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2019.3.24 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET「SWANS」@神戸クラブ月世界

2019.3.24 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET「SWANS」@神戸クラブ月世界

3月24日、神戸三宮のクラブ月世界であったGATALIのライブに行ってきました。
今回はボーカル須藤さん、ギター長岡さん、ベースケイタイモさん、
ドラム伊藤さん、キーボード野村さんという5人編成で、関西では去年の夏ぶりのGATALI。

元々キャバレーだったレトロな雰囲気漂うクラブ。
着いたら結構な音漏れが聴こえてていきなりネタバレを知ってしまう。
髭やGATALIのライブは知ってる人が多くて待ってる間も退屈しなくていいな。
整理番号は80番代だったけど、フロアの座席図でいうところの前方の丸テーブル部分は
ぎっしりと隙間なく椅子が並べられていて3列目で観れた。
ステージは劇場のような造りで緩い半円形?みたいにせり出していて、客席の上にはシャンデリア。
二階席もあって、足元は透明になっていて見下ろす形でステージが見えるようになってた。


+++


開演時間は6時、リハが押して開場も押してたから開演時間を10分ぐらい過ぎてライブが始まる。

チョコレートドリームのわくわくするイントロ。
最初は須藤さん以外のメンバーが出てきて演奏を始めてから須藤さんが登場する。
いつもは須藤さんが先に出てきて喋ってから他のメンバーが出てくるから新鮮な感じ。

下手から野村さん、ケイタイモさん、真ん中に須藤さん、
上手寄りに伊藤さん、長岡さんという立ち位置で長岡さんの場所にはソファ。
須藤さんは白のオーバーサイズのスウェットにチャコールグレー?の細身で足首丈のパンツ、
スリッポンみたいな靴(何か緑色で動物みたいな絵が描いてあった)かな。

ライブでは最初に演奏されることが多かった太陽の季節は2曲目。
静かに始まってどんとんバンドのグルーヴが出てくる。

楽しい時間旅行の後半はあそびいこうを混ぜたアレンジで。
ファンクな長岡さんのギターがお洒落。

山下達郎さんのカバーでアトムの子は音源化してほしいぐらいの仕上がりで、
聴くたびにアレンジが進化してるのが分かる。
この曲では伊藤さんのドラムソロがあるんだけど、それがまた力強くて最強。


須藤さん「須藤寿 GATALI ACOUSTIC SETへようこそ!」

ツアー名にちなんで「わたしたち神戸に舞い降りたスワンズ!」と須藤さん。
ライブ中に何回か、頬に両手をあてた女子力高いポーズ取ってたのかわいかったな。

去年のユニバースで3人だけ立ったのを拾えなかった後悔を話していて、
あれは違うんだよ須藤さん…!ってなった。
酔っ払った女性(わたしの後ろのソファ席にいた)がテンション上がって
最前まで行って、近くにいたお客さんの手を掴んで無理やり立たせてたのであって、
自発的に立ったのはその酔っ払った女性だけだったから気にしないでいいよ。。
それで「今日もテキーラ歌うから(察して)立ってね」みたいな話に着地して。

須藤さん「長岡さんに)後でそっち行って歌うよ。行く前に目線で合図するから!」
長岡さん「じゃあ目合わないようにするね」


しっとりと歌い上げるラブヘイト。しっとりとした中にも艶のある鍵盤の音色と
コーラスの重なりがとても綺麗でずっと聴いていたかった。
そのままサンシャイン(sunset)に続き、音と声の柔らかさに包まれる。
その場の空気を変える真夏の夜の夢。この曲は長岡さんのギターと
ケイタイモさんのベースフレーズがどちらも印象的。


MCでは須藤さんがFire TV Stickを買ってウォーキングデッドにハマった話をしつつ。

須藤さん「話したいことがあるんだけど」
長岡さん「文句言う?」

須藤さん「この間GATALIで3回リハーサルやったじゃん。
久しぶりに会ったからか卓史が敬語に戻ってたんだよね。
俺も最初に言えばいいのにタイミングを逃しちゃって。
前にGATALIやった時に一緒にご飯にも行ったし、
二人きりで逃げ場がなかったから色々喋ったよね?」

突っ込まれて苦笑いする野村さん。
長岡さん「昨日も一緒にいたのにこの話聞いてなかった。温めてたの?」

野村さん「今度家に遊びに来てくださいよ」
須藤さん「うん、行くよ!最近引っ越したんだよね?防音室があるって…
卓史の家でGATALIのレコーディングしよう!経費浮かせよう!」

長岡さん「また敬語に戻ってるよ。遊びに来てくださいよって」
須藤さん「ほんとだ!」

須藤さん「昨日の今池はサーキットだから選んで観に来てくれるはずなんだけど、
前の方で苦虫噛み潰したような顔してライブを観てる人がいて」

長岡さん「あれレコード会社の人なんじゃないの?」
須藤さん「そっか!!」

須藤さん「今池で卓史と大地のグッドラックヘイワを観たんだけど、
ライブが始まってしばらくして、卓史が『あっ…』って言ってアンプの上に財布を置いたの。
うわ、俺が憧れてるステージの上と普段の裏表がない人だ!と思って。
そしたら後でまた『あっ…』ってヘッドホン外したの。
楽屋で聴いてたヘッドホン着けたまま出てきちゃってて。そんな人いる!?」

野村さん「髪の毛が挟まってたから分からなくて」

須藤さん「よくあるのがファイナルを前にしてセミファイナルで
一番盛り上がるってやつ。今日はそれを狙っていきたい!」


新曲のCAMPFIREは今までのGATALIにはなかったタイプの曲。音源化される日が待ち遠しい。
Bill WithersのカバーでLovely Dayはいい感じに歌ってると思ったら最後のフレーズに
バナナが混ざっていて、最初聴き間違いかと思ったらしっかりバナナって歌ってた。笑

思えば騒々しいバナナのQUEEN風アレンジってボヘミアンラプソディーが
ヒットする前からやってたからGATALIは先見の明があるよね。
ハードにキメつつ、S!Z!C!って全力で煽られるっていう。
須藤さんがマイクの握るところに噛み付いてたのってこの曲だったかな?
GATALIバージョンの100%が太陽めちゃくちゃ良かった…!この曲でも小ネタがあって、
ベイビー、ベイビー…のところでBE MY BABY、BE MY BABY…ってまさかのCOMPLEX。


何の話だったか女性ボーカリストぐらいめんどくさいっていう例えで
めんどくさそうな女性ボーカリストをお客さんに挙げてもらって、a〇koさんだったんだけど
須藤さんテトラポットが曲名だと思ってた!あれテトラポットって曲じゃなかったの!?って。
でも「こんなこと言ってても実際廊下とかですれ違ったらCD渡す」らしい。笑

野村さんたち細野さんのバンドメンバーがライブのためにイギリスへ出発する時、
パスポートを忘れてイギリスに行くの1日遅れたって話をしてたんけど、
話の途中で長岡さんとケイタさんが相次いでトイレに行くっていう緩さ。

ケイタイモさんは「GATALIがデビューしたらトイレ行けない」って。
須藤さんは「俺たちがトイレ行ったりしないと思ってる?」と。

いっぱい喋ってたから半分ぐらい忘れちゃったんだけど、
人見知りの話で須藤さん自分のことを「繊細の横綱」って呼んだり、かと思えば
キティミッキーに並ぶかわいいの横綱とも話しててめちゃくちゃ笑った。

