2019.2.2 Ropes@梅田Shangri-la

2019.2.2 Ropes ONEMAN TOUR“Drawing”@梅田Shangri-la

Ropesのリリースツアー大阪場所、とても贅沢で幸せな夜だった。
今回のツアーはマニュピュレーター&ドラム高橋さん、
ギター&コーラスはTHE NOVEMBERSの小林さん、
ゲストとしてLOSTAGEの五味岳久さんというバンドっぽい編成で。
Ropesの前身ともいえるKARENってこんな感じだったのかなあなんて思ったりもした。
椅子があって小劇場みたいな雰囲気で、シャンデリアに青い光が反射して綺麗だった。
レポというより覚え書きみたいな日記を。ネタバレなので注意。

開場は1時間前、60席ぐらい椅子が並んでいてゆったりとしたBGMが流れてた。
開演時間を5分ぐらい過ぎた頃、ライブが始まる。上手から登場するメンバー。

アチコさんは黒のトップス(ポスターと同じだと話してた)に、
カーキ?かグレーっぽいロングスカート、グレーのニューバランス。
戸高さんは物販の白いロンTに黒いスウェットのパンツ、黒いマーチンのブーツ。
左手に大作戦の白のラババン、右手に黒のリストバンド、右耳の上の方にシルバーのピアス?
小林さんは黒のシャツに黒のパンツ、高橋さんは物販の黒のロンT、
五味さんはチェックのシャツに黄色のパンツ、もこもこの帽子だったかな。

1曲目の見えない窓への入って行き方が、すーっと吸い込まれるようで心地よかった。
アチコさんの柔らかい声は空気をはらんでいて音楽を聴きながら深呼吸する感覚。
普段戸高さんがしているコーラスを小林さんが担当してるのも新鮮だったな。
指を鳴らすようなビートは高橋さんのドラムパッド。Babyは声の揺らぎがとても良い。

アチコさん「こんばんは、Ropesです」

いつもと少し違った雰囲気に「固くなっちゃう」と戸高さん。
アチコさん「緊張してる?」
戸高さん「してない。使いもしないマイクの位置を調整したりして」

アチコさん「喋っていい?高校の頃からの友達、ベルリンに住んでた友達がいて
あんまりライブとか行かない人なんだけどライブを観に来てくれて、
ライブの時アチコは妖精みたいだからもっと普通の人っぽくしてた方がいいよって言われて。
妖精感を抑えるためにいつもより低めの声で喋ってます。
ライブが終わったら(高い声で)ありがとうー!ってなると思うけど(笑)」

戸高さん「寝起きの声みたい」

アチコさん「トディだっていつもはそんな、こうやって(前髪を分ける)
やらないでしょ、他のバンドの時はトディ120%!みたいな」

戸高さん「120%の意味分からないし…ワンレンからこうなったから仕方ないんですよ」
アチコさん「ね、トディ120%!みたいになってるよね?」
戸高さん「もう前向けない…今日は司令塔なんで合図出していきます。
言うても俺リードギターなんで、ギター弾いててくれると弾きやすい」

アチコさん「あまりライブでは演奏しない曲を」

そう言って演奏されたのはEgret。ずっと聴きたかったの…!
前半は浮遊感のある軽やかなギターが鳴って、後半に向かうにつれてバンド感が増してた。

driveはいつも戸高さんがループさせて弾いてるフレーズを小林さんと分担して弾いていて。
ふたりギターがいるとこういう事もできていいなあって思った。

メトロの前だったかな?戸高さんがギターで不思議な音を反響させていて、
「俺があと30分ぐらいこのフレーズ弾いてたらどうする?」って高橋さんに訊いたら
「待ってます」って返ってきて「辛抱強い子だ…。曲いく?」ってなって、
ドラムがいきなり入ってきて「下克上くらった」って。笑
ツアーを回っていく中でお互いの距離感が縮まってきてるのを感じた。

丁寧に紡がれるギターの音色が印象的なメトロ。
戸高さんは周りのメンバーの方を向いて演奏している事が多くてまさに司令塔だった。

戸高さん「サッカー負けちゃいましたねえ」
アチコさん「吉田選手が五味くんに似てるんだよね。五味くんのキメ顔に似てる(笑)
吉田選手の上半分か下半分…上半分は拓人に似てて、下半分は五味くんかなって。
切り取ってみんなに送ったりして。後で声かけてくれたら見せるんで」

アチコさん「ソロでライブやってMC上手くなったと思ったんだけど間あいたら戻っちゃった」
戸高さん「俺は存在自体が事故みたいな人とツアーやってたんでMCは鍛えられた」
小林さん「理樹さんってそういうとこありますよね」

名前を出さずにそっとdisってたら小林さんが普通に理樹さんって。笑

戸高さん「言わなきゃいけないことも言わないし、気を付けてって
言ったところで間違えるし…でもそんなところが好きなんですけどね」
アチコさん「私も好きだよ。Yahoo!リアルタイム検索で『木下理樹』って」

戸高さん「トイレとか大丈夫ですか?最近ライブ中にトイレ行きたくなっちゃうんですよ」
アチコさん「トイレ行きたいの?行って来ていいよ」
戸高さん「いやいいんですけど、ART-SCHOOLのライブでも毎回トイレ行ってた。
なんでなんだろう…座って弾くからかなあ。本番前にコーヒーとかレッドブル一気飲みして。
トイレ行くのは空気を変えるためでもあって、トイレ行くと結構空気変わるんですよ。
…全然次トイレの話とかするような曲じゃなかった」

小林さん「MCじゃなくて曲で勝負しませんか?」

そう、次の曲はquiet。よりによってこのシリアスな曲の前にトイレの話。。笑
戸高さんと小林さんのツインギターによるイントロがぞくぞくする良さだった…

Drawはダークで大人っぽい雰囲気のサウンドにアチコさんの無垢な声が映えてた。
ドキッとするような大人っぽさと、あどけなさの両方を持つ魅力的な声。

アチコさん「照明が向こうからあたって、ここから見てたら
トディの目がアイドルみたいにキラキラ輝いて見える」

アチコさん「持ってきた物販のコーヒーが売り切れちゃったみたいで、
ひとりで5個とか買ってくれた方もいたので。買いたい人が買えるように
またネットとかで準備できたらと思っています」

アチコさん「今回のレコードのジャケットは不思議の国のアリスになっていて、
アリスのアートワークは今後の展開にも続いていくんですけど、
アチコはチューリップが好きだからってチューリップも描いてくれて」

戸高さん「不思議の国のアリスってどんな話でしたっけ?死ぬんですか?」
小林さん「木のそばでふたり女の子が寝てたら…」
戸高さん「寝てたらダメですよ。死ぬんですか?」
小林さん「まあいずれは…90年後ぐらいには」

アチコさん「また帰ったら私もアリス読み直したいなって思っていて。
みなさん本読まれますか?本って買ったタイミングと読むタイミングが
違ったりするじゃないですか。レコードもそれと同じだと思っていて」

戸高さん「そろそろ呼びますか?」と、ここで五味さんが呼びこまれる。
出てくるなり「俺が誰に似てるって?」と五味さん。
「俺が吉田選手に似てるんやなくて吉田選手が俺に似てるんや」と(年上だから)。
「よろしくお願いします」って挨拶した五味さんと、
戸高さんの喋るタイミングが被って「俺の扱いがだんだん雑になってる」とも。
五味さんがかぶってた帽子を見て「ロシアの人みたい」って戸高さん。

一年前の雲州堂で初めて聴いたRomanceも新譜に入ってる一曲。
ベースが入るとなおさらバンドっぽい音になってそれがとても素敵で、
これからも5人でライブしてほしいと思った。

Yumeでは五味さんがコーラスでも加わる。
5人の音が重なると奥行きが出て、温かい空気感が伝わってきた。

2曲を終えて再び4人編成に。

アチコさん「昨日お祭りタイムあったよね?」
戸高さん「昨日盛り上がったから、今日掴めなくて焦ってるでしょ?このまま終わりたくないなって。
ハポンはお客さんが近くてマイクスタンドが当たりそうでしたね。
もし前にいるお客さんが先端恐怖症だったら…」

戸高さん「アチコがボケたら俺が拾うけど俺がボケても木下理樹は
『ふーん…』って流して拾ってくれないですからね。
…何でも木下理樹基準で話すのやめたい。愛が溢れてる」

戸高さん「ホールでライブやる人すごいですね」
アチコさん「MCの参考にふたりでさだまさし観に行く?」
戸高さん「さだましゃし…(噛んで自分で頬を叩く)観に行きますか?」

意味のAメロのギターを響かせるように弾くところが好き。
この曲のアチコさんのボーカルは羽が生えたみたいに自由で軽やか。
ライブ後にセトリを覗いたらLastdayはカッコ付きで書いてあったけど、
この曲はいつでもライブで聴きたい…。

高橋さんが加わってからのdiarogue、座って聴いてるとうずうずしそうな
跳ねるリズムで曲の印象が明るく感じる。

チューリップはアチコさんの歌が迫ってきて心がぎゅっとなった。
戸高さんはARTやCrypt Cityの時と同じギターを使ってるんだけど、全然音の感触が違う。


演奏を終えてステージを後にする4人。
拍手がそのままアンコールの手拍子に変わる。


+++


しばらくして、ひとり出てきたアチコさんが小走りでステージの端まで。手には氷結のロング缶。
その後に戸高さんが出てきて「氷結飲んでる?」って訊いたら「トディがトイレに行ってる間に…」って。

物販の紹介が始まって、五味さんが物販の黒子として登場。

Tシャツの紹介で五味さんがTシャツを裏返すと、
黒のロンTを着てた戸高さんは後ろ向いたり袖を伸ばしたり。
「トディは黒よりチャコールが似合うと思う」とアチコさん。

キャップはつばの部分が真っすぐになってるのがポイントだそう。
アチコさんに黒のキャップを被される戸高さん。
「ニューエラみたいなキャップ…真っすぐなの珍しいんですか?」
「あんまり真っすぐなのはないみたい」って。
アチコさんのおすすめはグレー、かぶって「アラレちゃんみたい」と。

ポーチの紹介をしようとして、iPad重ねてみるも入らなそうなアチコさん。
「昨日、最近のゲームが分からなくてポーチにはゲームボーイをって…」
戸高さん「ゲームボーイ…今はNintendo Switchですか?女子はコスメティックを…」
アチコさん「コスメティックを」

アチコさん「ポスターはシルクスクリーンで刷ってもらいました。
ドットの大きい感じになってます。(指さして)今日着てる服。
サインとか買った日付とか書き込めるようになっていて、お部屋に飾ったりして」
戸高さん「俺が部屋に飾ってたら変でしょ。逆にありなのか、自分のバンドのポスターみたいな感じで」

物販の宣伝の時だったかな、戸高さんがとろサーモンの「ありがとうございまあす!」とか、
友近とゆりやんの大阪のおばちゃんネタ(あぁんっ!!っていうの)をやってて、
それがアチコさんのツボにはまってしまって。

アチコさん「ライブがないとトディと会えないんだけど、
その間もお笑いの動画の交換してて。面白いと思ったら送ったりして。
ここにいるお嬢さんたちもそのうち『あぁん!』って言うようになる」って。笑
あと糸井重里さんの『いいし分かる』っていうのもメンバー内で流行ってるみたいだった。
今回のツアーは車移動らしくて、車内も楽しかったとアチコさん。

