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2018.11.25 LITE/Crypt City/WOMAN@梅田Shangri-la

2018.11.25 LITE/Crypt City/WOMAN@梅田Shangri-la

ライブ漬け3連休の締めくくりはLITEのレコ発3マン。
対バンがCrypt Cityだと知って即チケットを取ってずっと楽しみにしてたライブ!

1組目のWOMANは曲によって演奏する楽器だったり機材が変わるフレシキブルな5人組。
大阪が地元、活動2年目で東京ではワンマンをしたことがないという若いバンドで、
ボイスチェンジャー(ボコーダー?)を使って声が楽器というか音色の一部になっていて独特な雰囲気。
かと思えばバンド感が強い曲もあったりして、こんな都会的なバンドが大阪にもいるのが結構意外だった。
ボーカルの崎山さんは裸足で歌っていて、ドラムは生ドラムとパッドを使った電子ドラムのミックスみたいな感じ。
ひとり何役もこなせるっていうのは器用だし武器だと思うし、breaking dawnがゆったりして心地よかった。

「僕ら世代でLITEに憧れなかったバンドはいないと思う」と話すほどこの日のライブにかける思いは強かったようで、
ライブが終わった後にメンバーがダワさんと話してるのを見たんだけど、
メンバーの誰かが「バンド人生最良の日でした!」って話してるのが聞こえてきていいなあって。
MCで下手のギターの方(松永さん?)が「今日のお客さんの顔覚えました!」って言ってた時に
思いっきり前髪が目にかかってて、その状態で見える…!?って内心で突っ込んだのは私だけではないはず。笑


+++


2組目はお目当てのCrypt City。サウンドチェックの時点からベースの低音の効き具合がすごくて。
赤い幕の奥から文字通り轟くような分厚いベースの音が聴こえてきて思わず笑ってしまった。
幕が開いたらすでにステージの上にメンバーがいて、赤い照明に照らされた4人がかっこよすぎた。
ディーンさんは濃いグレーっぽいジャケットとお揃いのパンツ、中にバーガンディっぽい色?のタンクトップ、
足元はハイカットのコンバース。前髪を切ってふわっとパーマかけてて昔のロックスターみたいな雰囲気。
戸高さんは物販の白ロンT(途中で腕まくりしてた)、黒サルエル、足元はマーチンの8ホール。
中尾さんは黒のロンT、小松さんは物販の半袖Tの黒だったかな。

久々に観たCrypt Cityのライブはもうほんとに凄まじいのひと言。
佇まいだけで絵になるディーンさんをはじめ全員が主役級の存在感を放ってて、
髪を振り乱して演奏してる中尾さんにつられて頭振ってたらクラクラした。
戸高さんの足元が見える位置で、最初は「このスイッチでトレモロみたいなエフェクトがかかるのか…」なんて
華麗なエフェクターさばきも見てたけど、サビですぐ理性なんて吹っ飛んだよね。
Never Ever Careだっかな、ディーンさんが歌詞を飛ばし気味になった時にワーーーッ!!って
シャウトしてたのが新しい武器を手に入れた感があってとても良かった。

セトリはアルバムのChantから7曲+Killer Gene(!)Killer Geneは不穏な空気感がたまらなかった。
DIGのギターソロは意識飛ぶぐらいカッコ良くて、Chantのベースは轟音で鬼のよう…
komatsu-jukiは叩き終わった小松さんが肩で息をするぐらい熱かった。
小松さんとディーンさんの一騎打ちかと思いきや、AメロBメロあたりで
戸高さんが短いギターのフレーズを挟んでて聴いたことのないアレンジになってた。
どの曲だったか途中で戸高さんがピック使わないでギター弾いてたから、そんな曲あったかな?って思ったら
足元のピックを拾ってまたピック弾きを始めたから落としてたみたい。あれだけ激しく動けば落ちるよね。
MCらしいMCもなく、ディーンさんによるPAさんへの指示は囁き声っていう、そういう感じも良かった。

最後の曲で低音が効きすぎてベースアンプのヒューズが飛んで音が出なくなり、
中尾さんが両手の人差し指と小指立てたポーズしてた。笑
ほんと最高だったから次は1年2ヶ月後と言わず近いうちに関西にも来てほしい!!


【SETLIST】
Debate
Never Ever Care
Under My Pillow
Chant
Killer Gene
komatsu-juki
DIG
Psychedelic-Invocation


+++


Crypt City終わりで後ろに下がってゆったり段の上で観ることに。
WOMANのメンバーはカウンターの後ろ、Cryptのメンバーは上手のカウンター奥で観てたのかな。
トリのLITEはライブバンドの貫禄があって、緻密かつダイナミックな演奏に引き込まれた。
ギターの武田さんがMCで「3曲で体力使い果たした」って冗談っぽく話してたけど、
あの演奏は集中力や日々の積み重ねの賜物なんだろうなって。
Zoneみたいな曲は少しでも間違えたりしたら全てが崩れてしまいそうなスリルと高揚感があって。
ギターの重なりが美しいInfinite Mirrorでもベースの音が脈を打つようだった。

海外ツアーも多いだけにフロアには外国人のお客さんもいて、踊れるのに聴かせてくれる最高なバンドだなあって。
LITEのライブは2回目だったけど、キレッキレのドラムを叩いてるのに喋るとほわっと癒し系な山本さんの
ギャップがいい…Tシャツのバックプリントを見せるために立ち上がってゆっくり回転してた。笑
武田さんにMCで「上にいたら工事が始まったのかと思った」って中尾さんのベースがいじられてたのも笑った。

井澤さんのベースもアグレッシブでほんとカッコよかった!
どことなくひなっちのベースにも通ずるものがあって、プレイスタイルが好きなベーシスト。
井澤さんはこの間の髭ちゃんのファイナルにJIROさんと一緒に来られてたんだよね。
東京ってすごい街だな…またLITEのライブも観たいし、対バンは新しいバンドとの出会いもあって楽しい◎
後ろから観てるとシャンデリアに青い照明が反射していてとてもキレイだった。

LITEのセトリは名古屋のものなので大阪は違うかも…?分からないけどとりあえず記録として。

Ef
Human Gift
Image Game
Blizzerd
Echolocation
D
Else
Zone
Ghost Dance
Bond
Infinite Mirror
comtemporary disease
100 Million Rainbow


+++


終演後にロンTを買おうと並んでたら戸高さんが物販をされていて「昨日の渋谷のART行きました!」って言ったら
「マジで!?あの変なセトリのライブに…(Sonnet)Seagullとか無理やり入れた」って言われたから、
「それが良かったです。もう聴けないと思ってたのでトディさんのお陰です!」って。
最初にいつもありがとうって言われて勝手に動揺して手が震えるぐらい緊張したけど伝えたかったことも何とか言えて、
握手とサインもいただけたので無事にエネルギーが120%まで充電されました。
サインしながら「(ジャケットの片隅に1人だけサインして)自分の手柄みたいになった」って。
久々に話せて嬉しかったな。ALLAROUNDの白×青ロゴTに着替えて、左手にどこかのフェス?の緑ラババン着けてた。
中尾さんも外にいて、半袖着てたから寒い!冷えてきた!ってまた中に入っていって。
セトリの紙がなくて?左腕にマジックでセトリを書いてたんだけど落とすの大変だったんじゃないかな…笑

まさか3連休が全部ライブの予定で埋まるとは思ってなかったけど後悔はしてない。全部行って良かった!
また楽しい時間が過ごせるように毎日頑張ります。
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by pochi-17 | 2018-12-09 17:52 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.11.24 SuiseiNoboAz×ART-SCHOOL@渋谷O-nest

2018.11.24 SuiseiNoboAz×ART-SCHOOL@渋谷O-nest

遠征2日目はボアズとARTの2マン。髭ちゃんのライブに行くかどうか迷ってる時、
髭ちゃん行ったら翌日ART観れる!という事に気付いてしまい、けしからんプランを実行したわけです
。道玄坂にあるnestの周りにはduoとかCLUB ASIAとかライブハウスがいっぱいあった。
ボアズ企画でボアズファンが多いのか、いつもより客層が少し若くて男子率高かった気がする(注意!ネタバレです)。
ボアズは曲をよく知らなかったためほぼARTのレポになってます。


+++


先攻はART-SCHOOL。いつものエイフェックスツインのSEにのってメンバーが上手から登場。
木下さんは紺色のニット帽に黒っぽいスウェットでラフな感じ、
戸高さんは白地に赤と紫?っぽいグラデーションのプリントが四角く入ったTシャツ、
下は黒のサルエルかな?緑のラババンを着けてて先月より髪の緑色が鮮やかになってた。
中尾さんは黒のロンT、勇さんは立ってるところがよく見えなかった…。

木下さんが「こんばんは、ART-SCHOOLです」と話して、そのまま一曲目に。

一曲目にリハの音漏れで聴こえてたガラスの墓標が演奏されてぐっと引き込まれた。
木下生誕祭でもやってなかったこの曲は自分にとってずっとCDの中の音楽だったから、
目の前で演奏されている事実に単純でありふれた言葉だけど感動した。
サビに入る瞬間、ギターの音が降ってくるような感覚になったな。

2曲目はローラーコースター。春のツアーを思い出す。
薄暗いライブハウスにきらきらと眩ゆい日が射すような明るさを運んでくれる曲。
この曲も中尾さんのベースの低音が効いていて床を伝って身体の中まで痺れるぐらいだった。

FLOWERSはワンマンの時はみんな手拍子するけど、そこはツーマンだから
手拍子が起きなくて今日はないのかなって思ったら木下さんが手拍子を先導してくれた。
戸高さんがコーラスしてたのはこの曲だったかなあ。

イノセントの印象的なギターリフ、今のART-SCHOOLは演奏がとにかく良くて全員が主役。
ほんとにライブを観ていると耳も目も足りない!ってなる。

エイジ オブ イノセンスの頃にはフロアも温まってきてあちこちで手も上がるようになって。
11月という歌詞はこの日のライブのためにあつらえたみたいだった。
相変わらず戸高さんが爪弾くギターの音色が美しくてずっと聴いていたかったな。
その澄んだギターの音色と歪んだベースのコントラストがまた良くて。

Promised Landはライブの起爆剤的な一曲。メンバーのパフォーマンスもフロアも同じぐらい熱かった。
対バンだけど戸高さんのギターで曲中に歓声が上がるぐらい盛り上がってたのが嬉しかったな。


戸高さん「こんばんは、ART-SCHOOLです」

戸高さん「今日はSuiseiNoboAzに呼んで頂いて。ありがとうございます。
実は今まであまり聴いてなかったんですがカッコいいですね」

戸高さん「nestでやるのは久しぶりですね、木下さん」
木下さん「楽屋が綺麗になって」
戸高さん「お客さん誰も分からないやつ…」

戸高さん「久しぶりの曲を。木下さんは久しぶりの曲をやる時はMC中に
アルペジオを確認する傾向がある。緊張してるのバレてますよ?」

そんな戸高さんの言葉に期待が高まる。演奏されたのはSonnet。
Sonetなんてライブで聴けると思わなかった。不意打ちすぎて曲名思い出せなかった。。
退廃的で心の痛みをさらけ出したような歌詞と感情的なサウンドに胸を打たれた。

LOVE/HATEは夕陽みたいなオレンジ色の光に染まったステージで演奏されていて、
これも独白のような歌詞と相まってたまらなかった。
ART-SCHOOLの暗い曲を聴くと昔の自分を思い出してつらくなるんだけど、
同時にあの頃の自分を忘れちゃダメだとライブを観ながら頭の片隅でそんな事を思ってた。


戸高さん「今日は土曜の夜の貴重な時間を割いて来てくださってありがとうございます。
ART-SCHOOLはオルタネイティブ・サーキットという、踊ってばかりの国とpollyっていう
異色な2組と一緒にツアーを周っていて、今月末の30日に渋谷でライブがあるのでお時間あれば来てください。
今日も来てもらったからには楽しんで行ってもらいたいですよね。木下さん、何か伝えることは?」

木下さん「…そっすね」

戸高さん「最近返事がそっすねばっかり。プロ野球選手とかでそういう人いますよね。
言っとくけど俺に見放されたら終わりだからね?」

木下さん「分かってます…」
戸高さん「楽しいから離れないけど」

木下さん「来てくれてありがとうございます。じゃあ気を取り直して楽しい曲を」


ご機嫌なSUNDY DRIVERのメロディがさっきまでの塞がった気持ちを吹き飛ばしてくれる。
ライブに行き始めたのここ3年ぐらいだから木下生誕祭の流れで昔の曲色々やってくれるのが嬉しい。

MISS WORLDも木下生誕祭の流れで演奏されている曲。
ライブで聴くと少しテンポが速くてスリルがあってカッコいい。サビに向かって加速していく感じ。

テンポが上がってるといえばreal love/slow downもそう。
ギターの速弾きがめちゃくちゃカッコいい。まさしく弾き倒してるという感じ。
シメの勇さんのドラムも惹きつけられる。ドラムが低くて見づらい位置だったんだけど、
今見たいなっていう時に偶然視界が開ける瞬間が何度かあった。

Boy Meets Girlのイントロは何であんなにテンションが上がるんだろう。
髪を振り乱して演奏する中尾さんがめちゃくちゃかっこいい。
床が板張りのライブハウスって音の振動がダイレクトに伝わってくるから好きだな。

ニーナの為にも聴くとぐっときてしまう。木下さんの歌はどこか不器用なんだけどまっすぐで、
それが余計に刺さる。昔の曲を今の音で届けてくれるのがいいなあって。

ラストはFADE TO BLACK。まさに完全燃焼。中尾さんも戸高さんもほんとに首がもげそうなくらい
ガンガン頭振ってていつもつられてしまう。ラスサビ前のドラムのタメに痺れた。

この日は対バンだからか(対バンなのに?)今年出たアルバムからは1曲も演奏しないという意外なセトリ。
後で戸高さんがインスタに楽屋の写真載せて補足してたり、保護する側とされる側(?)で
持ちつ持たれつの関係なんだろうなあっていうのが伝わってきていいなあって。
生誕祭の流れでやってる曲も今のうちに少しでも多く聴いておきたい!って思ってたから行けて良かった。


【SETLIST】

ガラスの墓標
ローラーコースター
FLOWERS
イノセント
エイジオブイノセンス
Promised Land
Sonnet
LOVE/HATE
SANDY DRIVER
MISS WORLD
real love/slow down
Boy Meets Girl
二ーナの為に
FADE TO BLACK


+++


後攻のSuiseiNoboAzはライブを観るのも初めてなら、失礼ながらちゃんと聴いた事もなかったんだけど
(一応予習は少しした)ART-SCHOOLは音が降ってくる感じならボアズの音は無重力で
海の中にいるようにも感じるし、自由で新しいのにどこか懐かしい感じもあって演奏も熱かった。

機材トラブルで1曲目のliquid rainbowで頭の音が出ないというアクシデントがあっても、
むしろそれを逆手にとって盛り上げていたのが良かった。
聴いてて思ったのは石原さんの声のトーンがどことなくLOSTAGEの五味さんに通ずる部分があるなあって。
この日のライブで演奏していた中で個人的にいいなと思ったのはshoegazer、
64、ultra、新曲。新曲の歌詞が心に刺さった。。生と死を意識してちゃんと生きなきゃなって。

なぜかボアズの物販ではお米を売っていて、家にお米とかしゃもじが大量に届くそうで色々と謎だった。
あとお米が入ってる袋はチンピラと戦う時に使うといいらしい。笑

最後は轟音の中、ギターを天井にぶら下げてアンプヘッドをフロアに突き出して文字通りの激終。
ボアズはアンコール入れて20曲近くやってたけど、ギターとベースがいいバンドは間違いない!
ARTも長めのセトリで良い対バンだったな。浴びるように音を聴いて幸せな夜でした◎


+++


追記。

このライブを観た4日後、木下さんが倒れて30日のライブがキャンセルになってしまって。
ライブの時は変わった様子はなかったから驚いたし心配で。
ゆっくり休んでまたライブができるようになったら、その時は戸高さんに突っ込んでもらって笑い話になればそれでいい。
ほんとにみんな、身体には気をつけて健康でいてください…。

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by pochi-17 | 2018-12-09 17:50 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.11.23 髭「STRAWBERRY ANNIVERSARY」@LIQUIDROOM恵比寿

2018.11.23 髭「STRAWBERRY ANNIVERSARY TOUR」FINAL@LIQUIDROOM恵比寿

髭ちゃんの15周年ツアーファイナルに行ってきました。
大阪を観たら東京も観たくなって前日にチケット取って来てしまった(すげーツアーのデジャヴ…)。
今年3回目のリキッド、先月木下生誕祭で来た時はまさか1ヶ月後にまた来るとは思わなかったけど
やっぱり行って良かった!ライブももちろん最高で、久しぶりに会えた人も初めてお会いできた人もいて、
髭ちゃんのライブはライブの前後もひっくるめて全部楽しくて、それが遠征する理由のひとつにもなってる。

ライブが始まる前からほんとに今日で終わってしまうのか…って寂しくなるぐらいあっという間のツアーでは、
お祝いするのってこんなに幸せなことなんだなって改めて思った。
ライブはSTRAWBERRY ANNIVERSARYのイントロからそのままアップデートの嵐だよ!につながって、
本編のラストにSTRAWBERRY ANNIVERSARYが演奏されるというセトリで、
アルバム曲のフレーズをひとつずつプレイバックするようなアレンジがすごく良くて。
アルバムの曲なんだけど髭ちゃんの15周年を振り返ってるようにも思えたから、
この曲の始まりにステージの後ろから照明があたって5人の姿が浮かんだ時は込み上げてくるものがあった。

かと思えばPlay Limboではコテさんが電飾で光るゴミ袋を着てフロアの後ろから現れて、
ステージに戻ったと思ったら須藤さんとおんぶし合ったり、ヘルメットをかぶってダイブをしたり、
やっぱり髭にはコテさんのわちゃわちゃ感が必要だなあって。
あとMCでこんなに笑えるバンドもそうそういないんじゃないかな?
須藤さんによる良い旅の歌詞の朗読が秀逸すぎて普通のバンドマンにしておくのがほんとに惜しい…笑
今回のツアーは新譜の曲の新しい魅力を発見できたのはもちろん、
過去の曲もブラッシュアップされて青空もアレンジが変わっていたりして、
ほんとに何度でも観たくなるというか観れば観るほどまた観たくなるライブばかりだった。


+++


前日に取ったチケットだから番号も遅いし、そんなに前で観れないかなって思ってたんだけど
後ろで観る人も多くて宮川さん側の前の方にスペースがあって結構いい位置に行けた。
ステージの上にはメンバーの楽器や機材、コテさんの小道具が色々と置かれていて、
この日は謙介さんのドラムが赤いビスタライトだった。
開演時間が7分か8分ぐらい押してたのかな?早く始まってほしいような、
でも始まっても終わって欲しくないようなファイナル特有の寂しい気持ちもあって。

しばらくしてBGMが止んでフロアが暗くなって、いつものミラクルズのSEが流れる。
上手からメンバーが登場。須藤さんのパジャマの上初めて見た(下も着てた)
中にピンクペイント×黒ハイジのツアーTを着てた。髪を切ったのか大阪の時より短く感じた。
斉藤さんは黒の五分袖、宮川さんは袖の先が膨らんだ白のシャツ、最初だけ黒のハットかぶってた。
謙介さんは須藤さんと色違いのツアーT、コテさんは黒のバンTだったかな。


須藤さん「どーも!髭ちゃんだし!」


須藤さんの中の東京弁のイメージ?とか、ふなっしーみを感じてるうちにライブが始まる。
STRAWBERRY ANNIVERSARYのイントロからそのままアップデートの嵐だよ!に。
ご機嫌なサウンドで徐々に温まっていくフロア。メンバーも楽しそう。
スライムクエストの「誰かに伝えたい僕は 君に会いたい!」のところでいつもぐっとくる。

フロアの息もぴったりなブラッディ・マリー、気をつけろ!からダークなドーナツに死すへ。
ドーナツに死すは後半に向かうにつれてグルーヴが出てきて、
謙介さんのカウントで最後のサビに入る瞬間がめちゃくちゃかっこいい。
このツアーでは黒にそめろのサビの部分をお客さんに歌わせるというのが定番化。
ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョークの頃にはすっかりフロアも温まってた。
謙介さんがコーラスしてたのはこの曲だったかな?