須藤さんは出番前、着ていたスウェットにアイロンかけてたことを伊藤さんにバラされて、
「楽屋が畳で横になって寝てたらシワシワになっちゃったからアイロンかけたの」って。


森が泣けば 鳥は羽ばたくの時、光がステージに降り注いでいて吸い込まれそうだった。
須藤さんってGATALIの時は意識的に歌い方変えてるのかな?
声を張らずに、さらさらとした声で歌っていて曲に合ってたな。
Exit Clubは心の隙間にフィットする曲。平熱感があって、すっと入ってくる。
印象的だったのは髭のカバー、あうん。原曲よりポジティブな雰囲気で
ポップなアレンジになっていて別の曲みたいだった。
でも最後のフレーズは声のトーンを落として寂しげに歌っていて、その対比で余計にぐっときた。

本編ラストは例えばユートピア。
気だるい須藤さんの声と柔らかな長岡さんのコーラスは相性ぴったり。

演奏を終えて、温かい拍手の中メンバーがステージを後にする。


+++


しばらくしてアンコールが始まる。

須藤さん「アンコールありがとうございます!」
「GATALIをやり始めた時、アンコールもらえるようなバンドになると思わなかったよ!」

「THIS ISゾンビ!」と呼ばれて野村さんが幽霊みたいなポーズを取りながら登場。

須藤さん「それゾンビっていうよりお化けだから!何もしなくていいんだよ。
演じちゃうとダメになるから。卓史は歩いてるだけでハリウッド映画に出れるよ。
俺なんて出して下さい!って言わないと出してもらえないけど、
卓史なら何もしないでも『ちょっと君!』って言われるよ」

「趣味ゾンビ!」と呼ばれて登場したのは長岡さん。
「ドラムテックゾンビ!」と呼ばれて登場した伊藤さんの手の甲にキスする須藤さん。
「ウォーキングデッドで最初にやられちゃうお父さん。漫画お父さん!」とケイタイモさん。

須藤さん「ドラムのスネア(だったかな?)いくつ持ってるの?」
伊藤さん「30個以上ある」
須藤さん「それ違いある?レコーディングの時でもずっとタン!ズタタン!って叩いてて、
なんか違いあんのかな?って。その間長いなって思いながら俺はスマホ見ながら
待ってるんだけど、レコーディングしたらいい音なんだよね」

須藤さんからGATALIメンバーに関するとあるお知らせがあったんだけど、
まだ情報解禁してない話題だったみたいで。
「言っちゃダメだった?熱いシャワー浴びるやつだね」と。
須藤さんは歌詞間違えても寝れないぐらい悔しいタイプらしい。
(その割には未だに良い旅の歌詞とか…って思った人はここで挙手)

どの時だったか、恋してる?みたいな須藤さんの問いかけにケガしたくないからか
スルーして誰も反応しなかったの面白かったな。

あと、ケイタイモさんが55歳って冗談で言ったのに須藤さんが拾わないから
長岡さんが「拾わなくてもいいの?」って。
それで須藤さんが「55ってなに?松井秀喜の55ってこと?」って話を振って、
ケイタイモさんが「ほんとは46」って言った後に55でも46でも変わらないかって。
それで、長岡さんが「55でも辮髪でいてほしいよね」と。

アンコール一曲目はThe Beach BoysカバーでAnna Lee, The Healer。
野村さん以外の4人が前に並んで鍵盤の演奏だけのアカペラで披露。
最後の方で須藤さんが歌詞間違えちゃって突っ込まれてた。
伊藤さんカンペ持ってたけど須藤さんは見てなかったのかな?
あと須藤さん「日本のゴスペラーズを目指す」とか言っててゴスペラーズは日本だから!って。

テキーラ!テキーラ!でさっきのお達し(?)の通り空気を読んだお客さんが立ち上がる。
野村さんの鍵盤のアレンジはエキゾチックで原曲のイメージをがらりと変えてた。

須藤さん「どうやら僕たちは上手くさよならを言えないみたいです。さよならの代わりにこの曲を」

そんな風に話しながら歌い出したのがさよならの向こう側だったから笑いが起きる。
途中、須藤さんはステージを降りてお客さんたちに握手を求めていてディナーショーみたいに。
ファンに向けたメッセージみたいな歌詞なんだけど、私が須藤さんに対して
感じていたことにもどこか似ていて思いがけずぐっときてしまった。

演奏を終えてステージを後にするメンバー。
またアンコールの手拍子が始まる。


+++


しばらくしてダブルアンコール。

須藤さん「三部構成って言ったでしょ?一部は長くて二部は短い、三部はもっと短い!」

最後は僕はゲリラで楽しくライブをしめくくる。なんかギッコンバッタン楽しそうだった。
この曲だったかどうか忘れてしまったけど、須藤さんが長岡さんに目配せをして
ソファに一緒に座って歌ってたのが微笑ましかった。
曲中にメンバー紹介があって、しゃがんで後ろのメンバーを見えるようにする須藤さん。
ライブ中にも「そっち(下手)から亮介とか大地見えてるのかな?
こっち(上手)からケイタくんとたくじ見えてるのかな?」って気にしてくれてた。


最後はGATALI恒例のハグタイム。
飛びついて須藤さんに抱きつくメンバー。須藤さん、思わず「腰大丈夫かな?」って。
帰っていくケイタイモさんの後ろ髪にキスをする須藤さん。

須藤さん「また新曲作って神戸に、関西に帰ってきます!
俺に才能があるとすれば、それはこのGATALIメンバーと出会えたという才能だね。
ここにいるみんなと出会えたのも俺の才能だと思うよ!
次に会える時まで元気でいて下さい。須藤寿GATALI ACOUSTIC SETでした!」


志村けんのモノマネしながらアイーンとかだいじょぶだぁとか、
緊張とカンチョーを引っかけて緊張をほぐすためにカンチョーだとか、
さっきまであんなに笑える話をしてたのに最後はちょっと真面目で。

どの話の時だったか忘れてしまったけど、須藤さんがGATALIの時は
何やっても許される、自由にやっていいんだー!(両手を広げる)って話してて。
そんな風に感じてたんだって思って印象的だったのを覚えてる。
須藤さんに限らず、他のメンバーにとってもGATALIがそういう場だといいよね。
GATALIが始まった頃はあくまでも須藤さんの別プロジェクトみたいだったけど、
すっかりバンドとして進化しているのを感じることができたのも良かった。

新作が出ても出なくても、また関西でライブやってください。待ってます!