LPの音へのこだわりを話すアチコさん。
今回の作品は収録時間を短くすることで音質が良くなっているらしくて、
こういう手法はテクノとかをやってる人がよく使っているんだそう。

アチコさん「プレーヤーに乗せて針を落とす、その行程がいいから配信ではなくて形として手元に置きたい。
五味くんのお店も五味くんとお喋りしたり音楽聴いたりそういう場所で、私もそのひとり」

戸高さん「要するに、めちゃくちゃいい音で聴けるってことですね。
最近はSpotifyとかApplemusicとかLINE MUSICとか色々あって便利ですけど、
レコードプレーヤーもAmazonでポチれるから。結局ネットで買うんかいっていう」

アチコさん「ダウンロードコードも入ってて、音のいいのとMP3の2種類で
ダウンロードできるようになってます。昨日、ダウンロードクーポンって言っちゃって」
戸高さん「ピザの割引クーポンみたいな」

戸高さん「コーヒーとかも同じですよ。自分で豆を挽いて淹れるのと、
ファミマとかコンビニのコーヒーは違うじゃないですか。
コンビニのコーヒー好きですけど。セブンイレブンのコーヒーとか」

アンコールはRopesのふたりだけでパノラマを。
5人には5人の良さがあって、2人だけだと繊細でいて凛と強くて、どちらとも選べないなあって。


戸高さん「ガキの使いの皆さんです」
再び小林さん、高橋さん、五味さんが呼びこまれる。

五味さん「袖で見ててもマナーのいいお客さんで」
アチコさん「最後の曲はスッ…って立ったりしてください」

アチコさん「Ropesは2011年からやっていて、私は一番一緒に長くやっているのがトディなので、
これからも続けてきてよかったなと思えるような活動をしていきたいです。
お客さんもだんだんと増えてきて嬉しいです。今日は来てくださって本当にありがとうございました」

ラストは5人でSNOW。いつもはアチコさんの歌に胸を打たれるこの曲、
5人で演奏されたSNOWは胸をかきむしられるように感情的でたまらなかった。
特に後半にかけての戸高さんのギターに耳も心も奪われた。
アチコさんの合図でみんなが立ち上がって、いつものライブハウスみたいな雰囲気になったのも良かった。


ギターが加わるとどうなるんだろうと思ったけど戸高さんと小林さんのギターは音を棲み分けて、
戸高さんが歌うようにカラフルなコードを弾けば小林さんは空気を揺らすような音を鳴らしていて。
高橋さんはドラムパッドと生ドラムを使い分けてビートの効いた踊れるリズムから
バンドの生音の良さを感じるドラムまで幅広く、アチコさんの歌はいつも温かく優しくて、
時に儚げでくるくると表情が変わって魅力的だった。

小林さんってクールで無口なイメージだったけど柔らかい雰囲気で、
戸高さんも最初はそういうイメージだったけど実際は話しやすい方だったのを思い出した。

ライブの後は物販で色々とグッズを購入。今回のデザイン好きでポーチは使う用と保存用に2個買い、
シルクスクリーンポスターとキャップも買った。

サインを頂く時、戸高さんが「レコードを袋に入れたら中の絵が重なって見えるようになってるんですよ」って。
ペンを横に置かれて手を伸ばして取ったら「すみませんペンを返さない病で…」って(マネージャーさんも笑ってた)。
ありがとうございますって言われた時、こちらこそいつもありがとうございますってやっと言えた。

アチコさんにはまた「会ったことある気がするー!」って言って頂けて嬉しかった。
ツアー3本じゃ足りないです!って言ったら、私もそう思った!って言われたので追加お願いします…!
指輪とか爪とかかわいいって褒めてくださって照れた(会話の女子力見習いたい…)。

マニュピュレーターの高橋さんとも初めてお話できて、急遽ドラムを叩くことになった全感覚祭のこととか、
今日のライブはいかがでしたか?って色々インタビュアーみたいに訊いてしまったんだけど、
ドラムを叩いていてぐわーっと熱くなったと話されていて、その感じがとてもいいなあって。
大阪にもまた来たいって言ってくださったのでその日を待ってます!

美しい歌や音に触れて心が浄化されて、yumeの歌詞みたいに夢の中にいる気分になれるいい夜でした。
今は新譜をゆっくり聴くのが楽しみ◎



+++


2019.2.2 Ropes ONEMAN TOUR“Drawing”@梅田Shangri-la セットリスト


01.見えない窓
02.Baby
03.Egret
04.drive
05.メトロ
06.quiet
07.Draw
08.Romance(w/五味岳久)
09.Yume (w/五味岳久)
10.意味
11.(Lastday)
12.diarogue
13.チューリップ

EN
01.パノラマ
02.SNOW (w/五味岳久)




# by pochi-17 | 2019-02-10 21:30 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.1.14 ART-SCHOOL「じぃさんぽ」@京都SOLE CAFE

2019.1.14 ART-SCHOOL@SOLE CAFE

行ってきましたART-SCHOOLのアコースティックツアー「じぃさんぽ」京都編、お昼の部。
とりあえず、いつも通り記憶を基にした覚え書きを。
曖昧な記憶なのでその話そのタイミングじゃないとかあるかと。。

いつも中途半端に時間を持て余すから、この日は少し早くに出て近くの神社をさんぽしてきた。
冷えるけどお天気も良くて空の青さが気持ち良かった。
バスを降りて会場の前を通り過ぎる時に一瞬だったから曲までは分からなかったんだけど
戸高さんが歌ってるのが聴こえてきて、どういうこと…!?って。

じぃさんぽはオルタネイティブサーキットの大阪ライブの時に情報解禁になって、
すぐに予約したら10番台前半で、2列目の割といい場所で観れた。
ソールドしていて店内はぎゅうぎゅう、熱いお茶をオーダーして席に戻るのにひと苦労…。
開演時間は大体オンタイム、3分~5分ぐらい過ぎてたのかな。
カウンターの奥にあるドアからメンバーが登場して下手に木下さん、上手に戸高さんが座る。

戸高さん「楽屋の暖房の調子が悪くてガタガタ震えてて、震えをごまかすためにミスチル歌ってました。
(空気を察して)歌わないよ?木下さん、寒いから体操でもしましょうか。ART-SCHOOL体操」

戸高さん「この世の果てー♪(腕を上に伸ばして横に広げる)…気が狂いそうなー♪」

ラジオ体操ならぬART-SCHOOL体操、選曲がまさかのエイジオブイノセンス。笑

戸高さん「明けましておめでとうございます。…ティーンティラリラリラリー♪」
木下さん「何それ?」
戸高さん「お正月っぽい音階」

戸高さん「今日はお子さんが来られてると聞いて」
木下さん「あ、お父さんよろしくお願いします。どちらから?」
お父さん「奈良です。鹿とか大仏とか…」
木下さん「天理スタミナラーメン?」

木下さん「その女の子が大きくなっても今日の事をずっと覚えてくれてるといいな」
戸高さん「終わったら即行忘れてると思うけど(笑)ほら、ミッキーマウスだよ」
木下さん「お父さんにシンパシーを感じる…」
お父さん「滑舌が悪いところとか」

戸高さん「何行きます?俺がなかなか始めないから焦ってるでしょ?」
木下さん「そんなことないよ」
戸高さん「じゃあ、ガラボヒョ」

一曲目はガラスの墓標。ガラボヒョって略すんだ。
渋谷のボアズとの対バン以降、ちょこちょこ演奏してくれて嬉しい…。
「いつか見た冬の散歩道」という歌詞が出てくるように冬に似合う曲。
いつも「その涙乾いたら抜け出そうと言ったのさ」のところで泣きそうになる。

木下さん「サザン歌う?」
戸高さん「サザン?」
木下さん「紅白でサザン出てるのを見て」
戸高さん「サザン出てたんですか?」
木下さん「うん、かっこよかった」
戸高さん「サザン歌うんですか?」
木下さん「まだ歌わない」
戸高さん「あとで歌うみたいなの何(笑)」

「舌を巻いとけばなんとかなる」と、いとしのエリーの歌い出しを口ずさむ戸高さん。
木下さんは「今何時!」って巻き舌気味で勝手にシンドバッドを歌う。
戸高さん「今何時!ってそこは巻かないでしょ(笑)多分今何時!は桑田さん歌ってないし」

戸高さん「皆さんはじぃさんぽがART-SCHOOLのアコースティックライブだと思って
来られてるかもしれないですけど、これは中年男性ふたりの漫談ですよ(笑)」

中年男性ふたりの漫談ってロウエイタスが浮かんだ。もう対バン(対漫?)してもらうしか…!

Chicago, Pills, Memoriesは音源より今の木下さんの歌の方が優しくて好き。
この頃のアルバムの曲は特に、今の声で歌ってほしいのがたくさんある…。

戸高さん「これはシカゴに行って帰国したら振られた歌ですよね?」
木下さん「シカゴから帰ってきたら当時付き合ってた人に『あなたの事は好きじゃない』って言われて」
戸高さん「何回聞いても…(笑)あなたの事は好きじゃないって言われてつらかったですか?」
木下さん「つらかった。泣いてたと思う。…シカゴは好き?」
戸高さん「好きですよ。シカゴはMONOEYESのスコットマーフィーの出身地です。
日本人より日本人で、打ち上げの一杯目は日本酒っていうスコットの」
木下さん「いい人だよね」
戸高さん「めちゃめちゃいい奴。ART-SCHOOLのアルバム買ってくれたって言ってましたよ」
木下さん「ああ、そうなんだ。タワレコで見た気がする…」

タワレコで見た気がする…ってどういう意味だったんだろう。
お店でスコットさんのアルバムでも見たのかな?