すでに汗が滴ってる須藤さんが上に着ていた服を脱いでKISS KISS My Lips。
恒例のキスがしタイム(?)ではマイクに舌を這わせて18禁な大人な世界に。
謙介さんが須藤さんの様子を窺って、絶妙なタイミングの鬼ドラムで曲に戻っていくのが最高だった。

Play Limboではコテさんがフロア後方から電飾で光るゴミ袋をビブスみたいにかぶって登場。
ステージに帰還したと思ったら須藤さんとおんぶのし合いをして、今度はヘルメットかぶってダイブ。
コテさんを支えようとフロアのお客さんが押し寄せて前に流された。。
パフォーマンスに目を奪われがちだけどこの曲のアレンジも音源とは変化しててすごく好みだった!

打って変わって、聴かせる青空では須藤さんの歌声や斉藤さんのギターが堪能できた。
今回のツアーから後奏のアレンジが変わって、明るい雰囲気になっていてそれも良かった。
青空の後にせってんって昔だったら絶対泣いてる流れだなあ。
でも今は純粋に演奏や歌を聴けるようになったし、演奏しているメンバーにも時折笑顔が見えた。
その後のヘイトスピーチも曲調はロックだけどサウンドも歌詞もぐっとくる曲。

須藤さん「みんなは得意な顔ってある?俺は得意な顔を見ると手が前に出てゾンビみたいになっちゃうんだよ。
得意な顔を見るとこのベースラインが頭の中で流れてくるんだ」

得意な顔はライブでのアレンジが特に化けていて、あのトリップ感は他のバンドには出せないと思う。
ベースラインがループして、そこに切り込んでくる斉藤さんトリップ感のあるギターが秀逸。
脳が重だるくなるような余韻を引きずったままエビバデハピ エビバデハピ。
肩の力が抜けた絶妙なゆるさのあるギターのフレーズから後半の目が覚めるようなドラムへの流れがいいな。

須藤さん「ねえ、これって現実?」

ハンドマイクでフロアを見渡しながら須藤さんが歌うa fact of life。
ハッピーな空気に満ちていてみんなが笑顔になる曲。須藤さんの身振り手振りがいちいちかわいい。


須藤さん「今日は誰1人欠ける事なく来てくれて嬉しいよ!
残り2枚だったんだけど、あいつとあいつが来なかったからソールドしなくてよかったよ!
アルバムを作っていて、この曲ができた事によってアルバムに筋が通った。できて良かった。
いつも曲作ってて夜はすごい曲ができた!世界を変えてしまうかもしれない!って思うんだけど、
朝起きて聴いたら何だこれっていうようなおっちょこちょいな曲で。そういう時は斉藤くんのせいにしちゃうの」

斉藤さん「構わんよ」
須藤さん「宮川くんのせいにしたら俺はこんな曲作ってない!って言われそうだから」
宮川さん「俺もそう言うと思う」


そう言って演奏されたのはきみの世界に花束を。謝謝という仮タイトルで初めて聴いた時から大好きな曲。
歌詞が自分の気持ちだとか今の季節そのもので涙が出てきて、うつむいて聴いていて。
それで顔を上げた時に須藤さんと目が合ったような気がしてドキッとした。

歌い終わった須藤さんがおどけて「今日はすごい日だぁ」って変なおじさんみたいに言うから、
さっきまでの涙が一瞬で笑い泣きの涙に変わった。でも須藤さんのそういうところが好きなんだよね。
今日はすごい日ってa fact of lifeの歌詞から引用したのかなって思ったんだけど、
ちょうどそのTシャツ着てたから偶然でも笑わせてくれて嬉しかったな。


須藤さん「STRAWBERRY ANNIVERSARYを出す時に、前に所属してたSPEEDSTARのスタッフさんから、
昔の曲でベスト盤を出しませんか?っていう…何て言うんだっけ?」

斉藤さん「申し出?」

須藤さん「申し出があって。ここからはベスト盤のみんなが知ってる曲をやります!」


と、そのままツアー中にいつの間にか恒例になった良い旅の歌詞朗読タイムに突入。

「約束の時間だよ?時間通りの時間だよ?」
「お洒落してもしなくても、しなくてもしても同じだよ?」

ずっとこんな調子で変なおじさん口調で歌詞を朗読していくっていう。笑
歌詞を思い出すのとコードが連動してるのか、ギターのネックを押さえながら。

「僕たちの出番だぞ?ショータイム、スタート!」のところで、
演奏に入るかと思った宮川さんが焦ってピックを取ろうとしたんだけど曲に行かなくて、
空振りの一部始終を見てた謙介さんが後ろで爆笑してるっていう。笑

ひと通り歌詞の朗読をしたと思ったら、電車の中でお化粧する女性に対して
「お洒落してもしなくても、しなくてもしても同じだよ?」って言い始めて、
「おしろいポンポンしても、ほっぺをピンクにポンポンしても同じだよ?」
「彼氏のためにお洒落してるのかもしれないけど、俺だって男だよ?」
「あっ!今カバンからコッペパン出して食べた!」
「駅のホームでチュッチュしてるカップルがいて、通り過ぎてもっかい戻ってきたもん!」
こんな感じで須藤さんによる人間観察がだんだん混じってきてお腹痛いぐらい笑った。
大阪でもやってたから2回目なんだけど、初めてみたいに笑えるのは須藤さんの話術の賜物。


それではみなさん良い旅を!のお約束のあのフレーズは「恵比寿の時間だよー!」。
須藤さんのシャウトがほんとカッコいい。楽しさとカッコ良さが両方あってめちゃくちゃ上がる。

ステージの前にあるモニターに足をかける須藤さん。ひと言短く「…愛してるよ」って囁く。
ロックンロールと五人の囚人の入りがとてもやばかった…。
ボニー&クライドの謙介さんのドラムに合わせて手を上げるの楽しい。
最後のサビ前にリズムが一瞬止まって変化するのもいいよね。

謙介さんのドラムに乗せて須藤さんが話し始める。

「気付いたんだよ、俺の職業はまずミュージシャンでしょ?それで移動する人でしょ?旅人。
それと、テキーラ!テキーラ!の説明をする人。あともうひとつ、みんなの心をひとつにする魔法使い」

須藤さんによるコール&レスポンスが始まる。

「いつも1を見失うんだよ。ワン。宮川くん1教えてくれる?
こういう時に教えてくれるのが本当の友達だよ」

一発で2拍置いてイェーが上手くいったら「俺の仕事を奪うな!」って言われるから難しい。笑
きれいに揃ってみんなの心がひとつになったところでテキーラが始まる。
2拍置いてイェーをやりすぎて、曲中のイェーも2拍置くんだっけ?って時々混乱する。

どのタイミングだったかな、メンバー紹介もあって。
いつも須藤さんの紹介がなくて寂しいなって思ってたら自分で「ボーカルギター俺!」って。
宮川さんはブイーン!ってベース鳴らして「失敗した!」って。笑
結局「一番若いの(謙介さん)がちゃんとしてる」と斉藤さん。

須藤さん「今日入れて9カ所回ってきて、その土地土地のMCしてたんだけど東京は俺の街だから何も話すことがない!
俺が生きてきて毎回最新のライブで最高を更新し続けてきたから、
次のライブでは今日みたいなライブになんで金払ったんだって思うよきっと!」

「これはどこでも話してない事なんだけど、STRAWBERRY ANNIVERSARYは1と5でイチゴ周年なの!知ってた?」

「次に歌う曲はタイトル曲なんだけど、サビでずっとストロベリー!アニバーサリー!って歌ってるから
曲を知らなくてもサビになったら…トロベリー!アニバーサリー!ってやればいいんだよ。
それで終わったのにストロベリー!ってはみ出したら、それはアルバム聴いてこなかったお前が悪い!」


ステージの後ろから光が射してメンバーの姿が浮かび上がる。本編ラストはSTRAWBERRY ANNIVERSARY。
この時の光景は今思い出しても泣けてくるぐらいのハイライトだったな。
STRAWBERRY ANNIVERSARYを聴くために遠征して東京に来たといってもいいぐらい
ツアーで披露されていたアレンジが好きだから、何かの形に残って欲しいな。
一曲ずつプレイバックしていくところで須藤さんと一緒に口ずさんでた謙介さん、
コテさんは手を大きく振ってフロアのみんなをひとつにしてた。

演奏が終わってステージを後にするメンバー。
温かい拍手がそのままアンコールの手拍子に変わる。


+++


ステージが明るくなって最初に出てきたのは宮川さん。
マイクを3本使って「アンコール!」「ありがとう!」「ございます!」って。

須藤さんがベトナムっぽい菅笠を被ってたのこの時だったかな?

斉藤さん「ちょっとお客さんの顔ひとりひとり見ていってもいい?
あの辺(段の上)で観てる人とか、そこいいね。通っぽくて。俺の事見えてる?
結構こうやって見てみたらとっぽい人もいるね」

須藤さん「斉藤くん、それ30分ぐらいかからない?」
斉藤さん「何か話振ってよ(笑)そこで会話のキャッチボールが生まれるじゃん」

MCに飽きたのか、須藤さんは黄色いガーベラの花を耳元に挿そうとするも上手くいかず。
何かの時に肩に光るスライム乗っけてた須藤さんもかわいかったな。
斉藤さん「(ガーベラを挿した須藤さんを見て)びっくりした、振り返ったら変なおじさんがいたから」

宮川さん「斉藤さんの方が変なおじさんだと思うんだけど(笑)
だって前髪短いんだもん。あの前髪でリンスしてるんだって!!(笑)」

完全に男子中学生のノリで爆笑しながら斉藤さんの前髪いじってて笑った。酔ってたのかな?笑

斉藤さん「この前髪はイギリスのおばあちゃんを意識してて。バサッといっててカッコいいんだわ…
美容師さんにもうちょっと切って下さいって言ったらどこ切るんですかみたいな顔されるけど。
アンコールでは心のシートベルトを外します。リキッドでやる時ぐらいは安全運転やめてぶっ飛ばそうぜ?」

宮川さん「俺も心のブレーキぶっ壊れました!」
須藤さん「もうキャラが渋滞しちゃってるから!」

須藤さん「アンコールありがとう!斉藤くん、曲紹介して!」
斉藤さん「それでは聴いて下さい、もっとすげーすげー」

もっとすげーすげーは何よりメンバー間を流れる空気がいい。すごく楽しそうでこっちも楽しくなる。
斉藤さんのジャンプも健在で、動きにすごいキレがあった。笑
今回のツアーでは斉藤さんと宮川さんが揃って前に出てくるシーンが多くてそれも良かったな。

ハートのキングはアレンジ変わっていて、最後にもうワンフレーズ歌う構成に。
宮川さんの静かなベースにどっしりとしたツインドラムが相性抜群。

確かなモノなど何もない
信じるモノも何処にもない
未来の先など選べない
よろこぶキミの顔が見たいだけ
本当さ

曲調はダークだけど、この曲の歌詞がすごく好き。
須藤さんの言葉選びのセンスと、たまに覗く本音のような部分が絶妙なバランスだなあって。

演奏を終えてメンバーがステージを後にする。


+++


またすぐに拍手が手拍子になって、しばらくしてメンバーが出てきてくれた。


須藤さん「アンコールありがとう!このライブが終わる頃にはインターネットのクソみたいな奴に
Party Mustacheのセットリストが発表になってるから。それを聴いてライブを楽しみにしてほしい」

と、1月にあるライブのセトリが先に公開されるという告知が。

須藤さん「今年はもうライブがないんだけど来年は16周年、SWEET SIXTEENだよ!」
斉藤さん「どうやら20周年も見えてきたんで、これからもよろしくお願いします」

ダブルアンコール、ライブのラストを飾ったのは、どこまでもハッピーな虹。
須藤さんが両手を上げた時に斉藤さんにビールがかかって、びっくりした後に笑う斉藤さん。
そんな須藤さんは頭上から口にビールを注ぎ込んだ時に目に入ったみたいで顔をしかめてた。

須藤さんはステージの端から端まで歩いてみんなの目を見てマイクを通さずに
サンキュー!って言ってくれて。それがすごく嬉しかったし、その気持ちは十分に伝わってきた。
虹をライブで演奏しない時期もあったけど、やっぱりライブの最後に聴くこの曲は格別だった。

笑顔のメンバーを送り出す拍手が手拍子に変わってトリプルアンコールも期待したものの叶わず。
でも、それぐらい良いライブだったっていう証拠だと思う。

メンバーみんな自由なのに息が合ってて、須藤さんは相変わらず無邪気で
手で三角を作ってお客さんと交信(?)したり。
何より、みんなが楽しんでライブをしているのが伝わってきて良かったな。


+++


終演直後にふわふわした気持ちで友達を探してたら、後ろに知ってる方によく似た方がいて。
もしかしてとは思ってたけど、某バンドのベーシストさんで。
同じく某バンドのファンであるビートルさんも同じ事を言っててこれは間違いない…と。
撤収が始まって某ベーシストさんが私たちがいる方に歩いてきて、
「どうしようこっち来る!!」ってオロオロしてたら寸前で閉められたドアに
サイン入りポスターが貼ってあったのもオチが完璧で笑った(閉めないと気付かないやつ)。

ロッカーがある階に移動して喋ってたらまさにその某ベーシストさんが真後ろを通って
「じ、じ、じ…」ってめちゃくちゃテンパった(一瞬だったし声はかけなかった)。
すげーツアーのファイナルに続いて、この日はLITEの井澤さんと一緒に観に来られてたみたい。
20年ぐらいずっと憧れてる人が普通にその辺を歩いてるなんて、これって現実?って思ったけど夢じゃなかった。

ロビーには盟友であるスターことフルカワさんやテレ東さん、ファンから贈られたお花があって
髭ちゃんが愛されている証拠だなあって嬉しかったし、斉藤さんは「20周年も見えてきた」って話してたから、
これからの髭ちゃんにも期待して応援し続けます。終わったばかりなのに早く髭ちゃんに会いたくてたまらない。

最後にひとつだけいいですか?ツアーもう一周やってくれてもいいんだよ!



