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2016.7.1 ART-SCHOOL TOUR 2016/Hello darkness, my dear friend@梅田Shangri-La

7月1日、梅田シャングリラであったART-SCHOOLのライブに行ってきました。
ART-SCHOOLは今まで通って来なかったんだけど、MONOEYESで
戸高さんのプレイに惹かれていきなりワンマンに行くという。

以下ざっくりとした覚え書き。個人の感想文なので苦情は受け付けません。笑
セトリが見つからなかったから他会場のものを参考に。なので曲順怪しいです。
大阪のセットリストが上がったらちょこちょこ直すかも(間違ってたらごめんなさい)。

***

整理番号は160番台だから大人見しようと思ったけど、
やっぱり前の方で観たくなってスペースのあった上手の端3列目あたりに。
シャングリラに来るのは確かandymoriの大阪初ワンマンぶりで懐かしかった。
古い劇場を小さくしたようなクラシックな雰囲気が素敵なハコ。

開演時間を少し過ぎた頃、ふっと暗くなってSEが流れて上手側からメンバーが。
立ち位置は下手からベース中尾さん、ボーカル&ギター木下さん、
その奥にドラム藤田さん、上手にギター戸高さん。
出てきてからおもむろに木下さんがマイクチェックしてて、
ライブでそんなの見た事なかったから文化の違いを感じた。

中尾さんと藤田さんは黒のTシャツ、木下さんは黒のTシャツに紺のカーディガン、
戸高さんは黒のノースリT、レギンスかスキニーに濃いグレーのハーフパンツ。

戸高さんのギターリフをきっかけにライブが始まる。
アルバムと同じように最初はandroid and i。
転調してドラムのずしっとした重い音が体に響いてどんどんドライブしていく。
broken eyesはトレモロみたいなギターの音色と木下さんの
少し不器用な歌い方がこの曲によく合ってた。
音源だと管楽器が入ってるけど個人的にはライブのアレンジの方が好み。
少し青さの残る透明感あるギターの音色が似合うSWAN SONG。
曲が展開するにつれてどんどんバンドっぽい音になっていく。

real love/slow dawnはライブで聴きたかった曲だったから
イントロ鳴った瞬間テンション上がった。
戸高さんのギターから最後まで目が離せなかった。
かっこ良すぎてほんとに鼻血出るかと思った。。

ウィノナライダーアンドロイドの少しゆるいグランジっぽい音色のギターと
木下さんが爪弾くギターソロがいいなあって。
R.I.Pは音源でもカッコ良かったけどライブで聴くと更に良かった。
バンドのグルーヴ感がぐっと増してて気持ちいい。
サッド マシーンとかロリータ・キルズ・ミーがくると思わず前に行きたくなる。
戸高さん、ガンガン頭振ってるのに全然プレイに影響ないのがすごい。

重厚感あるイントロから開放感あるサビへの流れがいいMelt。
戸高さんのギターソロがロックスターみたいだった。
イントロのリフが曲を導いていくようなI hate myself、
鋭利な言葉が心に突き刺さるようだった。
復活ライブの映像を観て、いちばんにライブで聴きたい!って
思ってたその指で。ベースもギターも色香漂う大人のファンク。
同じバンドのライブとは思えないほど曲によって全く表情が違う。
プールの澄んだギターのソロからドラムが入ってくるところもいいなあ。

MCかな、って思ったけど木下さんが一向に喋る気配がなくて。

戸高さん「こんばんは、アートスクールです。木下理樹が言わないんで俺が言いました」
木下さん「あー…ART-SCHOOLというバンドです」

木下さん「リハの時から意識がなくて…でもステージで死ねたら本望ですね。
…死ぬ時はちゃんと南ー無ーーつって死ぬんで」

戸高さん「殉職するんすか」

木下さん、大阪ライブの前に風邪?を引いたらしく体調が悪かったみたいで。

戸高さん「北海道かどこかでやってた木下理樹のラオウのモノマネが
あまりに弱そうですぐ倒せそうだったからTwitterに書いちゃった。
そしたら関係者からたくさんいいねがついて。
あとイエス木下っていうのもありましたね」

木下さん「西梅田に泊まってるんですけどあの辺すごいですね、
風俗街が…関西弁の女の子ってエロいですよね」

戸高さん「方言だったら女子の福岡弁はエロいですよ。
『もうたっとうと?』とか、『やらせてあげてもよかろうもん』とか」

木下さん「え?何?」
戸高さん「もう一回言いたくねえわ(笑)」

お客さんの関西弁喋ってー!の声に「嫌や」って応える木下さん。

木下さん「大阪が地元で靭〇〇ってとこに住んでたんでて、
大阪と言うとたこ焼きの聖地ですか?
実家にもほとんど帰らないような息子だったんですけど」

話してるうちに着地点を見失ってる感がすごい出てきて、
戸高さんが「何で地元の話するのにたこ焼きとか出したんですか」って。

木下さん「大阪と言えば大阪城の豊臣秀吉の名前が木下藤吉郎で。
木下藤吉郎理樹って呼んで下さい。
僕が木下藤吉郎なら皆さんは千利休、首飛んでますよ」

木下さん「今日はありがとうございます。楽しんで帰っていってください」

こんなMCの後にSupernova…って正直思ったんだけど
演奏はちゃんと良かった。曲に罪はなし。この曲の歌詞、好きなんだよなあ。
Paint a rainbowのサビ前の歌にギターが乗ってくるところの
最後のフレーズの美しさったらない。ベースラインも素敵。
TIMELESS TIMEは夏っぽくて爽やかな曲。一緒に口ずさみたくなる。