お昼のSOLE CAFEで聴くHEAVEN'S SIGNはまさに至高。
流れるように美しいギターのフレーズ、さらさらとした歌が心地よい。

木下さん「この曲は14SOULSっていうアルバムの5曲目ですね。何枚目のアルバムだっけ?」
お父さん「5枚目です!」
木下さん「詳しいね」
お父さん「iPhoneで調べたんで」
戸高さん「iPhoneで調べてくれたお父さん(笑)」

この曲が終わった辺で木下さんがギターを置いたのかな。名古屋の時より早く置いてた気が…
早いから「何でギター置いたの?」って聞かれて「歌おうと思って…」と答える木下さん。

戸高さん「昨日に続きありがとうございます。昨日は喋りすぎましたね。2時間ぐらいやってたのかな。
俺ら朝がめちゃくちゃ弱いので、油断したらこのまま寝てしまいそうですけどね。
ここはライブ終わった後ご飯とか食べられるんですか?食べられない。(オーナーさんに)すみません。
またカフェで営業されてる時にご飯食べに来てみて下さい。
パスタとか美味いんで。木下さんも食べてましたよね、ズルズルー!って」
木下さん「美味しかった」

イントロのギターを丁寧に、完璧に弾ききる戸高さん。
木下さんが歌おうとして入りがグダグダになって曲を止めて笑いが起きる。
戸高さん「綺麗に弾けてたのに。簡単にもう一回弾いてもらえると思うなよ?(笑)」

気を取り直して二度目のイントロから、今度はちゃんと歌に入る。
しとやかな獣の歌詞は木下さんにしか描けない心情というか、心の風景が色濃い曲だと思う。

戸高さん「しとやかな獣っていうのはどういう意味なんですか?」

木下さん「これは、しとやかな獣(けだもの)っていう映画からタイトルを付けて。
汚れたままでいいんだよって、生きるのが大変な人に向けて歌ってるんだけど、自分の事も奮い立たせてる。
人は結局ひとりなんですよ。ART-SCHOOLの音楽は孤独を埋めるじゃないけど、孤独に寄り添う歌で」

戸高さん「いつになくいい事言ってるじゃないですか。
倒れて悟ったんですか?そういうのを聞きたかったんですよ」

木下さん「あんまりライブでそういう話しないからね。インタビューならあるけど」
戸高さん「それはまあ」
木下さん「今日はそういう話しようと思って、ホテルで考えてた」
戸高さん「なんだ台本かあ…」
木下さん「台本はないけど(笑)」
戸高さん「何でさっきサザンとか歌ってたんだろう…」

戸高さん「ずっとやってるので、そこは分かってやってるつもりです。今年も精進していく所存です」

シャーロットは感情の起伏みたいなのが一曲の中に詰まってる。
名古屋でこの曲が生まれた背景を聞いて「次に目覚めたら、全てが消えるそんな気がして」
そんなシャーロットのフレーズが余計に切なく響くようになった。

戸高さん「俺が好きな曲を。この曲はどのアルバムでしたっけ?」
木下さん「Hello darkness, my dear friend」

TIMELESS TIMEは戸高さんのコーラスも割と前面に出ていて、ARTの曲にしてはめずらしく?明るい曲。
弾き語りも十分魅力的だけど、またバンドの演奏でも聴いてみたいな。

戸高さん「次は何やります?」
木下さん「クロ…」
戸高さん「クロっていったらクロエしかないし(笑)クロエじゃなかったらBLACK SUNSHINEとか?」

立ち上がって歌おうとする木下さんに「ファンキーなのがいい?」と戸高さん。
「ファンキーなのって?」と木下さんが聞くと、踊れるリズムでギターを弾く。
「それはいい…」って断る木下さんに、じゃあ…って戸高さん。
「君の言葉は嘘で 初めから嘘で…」って抑えたトーンでしっとり歌う。
それも違うらしく、じぃさんぽ弾き語りのノーマルバージョンでクロエ。
それでも結構ギターがファンキーで、あんな風にギター弾けたら楽しいだろうなあって思った。

Nowhere landは名古屋では演奏していなかった曲(名古屋はOK&GOだった)。
正確にリズムを刻むカッティングのギターは着席で聴いてるとうずうずした。
ギターだけなのにドラムが鳴ってるみたいにリズムが跳ねててすごいなって。

BOY MEETS GIRLは、戸高さんと木下さんが交互に歌うアレンジに変わっていてびっくり。
きっちり音程をキープして歌い始める戸高さんに続いた木下さんの歌がガクッとくる感じで、
笑っちゃダメなんだけど思わず戸高さんもお客さんも笑ってしまうっていう。
リハの音漏れで聴こえてたのはこの曲だった模様。一瞬キカかと思って動揺としたけど違った。笑
アレンジひとつでいくらでも曲の印象って変わっていくなあって、音楽の可能性を感じてわくわくする。

戸高さん「(ギターを鳴らしながら)綺麗なコードが多い。頑張ったんですね」
木下さん「一緒にやってもう何年になるんだっけ?」
戸高さん「10…15年ですね。今年デビュー15周年。おめでとう、俺」

拍手が起きて、今年の目標を口にする戸高さん。
意外だったから驚いたけど木下さんは知ってる様子だった。実現する日を楽しみにしていよう。

戸高さん「今日はいいお天気で」
木下さん「雪が降るって…」
戸高さん「そんな情報なかったですけど(笑)」

木下さん「この辺は何か観光するところとかあります?お寺?昔、京都の鴨川の近くに
プライベートで来たことがあって。お豆腐、こんなちっちゃいお豆腐と
おつまみみたいなのが出てきて6000円した。ひと口で食べましたよそのお豆腐」
戸高さん「ぼったくりじゃないですか。そんなことないでしょ(笑)」
木下さん「俺が外国人に見えたのかな…東京帰りたくないなあ」

戸高さん「京都と言えばくるり。あと10-FEETもですね。京都はちゃんと観光したことがないんですよ。
いつもすぐ次の街に行っちゃうので。…あ、京都大作戦出たことあった」
木下さん「俺より京都の思い出あるじゃん(笑)ボロフェスタも昔出たよね。また機会があったら出たい」

戸高さん「寒いとトイレ近くなりません?」
木下さん「すでに行きたいもん」
戸高さん「行ってくださいよ」
木下さん「いや、歌わせて」
戸高さん「我慢したまま歌われても…」
お父さん「木下さんの後にトイレ行ってもいいですか?」
木下さん「ええねん行ったら」
戸高さん「行ったらええやん」

それで木下さんが席を立って「音を消すためにART-SCHOOLの曲をガチャガチャ演奏する」という、
名古屋でもやっていたトイレの余興(?)が始まって。
何やろうって言いながら目が覚めるほど鮮やかにスカーレットのイントロを弾く戸高さん。
木下さんが戻ってきて、入れ替わりで今度は木下さんが音消しをすることに。
「何がいい?」って聞かれて「ウィノナライダーアンドロイド」って指定していく戸高さん。

木下さん「(なかなか弾かない)違うのでもいい?」
戸高さん「何やろうとしてる?」
木下さん「…LUCY」
戸高さん「それは後で俺も入ってやるからやらないで(笑)」

木下さんがやっとウィノナライダーアンドロイドを弾いていたら、
戻ってきた戸高さんが「そんなに弾けないものか…?」って。

お客さんのトイレタイムはローラーコースター。
イントロのフレーズをエフェクターでループさせて、木下さんが入ったら止める。
あれ?って感じで木下さんが弾くのをやめたらまた音を出す、の繰り返しで弄ぶ。笑
ローラーコースターのイントロはARTの曲の中でも3本の指に入るぐらい好きだ…。

トイレから帰ってきたお父さんを凝視する木下さんに笑いが起きる。
戸高さん「お父さんの方が木下さんよりよっぽど堂々としてましたよ。お父さんを感じてしまった」
木下さん「父性を…」
戸高さん「父性(笑)」

お客さんが戻ってくるまでの間、それは愛じゃないを演奏していてほぼ一曲やってくれた。
こうして生誕祭以降、昔の曲も色々と聴かせてくれて嬉しい。

戸高さん「インフルエンザとか流行ってますね。木下さん大丈夫でしたか?」
木下さん「それどころじゃなかった。…トディ風疹になってなかった?」
戸高さん「なってない。MONOEYESのドラムの一瀬さんが風疹にかかって辛そうだった。
去年きのこ帝国の佐藤千亜妃ちゃんのライブで台湾に行った後にみんなインフルエンザになっちゃって、
集団感染みたいになって。みんな火鍋に豚の血が入ったのを美味しいって食べてて、俺はそれを見てたんですけど」
木下さん「それがキャリアだったんだ?」
戸高さん「豚の血でキャリアってないと思いますけど。その時に病院も行ったけど大丈夫だった。
ライブ飛ばしたら大変ですからね。初めてじゃないですか?ライブ飛ばしたの。
昔、体調悪くて4曲目ぐらいでライブやめたことはありましたけど」
木下さん「そうですね」
戸高さん「俺、あのライブ観に行ったんですよ。2組でやってくれてたやつ。
そしたらそのバンドがライブでART-SCHOOLの曲をカバーしてくれてて」
木下さん「みたいですね」
戸高さん「なんでその曲選んだんだって曲(Water)でしたけど、嬉しかったですね」
木下さん「好きだって言ってくれてる曲があったから」
戸高さん「pollyっていう後輩のバンドだったんですけどね。
『木下さんに捧げます』って。もう死んだみたいになってましたよ(笑)」

1965みたいな歌詞はもう書けない、ってBサイドベストが出た時のインタビューにあったけど、
こういう世界観というか、風景と同時に気持ちまで旅をするような曲が歌えるのは
ART-SCHOOLというバンドの魅力だし大きな強みでもあるなあって思う。

SKIRTを歌う前、曲にまつわるエピソードを聞かれて「スカートの思い出…」と答える木下さん。
戸高さん「スカートの思い出?」
木下さん「記憶の中にあるスカートの思い出の歌です。スカートの色が忘れられないって。
よくあることを歌っていて…歌詞を朗読したみたいになってますけど」
戸高さん「ART-SCHOOLの曲って冬っぽい曲が多いですよね。冷たさを感じるというか」

どの曲の時だったか、木下さんがタイトルは深い意味はないって話してた。
SKIRTの歌詞の「飛べるさ」を「飛べるかい」に変えて歌ってたのかな。
この間の名古屋でのやり取りをふと思い出した。

LUCYを聴いてると夕暮れ時のオレンジ色が目に浮かぶ。
この頃の曲も最近の曲も"光"を希望に重ねていて、こういう歌詞を聴くとぐっときてしまう。

本編ラストはカノン。澱みなく流れるようなギターの音色。
木下さんの歌は不器用さもあるんだけど気持ちがこもってるのが伝わってくる。

一旦ふたりが退出して、温かい拍手がそのままアンコールの手拍子に変わる。
カフェのオーナーさんも一緒になって手拍子をされてたのがいいなあって。


+++


しばらくして戻ってきてくれるふたり。

戸高さん「アンコールありがとうございます」

弾き語りのSWAN DIVEの美しさは別格。昼間の柔らかい日差しが射し込む中で聴くとなおさらのこと。
そのまま目を閉じて子守歌にして眠りたいぐらいだった…。

ふたり同時に喋ろうとして「どうぞ。今日…って言ってましたけど」と戸高さん。

木下さん「京都は綺麗な街ですね。東京に帰りたくない…」
戸高さん「ハロウィンの東京とかゴミですからね」
木下さん「またすぐに京都に来たい…またすぐに京都に来ます。今日はありがとうございました」

戸高さん「ART-SCHOOL改めじぃさんぽは今日で解散します。
じぃさんぽのことは嫌いになってもART-SCHOOLのことは嫌いにならないでください」

何か喋ろうとして、でも上手く言葉が出てこなくて、
木下さんが「言葉が出てこないのは曲に全部込めてるから」と。

その後に歌われたのが優しく背中を押してくれるようなIn Colorsだったからたまらなかった。
この曲は聴けば聴くほど好きになっていくし、心の中が温かい気持ちで満たされていく。
アコースティックのアレンジになると、世界観は全く違うけどしとやかな獣のコードに似てるなって。

演奏を終えて、温かい拍手が起こって「ありがとうございました」って
ちゃんとお客さんの目を見ながら感謝の気持ちを伝えるふたり。

いつになく真面目な話をするから驚いたけど、とても素敵な時間を過ごすことができた。
こういう時間はほんと力になる。次に会える時までまた頑張ろうって思える。

物販買ったあと片付けに出てこられてた戸高さんにその気持ちを伝えればよかったんだけど、
いざ目の前に立つと緊張しすぎて気の利いたこととか全く言えず。。
いつか自分の気持ちを伝えられるようになりたい。それかまた手紙でも書こうかな…。