+++


2019.3.24 須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET「SWANS」@神戸クラブ月世界セットリスト

01.チョコレートドリーム
02.太陽の季節
03.楽しい時間旅行
04.アトムの子(山下達郎)
05.ラブヘイト
06.サンシャイン(Sunset)
07.真夏の夜の夢
08.新曲(CAMPFIRE)
09.Lovely Day(Bill Withers)
10.騒々しいバナナ
11.100%太陽(髭)
12.森が泣けば 鳥は羽ばたく
13.Exit Club
14.あうん(髭)
15.例えばユートピア

EN1
01.Anna Lee, The Healer(The Beach Boys)
02.テキーラ!テキーラ!(髭)
03.さよならの向こう側(山口百恵)

EN2
01.僕はゲリラ



by pochi-17 | 2019-04-18 21:45 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.3.30 髭「16人いる!」髭×ART-SCHOOL@新代田FEVER

2019.3.30 髭「16人いる!」髭×ART-SCHOOL@新代田FEVER

3月30日、新代田FEVERであった髭とART-SCHOOLのライブに行ってきました。
この日は髭ちゃんが主催する「16人いる!」という対バンツアーの初日。
伏せ字だった時からART-SCHOOLくるんじゃないかと思ってたけど(療養中だから発表を待ってるんだと推測)、
ほんとに対バンがART-SCHOOLだと発表されて絶対行きたい!とチケットを取ったライブでした(注意!ネタバレあり)。
GATALIのレポ書き終わってないのに先にこっちを書いてしまった。GATALIはまたそのうち。

新幹線で東京に着いてホテルにもチェックインをして、新代田に向かっている電車の中で何気なくTwitterを開いたら、
髭のアカウントの「本日の公演についてのお知らせ」というツイートがあって、URLのリンクを開く前から嫌な予感がして。
どうか違いますように、という願いもむなしくその嫌な予感が的中してしまった。
開場一時間前に発表されたのはART-SCHOOL木下さんの体調不良による出演キャンセル。

去年の年末のことがあったから不安になったんだけど、着くまでの間にも髭友さんから次々と連絡がきて。
とりあえず新代田に着いて、頭が真っ白なまま会場に(そのせいか駅から徒歩30秒なのに迷いそうになった)。
着いたら髭友さん達がいて顔を見たら何かほっとした。みんな心配してくれてたよ木下さん。。
入り口には出演キャンセルで髭のワンマンになるという張り紙があって、そこで現実なんだなって思った。

とりあえず髭ちゃんのグッズを買って、クロークを預けようとしたら戸高さんが出てくるのが見えて。
木下さんは来てなくても他のメンバーはFEVERに来てたんだって知った。
だからほんとにギリギリまでステージに立つ方向で調整してたんじゃないかな…。
待っている時におそらく木下さんの機材が搬出されていくのが見えたのは切なかった。

それでお手洗いに並んでたら、中から出てきたのがコテさんでびっくり。
わたしも髭のTシャツ着てたし多分前に並んでたのも髭のお客さんだったから、
コテさんも含めてみんなしてお疲れ様です!って会釈したのがおかしかった。
リハ中なのに抜けていいの…?(演者さんもお客さんと同じお手洗い使うの?とも)と
疑問だったんだけど今思えば入念にリハーサルをしてたのはMR.アメリカだったから辻褄が合う。

開場前に入場すると払い戻しができなくなるというアナウンスがあって。
それを聞いて帰っていく人や入口まで来て引き返していく人もいた。
整理番号は70番代。対バンが発表になった時には最初の先行は終わっていたんだけど、
行けなくなった髭友さんが譲ってくださって(ありがとうございます…!)。
髭のライブは普段下手で観ていて、ART-SCHOOLの時は上手だからこの日はどうしようかなあなんて
考えてたのも取り越し苦労だったなと思いながら、たまにはと真ん中辺りで観ることにした。
FEVERに来るのは初めて。一列に12、3人も並べばいっぱいになりそうな小さなライブハウス。
地下にあるからステージは低め、フロアの上手側にバーカンがあってドリンクを頼めるようになってた。


+++


開演は18時だけど、ライブが始まったのは10分ぐらい過ぎた頃だったかな。
いつものミラクルズのSEが鳴って、上手側からメンバーが登場すると拍手が起きた。
特に何か喋ったりもせず、いつも通りの雰囲気でライブが始まる。
一曲目は少しおどけたようなイントロがポップなエビバデハピ エビバデハピ。

正直にいうと、こんな状況と気持ちでは100%の状態では楽しめないって思ってた。
髭ちゃんのことは大好きだからそれが少し心苦しくもあった。
頭が混乱していたからかいつもなら覚えてるメンバーの衣装もよく覚えてないんだけど、
須藤さんが襟周りをざっくりと切ったお馴染みのTシャツを着ていたのは覚えてる。
宮川さんは黒っぽいシャツを羽織ってたのかな?それぐらいしか覚えてない。
それで出てきてギターを持った時から肩が出ていて、肩出るの早くない…!?って思ったことも。

それではみなさん良い旅を!では、いつも歌詞を変えて歌うところで
「ほんとはART-SCHOOLの時間だけど髭の時間だよ!」って。
須藤さんのその言葉に湿っぽさはなくて、ちょっとだけ気持ちが軽くなった。
ギターソロのところでは斉藤さんと宮川さんが揃って前に出てフロアを煽る。

そのまま下衆爆弾。ライブの後半で演奏されることの多い下衆が
3曲目に来ているあたり、髭ちゃんが対バンにかけてた想いみたいなものを感じた。


須藤さん「こんばんは髭です!『16人いる!』へようこそ!」


肩肘張らず、いつもの気だるくフラットな空気感で演奏されるランチ。
時間があるからか、得意な顔のアレンジが長くなっていてトリップ感が増してた。
斉藤さんのギターソロもいつもと違ったように感じたのはアレンジされてたのかな。
こういうのを目の当たりにすると、ほんとに髭ちゃんはライブバンドなんだって実感する。
キーが高くなるところ、上手く歌おうとするのではなく、
自分の声のいいところを出すような歌い方をする須藤さんはプロだなあ。


須藤さん「今日は楽しい日にしよう!」


ご機嫌なa fact of lifeでは須藤さんが天井の配管にぶら下がって懸垂する一幕も。
配管しなってたし壊れたらやばそうだからやめて…!って思いながら見てしまった。笑
懸垂した後のあざとかわいい力こぶポーズもいただきました(はいかわいい!)。


須藤さん「今日が16人いる!の初日、アクシデントがいっぱいあって楽しいです!
THE LITTLE BLACKとTempalayも入れて16人いる!なんですけど、
初日にして16人いないっていう。いいスタートが切れたと思います!」

「木下くんが元気になって戻ってきた時は俺たちとみんなで迎えよう!
俺たちがつまんないライブしてたら良くないでしょ?
木下くんが『俺がいなくてもそんなに盛り上がったの?』っていうぐらい盛り上がろう!
それで木下くんが戻ってきたらその時はもっと盛り上がろう!」

かわいい口調で木下さんのモノマネ(?)をしながら明るく話してくれて、
須藤さんの優しさに触れて泣きそうにもなったけど心が温かくなった。
それと同時に、今日は楽しい日にしよう!って言葉が残ってたから泣くのはやめようって。


オーバーグラウンド/アンダーグラウンドなんていつぶりに聴いたんだろう?
当時は結構ライブでやってた印象だけど曲が増えるとなかなか聴けなくなるなあ。

王道ロックみたいなイントロからのもっとすげーすげーは上がる。
この日は斉藤さんわりとギター弾いてたような気がする(当社比)。

テキーラ!テキーラ!を歌い始める前に、いつものように語り始める須藤さん。
テキーラ飲もっかな?みたいな流れになって、自分で頼むより奢ってもらった方がいい!と。
無事奢ってもらえて、お客さんから受け取ったテキーラをぐいっと一気に飲み干して、
最初コテさん側にレモンを後ろに放り投げたのかな?それでグラスも投げるかと思ったら、
グラスは危ないから投げない!って言ってすぐスタッフさんが回収(ナイス連携)。
2拍おいてイェーイ!のレスポンスも最初から完璧で、須藤さんによるレクチャータイムもなし。


