2018.7.1 ART-SCHOOL弾き語り 昼の部@SOLE CAFE

2018.7.1 ART-SCHOOL弾き語り(昼の部)@京都SOLE CAFE

行ってきました久しぶりのSOLE CAFE。
元々は木下さんだけの弾き語りの予定だったのが戸高さんの参加が後から発表になって、
めずらしい2人体制のART-SCHOOLの弾き語りに。
いつも通り自分用の覚え書きなのでMCのタイミングとかセトリとか色々曖昧です。

+++

BGMがやんでカウンターの奥にあるドアが開いて先に姿を現したのは木下さん。
ゆっくりとしたスローモーションのような動きで出てきて、
「こんばんは」って言うから「昼やで!」ってまだ姿を現してない戸高さんから突っ込みが…
それで木下さんがごにょごにょと喋っていたら「もう事故か?」って。笑

最初は木下さんがひとりでジャガーを弾きながら14Soulsを歌う。
ライブの時は掛け合いみたいな戸高さんのコーラスが入るけど、ひとり弾き語りだからなしで。

木下さん「今日は東京からこの方が来てくれてます」
戸高さん「安心してください、俺です」

木下さんは向かって左側に立って歌い、戸高さんは右側に座って
時々コーラスをして黒のJGを演奏するというスタイル。
木下さんは的みたいな柄の濃いグレーのTシャツにキャップ、
戸高さんは黒のTシャツに黒のサルエルだったかな。
左耳にシルバーのピアスを付けて足元は赤いスニーカーだった。
宮古島帰りの戸高さんは日焼けしていてすっかり夏の雰囲気で、
木下さんは少し伸びた髪がキャップでくしゃっとなってた。

Chicago,Pills,Memoriesは初めてライブで聴けた。
弾き語りだからなのか、いつもより一音一音丁寧に弾いている印象。

HEAVEN'S SIGNのイントロ、戸高さんが弾くJGの音が澄み切っていてとても綺麗だった。
ライブで聴いた後もずっと耳に残っていてふとした瞬間に蘇ってくるぐらい。

シャーロットはIn Colorsのツアーでも披露されていた曲。
木下さんの叫びにも似た歌声が心に迫ってきた。

戸高さん「ギター持つの?音が濁る…俺のこのクリーンなギター聴いてよ。
さっきもギター弾き始めたらベースみたいな音が入ってきて…」

木下さん「クリーンなところに濁ったギターが入ったらいいじゃん」
戸高さん「いいですか?」
木下さん「中間がいい。でも次の曲のイントロは俺だから…」

戸高さん「じゃあイントロ弾いて、ギター置いて?昨日弾けてたフレーズ間違えてたじゃないですか。
ちゃんと終わったら練習して下さいよ。ギターの練習してる?してないでしょ」

木下さん「ドローンノイズは部屋で浴びてる」

戸高さん「ドローンノイズっていうのはこういう…(と言いながらノイズを実演する)
ヤバい奴じゃん…音出して気持ちいいなってなってるだけでしょ?
ちゃんと練習しないから弾けないんですよ。ピアノ弾いてる人だってバチクソ練習してますよ。
こういうのとか練習して?(指慣らしのフレーズっぽいのをいとも簡単に弾く)」

木下さん「上手いねぇ」
戸高さん「当たり前だろ!(笑)」

LOVERS LOVERで言われた通りにイントロだけ弾いて、そーっとギターを置く木下さん(そんな人いる…!?)
WaterはART-SCHOOLらしさが詰まった一曲。これも初めてライブで聴いた。

歌い終わって戸高さんに「今の良かったよ」って言われて嬉しそうに笑う木下さん。
「たまに褒めておかないと木下理樹のモチベーションが…飴と鞭の使い分けで」と。
曲によっては結構厳しめの評価で「綱渡りで30点」の時もあったけど。。

戸高さん「夏は何するんですか?」
木下さん「7月はいくつかライブがある」
戸高さん「killing Boyですか?」
木下さん「killing Boyじゃなくて弾き語り。7月も2本あるし。小林くんと伊東くんと」
戸高さん「NOVEMBERSの小林くんとやるんですか?あのシュッとした…」
木下さん「来る?」
戸高さん「そのサシでやるの嫌だから来てみたいなの何なんですか。
行こうかな…何かあったら行けないから分からないけど」

戸高さん「昨日木下さんのレシーブを受け続けたら声が枯れたんですよ」
前日の夜の部でパナマネタ(?)がヒットしたらしく、事あるごとにパナマの歌を歌う木下さん。
パナマの歌って元ネタあるのかな?(もしかしてヴァン・ヘイレン?)
ほんとに何回も歌い始めるから、戸高さんがマネージャーさんに時間を聞いたら
まだあんまり曲やってないのに50分経ってて「50分!?」ってなったのは笑った。

(近くにいた男性のお客さんがワルシャワのスマホケースを持ってるのを見て)
木下さん「猫のスマホケース持ってるからART-SCHOOL好きなのかなあ」
戸高さん「こんな時間にここにいる人はみんなART-SCHOOL好きだと思いますよ」

なぜか突然始まるお客さんへのインタビュー(がっつり目を合わせるロックオン形式)

木下さん「(お客さんに)結婚してるの?彼女は?まだ見ぬ花嫁と子供に…二人の未来に…それは愛じゃない」
戸高さん「いや違うでしょ(笑)」
木下さん「曲調が甘酸っぱいから」
戸高さん「この歌詞何を思って書いたんですか?レスキューミーって助け求めてるじゃないですか」
木下さん「好きな映画があって」
戸高さん「(お客さんに)後でTwitterとかに悪口書いていいですよ」
木下さん「書いといてよ、木下良かったって」
戸高さん「ぐだぐだだったって書いていいよ」
木下さん「次の曲は君に捧げます。後の曲はまんべんなく…」

日曜の昼下がり、太陽の光が射しこむ中で聴くSWAN DIVEは格別だったな。
儚げなメロディーが弾き語りの雰囲気によく似合ってた。

戸高さん「(曲のリストを見ながら)次どれにする?」
木下さん「氷を砕いて歩く曲を…」
戸高さん「氷を砕く曲…」

曲の歌い始めにそんなフレーズがあるButterfly Kissへ。
Tonight Tonightって歌うところ、木下さんの声の繊細な部分が出てて良かった。

クロエは少しファンクの匂いがする曲。カッティングみたいなギターがかっこいい。
元々アレンジは割とシンプルな曲だから弾き語りにもぴったりだった。

戸高さん「今年、羊の木っていう映画の劇中で使われてる効果音を担当したんですよ」
木下さん「監督誰?」
戸高さん「桐島、部活やめるってよの監督。錦戸くんが出てる映画。
トラックに跳ねられるっていうシーンの効果音を弾いて」

そう言いながら、迫ってきてドーン!ってなるようなゾワっとする怖いフレーズを弾く戸高さん。

戸高さん「あと崖の上のシーンの効果音もやった」
木下さん「それもやって」
戸高さん「エフェクターが足りないからできない。
木下さんの方がエフェクターあるんですよ。俺は2個しかない」

足元を見て思わず苦笑いする木下さん。
何の話の流れだったか忘れてしまったんだけど、
戸高さんがスマパンの「1979」のリズムをボイパで再現していて、
木下さんが「上手いね!もう一回やって!」ってもう一回やったら、
ふにゃっとした木下さんの歌が入ってみんな脱力したっていう。笑
戸高さん曰く「できちゃうんですよ。器用貧乏で」と。

ふたりで古畑任三郎とかビートたけし、井上陽水のモノマネをやる一幕もあったんだけど、
声マネが上手い戸高さん、木下さんは形(形態模写)から入るタイプとみた。
井上陽水のモノマネで少年時代を歌うトディさん上手だったな…

思い出したようにパナマの歌(?)を歌ったり、あまりに自由な木下さんに「ここは楽屋か!」って戸高さん。
相変わらずの雰囲気に「みんなこの雰囲気に慣れてきてない?」と戸高さん。

戸高さん「…木下さんは変だと思うんですよ」
木下さんが「そん事ないよ。俺が変だと思う人?」って訊いたら、
みんな遠慮してか手を挙げなくて「ほらいない。これが現実ですよ」って。
そしたら戸高さんが「お前ら敵か!?裁判するぞ!」と。
木下さんが変か変じゃないか裁判が急遽開廷。

戸高さん「(木下さんが訊くから)みんなプレッシャーに負けてるでしょ。
裁判してこれで負けたらバンド全部辞めて地元帰るわ。
…木下さんが変だと思う人?(さっきより手が挙がる)マネージャーはどう思う?」

マネージャーさん「変っていうか…変わってる?」

戸高さん「変わってるってのが変なんだよ。漢字思い浮かべてみて!
…俺も変だと思うよ?バンド3つも4つもやって全部全然違うって。
でも人間変なぐらいがちょうどいいんですよきっと」とフォロー。
その横で、へへへって嬉しそうに笑う木下さん
戸高さん「めっちゃ笑ってる。腹立つ(笑)」

なんの話だったかな、急に「ちゃうねん!ちゃうねん!」と関西弁を話す木下さんに、
戸高さんが「ちゃわんわ!!」って謎の関西弁で反撃してて笑った。

戸高さん「あんまり木下さんに関西人を感じることないんですけど」
木下さん「トラとかダワといる時は関西人だよ」
戸高さん「8ottoのね」

木下さん「みんな京都の人?大阪?手上げて。
(近くにいた男性のお客さんをつかまえて)
どこから来たの?奈良?レコード屋の時給いくら?」

奈良=五味さん=レコード屋の図式なのかな…?
話の中で木下さんが名前出した人をちゃんと戸高さんが補足してるのさすがだなって。
やっぱりその男性のお客さんにも彼女はいるかって訊いてた。笑

戸高さん「もっとそういう話広げていきましょうよ。
(すぐに曲に行こうとする木下さん)広げないんですか(笑)」

次のターゲットを物色する木下さんを見て「みんな顔伏せて!目ぇ合わさないで!」と戸高さん。
木下さん「奥の女性…21歳ぐらい?(お客さん「もっと上です」)22?23?」
戸高さん「刻んでたらそのうち当たるでしょ(笑)仮に35とかだったらどうするの?
微妙な空気になるでしょ。第一女性に年齢聞くの失礼だから」

後ろに座ってる女性を見て、木下さんがぼそっと「遅れてきたシノラー」って言うから
篠原ともえを想像してたら篠原涼子の事だったから笑いそうになった。

木下さん「質問ある人?」
戸高さん「モバイルサイトの質問コーナーみたいなやつね」

お客さん「京都観光はしましたか?」
木下さん「この辺何かある?」
お客さん「上賀茂神社があって…あぶり餅が有名です」
質問を募っておいて反応薄めな木下さん。。

お客さん「パナマ行かないんですか?」
木下さん「パナマねえ…そのうち」
お客さん「誰と行くんですか?」
木下さん「ひとりで。行って向こうの女性と結婚する」

お客さん「友達に冷たくされるんですけど…」
戸高さん「それはもう友達じゃないんじゃないかな。
大丈夫?こんな答えで…(空気を察知してトラックに跳ねられた時の効果音を再現)」

