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2017.12.27 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET@心斎橋JANUS

行ってきましたGATALI大阪。今更ながらレポを。。
忘れた頃にレポをぽろっと落として行くのがこのブログです。
最近はライブのことしか書かなくなってしまったけど2018年もどうぞよろしくお願いします。

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春の磔磔以来のGATALIは須藤さんと長岡さん、ケイタイモさんの3人編成。
この日はめずらしく整理番号が10番代で長岡さん側の上手最前で観ることができました。

開場待ちの間も照明は割と暗めでいい雰囲気なのがJANUSの好きなところ。
ステージの上は間接照明のランプが置かれていて、ステージ奥のテーブルにはワインクーラーでお酒が冷やされてた。
須藤さんとケイタイモさんはスツールなんだけど長岡さんは今回もソファでした。

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開演時刻を少し過ぎた頃、オレンジ色のスウェットに身を包んだ須藤さんが最初に出てきて喋り始める。
普通、ライブでいきなり喋り始めることはないけどGATALIはその点とても自由。

しばらく喋って、須藤さんに呼び込まれて登場したケイタイモさんと長岡さん、
電車ごっこみたいに肩に手を乗せて出てきてそのままステージを通過。お茶目。笑

長岡さんは紺色で赤い柄が入ったニットっていうラフないでたちなんだけど、
シルバーのセミオート型のメガネがクラシカルでお洒落だった。
ケイタイモさんは柔らかいピンク色のスウェット姿でカジュアルな感じ。

須藤さん「今日新幹線で東京から来たんだけど乗り遅れちゃって」

ケイタイモさん「亮介に聞いたらさっきホームで須藤くん見たよって
言ってたから乗ってると思ったらいなかった」

須藤さん「いつも同じホームだからそこで待ってたら、後ろのホームから新幹線が発車して。
えっ?て思ったら一回ドアが開いたの。それで乗ろうとしたら駅員さんに
『危ないからやめて下さい』って言われて。ああいう時の駅員さんって冷たいよね」

長岡さん「しかもドアが開いた原因、須藤くんのギターが挟まったからなんだよね」

須藤さん「そうなの!俺のギターが挟まってたから乗る権利はあったと思うんだよ!
それで次の新幹線まで時間持て余してスムージーとか飲んでた」

須藤さん「今日寒いよね!俺こんな(くるぶし丈のパンツから足首出てる)かっこで来ちゃって。
大阪着いたら寒っ!てなって。新幹線で来る途中、名古屋あたりで真っ白になってたもん」
長岡さん「大阪寒い?急に寒くなったのかな?(と話しながらフロアを見る)」

須藤さん「本番前、ケイタくんが楽屋でずっと話しかけてくるの!
考え事してたからその辺にある紙に目を落としてもずーっと声かけてきて」

長岡さん「ずっとふたりで喋ってたね」
須藤さん「あのジャニーズの…脱退した…ってKAT-TUN脱退した人は全員途中で抜けてるから!」
ケイタイモさん「人の名前が思い出せない」
須藤さん「俺も最近同じ話ばっかりしちゃうんだよね」
ケイタイモさん「そういう時は『前にも言ったかもしれないけど』って言う。亮介は優しいから聞いてくれるんだけど」
須藤さん「俺だって優しいよ!!」

須藤さん「最近どんどんおっちょこちょいになってきてるんだよね。このまま行くとどうなるのかなって。
俺より一回りぐらい上のスタッフさんがいるんだけどもっとだよって言われて」

須藤さん「盛り上がってますか?盛り上がる訳ないよね、まだ一曲もやってないんだもん。
2人に至ってはまだ楽器を持ってすらいないもん。でも帰る頃にはみんな叫んでるからね!」
長岡さん「楽器持った方がいい?」
須藤さん「楽器は持っておこうよ。…そろそろ曲に行こうか。一曲目は太陽の季節っていう曲です」

太陽の季節はコーラスの繊細さと、これぞガタリなサウンドが聴きどころ。
この日はアコースティック編成だったから尚更際立ってた。
いつもはベースのケイタイモさんもこの日はガットギターとパンデイロという
タンバリンを曲によって使い分けて演奏されていました。

曲終わりに「緊張感あったね」とケイタイモさん。
驚いたのは曲に合わせて長岡さんがリズムを刻む振動がステージから伝わってきたこと。
それぐらい近くて、観ているこっちも少し緊張。