須藤さん「あと一曲です!(えー!)えー!って思ったら手叩けばいいじゃん。
そしたら俺たち出てくるじゃん。日本のバンドだとそこまでは決定事項だよ」


「こう思ってます」と歌い始めたのはハートのキング。
"確かなモノなど何もないのさ"というフレーズがいつも以上に迫ってくる感じがした。
意味があるのかないのか、聴くものに委ねるような言葉選びのセンスが好き。


須藤さん「今日はありがとう!次は髭です!」


そう言い残し、一旦メンバーはステージを後にする。
いつものアンコール待ちより少し長く、一部と二部の間の休憩タイムみたいな感じに。


+++


しばらくして、さっきと同じようにまたミラクルズのSEが流れて笑いが起きる。
二部のセットリストは急遽考えた曲なのかな?1曲目はアップデートの嵐だよ!。
まるで対バンの二組目みたいな形で二部に突入。
ゆるっとご機嫌なサウンドに気持ちもふわっと上がっていく。

黒にそめろの時、後ろから来た男子が人をかき分けて前に行ってて、
ちょっとした押しもあって関西のライブとはノリが違うなって思った。
ロックンロールと五人の囚人のイントロの須藤さんはいつ見てもかっこいい。
確かこの日は"…ナイフ、…レモネード"って置くように歌う方だった(好き!)。


須藤さん「今日は元々髭の出番は後の予定だったから逆リハをしてたんだけど
その時に一報が入って。それなのにこんなに集まってくれてありがとう!
でもセットリスト増やすのなんて簡単でした!こういう日の方が思い出に残るよね。
木下くんは来れなかったけどARTの3人は後ろにいます」

「木下くんとはプライベートでも友達なので。木下くんが元気になったら
また一緒にご飯行こう!その時はノンアルコールビールを飲もう!乾杯しよう!」


須藤さん「木下くーーーん!!」


サンシャインのイントロで突然叫ぶから笑いながら泣きそうになった。
ライブ中も何度も、木下さんの話が出てきてほんとに仲がいいんだなあって。
サンシャインはGATALIでもよく演奏されているけど、GATALIバージョンの
サンシャインが良い具合にフィードバックされているというか、
音源のバージョンより最近ライブで演奏されてるアレンジの方がいいなって思う。

ライブでもお馴染みのブラッディ・マリー、気をつけろ!
木下さんのこともあって何となく曲調とか歌詞の内容とか暗い感じなのは
避けてる感じがしてたんだけど、もう一回殺してくれ来週はセーフなの…?笑
ボニー&クライドはサビのベースラインが好きすぎて永遠に聴いていたい。
ラスサビ前の一旦ためてから転調するところとか最高。

「この曲を歌いたいなって思って」と須藤さん。そう言って演奏されたのは青空。
斉藤さんのマイクにスライドバーがあったから演奏するのは分かってたんだけど、
木下さんのこととは関係なく(薄情でごめん)、単純にこの曲を聴くと
沈んだ気持ちで聴いていた頃を思い出してぐっときてしまう。

二部のラストはSTRAWBERRY ANNIVERSARY。
謙介さんがぴかぴかの笑顔でドラムを叩いていてこっちまで幸せな気分になった。
コテさんは立ち上がって大きく手を振ってフロアも一緒に手を振る。
アルバムのフラッシュバックみたいなアレンジはなかったけどそれもまた新鮮で良かった。


演奏を終えてステージを後にするメンバー。
姿が見えなくなってすぐにアンコールの手拍子が始まる。


+++


しばらくして、再びメンバーがステージへ。
須藤さん「ずっと8人でやるリハしてたから。髭は今まで7人まではあったから3人増えるのなんて余裕だよ!」

まさかの髭×ART-SCHOOLセッション!!!
びっくりしたし、今日はARTのライブ観れないのか…って思ってたから叫んでしまった。
ARTのメンバーが出てくるなり戸高さんをハグする須藤さん。推しと推しのハグ…(心のシャッター連写)
戸高さんはクリプトシティの白いロンTを着てて、下はサイドラインが入ったジャージだったんだけど、
あれはわたしが着たら田舎の中学生みたいになるだろうな…って思った。お洒落な人は何を着ても似合う。


戸高さん「今日はご心配をおかけしてすみませんでした。木下が元気になった時にはまたよろしくお願いします。
ギリギリまでライブができないか粘ったんですけど、ドクターストップがかかって」

お客さんの目を見ながら、責任を全部背負ったみたいな口ぶりで話す戸高さんに心が痛んだ。

須藤さん「中尾さん!(ナンバガ復活)おめでとうございます!」
中尾さん「おめでとうってよく言われるんだけど実感がなくて」

そう言いながらも嬉しそうに笑う中尾さん(おめでとうございます!)。

須藤さん「勇さん、ドラム叩くんですか?喋る事ないかもしれないけど。モーサム待ってます!」
中尾さん「俺も待ってます!」

須藤さんと藤田さんは仲がいいから扱いが雑になりがち(でもそこがいい)。
モーサム待ってます!って須藤さんも中尾さんも言ってたことだし、モーサムのライブも観たい!

上手に戸高さん、コテさんの代わりに藤田さん、宮川さんの代わりに中尾さんという布陣。
戸高さんはいつもARTで使ってるJM、中尾さんは黒っぽいベースだったと思うんだけど
あれは中尾さんのベースなのか宮川さんのベースなのかどっちだったんだろう?

演奏されたのはMR.アメリカ。中尾さんの破壊力抜群のベースであのイントロが聴けるとは…
宮川さんはというと、ベースアンプの後ろでライブの様子を撮影。
須藤さんの横で戸高さんがギター弾いてて、これは夢なのかな…?って。
髭もART-SCHOOLも大好きなわたしにとってはもうこれ以上ないぐらいのアンコール。
いつもみたいにコテさんが前に出てきてわちゃわちゃしてる後ろにARTのメンバーがいるなんて。

須藤さん「Eね!いいね!じゃないよ?コードの話!一曲作るのなんて簡単だよ!」

2曲目はコードだけ決めてあとは須藤さんが自由に歌詞を乗せていく、
二度と聴けない、二度と観られないたった一度きりのフリーセッション。
戸高さんが中尾さんの隣に行って、その後ろにニコニコ笑顔の斉藤さんが近づいていく。
去年のツアーでのSTRAWBERRY ANNIVERSARYみたいに、エビバデハピとかきみの世界に花束をの歌詞を
即興で乗せたりしていて、一瞬たりとも耳も目も離せない展開だった。