じぃさんぽ想像以上に楽しくて、東京も行きたくなったけどさすがにそれは我慢して、
次は3月の髭ちゃんとの対バン(!)に行くことにしました。すごく楽しみ◎



+++


2019.1.14 ART-SCHOOL「じぃさんぽ」@京都SOLE CAFE(昼の部)セットリスト


01.ガラスの墓標
02.Chicago, Pills, Memories
03.HEAVEN'S SIGN
04.しとやかな獣
05.シャーロット
06.TIMELESS TIME
07.クロエ
08.Nowhere land
09.BOY MEETS GIRL
10.1965
11.SKIRT
12.LUCY
13.カノン

【En】
01.SWAN DIVE
02.In Colors



# by pochi-17 | 2019-01-25 22:16 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.1.11 ART-SCHOOL@K.Dハポン

1月11日、名古屋の鶴舞にあるK.DハポンであったART-SCHOOLのアコースティックライブ「じぃさんぽ」に行ってきました。
11月の末に木下さんが倒れて、一時はどうなるかと思ったけどまた元気な姿を見られて、すっかり笑い話になってて安心した。
レポというより覚え書き、間違ってるところもあるかもですがお許しを。

鶴舞駅から高架沿いにまっすぐ歩いた先にあるK.Dハポン、ひっそりとした落ち着いた佇まいで着いたらカレーの香りが外まで漂ってた。
開場待ちは外で、風が吹いてて寒かった…中に入ってほっとした。キャパは100ぐらいなのかな?
整理番号20番で前方の椅子は三列目の半分くらいまで埋まってて、迷ったけど端の背もたれのある椅子に。
ライブの時でも食事も提供してるみたいで、ご飯食べてるお客さんもいた。
ステージはなくて楽器や機材は床に直置き、最前なら触れそうな距離感。最前、行ってみたいけど緊張しそうだな…。

開演時間を5分ぐらい過ぎてたのかな、客席後方から木下さん、続いて戸高さんが登場して拍手が起きる。
ちょうど席の前が通路になってて、めちゃくちゃ近くを通っていってドキドキした。下手に木下さん、上手に戸高さんが座る。
2人とも黒いスウェット姿で、木下さんは無地で下に赤いロンTを着てたのかな?下は黒っぽいパンツ、グッズのチェック柄キャップ被ってた。
戸高さんはRADIOって書いてあるALLAROUNDのロンT、黒のサルエル、ウェリントン型のメガネをかけてた。

戸高さん「皆さんこんばんは、ART-SCHOOLです。今年も木下理樹をよろしくお願いします」
ちょっと迷いながらも、みんなでこんばんはって返す。

戸高さん「ギターの弦が冷た過ぎてもはや凶器…ちょっと温めさせてください。
セットリスト決めてない…行き先も決めず散歩に来たみたいな。寒すぎて散歩どころじゃないけど。
ART-SCHOOL改めじぃさんぽ、最初で最後のライブです。伝説の夜…今日は一曲歌って喋る感じで行きますか?」

最初に演奏されたのは渋谷のライブでも披露されていたガラスの墓碑。
ART-SCHOOL初期の匂いがする曲。シンプルなアレンジで曲の輪郭が浮かび上がるよう。

戸高さん「木下さん年末に搬送されてましたけど、病院食が美味かったって」
木下さん「ちゃんと栄養とか考えられてて」
戸高さん「そりゃそうだろ(笑)カップラーメンとか出てこないでしょ。
病院ではどうしてたんですか?今日はカレーだ!とかあったんですか?」
木下さん「カレーだ!はないけど、音楽も聴いてたよ」
戸高さん「何聴いてたんですか?」
木下さん「プリンスとかビートルズとか」
戸高さん「なんでそんなファンキーなのを。ルーツを辿ってたんですか?お見舞いとか来てくれてたんですか」
木下さん「うん」
戸高さん「北海道でスターに会って、木下どうなの?死ぬの?って聞かれて、まあ…って。愛されてますね」
木下さん「元DOPING PANDAのフルカワユタカね」
戸高さん「俺がお見舞い行こうとした時に高熱だしてて行けなかったんですけど。お正月は何してました?」
木下さん「お正月はお参りに行きました。初詣に」
戸高さん「おみくじ引きました?」
木下さん「引いてない。引いたんだよね?」
戸高さん「散々なおみくじを…大吉とか中吉とか何も書いてなくて、財宝を取られるみたいな…
北に行けば盗賊に遭うって書いてたんですけど、今時盗賊なんていないでしょ(笑)」
木下さん「大丈夫だよ」
戸高さん「それでふんどしを締め直そうと思って」
木下さん「いいね」

ふたりのギターが重なり合うChicago.Pills,Memories。曲の空気感がこの時期にぴったり。

戸高さん「この曲はどんな曲ですか?」
木下さんこの曲は好きだった人のことを思って書いた曲です。
好きって言ったんだけど『あなたの事は好きじゃない』って言われて」
戸高さん「あなたの事は好きじゃない(笑)まだ嫌いだって言ってくれた方が良かったですね」

初めは淡々と、徐々に感情的になっていくシャーロット。その理由を、曲が生まれた背景を知って腑に落ちた。

戸高さん「シャーロットはどういう曲ですか?」
木下さん「暗い話だけどいい?母親が死んで、衝動的に6曲ぐらい作った中の
一曲なんだけど。人間の死ってあっけなくて寂しいなって」
戸高さん「虚無だった訳ですね」

しとやかな獣は初めてライブで聴いた。すべてを赦してくれるような懐の深さを感じる曲。
最初のうちはギターを弾いていた木下さん、今日はギター弾かないってスタンドに立てる(後半また弾いてたけど)
戸高さん「なんで座ってやる弾き語りなのにフライングV持ってきたんですか。俺だったら絶対選ばない」

戸高さん「次はなに行きます?」
木下さん「ファンキーな曲行く?」
戸高さん「この流れでいきなりファンキーな曲やります?セットリストの順番ぐらい決めておけば良かったな。
いつも木下さんセットリスト決めてくれないから俺が考えてるんですよ」
木下さん「トディは自分の歌ってる曲をやりたがらないよね」
戸高さん「Low heavenでしたっけ?(口ずさむ)こんなだっけ。それぐらいの感じだから…
やりたくてやってたんじゃないから歌いたくない…じゃあ次のじぃさんぽで」

クロエでは戸高さんのギターの巧さが光ってた。リズムを正確に刻みつつ、
ノリやすさもあってリズム楽器としてのギターという側面も見れた。

戸高さん「クロエはひなっちと純くんに怒りをぶつけた曲ですか?」
木下さん「怒りをぶつけてはない(笑)」
戸高さん「でも時期的にはそうでしょ?テナってんじゃねえよ!って(笑)
俺が純くんとひなっちが抜けた穴を埋めようと必死でやってる時に
純くんがテナーに入ったのはマジか…って思ったけどね。
しかもあっちの方が売れてるから、追い越されていくんだ…って。
その時思いましたよ、俺はこういう運命なんだって。それで口の中の牙を研いておこうと。
でもその後に俺は細美武士に声をかけられましたけど。何があるか分からないですね。
MONOEYESが好きでART観に来てくれた人も結構ART-SCHOOL気に入ってくれるんですけど、
ARTのコアなお客さんからは俺がMONOEYESで楽しそうに弾いてるって言われて悲しい…
どっちも真剣にやってるのに。ARTが嫌だったらじぃさんぽなんてやらないでしょ(笑)」

わたしはまさにMONOEYESからARTに入ったんだけど、初めてARTのライブを観た時は
バンドを引っ張っていくような戸高さんのギターに少し嫉妬した。
ふたつのバンドはカラーも違って楽しさのベクトルも違うと思うけど、
わたしの目にはこの日の戸高さんはすごくいきいきと楽しそうに映った。

戸高さん「木下さんの曲はメロディアスですね。他の人が歌ったらどんな感じになるんだろう」
木下さん「売れるでしょ」
戸高さん「それこそ紅白に出てた米津玄師が歌ったら…Lemonでしたっけ?」
木下さん「バカ売れでしょ!俺たちにもレモンって曲ありますけどね」

「(2人で歌う)彼女は云った 自分の体が嫌いさ 彼女は云った まるでPIGGYね〜♪…豚ね。
彼女は云った 私を深く沈めて〜♪彼女は死んだ とても澄んだ朝に〜♪」
戸高さん「ダメだ、放送できない(笑)紅白では歌えない」

木下さん「レモン作った時スタッフにラジオでかけれないって言われたもん」
戸高さん「ART-SCHOOLの歌詞あるあるで注射器、ヘロイン、彼女は死んだ…ってのがあるんですけど。
(曲のリストを覗き込みながら)ヘロイン入ってる曲ないかなあ…しまいにはCDにピーが入ってましたよね」

OK&GOは木下さんが丁寧に歌っていたのが印象的だった。
この曲を聴いていると自分の心情に近いものを感じてギュッとなる。

戸高さん「この曲はどんな曲なんですか?子供の頃キャッチボールしたかったって思ったんですか?」
木下さん「昔思ってた大人って、もっとしっかりしてたなあって思って…」

戸高さん「俺、明日は佐藤千亜妃さんのライブで。知ってます?佐藤千亜妃さん。コンビニの曲…(ギターを弾く)
何で明日仕事入れちゃったんだろう。いいんだけど。木下さん明日は何するんですか?」
木下さん「明日は…それこそ散歩でもして飯でも食おうかな」
戸高さん「爺じゃないですか。なんでしたっけ、最初に木下さんが付けてたタイトル。
プロミス〜約束〜みたいなダサいタイトル付けてたから、もうじぃさんぽでいいじゃんって」
木下さん「じぃになったらお互い罵り合うっていうね」
戸高さん「音が聞こえねえ!って」
木下さん「見えねえ!って」
戸高さん「見えないって何が?見えねえは別に罵ってないでしょ(笑)」
木下さん「昔はすぐ怒ってたんですよ。カレーが辛い!とか、YOSHIKIばりに」

BOY MEETS GIRLが一番、アレンジでガラリと雰囲気が変わっていた。
バラードというか抑えたトーンで歌い上げる感じになっていていいなって思った。

1965は物語の世界が目に浮かぶ曲。曲の展開もドラマティック。

戸高さん「この曲は?フランス映画みたいですけど」
木下さん「村上春樹の『1973年のピンボール』っていう小説があって、そこからタイトルを」

どのタイミングだったか、木下さんが「トイレ行きたい」って言い出して。
戸高さん「行ってくださいよ。我慢したまま歌われるより行ってくれた方がいい」
木下さん「じゃあちょっと…」
戸高さん「音が聞こえないようにでかい音でギター弾いとこう」

って言いながら掻き鳴らしたのがPromised Landのフレーズで。
「皆さんはお手洗い大丈夫ですか?」って聞いて何人か行く人がいたから、
トイレの音消しという名目でレア曲を弾いてくれるという余興が始まって。
ローラーコースターにLITTLE LOVE LETTER BOX、スカーレット、汚れた血…
他にも何か弾いてたかな?なかなかレアな曲が飛び出してた。

楽しくなっちゃって、その後も「誰かトイレ行かないかなあ…」って戸高さん。
「今どなたかトイレ行かれてます?よし!」って張り切ってギターを鳴らすという。笑
出てくるまで弾き続けるから「これプレッシャーだろうな」って。
チャリティTのお客さんを見つけて「そのTシャツ…買っていただいてありがとうございます」と。
戸高さん「Promised Landのサビは俺が作った。結構持ち込んでるんですよ。Nowhere landもそう」