ラブヘイトでは長岡さんが少し演奏を間違えて笑うシーンも。
丁寧に歌い上げる須藤さんが印象的で、ぐっと引き込まれた。

続いて髭のカバーでサンシャイン。長岡さんのコーラスはもはやツインボーカルみたいな存在感。
泣きのギターソロはずっと聴いていたい心地よさだった。

須藤さん「リハ初日にカレー屋に行ったよね。ガタリでスタジオ入る時、
11時から19時までやるぞ!ってやる気になってスタジオ取って。
ケイタくんが迎えに来るの好きで送るのも好きな人だから迎えに来てくれて、
11時からスタジオ予約してて、何ならちょっと過ぎてたかな?
着いたらスタジオの近くにインドカレー屋さんがあって、お昼に向けていい匂いがしてくるの。
それで誰かがちょっとカレー食べない?って言い始めて。まだ音出してませんよ??」って。

長岡さん「それ、俺から言い出したかも。大きいナンとかあるところね」

須藤さん「それでケイタくんはバターチキンカレー、
亮介はマトンカレー、俺はほうれん草カレーにして分けようかって」

須藤さん「大阪に来る時、新幹線が自由席で隣に座ってた女の子、3歳ぐらいかな?
俺の事をずっと見てて。多分『おじさんかな?おばさんかな?』って思ってたんだろうね。
その子に話しかけられてずーっと喋ってた。しまいにはお母さんもその子を置いて席を離れたりして、
女の子はお腹出して寝ちゃったりしてね。新幹線って考え事するのにちょうどいいじゃん。それができなくて」

ケイタイモさん「前に娘が家に友達を連れてきて、ピンポン鳴ったから出たら
『帽子取って』って言われて、取ったらその友達に『ほんとだーーー!』って言われて。

須藤さん「家に来るまでに『ほんとだーーー!』ってなるようなやり取りがあったんだろうね」
ケイタイモさん「近所の子供にも変って言われたもん。その横でお母さん達が俺にケツ向けて」
長岡さん「髪型変えたいとかはないの?」
ケイタイモさん「変えたいとは思ってるんだけど」
長岡さん「切ったことはないの?」
ケイタイモさん「親父が死んだ時にさすがにこれで葬式出れないから剃って、また元に戻った」
長岡さん「他の髪型も見てみたい」
須藤さん「これで伸ばして変な茶髪とかになったらやだな(笑)その耳のピアスは外しても塞がらないの?」
ケイタイモさん「塞がらない」
長岡さん「結婚して子供いてこれっていいよね。辮髪」

須藤さん「これ5年前も言ってた気がするんだけどもう子供作るしかないよね。
子供ってどうやったらできるのかな?子供ができたら何気なく過ぎていく毎日も止まるじゃん。
まあいないって事は作らないんだろうけど」

須藤さん「みんな今日はゆったり楽しんでもらって。
今日は自由席なの?荷物置いてお酒も取りに行けるしね」


須藤さん「次に歌う曲はビートルズのカバーでNowhere manという曲です。何もない奴って意味なんだよね」
ケイタイモさん「そういう意味なんだ」

須藤さんが歌うビートルズは温かみがあって、シンプルな曲によく似合ってた。
それにしても長岡さんがビートルズを弾くってなかなかレアなんじゃないかな。

楽しい世界旅行からあそびいこうにシフトしていくところ、須藤さんの自由な感じが出てていい。
ちょうどその辺りから転調して長岡さんのギターからファンクな香りが漂ってきてがらっと雰囲気が変わる。

次に歌うのはGATALIの新しいアルバムに入ってる曲という話だったかな、須藤さんが次の曲の歌詞を朗読し始めて。
須藤さんの声は歌ってる時も喋ってる時も大好きだからずっと聞いていたかった。

森が泣けば鳥は羽ばたくはGATALIの新譜に収録されてる。
童謡みたいなピュアな部分と、どこか厳かな部分の両方がある不思議な曲。
シンプルな言葉で紡いだ歌詞なんだけど、真理をついていてドキッとする。

チョコレート・ドリームのカバーはもうすっかりライブでもおなじみ。
かわいらしい歌詞が須藤さんのチャーミングさにぴったり。

意外だったのがYMOのカバー、君に胸キュン。
おしゃれなサウンドと須藤さんの胸キュンポーズのあざとかわいさのギャップ…
(両手を軽く握って顔の横に持ってくるっていう)
ケイタイモさんが「かわいい!もう一回やって」って胸キュンポーズをおねだり。
それに応えて須藤さんが「キュンッ☆」って。みんなでYouTubeで聴いてたんだそう。

どのタイミングだったか忘れてしまったけど、ケイタくんのバンドの曲歌ってよ!って須藤さんに言われて。
ケイタイモさんがやっているikanimoの曲を少し歌ったんだけど、
歌った後に「歌詞が聴こえなかったから朗読して!」って。
「昨日履いてた靴を今日も履く」みたいな歌詞を朗読してくれたのでした(うろ覚えでごめん)。
そしたら長岡さんが「佐野元春みたいに指鳴らして」って。ソングライターズ見てたのかな。笑