ARTのメンバーはここでステージを後にする。
はけていく時、また須藤さんが戸高さんをハグ(再び心のシャッターを連写)。

「セッションで終わってもいいと思ったんだけど」と演奏されたのは、とびきりハッピーな虹。
"心配しないで慌てないでくつろいで ちょっとくらい不安定な方が遠く飛べるぜ"
木下さんへの、ART-SCHOOLメンバーへのメッセージみたいで、だからこの曲を最後に選んだのかなって。
フロアに愛嬌を振りまく須藤さんの「誰だか知らないけど愛してます!」って言葉にらしさが詰まってて良かった。


須藤さん「髭とART-SCHOOLの日!」


ステージを後にする時に須藤さんがそんな言葉を残していってくれた。
最後まで明るく、いつも以上にハッピーな気持ちにしてくれた髭ちゃんには感謝しかない。
きっと対バンが髭ちゃんじゃなかったらこんなに温かい気持ちでFEVERを後にできなかったと思う。
いつまでもアンコールが鳴り止まなくて、終演のアナウンスが流れるまで続いていて。
そのアンコールの手拍子がこの日のライブがどんなライブだったかを物語ってたんじゃないかな。

終演後フロアにセトリが貼られていたんだけど、セトリ覚えられないからこういうの嬉しい。
フロアから出た後、スタッフさんがお酒持って入ってくるのが見えたから中打ちしてたのかな?

須藤さんが話していたように、木下さんが元気になった時にみんなで迎えられたらいいよね。
その時はまた行こうって心に決めたから、髭とART-SCHOOLのリベンジマッチ待ってます!



+++


2019.3.30 髭「16人いる!」髭×ART-SCHOOL@新代田FEVERセットリスト


01.エビバデハピ エビバデハピ
02.それではみなさん良い旅を!
03.下衆爆弾
04.ランチ
05.得意な顔
06.a fact of life
07.オーバーグラウンド/アンダーグラウンド
08.もっとすげーすげー
09.テキーラ!テキーラ!
10.ハートのキング

+++

11.アップデートの嵐だよ!
12.黒にそめろ
13.ロックンロールと五人の囚人
14.サンシャイン
15.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
16.ボニー&クライド
17.青空
18.STRAWBERRY ANNIVERSARY

EN

01.MR.アメリカ
02.セッション(髭×ART-SCHOOL)
03.虹



by pochi-17 | 2019-04-13 21:30 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.3.22 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS@奈良NEVERLAND

2019.3.22 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS@奈良NEVERLAND
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中尾先輩がやってる課外活動の偵察という名目で、
地元であったベンジーさんのライブに行ってきました。
.
去年の荒吐でライブを観て、ワンマン観たい!と思ったら直後のツアーは
チケットがソールドしていて一年越しで観ることができた。

3人という最小編成のバンドだけど、それぞれの個性が光っててめちゃくちゃカッコ良かった。
凶暴さを露わにしたかと思えば繊細な面もあったり、艶っぽかったり色々な表情があって、
ベンジーさんって改めて無二の存在だなあって。似た音楽をやっている人が他に見当たらないし、
もはや浅井健一というジャンルを確立してるというか。
体の中まで響くほど轟音な中尾さんのベースにベンジーさんのメロディアスなギターが乗って、
それを支える瞳さんのドラムは女性らしいしなやかさとダイナミックな面を兼ね備えていて、同性ながら惚れた。。
中尾さんもARTの時はやらないコーラスもバリバリやってて最高でした。

途中、ブランキー通ってこなかったわたしでも知ってるような超名曲も歌ってくれて懐かしい気持ちになったり。
ブランキーの曲が演奏されるとフロアの空気が変わるのを感じて、長くファンやってる方も多いんだろうなって。

男性率高めで40代ぐらいのお客さんも多かったのかな、終始ベンジー!ベンジー!って声が飛んで、
小箱だからかお客さんがベンジーさんに話しかけることも多くて。
それをちゃんと全部拾ってくれるの優しいなって思った。

以下セットリスト&MCネタバレなのでご注意を。MCのタイミング忘れたから曖昧です。

+++

番号も遅いし会場の15分前ぐらいまで近くで時間をつぶして久々のネバランへ。
当たり前だけど知り合いもいないし、怖そうな人が多かったらどうしようって(ごめんなさい)
3月とはいえ風が冷たくて早く中に入りたかった。。
番号は150番台、柱の辺りまでフロアは埋まっていて下手の端の方で観ることに。
さすがにこの番号だとステージを観るのは人の間からになってしまう。
ステージの奥にはバンド名のロゴが入った幕?がかかっていて赤い照明がついてた。

開演時間の19時を過ぎてたのかな、でもほぼオンタイムでフロアの照明が消える。
ステージ上手にあるドアが開くのが見えてメンバーがステージに。
ベンジーさんは見えたり見えなかったり、瞳さんは見えたらラッキー、意外と見えた。
中尾さんは割とよく見える(狙って位置取りしただけあった)。
ベンジーさんは黒のシャツを着てたのかな。中尾さんは黒のドクロ柄?のTシャツ。
瞳さんの服はよく見えなかったけど大きめのサングラスが似合ってた。

一曲目のTurkeyから繰り出されるベース音がやばくて体の内側から振動するという
未だかつてないほど暴力的かつ凶暴な音を浴びてしまった(そこがいい)。

どっかいっちゃったのスピードに乗ったギターのフレーズが細かくて、
こういう何気ないところにもベンジーさんのギターテクを感じた。

曲が始まって歓声が上がってその場の空気感を変えたSWEET DAYS。
ブランキーを通ってこなかったわたしでも知ってる超名曲に懐かしさがこみ上げる。

リリースされたばかりのHARUKAZEは軽やかで抜けのいいサウンド。
RED BEEは打って変わって薄暗いライブハウスに似合う曲。
新曲のPRECIOUSは瞳さんの儚げなコーラスと普遍的な歌詞がいいなあって思った。
「小さな幸せ探しに行こうふたりで」みたいな歌詞だったかな(うろ覚えだけど…)。
危険すぎるのギターソロからのベースとドラムとの絡みが最高。
異国の雰囲気漂うハノイの彫刻、手紙のような歌詞が印象的な紙飛行機。

DERRINGERでもまたフロアが湧いてボルテージが上がる。リズム隊がまたかっこいいんだ。
ぐっさりもリリースされたばかりの曲。昔の歌謡曲のようなブルージーなメロディが耳に残る。
ロスの空気感や風景が浮かぶLA、温かなギターとコーラスの重なりが綺麗なすぐそば。


ベンジーさん「奈良!奈良は奈良でいいの?昨日姫路でひめじ(ヒにアクセント)って
言ったら違う、ひめじ(平坦なアクセント)だって言われて」

ベンジーさん「スーパーベーシスト、中尾憲太郎!」
お客さん「中尾さーん!」
中尾さん「はい」

喋ろうとしたベンジーさんと中尾さんがかぶる。
ベンジーさん「スーパードラマー、小林瞳!」
中尾さん「スーパーギタリスト&ボーカリスト、浅井健一!」

ベンジーさん「瞳ちゃんは鹿に会いたいって」
お客さん「若草山!」
瞳さん「若草山?」
お客さん「若草山って山に行ったら鹿寄ってくる!」
瞳さん「山があるの?奈良公園じゃなくて?」
お客さん「奈良公園の横!」

お客さん「マック食べた?」
ベンジーさん「食べた」
お客さん「何食べたの?」
ベンジーさん「ダブルチーズバーガーセット」
お客さん「かわいい!」
ベンジーさん「かわいいかな?」