HEAVEN'S SIGNのギターリフの美しさはため息が出そうになる。
たゆたうリズムで紡がれる透き通った音色。

戸高さん「この間BABY ACID BABYを聴いてて、Love will found you, in the endいい曲だなって」

戸高さんが「この曲好きなんですよ」って話してたのはTIMELESS TIME。
思わず口ずさみたくなるキャッチーさが魅力。戸高さんもコーラスをしてた。

SKIRTは弾き語りでもお馴染みの曲。「心があるなら飛べるかい?」を「飛べたかい」に変えて歌ってたのかな。

戸高さん「この曲は?」
木下さん「この曲はお客さんにも人気のある曲で」
戸高さん「たまに微妙に歌詞変えるのはわざとなんですか?」
木下さん「こだわりがあって…」
戸高さん「こたわりないでしょ歌詞変えるってことは(笑)こうすれば良かったみたいな感じですか?」

どの曲の話だったかな、英語の歌詞の文法がおかしいんだけど、
海外のレコーディングでも指摘されなかったからそのまま出したみたいな話もしてた。
何か喋ろうとして咳払いする木下さんに「咳払い挟むタイミング間違ってるでしょ」と突っ込みが。

ゆったりと穏やかなLUCY、儚げな歌とギターの音で繊細な曲の世界観を描く。
丁寧に、この曲に限らず温もりのある歌と音はCDにはない魅力だと思った。
今まで冷たい印象を持っていた曲も、ライブで聴くと血が通っていて温もりがあることに気付いた。

戸高さん「今日こんなにMCが盛り上がって大阪心配だなあ」
木下さん「京都ね」
戸高さん「京都。ライブ終わったらホテルに帰ってゆりやんでも見ます」

戸高さん「あと一曲になりましたけど、どの曲にします?」
木下さん「冬っぽい曲を…」
戸高さん「ART-SCHOOLに夏っぽい曲なんてあるんですか?カラダが!夏になる!みたいな」
木下さん「何それ?」
戸高さん「いや、T.M.Revolutionですけど、夏っぽいっていう例えだけで、
そこを拾われても…冬っぽい曲ってどれのことだったんですか?」

そんなやり取りのあと、演奏されたのはカノン。このイントロの旋律がまた美しいんだ。
ART-SCHOOLは冬の凛とした空気に似合う曲が多いなって思った。

演奏を終えて、一旦退場するふたり。
通路にはみ出して邪魔にならないよう避けたけど狭いから触れそうな近さだった。
出入口の通路脇にあるカーテンの中に入ったのかな?楽屋はどこにあるんだろう。
すぐにアンコールの手拍子が始まって、しばらくして再び戻ってきてくれた。


+++


戸高さん「アンコールありがとうございます。(肩をすくめて)寒い…
外なんて出るんじゃなかった。何でタバコに火をつけたんだ。アンコール何やります?」

ふたりで少し相談したあと、演奏したのはSWAN DIVE。
曲を聴いているとどこか厳かな雰囲気もあって、光が降り注いでくるようなイメージが浮かぶ。

残り一曲ってなった時に、戸高さんが「メガネが反射してたみたいでごめんなさい」って二階席を見上げたら。
木下さん「二階にもいたんだ!?」
戸高さん「嘘だろ…!?再入院した方がいいんじゃない?」

これにはみんなびっくりして爆笑。キャップで見えなかったのかな?

戸高さん「綺麗に落ちたので最後の曲を」
木下さん「今日はCDJ以降2本目のライブだったからちょっと緊張してたんですけど、
皆さんと一緒に楽しんでライブができて良かったです。ありがとうございました」

めずらしく、戸高さんに促されるでもなく自分から話していて。
木下さん自身も楽しんでくれてたなら嬉しいなって思った。

ラストはステート オブ グレース。君の息はただ真っ白だという歌詞が冬を連想させる。
どこを切り取ってもART-SCHOOLらしい一曲。余韻を残すような終わり方もらしいなって。

演奏が終わると大きな拍手が起こる。
最後はけていく時、立ち止まってありがとうってお客さんの目を見て手を合わせる戸高さん。
木下さんはシャイで目はあんまり合わせないタイプなのかな?
寒かったから戸高さんの手にはカイロが握られてた。

こんな感じで、じぃさんぽ初日の名古屋公演は終了。
セットリストも決めず、曲を相談しながら喋ったり演奏したりで楽しかった。

戸高さんが「さっきのセッションみたいな入り方でやりたい」と提案したり、
リハの時と要領が違ったのか木下さんが戸惑ったり、型にはまらず自然体なライブだった。
なぜか突然、木下さんが長渕剛の曲を適当な歌詞で歌い始めたり、ほんと自由で。笑
「そんな事してたら木下はお前か?って来ますよ。
ほんとに好きなの?ディスリスペクトじゃなくて?」と。

あと、何かの曲振りでひとりのお客さんが大きな拍手をしたら、
木下さんが「いいんだよ」って言ってあげてたのが優しいなって。

終わって物販買った後、片づけてた戸高さんと少しお話できて
木下さんが元気そうで良かったですって伝えたら、
俺が一番びっくりしたんだけど倒れる前より元気そうで顔色も良くなったと話されていて、
戸高さんからもそう見えるなら安心だなあって。
緊張しすぎて無言になってしまったのほんと申し訳なかった。
そんな時でも話をつないでくれる優しさ。。

外に出ると冬の冷たい風が吹きすさんでいたけど心は温かくなった夜でした。
戸高さんの真似をして飲んだハポンのホットチャイもおいしかった◎


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2019.1.11 ART-SCHOOL「じぃさんぽ」@K.Dハポン セットリスト

01.ガラスの墓標
02.Chicago.Pills,Memories
03.シャーロット
04.しとやかな獣
05.クロエ
06.OK&GO
07.BOY MEETS GIRL
08.1965
09.HEAVEN'S SIGN
10.TIMELESS TIME
11.SKIRT
12.LUCY
13.カノン

EN.
01.SWAN DIVE
02.ステート オブ グレース



# by pochi-17 | 2019-01-16 21:30 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.12.27 RADIO CRAZY@インテックス大阪

2018.12.27 RADIO CRAZY@インテックス大阪
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10回目のRADIO CRAZY!(規制で音漏れのヤバT)→ユニゾン→10-FEET→
FM802今年の漢字→MANNISH BOYS→(OKAMOTO'Sラスト2曲)→BAWDIES→
MONOEYES→細美さん公開収録(弾き語り)が今年の締めくくりでした。
(インスタにいっぱい書いたレポをほぼそのまま上げます…)

のんびりパネル展見たりご飯食べてたらLステージの入場列がすごくて目の前で規制がかかってヤバT観れず…
気を取り直してZステージまでひたすら歩いてユニゾンを観ることに。
ポップでカラフルな音楽は大きいステージにも映えて、演奏もしっかりしていて思ったより骨太なバンドだった。
次はLステージに戻って10-FEET。いつも熱くて温かくて相思相愛なメンバーとお客さんを目の当たりにして、
こんな風にライブを楽しんでもらえたらメンバーも嬉しいだろうなあってなぜかメンバー側の気持ちに。蜃気楼が特に良かったな。

+++

その後は「802今年の漢字」という企画ステージ。
SCANDALのHARUNAちゃんによるジュディマリカバーのRADIOがかわいくてですね…。
あいみょん、Sumikaの片岡さん、ユニゾンの斎藤さん、クリープハイプの尾崎さん、
スガシカオさんという豪華メンバーのコラボ曲も。
本来ならフォーリミのGENさんも出る予定だったけど出演キャンセルになって、
斎藤さんはフォーリミのTシャツを着ていて。ここでしか観られないステージだった。
.
その後はRステージに移動してMANNISH BOYS。元ハイエイタスの堀江さんがベース弾いてた…!
肩の力が抜けた大人のロックという雰囲気で、3人お揃いの衣装(デニムのつなぎ)着てたのもいいなって。

その後LステージでOKAMOTO'Sのラスト2曲だけ聴いて久々にTHE BAWDIES。
JIMさん側で観てたらめちゃくちゃ楽しそうに、というか誰よりも楽しんでギターを弾いていて
それがすごく印象的だったし観ていて気持ち良かった。
相変わらずどこから声出てるの!?っていう歌で演奏もバリバリ、
でもMCはガキ使の笑ってはいけない風になってて「渡辺ー!(ROYさん)アウトー!」ってお尻叩かれてた。
あと47都道府県ツアーラストの武道館に行こうか迷ってる人は入口で「ROYの親戚です!」って言ったら入れるらしい。笑

+++

その後はフォーリミのキャンセルでLステージのトリになったMONOEYES。
音出しの時点で細美さんがビール飲んでてさすがに早くない…!?とは思ったけど、
「フォーリミの連中が悲しむのは高いチケット買って時間空けて来てくれた人が
『フォーリミがいなくてつまらなかった』って言う事だと思うから、
代わりに死ぬ気でやるんで楽しんで下さい!」って話していて、
そこでみんなの気持ちがひとつになった感じがした。

3列目ぐらいにいたら酸素薄いしすごい熱気でステージが霞んでいて、この幸せな光景は夢なのかな…?って。
MONOEYESのライブは日頃の抑圧された気持ちを全部出せる場所で、心が解放されていくのを感じた。
Two Little Fishesの時に天井に光で水紋が描かれていて綺麗だったな。
夏みたいな陽射しの下で聴いた荒吐を思い出したり、また思い出が増える嬉しさもあった。


【SOUND CHECK】
01,Get Up
02,Somewhere On Fullerton

---

01,Run Run
02,Like We've Never Lost
03,Cold Reaction
04,Free Throw
05,My Instant Song
06,Roxette
07,明日公園で
08,When I Was A King
09,Two Little Fishes
10,Borders & Walls

EN.
01,グラニート


+++


2018年の締めくくりは細美さんの弾き語り。
ラジオの公開収録だからトークだけかと思ったらアコギが出てきて。
MONOEYES終わりですぐ行ったから座れたけど後ろまですごい人だった…
前半のトークでは細美さんを昔からよく知る某バンドからのメッセージとか、
ピー音なしでは放送できなそうな話、ELLEGARDENやそのメンバーの話もしてた。
詳しくは2月3日の802ビンタンガーデンで!

