2018.2.11 Ropes "Asamadaki"@雲州堂

2月11日、大阪は北浜にある雲州堂であったRopesのライブに行ってきました。
関西でなかなかライブがなくて、2016年10月以来のライブでしたが至福のひと時でした。
雲州堂さんは蔵を改装したダイニングで時折ライブが開催されているみたいで、趣のある会場だった。

暖簾をくぐり、狭い砂利敷きの路地を抜けて中に入ると木のぬくもりを感じる店内で、奥にイベントスペースがあって。
この日はLOSTAGEの五味さんが呼び出しと物販のお手伝いに来られていました。
入口で切符を模したチケットとポストカードが配られて、その心配りがいいなあって。

会場内は真ん中に通路を挟んだ5席ずつ、私は5列目だったけど位置的には真ん中ぐらいかな。
今回のライブは即完で立ち見も出ていて、嬉しいけどチケット取れなくなると悲しいから次はもう少し広いところでもいいかな。

+++

開演時間を10分ぐらい過ぎた頃、戸高さんとアチコさんが会場後ろから登場して通路からステージに上がる。
サウンドチェックもリラックスした雰囲気で和やかに進む。
ちなみにお召し物はアチコさんが後ろが涙開きになった赤いトップスにデニム?足元は白いスニーカーでカジュアル。
戸高さんは黒のシャツに黒のサルエルっぽいパンツ、黒のスニーカーでした。

アチコさん「こんばんは、Ropesです」

一曲目はsister and brother。アチコさんの歌を引き立てるようにギターを爪弾きながらそっと控えめに歌う戸高さん。
アチコさんの声の優しい響きにすぐに心を奪われた。
この曲初めてライブで聴けた!

アチコさん「明るい…もっと暗くして下さい。みんなの顔がよく見える。みんなも明るいと恥ずかしくないですか?私は明るいと恥ずかしいです」

「こいつが眩しい」とライトを指差す戸高さん。

パノラマのイントロで透明感のあるギターの深い音色に聴き入っていたら、少しん?と思うところがあって、
その後キメの部分で思いっきり不協和音が鳴り響いて思わずみんな笑ってしまって。
「指が冷えて動かなかった」と戸高さん。
コンクリート造りの建物だから結構底冷えしていて「足の先が冷える」と。
そしたらアチコさんが「2日に一回はお湯に浸からないとダメだよ」って。
やり直しのパノラマ、空気をはらんだアチコさんの柔らかな歌声がとても優しかった。
戸高さんは丁寧にフレーズをなぞっていて、アチコさんとの息もぴったり。

アチコさん「トディ、分かる?」
戸高さん「何が?赤い服着てるってこと?」

アチコさん「今朝自分で前髪切って切り過ぎた。分からないよね、おばさんの前髪なんて…」

戸高さん「男としてダメですね」

アチコさん「この差は大きいよ。髪を切った時って上司とかが気づいてくれて…」

戸高さん「普通にへこんできた」

アチコさん「アチコの部屋へようこそ」

戸高さん「(小声で)ルールル、ルルル、ルールル…」

アチコさん「ぐだぐだになってきた」

戸高さん「黒柳徹子さんはぐだぐだじゃないですよ(笑)」

last dayではハンドクラップを交えてメンバー紹介。
アチコさん「天草四郎みたいに美しい弟トディ、お手を拝借している皆さん!」
アチコさんのスキャットは声を自在に操っていてまるで楽器のよう。
サビに入る前、アチコさんがカウントするところ、いつも観ていてわくわくする。

がらりと空気を変えるquiet。戸高さんはリズムトラックを流して曲にアクセントを付ける。
曲によって表情を変えるアチコさんの憂いを帯びたしなやかな声が美しかった。

見えない窓ではアチコさんが鍵盤で浮遊感のある音を加えて曲に立体感が生まれてた。
この曲の戸高さんのギターの音色は芯があって少し歪んでいて、それがアチコさんのさらさらとした歌声とコントラストになっていて良かった。
Ropesでは黒のジャガーを弾いていて、それもまた新鮮だったな。

アチコさん「この間Ropesはタイに行ってきたんですけど、日本を出たことないドメスティックおばさんが海を渡って国境を越えて。
タイのインスタライブ見て下すった方いますか?あ、結構いる…」