Watching TV~English Lesson~は3人でリレーするようにキメのセリフを歌う。
自然体なベンジーさん、パッションのある中尾さん、色っぽい瞳さんとキャラが出てた。
Vinegarでまたぐっとフロアの温度が上がる。めちゃめちゃライブ映えする曲。
ベースソロからギターソロに繋がっていくところがほんとかっこいい。

後半は愛のChupa Chupsとかアッパーな曲が中心。
SKUNKだったかな、盛り上がりがすごくてフロアの真ん中の人たちが塊になって揺れてた。
ダイバーも出てたんだけどネバランってステージとフロアの間に隙間がないから押し戻される。
本編ラストはBeautiful Death。この曲大好きだから聴けて嬉しかった。
3人とは思えない音圧と疾走感が最高だった。


演奏が終わってステージを後にするメンバー。
すぐにアンコールの手拍子が起こる。この間も何度もベンジー!って声が飛んでた。

+++

しばらくしてアンコール。

お客さん「春日大社行ってー!」
ベンジーさん「春日大社?」
お客さん「奈良漬になるまで飲もう!」

お客さん「奈良の日本酒飲んでー!」
ベンジーさん「何て日本酒?」
お客さん「…」
中尾さん「知らんのかい!」

お客さん「ベンジー花粉大丈夫?」
ベンジーさん「大丈夫じゃない、バリバリ花粉症だよ」

お客さん「アルバムはー?」
ベンジーさん「アルバムは秋ごろかな」

マス釣りは途中で清流と鳥のさえずりの効果音が入って、
そこから濁流みたいな演奏になだれこむのがいいなって思った。

もう一度ギアを上げるようにGALAXY HEAD MEETING。
ギターの鳴りが気持ちいい王道ロックなDEVILでアンコールは締め。


メンバーがステージを後にしてもアンコールが止まなくて、ダブルアンコールに突入。
潔くPUNKEY BAD HIPだけ演奏して去っていくのがかっこ良すぎた。

正直ほとんど知識もないし昔の曲とかもよく知らないんだけど、
地元で観れる機会なんて滅多にないし、好きな曲も聴けていいライブが観れたから行って良かった◎またライブ観たい!


+++


2019.3.22 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS
「METALLIC MERCEDES TOUR 2019」@奈良NEVERLAND

01.Turkey
02.どっかいっちゃった
03.SWEET DAYS(BLANKEY JET CITY)
04.HARUKAZE
05.RED BEE(PONTIACS)
06.PRECIOUS(新曲)
07.危険すぎる
08.ハノイの彫刻
09.紙飛行機
10.DERRINGER(BLANKEY JET CITY)
11.ぐっさり
12.LA
13.すぐそば
14.Watching TV~English Lesson~
15.Vinegar
16.愛のChupa Chups(JUDE)
17.SKUNK(BLANKEY JET CITY)
18.Beautiful Death

EN
01.マス釣り
02.GALAXY HEAD MEETING(PONTIACS)
03.DEVIL(JUDE)

EN2
01.PUNKEY BAD HIP(BLANKEY JET CITY)



by pochi-17 | 2019-03-29 22:34 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.3.13 ALLiSTER×Xmas Eileen@梅田クラブクアトロ

2019.3.13 ALLiSTER×Xmas Eileen@梅田クラブクアトロ

ALLiSTERのライブ楽しかったー!
13年前、ELLEGARDENと一緒に日本でツアーをしていた時は
チケットが取れなくて観れなかったから初めてのALLiSTERでした。
記憶を基にした覚え書きなのでMCのタイミングとかはニュアンスで。


ライブ前の物販はメンバー全員出てきてくれて、英語喋れない&緊張感4倍で
スコットさんに20周年おめでとうございますって伝えるのがやっとだった…
伝えたいことを英訳して暗記してたけど言葉が出てこなくて。
たぶんティムさんだったと思うんだけど、How Are You?って聞かれて
「はい!!」って答えたぐらいテンパってたから…(Hi!じゃなくて完全に日本語)
スコットさんは机に置いたペンを回して遊んでて、また日本でライブやって下さい!って
話しかけたら何ともいえない表情で笑ってた(困らせてごめんなさい…)。

ソールド公演、先行で取ったけど400番台で、後ろで観るしかないかなって思ってたんだけど
平日ということもあってか意外と埋まってなくて、やっぱり前で観たい!って3列目の上手に。
サウンドチェックでちょっとトラブルあったみたいだけどほぼ定刻でライブはスタート。

対バンのXmas Eileenを観るのは3回目かな?時々ライブを観てるけど今回のライブが一番良かった。
いろんなテイストが混ざった曲や振り付け(?)も新鮮で改めて面白いバンドだなあって。
見た目いかついしオラオラ系かと思いきや、喋ると意外と謙虚で好感が持てる。
クアトロのステージは狭いからメンバーがギュッとなってたけど、
前に出て煽ったり、プールに浮かべるようなワニのボートをフロアに投げたり。

MCでは「スコットは不細工、じゃない無愛想。顔はイケメンや」って。
それで「俺たちも仮面とったらまあまあイケメンですよ」と。
あと、いいMCキメた時に「ここでドラムドン!やろ。ドラムがアホやからもっかい行きます」って。笑

アイリーンの持ち時間は40分ぐらいだったかな?ライブが終わってすぐに転換が始まる。
転換中のBGMでELLEGARDENの虹がかかった時、フロアの空気が変わったのを感じた。
今思えばこれも新木場のゲストがELLEGARDENっていうヒントだったのかな?
他にもTwitterの写真とかちらほらヒントっぽいのはあったけど…

BGMが止んでNO MORE映画泥棒のSEが流れた後、スコットさんのアナウンスが聞こえてきた。
「拝啓…」で始まる挨拶文のテンプレートみたいな文章で、
スコットさんの日本語がいつもよりたどたどしかったように聞こえたのはわざとかな。
「本日はお足元の…」っていった時、今日は天気良かったなと思ったら
「お足元のよろしい中お越しいただきありがとうございます」だったから笑ってしまった。

「久しぶりのライブだから演奏下手くそだったらごめんね!」
「スコットとティムの日本語がおかしくても許してね!」って、ライブ前から愛おしさが溢れるわ…。

メンバーが下手から姿を現すと大きな歓声が上がってフロアがギュッとなった。
立ち位置は下手からカイルさん、真ん中にスコットさん、その後ろにマイクさん、上手にティムさん。
一曲目のRadio Playerからフルスロットルで、ベースを持ったままぐるぐると回るスコットさん。
それに応えるようにフロアも一体となって声を上げたり手を伸ばしたり。
Scratchの時、男性のダイバーに全体重かけられて支えられなくて転んでしまった。
乗った人びっくりしたかもしれないけど私もびっくりしたわ。。
ここにいたら危ないかな、下がろうかなって思ったけどそれ以降は大丈夫だった。
A Lotta Nerveはスコットさんとティムさんのハモリが綺麗だったな。

MCではスコットさんが主に喋ってた。もちろん日本語で。
「みんなアメリカでサラリーマンみたいな仕事をしてて、今回のツアーは休みを取って来てくれて」と。
「バンドマンって細い人多いけど、ALLiSTERはみんな大きくなって老けて…
でも客席見てみんなも一緒だなって安心した」