2018.11.23 髭「STRAWBERRY ANNIVERSARY」
@LIQUIDROOM恵比寿 セットリスト


01.アップデートの嵐だよ!
02.スライムクエスト
03.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
04.ドーナツに死す
05.黒にそめろ
06.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
07.KISS KISS My Lips
08.Play Limbo
09.青空
10.せってん
11.ヘイトスピーチ
12.得意な顔
13.エビバデハピ エビバデハピ
14.a fact of life
15.きみの世界に花束を
16.それではみなさん良い旅を!
17.ロックンロールと五人の囚人
18.ボニー&クライド
19.テキーラ!テキーラ!
20.STRAWBERRY ANNIVERSARY

【EN1】
01.もっとすげーすげー
02.ハートのキング

【EN2】
01.虹
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by pochi-17 | 2018-12-02 20:53 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.11.17 髭「STRAWBERRY ANNIVERSARY」@梅田クラブクワトロ

2018.11.17 髭@梅田クワトロ

髭ちゃんのSTRAWBERRY ANNIVERSARYツアーの梅田クワトロ楽しかったー!
髭ちゃんのライブに行くといつも楽しかったしか言ってない気がするけどほんとに楽しいから仕方ない。
新譜の曲だけでなく過去の曲もアレンジがどんどん変化していって、曲間のつなぎも全部かっこ良かった。
まさかライブの定番曲のサビを今更歌わされるとは予想外だったけど。笑
ライブが始まる時に斉藤さんが楽しそうに須藤さんの方に近付いていったのを見て、
今日もいいライブになる!って確信したのは間違いじゃなかった。


+++


クワトロのチケットは一般で取ったから番号も遅いし、ゆったり入って空いてるとこで観る事に。
この日はゆきえさんもハイエイタスの前乗りを兼ねて来ていて、久しぶりに髭のライブで会った。笑
ライブ終わりで福岡にバスで行くって話してたのに荷物が小さすぎてびっくり。さすが遠征の達人…

開演は10分近く押してたのかな?定刻を少し過ぎてフロアが暗くなってミラクルズのSEが流れる。
須藤さんはハイジTシャツ(ペイントがピンクでハイジの絵が黒い方)に、
パジャマみたいな太いストライプのパンツ、黒っぽい靴。

斉藤さんは黒い長袖のカットソーみたいなTシャツ、宮川さん黒いシャツの中に白いタンクトップ?に
黒いパンツかな?髪が少し伸びた印象。コテさんは黒いバンT(誰のかは分からず)、
謙介さんはアニバーサリーTの水色×白文字カスタムを着てた。


須藤さん「どーも、髭ちゃんやで!」


斉藤さんが須藤さんに近寄っていって笑顔を見せる。
STRAWBERRY ANNIVERSARYのイントロからアップデートの嵐だよ!の和やかな空気でライブが始まる。
スライムクエストでは宮川さんもコーラス。ゲームをモチーフとした歌詞がポップでかわいい。
ライブの定番、ブラッディ・マリー、気をつけろ!はフロアの息もぴったり。
ドーナツに死すは後半にかけてのベースラインと謙介さんの生声カウントからのドラムがたまらない。

髭ちゃんのライブには結構長いこと行ってるけど、黒にそめろのサビを歌わされる日が来るとは…
いざ振られてみると羽だっけ?壁だっけ?ってなってしまったからもう一度出直してきます!
そのままハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョークに続き、煽られるがまま高まっていくテンション。
コテさんのパーカッションも効いててつい楽しくなっちゃうよね。

リリース前からライブでは披露されてたKISS KISS My Lipsは間奏で須藤さんがマイクに舌を這わせる。
ついそっちに目が行くけど、この時のリズム隊のグルーヴが最高にかっこいいからみんな観てほしい…!
須藤さんが目で合図して、謙介さんの鬼ドラムで曲に戻っていくところも最高。

Play Limboではコテさんが客席の後ろから登場してトラメガで賑やかしながら担がれてステージに。
コテさんはNISHINARIって書いたお菓子の紙袋にガーベラのお花を挿して、
ゴミ袋をマントみたいにして男性のお客さんに持ち上げてもらってた。
須藤さんは戻ってきたコテさんをしょうがないなあっていうような笑顔で見てて。

この曲だったかハリキリだったかで、須藤さんがコテさんのスティックでシンバル叩いて、
謙介さんのシンバルも叩いたと思ったら黄緑の棒(サウンドホース)を振り回して、
宮川さんの方にぶん投げるからあぶね!みたいな感じで宮川さんが元の位置に直してた。笑
須藤さんは宮川さんのベースも弾いて、戻ってきた時にTシャツから肩が出ててトピックが多すぎた…


須藤さん「今回のツアーではその土地土地の方言を喋ってて、大阪も本番前にイベンターの人に髭ちゃんやで!って
聞いてもらったんだけど、うん…まあそれでいいですみたいな、結局合格もらえなかったんだよね」

「ツアー組んだ時は途中で死んじゃわないかな?って思ってて。
俺の人生早送りしたら日本地図の上ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ってなってると思うよ」

「斉藤さーん!」って呼ばれてはーいって返事してふふっと笑う斉藤さん。
須藤さん「今日は60曲ぐらいやるから!」


穏やかな青空は歌も演奏も丁寧に紡がれていて聴き入ってしまう一曲。
このツアーで披露されていたアレンジ大好きだから、そのうち何らかの形に残してほしい!
須藤さんが斉藤さんとお揃いのギター弾いてたのはこの曲だったかな?他の曲は黒のテレキャスで。
せってんでは棒状の鈴みたいなスレイベルを鳴らすコテさんに向けて笑顔を見せる謙介さん。
ふとした瞬間のメンバー間の空気がいいなあって思うことが年々増えてきた。
ヘイトスピーチはオルタナ、グランジ寄りの分厚くて重いサウンドがカッコいい。


須藤さん「みんなは得意な顔ってある?僕は好きな顔を見ると鼻の下が伸びて
手が前に出てゾンビみたいになっちゃうよ。その反対に苦手な顔ってある?
僕は得意な顔を見てるとこんなベースラインが頭に浮かぶんだ」

得意な顔が今作の中で一番ライブでの印象が変わってる曲じゃないかな?
あの妖しいトリップ感は髭ちゃんにしか出せない色だと思う。

確かエビバデハピ エビバデハピのイントロで須藤さんがギターを間違えて、
「暗くて手元が見えねえ!」って照明さんにクレーム入れてた。笑
ゆるっとした前半パートとドラムが効いた後半の対比がいいな。

a fact of lifeではハンドマイクでステージを歩きながら歌う須藤さん。
「僕はスパイダーマン しかもX-men 君にだけは 言わなきゃな」って歌詞が好き。
須藤さんいつもお客さんひとりひとりの目を見ながら歌ってくれるのが嬉しい。


須藤さん「みんなベスト盤も聴いてくれた?ここからは古い曲もやるよ!
今までよく分かってないまま聴いてた人達もよく知ってる曲を!
『ああ、これね!』っていうのやるから!でもそれはアルバム聴いてこないのが悪いんだよ!!」

「アルバム作るのに曲いっぱい作ったんだけど使える曲がほとんどなくて、
家で作ってる時はいいと思ってもみんなで合わせてみたら違うなってなって、
これ斉藤くんが作った曲でしょ?って斉藤くんのせいにして」

「この曲ができた事によってアルバムが完成した。この曲ができて良かった」ときみの世界に花束を。
普遍的な魅力を持ちつつ、髭というバンドの色が出てる曲。


どこだっけな、メンバー紹介があって謙介さんが紹介された時に
ドラムでキメたら「そういうのずるいよね」って宮川さん。
謙介さんが「でしょ?」って言ったら須藤さんが「宮川くんの方が先なんだからやればいいじゃん!」と。
「ベースでやっても…」って言いながらとりあえずブイーン!って。

須藤さん「約束の時間だよ?時間どおりの時間だよ?」

唐突に、なぜか良い旅の歌詞を朗読し始める須藤さん。語り口調は変なおじさん風で訛ってる。
ワンフレーズだけかと思ったらその続きもどんどん朗読し始めて、
最終的には電車の中でお化粧する女子に向けた苦言になってたの涙出るぐらい笑った。

「電車の中でおしろい塗っても塗らなくても同じだよ?」
「ほっぺをピンクにするやつポンポンしても同じだよ?」
「オシャレしてもしなくても、彼氏は可愛いって言ってくれるかもしれないけど俺はそうは思わないよ?」

歌詞とギターが連動してるのか、とぼけながらもその間コード押さえてる須藤さん。そこは真面目。笑

MCでは笑いを取ってたけど演奏はカッコいいというギャップ。それではみなさん良い旅を!
朗読タイムではちゃんと言えてた歌詞が飛び気味だったのもご愛敬。
モニターに足をかけてギターを掻き鳴らす須藤さん。ロックンロールと五人の囚人。
もう何度もライブで聴いたはずなのに今の演奏が一番いいって思うのがすごい。
勢いそのままにボニー&クライドに流れて、ただひたすら目の前の音楽に夢中になる感覚。


須藤さん「俺は気付いたんだよ。俺の職業は4つある!まずミュージシャン、それに旅人。移動する人だよ。
その次にテキーラの説明をする人、もうひとつは皆の心をひとつにする魔法使い!」

テキーラ!テキーラ!では謙介さんのドラムに乗せて須藤さんが2拍置いてイェー!を説明。
「謙介が長えなって思ってるだろうけど後ろは振り返らないよ!
振り返って良かった事なんて今までなかった!」って言ったら、謙介さんが反抗的に
ビシバシとドラム叩いて、そしたら「張り切りすぎ!そんなにエネルギー使うと後でバテるぞ!」って。笑
その後も気合の入ったドラムを叩く謙介さんに「勇者よ!」って労いの言葉(?)を授ける須藤さん。

そうこうしているうちにリズムを見失った須藤さんが「2拍の1は宮川くんに聞こう!みんなも
分からない事があったら友達に聞けばいいんだよ。そういう時に教えてくれるのが本当の友達だよ」と。
歌詞に合わせてフロアをキラキラと照らすミラーボール。クワトロの雰囲気にもよく似合う曲。


須藤さん「髪が長いから口の中に入っちゃうんだよね。いつもだったらすぐにぺっ!って
するんだけどもう食べちゃおうかな?ぺっ!ってする時間が惜しい。それぐらい楽しいって事だよ!」

「次が最後の曲になります。STRAWBERRY ANNIVERSARYって曲で、
ストロベリー!アニバーサリー!ってサビで言ってればいいよ。
ちょっと落ちて展開変わったなって思ったらそれはBメロだから。サビになったら
…トロベリー!アニバーサリ!って知ったような顔して歌って、もう一回行くと思ったら
終わってて、自分だけ歌っちゃってもそれはアルバム聴いてこなかった自分が悪いんだよ」

本編ラストはSTRAWBERRY ANNIVERSARY。ライブの最初に演奏されたイントロから
バンドの15年間と今を紐解いて、最後に繋がっているイメージ。
アルバムの曲をワンフレーズずつ散りばめたアレンジにぐっときてしまった。


演奏が終わると温かい拍手が起こって、メンバーがステージを後にする。
そのまますぐにアンコールの手拍子が始まる。


+++


須藤さん「アンコールありがとう!あと40曲やるよ!
アンコール!って手拍子してくれてるの聞いたらコート着てても脱いで出てくるよ」

須藤さんは黄色いガーベラの花を持っていて、耳元に挿そうとして何回挿しても落ちるガーベラに
「挿さるわけないよね、だってこんなに短いんだもん」って新しいガーベラを取ってきてまた挿す。
でも何回挿しても落ちるからイラッとして床に投げつける須藤さん。笑
お客さんから「かわいいー!」って言われて。

須藤さん「かわいいって言われて昔はそんな訳ないだろってなって
自分がかわいいって思ってなかったんだけど、35を過ぎたあたり、
38とかになってきた時にもしかして俺ってかわいいのかな?って思い始めて。
マトリックスのネオだって最初は周りから自分が救世主だって言われても信じてなかったけど
言われ続けてるうちに自分は救世主かもしれないって信じていったでしょ?それと同じだよ。
俺もネオみたいに弾避けてるから!動きが速すぎて止まってるみたいに
見えてるけど、その間にすごい動いてるから!扇風機の羽だって速すぎて
斉藤くんとか一般人には羽が止まって見えるでしょ?」

斉藤さん「待って俺一般人なの?(笑)」


ダーティーな世界では須藤さんが斉藤さんの足元のエフェクターを操る。
その様子をじっと見つめて、あとでちゃんと元通りに直す斉藤さん。笑
宮川さんのベースからがっつり頭振るところが最高に気持ちいい。
昔の曲は前のベースで、新譜の曲は新しいベースで弾いてる事が多かったのかな?

ハートのキングも前に聴いた時とはアレンジが変わっていて
最後にもう一度、最初のフレーズを歌って終わる展開になってた。
それがまたこの曲の歌詞を印象付けていて良かった。
メンバーの演奏も熱がこもっていて、謙介さんのドラムから目が離せなかった。

演奏を終えてステージを後にするメンバー。
磔磔はダブルアンコールがあったから期待感が高まる。


+++


しばらくして明るくなって、再びメンバーがステージに。

須藤さん「アンコールありがとう!コート着てカバンも持ってたけど、
みんなの手拍子聞いたらアンコールで出てくるよ!」

ライブのラストは虹。ビールを自分の顔に浴びせる須藤さん。
こんなにハッピーな空間ほかにある?って思うぐらい多幸感に満ちてた。


須藤さん「ありがとう!16周年も17周年も18周年も19周年もずっと大阪に来るよ!60までやろう!」


終わってしまう寂しさも吹き飛ばしてくれる虹でみんなが笑顔になってライブ終了。いいライブだった!
新譜の曲の新しい表情を見つけたり、過去の曲もまたブラッシュアップされていて魅了を再発見したり。

楽しすぎて、ライブ中に名古屋…(翌日)とか恵比寿…(ファイナル)とか脳裏をかすめたよ。
須藤さんはいくつになっても変わらずチャーミングで、もうずっとあの天真爛漫なままでいてほしい…。
15周年を迎えて、時々メンバーから未来の話が出てくるようになったのがすごく嬉しい。
16周年もその先もずっと大阪に来てもらって(たまには奈良にも来て!)20周年もみんなでお祝いできたらいいな。


+++


2018.11.17 髭「STRAWBERRY ANNIVERSARY」
@梅田クラブクワトロ セットリスト

01.アップデートの嵐だよ!
02.スライムクエスト
03.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
04.ドーナツに死す
05.黒にそめろ
06.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
07.KISS KISS My Lips
08.Play Limbo
09.青空
10.せってん
11.ヘイトスピーチ
12.得意な顔
13.エビバデハピ エビバデハピ
14.a fact of life
15.きみの世界に花束を
16.それではみなさん良い旅を!
17.ロックンロールと五人の囚人
18.ボニー&クライド
19.テキーラ!テキーラ!
20.STRAWBERRY ANNIVERSARY

【EN1】
01.ダーティーな世界(Put your head)
02.ハートのキング

【EN2】
01.虹

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by pochi-17 | 2018-12-02 17:53 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.10.28 髭「STRAWBERRY ANNIVERSARY」@京都磔磔

2018.10.28 髭@京都磔磔

10月28日、京都磔磔であった髭ちゃんのライブに行ってきました!
ツアーの3本目、アルバム「STRAWBERRY ANNIVERSARY」の曲を中心に
15年間を彩ってきた数々のナンバーも披露され、過去の曲も更に磨きがかかっていて
髭ちゃんはやっぱりライブがカッコいいなあと改めて実感。
最初から最後までとてもいい雰囲気で、びっくりするぐらい楽しいライブ。
あまりにも最高で、フゥゥーーー!って叫びすぎてノド痛めそうになったぐらい。
楽しすぎて記憶が飛んでるので覚え書き程度のレポを。。
MCのタイミングとか色々曖昧で間違ってるとこもあると思いますがニュアンスで。
ネタバレ全開ですがツアー中につきまだの方はスルーお願いします。

+++

髭友さんとお茶をした後(いっぱい笑って楽しかった!)目的地の磔磔へ。
17時30分開場、18時スタートで17時からクローク受付でした。
最近ではめずらしく20番以内で、開場までに来てない人もいて
中に入ったら宮川さん側の最前が空いてたから迷わずそこに。
偶然みんな番号良かったから揃って見れて嬉しかったな。
大体10分ぐらい押すけど、京都は5分~7分押しぐらいだったかな。
今回のツアーは開場BGMがメンバーセレクトでこの日は斉藤さんの選曲でした。


フロアの明かりが消えて、いつものジャクソンシスターズのSEが鳴る。
階段の上のカーテンが開いてメンバーが降りてくる。
下手の端を通ってステージに。近すぎてどこを見ていいのか分からなくなる。

須藤さんは黒い長袖のトップスにストライプのパジャマっぽいパンツ、
足元は黒いスリッポンみたいな紐のない靴。

宮川さんはグレーがかった緑っぽいマリリンモンロー柄のシャツに黒いパンツと黒の革靴。
謙介さんはツアーT(白地にピンクのハイジT)で唇の下にピアス着けてた。
斉藤さんは黒の幾何学模様みたいなカットソー、足首が見える黒のパンツに黒の靴。
コテさん丸い柄が入った黒のTシャツ(多分何かのバンT)、デニム?にスニーカー。

須藤さん「京都!髭です!髭ちゃんですよ!」

STRAWBERRY ANNIVERSARYに行くと見せかけて、1曲目はアップデートの嵐だよ!
最初からご機嫌な髭ちゃん節でフロアもステージもいい雰囲気。

スライムクエストは歌詞がかわいくて好き。
宮川さんが久々にコーラスしてたのってこの曲だっけ…?(記憶が…)

ライブでは外せないブラッディ・マリー、気をつけろ!
ギターの音の広がりがいつ聴いても心地いい。


須藤さん「こんばんは、髭です!髭ちゃんですよ!」

「みんなアルバムは聴いてくれた?今日はアルバムからたくさん曲をやります。
京都を締め上げにきました!京都に初めて来たのは15年前。分かんないけど。多分そうだと思うよ!
1曲目でギターの音が出ない!って思ったらギターの音量ゼロになってたんだよね。
今夜はどんどん間違いを肯定していこう!間違えたのが京都のみんなの前で良かったよ。
僕の間違いを飲み込んでもらったから、みんなの間違いも飲み込んであげる!」


打って変わってほんのりダークなドーナツに死す。
この振り幅の広さも髭ちゃんの魅力のひとつ。

序盤に黒にそめろ持ってくるの不意打ちでやられた。
コール&レスポンスも息ぴったりでお客さんの熱を感じる。

ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョークのあのアレンジは上がるしかないよね。
爆発力もありつつ楽しく踊れる。須藤さんのおねだり上手なドロシーのポーズがセクシーだった。

KISS KISS My Lipsは色んな意味で須藤さんが直視できなくなる18禁な曲。
この日の須藤さんはキスがしタイムそっちのけでマイクを舐める舐める。。
ぶら下げたマイクを色っぽく舐めてる横で繰り広げられるリズム隊2人による
ベース&ドラムのセッションがカッコ良すぎてそっちばっかり見てしまった。
須藤さんが客席におねだりしないで謙介さんに目線で曲に戻る合図を出したから、
謙介さんが「行かないの!?」みたいな感じで笑って鬼ドラム叩いて戻ったの最高だったな。


須藤さん「京都に来てセブンカフェ飲みたいなって思って錦(錦市場?)の辺りを歩いてたの。
セブンカフェ美味しいよね?でも歩いても歩いてもセブンイレブンがなくてファミマばっかり!
セブンイレブン探して歩いてる途中にファミマ2軒はあったもん!
ファミマ1軒潰してセブンイレブン作ってくれないかな!?ここに来てないの?
セブンイレブンの孫とかさ。いないの?セブン&アイの人はさあ。CMとか来ないかな?」