戸高さん「すぐにインスタライブで配信し始めて」

アチコさん「私は思った以上に声のトーンで気持ちを表現している事に気付いて。
普段喋る時はこんな感じで地声は低いんですが、嬉しい時とかお酒が入った時とか高くなって。
ずっとアルアルー!とかトディー!とかそんな調子で喋ってたら声が枯れてしまってライブまで筆談でトディとやり取りしてました。タイの会場は公園の中にあってね」

戸高さん「東京の代官山(自由が丘って言ってたかな?)みたいだった」

アチコさん「日比谷公園の中にツタヤがあるみたいなね」

戸高さん「ここは大阪ですよ」

アチコさん「ひらパー…?大阪の友達みんなひらパー好きだから…そんなに友達多くないけど」

アチコさん「今回のイベントのタイトルはAsamadakiっていって、どんな意味なんだろうと思って調べたら夜明け前っていう意味で、
私は夜明け前の時間が好きで365日大晦日だったらいいのになって思っていて。
いつも10月ぐらいに寝て3時か4時に起きてる。歳を取ってから支障が出そうな生活をしています」

と話した直後に噛んでしまって「すでに支障が出てるじゃないですか」と戸高さんから突っ込みが。

アチコさん「大阪でRopesのライブをしたいって五味くんに掛け合って下すって、それで五味くんが私達に連絡をくれて。
雲州堂はケイシタナカがインスタにライブを上げてるのを見てライブをしてみたいと思っていて。ケイシタナカと田上さんのライブ」

戸高さん「田上さんなのにケイシタナカは呼び捨て(笑)」

アチコさん「田中っていいよね。Ropesとライブした時にグッズ作ったんだけど、RopesはRなんだけどタナカは田中の田をモチーフにして」

戸高さん「タナカタナカ言い過ぎじゃないですか」

アチコさん「今日はグッズも持ってきて。ポケット付きのトートもあるので見て行って下さい。
ポケット便利だよ。スマートフォン入れたりIQOS入れたり」

戸高さん「IQOS(笑)」

アチコさん「IQOS大事だよ」

アチコさん「今度3月に神戸の蘇州園という所で弾き語りをやるので、よければ来て下さい」

アチコさん「みんなお腹空いてない?」

戸高さん「俺ちょっとお腹空いてきた」

アチコさん「お腹空いてる?って聞いて何もできないんだけど…」

戸高さん「じゃあ何で聞いたの(笑)」

アチコさん「お腹すいたトディにおにぎりを…」

戸高さん「おにぎりどこで入手してくるんですか。おにぎり出てきたら『わーい!おにぎり!』ってなるかなあ…」

戸高さん「これ説明してからやらないといけないと思うんですが、地下鉄の音って言ってやってるんですけど聞こえますか?これ、いります?」

戸高さんがそう言って鳴らしたギターはトンネルに反響する地下鉄の音そのもの。
アチコさんの歌は滔々と、だけど感情がこもってる。
アチコさんがそっと歌えば戸高さんのギターも呼応して、2人の掛け合いが音楽の中でなされていて素敵だなって。

ビートの効いたリズムトラックを流して「YO!YO!YO!」ってヒップホップなノリの戸高さん。
結構音量大きめだったから「うるさくない?大丈夫?」って。

そのまま演奏に入ろうとしてアチコさんが「(続き)やらないの?」

戸高さん「絶対やらない!」

意味も大好きな曲だからライブで聴けて嬉しかった。
アチコさんの甘くチャーミングな声とひと癖ある戸高さんのギターのフレーズがたまらなかった。

アチコさん「休憩に入ります。皆さんお酒を飲んでもらったり…私もお酒を飲みたいと思います」

一旦20分ほどの休憩を挟んで二部へ。

+++

戸高さん「お手洗いに行って戻ってない方いませんか?大丈夫?」

戸高さん「皆さんはこのRopesって二人組をどうやって知ったんですか?
アチコはコーラスもやっていて、くるりとかアジカンのゴッチのソロとかでも歌っていて。
俺はMONOEYESとかで知ってくれた人が多いんじゃないかと思うんですけど。
俺がMONOEYESでツアーに出てる間、アチコはソロで弾き語りをやっていて。
前は鍵盤も弾けなかったけどギターも弾けるようになって」