「初めて日本に来た時は侍とか芸者が歩いてるイメージだったけど歩いてなくて、
今は日本に住んでるけど一度も見たことがない」

「僕の知ってる大阪のクアトロと違う。変わった?」とも話してたけど、
きっと前回はまだ心斎橋にあった頃のクアトロだよね。
クアトロに当時の壁の一部が残ってるけどその中にALLiSTERのサインはないのかなあ。

「ALLiSTER20周年、ほんとは22年なんだけど内緒ね!ベストアルバム聴いた人!さすがー!」と、
その中からStay With Me。スコットさんのソロ弾き語りでは聴いたけどバンドバージョンもいい。
マイクさんのドラミングがゆったりとスケール感があってカッコ良かった。
疾走感のあるPeremptory Challenge、スピッツカバーのCHERRYはパンキッシュな雰囲気。


ベースアンプの上には日本酒のボトル、ギターアンプの上にはビールが置いてあって。
スコットさん「この日本酒はアイリーンからの差し入れだから酔っ払ったらアイリーンのせい!
飲んでるの僕だけ?恥ずかしい…みんな飲んだ方がいいよ!その方が楽しめるから」

「さっきXmas Eileenが僕のこと無愛想って言ってたけど、みんなで集まって話してるところに入れないから…
お面取ったらイケメンだって言ってたけどそうでもないよ(笑)文句があったら出てきて喋って」

ティムさん「アサヒ!スーパードライ!このビールを作ったシェフに美味しかったと伝えてください!」

スコットさんが日本語でティムさんに話を振ると「ワカリマセン!」
そんなティムさん、隙あらば「オオサカー!」って叫ぶ。笑
儲かりまっか?とか、色んな大阪弁がステージを飛び交ってた。
スコットさんに「なんでやねん!」という関西弁を教わったティムさんが
適当なタイミングで使ったら完璧にはまってたの最高だったな。スコットも「Good!」って。

お客さんから「スコットかわいい!」って声が飛んで、
「男はかわいいっていわれても嬉しくない。かわいくねーよ!」って話してたスコットさん、
日本語を一生懸命話そうとするティムさんに「かわいい!」って。笑

ティムさんにスコットさんが「ティムの日本語はクソだ」って言ってて、
「ガイドブック買って読んでたのにそれだけ?」って煽ったり、かと思えば
「ティムが日本語を喋るとパパみたいな気分になる」って言ったり。

あとティムさんが突然「良いニュースがあります。スコット、あなたパパになるのよ!」って言って、
みんな「??」ってなって、スコットさん自信も不思議そうに「ティムの子供のこと?」って聞いたら
「Just kidding!(冗談だよ!)」ってアメリカンジョークだったという。
その時にスコットさんが「かわい子ちゃんがいたら…」って言ってたんだけど、どこでそんな日本語覚えたん…?
ティムさんは「時々座ると痛みます」って日本語を覚えたらしい。実用的でいいな。笑
そんなティムさんの右腕には因果応報、左腕に平穏無事というタトゥーが入っていて日本への愛を感じた。

「初めてALLiSTERで作った曲」って話してたのはMoperだったかな?
ギターの音の重なりが心地よくて、もやもやとした気持ちを吹き飛ばしてくれる。
速くて前のめりなNone Of My Friends Are Punksがきた瞬間、後ろから押しがきた。
A Study In Economicsはメンバーもお客さんもとにかく楽しそうでハッピーな雰囲気。
ALL WE NEEDEDはこれぞアメリカのバンドっていうサウンドと曲調でライブハウスに似合う。

Flypaperの最初の方の歌い方がかわいくて好き。音楽を浴びるように聴いて浄化されていく感覚。
FAILUREは短い曲だから一瞬で終わってしまうけどギターとベースのフレーズがカッコいい。
Carouselはベスト盤を聴いた時にいちばん歌詞が好きだなって思った曲だから聴けて嬉しかった。


スコットさん「新曲はアメリカに帰って音を合わせてドラムだけ録って日本に持って帰って、
狭いマンションで歌を録ったりギター弾いたりしてたら隣から『ドンドンドン!!』って」

「日本には美味しいものがいっぱいあって、僕は来るたびに…まあ住んでるけど(笑)
寿司とか食べてるのにみんなマックばっかり食べてて。
今日は楽屋にたこ焼きと肉まん?551蓬莱の。それが大阪だから置いてあって。
カイルが楽屋でたこ焼き食べ過ぎて吐きそうって」
楽しそうにギターごと振りかぶってそのまま回ったりスコットさんにぶつかったりしてたから…

マイクさんが話したいことがあるとスコットさん。訳した方がいい?とお客さんに聞いて、
訳して!って言われたから同時通訳方式で訳してくれることに。

マイクさん(スコットさん訳)「2003年に日本に初めて来てライブした時に
バンドをやってる男性からCDを貰って、アメリカに帰ってから聴いたらすごく良くて。
そのバンドはGOOD 4 NOTHINGっていって。それを覚えておこうと思った」
(途中から「訳さなくてもいい?フィーリングで!」とスコットさん)

絶対ライブで聴いたらカッコいいと思っていたD2は期待以上で痺れた。
どこを切り取っても隙がなくて、ほんとにこのバンドにブランクがあったの?と思うほど。
弾き語りみたいな歌い始めから転がるようにバンドサウンドに繋がっていくCamouflage。
ツインボーカルのバンドの良さが存分に楽しめる曲。
ご機嫌なOverratedは歌い出しのブレスからもう最高な空気だったよね。
Aloneは駆け引きするような2本のギターの音がたまらない。
フロアが熱ければステージの上は更に熱くて、ギターを弾くティムさんの指先から汗が滴る。


フゥーーー!フゥーーー!ってテンション高めなフロアに、
「たまにこういうおかしい人がひとりかふたりいるよね。嫌いじゃないけど」とスコットさん。
どの曲の後だったか、スコットさんがフロアに水を撒いたんだけど水しぶきがキラキラしてて。
汗でびしょびしょだったのが、さらに水を被ってびっしょびしょになって笑えてきた。
途中、近くにいた男性が叫ぶように歌ってて初めは嫌だなあって思ってたんだけど、
もし7年ぶりに大好きなバンドのライブを観れたらそうなるのも無理もないなあって思った。


アルバムを日本でリリースする時にボーナストラックを入れることになって、
これ以上曲ないよ!っていう時に「いいアイデアがある。カバー曲を入れよう!」と
スコットさんが提案したというエピソードから、THE BOOMの島唄のカバーを。
めちゃくちゃロックな色になってるけど歌詞は純和風な島唄をスコットさんが歌ってるのが不思議。
「ティムがギター弾けないからやってなかったんだけど、練習したから今日はやります!」とRUNAWAY。
後から知ったんだけど大阪の前にもやってたらしい。テンション上がるいいジョーク。笑

スコットさん「あと3曲!(えー!)1曲より3曲の方がいいでしょ?」

ティムさん「次の曲は!スコットが!決めるぜ!」
耳打ちでティムさんに教えるスコットさん。耳打ちされたとおりに
囁くようにスコットが決めるぜ…ってティムさん(分かってる)。
スコットさん「次は僕が歌う曲じゃないんだけど(笑)」