弾き語りはまさかのモノマネから始まって(これがめちゃくちゃ上手)
ハイエイタス2曲、最後のカバーはスコットさんが飛び入りして2人で歌ってくれた。
最初はモノマネで笑いすぎて泣いてたのに次の曲からほんとに涙が止まらなくなって、
最後の曲は細美さん自身「泣かずに歌えた試しがない」という曲で、その前のMCでもまた泣かされて。
この7年間、震災の被災地に足を運び続けて3日前も南相馬にいた細美さんの言葉は何よりも重みと説得力があった。

去年はテナーでテンション高くライブ納めをしたけど、今年はじんわりと心を温めてもらって、
最後に素敵な歌が聴けて良かったな。色んなライブを観たのに、
神社の能楽堂みたいなステージへ赤ワイン片手に出てきたほろ酔いの細美さんに全部持っていかれた。
言葉や歌にいつも嘘がなくて心を打たれるんだよね。


という事で長くなったけど2018年もいいライブ納めができました◎
レディクレは12年と14年以外、10回中8回行ったのかな?
細美さんは皆勤賞、髭ちゃんや須藤さんも何度も出ている大好きなフェス。来年も行けたらいいな。



# by pochi-17 | 2018-12-30 16:59 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.12.3 GLAY@Zepp Osaka Bayside

2018.12.3 GLAY MOBILE Presents 10th Anniv.Tour
「平成最後のGLAYとChristmas 2018 ~SURVIVAL~」@Zepp Osaka Bayside

12月3日、Zepp Osaka BaysideであったGLAYのモバイル会員限定ライブに行ってきました。
グレモバ10周年を記念したZeppツアーで、普段は会員じゃないけどチケットを取るために
会員になって、名古屋と大阪を各2日ずつエントリーしたら大阪の初日が当たって。
GLAYをライブハウスで観るという夢が叶った日でした。

レポというか、自分用の覚え書きなのでMCのタイミングとか内容とか、
一語一句完璧ではないのでニュアンスで読んでください。

【!!!ツアー中ですがセトリもろもろネタバレ全開なので、これから参加される方はご注意を!!!】


+++


雨予報だったこの日、何とかお天気も持ってくれて17時ごろに会場へ。

開場18時/開演19時のライブで、17時半ぐらいまで外のロッカーも空きがあるみたいだった。
整列はA1~400、A401~という感じで分かれていて、ベイサイドのキャパ的にA~Cの1ブロックあたり
800人前後が入ってたのかな。ちなみにブロック割は前からA、B、Cという順番。
モバイル限定ライブで、私はA500番台でその時は5番刻みで番号が呼ばれていて、
まず紙のチケットを見せてその奥のテントでQRコードの確認があって、
スマホの画面のQRコード(スクショ不可の文字が動くタイプの画像つき)を機械にかざして、
OKが出たら入口に進んでドリンク代を払ってチケットをもぎって入場。
フロアの通路にあるドアごとにスタッフさんが立っててチケットを確認してフロアに入る形でした。

Zepp名古屋の日にソフトバンクの通信障害が起きるというトラブルがあったけど、
紙チケットがあったお陰でさほど混乱はなかったみたいで良かった。
この紙チケットはチケットを手元に残しておきたいというファンの気持ちを汲んだ
メンバーの発案だったそうで、思わぬ形で役に立ったんじゃないかな。

真ん中の方は人が多かったから、下手側の端の方の2柵目の辺りで観ることに。
見慣れたZeppのステージにJIROさんのベースアンプが置かれていて不思議な気持ち。
GLAYのライブは去年のサマデリ最終日の名古屋、ちょうど1年ぶりだったけど
JIROさんはプレデタツアー、荒吐、バギクラ公録、恵比寿の某ライブと4回見てて久しぶりではない…笑
フロア内ではBGMが流れていて気になった曲をShazamで調べてみたらこんな感じだった。

・Bauhaus「Bite My Hip」
・2Chellos「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」
・The Smashing Pumpkins「Silvery Sometimes(Ghosts)」
・Jon Spencer「Beetle Boots」
・KYONO Feat.Tokyo Tanaka「Yoake」
・バニラビーンズ「Kids」
・Deadmau5&Lights「Drama Free」
・QUEEN「I Was Born To Love You」
・Primal Scream「Country Girl(Beans and Fatback Mix)」

個人的にはスマパン流れてたの嬉しかったな。最初JIROさんの選曲かと思ったんだけど、
タナパイが参加してる曲が流れたあたりでこれはHISASHIさんかな?って。
もちろん開場時からBGMは流れてたはずだから最初から聴きたかった!プレイリスト知りたいな。
QRコードの確認に時間がかかるのか、2階席の入場は開演予定の10分前ぐらいだった。

開演の少し前に、Zeppではめずらしく注意事項のアナウンスがあったんだけど、
ボイスチェンジャー?を使ったポップな場内アナウンスで、危険なのでステージに
駆け寄らないで下さいみたいなくだりで「盗んだバイクで走り出さないでください」って。
堅苦しくなりがちなアナウンスも早送りにしたり笑いを交える感じになってた。

アナウンスが終わると待ちきれないオーディエンスから手拍子が起こって、
開演時間を少し過ぎてたのかな?フロアが暗くなると前に人が詰まった感じがした。
正直GLAYファンは普段ライブハウスに行かない人の方が多いだろうから、
前で観たいだけの人に押されたりしたら嫌だなっていうのがあったんだけど全然押されなくて。
どさくさに紛れて前に行かず、スペースのある所で楽しみたかったから番号的にもちょうど良かった。

かっこいいSEも流れてたはずだけど歓声と興奮でよく覚えてない。
下手側からメンバーが登場して、HISASHIさんが青く光るスターウォーズのライトセーバーを
頭上に掲げていたのを覚えてる。JIROさんは拍手してフロアを煽ってたのかな。

ファッションの知識も記憶力もあれで主に上半身しか見えないので衣装はざっくりと説明すると、
TERUさんは黒のロング丈のジャケットのインナーに鮮やかなブルーの萌え袖(これもロング丈)、
HISASHIさんは黒のピーコートっぽい形のジャケットでスカートみたいな裾(パンツに巻いてた?)
TAKUROさんはクロコダイル?柄で毛足の短いファーみたいな素材の黒いジャケットに黒のアクセ、
JIROさんは茶色のロング丈カーディガンみたいな中に黒っぽいTシャツ、髪はあまり固めず自然なセット。

メンバーが定位置についた時、HISASHIさんの近さにびっくりした。
手の甲の血管まで見える…(変態でごめん)髪がサラツヤで綺麗だった。エクステも着けてたのかな。

一曲目は何だろう?って色々予想はしてたけどI'm yoursは読めなかった…!
まさか2018年にライブハウスでこの曲を聴くことになるとは想像もしてなかったな。

そのままギアを上げるようにeverKrack。待ってましたとばかりにダンスフロア状態に。
HISASHIさんの華麗なギターソロを間近で拝見できて眼福だった。。

99年の幕張EXPOの熱をそのまま届けてくれたサバイバル。
当時EXPOには参加できなくて、その時の気持ちにやっと一区切りついた気がした。
ライブでも久しぶりに聴いたけど間奏のうねるベースと鋭いギターがかっこよかったな。


TERUさん「今日はfm osaka、今はFM OH!ですね。FM OH!の方も802の方も
来られているので、最後のフレーズがどっちつかずになるかもしれません(笑)」

と、99年の楽曲が続いてsummer FM。イントロのあのギターも忠実に再現されてた。
こういう時、HISASHIさんの足元のエフェクターさばきを見たくてうずうずした。
気になる最後のフレーズは“聴くならー…USJでまたやりたいなー♪”みたいな感じで、
ほんとにFM OH!さんにも802さんにも気を遣って関係ないとこに着地してた。笑

ギラギラと古き良きグラムロックの香りが漂うLock on youではTERUさんが手拍子を先導。
JIROさんのベースラインが跳ねるようで自然と体が動く。
“ねえ、すぐに答えが欲しい 熱いキスをしよう…”のところ、
TERUさんは艶っぽい声と仕草でフロアから歓声が上がってた。

個人的に今回のセトリの中で一番テンション上がったのがPrizeだった。
大好きで何度も聴いてたから今でも全部歌詞見なくても歌えることに気付いた。
猫の鳴き声みたいなあのギターも生で聴けた!TOSHIさんのドラムもカッコ良かったな。

新曲って聞いて、愁いのPrisonerのことかと思ったら未発表の新曲だったのは驚いた。
The Light Of My Lifeというタイトルだそうで、今レコーディング中のアルバムに入るみたい。
どんな曲だったかは一度聴いただけで覚えられない…TERUさんの気持ちのこもった歌が印象的だった。

Time for Christmasは少し早いGLAYサンタからのプレゼント。
この日のライブではステージの後ろや2階席にも照明が設置されていて(Zeppでそんな事できるのか)、
クリスマスカラーに彩られ、ギターの透明な音色と相まって綺麗だったな。
1年前の名古屋でもライブの最後に歌ってくれたのを思い出して温かい気持ちになった。

YOUR SONGは今回のライブでもハイライトになる曲。皆がひとつになれる明るいハッピーな感じと、
TERUさんらしいポジティブな言葉が持つパワーが合わさってステージもフロアも笑顔になった。
ちゃんと掛け合いのところはビジョンに歌詞が映し出される親切設計だった。
間奏の後のJIROさんのベースが好きで、その時ばかりは穴が開きそうなぐらい凝視。

曲の最後にTERUさんが即興の詞を歌に乗せるという場面があるんだけど、
「なんて歌えばいいか分からない~♪」っていう感じで歌ってて。
歌い終わった後に「イカ焼きタコ焼き…ネタちょうだい!」って。
そしたらJIROさんが「あなた本番前何も食べてないでしょ?だからだよ!」と。笑
「あとでトゥイッターとかでもいいからネタちょうだい?」ってTERUさん。トゥイッター…

TERUさん「さっきUSJ見えて明日行こうかな?って」
TAKUROさん「TERUを見かけてもそっとしておいてやって下さい」

タイミング忘れちゃったけど本編ではTERUさんがメンバーに話を振っていて。

TAKUROさん「大阪万博決定おめでとうございます!」
TERUさん「その時は出してもらえたら…その時までGLAY続いてれば」
TAKUROさん「GLAY空いてます!!」

こんな話してたらほんとに次の日に万博の招致委員会?のTwitterで拾われてて。
ベネツィアライブじゃないけど、口に出してるうちにひょっとしたら実現するかも…?

JIROさんは「大阪と言えば俺でしょ?バギクラ!テルミーの話ばっかりして!」
TERUさん「テルミーは24年やってるけどバギクラは今年20周年なんだよね?」

JIROさん「んだ!バギクラの20周年さっき知ったくせに!」
TERUさん「テルミーの24周年も合ってるかどうか分からない(笑)」
TAKUROさん「JIROちゃんも20年もDJ(デーゼー)やってるって。
ディスクジョッキー!そりゃあ喋りも上手くなるわ!」

JIROさん「(summerFMの最後の歌詞で)TERUも振っといて
落とすということができるようになったんだね」


打って変わって、落ち着いた雰囲気のINNOCENCEではJIROさんがコーラスを担当。
しなやかで芯の通ったTERUさんの歌声はほんとに天から与えられたものだなあって。
この曲がリリースされたのは94年、TAKUROさんがまだ23歳の頃っていうのもすごい話だ。

ここではない、どこかへのイントロを聴いた瞬間、99年にタイムスリップして
家のラジカセで8cmシングルを何度も繰り返し聴いたことを思い出して、
その頃からずっとGLAYが好きだったんだなあって思ったら込み上げてくるものがあった。


TERUさん「今回のセブンイレブンとの企画は今までのご褒美で、
25周年を前にGLAYここにあり!っていうのを知ってもらういい機会になったと思います。
今、アルバムのレコーディングをしてて、JIROはあと一曲?」

JIROさん「あと一曲。TERUさんは?
TERUさん「まだ。俺とHISASHIはいつも後から…」


愁いのPrisonerはスケール感の大きなアリーナでも似合いそうな曲。
初めて聴いた時はU2っぽさを感じた。TAKUROさんのギターのフレーズが印象的だったな。

More than Loveの歌詞もみんなばっちりで息の合ったレスポンスが展開される。
TERUさんは前に出てフロアとコミュニケーションを取りながら歌ってた。

冒頭のハイトーンも伸びやかなKISSIN'NOISE。90年代のGLAYのサウンドが鮮やかに蘇る。
転調するところ、動きのあるベースラインの後の冷たく澄んだギターがカッコいい。