こんな風にどっちかがすべったり微妙な空気になる度に効果音の再現してて、
しまいには木下さんがあぁっ…!ってはねられたふりしたら喉痛めたって言って水飲まされてた。笑
ライブの最初の方からずっと氷結飲んでたから…様子から察すると出番前にも飲んでたのかも。

木下さん「楽しい悩み持ってる人いないの?」
戸高さん「楽しかったらそれ悩みじゃないでしょ(笑)」
木下さん「二股とかさ。2人の人が好きな人とかいないの?じゃあ3人?」
戸高さん「何で増やすんですか。いても言えないでしょ。好きな人はひとりで十分じゃないですか」

戸高さん「木下さんは友達が多いんですよ。俺は友達が少ない。
同年代の友達って凛として時雨のTKぐらいしかいない。周りは年上が多いから」

木下さん「年上が多かったらバーベキューとか誘ってもらえるでしょ?」
戸高さん「年上だと気を遣うんですよ」
木下さん「でも年下だったらテニス誘っても金がないっていって来ないんだよ。
飲みにいっても出さないから仕方なく俺が払って」

木下さん「ピックがない…(マネージャーさんの方を見ると目の前の棚を指さされる)あった」
戸高さん「目の前にあるのに見えてないってもう爺じゃないですか」
木下さん「昔から爺って呼ばれてた。リッキー爺って」

木下さん「最近サッカーしようとしたら足もつれるんだよね」
戸高さん「足がもつれるのは運動してないからでしょ。俺はもつれないですよ」
木下さん「中年になってくると精神的にも…」
戸高さん「精神的なのは中年になったせいじゃなくて元からでしょ(笑)」

戸高さん「また声枯れそう。リミッター外して好きなことばっかり言ってるから…」
その横で嬉々としてレシーブ受けるジェスチャーをする木下さん(全然こたえてない)
でもそんな姿を見てみんな楽しそうに笑ってて、ちょっとかわいいとすら思ってしまった。。

戸高さん「この曲をライブでやるのは8年ぶりぐらい?」
木下さん「いやもっと?10年とか?7、8年ぶり?」

戸高さん「なんせ曲が多いんですよ。今日来てくれてる人の中で、
私ART-SCHOOLの曲全曲知ってます!みたいな人います?」

木下さん「俺知ってるよ。作ってるから。アダージョとか」
戸高さん「アダージョ…(と言いながらイントロを弾く)
またバンドのライブでアダージョやりたいですね」

そんな流れで演奏されたのはNowhere land。
演奏している戸高さんはずっと足でリズムを刻んでた。
イントロで木下さんがハンドクラップを始めて、お客さんも続いたんだけど
リズムが微妙にずれてて、戸高さんが「貰うタイミング違った」って。
そしたら間奏で最前にいたお客さんが仕切り直して再開。

ステート オブ グレースは抑え目な演奏が叫ぶようなボーカルを引き立ててた。
木下さんの歌い方はどこか不器用で、曲によって繊細だったり荒々しさがあったりして不思議。

In Colorsから歌われたOK&GOはリアルで等身大な歌詞が刺さって思わず泣きそうになった。
過去の曲ももちろん好きだけど、今いちばんぐっとくるのはIn Colorsの曲。

君は僕のものだったは淡々と歌われているようで、少しずつ熱を帯びていく感じがいい。

戸高さん「俺の好きな曲を」

何だろう?と思ったらTIMELESS TIME。明るくてきらきらしたメロディーが夏らしい一曲。
アルバムのツアーが終わるとなかなか聴く機会がなくなるから演奏してくれて嬉しかった。


演奏を終えて一旦退出するふたり。すぐにアンコールの手拍子が始まる。
しばらくして再びドアが開いて木下さんと戸高さんが姿を現す。

歌詞のファイルをめくる木下さん。
戸高さん「iPadとかにしたらどうなんですか。たまにキレながらめくってる時ある。見つからない!って」

木下さん「リッキーは歌詞をビシッと見てるからいいって五十嵐さんが言ってたよ」
戸高さん「Syrup16gの五十嵐さん?そんな風に言うのは五十嵐さんだけでしょ」
木下さん「最近は足元で上手くやるのもあるけど木下くんはビシッと見てるって。そうですか!って(嬉しそう)」

木下さん「この間カラオケでザゼンの曲歌ったら難しかった」
戸高さん「どの曲?」
木下さん「(歌詞を口ずさむ)自問自答。でもいい曲なんだよ」
戸高さん「うん、いい曲なのは分かる」

木下さん「名残惜しいんですが冷凍都市に帰ります」
戸高さん「何ですかその冷凍都市って。東京でいいじゃないですか」

アンコールもゆるい雰囲気そのままにSKIRT。
歌の時はいたって真面目で、さっきまで談笑してたふたりじゃないみたい。

木下さん「猫のジャケットの曲を」
戸高さん「猫のジャケットって。In Colorsですね」

ラストはアルバムのタイトルチューンでもあるIn Colors。
過去の曲も色々と演奏されていたけど、いちばんぐっときたのはこの曲。
戸高さんが弾くギターの音色は優しくて、木下さんの歌はまっすぐだった。

終わったのは15時半ぐらいだったかな。
帰り際にロックオンしてた男性(奈良の人?)に木下さんがピックあげてて、
木下さんなりのお詫びのしるしなのかなって思ったりした。


終始こんな感じのゆるい雰囲気で、笑いの絶えないリラックスした雰囲気のライブでした。
何より、木下さんと戸高さんが楽しそうにしていた姿が印象的だったな。
自由すぎる木下さんの話をまとめたり突っ込んだりできるのは戸高さんしかいないのでは…
ポンコツなのでどの曲の前か忘れてしまったんだけど、
木下さんが「俺が作った中で10本の指に入るくらい好きな曲」って言ったら
戸高さんが「共作ですよ。このイントロ俺が作った」って言ってたのも良かった。

ライブの方はというと、ギターと歌だけというシンプルな編成だから曲の良さや
ギターの音色が引き立っていて、普段ライブでは演奏されない曲も色々と聴けて良かった。
Chicago, Pills, MemoriesとかNowhere landとか、そんな曲やるの…!?っていうような曲も多くて。
でもいちばんぐっときたのは最後に歌ってくれたIn Colorsだったなあ。
まだまだライブで聴きたい曲があるから、また近いうちに関西に来てくれたらいいな。
弾き語りのライブに行ったはずなのに漫才見てるみたいにいっぱい笑って楽しかった◎

ライブの後、物販のトートにサインもいただきました。
木下さんのサインに描かれたイラストかわいかった。
緊張のあまり挙動不審なオタクにも「気を付けて帰ってね」って言ってくれる
戸高さんの優しさとライブの思い出を心に、次に会える日まで頑張ろ!


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2018.7.1
ART-SCHOOL弾き語り 昼の部@SOLE CAFE
セットリスト

14Souls
Chicago,Pills,Memories
HEAVEN'S SIGN
シャーロット
LOVERS LOVER
Water
SWAN DIVE
Butterfly Kiss
クロエ
Nowhere land
ステート オブ グレース
OK&GO
君は僕のものだった
TIMELESS TIME

EN.

SKIRT
In Colors
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# by pochi-17 | 2018-07-09 21:45 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.6.2 髭×夜の本気ダンス@大阪Bananahall

2018.6.2
髭×夜の本気ダンス「髭と夜の本気ダンスがやります。」@大阪Bananahall

6月2日、行ってきましたバナナホール。
髭と夜の本気ダンスによるツーマンツアーの大阪公演に。

大阪梅田の堂山というかなりディープな立地に位置するバナナホールは、
泉の広場の6番出口を上がった右手のアーケードを抜けた所にあって、
待機場所が2階の廃墟みたいなビルの空きスペースだったり、
物販やってる目の前で無料案内所の男性店員が立っていたり色々濃かった。
ライブハウス自体はオープンして日が浅いから中はキレイでした。
クロークは開場前に使えて、ロッカーは開場後に使えるみたいだった。

例の廃墟みたいな場所で待たされて、番号呼ばれたら下に降りて入場して、
ライブハウスは地下にあって天井高めでステージは低め、間口は広め。
バーカンの前に一段高くなった手すり付きのスペースがあって、そこなら見やすそうだった。
フロアの端に木製の大きい樽が置いてあったのは旧バナナホールの名残なのかな。
ファンの比率としては夜ダンと髭で6:4ぐらいだった。
髭ちゃんの感想メインですがいつもみたいな覚え書きを。

髭ちゃんは後攻だと思い込んで喋りながら呑気に構えてたら、
フロアの照明が落ちて聴こえてきたのがミラクルズのSEでびっくりして声が出た。
(いやその前にSCで気付こうよという突っ込みは自分でもした)

+++

手拍子に乗って上手側からメンバーが登場。

須藤さんは白地に街の絵が描かれたTシャツ、斉藤さんは紺色?のシャツ、
宮川さんは白と黒の柄シャツ、コテさんは黒のバンT、謙介さんは白のTシャツだったかな。
謙介さん赤のビスタライトはパスピエのツアーに使ってるみたいでオレンジ色っぽいドラム。

普段、関西の髭のライブで押される事はないけどこの日は照明が落ちた時に少し詰まったみたいだった。
どの曲を最初に持ってくるのかなと思ったら「黒にそめろ」でライブがスタート。
謙介さんとコテさんのツインドラムはもはや髭というバンドの名刺代わりみたいな一曲。

もっとすげーすげーはメンバー、特に斉藤さんがほんと楽しそうでいきいきしてる。
ギターをちゃんと弾こうというより、自分自身ライブを楽しむ事を優先してるのがいいなあって。
ほどよく肩の力が抜けたサウンドなのにシンプルでかっこいいから不思議。

一歩前に出てギターを掻き鳴らす須藤さん。ロックンロールと五人の囚人。
この曲のAメロBメロのベースラインの良さに今更はまってずっと宮川さんの音を耳で追ってた。
最後のサビ前のフレーズ、…ナイフ、…レモネード…、ってあの歌い方だった。


須藤さん「こんばんは、髭です!初めまして!」

は、初めまして?じゃない人も結構いるよね?って思ってたら、
「初めまして!っていうのはバナナホールが初めてって事ね」と。

「バナナホールってバナナの匂いがするんだね。するよね?
キッチンのところにバナナがいっぱい置いてあって。楽屋にもバナナジュース…
バナナジューチュが置いてあって飲んだらすごく甘くて。すごい糖分補給だよね!」

バナナジューチュっていうのはみっくちゅじゅーちゅ的な?あれ関西人しか知らないと思ってた。
すごい糖分補給ってそれ軽い営業妨害だよ…?バーカンの人も聞いてると思うけど大丈夫…?笑


新曲やります、と披露されたのはすでにライブでもお馴染みになってきてる「謝謝」。
髭ちゃんが時々見せる素の表情にはいつもドキッとさせられる。
何度かライブで聴いて、やっと頭の中で思い出して曲を再生できるようになったのが嬉しい。
斉藤さんのギターソロが優しくて音色が透き通っていてずっと聴いていたかった。
グッときて泣きそうになりながら聴いてたら須藤さんがぺっかぺかの笑顔で癒された。