Play Limboのイントロでバーの下をくぐるようなリンボーポーズを取る須藤さん。
ワクワクするリズムからゆらめくようなリズムまで展開が楽しい曲。
この曲だったかな、手を上げてたらコテさんに手のオブジェでジャンケン挑まれて笑った。

ART-SCHOOLの木下生誕祭ではフルカワさんのギターで歌ってた青空。
いつもこの曲を聴くと泣きそうになるんだけど、ふと見た斉藤さんが
気持ち良さそうにギターを弾いていて救われた気がした。

青空の後にせってんが来たから、これは泣かしにかかってるなって。
歌い始めの須藤さんの声が優しくてとても良かった。。

バンドの音がすごく好みで、ライブで聴けるのが楽しみだったヘイトスピーチ。
想像通り、想像以上にカッコ良くてギターとベースの低音が効いてた。歌詞もいいよね。


須藤さんが「みんなには得意な顔ってある?」と、テキーラの時みたいにイントロで語り出す。
「その反対に苦手な顔はある?俺は得意な顔を見るとこんなベースラインが頭の中で鳴り始めるんだよね」
その間にループしてる特徴的なギターフレーズとベースラインが癖になる。
歌ってみるとよく分かるけど、この曲難しいのに歌いこなす須藤さんさすがだなあって。
曲が終わりに向かうにつれて斉藤さんのギターの音がワープしそうな感じになって最高だった。

エビバデハピ エビバデハピのちょっととぼけたようなイントロがファニーで髭ちゃんっぽい。
でも曲の後半になるとすごくバンドの音になってそのメリハリもかっこいい。

アルバムのリリース前からライブでは披露されていてすっかりお馴染みのa fact of life。
「向かうとこ敵なし That's not enough」っていう歌詞が好き。
謙介さんのコーラスがいつの間にかなくなってて寂しいからまた復活してほしい…


須藤さん「15周年にこの曲が降りてきてくれて良かったよ」

親しい人に宛てた手紙みたいな、きみの世界に花束をの優しい歌詞。
言葉だけでなく、演奏のアプローチも泣かせる一曲。

須藤さん「ギター、斉藤くん!ドラム・パーカッション、コテイスイ!ベース、宮川くん!
ドラム、佐藤謙介!ローディー!…目に入ったから(笑)」とメンバー紹介。
てきぱきと須藤さんのアシストをするローディーさんもすっかりチーム髭の一員。

一歩前に出てぺこりと一礼する宮川さん。そのままベースを弾き始めてMR.アメリカ!
目の前であのイントロ弾かれた日には叫ばずにはいられなかった…

ロックンロールと五人の囚人のイントロを弾く前に須藤さんがちらっと
こっちを見た気がして、あれはほんとに撃ち抜かれそうだった。
過去の曲も更にアップデートして磨きがかかってたのがたまらなかった。

ボニー&クライドは802のヘビロテだったからか関西のライブで聴ける率が高い気が。
この曲を聴いてるとモヤモヤなんて吹き飛んで髭ちゃんと一緒に転がっていこうってなる。


謙介さんが刻むのはライブではお馴染みのテキーラのリズム。

須藤さん「俺はメロディがなくても歌うことができる!汗ばむ僕らの手ーのーひーらー♪」
お客さん「PAPPA LA PAPPAPPA LALA♪」
須藤さん「誰が神様でもーいーいーさー♪」
お客さん「PAPPA LA PAPPAPPA LALA♪」
須藤さん「Are You Ready?」
お客さん「、、イェーイ!!」

須藤さん「1回で揃った!!普段だったら1時間半かけて説明してるよ!?
俺にはいくつかの職業があるんだよ。ミュージシャン・移動する人・テキーラの説明をする人」

須藤さん「よし、もう一回!Are You Ready?」
お客さん「イェーイ!!」
須藤さん「誰だすぐにイェーイ!って言ったのは!!今のは分かりやすかったよ!?
プルプルプルプル…(と言いながらマイクを持つ手を震わせる)」

須藤さん「Are You Ready?」
お客さん「、、イェーイ!!」
須藤さん「OK、テキーラ!」

いつもテキーラでは須藤さんがお酒をおねだりするけど、
この日は最前のお客さんの黒ラベルを勝手に飲むスタイル。笑
ハンドマイクで前に出て歌う須藤さん。フロアには熱気が立ち込めてた。

本編ラストはSTRAWBERRY ANNIVERSARY。この曲のアレンジが秀逸だった。
アルバムの曲がワンフレーズずつフラッシュみたいに曲に散りばめられていて、
パーティー感があって髭ちゃんの15年間を振り返って紐解いているような感覚にもなった。
このアレンジは音源か映像でぜひ残してほしい…!
クラウドファンディングでも何でもいいから!お金なら出すから!(オタク的思考)

演奏を終えて、拍手の中メンバーがステージを後にする。
すぐにアンコールの手拍子が始まる。


+++


しばらくして、アンコールの声に応えて再びメンバーがステージに。

須藤さん「アンコールありがとうございます!」

「6時からのライブっていいね!みんなからのアンコールにもゆっくり応えることができる!
ツアー3本目だけど今日のライブが一番いいよ!いや、俺の人生の中で今日が一番いいライブだよ!
このライブを良くないって思う人がいるのかな?でもまあそれもその人の視点だよね」

「SNSには書かないで欲しいんだけど…髭の日のライブの後、ピ〇ウズの
さ〇おさんに打ち上げで深夜3時に『お前たちはどうしようもない
クソみたいな奴だけど、ライブの時には本音を1個言えばいい』って
言われて『はいっ』って答えたんだよね。この顔(しっかり聞いてます風)で」

「これを140文字ぐらいでつぶやいちゃうとラジオ局でさ〇おさんとすれ違った時に、
すれ違いざまに『おい須藤!』って怒られるから。ビクーン!ってなっちゃうから。
おい!って言われたらびっくりして髪の毛ぴょん!って浮き上がっちゃうから。
つぶやく、さ〇おさんがエゴサする、須藤が怒られる。
つぶやかない、須藤は怒られない、さ〇おさんに奢ってもらえる。
須藤とさ〇おさんを同じ文章の中に入れないでほしい!」

宮川さん「須藤が奢ってもらうなら俺も奢ってほしい」
斉藤さん「俺も」
須藤さん「SNSには書かないでね!」

斉藤さん「ほんとにさ、須藤はよく喋るようになったよね」
須藤さん「喋ってる時、頭の中のモーターがキュルキュルキュル!ってフル回転してるから(笑)」
宮川さん「すごいなって思いながら見てたよ。俺も頑張ろうかなって思った。俺も喋る!」

お客さんを煽るようなジェスチャーをする宮川さん。
ここぞとばかりにフゥーーー!って言っておいた。笑

須藤さん「アンコールはもう楽しむだけだよ!」

もっとすげーすげーはいつも誰よりも楽しんでる斉藤さんを見てしまう。
この日も謎のダンス(?)をしているのを見て謙介さんが爆笑してた。

それではみなさん良い旅を!は「京都の時間だよー!」でした。
須藤さんこの曲苦手なのかよく歌詞飛ばすけどこの日は展開を間違えてた。笑
宮川さんが前に出てくると触れるぐらい近くてまさに眼福だった…(近すぎて逆に触れず)。

アンコールが終わってはけていくメンバー。
残ったお客さんはテンションが高いままアンコールの手拍子を続ける。


+++


しばらくして階段のカーテンが開いて再びメンバーがステージに。ダブルアンコール!
楽屋でプシュッとしたのか、宮川さんの手には緑色の缶のビールが。
須藤さんもジェスチャーでスタッフさんにお酒持ってきてアピール。

須藤さん「アンコールありがとう!」

須藤さん「今日は何の日?」
お客さん「斉藤さんのお誕生日ー!」
須藤さん「そう、斉藤くんの誕生日!」

ロウソクの灯ったケーキと花束を持ったスタッフさんがステージに。
ケーキは宮川さんが受け取って、須藤さんが花束を持つ。フロアから大きな歓声。

須藤さん「こういう時って何か歌うの?バースデーソングか。Happy Birthday♪
…マリリンモンローみたいな。名前は何て呼ぶ?斉藤?ゆうき?UK?」

お客さんの拍手による多数決でUKに。みんなでバースデーソングを歌う。

須藤さん「ケーキは昨日飲みに行った時、斉藤くんがトイレかどこか行ってる時に
明日斉藤くんの誕生日だから何かやろうって相談してなって」

宮川さん「そう言ってたんだけど俺朝起きたら忘れてたんだよね。そこはさすが須藤さんですよ」
須藤さん「ちげーし俺じゃねえし!俺の方が忘れるタイプだから」
宮川さん「俺か!やっぱり俺だったわ!」

斉藤さん「そろそろ俺の時間に戻してもらってもいいですか?」

須藤さん「(ロウソクを取って)ケーキかじったら?」
斉藤さん「後でじっくり味わいたい(ケーキと花束を手に)これ持って踊ればいい?」

須藤さん「斉藤くん42になったんだっけ?」

斉藤さん「42になりました。今まで人の誕生日を祝う事はあっても祝われるのは初めてで。
自分が祝ってもらうってこんなに嬉しいもんなんだね。
カギとかかからないタイプの楽屋なのに全然気づかなかった。
基本的にはどうしようもないバンドだけど今までやってきて良かった。
そこは自信持って言えます。まだ内田裕也さんみたいにはなれてないけど…」

須藤さん「そこ目指してんの!?(笑)」
斉藤さん「よろしくロックンロール!」

その後も喋り続けようとする斉藤さんに須藤さんが「DJ斉藤!」って。
そしたら斉藤さんがボイパを始めて「今斉藤くんのドンツクいらないから!」って言われて。
斉藤さんのボイパ、いつぞやの髭パぶりに聴いた…あの時は後で本人に
ボイパすごかったです!って言ったら酔っ払って覚えてなかったけど。笑

須藤さん「次の曲は俺が聴かせたい曲でもみんなが
聴きたい曲でもなく、斉藤くんがやりたい曲を演奏します!」

斉藤さん「この曲は2010年かな?宮川くんが家で作って
きてくれたトラックを元に須藤とオレが作って…」

この辺りで察して慌ててピックを持つ宮川さん(曲当てクイズみたいになってる)。
須藤さん「…待って!俺はギターを持つべきなのかどうか分からない!」

斉藤さん「ここで須藤にギターを弾かせる訳にはいかない。須藤は客席にLOVEを振りまいて!」

須藤さん「海賊王に俺はなる!!(?)」

聴こえてきたのは虹のイントロ。

須藤さんが両手を広げて突き上げた拍子に持ってたビールがドバっと盛大にこぼれて、
宮川さんにかかったみたいで謙介さんが笑って、宮川さんも一緒に笑ってて。
ここはなんてハッピーな空間なんだって思った。すごいビールの匂いが立ち込めてたけど。笑

下手の端にある台に登って客席や須藤さんを眺めながらベースを弾く宮川さん。
戻ってきたと思ったら、コテさんのドラムの前に置いてあった
「ありがとう」って書いてある赤い扇子をシンバルの上に乗せてアピール。
その扇子をコテさんが手に取り、片手で演奏しながらパタパタ自分を扇ぐ。
器用だしなんかシュールだしでこれには宮川さんも謙介さんもまた笑ってて。

その後、宮川さんがおもむろに斉藤さんのボディに頭突きみたいな形で
ぐいぐい頭を押し当ていて、こういう関係性ひとつとってもいいなあって。

最後、斉藤さんが「俺は今日のライブを一生忘れません」って言ってくれたのも嬉しかった。
きっとこの日磔磔にいた人はみんな同じように思ったんじゃないかな。

お客さんとハイタッチしながらはけていくメンバー。
しばらくの間、拍手が続いていていいライブだったんだなって。

髭ちゃんのライブは観る度に最高を更新してくれるけど今回もそうだった。
こんなに楽しいライブ他にある?っていうぐらい楽しかった!
すごくハッピーなんだけど演奏はちゃんとカッコいい。そのバランスも良かった。

宮川さん前にいたからリズム隊の2人に目を奪われる事も多くて、
宮川さんの指の動きを真剣に見てリズムを刻んでる謙介さんや、
宮川さんが謙介さんににらめっこを仕掛けて2人で笑ってるのを見られたり、
バンドの空気感もいいんだろうなっていうのも伝わってきた。

どの曲だったか忘れてしまったけど、ピックを唇に乗せて(というか口に入れてた?)
プッ!って飛ばそうとして思ったより飛ばなくて足元に落ちて笑ってた須藤さんかわいかったな。

コテさんは小道具の手のオブジェをそっとシンバルに乗せて、
その手にこれまたそっと鈴をかけてたのがおかしかった。
コテさんのトラメガひとつで一気に髭ちゃん節になるからさすがだなあって。

この日の主役である斉藤さんは演奏でもそれ以外の面でも髭の中心で、
斉藤さんがいる安心感ったらない。これからもずっと素敵なギターを聴かせてください!

わたしの次の髭ちゃんライブは11月17日の梅田クアトロ。
その頃にはもっとアップデートしたライブが観れそうで楽しみ。


+++


2018.10.28
髭「STRAWBERRY ANNIVERSARY」@京都磔磔 セットリスト

01.アップデートの嵐だよ!
02.スライムクエスト
03.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
04.ドーナツに死す
05.黒にそめろ
06.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
07.KISS KISS My Lips
08.Play Limbo
09.青空
10.せってん
11.ヘイトスピーチ
12.得意な顔
13.エビバデハピ エビバデハピ
14.a fact of life
15.きみの世界に花束を
16.MR.アメリカ
17.ロックンロールと五人の囚人
18.ボニー&クライド
19.テキーラ!テキーラ!
20.STRAWBERRY ANNIVERSARY

【EN1】
01.もっとすげーすげー
02.それではみなさん良い旅を!

【EN2】
01.虹

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by pochi-17 | 2018-10-30 17:46 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.10.21 全感覚祭2018@堺

2018.10.21 全感覚祭2018@堺

全感覚祭初めて行ったけど楽しかった!
雲ひとつない青空の日曜日、たくさんの音楽との出会いがありました。
着いた時はGO FISHのライブ中で、優しい歌声がODD REDに響いてた。
ステージはいたってシンプルで、空き地に設営してあって手作り感が。
odd eyesのステージを観ながらチェリーコークを飲んでたら、
いつの間にか会場に到着したRopesのふたりが近くにいて。

13時20分スタート、お目当てのRopesは野外ステージで青空と潮風も演出の一部みたいだった。
サウンドチェックの最中、電源が落ちてしまってアチコさんのキーボードが切れたり
マニピュレーター髙橋さんのマシンの挙動がおかしくなるというトラブルがあり、
高橋さんが急遽ステージに置かれていたドラムを叩く(!)というまさかの展開に。
これにはアチコさんも「すごいね、ハートが強い!」って。
「すごく不安…」とこぼすアチコさん、戸高さんは「キーボードが生きてるうちにやりましょう」と。
音合わせでアチコさんがさらっと歌ってたSNOWと79のCOOL OUTも良かったな。
それにそれとなく自然に合わせてギターを弾く戸高さん。

アチコさんは赤いトップスにベージュのパンツ、足元はスニーカー、黒いタッセルのピアス(イヤリング?)。
戸高さんはALLAROUNDのMellon Collieのスウェットにサルエル、Y-3のスニーカーで全身黒。
立ち位置は下手からアチコさん、奥に高橋さん、上手に戸高さんという形。

一曲目は生誕祭でも聴かせてくれたBabyという新曲。
高橋さんはリハもなくドラムを叩くことになったけど、準備してたかのようにこなしていて。
やっぱりこの曲はアチコさんの声の揺らぎが心地よい。

アチコさん「ギター、トディ!ドラム、高橋くん!ボーカル、アチコ!We Are Ropes!」

厳かなDrawのイントロ。語るように歌い始めるアチコさん。
少女みたいに無垢な面とドキッとするような大人っぽさを併せ持った声に惹きこまれる。
ゆったりとした戸高さんのギターは凛としていて、その場の空気をがらっと変える曲。

アチコさん「今歌ったのは、配信でリリースされた新曲です」

yumeが演奏されている時、ふわっとやわらかな潮風が吹いて、
ステージの後ろにはキラキラとした腕輪で遊んでいる外国人っぽい
小さな女の子が見えて、まるで映画のワンシーンみたいな光景だと思った。
アチコさんはDrawの時はハンドマイク、yumeの時はキーボードを弾きながら歌ってた。

アチコさん「全感覚祭に呼んでもらえて嬉しいです。
GEZANのことを尊敬しています。みなさんあとで乾杯しましょう!」

生ドラムでのdialogueは思わず踊り出してしまいそうな跳ねたビートで。
青空の下で響き渡っていて楽園みたいな空間だったな。
戸高さんのJM Customの音色は澄み切っていて、空に吸い込まれくよう。

ラストはチューリップ。アチコさんがストールを頭からかぶって、
アイコンのイラストみたいになってたのがかわいかった…。
ハンドマイクでステージの前まで出て、ひとりひとりの目を見つめながら歌っていて。
意思のあるまっすぐな声と瞳に大きく心を揺さぶられた。
途中、ステージに寝そべって歌ったりして自由だった。
戸高さんのギターも音数は少ないけど存在感があって耳を奪われたな。

アチコさん「みなさん愛しています!」

温かな拍手の中、ライブが終了。
トラブルに見舞われながらも新しい形のRopesが観れて収穫でした。
ずっと野外でRopesのライブを観てみたいと思っていたのが叶った!
高橋さんほんとハートが強い。どんな方なのか気になる。