木下さん「こんな時ベンジーだったら何て言うのかな…」
お客さん「この間ベンジーのライブ行ったらメンバー紹介してました!」

木下さん「メンバー紹介か…今ツアー1回もやってないけどやってみようかな。
ドラム、MO'SOME TONEBENDERから藤田勇!
ベース、Crypt City、SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HERその他諸々、中尾憲太郎!
ギター、MONOEYES、Ropesなどなど、トディ!」

戸高さん「ボーカルギター木下理樹!
すげえ雑に紹介しちゃいましたけど(笑)」

「ニートの曲です」とクロエ。イメージが…。この曲もその指でみたいに
ファンク寄りだけど、どこか冷めていて曲の印象は真逆に感じる。
ライブも終盤、Promised Landで前に出てガンガン煽る戸高さん。
藤田さんのドラムの端々がびしっと決まっていてめちゃめちゃかっこいい。
端っこで大人しく(もなかったけど)してるのも耐えられなくなってするっと真ん中に。
UNDER MY SKINの戸高さんの速弾きが速すぎてすごい…って見入ってしまった。
木下さんの心の叫びが乗り移ったみたいなシャウトに持って行かれた。

本編ラストはFADE TO BLACK。戸高さん、首がもげそうなぐらい
ヘドバンして、フロアに頭を突き出してわしゃわしゃされてた。
さっきのゆるいMCも飛ぶぐらいのバンドの熱量に圧倒された。

演奏を終えてステージを後にするメンバー。
戸高さんは最前のお客さん達とグータッチを交わして、
力を出し尽くした木下さんはよろよろとゾンビのようにはけていく。

すぐにアンコールを求める手拍子が始まる。
しばらくして、再びステージに明かりが灯りアンコールに。

戸高さん「アンコールありがとうございます。こんなに集まって頂いてありがとうございます」

木下さん「こんな時…〇〇だったら何て言うのかな?」
と、某先輩大物バンドマンのモノマネ(?)をする木下さん。
誰だか分からなくて戸高さんが「それは誰のマネですか?」って。
記憶から消してくれ、SNSにも絶対書かないようにというお達しが。。

木下さん「お、大阪ぁー!」
戸高さん「何急にオラオラ感出してるんですか。キャラ変わってる(笑)」

木下さん「世界で一番死にかけてるボーカリストと言えば?」
お客さん(ひとり)「木下理樹!」

お客さんのガッツポーズを見た木下さん「…我が生涯に一片の悔いなし」

戸高さん「またラオウですか。さっきのコール&レスポンス失敗してましたね。
ひとりしか言ってなかった。俺、心の中で『木下ァァーーー!』って叫んでたんですけど」

木下さん「みんな心の声出して行こうよ。俺、みんなとコミュニュケートできてるのかな…」
戸高さん「多分音楽でコミュニュケーション取れてるからいいんじゃないですか?」
木下さん「俺のキャラクターとか性格とかそんなのはどうでもいいんだよ、曲さえ良ければ」

水の中のナイフの雰囲気はこのサイズのライブハウスによく似合う。
あと10秒での時に戸高さんが前に出て、ギターに触れそうな近さ。
目が合った時、ゆっくりと頷いてくれたのが嬉しかった。

木下さん「トディのギターがかっこいい曲で締めてもらおう」
戸高さん「弾いちゃっていいですか」
スカーレットもイントロからずっとギターに惹きつけられて目が離せなかった。

曲が終わり、ステージを後にするメンバー。
またアンコールの手拍子が始まって、しばらくして2度目のアンコール。
たゆたう気持ちを歌にしたようなSWAN DIVEの優しいメロディ。
アンコールは2曲ぐらいだったかな。またセトリ見つけたら書き直そう。

アンコールの声が鳴り止まなくて3度目のアンコール。

戸高さん「木下理樹がもう一曲やりましょうって言ったんで出てきました」
トリプルアンコールのラストは刺青。
木下さんと戸高さんが向かい合ってギターを弾いている姿が目に焼き付いてる。
切ない歌詞も相まってすごくぐっとくるシーンだった。

演奏を終えてステージを去るメンバー。
疲れ切った様子の木下さん、フロアに手を合わせ感謝の気持ちを伝える戸高さん。

最初は行こうかどうか迷ったけど行ってよかった。
どうしてもっと早くライブ行かなかったんだろう?とか京都も行けば良かった、
またすぐにでもライブが観たい!って思うようないいライブだった。
いくつになっても新しい音楽との出会いは楽しい。



by pochi-17 | 2016-07-09 17:50 | Live

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