みんなの事を歌った曲です!って寄生虫×ベイビー×ゴー!を歌い始めるから、
その歌詞を耳にしたお客さんからクスクス笑い声が起きてた。
ゆるい歌詞とバッキバキの演奏のギャップ、曲を締めくくる謙介さんのドラムが最強だった。

斉藤さんのギターがフロア中に広がって、宮川さんがピックを手に取った瞬間きた!って。
(この曲はピック弾きだからね)ライブで演奏されるS.O.D.A.は本当に痺れるほどかっこいい。
何度でも言うけど須藤さんのシャウトは世界一だと思う!あんな声出せる人他にいないよ。
宮川さんもしっかりコーラスに参加してました。

そのまま続けてDEVIL'S ODD EYEが来てサイケデリックな雰囲気は最高潮に。
踊れるのにドラムはダイナミックな部分もあって、端から端まで惹きつけられた。
この曲の宮川さんのベースがすごくエロくていいと思う…(全力で褒めてる)

謙介さんが刻むテキーラのリズムに乗って話し始める須藤さん。

「みんな、テキーラは好き?今度みんなにテキーラ奢るよ!
奢るっていってもあれだよ?街で会った時にだよ?
ここにいるみんなにテキーラ奢るくらいのお金はあるよ。
もしお金がなくなったらATMで下ろしてくるから。
それで次の時にはみんなが俺にテキーラ奢ってよ!(イェーイ!)
昨日名古屋でテキーラ奢ってよ!って言ったらシーンとしてびっくりした。
俺も奢るからみんなもテキーラ奢ってよ。だって俺たち友達でしょ?」

そんな事もあるんだ…名古屋のお客さん正直すぎる。笑
急にATMとか言い出して現実的になったの面白かったな。

「みんなひとつになろうよ!みんなひとつになろうって言ってんの!」と、
いつものようにコール&レスポンスに持ち込む。

須藤さん「俺がイエー!って言ったらイエー!って返してね!」

須藤さん「イエー!」
お客さん「イエー!」

須藤さん「じゃあ次は2拍置いてイエー!って言ってみよう。
2拍って言うのは業界用語で、みんなにとってはあれだね。
『んっ!んっ!』て2回息を飲む。Are You Ready?」

お客さん「…イエー!」
須藤さん「すぐにイエー!って返した奴がいた!Are You Ready?」
お客さん「…イエー!」

テキーラ!テキーラ!はもうライブでやらない方が少ない超定番曲なんだけど、
須藤さんが歌詞をとちってガム2回噛んじゃって「これさっき言ったね!踊ろう!」って。笑
転調するところで須藤さんが手を上げたらミラーボールが輝き出して魔法使いみたいだった。

「また大阪に年内にワンマンで戻ってくるんでその時にまた会いましょう」と、
そろそろライブも終盤なのかなっていうような話をしていたんだけど。

須藤さん「今日は対バンなのにエンジンかかるのが遅かった。
このキャリアをもってしても、あれ?おかしいなって。
もう一曲やっちゃおうかな?夏フェスでやったら絶対に怒られるやつ。
タイムテーブル厳守だから。でも幸い夜の本気ダンスとの対バンだから、
後でごめんごめん!って謝っておけば済むから!」

まさかの展開!
急遽メンバーが須藤さんの下に集まって緊急ミーティング開催。

「何やる?」って言っておいて「そんなに練習してないな」とか、
斉藤さんが「あれやろう!」って言ったら須藤さんが「あれじゃ絶対分からないから!」って。

須藤さん「ほんとこの時間が無駄だよね!こういう時間が一番怒られる。これとかどう?」って
爪弾いたのが長尾氏のイントロで「あえて下げるっていうね」と。それはそれで聴きたい。。

ミーティングの結果演奏されたのは「髭は赤、ベートーヴェンは黒」でめちゃめちゃ上がった。
ライブバンドだからこそできる嬉しすぎるサプライズでした。

ラストはAcoustic。聴いてるうちに荒吐で観たライブの光景が重なって、
場所や観ている人の数は違っても同じ熱量で演奏して歌って届けてくれる姿にじーんとした。
”このメッセージ聞こえるかい?”は夜ダンのお客さんも一緒に歌ってくれて、それも良かった。
歌の中で須藤さんが「愛してます!」って言ってたのも粋だったな。
Acousticは曲終盤の謙介さんのドラムの熱量がすごくていつも目が離せなくなる。

演奏を終えてステージを後にするメンバーに拍手が贈られる。


+++


慌しく転換が始まって、サウンドチェックが終わると今度は後攻の夜の本気ダンスのライブに。
髭ちゃんに関しては曲の感想を書けるけど、夜ダンはほば曲を知らなかったのでMCの話をざっくりと。

端なら押される事もないしと思ってそのままの位置で割と大人見しようとしてたのに結果踊らされました。
夜ダンのライブは初めて。何年か前、髭ちゃん目当てで行ったミナホエクストラに確か出てたと思うんだけど、
オールナイトで疲れてトリの夜ダンは見ずに帰ってしまって。なので何年越しかのリベンジ。
アー写とMVのイメージで勝手に今時のチャラチャラしたバンドだと思ってたんだけど(ごめんなさい)、
リズム隊の演奏がしっかりしていて、マイケルさんの指弾きのベースと鈴鹿さんが正確に刻むドラムが良かった。

MCはほぼドラムの鈴鹿さんが回していて、他のメンバーが絡んでくると
学校でわちゃわちゃしてるみたいな雰囲気で、これまたギャップが。
エルレの当落で落ちた皆さんー!って言ってたけど鈴鹿さんも申し込んでたのかな?
まさかこんなところでいじられると思わなかったよね。さすがMCモンスター。。
それでマイケルさんが「エルレエルレって…」と言ったら、
「エルレ復活した時に俺の青春!ってメール送ってこようとしたやん!」って鈴鹿さんから反撃が。笑
結局「何回ELLEGARDEN言うねん!!俺の青春はHIGE髭や!!」と。

髭の音楽を学生の頃に聴いていたらしく、そんなバンドと一緒に三か所も周れて嬉しいという話をしていて、
鈴鹿さんが喋っている時に話を遮って米田さんが口にしたのもその事だったのが髭ファンとしてすごく嬉しかったな。

あと、夜ダンは京都のバンドで(だから大阪では後攻だったの?)でもマイケルさんだけ大阪出身と話していて、
でも今は京都に住んでるから堂々と「京都から来ました!」って言えるようになったと。
鈴鹿さん以外の3人?は近所に住んでるらしくて「野菜なくなったから買いに行こう」ってスーパーに行ったら会うらしい。笑 仲良いなあ。

ライブの前に何曲か定番曲を教えて頂いていて、その曲も聴けたし想像してた以上に楽しかった!
曲がキャッチーで聴いた事がなくても問題なかったし(予習するとより楽しめるけど)、耳に残るフレーズが多いなって。
新曲なら髭のお客さんも自分達のお客さんも同じように楽しめるって言って新曲も聴かせてくれた。

髭ちゃんも夜ダンも、タイプは違えど躍らせるバンド同士フィーリングがぴったり。
米田さんのパフォーマンスは魅せ方が上手くて、ネクタイを外すだけで歓声が上がってたな。

ライブが終わり、メンバーがステージを去るとすぐにアンコールの手拍子が始まる。
しばらくしてスタッフさんがステージの転換を始めたからこれは…と。


+++


歓声に応える形で、今度は夜ダンと髭のメンバー全員がステージへ。

アンコールの時も謙介さんはオレンジ色っぽいドラムだったからまた出して来たのかな。
須藤さんは赤い缶のビール?を片手に、マイケルさんもアサヒ缶を片手にリラックスした雰囲気。
ギターの西田さん(かなり個性派キャラ)のところにテキーラが運ばれて、結構飲んでたけど大丈夫…?

須藤さんが関西弁を喋っていて、関西弁に憧れがあると(ダウンタウン世代だかららしい)。
それで「わいかて(私だって)」という関西弁の実践コーナーが始まって。

「わいかて…」っていう優しい「わいかて」は「僕も君の事が好き」っていう意味で、
「わいかて!!」っていう強めの「わいかて」は「わいかて阪神が好きや!!」っていう意味なんだって。
生まれも育ちも関西だけど「わいかて」って使った事ないなあ。。笑

鈴鹿さんを見て「汗かいてるよ」って須藤さん。
そしたら「須藤さんだってライブしたら汗かくじゃないですか」って言われて、
「鈴鹿でもすべる事あるんだと思って見てた」って。笑
確かに上手い事言った風の時にややすべりだったような。
ここで「スタッドレス履いて来たら良かった!」ってもう一回すべってたのが最高だった。

夜ダンのギターの西田さんがこの間誕生日だったという話を鈴鹿さんから?急に振られて、
須藤さんが「一回り上。そう、ふたりとも巳年だから。俺40だよ」って。
お客さんから「えー!(見えない!)」って言われて嬉しそうな須藤さん、
正確には13個上で41ですよね?え、あの短い間にサバ読んだ?(そしてまんまと騙されるオタク)

須藤さんが米田さんを見て突拍子もなく「スタイルいいなー!」って言ってて、
米田さんが「今ですか!?」って言ってたのも笑った。確かに背が高くて顔ちっちゃくてスタイルいい。

アンコールでは髭と夜ダンの全員、総勢9人がステージに上がってセッション。
お互いの曲を一曲ずつリクエストして演奏するという粋な演出。

夜ダンがリクエストした髭の曲は「D.I.Y.H.i.G.E.」。ナイス選曲!
須藤さんと米田さんが交代でボーカルを務めていて、
途中で米田さんが入る時に展開が変則的になったような気がしたんだけど、
その時に須藤さんが謙介さんの方を見てアイコンタクトでワンフレーズ追加してて。
臨機応変に対応できるのはライブで鍛えてる強みだなって。
間奏のところで「みんな海の中にいるよ!」っていう須藤節も聞けました。

対して髭ちゃんが選んだ夜ダンの曲はロシアのビッグマフ。
どことなく髭イズムを感じる曲調で納得。コール&レスポンスがキャッチーで楽しかった。
須藤さんと米田さんがメンバーをひとりずつ紹介していて、
「みんなマイケルジャクソンは好き?マイケルはマイケルでも、
こっちのマイケルは低い所を保ってくれるよ」っていう須藤さんの振りがいいなって。

最後にコテさんがミスター康一!って紹介されて、パーカッションをポコポコ叩いてたんだけど
ちょっと長くて須藤さんがハラハラしてるんじゃないかなって思ってしまった(ちょっと笑ってたし)。

こういうセッションとか、お互いのバンドメンバーを紹介するところとか、
対バンならではだし、初めと終わりでは対バン相手の印象も変わっていたりしてそんなところも良かった。
ライブが終わった後のお客さんも高めでいいライブだったという事が伝わってきたなあ。
また機会があったら関西でもこの二組でライブやってほしい!その時はきっと観に行くよ。


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2018.6.2
髭×夜の本気ダンス「髭と夜の本気ダンスがやります。」@大阪Bananahallセットリスト