ライブ後、物販から「Tシャツ残り1枚です!」というアチコさんの声が聞こえて
思わず「買います!」って行ったら、アチコさんに「会ったことある気がするー!」って
言われて恋に落ちました。雲州堂の時に…って言えば良かったかな?
でもお誕生日おめでとうございますって伝えられた。
「ツアーも行きます」と伝えたら「来てくれるの!」って。アチコさんかわいいよお。。
小心者ゆえ後ろにいた戸高さん(と高橋さん)には話しかけられず…
話すとたぶん事故るからそれで良かったのかも(目が合って会釈はしてくださった)。


【SETLIST】

01.Baby(新曲)
02.Draw
03.yume
04.dialogue
05.チューリップ


+++


Ropesの後はAge Factoryを観にWHITE RIOTに。
入場規制がかかって酸素薄めの中、ギラギラと熱いライブだった…
2年前かな?THROAT大忘年会で観た時よりずっとたくましくなってた。
あんな風に野心を前面に出すバンドは最近少ないから、
地元出身のバンドというのを抜きにしても応援したい。
GOLDは宣誓みたいな意思を感じさせる音と声。まさに名曲。

続いて、DMBQも観たかったけど迷って結局THE NOVEMBERS。
佇まいも音も美しくて、声を聴いていて小林さんがラルク好きだったのを思い出した。
どことなく、ちょっとそういう雰囲気があるなって。

続いて2日連続の踊ってばかりの国。前日は暗いライブハウス、
全感覚祭では日が傾いたマジックアワーに聴くと曲の印象も違って、
伸びのある下津さんの歌が空まで届きそうで気持ちよかったな。
特にevergreenが海辺の野外というシチュエーションと相まって最高だった。
前日に聴いていいなって思ったBoyも聴けて、しばらく頭の中のBGMがずっとこれだった。

日も暮れて辺りも暗くなってきた中でクラムボンの原田さんの弾き語り。
声からα波が出てるんじゃないかと思うほど、聴いてるとふわふわ夢見心地に。
ステージを後ろから観ていたお客さんも巻き込んで合唱したり、アットホームな雰囲気。
途中、青葉市子さんとテニスコーツのさやさんが飛び入りしてスペシャルなライブでした。


+++


トリに繋いだのはLOSTAGE。五味さんは「原田さんや市子ちゃん達の後におっさん3人出てきて…」
なんてくだけた話をしていたけど、演奏がめちゃくちゃカッコ良くて釘付けになった。
個人的には台風の日の髭とTempalayとの3マンのリベンジもできた!
ライブの後半で急にぐっとくる瞬間があって、改めていいバンドだなあと。
GEZANとスプリットという形でリリースしていた「My Favorite Blue」が沁みた。
五味さんが「みんなGEZAN好きやろ?俺らも好きや」と話してたのにも愛を感じたな。
あと、初日に警察が来たらしく「どうなるかと思ったけどもう何も怖くないやろ」とも。
LOSTAGEのセトリは多分こんな感じでした(拾い物です)。


さよならおもいでよ

My Favorite Blue
SURRENDER
ひとり
Good Luck/美しき敗北者達


+++


トリはもちろんGEZAN。全感覚祭にかける想いを詰め込んだようなライブで、
ファンからも仲間たちからも愛されているのが伝わってきたし、ライブを観てその理由も解った。

マヒトさんの「いっこの音楽の下、同じ空間にいることはいろんな政治家が
やろうとしてもできなかったことで、音楽の持ってる力だと思ってて。
これが俺たちの政治なので、どんな方法でもいいんで反応してください。
あなたの答えを聞かせてください。GEZAN!」という言葉に全部の想いが詰まってたんじゃないかな。

マイクリレーからのAbsolutely Imaginationではお客さんと出演者が入り乱れてダイバーが続出していて、
楽しそうに帰還した下津さんとすれ違ったりもして、五味さんや戸高さんも飛んでたみたい。
途中まで袖でライブを楽しんでたふたりがいつの間にかいなくなってたのはそれでだったのね。
wasted youthではコール&レスポンスも起きていてお客さんの熱量を感じたし、
そこにいるみんなでライブを作り上げてるという感じがあったのが良かった。

ライブが終わってお客さんも帰っていって、でも名残惜しくて残ってたら声かけてもらったりして。
マイクは風の音も拾って、ライブ中でも交通整理の声がしたり雑多な感じが
大型フェスとは違う味があって良かった。スタッフさんも「俺あのライブ観たい!」って
どこか行っちゃうあの自由さは他の場所にはないんじゃないかな。
一日中街で音楽が鳴っている素敵なお祭りでした◎
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by pochi-17 | 2018-10-24 21:48 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.10.20 オルタネイティブ・サーキット(polly/踊ってばかりの国/ART-SCHOOL)@梅田Shangri-la

2018.10.20 オルタネイティブ・サーキット
(polly/踊ってばかりの国/ART-SCHOOL)@梅田Shangri-la

三者三様、個性の塊みたいな3バンドの対バン最高だった!
ツアーが発表になって、すぐにチケット取ったら整理番号2番。
遮るものは何もない最前でライブが観れた。
ツアー中ですがセトリ等ネタバレです。
どうしても贔屓のバンドだけ長くなってしまう。


+++


pollyは音源を聴いていてどんなライブをするのか気になっていたんだけど、
音が降ってくるような感覚と海の底にいるみたいな感覚を
同時に味わえるような立体的な音が印象的だった。

ボーカルの越雲さんは、ART-SCHOOLを学生時代に聴いていたから一緒にツアーができて
嬉しいと話して、「木下さんにはお世話になっていて、時々お世話をしてる」と。
その光景、すごくリアルに目に浮かんだなあ…笑

それと「大阪はあまり好きじゃなかったんだけど最近好きになって、
大阪の皆さんの前で演奏できて嬉しい」というなんとも正直な話も。
「pollyは理樹さんのお墨付きのバンドです。そう言っておけば大丈夫かな」なんて。
越雲さんのギターストラップに爺のバッジが付いてて愛だと思った。

花束とか東京、生活…予習で聴いていいなって思ってた曲が聴けて良かった。
静と動が絶妙なバランスで、またライブが観たいバンドが増えたな。
曲によってピック弾きと指弾きを使い分けるベースも、
ギターの飯村さんが弾くシンセも独特な世界観を作り出してた。


+++


2番手に登場したのは踊ってばかりの国。踊ってもライブを観るのは初めてで
どんなバンドなんだろうと思ってたら、自由で変にカッコつけてなくて、
下津さんは詩人みたいに雰囲気のある人だなあって。
最前だったからちょっとドキドキしながら観てたんだけど、
歌ってる時のまっすぐな目と笑った時の人懐っこい笑顔のギャップがいいなと思った。

ステージ上に水が足りなかったらしく下津さんは丸山さんの水をもらって、
水を取られた丸山さんが袖に消えて、下津さんが「深刻な水不足が起きています」って。

坂本さんがMCで何を話そうか考えている様子の下津さんに合図して、ライブの告知タイムに。
「今日はちゃんと言えた!」って満足そうな下津さん。

大阪に来て下津さんの実家に泊まっているそうで、謎に武庫川を推された。
(曲のタイトルにちなんでかな?)「もう会えない人に向けた歌」と
演奏された曲(シャクナゲって曲かな)と、最後に歌ってたBoyっていう曲が良かった。
踊りながら歌う下津さんが自由で楽しそうで、文字通り音を楽しむバンドだなあって。
5人それぞれ個性があって、他に似てるバンドはいないんじゃないかな。


+++


トリはART-SCHOOL。いつものエイフェックスツインのSEが鳴ってメンバーが登場。

木下さんは赤いチェックのシャツにグレーっぽいパンツを履いていて、
スタッフパスのステッカーを脚にぺたっと貼ってた。
戸高さんはALLAROUNDの白のビッグTに黒のサルエル、黒のスニーカー
(ヨウジヤマモトのY-3、クサリだった)で足元もおしゃれ。
中尾さんはアースクエイカーの黒いTシャツ着てた(勇さんは…)。

一曲目のBoy Meets Girlから飛ばしてて木下さんも前に出て煽ってくれた…!
こんなこと今まであったかな?そのお陰で心置きなく楽しめた。

戸高さん「こんばんは、ART-SCHOOLです。今回はこの2バンドと一緒にツアーを周れて嬉しいです」

続いて戸高さんのギターが激ヤバなLOST CONTROLが続いて無事テンションが崩壊…
生誕祭で聴いてもう一回聴きたいと思ってたのがまた聴けて嬉しかった。
そのまま、またもやギターが激ヤバなDreaming Of Youに突入。
生誕祭では聴けなかったDIVAといい、過去の曲多めで高まった。
中尾さんのベースが印象的なOUT OF THE BLUEは静と動のコントラストが美しい曲。
勇さんのカウントからLITTLE HELL IN BOYへ。この曲では戸高さんがコーラス。

木下さん「オルタネイティブ・サーキット…今日はオルタネイトしましょう」

戸高さん「話さなくていいんですか?もうMCするところないですよ?
…昨日は名古屋でライブがあって、その時に来年のお正月…1月にある
アコースティックライブを告知したら、何を間違ったかソールド目前になりまして。
元々このアコースティックライブは木下理樹が『約束フォーエバー』ってタイトルを
付けようとしていたところを止めて『じぃさんぽ』になりました」

MISS WORLDのイントロで木下さんのピッキングが詰まって演奏がストップ。
みんな笑っちゃって「おい下手くそぉ!」って戸高さんに野次られて仕切り直す一幕も。
2度目の正直でビシッと決めてカッコいい演奏だった。

戸高さんがフロアを見つめたままスカーレットのイントロを弾き始める。
どの瞬間も鮮やかで、切り取ると絵になるような光景が目の前で繰り広げられてた。
SUNDY DRIVERまで生誕祭に続いてまた聴けるとは思わなかった。
今のART-SCHOOLの音で初期の曲を聴けるのは本当に幸せなことだと思う。
本編ラストは刺青。心の奥底を掻きむしられるような、他の曲にはない感覚。
切ない叫びみたいな木下さんの歌、感情をギターにぶつける戸高さん。たまらなかった。


演奏が終わってステージを去るメンバー。すぐに拍手がアンコールの手拍子に変わる。
しばらくして、再びメンバーがステージへ。

戸高さん「アンコールありがとうございます」
木下さん「メンバー紹介を…」

「モーサムトーンベンダーの勇さん!」
「クリプトシティの中尾さん!」
「MONOEYES…いくつバンドやってるの?」

戸高さん「適当でいいです(笑)」
木下さん「トディ!」
戸高さん「そして実写版ウォーキング・デッド、木下理樹!」

ロリータ キルズ ミーのイントロで押しがあって前が詰まった。
木下さんと戸高さんが次々と前に出てきて、ぴかぴかのフライングVに触れた。
戸高さんはギターが忙しそうだったから邪魔しちゃいけないと思って
そっと触ったら変態っぽくなってしまった…隣の子にグータッチしてたよ。

ラストはFADE TO BLACK。この曲が放つエネルギーにはいつも圧倒される。
演奏にも歌にも熱がこもっていて、中尾さんも戸高さんもガンガン頭を振っていて。
何より、どの曲も演奏がめちゃくちゃカッコ良くてまたすぐにライブが観たくなった。
楽しそうにライブをしていたのも観ていて嬉しかったな。
思わずじぃさんぽ京都編も会場出てすぐ予約してしまった。
またライブを観たいと思える出会いもあり良き対バンでした◎


+++


2018.10.20
オルタネイティブ・サーキット@梅田Shangri-la
ART-SCHOOLセットリスト

01.Boy Meets Girl
02.LOST CONTROL
03.Dreaming Of You
04.DIVA
05.OUT OF THE BLUE
06.LITTLE HELL IN BOY
07.MISS WORLD
08.スカーレット
09.SUNDY DRIVER
10.刺青

EN
01.ロリータ キルズ ミー
02.FADE TO BLACK
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by pochi-17 | 2018-10-22 22:34 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.10.13-14 木下理樹生誕祭2018〜BAN NEN〜 @恵比寿LIQUID ROOM

2018.10.13-14 木下理樹生誕祭2018〜BAN NEN〜 @恵比寿LIQUID ROOM
フルカワユタカ/須藤寿(髭)/Ropes/クボケンジ(メレンゲ)/DJ :TOMY(BOY)

行ってきました木下理樹生誕祭。ARTのツアーファイナルで発表があった時から行きたいなとは思ってて。
須藤さんの出演が決め手だったけどその後にRopesも追加されてやっぱり行くしかなかった…
オールナイトで開演は24時30分、終わったのは朝の5時という長丁場のライブだったけど
眠くなるどころか、時間が経つにつれて目が冴えていくようなライブだった。
いつも通り自分用の覚え書きレポなのでMCのタイミングとか曖昧です。体力と記憶の限界だった…

開場と開演の時間が同じで、中に入るとDJのTOMYさん(奥富さん)が曲をかけていて。
Tempalayとかドミコとかが流れてていい雰囲気。
ステージには幕がかかっていて中の様子は分からないけど人の気配はあった。

開演時間の頃になって幕が開いたら木下さんが一人ステージに立っていて「えー…、BAN-NEN…」って
いつものトーンで喋り始めて笑いが起きる。何喋ってるのかよく分からなかったけど。
「呼びこんでもいいのかな?いいよね?」ってトップバッターのフルカワさんを呼ぶ。

呼び込まれて登場したフルカワさんの手にはロウソクが灯ったバースデーケーキ。
その様子をスマホで撮ってる戸高さん。歩くと火が消える!って木下さんが小走りで
フルカワさんの方に行ってロウソクを吹き消して、みんなでバースデーソングを歌ってお祝い。
お客さんに木下さんの写真入りケーキを見せてくれた後、
アンプの上に乗せようとするから戸高さんが「溶けちゃう!」ってケーキは回収。


+++


白シャツにアコギといういで立ちで登場したフルカワさん。
フルカワさんのライブを観るのは初めてだったけど、歌もギターもお喋りも上手。
アコギだから余計にそれが際立ってた。ギターを弾く手元に釘付け。

途中でフジファブリックのロマネを歌ってくれて、歌詞を間違えて「志村ごめん!」って。
もし志村さんが元気だったら、今日ここにいたんだろうなって思ってたまらなかった。
歌い終わった後、曲のことには触れずビールを飲んで「日本のカートコバーンと呼ばれて、
太く短く生きるのかと思ったら27歳を過ぎても極細でしぶとく生き続けて。
木下くんには細く長く、万里の長城みたいに生きてほしいですね」と。
曲はよく知らないんだけどバスストップという曲がいいなって思った。

会場入りの時に夜のイベントに出てたTOSHI-LOWさんに会って「何しに来たんだ」って言われて、
生誕祭の説明したら「何だそれは?チケット売れてんのか?」って聞かれて
「売れてないと思います」って答えたら「よし入れ」って通してもらえたそう。
「でも蓋を開けてみればこんなに沢山の人がいて、木下理樹は愛されてるなと思いました」って。

フルカワさんは徳島のソーラー武道館から直帰で生誕祭、明日もライブのスケジュールの中の出演。
「このライブをぶち壊しに来ました」と。こんなこと、愛がないとできないよね。
「下北沢ガレージあたりでSmells Like Teen Spilitを演奏する年越しイベントをやりたい」
なんて話もしてたけど、それもゆるくて楽しそうだから観てみたい。

あと「木下くんは森の中の…木下なのに森っていうとあれだけど(笑)
棘だらけの森の中にある美しい鏡。その鏡には醜い顔の本当の自分が映る…って
樹木希林さんが内田裕也さんに言ってた言葉なんだけどこれだと思って」って受け売りですか。笑
フルカワさんのライブ、また観れたらいいな。観る機会ありそうだしね。


【SET LIST】

01.シューティングゲーム
02.バスストップ
03.ロマネ
04.The Miracle


+++


タイテではDJを挟んで須藤さんの出番だったのが、フルカワさんがステージに残ったまま呼び込まれて。
段取りが悪いからって間のDJをなくしてもらったらしい…え、自由すぎない?
二人が喋り出すと漫才みたいで、フロアの温め役としてすごく良かったのでは…
須藤さんは黒のトップスに足首が見えるベージュのパンツという衣装。

須藤さん「木下くんはあれでよく最初に出てくるよね。俺だったらいいよ?何なら押すぐらい喋るし。
でも木下くんは…それが彼のサービス精神でかわいいところだよね」

フルカワさん「今週『フルカワくんも出るよね?だったらギター弾いて!』って須藤くんに言われて」
須藤さん「そう。右手痛くなるからギター弾いてって。フルカワくんが弾いてくれたら右手痛くならないし。
それでフルカワくんの後にDJがあって、それだと出たり入ったりになるからそのままやらせてって」
フルカワさん「たった365日早く産まれただけでこれだから。俺と須藤くんと田原俊彦は誕生日が同じなんだけど」

須藤さん「フルカワくんの紹介で木下くんとは知り合ったんだけど、木下くんは映画が好きだって
いうから初めて会った時に映画撮りなよって言ったの。そしたら『まだだな』って言われて」
フルカワさん「機が熟してないってね」
須藤さん「その時は俺コンビニ店員の役で出たいなって思ってるんだけど」
フルカワさん「こんなコンビニ店員いないだろ(笑)」
須藤さん「いるよー!『お待たせしました、生ビールです!』って。コンビニで生ビール売ってないんだっけ」
フルカワさん「売ろうとしてたけどまだなんだっけ」
須藤さん「何の話だっていうね(笑)曲少ないからいっぱい喋ろう!」

青空でいつもみたいに「木下くんと初めて会った日もこんな青空だったのかな?忘れちゃったけど」って
語ってたらフルカワさんにミュージカルみたいって。「須藤くんはいつもそうやって自分の曲をくさす」と。
アウェイな環境でもファニーでチャーミングな須藤さん、初めて観た他のファンはどう思ったんだろう…?
床に寝転がりそうなぐらい姿勢を低くしたり、いちいちジェスチャーがチャーミングな須藤さん。