須藤さん「明日も歌詞の朗読やろうかな?(嫌がる2人)今日は特別な夜だよ!
明日の会場もきっといい所だよ!行ったことないけど!」と行った事のないサムズアップを褒める須藤さん。
こういう適当なところ、THE須藤寿っていう感じがしてすごく好きです。。

何の話だったかな、須藤さんが心斎橋を新大阪って間違えて長岡さんが吹き出したら、
「新大阪通ったもん。通りすがったもん!」と須藤さんが反論。

須藤さん「次に歌う曲はニール・ヤングのAfter the Gold Rushの一曲目なんだけど、歌詞がすごくいい。
昔ニール・ヤングを聴いた時は退屈な音楽だって感じたんだけど。
“何かを新しく始めるには遅すぎるけど諦めるのはまだ早い”って歌詞で、
聴きながら僕の事を思い浮かべてくれたらなと思います」

と、そんなMCの後に披露されたカバーがとても良くて。
この歌詞は自分とも重なるところがあるなあって思って余計に沁みた。

須藤さん「レコーディングしてなかった曲で亮介が作ったたとえばユートピアって曲があって」
長岡さん「どうせいいと思ってなかったんでしょ?」
須藤さん「そんな事ないよ!」(長岡さんが静かに微笑む)

アルバムのタイトルトラックにもなってるたとえばユートピアはお洒落な雰囲気のサウンド、
気だるい須藤さんの歌声、ひとひねりあるギターのフレーズが持ち味。
この曲はバンドセットだとまた違う良さが出てきそう。

真夏の夜の夢は長岡さんのギターがとにかく素晴らしくて、まさにスーパーギタリストだった。
繊細かつ緻密で時に大胆で、あんな風にギターが弾けたら楽しいだろうなあって。

僕はゲリラの時、長岡さんのソファに須藤さんも座って、ケイタイモさんもその後ろで踊って、
ふたりが去って行った後に歌おうとした長岡さんがマイクない!って焦ってた。笑
ほんとに仲良しでいいムードなのが伝わってきてほっこりしたワンシーンでした。

本編が終わってステージを後にする3人。

+++

アンコールで先に出てきたのはケイタイモさん。長岡さんと須藤さんはトイレに行ってるそう。笑
「先に出てきても喋る事がない」と困っていたところにふたりが登場。

須藤さん「今度ガタリは2019年にやりたい。とぼけた訳じゃなくて、来年は髭が15周年だからガタリは再来年かな」
長岡さん「再来年やろうとしたら来年のうちに色々仕込んどかなきゃいけないしね」
ケイタイモさん「せっかくだから観光もしたい」
須藤さん「前に神社仏閣でライブがやりたいって言ってたの忘れかけてた!」

「ルネッサンスの3曲目が好き」というケイタイモさんのリクエストからペトロールズのカバーで「表現」。
流れ上歌詞の朗読をせざるを得なかった長岡さん(ずっと嫌がってた)
歌いながら早口で次のフレーズの歌詞を朗読するという技を編み出す。
お客さんも一緒に歌ったりして、ペトファン多いんだなあって。私の隣の男性もずっと長岡さんを見てた。

テキーラでは「できるかな…」って長岡さん。
フレーズをその場で録音してループさせてギター重ねてて、トディさんが
Ropesのライブでやってるのだ!と密かにテンション上がった(Driveの時ね)。
GATALIバージョンの少し大人でほろ苦いテキーラは腰にくる感じで、じっと聴いてるのがじれったかったな。
間違いなくライブのハイライトになる、素晴らしい歌と演奏でした。

こんな感じでライブは終了。終始いい雰囲気で楽しかった。
どの曲だったか忘れてしまったけど、ケイタイモさんが口笛混じりみたいな
不思議な歌い方をしていたのが面白かった。ホーミーっていう歌い方なんだって。
パンデイロもまるでドラムみたいな音色で叩いていてすごいなあって。
須藤さんの歌は言わずもがな素敵で、長岡さんのギターも最強でした。

2018年は髭ちゃん15周年だけど、GATALIもゆるゆると活動してくれたらいいなあ。


+++

2017.12.27 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET@心斎橋JANUSセットリスト

太陽の季節
ラブヘイト
サンシャイン
Nowhere man(ビートルズカバー)
楽しい時間旅行
森が泣けば鳥は羽ばたく
チョコレート・ドリーム
君に胸キュン(YMOカバー)
Tell me why(ニールヤングカバー)
たとえばユートピア
真夏の夜の夢
僕はゲリラ
テキーラ!テキーラ!



by pochi-17 | 2018-01-19 22:25 | Live

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