【髭】
01.黒にそめろ
02.もっとすげーすげー
03.ロックンロールと五人の囚人
04.寄生虫×ベイビー×ゴー!
05.新曲(謝謝)
06.S.O.D.A.
07.DEVIL'S ODD EYE
08.テキーラ!テキーラ!
09.髭は赤、ベートーヴェンは黒
10.Acoustic

【夜の本気ダンス】
01.Crazy Dancer
02.for young
03.Magical Feelin'
04.LOVE CONNECTION
05.HONKI DANCE TIME
06.Japanese Style〜fuckin'so tired〜Only nineteen〜B!tch〜
07.WHERE?
08.TAKE MY HAND

【ENCORE SESSION】
01.D.I.Y.H.i.G.E.(髭)
02.ロシアのビッグマフ(夜の本気ダンス)
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# by pochi-17 | 2018-06-15 21:35 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.4.30 ART-SCHOOL Tour "In Colors" @LIQUIDROOM恵比寿

2018.4.30 ART-SCHOOL@LIQUIDROOM恵比寿

荒吐帰りで東京に寄り道してART-SCHOOLのライブへ。
リキッドは去年の夏に髭ちゃんのツアーで訪れた場所。
その時は一年も経たないうちに再訪するとは思わなかったな。
遠征帰りの大荷物を駅のロッカーに詰め込んで記憶を頼りに歩いたら何とか辿り着けた。
番号も遅かったからゆったり観ようと先にドリンクも引き換えて、お花の写真も撮ったりして。
中に入ると案外まだ詰まってなくて思ったより前に行けた。
開場BGMは誰の選曲だったんだろう?アプリで拾えなかったから曲名を知りたい。。
番号が遅かったとはいえ、1時間待ちは結構長いものが…BGMも2周してたっけ。
新幹線の切符取ってる時に限ってめずらしく10分以上押して結構ハラハラした。

+++

18時10分を少し過ぎた頃、客電が落ちてエイフェックスツインのSEが流れてくる。

木下さんは物販の赤いロンTにジャージみたいなゆるめのパンツ、戸高さんは黒の七分袖のTシャツに黒のサルエル、
中尾さんは紺色に赤いストライプのシャツ、藤田さんは黒のTシャツだったかな。

木下さんの「ART-SCHOOLです」という言葉を合図にライブが始まる。
聴こえてきたのは中尾さんのベースが体の内側まで響いてくるBeautiful Monster。
フロアに光が射したような音がIn Colorsの世界観にもぴったり。

京都はTouching Distance、大阪はシャーロット、東京はBeautiful Monsterと3ヶ所とも一曲目が違ったのも新鮮だった。

ツアーファイナルということを抜きにしても京都より大阪よりずっと熱くて、
ARTのライブを東京で観るのは初めてだったんだけど、思いのほか激しくて
2曲目のTouching Distanceでダイバーまで出てたのにはびっくりした。
そのままDreaming of youが始まって、ますますフロアはヒートアップして熱を帯びていく。
最後の一音まで手を抜かず、完璧に描ききる戸高さん。
ギターソロのぐんぐんと加速していく様がほんとかっこ良くて痺れた。
Promised Landもギターの見せ場が多いけど、要所要所で入る藤田さんのドラムがバチっとはまっていて耳を奪われる。


戸高さん「こんばんは、ART-SCHOOLです。今日はIn Colorsツアーの最終日です。
最終日に木下理樹が殉職するぐらい燃え尽きて帰る所存でございます」

戸高さん「木下さん、近況は?」

木下さん「プロテインを飲んでます。ウエイトアップ用の」

戸高さん「ムキ下理樹になろうとしてるんですか?『こんな木下理樹は嫌だ。ムキムキである』」

木下さん「…今日は最終日だから言いたいこと言おうと思って。最後まで僕らの熱量が伝わればいいなと思います」

戸高さん「木下理樹が京都のデニーズでドリンクバーを頼み水を持ってきた日からいくつもの夜を越えて…
木下さん、今日はツアーファイナルですよ。MCはどこも酷かったですけど。ツアー中MCが上手くいったなって日はあったんですか?」

木下さん「札幌…」
戸高さん「札幌?」
中尾さん「言うと思った(笑)」

木下さん「俺はMCよりも音楽や歌で伝えたいと思っていて…伝えばいいなと思ってます」

木下さんのMCの中で一番印象的だったのがこの言葉だった。
木下さんのその言葉通りのライブだったなと思う。
演奏にも歌も伝えよう、伝えたいという気持ちが満ちていた。

次に演奏する曲のイントロをネタバレ気味に弾く木下さんに「手練れのARTファンがいっぱいいるんだからバレるよ」と戸高さん。

木下さん「ちょっと懐かしい曲を」

ウィノナライダーアンドロイドも歌詞の中に灯という言葉が入ってるけど、
今回のツアーでは光や色を連想させる曲を意識的に選んだのかな。
ローラーコースターはイントロそのものがカラフルで光に満ちていて、
ずっと聴いていたいきらきらのサウンド。Aメロの中尾さんのベースも好きだなあ。
FLOWERSのイントロでは木下さんが手拍子でフロアを引っ張っていく。


木下さん「…俺は見た」
戸高さん「…俺は見た。どうした?」

木下さん「スカートの色は何色だ…?俺は覚えてる、記憶の中のスカートが青かったことを」
戸高さん「何そのアントニオ猪木の詩の朗読みたいな」
木下さん「…仕方ないじゃん、記憶の中で確かに見たんだから」

スカートの色は青はライブで聴くとドラムとコーラスの存在感が増している曲。
1番と2番ではAメロのギターのフレーズ変化しているのも聴きどころ。


ここで「温かい拍手でお迎えください。UCARY & THE VALENTINEのUCARYちゃん」とゲストが呼び込まれる。
グレーのチェックの半袖ワンピースに身を包んだUCARYちゃん、大阪の時とは少しメイクも違ったのかな?お人形みたいな可愛さ。

UCARYちゃんが「お疲れさまです」って言って、これから歌うのに?って聞き返したら「ツアーお疲れさまでした」って。

UCARYちゃん「調子はどうですか?」
木下さん「俺?調子いいよ」

戸高さん「UCARYちゃんにはいつもイノセントな歌声をART-SCHOOLの音楽に添えてもらって。ありがとうございます」
UCARYちゃん「こちらこそありがとうございます」

光のシャワーは音作りも歌もより丁寧に、ひとつひとつの音を紡ぐように演奏されてた。
もやの中に太陽の光が射し込んでくるみたいなイメージ。ステージの後ろから光が伸びてたのが綺麗で、
不思議なギターの音色と合わさって非現実的な空間を作り出してた。

木下さん「UCARYさんは華がある……」
話に続きがあるのかと思ったらそこで終わってしまって静かな笑いに包まれる。

戸高さん「…確かに華はありますよ。なんで一言で終わらそうとしたんですか」
このくだりがツボにはまったらしく笑いをこらえられない様子の中尾さん。


木下さんとUCARYちゃんが掛け合いをするように歌うOK&GOではフロアが優しい空気が包まれていく。
UCARYちゃんの歌声が堪能できるYOU、後半の光が降り注いでくるみたいなギターの音に耳を奪われた。
フローズンガールはイントロのドラムひとつ取ってもポップで、
透明感のあるギターの音色も綺麗な曲。ギターソロがたまらなく好き!


またステージは4人体制に。
木下さんの「楽しんでますか?」の声に拍手で応えるフロア。

木下さん「今日は伝えたい事があって…」
戸高さん「伝えたい事がある割に喋らないですけど」
木下さん「曲に込めたり歌に集中してるからそんなに話さないでもいいかなと思いつつ、伝えたい事があるという事だけ伝えておきます」

戸高さん「春の曲をやります」

フリージアは今回のツアーで聴いてなおさらいいなあって思った曲。切ない曲調と歌詞がいいよね。

evil city/cool kidsのあのグルーヴ感はずっと無限にループしていたい心地よさ。
リズム隊の阿吽の呼吸は長年の信頼の賜物だと思う。

Tearsのサビ前でのドラムの連打がめちゃくちゃかっこ良かった…
藤田さんのずしっとくるドラムは4つ打ちでも軽くなりすぎないのがいい。

イントロのギターだけでフロアが湧くサッドマシーン。
ライブの終盤に向けてもう一段アクセルを踏み込んでいく感覚。

木下さん「まだまだ行けますか?」

real love/slow dawnは説明不要の鉄板曲。ライブの後に音源聴いたらすごく遅く聴こえるぐらい
ライブでは速い。歌メロを引っ張っていくギターのフレーズがまた秀逸。

ジェニファー '88は楽しそうに演奏しているメンバーの姿が印象的だった曲。
木下さんは前に出て演奏してて、まるでバンドを始めたばかりみたいで、観ていてぐっとくるものがある。

木下さん「盲目の少女がお母さんが手を叩く音を合図に歩いているのを見て、
なんて綺麗なんだと思ってそんな風に生き方をしたいと思った、そんな曲です」

明るいさっきの空気感とはがらりと表情が変わるロリータキルズミーではまたフロアの温度が上がってモッシュも起きてた。

藤田さんのドラムのカウントからAll the light We will see again。
アルバムの中でもメッセージ性の強いこの曲の歌詞には何度も泣かされそうになった。

戸高さん「あと一曲だけやらせて下さい」

短い言葉の後、ギターを掻き鳴らす戸高さん。本編ラストはスカーレット。
演奏や歌の一音一音に気持ちがこもっていて、木下さんのMCの通り、ステージから熱が放たれているみたいだった。

演奏を終えてステージを後にするメンバー。
姿が見えなくなると拍手がそのままアンコールの手拍子になる。


+++


しばらくしてアンコールに応えてメンバーが再び登場。

戸高さん「アンコールありがとうございます」

戸高さん「…木下さんはツアー終わったら明日何するんですか?」
木下さん「明日は寝る。あとは…プライベートな事なんだけど言っていいのかな…整体に」
戸高さん「プライベートっぽいから言っちゃダメな事でもないでしょ(笑)」

戸高さん「さっきスタッフに紙を渡されて…今年も木下理樹生誕祭やります!」

フロアから歓声が上がる。

戸高さん「めちゃくちゃ愛されてるじゃん(笑)10月13日、
場所はここ、リキッドルーム。そして何とオールナイトです。やれんの?」

木下さん「…まあ、昼に寝たりすればね」
戸高さん「何やるの?俺が掛け持ちしてるバンドでも呼ぼうか?」
木下さん「いくつ掛け持ちしてるんだっけ?」
戸高さん「4つですね」
中尾さん「知っとけよ(笑)」

戸高さん「俺は絶対生誕祭とかやりたくない」
木下さん「その日に俺は40歳になるんですよ。東京に来て20年だ」
戸高さん「じゃあ俺は15年ですね」

戸高さん「もう一度UCARYちゃん呼びましょうか」

何やらスマホで撮影しながら出てくるUCARYちゃん。
戸高さん「(自撮り棒みたいなのを見て)どうしたのそれ?」
UCARYちゃん「モバイルの会員の人が見れるらしいです」
戸高さん「スタッフに渡されたの?…不器用な人たちですね」