テキーラではいつも通りにハンドマイクでステージの前に出てお客さんにお酒をおねだり。
ワンマンであろうとゲストであろうとお客さんに対する接し方が変わらないのがすごい。
「お酒を持ってる人はいないの?いた!それちょうだい!」って。
そしたら下手のお客さん嫌がってたんだけど渡してもらって「少ししか入ってない!」と。
ひと口飲んで「ありがとね!」ってお酒を返す。
今度は上手に来てまたおねだり。ひと口飲んで「ぬるい!」って。
「でもおいしかったよ!」ってにっこり笑顔で返す。
「今度街で会ったらテキーラ奢ってよ。だって僕たち友達でしょ?」

途中、フルカワさんに無理やり歌わせて、最初は嫌がってたけど結局歌ってあげてて優しいなって思った。
何だかんだで良いコンビだからもうロウエイタスと一緒に3時間ぐらい漫談やってくれないかな…

フルカワさんの出番はここまでで、きみの世界に花束をは須藤さん一人の弾き語り(初めて観た)。
フルカワさんのアコギを借りてチューニングをする須藤さん。
後ろにあった椅子を自分で持ってきて座る(多分アチコさんのキーボード用に置いてあった)。
「みんなも椅子があったら座るでしょ?座るよね!?」って。

「フルカワくんは他の人がギター貸してって言ったら渋るんだよ。
貸してあげたらいいじゃんね。俺には貸してくれるんだけど」と。
そうやって喋りながらやってるとどんどん狂っていくチューニング。
その音を「ピィーン!」「チュイーン!」とかって表情付きで口真似して、
「長いことやってたらどんな音が出るか分かるんだよね!」って(笑いすぎて涙出た)。

歌はさっきまで笑いを取りながらチューニングしてた人とは思えないグッとくる歌でとても良かった。
シンプルな弾き語りを聴いて、改めて須藤さんの声好きだなあって思った。
フルカワさんのことを「オールドリバー」って呼んでたのは笑ったけど。

須藤さんが木下さんとの友情を語ってた時、あんまり心がこもってない感じが出てて
フロアがざわついてたのが面白かった(嘘をついてる訳ではないんだけどね)。
須藤さんは「木下くん愛してるよ!」とも言ってたっけ。
「さよならを言いたいのにー♪」って最後のフレーズを歌い終わってすぐ
「さよなら!さっきART-SCHOOLのセットリスト見たけど盛り上がるよ!」って。
笑顔でステージを後にしてたのが須藤さんっぽくていいなって思った。


【SET LIST】

01.青空
02.テキーラ!テキーラ!
03.きみの世界に花束を


+++


DJを挟んで3組目はRopes。音出しの時にSNOW歌ってくれて心がふわっとした。
アチコさんは赤いトップスに短い髪を後ろでぴょこんとひとつ結びに。
アチコさんがキーボード姿もすっかり板について、一曲目は未音源化の新曲(Babyという曲かな?)。
メロディの間をたゆたうようなアチコさんの声の揺らぎが心地よくてずっと聴いていたかった。

Drawはアチコさんの儚げな歌声と戸高さんの透明感のあるギターに、
この日はドラムマシンを加えた3人編成でより曲の世界観が再現されてた。

「夢っていいですよね」というアチコさんが歌うyumeは柔らかい声と温かなギターで、
聴いているといつか見た風景が浮かぶよう。本当に、どこまでも魅力的な声。

かつてはKARENとして木下さんや戸高さんと同じバンドで活動していたアチコさんは
「同じ時代を過ごして、歳を重ねるというのはとても素敵でクリエイティブなこと」と
話すアチコさんに「ド真面目か」と戸高さん(あの二人が漫才みたいだったから)。
アチコさんに「リッキーは何かを間違ってしまった気がするけど…何かを…」って言われてたの笑ってしまった。
「木下理樹とART-SCHOOLを愛しています」という言葉にアチコさんの愛を感じた。
ART-SCHOOLのファンに向けて「仲良くしてください」とも。
言葉の選び方ひとつとっても素敵で、あんな女性になりたいなあっていつも思う。
戸高さんが「今日は物販も持ってきてるんだよね?」ってアチコさんにパスして、
「今日は物販にTシャツも持ってきたので、良かったら見て行ってくだせえ」って言ってたのもかわいかった。

ラストdialogueはいつもよりビートが効いててカッコよかったな。
聴いてると自然と身体が揺れる感じ。深夜のRopesは至福のひと時だった…


【SET LIST】

01.新曲
02.Draw
03.yume
04.dialogue


+++


転換中のDJではLOSTAGEやアジカン、フジファブリック…木下さんゆかりのバンドの曲が流れてた。

ラフな服装で登場したメレンゲのクボさんもアコギ一本の弾き語り。
夜中に作った曲といって披露された絵本は好きな人に語りかける手紙のような優しい歌詞が印象的だった。

フルカワさんに続き、クボさんは若者のすべてを歌ってくれて。これもすごく心に沁みたんだけど、
志村さんも含めてみんなで一緒にお祝いをしてるんだなって嬉しかった。

「今年は芸能界でも僕の周りでも亡くなってしまう方が多くて…会いたい人には会いたい時に
会いに行った方がいいと思います。だから今日僕はここに来ました」というクボさんの言葉は重みがあった。
ライブ初めて観たけど、木下さんみたいな雰囲気も志村さんみたいな雰囲気もあって、類は友を呼ぶとはこのことか…って。

ART-SCHOOLの曲を、とカバーされたのは「木下くんらしい歌詞の曲」というOK&GO。
弾き語りのOK&GOは優しくて穏やかだけど、裸の心を覗き見たような感覚にもなった。
歌い終わって「難しい」ってクボさん。でもとても良かった。


【SET LIST】

01.忘れ物
02.絵本
03.OK&GO
04.若者のすべて


+++


イベントのラストはもちろんART-SCHOOL。木下さんは40歳になって心機一転ギターは新しいフライングV、
歌詞のファイルはiPadになって髪型もちょっと昔みたいな感じに(茶色く見えたけど染めたのかな?)。
赤いチェックのシャツに着替えてた。戸高さんは英字が入った白いTシャツだったかな。

いつものSEはなく、メンバーが歓声に迎えられ登場してライブが始まる。
1曲目がTouching distanceで磔磔のライブを思い出して最初からグッと引き込まれた。
戸高さんがフレーズを間違えてたのめずらしいなって思ったんだけど深夜で身体が上手く動かなかったみたい。
そのままの流れでDreaming Of Youへ。勇さんの4つ打ちのビートでフロアの温度が上がっていく。
ぐっと加速してPromised Land。もうすでにライブ終盤みたいな盛り上がりに。


戸高さん「こんばんは、ART-SCHOOLです。木下さん大丈夫ですか?
こんな時間にライブやったことないんじゃないですか?」

木下さん「幕張で4時に…」
戸高さん「ああ、あの時は地獄でしたね。40にもなって自分を痛めつけて…」

戸高さん「今回のセットリストにはとある法則が隠されているので、気づいた方は楽しんでください」

法則って時系列かと思ったけどPromised Landの後がSupernovaだったから違うかと思ったら合ってた。
Supernovaはサビで音が広がって光が満ちてくるイメージが曲名とぴったり。
アルバムのツアー以降聴けてなかった曲が演奏されてセトリへの期待がどんどん高まる。
フローズンガールのリフはポップで爽やか。ギターソロもいいな。

戸高さん「もう気付いてるかもしれませんが、今日のセットリストは
新しい曲から順に古い曲にいくっていうセットリストになっています」

戸高さんの「14SOULから」という言葉にフロアから歓声が起こる。
印象的なリフが引っ張っていくCRYSTALはライブで聴くと想像してたよりも
リズム隊の音がしっかりしていてバンドっぽさが出てたんじゃないかな。
その次に演奏されたのがLOST CONTROLで思わず声が出てしまった。
この曲のギターソロがとにかく圧巻で痺れた…あれはほんとにやばい。

7月の京都の弾き語りの時、ART-SCHOOLの曲全部知ってる人?という話の流れで
曲名が出てライブでやりたいねってイントロだけ弾いてくれたアダージョも聴けた。
もしかしたらその時の話を覚えてくれてたのかなあって勝手に嬉しくなった。
Nowhere Landはその弾き語りでも演奏されていて、バンドでも聴きたいと思ってた曲。
それは愛じゃないが続いて、光が射しこんでくるような明るいパートだった。


どのタイミングだったか忘れてしまったけど、木下さんによる逆プレゼントタイムがあって。
半券が金色のくじ引きボックスに入ってて、それを引いた木下さんが入場整理番号…って読み上げる。
賞品はインスタに上がってた直筆イラスト入りのクッションと新作のTシャツ(NIRVANAみたいなの)

戸高さん「あのイラストちょっとかわいいと思ってしまったのが憎い。
ステージに上げて渡すの?地獄…俺だったら絶対にステージ上がるの嫌だ。
(と、Tシャツの人にくわえてたピックを渡す)
興奮気味のお客さんのリアクションのマネをする戸高さん「…約一名にめっちゃウケた」

戸高さん「ボキボキに折れたフライングVもプレゼントすればどうですか?」
木下さん「あれは…」
戸高さん「なんで渋るんですか(笑)」

木下さん「40ったら僕が子供の頃から思えばおじさんですよ。
でも38ぐらいからあんま変わらない。…ああっ!」

戸高さん「ああっ!って何ですか。咳払いですか?」

お客さん「見た目めっちゃ若ーい!」
戸高さん「見た目めっちゃ若ーい!って友達みたいに言われてますよ」

中尾さん「(木下さんを見て)しゃくれてる」
木下さん「ん?(まだしゃくれてる)」
(中尾さん無言で中指立てる)


イントロの入りのタイミングを慎重に計る戸高さん。LITTLE HELL IN BOY。
この曲は戸高さんのコーラスの部分を一緒に口ずさみたくなる。
最初のギターが鳴る前の振りで、これは…と思ったのが刺青。
最近のライブでも演奏されてたのを知って聴きたい!って思ってたから高まった…
Bメロからサビに移る時、明確に戸高さんのスイッチが入る瞬間があって、
それまでとはまるで別人みたいな気迫にドキッとした。
スカーレットはこの時期によく似合う曲。気持ちのこもった演奏に耳も心も奪われる。

ベースの低音が足の裏から伝わってくるUNDER MY SKIN。
ギターを掻き鳴らす戸高さんの手元は目にも止まらい速さ。
OUT OF THE BLUEもライブで初めて聴いたけど歌詞が好きだなって。
音数は少なくても存在感のあるベースラインが印象的だった。

春のツアーでも披露されたジェニファー'88はライブ映えする曲。
ツアーの時は木下さんと戸高さんが向かい合ってギターを弾いてたっけ。
スリル感ある展開に引き込まれるアイリスは昔の曲っていう気があまりしない。
甘酸っぱくてきらきらしたレモンを聴いていると深夜ということを忘れてしまいそう。

静かで厳かな雰囲気のシャーロット。徐々に熱を帯びてくるような歌。
中尾さんが微動だにせずベースを弾いてるのめずらしいなあって思ってたら、
曲が終わったとたん、木下さんに「ごめん、ちょっと待ってて!」と告げてどこかへ。

戸高さん「中憲さんいなくなっちゃったよ…どうしたんでしょう?機材トラブルかトイレか…
それともついに捨てられたか…北九州まで帰ったんじゃ…」

木下さん「ちょっと待ってて!!ってガッ!って肩掴まれて怖かった(笑)」
戸高さん「ここは木下理樹のすべらない小話でつなぎましょうよ」

木下さん「せっかくだから勇さん何かひと言…」
戸高さん「勇さんは本当に喋るの嫌いなんですから…勇さん、木下さんに何か一言」
藤田さん「40になったのか?」
木下さん「え、モノマネですか?」
戸高さん「モノマネみたいだったけどもうモノマネはしない。似てないから」

蘇る京都の記憶…ここで中尾さんが帰ってくる。
中尾さん「しっとりした曲が続いて冷房が効いてくるとお腹が痛くなって。最後のサビは気が気じゃなかった」
戸高さん「しっとりした曲で冷房が効いてくるとお腹が痛くなってくる…?」
中尾さん「(音出しして)さっきより音が大きくなった!」
戸高さん「さすがにライブも終盤です」

そんなアクシデントもありつつMISS WORLD。初期のARTの良さが詰まった曲。
最後のサビ前のドラムがめちゃくちゃカッコ良かった。
ロリータキルズミーのイントロで後ろから人が流れ込んできた。

木下さん「楽しんでるー?」
戸高さん「楽しんでるー?って軽いな。もっと他にないんですか。きちんと皆さんにお礼言って」
木下さん「気持ちはメロディや歌に乗せて伝えるから…フルカワくん、須藤さん、Ropes、
クボくん、DJ TOMY、スタッフの皆さん、ライブハウスの皆さん、集まってくれた皆さん、
ほんとにありがとうございます。…オールナイトはもうやりません。でも60になってもできたらいいですよね」

戸高さん「死んでそう…」
木下さん「え、何?」
戸高さん「何でもないです。木下さんは誰よりも長生きしそうですけどね。俺より絶対長生きしてそう」
木下さん「そんな事ないよ」

何か言おうとして噛んだ戸高さんが「こんな時間だから口が回らない」って。
「明日絶対起き上がれない。木下さんは明後日まで起き上がれない」と。

戸高さん「こんな時間に集まって秘密の集会みたいな。秘密の暗黒集会」

ラフにギターを掻き鳴らすようなSANDY DRIVERのイントロ。
初期の曲を演奏しているメンバーは生き生きと楽しそうで観ている側も幸せな気持ちになった。
「ここからはSONIC DEAD KIDSから3曲」と聞いた時にもしかして…と思ったNEGATIVEも聴けた。
この曲ももうライブではやらないんじゃないかと思ってたから本当に嬉しかったな。


戸高さん「木下さん、最後は自分に捧げてくださいよ」
木下さん「うん、、」
何か言葉を繋ごうとした木下さんを遮ってイントロに行って笑いが起きる。

本編ラストは斜陽。温かい音色がステージを照らしてるみたいだった。
ステージを後にするメンバーの姿がまだ見えているうちからアンコールの手拍子が始まる。


しばらくして再びステージにメンバーが。

木下さん「最後はエモく終わらせてくれ…」
戸高さん「なんて言ったの?エモく?エモく終わるか、わーってハッピーに終わるか。
木下さん成仏できました?エモく終わりましょうか。その方がART-SCHOOLらしいですね」

最後スタッフさんにイヤモニ外してもらう木下さん。
戸高さん「イヤモニ外すんですか?イヤモニで自分の叫び声聴いてるの苦痛ですよね」
木下さん「うわーーー!ってね(笑)」

アンコール、正真正銘ライブのラストはFADE TO BLACK。
曲の終盤、ステージの袖あたりからダイバーが飛びこんできて悲鳴が上がる。
全てを出し尽くすかのような熱のこもった演奏に応えるフロア。まさに完全燃焼。
メンバーがステージを後にするとすぐに幕が下りてライブは終演。

ワンマン並みの長尺、各アルバムから2曲ぐらいずつ演奏するという試み。
CRYSTALとかLOST CONTROLとか、もうライブでは聴けないと思ってた曲が次々と演奏されて超レアだった。
どの曲だったか、木下さん始まりの曲で「木下さんちょうだいよ(弾かない)早く弾けよ」みたいなやり取りもあって、
何気ないステージ上のコミュニケーションでもバンドの空気感が伝わってきていいなあって。
東京まで遠征して本当に良かった…これからもまだ聴いたことのない曲をライブで聴けるまで通わないとね。
改めまして、木下さんお誕生日おめでとうございます!


【2018.10.13-14 ART-SCHOOL@恵比寿LIQUID ROOM SETLIST】


01.Touching distance
02.Dreaming Of You
03.Promised Land
04.Supernova
05.フローズンガール
06.CRYSTAL
07.LOST CONTROL
08.アダージョ
09.Nowhere Land
10.それは愛じゃない
11.LITTLE HELL IN BOY
12.刺青
13.スカーレット
14.UNDER MY SKIN
15.OUT OF THE BLUE
16.ジェニファー'88
17.アイリス
18.レモン
19.シャーロット
20.MISS WORLD
21.ロリータキルズミー
22.SANDY DRIVER
23.NEGATIVE
24.斜陽

EN1.FADE TO BLACK

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by pochi-17 | 2018-10-16 21:50 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.8.4 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET@味園ユニバース

8月4日に行ってきました、大阪では久しぶりのGATALIバンドセット。しかも会場は味園ユニバース。
ユニバースでGATALIってどんな感じなのかと思ったら、開場前に長岡さんのツイートを見てびっくり。
フロア部分には座布団が敷き詰められていて、左右と後ろはソファというまさかの展開でした。
以下レポですが、曲順合ってるか不明な上にMCの順番とかも記憶が曖昧なのでこんな感じだったよー程度に。


+++


心斎橋で中尾憲太郎さんと伊東真一さんによるエフェクターの試奏イベントを観た後、暑さに負けそうになりながら味園へ。
久しぶりに会えた髭友さんもいて嬉しかったな。それにしてもほんとに溶けそうなぐらい暑かった。
整理番号を呼ばれて、160番代だったんだけどまだ下手側のソファが空いてたからそこで観ることに。
開演までの時間もお洒落な音楽が流れていて、ユニバースの独特な空気も相まって良い雰囲気。でもフロア部分は座布団というこのギャップ。

髭のライブは押しで始まることが多いからのんびり構えてたら大体定刻ぐらいでライブが始まって。
今までは須藤さんだけ先に出てきて喋ってからメンバーを呼び込むっていうスタイルだったのが
SEが流れる中みんな出てきて、喋らずに演奏が始まったのが新鮮だった。
いつからこんなちゃんとしたバンドみたいになったの!

