎には暮らしたいですけどね」と、日本マドンナの曲名をネタにする。

岸田さん「佐藤くん、『佐藤征史くんファッキンシット!』って言われた事ある?」
佐藤さん「ないですね。東海岸あたりでは言われた事あるかもしれないですけど」
岸田さん「佐藤くんはSもMも兼ね揃えてますからね。佐藤征史。今がご購入のチャンスです」

岸田さん「はぁーしんどい!前回は山崎死闘編やって今回は共に闘うと書いて
共闘編にしてもらったのに、まさに死闘ですわ。はぁーーー、しんど!
吉田くんが楽屋で腕立てしてるの見てびっくりしたんですが、
本番前の楽屋で腕立てしてるの見たのはマッドカプセルマーケッツ以来です。
こんなペラッとしたシャツ着て映画の音楽とかやってるから草食文系男子とか
言われますけど、めっちゃ体育会系ですからね。でも腕立ては三回しかできません」


そんなMCの後、歌い始めた「リバー」の頭の声が見事にひっくり返ってて、
ほんとに走り回ってしんどいんだなーと思って笑ってしまった。岸田さん汗だく(笑)
ドラマーさんが目をきらきらさせて楽しそうに演奏してて、何かいいなぁって。

岸田さん「楽しんでますかー?みんないいライブでしたねぇ。
日本マドンナ、andymori、ストレイテナーに大きな拍手を!
今日は皆色んなところから来てくれたんでしょ?・・・埼玉から?岡山?
新幹線乗って来てくれたん?あ、近鉄?ローカルやなー。ブルージーやわ近鉄電車」


岸田さん「・・・阪神弱いな!城島帰れ!っちゅう話やな。まぁそんな事はいいんですけど。
弱いチームの話しても盛り上がらへんし」となぜかお客さんを挑発(?)する。
ちなみに岸田さんはカープファンらしいけど、カープだって大差な・・・ごにょごにょ。

お気に召したらしく、またもや日本マドンナの曲名ネタが。

岸田さん「村上春樹つまんないって曲。andymoriのベースの寛が村上春樹めっちゃ好きなんですよ」
佐藤さん「裏で凹んでましたね(笑)」
岸田さん「でもそんな事で凹むか?佐藤くんも村上春樹好きやったよね?」
佐藤さん「僕は春樹より龍派だったんで」

岸田さん「まぁどうでもいい話ですけどね。MCやめます!バンドは辞めません!(大歓声!)」


岸田さんのテンションが高くてMCは終始こんな感じだったけど、
「ばらの花」しっとりとやわらかな雰囲気がこの日の空の色に良く似合ってました。
この曲はピアノのイメージが強いけど、5人のくるりが鳴らす「ばらの花」も綺麗でした。

岸田さん「くるり、この5人でやっていく事になったんですけど、その辺の馴れ初めを
来月号のJAPANで洗いざらい話してますので、要チェキでお願いします」

「・・・これから元気じゃなくなっていく人もいるけど、元気な人は
もっともっと元気になって・・・また会いましょう。くるりでした」


岸田さんのこのひと言に、一昨年のRADIO CRAZYでのMCを思い出してしまった。
あの時とは状況も指している事柄も違うけど、毎日元気でいられる事が
当たり前のようでどれだけ幸せな事なのか、年々身にしみて解るようになった。

気持ちの切り替えがうまく出来ないまま「奇跡」を聴いていたら
こらえ切れなくなった涙が溢れてきて、ぽろぽろ零れ落ちた。
ひとつひとつの言葉をかみ締めるように、語りかけるように歌う岸田さん。

メンバーの姿が見えなくなってすぐ、アンコールを求める手拍子が始まる。
その声に応えて5人が再びステージへ。


岸田さん「アンコールありがとうございます。山崎さんは僕らがデビューしたての頃に
くるりを聴いてくれて、京都まで会いに行きたいって言ってくれてたのに、
結局は東京でインタビュー受けました」と言って笑いを誘う。


ライブの締めは「東京」。CDでもライブ映像でも何度も耳にも目にもしていて、本人も何百回と
歌ってると思うけど、いざ目の前で歌われると胸に迫ってくるものがありました。
歌の隅々にまで感情が行き届いてて、生まれたてのような瑞々しい歌に圧倒された。


最後はステージの前に5人が揃って、一番端にいた岸田さんが取ったポーズ
(ハットを取ってお辞儀)を皆がラインダンスみたいに次々と真似してました。

岸田さん「おやすみ!」


アンプの電源が切られてもアンコールを求める手拍子が鳴り止まない。
スタッフさんが終演の挨拶をして、手拍子が拍手へと変わってライブが終わりました。

どのバンドもそれぞれの良さがあって、純粋に音を楽しむ事ができたイベントでした。
andymoriはもちろん、くるりもテナーもまたライブ観れたらいいなぁ。
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by pochi-17 | 2011-06-18 00:42 | Live | Trackback | Comments(0)

andymori「革命」

革命

andymori / バウンディ



こんなに発売日が待ち遠しかったアルバムは久々。
配信だったらひと足早く聴けるけど、アナログなのが好きなのです。
そんな具合なので手にして半日ぐらいにやにや眺めてからやっと聴きました。

ひとことで言うと、全部いい。

言いたかったのはこれだけなのでもう何も書かなくてもいいぐらい、全部がいい。

前作の「ファンファーレと熱狂」は『16』が中でも突き抜けて気に入ってて、
(もちろん『1984』も『オレンジトレイン』も名曲ですが、個人的には)
このアルバムもそんな風になるのかなと思ってたら見事に裏切られた。

もう、どこを切り取ってもandymori。音も、詞も、リズムも、もちろん声も。
歌詞に関して言えば、びっくりするぐらいどんどんシンプルになってきてる。
何も隠さないし、自分を大きく見せる事もなく、まっすぐで眩しい。
藤原さんのベースも相変わらず表情豊かで耳を奪われるし、
岡山さんのドラムもandymoriの曲によく似合ってる。

磔磔で新曲を聴いた時は勢いで押し切るタイプの曲が多いのかなぁなんて
思ってたけど、アルバムを通して聴くとメリハリがあって聴いてて飽きないです。
テンポを遅くしたらフォークになるんじゃないかと思ってしまうほど
親しみやすく口ずさみたくなるメロディーが多いのも魅力。

きっとどんなに言葉で語りつくしても伝わらないと思うので、
少しでも気になった方は試しに聴いてみて下さい。

ひとりでも多くの人の心に残るアルバムになってほしい。
むやみに売れたりして消費されてほしくない。

こんな風に思ってしまうのは身勝手なのかなぁ。でも、これはほんとの気持ち。
Peaceの歌詞の中に、自分の気持ちと重なる言葉を見つけた。


こんな儚い世界の中に信じた歌がある
こんな儚い世界の中に信じた人がいる

Peace/andymori



それと。MUSICAの表紙も飾ってます。

MUSICA (ムジカ) 2011年 06月号 [雑誌]

バウンディ株式会社



“赤字覚悟の大冒険で表紙にしてもらったから一人百冊ぐらい買って下さい”なんて
小山田さんはライブのMCで言ってたけど(笑)百冊買いたいぐらい嬉しい!
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by pochi-17 | 2011-06-10 00:11 | andymori | Trackback | Comments(2)

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