もう一度UCARYちゃんを迎えて演奏されたIn Colors、いつも聴いているうちにたまらなくなって視界がぼやける。
歌い終えてステージを後にするUCARYちゃんに温かい拍手が送られる。

戸高さん「俺明日からMONOEYESのツアーが始まるんでしっかり締めないと締まらないんですが」

木下さん「うん」
戸高さん「締める気あります?」
(中指を立てる中尾さん)

SWAN SONGは明るく爽やかでポップな音とは対照的に歌詞の中ではどうしようもない現実の中にも
光を見出して生きる姿が描かれていて。そのギャップがART-SCHOOLらしくていいなと思う。

アンコールラストはニーナの為に。イントロの中尾さんのベースから引き込まれていった。
揺れながら聴いていたら戸高さんも同じように体を揺らしてたっけ。

演奏が終わり、ステージを後にするメンバー。
それを温かい拍手で見送るフロアのお客さん。
メンバーの姿が見えなくなってすぐにまたアンコールの手拍子が始まる。


+++


アンコールの声に応えてメンバーがもう一度ステージへ。
感謝の気持ちを示すように手を合わせながら出てくる中尾さん。

歌詞が書かれているファイルを閉じて後ろに置く木下さんを見て「歌詞カード直した!」と戸高さん。

戸高さん「終わらせましょうか」
木下さん「今日はありがとう。全力でした」

正真正銘のラストはFADE TO BLACK。
持てる全てをぶつけるかのような演奏と歌。
最後床に崩れ落ちるように倒れこむ戸高さん。全身全霊の演奏だった。

演奏が終わり、フロアに感謝の気持ちを伝えながらステージを去っていくメンバー。
客電が灯って人が動き出すのが寂しく感じるような空間だった。

In Colorsの曲はその世界観をもっと深く表現して、過去の曲は今のバンドの音で更に輝きを増していて。
今回のツアーは特に色や光をモチーフにした曲が多く演奏されていたから開けていて、希望だとか未来だとか、
今までのART-SCHOOLだったら想像できないようなものも感じたりした。

大阪に続きゲストだったUCARYちゃんの歌声は柔らかくてさらさらとしていて木下さんの声とよく合ってたな。

端の方で観てたらステージの側で写真を撮ってたスタッフさんがお客さんと同じように
楽しみながら撮影をされていて、それも愛されてるバンドだなあって思えて嬉しかった。

ライブを観終えたばかりなのにもうすでにART-SCHOOLのライブが観たい。
In Colorsを経て次はどんな歌を届けてくれるのか楽しみになるツアーでした。


+++


2018.4.30
ART-SCHOOL Tour "In Colors" @LIQUIDROOM恵比寿 セットリスト

01.Beautiful Monster
02.Touching Distance
03.Dreaming of you
04.Promised Land
05.ウィノナライダー アンドロイド
06.ローラーコースター
07.FLOWERS
08.スカートの色は青
09.光のシャワー
10.OK&GO (w/UCARY)
11.YOU (w/UCARY)
12.フローズンガール (w/UCARY)
13.フリージア
14.evil city/cool kids
15.Tears
16.サッドマシーン
17.real love/slow dawn
18.ジェニファー '88
19.ロリータキルズミー
20.All the light We will see again
21.スカーレット

En.
01.In Colors (w/UCARY)
02.SWAN SONG
03.ニーナの為に

En.2
01.FADE TO BLACK

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# by pochi-17 | 2018-05-13 16:51 | Trackback | Comments(0)

ARABAKI ROCK FEST.2018 2日目

荒吐2日目はマイヘア(音だけ)→GLIM SPANKY(入場規制で入れず)→TOSHI-LOWさん弾き語り→
チャボさん→髭ちゃん→SHISHAMO(これも音だけ)→ピロウズでフィニッシュ。


+++


バスの時間読み間違えてCHAIちゃんが観れず、本命だけは外さずあとは食べながらゆるく楽しむことに。
お昼食べながらマイヘア聴いてたら熱さの相乗効果で溶けそうになった。
椎木さんめっちゃ早口だから何言ってるか分からないって自分で言ってたの、そうだね…って思った。

磐越のマイヘア終わりに花笠のGLIM SPANKYだったらgomesさんいるかな〜って
軽い気持ちで覗きに行ったら外まで人で溢れかえってて中には入れず音だけ聴く羽目に。。
演奏もかっこいいしレミさんの声が何より天性の武器だなあ。でもそこに甘えることなく磨いて極めていっててすごいなあ。


+++


大作戦ステージのTOSHI-LOWさんの弾き語りにアジカンのゴッチさんが出ると知って
途中から観に行ったらエセタイマーズの衣装で歌ってて。
2人で少し政治の話もしてたのかな、ネットに書いていいのかわからない話とかも。
これも人がすごくてよく見えなかったんだけどその前には9mmの卓郎さんも歌ってたみたい。
その後にはチャボさんまで出てきてびっくりした。ふたりで空に向かって清志郎さんの曲を歌っていて、
こんなサプライズライブがあちこちであるのも荒吐の魅力だなあって。


+++


花笠で髭ちゃんの前の出番がチャボさんで、髭メンへのプレッシャーを想像してなぜか緊張。
チャボさんは新しく組んだSoul Matesというバンドでの登場で、
アコギ、アップライトベース、サックス(曲によってクラリネット)という変わった編成。
こんな明るい時間にライブをする機会もないのか、こんばんは!って二回も言って言い直すチャボさんがお茶目だった。
おそらく荒吐では平均年齢が最年長で外に出たら干からびるって笑わせた後に
バンドのメンバーを紹介して、ロックンロールに引退はないって話していたり。

ボブディランのカバーを歌う前には、来日するって言ってても前日になるまで分からないなんて話も。
演奏もさすがで、最後は清志郎さんの雨上がりの夜空にをみんなで歌って盛り上がって良かった。


+++


仙台まで飛んだ理由が髭ちゃんの15周年記念ステージ。

ゲストに長岡さん、CHAIちゃん、そしてGLAYのJIROさんという、
JIROさんの影響で髭にはまった私にとってこれ以上ないぐらいの夢の共演。

袖ではピロウズの真鍋さんが見てて、リハ前にJIROさんのアンプが出てきた時からほんとにJIROさんが来るんだって実感が湧いてきて。
髭ちゃんや長岡さんは自分達でセッティングしてたけど、JIROさんはローディーさんが音出ししてた。
サウンドチェックの時、ずっと後ろにいたカップルが長岡さんが本物か別人かっていう押し問答をしていて笑いそうになったな。
フォロワーさんも隣にいてくれたおかげで無駄に緊張することなくライブに臨めた。

須藤さんは前がスカーフみたいな柄で後ろは黒のシャツにグレーのスウェットパンツ、黒のスニーカー、
斉藤さんは紺色のトップスに黒のパンツ、宮川さんは赤っぽいストライプのシャツに
黒のパンツとハット、コテさんは赤いTシャツにデニム、謙介さんはビヨーク?のTシャツだったかな。
ガタリでもおなじみの長岡さんはストライプのつなぎにデニムっぽいキャップを
後ろ向きにかぶって、フライングVを弾いててなんてお洒落なの…と。


そのままリハが始まって、リハではいつもの髭ちゃんで新曲の謝謝と黒にそめろを本番さながらのテンションで歌ってて。
謝謝は初めて聴いた日から大好きな歌。心の弱い部分を包みこんでくれるような優しい歌。
前の方はゲストのお客さんも多かったのかリハの時点では手を上げる人もまばらで、余計に髭ちゃんのライブを盛り上げたい!って思った。

大体時間通りだったのかな、SEが鳴るといつもとは違うライブが始まるっていう緊張感があった。
コテさんはトラメガを持ってアメリカの国旗柄のヘルメットをかぶってる。これは…!と思ったらMR.アメリカ始まりで
宮川さんとコテさんがぐいぐい煽って最初からモッシュが起こるぐらい盛り上がってて嬉しかったし、
いつもより盛り上げないと!っていう謎の使命感に駆られたりもした。

揺らいだギターの音にピンときて斉藤さんの方を見たらやっぱりもっとすげーすげー。
この曲の斉藤さん、いつもというかいつも以上に自由に楽しんでてこっちまで楽しくなっちゃう。

打って変わってダークな雰囲気になって、聴こえてきたのがミートパイフロムロシアのイントロで度肝を抜かれた。
この曲をアルバムのツアー以降聴いた記憶がないんだけど、まさかここで出してくるとは…!
あえて髭ファンじゃない人もいるであろうフェスで演奏するなんてやるなあって思ってたら。


須藤さん「ここで1組目のゲストを紹介しようかな?紹介しちゃうよ?GLAYのJIROさん!」


JIROさんどんな感じで出てくるのかとドキドキしてたらミートパイフロムロシアの途中で降臨するというまさかの展開で変な声出た。
しかも呼び込まれたJIROさんを迎える須藤さん、手を広げてハグ待ちしてるっていう。
JIROさん一瞬ためらったようにも見えたんだけどちゃんとハグしに行ってて脳がキャパオーバーで終了……。
ちなみにJIROさんは髭ちゃんのアニバーサリーT(黒)にデニム、スニーカーというお衣装でプレデタのリスバンを着けてた。
ループして演奏していた曲の間奏、ベースソロではJIROさんがバキバキのベースを鳴らしていてカッコ良かった!音もいつもより歪ませてたのかな?
JIROさんがベースを弾いている間は宮川さんはギターに持ち替えてたんだけど、宮川さんギター弾いてるところ初めて見た。

盛り上がりを見せる中、ロックンロールと五人の囚人へ。
JIROさんは左手の方を見つつもがっつり頭を振ったりステップを踏んだり激しいパフォーマンスで、
JIROさんはいつも宮川さんが弾いてるフレーズを完コピしてお客さんのことも煽ったりして。あれだけパフォーマンスしてても音がブレないのがすごい。
演奏しながら宮川さんと何か言葉を交わして二人で笑い合ってて、なんて幸せな空間なんだろうって。
斉藤さんもJIROさんの方に歩み寄って、JIROさんは謙介さんともアイコンタクトをしたり、みんなで笑いながら演奏してて最高しかなかった…。

2組目のゲストとして長岡さんが呼び込まれて、須藤さんがJIROさんと亮介が
どんな会話をするか俺は聞きたい!って言い出したんだけど2人は笑ってるだけで喋らず。

JIROさんからは「15周年おめでとうございます!」という言葉が聞けて嬉しかったな。
JIROさんが髭ちゃんのTシャツ着てるの見るだけで幸せだった。

JIROさんすごくテンション高くて楽しんでるのが伝わってきて、ネヴァーランド・クルージングの時だったか
須藤さんがよくやる腕組みしてリズム取るポーズを真似してニコニコしてたのかわいすぎたんですが…
それにしてもステージの上には髭ちゃん、JIROさん、長岡さんがいて目がひとつじゃ足りなかった。