アチコさん「死ぬまでにやらないと後悔しそうな事をやろうと思って」

戸高さん「俺アチコのソロ見たことないから見てみたい。バンドやってると自分のバンドを客席から見るって絶対できないじゃないですか」

アチコさん「半分だけ?」

戸高さん「全部やって」

戸高さんのリクエストに応える形でアチコさんソロで弾き語り。
お友達にヒップホップを歌っている人がいるそうで、クールアップって言ってたかな?その曲をカバーで。
鍵盤を弾きながら弾くアチコさん、それまでとは雰囲気が違ってボーイッシュでクールだった。
客席中央の柱にもたれて屈んで聴いていた戸高さん、歌い終わったアチコさんに「カッコ良かった」って。

アチコさん「今日は初めてやる新曲を持ってきました。ロマンスっていう仮タイトルで…」

戸高さん「…ロマンス」

イントロで柔らかな音色のギターを弾き始めた戸高さんにアチコさんから「もっとドヤって!」と注文が。
無茶振りに応えるべく肩を揺らして音量も上げて顔も作ってドヤるトディさんに笑いが起きる。
新曲のロマンスはRopesらしい優しさや柔らかさを感じる曲で、歌詞も素敵だったから手元に届く日が待ち遠しいな。

アチコさん「今日大阪に来る途中、新幹線で名古屋のあたり通った時にトディが雪が降ってるって起こしてくれて。雪が降って嬉しかったの?」

戸高さん「窓側だったから。今年雪見るのもう最後かなと思って」

アチコさん「携帯で撮ったりして雪だー!って言ってるの私だけだった…私もトディみたいに静かに喜べる人になりたい」

そんなお喋りからSNOW。戸高さんのスロウでシャリシャリとした音色のギターは空からゆっくりと舞い降りる雪のよう。
「ひとりにしないで」のフレーズのリフレインに心がぎゅっとなった。

dialogueでもリズムトラックを流して演奏。
他のバンドではギターをかき鳴らしている印象のある戸高さんだけど、細やかなピッキングだったりピックすら使わない繊細な演奏が聴けるのはRopesライブの特権かな。

ラストはチューリップ。この歌は特にアチコさんの声の力が圧巻で息をするのも忘れそうだった。
フロアのお客さんの目を見つめながら歌うアチコさんと、最後の一音まで神経が行き届いた戸高さんのギター。素晴らしい歌だった。

演奏を終えてステージを下りる2人。
拍手はすぐにアンコールの手拍子に変わる。

+++

しばらくして2人が再びステージに。

アチコさん「もう一度パノラマを」

戸高さん「違うよ」

アチコさん「えっ?…間違えた。もう一度dialogueを。楽しい感じで。立って歌おう」

戸高さん「じゃあ俺も立って」

この日2回目のdialogueはみんなノリノリて、トディさんは客席に下りて演奏。ギターのシールドの関係でケイシさんみたいな3Dな感じではなかったけど。笑
「楽しく」ということで、ギターのフレーズでリズムを刻む遊び心もあって盛り上がった。

住宅街にある会場だから音止めは21時だったのかな?
時間が経つのも忘れて、心のざらざらしたものが洗い流されるような、そんなライブでした。
Ropes大好きだったけど、もっと大好きになったよ。

ライブ終わりにアチコさんと少しお喋りできて、プレゼントとお手紙をお渡ししたらとても喜んで下さって、
ほんとに高い声になってたのかわい過ぎたしハグまでしてもらった( ; ; )♡
戸高さんは見当たらなかったのでアチコさんにプレゼントとお手紙を託して浮かれながら帰ってきたのでした。

あー、良い夜だった◎
またすぐにでもRopesのライブが観たい!

+++

2018.2.11
Ropes "Asamadaki"@雲州堂

【setlist】

1.sister and brother
2.パノラマ
3.last day
4.quiet
5.見えない窓
6.メトロ
7.意味
8.COOL UP(Cover)
9.ロマンス(新曲)
10.SNOW
11.dialogue
12.チューリップ

EN1.dialogue

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by pochi-17 | 2018-02-20 21:45 | Live | Trackback | Comments(0)
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