Ruby's BlanketでTAKUROさんが下手側に来てくれて“今までどうもありがとう”
という歌い始めのフレーズを口ずさみながらフロアを見つめていてグッときてしまった。
ちょうどZeppに向かう電車の中で聴いていて、そんな偶然も嬉しかった。


TERUさん「ラスト1曲!ラストナンバー!XYZ!」


力強いTOSHIさんのドラム、HISASHIさんのフレーズが寂しさを切り裂いてくれる。
レーザービームみたいな明るい光の筋がフロアいっぱいに広がって綺麗だったな。
夢中でみんながステージに向かって手を伸ばす。GLAYのライブでしかあの一体感は味わえない。


演奏を終え、ステージを後にするメンバー。
HISASHIさんが上手の端まで行って手を振ったりしてるうちに他のメンバーはいなくなって、
待ってよー!と言わんばかりに手を上げて小走りではけて行くHISASHIさん(かわいい)。


+++


拍手はすぐにアンコールの手拍子に変わって、しばらくして再びメンバーがステージに。
HISASHIさんの手にはお酒の瓶が(コロナビールかな?)。

アンコールでの衣装は…
TERUさんがサバイバルTシャツ(カタカナ)、
TAKUROさんはTERUさんとお揃いで袖なし仕様、
HISASHIさんセルフプロデュースTシャツ、
JIROさんサバイバル英字ロゴTシャツ。

アンコールのMCは主にHISASHIさんが担当。
話が長くなるからか、2階席のお客さんに「座ってていいよ?」って。

HISASHIさん「この間のインタビュー読んでくれましたか?
平成は全部GLAYだったという話をしていて、
デビューして来年で25年だけど、GLAYになってもう30年ぐらい経ってるからね。
平成をまたいでまた続いていきますけど。
来年の活動も色々決まってるけど、まだ言えないし…(えー!)
大人の事情があるんですよ。大丈夫、楽しいことはまた来年あるんで!
25周年、みんなもすごいんだからね?頑張ったよ!
函館のコンサートもね、ひどい目に遭ったよねほんとに。
昨日はピロウズのライブに行って、打ち上げで飲み過ぎました。
アリーナファイナルぐらいの感じで。まだZepp2本しか終わってないのに。
それでリーダーに『オマエいい加減にしろ!』って言われて(笑)」

TAKUROさん「マネージャーに優勝したかのようにビールかけてて。
俺がオマエなんて呼ぶの今じゃ外村ぐらいだからね!」

HISASHIさん「そうなった原因って何だったの?」
TAKUROさん「ここじゃ言えない!2018年、パワハラセクハラモラハラ
色々ありましたが…全部乗せだったからね!全部盛りだった」

HISASHIさん「今もそんなに飲みたくないんだけどね。ギター持ってきます(笑)」

そうなった原因って何だったの?って他人事みたいに話してて笑った。
しかもギター持たずにお酒持ってずっと喋ってるっていう緩さ。

LADY CLOSEなんて聴けると思ってなかったからイントロ聴いて変な声が出た。
TERUさんの色気のある声とHISASHIさんの軽やかなギターがよく似合う。


「93年のGLAYを感じてほしい」と、FLOWERS GONEというメジャーデビュー前、
93年の曲が演奏されるというサプライズは誰も想像してなかったんじゃないかな。
JIROさんはこの曲を演奏した事もなかったんだそう。
攻めたギターソロ、灰ダイあたりのサウンドがそのままパッケージされたアッパーな曲で、
DESIRE DESIREって繰り返すところはライブで定番化したら盛り上がりそう。

TERUさん「GLAYってパンクじゃん?どの口が言ってんだ(笑)ポップです」

TAKUROさん「『枯れてゆけ』って。今だったら優しく抱きしめるような
歌詞を書くんだけど。水をあげようとか。あの頃は尖ってました。


TERUさん「最後の曲は99年のEXPOの時のアレンジでやります。
DVD観てないって人は分からないかもしれないから、観たくなった方はボックスで。
今だったらこんなアレンジにしないんだけど、
あの頃は音楽業界に流されぬまいと反抗してたんでしょうね」

ラストはBURST。途中でRAINを挟む99年のEXPOのアレンジで。
EXPOの空撮の映像が映ってたのはこの曲かな?TERUさんは腕まくりしてタトゥーが見えた。
このRAINでのTERUさんの歌声がほんとに鳥肌ものだった…。
それにBURSTのサビで軽くギターを掻き鳴らすHISASHIさんカッコ良すぎないですか?
他の曲も、弾くぞ!って感じじゃなく流れるようにギターを弾くのがいいなって思った。
やっぱりライブのシメはBURSTとかACID HEADみたいな曲で完全燃焼するのがいい。

最後はいつものようにTERUさんの「行ってきまーーーす!!」に
みんなで「行ってらっしゃーーーい!!」って応える。

TERUさん「大阪めっちゃ愛してるでー!」

「関西弁喋ればいいと思ってる」って笑うTERUさんにみんながつられて笑って。


最後にリーダーが投げたタオルが近くに飛んできてもう少しで取れそうだった…!
上手と下手に1つずつ投げてたのかな。危ないからかピックは誰も投げてなかった。
心配してた押し合いもなくZeppの距離感でライブを観れて、すごく満足度の高いライブでした。

今回のツアーは5人編成でピアノ部分は録音の被せだったけど、生ピアノでも聴いてみたいな。
あとJIROさんがMC飛ばされてモヤモヤしてたと2日目のMCで話してたらしい。TERUさん…!笑
来年も25周年で色んなアイデアが温まってると思うから楽しみにしてます。

早くまたGLAYのライブが観たい!


+++


2018.12.3 GLAY MOBILE Presents 10th Anniv.Tour
「平成最後のGLAYとChristmas 2018 ~SURVIVAL~」@Zepp Osaka Bayside セットリスト


1.I'm yours
2.everKrack
3.サバイバル
4.summer FM
5.Lock on you
6.Prize
7.The Light Of My Life(新曲)
8.Time for Christmas
9.YOUR SONG
10.INNOCENCE
11.ここではない、どこかへ
12.愁いのPrisoner
13.More than Love
14.KISSIN'NOISE
15.Ruby's Blanket
16.XYZ

EN
17.LADY CLOSE
18.FLOWERS GONE
19.BURST



# by pochi-17 | 2018-12-22 00:30 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.11.25 LITE/Crypt City/WOMAN@梅田Shangri-la

2018.11.25 LITE/Crypt City/WOMAN@梅田Shangri-la

ライブ漬け3連休の締めくくりはLITEのレコ発3マン。
対バンがCrypt Cityだと知って即チケットを取ってずっと楽しみにしてたライブ!

1組目のWOMANは曲によって演奏する楽器だったり機材が変わるフレシキブルな5人組。
大阪が地元、活動2年目で東京ではワンマンをしたことがないという若いバンドで、
ボイスチェンジャー(ボコーダー?)を使って声が楽器というか音色の一部になっていて独特な雰囲気。
かと思えばバンド感が強い曲もあったりして、こんな都会的なバンドが大阪にもいるのが結構意外だった。
ボーカルの崎山さんは裸足で歌っていて、ドラムは生ドラムとパッドを使った電子ドラムのミックスみたいな感じ。
ひとり何役もこなせるっていうのは器用だし武器だと思うし、breaking dawnがゆったりして心地よかった。

「僕ら世代でLITEに憧れなかったバンドはいないと思う」と話すほどこの日のライブにかける思いは強かったようで、
ライブが終わった後にメンバーがダワさんと話してるのを見たんだけど、
メンバーの誰かが「バンド人生最良の日でした!」って話してるのが聞こえてきていいなあって。
MCで下手のギターの方(松永さん?)が「今日のお客さんの顔覚えました!」って言ってた時に
思いっきり前髪が目にかかってて、その状態で見える…!?って内心で突っ込んだのは私だけではないはず。笑


+++


2組目はお目当てのCrypt City。サウンドチェックの時点からベースの低音の効き具合がすごくて。
赤い幕の奥から文字通り轟くような分厚いベースの音が聴こえてきて思わず笑ってしまった。
幕が開いたらすでにステージの上にメンバーがいて、赤い照明に照らされた4人がかっこよすぎた。
ディーンさんは濃いグレーっぽいジャケットとお揃いのパンツ、中にバーガンディっぽい色?のタンクトップ、
足元はハイカットのコンバース。前髪を切ってふわっとパーマかけてて昔のロックスターみたいな雰囲気。
戸高さんは物販の白ロンT(途中で腕まくりしてた)、黒サルエル、足元はマーチンの8ホール。
中尾さんは黒のロンT、小松さんは物販の半袖Tの黒だったかな。

久々に観たCrypt Cityのライブはもうほんとに凄まじいのひと言。
佇まいだけで絵になるディーンさんをはじめ全員が主役級の存在感を放ってて、
髪を振り乱して演奏してる中尾さんにつられて頭振ってたらクラクラした。
戸高さんの足元が見える位置で、最初は「このスイッチでトレモロみたいなエフェクトがかかるのか…」なんて
華麗なエフェクターさばきも見てたけど、サビですぐ理性なんて吹っ飛んだよね。
Never Ever Careだっかな、ディーンさんが歌詞を飛ばし気味になった時にワーーーッ!!って
シャウトしてたのが新しい武器を手に入れた感があってとても良かった。

セトリはアルバムのChantから7曲+Killer Gene(!)Killer Geneは不穏な空気感がたまらなかった。
DIGのギターソロは意識飛ぶぐらいカッコ良くて、Chantのベースは轟音で鬼のよう…
komatsu-jukiは叩き終わった小松さんが肩で息をするぐらい熱かった。
小松さんとディーンさんの一騎打ちかと思いきや、AメロBメロあたりで
戸高さんが短いギターのフレーズを挟んでて聴いたことのないアレンジになってた。
どの曲だったか途中で戸高さんがピック使わないでギター弾いてたから、そんな曲あったかな?って思ったら
足元のピックを拾ってまたピック弾きを始めたから落としてたみたい。あれだけ激しく動けば落ちるよね。
MCらしいMCもなく、ディーンさんによるPAさんへの指示は囁き声っていう、そういう感じも良かった。

最後の曲で低音が効きすぎてベースアンプのヒューズが飛んで音が出なくなり、
中尾さんが両手の人差し指と小指立てたポーズしてた。笑
ほんと最高だったから次は1年2ヶ月後と言わず近いうちに関西にも来てほしい!!