ネヴァーランド・クルージングの曲終わりでJIROさんがステージを後にして宮川さんがベースに戻った髭ちゃん+長岡さんの編成に。

イノセントでは須藤さんが君の裸を想像してって歌詞に合わせてシャツのボタンを外し始めたり、
君ってとてもイノセントって歌詞をじっと目を合わせながら歌ってくれて普通に照れたよね…
客席にダイブしたり、かと思えばマイクのシールドを首に巻きつけてマイクを垂らすから首絞まっちゃうよ!ってヒヤヒヤした。
須藤さんがお客さんの方に身を乗り出してダイブしてる間、長岡さんはコテさんの所にある
緑の棒みたいな楽器?をぐるぐる回して遊んでて、こっちはこっちで自由だった。笑

須藤さん「荒吐のバックヤードはお酒が飲み放題だから、みんなにも何か奢ってあげたいよ。
例えばテキーラなんてどうかな?帰りに仙台で俺がテキーラ配ってるかもしれないよ?」

いつものように須藤さんがテキーラの前奏で色々と語り始めて(須藤メンバーがどうとかそれメディアで使えないやつ!)、
荒吐はタイテ厳守だから宮川さんが曲行け!みたいに須藤さんを急かしてて、
その間ずっとドラムを叩き続けてる謙介さんの汗を拭いてあげるっていう。

そんなテキーラの2番は長岡さんが歌っていて、歌う人によってがらっと雰囲気が変わって面白い。
長岡さんが歌うとGATALIっぽいアーバンな空気感になる。長岡さんは斉藤さんとふたり並んでギター弾いてた。

長岡さんはこの間の野音でCHAIちゃんと共演したらしく、その時に長岡さんがギターのストラップを忘れて
CHAIちゃんに借りて、アラバキではピックを忘れて須藤さんに借りたんだそう。笑

長岡さんが「髭は5本の指に入る好きなバンド」って言ったら須藤さんが「ペトロールズは3本の指に入るよ!」って。
その返しすごい須藤さんっぽいって思ったんだけど相思相愛で和んだ。

長岡さんがステージを後にして最後のゲストはCHAIちゃん。
ピンクのお揃い衣装で並んで立ってる姿は写真で見てたイメージよりずっとかわいかった!

CHAIちゃんには初めて会った時、20歳ぐらい下なのに「やばーい!すごーい!かわいい!」と
言われたそうで、お客さんからもかわいい!って声が飛んで「それって僕がNEOかわいいってこと?」って。
正解!女子と張り合って負けてない須藤さんすごいな…。CHAIちゃんとはどの曲をやるんだろうと思ったら
須藤さんが「全然リハーサルとかしてこなかった!まあ嘘だけど」っていつもの須藤節が。

「すごく簡単な曲!BABYが2回、HOHOが2回、その後LALALAだけだから!」と、
これまた何年振りか思い出せないぐらい久々のオニオンソング…!
これがCHAIちゃんの雰囲気にぴったりで、途中CHAIの曲を織り込んだりしていて粋だった。
もちろんお客さんも湧いてたよ。須藤さんはこの曲ではアコギを弾いてた。

ライブの最後はまた髭ちゃんだけのステージになってAcoustic。
後ろまで人がいる花笠のステージで演奏する髭ちゃんを観てたら続けてくれた感謝と
嬉しい気持ちでいっぱいになった。髭ちゃん15周年おめでとう!ありがとう!
仙台まで飛んで本当に良かった。最高に幸せな時間だった!


髭 セットリスト
(サウンドチェック)
謝謝
黒にそめろ

01.MR.アメリカ
02.もっとすげーすげー
03.ミートパイフロムロシア w/JIRO
04.ロックンロールと五人の囚人 w/JIRO
05.ネヴァーランド・クルージング w/JIRO&長岡亮介
06.イノセント w/長岡亮介
07.テキーラ!テキーラ! w/長岡亮介
08.オニオンソング w/CHAI
09.Acoustic


+++


髭の後は髭友さんとも久しぶりに再会してお話できて嬉しかった。
そのままアラハバキに移動してSHISHAMOを聴きながら夕飯。
そんなに詳しくないのにほとんど知ってる曲でTVの力ってすごいなって。


アラバキ2日間の締めくくりに選んだのはピロウズ!
アラハバキのステージには花道みたいにせり出してる所があって、
真鍋さんもさわおさんもそこで演奏してたのかっこ良かったな。

ピロウズは結構前からこれもJIROさんの影響で聴いてるけど、
大人になってから聴くと昔とは違う部分の歌詞が刺さって何度も泣きそうになった。
そこまでピロウズは詳しい訳じゃないんだけど、知ってる曲の中でも好きな曲を色々と聴けてそれが全部良くて。
常連さんも多いのか、お客さんの一体感とかメンバーとの雰囲気がすごく素敵だなあって。

お客さんとの距離感も近くて、今年はアラハバキのステージだけど(人気があるのかないのか!って)
来年はピロウズもアニバーサリーイヤーだから…来年だれか何周年だっけ?という話をするさわおさんに
即「スカパラ!」って声が飛んで、スカパラかあ…ってちょっと落ち込むっていう。
あとマネージャーさんがプレデターズのタオルは持ってきたのにピロウズのタオルは忘れてきたって
さわおさんがステージの上で真っ白なタオル広げてて笑った。
さわおさんは初日のプレデターズ、テナーのゲストと3ステージで今年はアラバキを楽しんでると思ったら
9mmの卓郎さんは今年6ステージで数で負けたから質で勝負する!って言ってたのもさわおさんらしくておかしかった。
袖では須藤さん(とJIROさん?)も観てて、髭ちゃん達がアラバキを楽しんでるのもまた嬉しかったな。


アラバキの楽しさは噂には聞いていたけど、自然に囲まれたロケーション、
おいしいご飯と豪華なステージばかり、スタッフさんも素敵でまたいつか行きたいフェスが増えました。
あまりにも幸せな時間で、ここはこの世の楽園かな…?って本気で思ったぐらい。
2日間、細美さんが話してたとおり日常の色んなことを全部忘れて自由だった。楽しかった!
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# by pochi-17 | 2018-05-13 16:43 | Live | Trackback | Comments(0)

ARABAKI ROCK FEST.2018 1日目

行ってきましたARABAKI ROCK FEST.2018。
今までずっといいなあって思ってた憧れのフェスで大好きな髭ちゃんの
15周年ステージがあって、そこにこれまた大好きなJIROさんがゲストで参加するという
なんとも夢みたいなことが実現して居ても立っても居られなくて。

荒吐1日目はOA(アキレスと亀)→MONOEYES→THE PREDATORS→the HIATUS→
BIG BEAT CARNIVAL→武藤ウエノ50生誕祭→浅井健一&THE INTERCHANGE KILLSという感じで。

雲ひとつない快晴の荒吐1日目。
7時のバスチケットを取って7時過ぎに出発して8時半ぐらいに着いたのかな。
その時点でもうかなり陽射しが強くて服の上からもじりじりと熱を感じた。
エコキャンプ側入口の前で待機すること約1時間弱、10時に列が動き出す。
物販やブースにも惹かれつつ、前乗りした一番の理由がMONOEYESのステージだったから陸奥ステージに速足で進む。
地図で見ると近いように見えたけど、結構距離があって歩いてるうちにどんどん暑くなってきた。
会場内には八重桜かな?ピンク色の花が咲いていて、春の名残がまだそこにあった。
陸奥ステージにたどり着くと両端のブロックなら最前空いてたから迷わず上手へ。
もう先客はいるだろうなって思ってたから嬉しい誤算…!
それにしても時間が経てば経つほど気温が上がってきて目の前にいるスタッフさんが真っ赤になってて。

OAは福島の若い3人組で、曲もいいし大きいステージで演奏できるのが楽しくて仕方ないっていうのが伝わってきて応援したくなった。
袖で仲間が観ていたのか時折嬉しそうな笑顔を見せていて、頑張って!っていう親戚のおばちゃんみたいな気持ちに。


+++


MONOEYES セットリスト

1.Free Throw
2.Cold Reaction
3.My Instant Song
4.When I Was A King
5.Roxette
6.Get Up
7.Two Little Fishes w/TOSHI-LOW
8.Run Run
9.明日公園で
10.Borders & Walls


+++


お昼休憩を挟んで初日もうひとつのお目当てのTHE PREDATORS。
MONOEYES終わりでそのまま居座る選択肢もあったけど一旦離脱して後ろで楽しむことに。

いつものSEに乗ってメンバーが登場すると大きな歓声が上がる。
JIROさんはアラビアンダンスTにデニム、スニーカー、サングラスというラフな服装。

一曲目のLIVE DRIVEで、うおー!みたいな口して煽るJIROさん。最初っから楽しくなっちゃってぴょんぴょん飛び跳ねながら聴いた。
TRADEはさわおさんの声質によく合ってるな。TRIP ROCKではギターのフレーズで合いの手みたいにみんなの手が上がる。
Crazy Babarをフェスでやるのいいな。JIROさんが演奏中、後ろの方までしっかり見てるのに気付いた。
ベースのイントロからMonster in my head。プレデタの曲はどれもシンプルでノリやすい。この曲のサビ前、高橋さんのドラムがいい。

JIROさんがサングラス外しただけで叫び声が上がってて、さすがスターだと思った(そういうわたしもグレオタだけど)

MCではさわおさんがメンバーに話を振る場面も。

JIROさん「テントとかいっぱいあっていいね。楽しんで!」

高橋さん「日に当たるとダメなんですよ。紫外線アレルギーで。意外と繊細なんですよ。今日は楽しんで行ってください」

さわおさん「音楽好きのみんな、俺たちプレデターズ、仲良くしようぜ。3000年前から伝わる呪文、Arabian dance」

アラビアンダンスの間奏カッコよかったな。そのままの流れで演奏されたGod Gameのグラムロックっぽい雰囲気も好き。

ROCK'N'ROLL LAY DOWNもドラムからなだれ込むようなサビが痺れた。
ガラッと空気を変えるポップなNightless City、ドラムに圧倒されて一瞬で駆け抜けていくHurry up! Jerry!と次々と曲が演奏されていく。

爆音ドロップでは3人が高橋さんのドラムを三角形の頂点にして向かい合って演奏していたのが印象的だった。
上手の袖からさわおさんにツノツノ帽が手渡されて最後はWILD TIGER。
フェス会場がライブハウスになったみたいな熱さでライブが終わる。
JIROさん、帰り際にGLAYのリーダーがよくやるyesのポーズをして去って行ってて、楽しんでライブしてたのが伝わってきた。


THE PREDATORS セットリスト

LIVE DRIVE
TRADE
TRIP ROCK
Crazy Babar
Monster in my head
Arabian dance
God Game
ROCK'N'ROLL LAY DOWN
Nightless City
Hurry up! Jerry!
爆音ドロップ
WILD TIGER


+++


the HIATUS セットリスト

1.Clone
2.Geranium
3.The Flare
4.Unhurt
5.Sunset Off The Coastline
6.Radio
7.Insomnia
8.紺碧の夜に
9.Silver Birch