ライブの一曲目はすっかりおなじみ「太陽の季節」。
大人っぽい抑えたトーンのボーカルと徐々に熱を帯びてくる演奏がユニバースの雰囲気によく似合う。

そのまま流れるように「楽しい時間旅行」。途中であそびいこうを挟んで、ほんのりファンクなアレンジに。
「森が泣けば 鳥は羽ばたく」はステージを照らす緑の光が綺麗で、歌にもぐっと引き込まれた。


須藤さん「こんばんは、須藤寿GATALI ACOUSTIC SETです。今日はみんなお座布団に座ってもらって。
いいライブしたら座布団が飛んで来るのかな?相撲で座布団投げるのってどんな時なの?」

ケイタイモさん「座布団が飛ぶのは相撲では番狂わせ的な感じじゃない?」
須藤さん「じゃあ俺たちも番狂わせして行こう!」

須藤さん「去年ガタリはアルバムを出してライブをやって、この間5月に東京でライブをやったんだけど、その時と同じ曲をやります」
ケイタイモさん「言わなくていい事を言わない!(笑)」
須藤さん「せっかく合わせたのにライブやらないと演奏できなくなっちゃうからね」

須藤さん「ユニバースには人の結婚式で来た事があって、その時に歌ったんだけどここ
(ステージ)で歌ったどうか覚えてないんだよね。みんなはここでやった事あるの?」

伊藤さん、野村さん、長岡さんは高田漣さんのライブで一緒にユニバースのステージに立った事があると話していて、
須藤さんが「ユニバースでやった事ないの俺だけ?」って言ったらケイタイモさんが「大丈夫、俺もないから」って。
ユニバースはGATALIのライブでは最大のキャパだという話もしてた。

GATALIのバンドセットで大阪に来るのは久しぶりだという話で、昨年末の3人GATALIの時は
ケイタイモさんがパンデイロ叩くっていうよく分からないライブだったそう(あれはあれで良かったけどね)。

ケイタイモさん「ちょっといいですか?」
須藤さん「何?」
ケイタイモさん「この中で立ってるの俺だけ…」
(※お客さんは全員着席、メンバーも椅子やソファに座ってる)

長岡さん「いいじゃん、バーカンの人も立ってるんだし」
ケイタイモさん「高めの椅子持ってきてもらってもいいですか?」
しばらくして、スタッフさんが椅子を運んできてくれて無事全員が着席。
須藤さん「みんなもお酒とか飲みながら観てよ。…思ったより同意が得られなかった(笑)」

須藤さん「今年は猛暑だから高校野球がナイターになるかもしれないんだって。そうすると日程が収まらなくなってくるから
大阪ドームとかでもやらなきゃいけなくなって、でも甲子園ってブランドだから『甲子園に行くぞー!』って
やってきた高校生達はかわいそうだよね。…俺が今話したこと、全部NEWS23の受け売りなんだけどね。
甲子園、大阪は今年どこが出るの?…何?桐蔭?そこが強いの?」

甲子園の話題を振っておいて桐蔭を知らないという須藤さんに関西人多めのお客さんはもちろん、メンバーも「知らないの!?」って。


Neil Youngカバーの「Tell Me Why」はサビでコーラスが重なるんだけど、GATALIメンバーは歌える人ばかりだから本格的。
このTell Me Why、訳詞を読むと個人的に結構たまらなくなるんだけど曲は朗らかなのが救い。

「サンシャイン(Sunset)」は夕暮れ時の海辺の風景が浮かぶような少し切なくて艶のあるアレンジ。
野村さんが弾く鍵盤の音色がきらきらと水面に反射する光みたい。
須藤さんのボーカルは少しアンニュイな表情で、それもまた曲によく合ってた。

GATALIの新曲も聴けて嬉しかった。「繋いだその手を離したくなっちゃった」という歌い出しだったと思うんだけど、
韻を踏むような歌詞と、シティポップ感のあるアレンジが新鮮だった。早く音源で聴けるといいな。

「真夏の夜の夢」は須藤さんの熱が伝わってきたし、曲が進むにつれてフロアの温度が上がっていくのが分かった。
長岡さん、時々ソファに体を委ねてリラックスした感じで粋なフレーズを弾くのがかっこよかった。


須藤さん「この間卓史と2人で飲みに行ったんだよね。卓史がお店決めてくれて。
沖縄料理屋さんで、何で沖縄料理?って思ったんだけど、泡盛しっぽり飲むのもいいかなって。
あれ?泡盛ってしっぽり飲むものじゃない?まあいいや。それで行ってみたら、
俺が東京に出てきた時に住んでた家のすぐ近くだったの!俺の事色々リサーチしてくれたのかと思った」

野村さん「ほんと偶然で全然知らなかったんですけどね」
須藤さん「ほんとだとしても今それ言う!?(笑)それで、すぐそこに住んでたよ!見に行こうよ!って言って」
伊藤さん「付き合いたてのカップルみたいな」
ケイタイモさん「大丈夫?部屋に連れ込まれて抱かれなかった?(笑)」

伊藤さん「卓史はその飲み会楽しかったの?須藤くんばっかり喋ってなかった?」
野村さん「俺も結構喋ってたよ。暗いなりに盛り上がって」
長岡さん「暗くても盛り上がったなら良かったじゃん」

須藤さん「最初卓史に飲みに行こうって連絡してもなかなか決まらないの。断るんじゃなくて返事が帰ってこない。
卓史だって行こうよ行こうよって口だけで行かないようなずるい大人にはなりたくないでしょ?」

野村さん「あぁ、まあそうですね…」

須藤さん「3時間ぐらいいたはずなのに不思議と何喋ってたか覚えてないんだよね。
でも深い話もしたよね?卓史の暗さは見たままだけど、俺のネアカは根暗をこじらせたネアカだからね。
また今度色んな話しようよ。ファミコンの話とかさ。卓史とは同世代だから」

野村さん「ファミコン…」
須藤さん「ファミコンの話だとそんなに暗くはならないでしょ。卓史は昔何のファミコンやってたの?」
野村さん「赤影とかですかね」
須藤さん「あれでしょ?忍者の。原作あるよね?」
野村さん「あったのかな?」
須藤さん「あるよきっと。分からないけど」

須藤さん「それで卓史と飲みに行って、駅を通り過ぎたところまで行ったから帰り送って行って」
伊藤さん「2人とも別れた後に振り返ったりした?」
須藤さん「まあ振り返ったかな?見ててくれてたら悪いかなと思って」
ケイタイモさん「須藤は振り返りそうだよね」

須藤さん「卓史が振り返った時に俺の後ろ姿は綺麗だったかな、須藤のボブの後ろは
ちゃんと揃ってたかな?って。自分では分からないから気になって(笑)
卓史と飲みに行って、他のメンバーとも気まずい沈黙に耐えられるかを二者面談しなきゃって思ったんだけど」

ケイタイモさん「俺と亮ちゃんとでお好み焼きに行ったでしょ?」

須藤さん「あれは3人だったから気まずくなっても自分じゃない可能性もあるけど、2人だとそうはいかないじゃん。
言っとくけどね、気まずい沈黙に耐えられる人とじゃないと結婚生活送れないよ?」

須藤さん「ケイタくんとはこの間飲みに行ったんだけど、誘ったら『子供連れてっていい?』って言われて。
そう来る?って思ったんだけど下の子とは会った事なかったし、いいかと思って子供も一緒に行ったの。
子供達会ったらしばらく俺の事『おじさんかな?おばさんかな?』って思ってたと思うんだけど(笑)
そこで俺はビール頼んで、次日本酒いこうと思ったらケイタくんたちお蕎麦頼んじゃって。
え、そんながっつりいきます?って見てたら30分ぐらいで完食しちゃって。
それで、駅ビルだったんだけどちょうどいいケーキ屋さんを知ってたから連れて行ってあげようと思って。
ケーキだったら子供達も食べられるかなって行ったら8時ぐらいだったから閉店準備してて。
そしたらケイタくんに『展望デッキで電車見に行ってくれない?』って言われて。
ここ(伊藤さん)と一緒で男の子が電車大好きなの。それで9階にあるデッキで電車見て、
あれは田園都市線だよ!あれにおじちゃん乗ってきたんだよ!って言ったりして。
しばらく見てたんだけど電車に飽きて子供が『かくれんぼしよう!』って言い出して。
ええ!?って。人もまあまあいる展望デッキで、大声で『いーち!にー!さーん!』って20まで数えて」

ケイタイモさん「あれは本当に申し訳なかった」

須藤さん「20数えて探すんだけど、子供だからお尻出てるよ?見えてるよ?ってすぐ見つけちゃって。
一回『どこかなー?』って見えてないふりをするんだけど、見つけたら『次は40まで数えて!』って言われて、
さすがに声枯れるから途中でケイタくんに代わってもらって。楽しかったよね」

須藤さん「前回のライブから日がなくて伊藤大地だけはまだ2人で飲みに行けてないんだけど、今度行こうね」
長岡さん「2人っきりで大丈夫?じゃあこの後の打ち上げ2人で行ったら?」
須藤さん「いやおかしいでしょ(笑)」

須藤さん「亮介とはこの間、近くにいるからヒッポ飲みに行かない?って電話かかってきて
一緒に飲みに行ったよね。ダブのイベントで、いとうせいこうさんとアイゴンさんが出てるやつ。
亮介も酔っ払って手に持ってたビールをバーン!って落としたりして、楽しかったよね」

長岡さん「楽しかったねぇ」

ケイタイモさん「アイゴンさんから電話あって、須藤くんと亮ちゃん
来てくれたけどベッロベロに酔っ払ってたよって言ってた(笑)」

須藤さん「GATALIの最終目標は日本のゴスペラーズだからね!…あっ、日本のゴスペラーズはもういるね(笑)
それを言うなら日本のビーチボーイズだったね。須藤はおっちょこちょいだから」


The Beach Boysのカバー「Anna Lee, The Healer」は野村さんが鍵盤で、他のメンバーはひとつのマイクに集まってアカペラで歌ってたんだっけ。
ケイタイモさんのパートはベースみたいな低音で、ほんとにゴスペラーズみたいだった!(めっちゃ褒めてます)

須藤さん「次はチョコレート・ドリームって曲です」
ケイタイモさん「違うよ?」
須藤さん「分からなくなっちゃった」
ケイタイモさん「鬼の首を取ったように違うよ?って(笑)」

髭のカバーで「きみの世界に花束」をは、もともとは謝謝という仮タイトルで髭のライブでは披露されていた曲。
髭の時は須藤さんのパーソナルな部分が前面に出るような割とシンプルなアレンジだけど、
GATALIではカントリーやフォークを思わせる明るいアレンジになっていて、全然見える景色が違った。
髭のライブで聴くと泣きそうになるのに、GATALIだとすごく前向きな曲になっている気がして、同じ曲とは思えないなあって。

「チョコレート・ドリーム」は、須藤さんのチャーミングさが存分に出てる曲。ほんと40歳を過ぎた男性とは思えない。
サーフィンのところ、さらっと歌う長岡さん→バリトンボイスなケイタイモさんのコーラスがポップで楽しい。

須藤さん「チョコレートの次はバナナだよ。みんなチョコバナナって食べたことある?」

「騒々しいバナナ」って前までは普通だったのにQUEENのWE WILL ROCK YOUそのままみたいなアレンジになってて笑った。
須藤さんがフロアのお客さんにすごい目力を送って「S!Z!C!」ってYMCA的な振り付けを
やらせてたんだけどすごい気迫だったし…気圧されて思わずできないのにやったもん。笑


MCで話すことが尽きて、須藤さんが「ケイタくんの怖い話でも聞く?」って言ったら、
「怖い話をしてたら危ない事が起こるようになって、霊が見える人に持ってかれるからやめなさいって言われた」とケイタイモさん。

ケイタイモさん「この間band apartの原さんとか吉田くんとかと一緒にニコ生でやった
怖い話のイベントから家に帰ったら、パソコンの電源が勝手についたんだよ。触ってないのに。だから勘弁して」と。

須藤さん「最初すべってるなって思ったの。4曲目ぐらいの時に変な空気だなって」とか話してたけど、そうなの?
髭のライブの時とはまた感覚とかお客さんのリアクションも違うのかな。


髭のカバーの「あうん」は、力を抜いてさらさらとした須藤さんの声がとても魅力的だった。
お世辞抜きで須藤さんのシャウトは世界一だと思ってるんだけど、こういう歌い方もまたいいんだよね。

山下達郎さんのカバーで「アトムの子」は、相変わらず伊藤さんのドラミングに圧倒されっぱなしだった。
足の裏からドラムの振動が伝わってきて文字通り痺れたし、須藤さんの歌い方はさっきとは打って変わってアグレッシブで。
GATALIの時はスタンドに歌詞が置いてあるんだけどチラチラ見てたね…(カバーだから仕方ない)

「例えばユートピア」は長岡さんのギターフレーズがくせになる。
髭の時とはまた違って、大人っぽいアレンジの曲が多くてお洒落。


演奏を終えてステージを後にするメンバー。
すぐにアンコールの手拍子が始まって、しばらくして再びステージに姿を現わす。

この時だったかな、某メンバー(一応伏せておきます)がお手洗いに立って、
こっち側(メンバー)がトイレに行かないとは思うなよ!みたいな話をしてて。

アンコール一曲目は「ラブヘイト」。ファニーな歌詞とセンチメンタルな展開のギャップがたまらない。
最後のサビ前のケイタイモさんのうねるようなベースがひと癖あっていいな。

「僕はゲリラ」では手拍子が起きてた。歌詞に合わせてナイフを刺すようなジェスチャーをする須藤さん。
この曲もぐっと引き込まれる瞬間があって、すごく楽しいくて笑顔なのに涙がこぼれそうになった。

アンコールの締めくくりは「テキーラ!テキーラ!」私の後ろにいた女性がテンション上がって
前に行って最前のお客さんの手を引いて立たせてて、自由すぎませんか…?って思った。
それで意識を持っていかれてあんまり記憶がない。この曲でメンバー紹介してたのかな?ケイタイモさんが前に出て来てた。

演奏を終えて、いい笑顔でステージを後にするメンバー。
BGMも流れ始めて帰って行く人も結構いたんだけど、アンコールの手拍子が止まなくて。
そしたら、しばらくしてまたメンバーがステージに出て来てくれて。

須藤さん「アンコールありがとう!(客席を見て)…結構帰っちゃってんじゃん!!」

須藤さん「出てきたのはいいけど、さっきも話したようにこの間の渋谷公演をトレースしてるからもうやれる曲がないんだよね。
やるとしたらやってない曲か、さっきやった曲をもう一度やるか…ウィークエンドとかどう?」

野村さん「その曲知らない…聴いたことない。もしかしたら合わせられるかもしれないけど…分からない」

お客さん「メンバー紹介!」
須藤さん「メンバー紹介さっきやったよ(笑)もう一回やる?」
(と、もう一度あらためてメンバー紹介をする)

須藤さん「どうする?何やる?せっかくいいライブしてたのに立つ鳥跡を濁しちゃったよ。でも出てこずにはいられなかったんだよ」
長岡さん「もう弦が切れちゃったからバンジョーしかない」

お客さん「ゴスペラーズやって!」
須藤さん「え、何?ゴスペラーズ?Anna Lee, The Healerね。どうする?歌う?」
伊藤さん「じゃあドラム叩くわ」
須藤さん「日本のゴスペラーズになったら俺、サングラス担当になるから!」
長岡さん「俺もサングラスかけたい」
須藤さん「それだとラッツ&スターになるから(笑)」

Anna Lee, The Healer、2回目はさらっとさわりだけ歌う感じで、
須藤さんと長岡さんとケイタイモさんはにこにこしながら肩を組んで楽しそうに歌ってた。

須藤さん「これじゃ帰れないよね。…じゃあこうしよう、騒々しいノムラ!」
須藤さんの思いつきで騒々しいバナナの替え歌、騒々しいノムラが最後の曲に。

途中何回かやってた「ノ・ム・ラ・ノ・ム・ラ!」の元ネタなんだっけ…(オリラジかな?)。
須藤さん「ノムラノムラじゃないからね。野村、の村だから」

騒々しいノムラでは「キャップ!長髪!Tシャツ!ジーンズ!」って目に付いた特徴を歌詞にしていく須藤さん。
まったくのノープランで始まったから長岡さんがコーラスする時ちょっと困惑してたような。笑

最後は恒例のハグタイム。

さっさっと帰ろうとしたメンバーを呼び止めて、須藤さんが「一番先に帰ろうとした奴は誰だ!?」と。
ステージ袖に一番近かったと呼ばれた長岡さん、須藤さんに飛びついてくるっと回る女子力高いハグ。
その後もケイタイモさん、野村さんとハグをして、一番ステージに残ってた伊藤さんは褒められるっていう。
(ケイタイモさんを呼ぶ時に名字で呼んでて「誰も知らないから」って突っ込まれてた。笑)
伊藤さんがハグ終わって帰ったら須藤さんだけステージに残って。

「ひとりになっちゃった。須藤寿GATALI ACOUSTIC SET、須藤寿でした。
みんな気をつけて帰ってね。身体だけは壊さないようにね!」って。

何気ない、友達に話しかけるみたいなひと言に須藤さんの優しさが表れてたな。
今度こそほんとにおしまい。時計を見ると20時40分を過ぎていて、約2時間45分のライブでした。
GATALIのライブは本格的な演奏&歌と楽しいおしゃべりが堪能できてやっぱり最高。
ネオンきらめくユニバースの雰囲気ともぴったりでした。
いつかユニバースで髭ちゃんのライブ観てみたいなあ。髭フェスとかどうですか…!?


+++


2018.8.4 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET@味園ユニバースセットリスト

01.太陽の季節
02.楽しい時間旅行
03.森が泣けば 鳥は羽ばたく
04.Tell Me Why(Neil Youngカバー)
05.サンシャイン(Sunset)
06.新曲
07.真夏の夜の夢
08.Anna Lee, The Healer(The Beach Boysカバー)
09.きみの世界に花束を(髭カバー)
10.チョコレート・ドリーム(カバー)
11.騒々しいバナナ
12.あうん(髭カバー)
13.アトムの子(山下達郎カバー)
14.例えばユートピア

【ENCORE】

01.ラブヘイト
02.僕はゲリラ
03.テキーラ!テキーラ!