【SETLIST】
Debate
Never Ever Care
Under My Pillow
Chant
Killer Gene
komatsu-juki
DIG
Psychedelic-Invocation


+++


Crypt City終わりで後ろに下がってゆったり段の上で観ることに。
WOMANのメンバーはカウンターの後ろ、Cryptのメンバーは上手のカウンター奥で観てたのかな。
トリのLITEはライブバンドの貫禄があって、緻密かつダイナミックな演奏に引き込まれた。
ギターの武田さんがMCで「3曲で体力使い果たした」って冗談っぽく話してたけど、
あの演奏は集中力や日々の積み重ねの賜物なんだろうなって。
Zoneみたいな曲は少しでも間違えたりしたら全てが崩れてしまいそうなスリルと高揚感があって。
ギターの重なりが美しいInfinite Mirrorでもベースの音が脈を打つようだった。

海外ツアーも多いだけにフロアには外国人のお客さんもいて、踊れるのに聴かせてくれる最高なバンドだなあって。
LITEのライブは2回目だったけど、キレッキレのドラムを叩いてるのに喋るとほわっと癒し系な山本さんの
ギャップがいい…Tシャツのバックプリントを見せるために立ち上がってゆっくり回転してた。笑
武田さんにMCで「上にいたら工事が始まったのかと思った」って中尾さんのベースがいじられてたのも笑った。

井澤さんのベースもアグレッシブでほんとカッコよかった!
どことなくひなっちのベースにも通ずるものがあって、プレイスタイルが好きなベーシスト。
井澤さんはこの間の髭ちゃんのファイナルにJIROさんと一緒に来られてたんだよね。
東京ってすごい街だな…またLITEのライブも観たいし、対バンは新しいバンドとの出会いもあって楽しい◎
後ろから観てるとシャンデリアに青い照明が反射していてとてもキレイだった。

LITEのセトリは名古屋のものなので大阪は違うかも…?分からないけどとりあえず記録として。

Ef
Human Gift
Image Game
Blizzerd
Echolocation
D
Else
Zone
Ghost Dance
Bond
Infinite Mirror
comtemporary disease
100 Million Rainbow


+++


終演後にロンTを買おうと並んでたら戸高さんが物販をされていて「昨日の渋谷のART行きました!」って言ったら
「マジで!?あの変なセトリのライブに…(Sonnet)Seagullとか無理やり入れた」って言われたから、
「それが良かったです。もう聴けないと思ってたのでトディさんのお陰です!」って。
最初にいつもありがとうって言われて勝手に動揺して手が震えるぐらい緊張したけど伝えたかったことも何とか言えて、
握手とサインもいただけたので無事にエネルギーが120%まで充電されました。
サインしながら「(ジャケットの片隅に1人だけサインして)自分の手柄みたいになった」って。
久々に話せて嬉しかったな。ALLAROUNDの白×青ロゴTに着替えて、左手にどこかのフェス?の緑ラババン着けてた。
中尾さんも外にいて、半袖着てたから寒い!冷えてきた!ってまた中に入っていって。
セトリの紙がなくて?左腕にマジックでセトリを書いてたんだけど落とすの大変だったんじゃないかな…笑

まさか3連休が全部ライブの予定で埋まるとは思ってなかったけど後悔はしてない。全部行って良かった!
また楽しい時間が過ごせるように毎日頑張ります。



# by pochi-17 | 2018-12-09 17:52 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.11.24 SuiseiNoboAz×ART-SCHOOL@渋谷O-nest

2018.11.24 SuiseiNoboAz×ART-SCHOOL@渋谷O-nest

遠征2日目はボアズとARTの2マン。髭ちゃんのライブに行くかどうか迷ってる時、
髭ちゃん行ったら翌日ART観れる!という事に気付いてしまい、けしからんプランを実行したわけです
。道玄坂にあるnestの周りにはduoとかCLUB ASIAとかライブハウスがいっぱいあった。
ボアズ企画でボアズファンが多いのか、いつもより客層が少し若くて男子率高かった気がする(注意!ネタバレです)。
ボアズは曲をよく知らなかったためほぼARTのレポになってます。


+++


先攻はART-SCHOOL。いつものエイフェックスツインのSEにのってメンバーが上手から登場。
木下さんは紺色のニット帽に黒っぽいスウェットでラフな感じ、
戸高さんは白地に赤と紫?っぽいグラデーションのプリントが四角く入ったTシャツ、
下は黒のサルエルかな?緑のラババンを着けてて先月より髪の緑色が鮮やかになってた。
中尾さんは黒のロンT、勇さんは立ってるところがよく見えなかった…。

木下さんが「こんばんは、ART-SCHOOLです」と話して、そのまま一曲目に。

一曲目にリハの音漏れで聴こえてたガラスの墓標が演奏されてぐっと引き込まれた。
木下生誕祭でもやってなかったこの曲は自分にとってずっとCDの中の音楽だったから、
目の前で演奏されている事実に単純でありふれた言葉だけど感動した。
サビに入る瞬間、ギターの音が降ってくるような感覚になったな。

2曲目はローラーコースター。春のツアーを思い出す。
薄暗いライブハウスにきらきらと眩ゆい日が射すような明るさを運んでくれる曲。
この曲も中尾さんのベースの低音が効いていて床を伝って身体の中まで痺れるぐらいだった。

FLOWERSはワンマンの時はみんな手拍子するけど、そこはツーマンだから
手拍子が起きなくて今日はないのかなって思ったら木下さんが手拍子を先導してくれた。
戸高さんがコーラスしてたのはこの曲だったかなあ。

イノセントの印象的なギターリフ、今のART-SCHOOLは演奏がとにかく良くて全員が主役。
ほんとにライブを観ていると耳も目も足りない!ってなる。

エイジ オブ イノセンスの頃にはフロアも温まってきてあちこちで手も上がるようになって。
11月という歌詞はこの日のライブのためにあつらえたみたいだった。
相変わらず戸高さんが爪弾くギターの音色が美しくてずっと聴いていたかったな。
その澄んだギターの音色と歪んだベースのコントラストがまた良くて。

Promised Landはライブの起爆剤的な一曲。メンバーのパフォーマンスもフロアも同じぐらい熱かった。
対バンだけど戸高さんのギターで曲中に歓声が上がるぐらい盛り上がってたのが嬉しかったな。


戸高さん「こんばんは、ART-SCHOOLです」

戸高さん「今日はSuiseiNoboAzに呼んで頂いて。ありがとうございます。
実は今まであまり聴いてなかったんですがカッコいいですね」

戸高さん「nestでやるのは久しぶりですね、木下さん」
木下さん「楽屋が綺麗になって」
戸高さん「お客さん誰も分からないやつ…」

戸高さん「久しぶりの曲を。木下さんは久しぶりの曲をやる時はMC中に
アルペジオを確認する傾向がある。緊張してるのバレてますよ?」

そんな戸高さんの言葉に期待が高まる。演奏されたのはSonnet。
Sonetなんてライブで聴けると思わなかった。不意打ちすぎて曲名思い出せなかった。。
退廃的で心の痛みをさらけ出したような歌詞と感情的なサウンドに胸を打たれた。

LOVE/HATEは夕陽みたいなオレンジ色の光に染まったステージで演奏されていて、
これも独白のような歌詞と相まってたまらなかった。
ART-SCHOOLの暗い曲を聴くと昔の自分を思い出してつらくなるんだけど、
同時にあの頃の自分を忘れちゃダメだとライブを観ながら頭の片隅でそんな事を思ってた。


戸高さん「今日は土曜の夜の貴重な時間を割いて来てくださってありがとうございます。
ART-SCHOOLはオルタネイティブ・サーキットという、踊ってばかりの国とpollyっていう
異色な2組と一緒にツアーを周っていて、今月末の30日に渋谷でライブがあるのでお時間あれば来てください。
今日も来てもらったからには楽しんで行ってもらいたいですよね。木下さん、何か伝えることは?」

木下さん「…そっすね」

戸高さん「最近返事がそっすねばっかり。プロ野球選手とかでそういう人いますよね。
言っとくけど俺に見放されたら終わりだからね?」

木下さん「分かってます…」
戸高さん「楽しいから離れないけど」

木下さん「来てくれてありがとうございます。じゃあ気を取り直して楽しい曲を」


ご機嫌なSUNDY DRIVERのメロディがさっきまでの塞がった気持ちを吹き飛ばしてくれる。
ライブに行き始めたのここ3年ぐらいだから木下生誕祭の流れで昔の曲色々やってくれるのが嬉しい。

MISS WORLDも木下生誕祭の流れで演奏されている曲。
ライブで聴くと少しテンポが速くてスリルがあってカッコいい。サビに向かって加速していく感じ。

テンポが上がってるといえばreal love/slow downもそう。
ギターの速弾きがめちゃくちゃカッコいい。まさしく弾き倒してるという感じ。
シメの勇さんのドラムも惹きつけられる。ドラムが低くて見づらい位置だったんだけど、
今見たいなっていう時に偶然視界が開ける瞬間が何度かあった。

Boy Meets Girlのイントロは何であんなにテンションが上がるんだろう。
髪を振り乱して演奏する中尾さんがめちゃくちゃかっこいい。
床が板張りのライブハウスって音の振動がダイレクトに伝わってくるから好きだな。

ニーナの為にも聴くとぐっときてしまう。木下さんの歌はどこか不器用なんだけどまっすぐで、
それが余計に刺さる。昔の曲を今の音で届けてくれるのがいいなあって。

ラストはFADE TO BLACK。まさに完全燃焼。中尾さんも戸高さんもほんとに首がもげそうなくらい
ガンガン頭振ってていつもつられてしまう。ラスサビ前のドラムのタメに痺れた。

この日は対バンだからか(対バンなのに?)今年出たアルバムからは1曲も演奏しないという意外なセトリ。
後で戸高さんがインスタに楽屋の写真載せて補足してたり、保護する側とされる側(?)で
持ちつ持たれつの関係なんだろうなあっていうのが伝わってきていいなあって。
生誕祭の流れでやってる曲も今のうちに少しでも多く聴いておきたい!って思ってたから行けて良かった。


【SETLIST】

ガラスの墓標
ローラーコースター
FLOWERS
イノセント
エイジオブイノセンス
Promised Land
Sonnet
LOVE/HATE
SANDY DRIVER
MISS WORLD
real love/slow down
Boy Meets Girl
二ーナの為に
FADE TO BLACK


+++


後攻のSuiseiNoboAzはライブを観るのも初めてなら、失礼ながらちゃんと聴いた事もなかったんだけど
(一応予習は少しした)ART-SCHOOLは音が降ってくる感じならボアズの音は無重力で
海の中にいるようにも感じるし、自由で新しいのにどこか懐かしい感じもあって演奏も熱かった。

機材トラブルで1曲目のliquid rainbowで頭の音が出ないというアクシデントがあっても、
むしろそれを逆手にとって盛り上げていたのが良かった。
聴いてて思ったのは石原さんの声のトーンがどことなくLOSTAGEの五味さんに通ずる部分があるなあって。
この日のライブで演奏していた中で個人的にいいなと思ったのはshoegazer、
64、ultra、新曲。新曲の歌詞が心に刺さった。。生と死を意識してちゃんと生きなきゃなって。

なぜかボアズの物販ではお米を売っていて、家にお米とかしゃもじが大量に届くそうで色々と謎だった。
あとお米が入ってる袋はチンピラと戦う時に使うといいらしい。笑

最後は轟音の中、ギターを天井にぶら下げてアンプヘッドをフロアに突き出して文字通りの激終。
ボアズはアンコール入れて20曲近くやってたけど、ギターとベースがいいバンドは間違いない!
ARTも長めのセトリで良い対バンだったな。浴びるように音を聴いて幸せな夜でした◎


+++


追記。

このライブを観た4日後、木下さんが倒れて30日のライブがキャンセルになってしまって。
ライブの時は変わった様子はなかったから驚いたし心配で。
ゆっくり休んでまたライブができるようになったら、その時は戸高さんに突っ込んでもらって笑い話になればそれでいい。
ほんとにみんな、身体には気をつけて健康でいてください…。




# by pochi-17 | 2018-12-09 17:50 | Live | Trackback | Comments(0)

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