+++


そのまま磐越にとどまってひと休み。
BIG BEAT CARNIVALは映画音楽をフィーチャーしたセッション。ベンジーさん、Birthdayのチバさん、BRAHMANのTOSHI-LOWさん、トータス松本さん、バインの田中さん、エゴのよっちゃん、KEMURIのふみおさん、陣内孝則さんと豪華メンバーでの一夜限りの共演でした。真っ赤な衣装で登場してルースターズの恋をしようよを歌う陣内さんのパフォーマンスがめちゃくちゃ派手で良かったし、よっちゃんが歌うThe Roseもあまりにも素晴らしくてため息が出た。。


+++


陸奥のテナーに後ろ髪を引かれつつ、移動距離に心が折れて花笠の武藤ウエノ50生誕祭に。
療養中の武藤さんの代わりにフラッドの佐々木さんやエゴラッピンなど武藤さんを慕うメンバーが集結していて、
ウエノさんは「武藤さんより良かったんじゃない!?」なんて言っていたけど、ふたりの人徳だなあと。
エゴラッピンのよっちゃんはほんとに小柄で、どこにあんなパワーを秘めているんだろう。
お客さんひとりひとりの目をぐっと見据えて、煽るでもなくお客さんの心を掴んでいってたのがすごいなって。
艶っぽさもあり、力強さもあり、あどけなさもあってよっちゃんの声はほんと魅力的。

ウエノさんがメインボーカルで歌う一幕もあって、声が裏返っちゃっても笑わないで!ってハードルを下げてから歌ってたのお茶目だったな。舌をぺろっと出しながら歌った後、バンドの中でボーカルが一番偉い!っていう結論になってたのも笑った。
ウエノさん歌って「気持ちだけは伝わったでしょ!?」って。

フラッドの佐々木さんが出てきた時、ウエノさんの話の流れで「どうも偉い人です」って言ってて、飲み終わったビールの缶を投げ捨てるウエノさん。笑

そんな佐々木さんはウエノさんと飲みに行った時に「お前が一番いい時と一番悪い時に助けてやるよ」ってウエノさんが言ってくれて、だから今日は俺が助けに来ましたって。
ホールがハート型になってるかわいいアコギを弾きながら歌う佐々木さんの声はやっぱり無二だった。

堀江さんはハイエイタスを抜けてから全然観れていなかったんだけど、やっぱり素敵な鍵盤弾きでした。
久しぶりにジャンプしながら弾いてる姿を見て懐かしかった。あと楽しそうにお客さんのことを見ながら弾いてくれたり。

堀江さんがウエノさんと話す時の口ぶりもハイエイタスの頃を思い出させる感じで、
堀江さんが「歌ったらモテるよ」って言ったらウエノさんが「練習しようかなあ…」って。
ハイエイタスで歌えば?って言われて「あんなに歌の上手い人がいるところで歌えない」と。
何の話だったか、ウエノさんが「あんた言い訳と反省だけは上手いんだから」って堀江さんのことを評してたの笑った。

リハでは革ジャンにスキニーだったのが本番ではジャケットに艶のあるシャツとネクタイで、佐々木さんに50の人はこんなシャツ着ないですよ」って言われて「あつらえてきた」って話してたウエノさんがお茶目だった。

ずっとタバコのステージに出てきて、今年やっと名前の付いたステージに出れることになったのに武藤昭平が病に倒れまして。
一時は出れるのかと思ったんですが色んな人に助けてもらって。こちらは楽しいライブですがあちらはもうすぐ消灯の時間でございます」と笑わせたと思ったら、
「皆さんの声が武藤昭平への力になります」って話していたり、音楽でもお喋りでも楽しませてくれたステージだった。


+++

1日目の締めくくりは浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS。
浅井さんは通ってこなかったから初めてライブを観たんだけど(中尾先輩の別現場の偵察という名目で)、
スリーピースと思えない分厚い音で、最初ベースから始まってセッションみたいに曲に行ったのもかっこ良くて痺れた。
中尾さんのベースは妖しい色っぽさもあって、ART-SCHOOLの時ともCryptcityの時とも違って新しい魅力を発見した。コーラスもしてたしね。
いつもはラフな服装だけどこの時は黒のジャケットにシャツでビシッと決めてて、でも足元はコンバースみたいなスニーカーで外してて。
中尾さん側の前の方で観てたから浴びるように低音に痺れてたまらなかった!
周りにいた人も「ベースがやばい」とか「ベースかっこいい」って話してて、でしょ!?って言いたい気持ちをぐっと抑えながら会場を後にしたのでした。


+++

後半のふたつは予定を変更して観たけどどっちも良かった!
好きなバンドをたくさん観ることができて幸せすぎて1日目にしてすでに満喫した感があるけど
2日目はファン歴20年のGLAYのJIROさんと同じく11年の髭ちゃんが荒吐のステージで
共演するという昇天モノの信じられないビッグイベントが。。続きます!
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# by pochi-17 | 2018-05-13 16:34 | Live | Trackback | Comments(0)

ELLEGARDEN復活

ELLEGARDEN復活。

18時、Twitterを眺めていた時に突然飛び込んできたニュースに目を疑った。

音楽情報サイトのツイートで、何かの間違いじゃないかと思って見てみるとリツイートしてたのは高橋さんで、
その後にスコットさんもツイートしていて、すぐにELLEGARDENの公式サイトに飛んだら新しいアー写がアップされていて。
ライブが3本決まっていることは把握できたんだけど動揺がすごくて手も震えるし涙も出てくるし。

思い返せば布石は色々とあった。

活動休止からちょうど10年、今年はthe HIATUSもMONOEYESもアルバム作らない!って細美さんは去年のうちから話してた。
今年の2月に太陽と虎の松原さんが「昨日タイトラ事務所にまた粋なバンドから嬉しい連絡があった」とツイートされていた時、私が真っ先に思い浮かべたのはELLEGARDENの復活だった。
高田さんがTwitterでファンと揉めてたのもELLEGARDENに関するツイートがきっかけだった。
高橋さんも今はPREDATORSでの不定期の活動とソロのセミナーやイベントが多かったし、ついこの間はブログに昔話を綴ってた(本人ははぐらかしてたけど)。

それでも、期待してそうならなかった時のことを想像してすぐに頭から追い出して考えないようにして。
でも2018年5月10日、ELLEGARDENの復活は現実になった。
18時ちょうどに更新された細美さんのブログのタイトルは「ただいま」。

現時点で発表されているライブは3本。
正直なところ、チケットが取れる気はしない。
もしチケットが取れなくても、本当はすごく行きたいけど、ELLEGARDENの4人が同じステージに立つという事実だけでしばらくは生きていける。
生きていればきっとまた会えるんだと思う。10年間行きていたからこそまた会えるチャンスが巡ってきたんだから。

またステージに立つ4人に会えたら、10年間という月日が経ったなんて嘘みたいにあの頃に戻れるんだろう。
お互い10年分歳をとったけど、今でもELLEGARDENの音楽は少しも色褪せてない。
これからどんな景色を見せてくれるのか、どんな音楽を届けてくれるのか、まだ実感は湧かないけどワクワクしている自分がいる。

細美さんがただいま!って言ったらどんな顔してステージを眺めるんだろう。
笑いながらぼろぼろ泣いて、ぐしゃぐしゃの笑顔なんだろうな。

でも、ELLEGARDENの復活を誰よりも願って待ち望んでいたのは細美さん自身だと思う。だからこそ、余計に嬉しい。


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# by pochi-17 | 2018-05-10 21:46 | ELLEGARDEN/theHIATUS | Trackback | Comments(0)

2018.4.13 ART-SCHOOL@梅田シャングリラ

4月13日、梅田シャングリラであったART-SCHOOLのライブに行ってきました。
先月の磔磔ライブがすごく良くて、大阪も期待していたけど期待以上に良かった。
忘れてしまわないうちにレポとも呼べない自分用のメモを。
ツアー中だけどネタバレ全開なのでこれから参加される方はスルーして下さい。。

+++

シャングリラに行くのはちょうど一年ぐらい前のART-SCHOOLのライブ以来。
地下道が閉鎖されて、途中まで地上の仮歩道?を歩いた先が元の地下道に繋がってた。
ライブハウスの隣にあった駐車場は工事中で何かが建つみたいだった
コインロッカーは中に20個ぐらいあるのかな?この日はクロークも。
中に入ってこんなにステージ近かったっけ?って驚いた。横幅が広いからそう思うのかな。
番号遅かったから4列目まで埋まってたけど十分近い。フロアとステージの距離もないしね。
下手側は背の高い男性が多かったし上手に。開演までのBGMは誰が選曲してるんだろう。
開演時間の19時が近づいてきてサウンドチェックが始まり、5分押しぐらいで客電が落ちる。

いつものようにエイフェックスツインのSEが流れる中、上手側からメンバー登場。
中尾さんは紺色に赤いストライプのシャツとパンツのセットアップ、藤田さんは黒のTシャツ、
木下さんは物販の赤いスウェットにワルシャワの薄い青のキャップ、ゆるめのパンツ、
戸高さんは木下さんと色違いで白のスウェットに黒のサルエルパンツだったかな。

木下さん「大阪に戻ってきましたART-SCHOOLです」

磔磔とは曲順が変わっていて一曲目はシャーロット。少しずつ熱を帯びていくステージにすぐ惹き込まれていった。

曲前に戸高さんが鳴らしたギターの音で次の曲がTouching Distanceだって分かった。
音源で聴くと歌詞が刺さって何度もぐっとくるけどライブで聴くと演奏がカッコ良くて、背中を押してくれる力強さがある。

Dreaming of youのAメロBメロの鉄壁のリズム隊とギターソロはほんと最強。
ソロ終わりの掻き鳴らすところ、尋常じゃない速さでただただ圧倒される。。
ギターの音にエフェクターをかける最後の部分まで完璧に再現されているのに戸高さんのこだわりを感じた。
どんどん加速していくようにPromised land。すでにライブ終盤みたいな熱気をステージから感じる。


戸高さん「こんばんは、ART-SCHOOLです」
木下さん「大阪は久しぶり?」

去年のBサイドベストツアー!って言いたいところだったけど言えず、
首を振ってたら戸高さんが「何?去年も来た?」って。

木下さん「今日は大阪弁を喋っていきたい」
戸高さん「それ聞いたことがないから俺も聞いてみたい」
木下さん「大阪に友達いないから(大阪弁を喋る事がない?)バンドやってる友達はいるけど」
ほんまやな?とか何とか、ふわっとした大阪弁を喋ってたような。


Beautiful Monsterは中尾さんのベースの低音と戸高さんの透明感あるギターの音の対比がいい。一時期ずっと聴いてたぐらい大好きな曲。
そのままローラーコースター。この2曲の流れたまらない。木下さんと一緒につい口ずさみたくなる。
耳でつい追いかけてしまうキャッチーなギターのフレーズも歌詞の世界観もいいなあ。

FLOWERSだったかな、イントロで木下さんが自分から手拍子を始めてフロアのみんながそれに応えて。
今まであんまりこんな光景見たことなかったからびっくりしたけど楽しんでライブしてるのが伝わってきた。