【ENCORE2】

01.騒々しいノムラ(替え歌)
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by pochi-17 | 2018-08-09 21:33 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.7.1 ART-SCHOOL弾き語り 昼の部@SOLE CAFE

2018.7.1 ART-SCHOOL弾き語り(昼の部)@京都SOLE CAFE

行ってきました久しぶりのSOLE CAFE。
元々は木下さんだけの弾き語りの予定だったのが戸高さんの参加が後から発表になって、
めずらしい2人体制のART-SCHOOLの弾き語りに。
いつも通り自分用の覚え書きなのでMCのタイミングとかセトリとか色々曖昧です。

+++

BGMがやんでカウンターの奥にあるドアが開いて先に姿を現したのは木下さん。
ゆっくりとしたスローモーションのような動きで出てきて、
「こんばんは」って言うから「昼やで!」ってまだ姿を現してない戸高さんから突っ込みが…
それで木下さんがごにょごにょと喋っていたら「もう事故か?」って。笑

最初は木下さんがひとりでジャガーを弾きながら14Soulsを歌う。
ライブの時は掛け合いみたいな戸高さんのコーラスが入るけど、ひとり弾き語りだからなしで。

木下さん「今日は東京からこの方が来てくれてます」
戸高さん「安心してください、俺です」

木下さんは向かって左側に立って歌い、戸高さんは右側に座って
時々コーラスをして黒のJGを演奏するというスタイル。
木下さんは的みたいな柄の濃いグレーのTシャツにキャップ、
戸高さんは黒のTシャツに黒のサルエルだったかな。
左耳にシルバーのピアスを付けて足元は赤いスニーカーだった。
宮古島帰りの戸高さんは日焼けしていてすっかり夏の雰囲気で、
木下さんは少し伸びた髪がキャップでくしゃっとなってた。

Chicago,Pills,Memoriesは初めてライブで聴けた。
弾き語りだからなのか、いつもより一音一音丁寧に弾いている印象。

HEAVEN'S SIGNのイントロ、戸高さんが弾くJGの音が澄み切っていてとても綺麗だった。
ライブで聴いた後もずっと耳に残っていてふとした瞬間に蘇ってくるぐらい。

シャーロットはIn Colorsのツアーでも披露されていた曲。
木下さんの叫びにも似た歌声が心に迫ってきた。

戸高さん「ギター持つの?音が濁る…俺のこのクリーンなギター聴いてよ。
さっきもギター弾き始めたらベースみたいな音が入ってきて…」

木下さん「クリーンなところに濁ったギターが入ったらいいじゃん」
戸高さん「いいですか?」
木下さん「中間がいい。でも次の曲のイントロは俺だから…」

戸高さん「じゃあイントロ弾いて、ギター置いて?昨日弾けてたフレーズ間違えてたじゃないですか。
ちゃんと終わったら練習して下さいよ。ギターの練習してる?してないでしょ」

木下さん「ドローンノイズは部屋で浴びてる」

戸高さん「ドローンノイズっていうのはこういう…(と言いながらノイズを実演する)
ヤバい奴じゃん…音出して気持ちいいなってなってるだけでしょ?
ちゃんと練習しないから弾けないんですよ。ピアノ弾いてる人だってバチクソ練習してますよ。
こういうのとか練習して?(指慣らしのフレーズっぽいのをいとも簡単に弾く)」

木下さん「上手いねぇ」
戸高さん「当たり前だろ!(笑)」

LOVERS LOVERで言われた通りにイントロだけ弾いて、そーっとギターを置く木下さん(そんな人いる…!?)
WaterはART-SCHOOLらしさが詰まった一曲。これも初めてライブで聴いた。

歌い終わって戸高さんに「今の良かったよ」って言われて嬉しそうに笑う木下さん。
「たまに褒めておかないと木下理樹のモチベーションが…飴と鞭の使い分けで」と。
曲によっては結構厳しめの評価で「綱渡りで30点」の時もあったけど。。

戸高さん「夏は何するんですか?」
木下さん「7月はいくつかライブがある」
戸高さん「killing Boyですか?」
木下さん「killing Boyじゃなくて弾き語り。7月も2本あるし。小林くんと伊東くんと」
戸高さん「NOVEMBERSの小林くんとやるんですか?あのシュッとした…」
木下さん「来る?」
戸高さん「そのサシでやるの嫌だから来てみたいなの何なんですか。
行こうかな…何かあったら行けないから分からないけど」

戸高さん「昨日木下さんのレシーブを受け続けたら声が枯れたんですよ」
前日の夜の部でパナマネタ(?)がヒットしたらしく、事あるごとにパナマの歌を歌う木下さん。
パナマの歌って元ネタあるのかな?(もしかしてヴァン・ヘイレン?)
ほんとに何回も歌い始めるから、戸高さんがマネージャーさんに時間を聞いたら
まだあんまり曲やってないのに50分経ってて「50分!?」ってなったのは笑った。

(近くにいた男性のお客さんがワルシャワのスマホケースを持ってるのを見て)
木下さん「猫のスマホケース持ってるからART-SCHOOL好きなのかなあ」
戸高さん「こんな時間にここにいる人はみんなART-SCHOOL好きだと思いますよ」

なぜか突然始まるお客さんへのインタビュー(がっつり目を合わせるロックオン形式)

木下さん「(お客さんに)結婚してるの?彼女は?まだ見ぬ花嫁と子供に…二人の未来に…それは愛じゃない」
戸高さん「いや違うでしょ(笑)」
木下さん「曲調が甘酸っぱいから」
戸高さん「この歌詞何を思って書いたんですか?レスキューミーって助け求めてるじゃないですか」
木下さん「好きな映画があって」
戸高さん「(お客さんに)後でTwitterとかに悪口書いていいですよ」
木下さん「書いといてよ、木下良かったって」
戸高さん「ぐだぐだだったって書いていいよ」
木下さん「次の曲は君に捧げます。後の曲はまんべんなく…」

日曜の昼下がり、太陽の光が射しこむ中で聴くSWAN DIVEは格別だったな。
儚げなメロディーが弾き語りの雰囲気によく似合ってた。

戸高さん「(曲のリストを見ながら)次どれにする?」
木下さん「氷を砕いて歩く曲を…」
戸高さん「氷を砕く曲…」

曲の歌い始めにそんなフレーズがあるButterfly Kissへ。
Tonight Tonightって歌うところ、木下さんの声の繊細な部分が出てて良かった。

クロエは少しファンクの匂いがする曲。カッティングみたいなギターがかっこいい。
元々アレンジは割とシンプルな曲だから弾き語りにもぴったりだった。

戸高さん「今年、羊の木っていう映画の劇中で使われてる効果音を担当したんですよ」
木下さん「監督誰?」
戸高さん「桐島、部活やめるってよの監督。錦戸くんが出てる映画。
トラックに跳ねられるっていうシーンの効果音を弾いて」

そう言いながら、迫ってきてドーン!ってなるようなゾワっとする怖いフレーズを弾く戸高さん。

戸高さん「あと崖の上のシーンの効果音もやった」
木下さん「それもやって」
戸高さん「エフェクターが足りないからできない。
木下さんの方がエフェクターあるんですよ。俺は2個しかない」

足元を見て思わず苦笑いする木下さん。
何の話の流れだったか忘れてしまったんだけど、
戸高さんがスマパンの「1979」のリズムをボイパで再現していて、
木下さんが「上手いね!もう一回やって!」ってもう一回やったら、
ふにゃっとした木下さんの歌が入ってみんな脱力したっていう。笑
戸高さん曰く「できちゃうんですよ。器用貧乏で」と。

ふたりで古畑任三郎とかビートたけし、井上陽水のモノマネをやる一幕もあったんだけど、
声マネが上手い戸高さん、木下さんは形(形態模写)から入るタイプとみた。
井上陽水のモノマネで少年時代を歌うトディさん上手だったな…

思い出したようにパナマの歌(?)を歌ったり、あまりに自由な木下さんに「ここは楽屋か!」って戸高さん。
相変わらずの雰囲気に「みんなこの雰囲気に慣れてきてない?」と戸高さん。

戸高さん「…木下さんは変だと思うんですよ」
木下さんが「そん事ないよ。俺が変だと思う人?」って訊いたら、
みんな遠慮してか手を挙げなくて「ほらいない。これが現実ですよ」って。
そしたら戸高さんが「お前ら敵か!?裁判するぞ!」と。
木下さんが変か変じゃないか裁判が急遽開廷。

戸高さん「(木下さんが訊くから)みんなプレッシャーに負けてるでしょ。
裁判してこれで負けたらバンド全部辞めて地元帰るわ。
…木下さんが変だと思う人?(さっきより手が挙がる)マネージャーはどう思う?」

マネージャーさん「変っていうか…変わってる?」

戸高さん「変わってるってのが変なんだよ。漢字思い浮かべてみて!
…俺も変だと思うよ?バンド3つも4つもやって全部全然違うって。
でも人間変なぐらいがちょうどいいんですよきっと」とフォロー。
その横で、へへへって嬉しそうに笑う木下さん
戸高さん「めっちゃ笑ってる。腹立つ(笑)」

なんの話だったかな、急に「ちゃうねん!ちゃうねん!」と関西弁を話す木下さんに、
戸高さんが「ちゃわんわ!!」って謎の関西弁で反撃してて笑った。

戸高さん「あんまり木下さんに関西人を感じることないんですけど」
木下さん「トラとかダワといる時は関西人だよ」
戸高さん「8ottoのね」

木下さん「みんな京都の人?大阪?手上げて。
(近くにいた男性のお客さんをつかまえて)
どこから来たの?奈良?レコード屋の時給いくら?」

奈良=五味さん=レコード屋の図式なのかな…?
話の中で木下さんが名前出した人をちゃんと戸高さんが補足してるのさすがだなって。
やっぱりその男性のお客さんにも彼女はいるかって訊いてた。笑

戸高さん「もっとそういう話広げていきましょうよ。
(すぐに曲に行こうとする木下さん)広げないんですか(笑)」

次のターゲットを物色する木下さんを見て「みんな顔伏せて!目ぇ合わさないで!」と戸高さん。
木下さん「奥の女性…21歳ぐらい?(お客さん「もっと上です」)22?23?」
戸高さん「刻んでたらそのうち当たるでしょ(笑)仮に35とかだったらどうするの?
微妙な空気になるでしょ。第一女性に年齢聞くの失礼だから」

後ろに座ってる女性を見て、木下さんがぼそっと「遅れてきたシノラー」って言うから
篠原ともえを想像してたら篠原涼子の事だったから笑いそうになった。

木下さん「質問ある人?」
戸高さん「モバイルサイトの質問コーナーみたいなやつね」

お客さん「京都観光はしましたか?」
木下さん「この辺何かある?」
お客さん「上賀茂神社があって…あぶり餅が有名です」
質問を募っておいて反応薄めな木下さん。。

お客さん「パナマ行かないんですか?」
木下さん「パナマねえ…そのうち」
お客さん「誰と行くんですか?」
木下さん「ひとりで。行って向こうの女性と結婚する」

お客さん「友達に冷たくされるんですけど…」
戸高さん「それはもう友達じゃないんじゃないかな。
大丈夫?こんな答えで…(空気を察知してトラックに跳ねられた時の効果音を再現)」

こんな風にどっちかがすべったり微妙な空気になる度に効果音の再現してて、
しまいには木下さんがあぁっ…!ってはねられたふりしたら喉痛めたって言って水飲まされてた。笑
ライブの最初の方からずっと氷結飲んでたから…様子から察すると出番前にも飲んでたのかも。

木下さん「楽しい悩み持ってる人いないの?」
戸高さん「楽しかったらそれ悩みじゃないでしょ(笑)」
木下さん「二股とかさ。2人の人が好きな人とかいないの?じゃあ3人?」
戸高さん「何で増やすんですか。いても言えないでしょ。好きな人はひとりで十分じゃないですか」

戸高さん「木下さんは友達が多いんですよ。俺は友達が少ない。
同年代の友達って凛として時雨のTKぐらいしかいない。周りは年上が多いから」

木下さん「年上が多かったらバーベキューとか誘ってもらえるでしょ?」
戸高さん「年上だと気を遣うんですよ」
木下さん「でも年下だったらテニス誘っても金がないっていって来ないんだよ。
飲みにいっても出さないから仕方なく俺が払って」

木下さん「ピックがない…(マネージャーさんの方を見ると目の前の棚を指さされる)あった」
戸高さん「目の前にあるのに見えてないってもう爺じゃないですか」
木下さん「昔から爺って呼ばれてた。リッキー爺って」

木下さん「最近サッカーしようとしたら足もつれるんだよね」
戸高さん「足がもつれるのは運動してないからでしょ。俺はもつれないですよ」
木下さん「中年になってくると精神的にも…」
戸高さん「精神的なのは中年になったせいじゃなくて元からでしょ(笑)」

戸高さん「また声枯れそう。リミッター外して好きなことばっかり言ってるから…」
その横で嬉々としてレシーブ受けるジェスチャーをする木下さん(全然こたえてない)
でもそんな姿を見てみんな楽しそうに笑ってて、ちょっとかわいいとすら思ってしまった。。

戸高さん「この曲をライブでやるのは8年ぶりぐらい?」
木下さん「いやもっと?10年とか?7、8年ぶり?」

戸高さん「なんせ曲が多いんですよ。今日来てくれてる人の中で、
私ART-SCHOOLの曲全曲知ってます!みたいな人います?」

木下さん「俺知ってるよ。作ってるから。アダージョとか」
戸高さん「アダージョ…(と言いながらイントロを弾く)
またバンドのライブでアダージョやりたいですね」

そんな流れで演奏されたのはNowhere land。
演奏している戸高さんはずっと足でリズムを刻んでた。
イントロで木下さんがハンドクラップを始めて、お客さんも続いたんだけど
リズムが微妙にずれてて、戸高さんが「貰うタイミング違った」って。
そしたら間奏で最前にいたお客さんが仕切り直して再開。

ステート オブ グレースは抑え目な演奏が叫ぶようなボーカルを引き立ててた。
木下さんの歌い方はどこか不器用で、曲によって繊細だったり荒々しさがあったりして不思議。

In Colorsから歌われたOK&GOはリアルで等身大な歌詞が刺さって思わず泣きそうになった。
過去の曲ももちろん好きだけど、今いちばんぐっとくるのはIn Colorsの曲。

君は僕のものだったは淡々と歌われているようで、少しずつ熱を帯びていく感じがいい。

戸高さん「俺の好きな曲を」

何だろう?と思ったらTIMELESS TIME。明るくてきらきらしたメロディーが夏らしい一曲。
アルバムのツアーが終わるとなかなか聴く機会がなくなるから演奏してくれて嬉しかった。


演奏を終えて一旦退出するふたり。すぐにアンコールの手拍子が始まる。
しばらくして再びドアが開いて木下さんと戸高さんが姿を現す。

歌詞のファイルをめくる木下さん。
戸高さん「iPadとかにしたらどうなんですか。たまにキレながらめくってる時ある。見つからない!って」

木下さん「リッキーは歌詞をビシッと見てるからいいって五十嵐さんが言ってたよ」
戸高さん「Syrup16gの五十嵐さん?そんな風に言うのは五十嵐さんだけでしょ」
木下さん「最近は足元で上手くやるのもあるけど木下くんはビシッと見てるって。そうですか!って(嬉しそう)」

木下さん「この間カラオケでザゼンの曲歌ったら難しかった」
戸高さん「どの曲?」
木下さん「(歌詞を口ずさむ)自問自答。でもいい曲なんだよ」
戸高さん「うん、いい曲なのは分かる」

木下さん「名残惜しいんですが冷凍都市に帰ります」
戸高さん「何ですかその冷凍都市って。東京でいいじゃないですか」

アンコールもゆるい雰囲気そのままにSKIRT。
歌の時はいたって真面目で、さっきまで談笑してたふたりじゃないみたい。

木下さん「猫のジャケットの曲を」
戸高さん「猫のジャケットって。In Colorsですね」

ラストはアルバムのタイトルチューンでもあるIn Colors。
過去の曲も色々と演奏されていたけど、いちばんぐっときたのはこの曲。
戸高さんが弾くギターの音色は優しくて、木下さんの歌はまっすぐだった。

終わったのは15時半ぐらいだったかな。
帰り際にロックオンしてた男性(奈良の人?)に木下さんがピックあげてて、
木下さんなりのお詫びのしるしなのかなって思ったりした。


終始こんな感じのゆるい雰囲気で、笑いの絶えないリラックスした雰囲気のライブでした。
何より、木下さんと戸高さんが楽しそうにしていた姿が印象的だったな。
自由すぎる木下さんの話をまとめたり突っ込んだりできるのは戸高さんしかいないのでは…
ポンコツなのでどの曲の前か忘れてしまったんだけど、
木下さんが「俺が作った中で10本の指に入るくらい好きな曲」って言ったら
戸高さんが「共作ですよ。このイントロ俺が作った」って言ってたのも良かった。

ライブの方はというと、ギターと歌だけというシンプルな編成だから曲の良さや
ギターの音色が引き立っていて、普段ライブでは演奏されない曲も色々と聴けて良かった。
Chicago, Pills, MemoriesとかNowhere landとか、そんな曲やるの…!?っていうような曲も多くて。
でもいちばんぐっときたのは最後に歌ってくれたIn Colorsだったなあ。
まだまだライブで聴きたい曲があるから、また近いうちに関西に来てくれたらいいな。
弾き語りのライブに行ったはずなのに漫才見てるみたいにいっぱい笑って楽しかった◎

ライブの後、物販のトートにサインもいただきました。
木下さんのサインに描かれたイラストかわいかった。
緊張のあまり挙動不審なオタクにも「気を付けて帰ってね」って言ってくれる
戸高さんの優しさとライブの思い出を心に、次に会える日まで頑張ろ!


+++

2018.7.1
ART-SCHOOL弾き語り 昼の部@SOLE CAFE
セットリスト

14Souls
Chicago,Pills,Memories
HEAVEN'S SIGN
シャーロット
LOVERS LOVER
Water
SWAN DIVE
Butterfly Kiss
クロエ
Nowhere land
ステート オブ グレース
OK&GO
君は僕のものだった
TIMELESS TIME

EN.

SKIRT
In Colors
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by pochi-17 | 2018-07-09 21:45 | Live | Trackback | Comments(0)

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