スカートの色は青はライブハウスの中に風が吹くみたいな爽やかな曲。
大好きな音楽を浴びるように聴いていると心が浄化されていく。


戸高さん「最近木下理樹の尖ったナイフがなくなってきてるんじゃないですか?」
木下さん「もう40だから…」
戸高さん「尖ってて下さいよ。ART-SCHOOLってバンドやってるじゃないですか」
木下さん「ART-SCHOOL(笑)」
戸高さん「喋ってても安パイな方に行くし」

戸高さん「彼女は死んだ…何人彼女死んだんですか。注射器も何本も…彼女は太陽…
たまにライブ終わってひとりになった時に言い過ぎたかなって反省するんですよ」

木下さん「そんな事ないよ、みんなの事大好きだよ。いいライブをしようと思って…」
戸高さん「いいライブをしようっていうのは伝わってきますよ」
木下さん「いいライブにしようと頑張って…頑張ってっていうのは違うかな」

昨日べろべろに酔っ払った親父に何か言われたみたいな話もしてたけど忘れちゃった。
大阪ライブの前乗りの時はいつも実家に寄ってるのかな。


この日はUCARY&THE VALENTINEのUCARYちゃんがゲストとして招かれていて、
木下さんが「拍手で迎えてあげて下さい」と呼び込む。
グレーのチェックワンピ姿のUCARYちゃんかわいかったなあ。

ここからのパートはUCARYちゃんがコーラスとして参加。
磔磔の時は中尾さんと戸高さんがコーラスしてた光のシャワー。
木下さんの声の繊細な部分と、丁寧に紡がれる戸高さんのギターの音色にUCARYちゃんの声が重なって綺麗だった。
ギターソロの轟音がほんとに美しくて、轟音があんなに美しいと思ったのは初めてだった。
UCARYちゃんが歌い始めた時、あっ…という感じで歌うのをやめた理由は後のMCで明らかになることに。

OK & GOは木下さんとUCARYちゃんが掛け合うように歌っていて、子供の頃と現在を行き来してるみたいな
不思議な雰囲気になってた。最後の藤田さんのドラムが迫ってくるところに耳を奪われる。


戸高さん「コーラスやってるのに木下さんが歌詞間違ったら困るよね」
UCARYちゃん「そんなことないです!」
戸高さん「優しいね」

木下さん「UCARYちゃんと初めて会った時は19だったっけ」
UCARYちゃん「もうアラサーなんですよ。26…」
戸高さん「そうか…大人になったねえ」
木下さん「26か…いいね」
戸高さん「何あわよくばみたいな(笑)」

UCARYちゃん「今日、阪急のビッグマンの前で肌チェックやってたの知ってます?三角だった…」
戸高さん「結果が丸三角バツみたいなこと?」
UCARYちゃん「ううん、肌の表面が三角で…生まれ持ったものだから両親に感謝しなさいって」
木下さん「…楽しくなってきたー」

戸高さん「前のアルバムの曲を。前の前か。結構曲作ってるなあ」
木下さん「作ってるねえ」

YOUのコーラスはUCARYちゃんの無垢な声がよく似合う。
曲の後半のギターフレーズが光が降ってくるみたいな音色でとても綺麗だった。

戸高さん「雪の姫…あんまり上手いこと言えなかったですね。ツアーで初めての曲を」とフローズンガール。
キラキラしていて瑞々しさを感じる爽やかな曲調にUCARYちゃんの声がアクセントになってポップさが増してた。

UCARYちゃんパートはここまでで、温かい拍手に見送られまた4人だけのステージに。

戸高さん「一気におじさん4人になっちゃいましたね」

木下さん「華麗に加齢(華麗?)をしたいと思ってて…
アイススケートとかすごいよねえジャンプ力が…カーリングとかも…」

木下さんの突拍子もない話にフロア中が「??」ってなってた。笑

木下さん「そういえばオフィス北野はどうなったの?」
戸高さん「事務所辞めたんじゃないですか?」
木下さん「その後どうなったの?」
戸高さん「知らねえよ(笑)」
木下さん「地方にいると情報が入ってこないからさ」
戸高さん「別に地方だからって入ってこない訳じゃないでしょ」
木下さん「SNSとか見ないからさあ。東京にいるとTV見るから」
戸高さん「東京じゃなくてもTV見れるじゃないですか」
木下さん「ホテルにいるとあんまりTV付けないからさあ」

木下さん「春が来て…」
戸高さん「ここで俳句読むんですか?五七五の?」
木下さん「春の…」
戸高さん「春のパン祭り?」
木下さん「(聞き取れないぐらい小さな声で俳句を詠む)」
中尾さん「普通(笑)」

みんな笑ってそのまま曲に。このくだり最高だったな。
フリージアのギターソロからサビに入るところいいなあ。この曲も音源よりライブの方がバンド感があっていい。歌詞もいいよね。

木下さん「このままじゃ終われないんで、新作からevil city/cool kids」

この曲はライブでの化け方がすごい。低音の鬼みたいなベースにずしっと重いドラム、
透明感と歪みが絶妙なバランスのギター。カッコいい以外の言葉が見つからない。

Tearsみたいな4つ打ちは分かりやすくてフロアのノリもいい。
目が醒めるようなサビ前のドラムの連打、耳に残るギターのフレーズにフロアが熱くなっていく。

戸高さん「ここから激しい曲になるけど付いてきて」

サッドマシーン聴けたのもテンション上がった。木下さんの心の叫びみたいな歌い方と歌詞は
いつも聴いてると心がぎゅっとなる。でも不思議と演奏が終わる頃には前を向く力をもらえてる曲。

real love / slow dawnでは戸高さんが前に出てこれでもか!というぐらいギタープレイを浴びた。
ライブの定番曲ではあるけど、カッコいいから何度でも聴きたい。

ジェニファー '88はライブハウスに光が満ちるような明るさがある曲。
間奏で戸高さんが木下さんに近付いて、それに気付いた木下さんが戸高さんの方を向いて
2人笑顔で演奏していて、それを後ろの藤田さんも優しい表情で見守っていてすごくぐっときた。
15年前の曲を今でもこうして演奏できるって素敵だよね。

木下さん「新しいアルバムの曲を中心にやってて光をイメージした曲が多いんだけど暗い曲もやります」

ロリータ キルズ ミーの時、今まで何してたの?っていうぐらい急に男子達が突っ込んできた。
初期衝動みたいな荒っぽさとか、疾走感が色濃い曲で自然とフロアも熱くなる。

All the light We will see againが演奏されるとライブも終わりに近付いてるんだなって少し寂しくなる。
この曲は音源で聴くよりライブの方が力強くて生命力が宿っていて迫ってくる感じがある。

戸高さん「あと一曲で終わりです。みんな気を付けて帰れよ。ART-SCHOOLでした」

ギターを構えて一瞬の静寂の後に掻き鳴らされたのはスカーレットのイントロ。
最初のオオオーのとこ、歌った方がいいのか歌わない方がいいのか迷う。お客さんが歌ってた時もあったよね。
エモいって言葉あんまり好きじゃないんだけどこの曲のエモさは絶品だと思う。

演奏を終えてメンバーがステージを後にすると拍手がそのまま手拍子に変わっていった。


+++


しばらくして、再びメンバーがステージへ。
木下さん「アンコールありがとうございます」

アンコールは再びUCARYちゃんを呼び込んで。
物販の赤スウェットに着替えていて爺のバッジも着けてて。
「私が着てるのはSサイズだから参考にして下さい」とUCARYちゃん。
木下さんとUCARYちゃんの服がお揃いなのを見た戸高さんが「林家ペーパー子みたい」って。笑

UCARYちゃんが着けていた太陽の塔ネックレスに気付く戸高さん。
今日太陽の塔を見に行ってきたらしく「サイケデリックでした?」と。
木下さんとUCARYちゃんは話す時のテンションが近くて、
二人の会話は宇宙が見える感じだった。ギャラクシーを感じる…

MCでちょこちょこ大阪弁を喋る木下さんに「回収しようとしている」って戸高さんから突っ込みが。
戸高さんも大阪弁っぽい言葉を発してたけど博多弁?と大阪弁ってイントネーション似てるよね。

アルバムを聴いている時にいちばん刺さったのはTouching Distanceだったけど、
ライブで聴いていちばん沁みたのはIn Colors。真っ赤な光に包まれて幻想的な空間だったな。
底まで沈んだ人にしか書けない歌を歌っていた木下さんが光を見出して歌えるようになるまで、
どれほどの葛藤があって自分と向き合ったんだろうと思うと泣けて仕方がなかった。

アンコールはUCARYちゃん1曲だけで、また4人体制に。

戸高さん「楽しかったですね」
木下さん「うん、楽しい」

SWAN SONGは初期の曲だけど、それを今のバンドの音で聴けるのが幸せだなあって思う。
がむしゃらだと感じるほど蒼くて少し不器用な曲を、今の木下さんが歌う良さってあるんじゃないかな。
戸高さんの方を見ていたら目が合ってしばらく謎に見つめ合ってしまった。
磔磔みたいに最前だったらすぐ逸らすけど、距離があると意外と見れるのかもしれない。。

戸高さん「ありがとうございました。素敵な週末を」

ニーナの為にの中尾さんのベースの低音と歪み方がもはやベースの域を超えて新しい楽器みたいだと思った。
床から振動として音が伝わってくるのが心地良くて、足の裏全体を床にくっつけて聴いてた。
どこかぶっきらぼうな木下さんの歌い方とか、藤田さんのカチッとしすぎないドラミングがいいなあって。

演奏を終え、ステージを去るメンバー。またすぐにアンコールの手拍子が始まる。


+++


ローディーさんが機材の調整をしたり、少し明るくなってBGMも流れていたけど、
しばらくしてまたアンコールに応えてメンバーがステージに。

ライブのラストはFADE TO BLACK。文字通り死力を尽くすかのように
ふらふらになるまで演奏している姿に、ステージへ向けて挙げる手にも力がこもった。

拍手が鳴り響く中ライブが終了。終わったのは21時20分ぐらいだったかな。
名古屋も行きたかった!って思うぐらい良いライブだった。
色んな意味で印象深いシーンが多くて、その夜に見た夢の中でもART-SCHOOLの音楽が流れてた。
ライブで楽しそうにメンバーが演奏している姿を見るのが何よりも幸せだ。
ファイナルのリキッドもチケット取ったから楽しみ!


+++

2018.4.13 ART-SCHOOL「In Colors」
大阪 梅田Shangri-laセットリスト

01.シャーロット
02.Touching Distance
03.Dreaming of you
04.Promised land
05.Beautiful Monster
06.ローラーコースター
07.FLOWERS
08.スカートの色は青
09.*光のシャワー
10.*OK & GO
11.*YOU
12.*フローズンガール
13.フリージア
14.evil city/cool kids
15.Tears
16.サッドマシーン
17.real love/slow dawn
18.ジェニファー '88
19.ロリータ キルズ ミー
20.All the light We will see again
21.スカーレット

EN1
01.*In Colors
02.SWAN SONG
03.ニーナの為に

EN2
01.FADE TO BLACK

*With/UCARY&THE VALENTINE
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# by pochi-17 | 2018-04-21 15:00 | Live | Trackback | Comments(0)

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