ラストはMONOEYESのライブでもお馴染みのSomewhere On Fullerton。
GOOD 4 NOTHINGのU-TANさんが飛び入りして、ティムさんのギターを奪って弾くサプライズ。
ティムさんはギターを持たず歌うっていうレアな光景が観れた。

演奏が終わってステージを後にするメンバー。
すぐにアンコールの手拍子が始まり、しばらくして再び戻ってきてくれた。


+++

スコットさん「アンコールありがとう!」

5 YEARSの歌詞がリアルに染みるようになって、大人になったことを実感する。
毎日色んなものと闘って、歩けなくなりそうな時に力をくれるのはこういう音楽だと思う。

翌日の名古屋はMONOEYESとの対バンで、そのエピソードも。
スコットさん「1月に細美さんとライブした時に、ALLiSTERがMONOEYESとやるって
細美さんがばらしちゃったんだけど、その時まだ発表してなかったから細美さんは
『…という夢を見た!!』って言ってて、それを誰もツイートしなかった。
それはすごい日本っぽいなって思った。明日MONOEYESと対バンだから甘えていい?死んじゃう!」

スコットさん「いつもはMONOEYESでALLiSTERの曲をやってるから、今日はその返し!」
そういって演奏されたのはMy Instant Song。こういう繋がりいいよね。
みんなが一斉にジャンプして、冗談じゃなく床が抜けそうなぐらい盛り上がってた。

演奏を終えて、メンバーがピックを投げながらステージを後にする。
近くにスコットさんのピック飛んできたんだけど取れなくて残念。

すぐにまたアンコールの手拍子が始まる。
ずっとアンコールの手拍子が止まず、その声に応えて再びメンバーがステージへ。

スコットさん「もう一曲やります!」

ラストはJacob。サウナ状態+酸欠で結構きつかったんだけどもうここまで来たら楽しむしかない。
とにかく楽しくて、でもライブは終わってほしくないしで感情が忙しかった。

最後に記念写真を撮ることになって、アイリーンのメンバーもステージに。
U-TANさんも呼ばれてたんだけど出てこなくてトイレに籠ってることにされてた。笑
アイリーンのメンバーはティムさんに下ネタ全開な日本語の曲(ゆかいな牧場の替え歌)を歌わせてて、
「楽屋でずっとやってた」とスコットさんがバラしてみんなが笑うっていう。

1.2.3!で撮るカメラマンさんに「普通は1.2.3チーズ!か1.2.3ダー!でしょ?」とスコットさん。猪木…?笑
写真撮影が終わって、笑顔でステージを去るメンバー。マイクさんはスティックを投げてた。

終始ブランクを感じさせないライブで、お父さんに抱っこされた外国人の子供が
ノリノリでライブを観ていたり、すごくハッピーな空間だったな。

色んな話をしてくれたけど、その中でもいちばん心に残ったのはスコットさんの
「40歳になってもメロコアやってステージに立ってるとは思わなかった。人生って最高だね!」という言葉。
次はいつ会えるか分からないけど、またいつかそうやって笑い合えたらいいなあって。
もう何年も待てないから、できるだけ近いうちにお願いします!


+++

2019.3.13
ALLiSTER×Xmas Eileen@梅田クラブクアトロ セットリスト

01.Radio Player
02.Scratch
03.A Lotta Nerve
04.Stay With Me
05.Peremptory Challenge
06.CHERRY(スピッツカバー)
07.Moper
08.None Of My Friends Are Punks
09.A Study In Economics
10.ALL WE NEEDED
11.Flypaper
12.FAILURE
13.Carousel
14.D2
15.Camouflage
16.Overrated
17.Alone
18.Shima-Uta(THE BOOMカバー)
19.RUNAWAY
20.Somewhere On Fullerton

EN1
01.5 YEARS
02.My Instant Song

EN2
01.Jacob



by pochi-17 | 2019-03-21 21:30 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.2.17 Scott Murphy@BOLIK COFFEE

2019.2.17 Scott Murphy@BOLIK COFFEE

地元であったスコットさんの弾き語りライブ、最初から最後までずっと楽しかった!
インスタにも色々と書いたけど足りないからこっちはネタバレ多めで。
セトリは記憶を基に書き出したので、どこまで合ってるか。。順番とか曖昧です。

今回のツアーは10代の頃スコットさんにギターを教えたというジョニーさんと一緒。
今は日本の学校で英語の先生をしていて、一か月の休みを利用してツアーをしているんだって。
会場のボリクコーヒーは奈良町の庚申さんの隣にあるロシア雑貨を扱うカフェで店内もかわいかった。

+++

京都がRopesのライブとかぶってしまって残念に思ってたら奈良が追加で発表になって、
これは絶対に行きたい!って50回ぐらい電話して繋がって無事に予約できた。
この日は完売して立ち見も出ていて、店内の熱気で窓が曇るほど。

開演時間を少し過ぎた頃、SEが鳴ってスコットさんが客席の後方から登場。
そのSEには「Hello奈良!」っていうボーカルが入っていて、今日のために作られたのが分かった。
それに気づいたこともあって、最初から大きな歓声が上がって拍手が起こる。

スコットさんが「あけましておめでとうございます!」って言うから、
みんな2月だよ…?みたいな感じで少し笑いが起きて、ぐっと距離感が縮まった気がした。
でもわたしはRADIO CRAZYぶりだったから、あけましておめでとうございますでも間違いではなかった。笑

スコットさん「この間40になって鬱になった。普通の鬱じゃないよ?おじさんだな…って思って。
今日は若く見えるように髭を剃ってきたんだけど、どう?」

アコギを抱えたスコットさんがチューニングを始めたと思ったら「チューニングソング!」っていって、
よく耳にするあのチューニングをひとつの曲みたいにしていて、その遊び心がいいなって。

スコリバのHOMELY GIRLは弾き語りでもお馴染みの曲。憧れていたロックスターのところが
Rock Starっていう感じの発音でさすがだった(たまにスコットさんが外国人って忘れそうになる)。

ALLiSTERのベスト盤の中でも特に気に入っていたStay With Meも弾き語りしてくれた。
アコースティックのアレンジがまた良くて、スコットさんの声ともよく合ってる。

スコットさん「日本に初めて来たのは2001年で最初は日本は侍とか忍者がいるイメージで、
その時は全然歌詞は分からなかったんだけど、とにかく悲しい曲だってことは分かった。
今は日本語分かるようになったけど、今でも歌詞が深すぎて分からない…」

そういって歌い出したのは、マイナー調で物悲しい雰囲気の曲。
ん…?この歌詞どこかで…と思ったら、おどるポンポコリンで笑いが起きる。
歌い終わって「この曲はパが多いから前の人に唾が飛んでたらごめんね」って。

「もうひとり呼んでもいい?」と、ここでジョニーさんが登場。
大柄で愛嬌のある笑顔が印象的なジョニーさんは下手側でギターを持つ。

スコットさんのFacebookにジョニーさんから「今日本にいる?」ってメッセージが届いて、
「日本にいるよ!」って返したら「僕も日本にいる!」って返ってきてびっくりしたと。
今回のツアーの経緯と、ジョニーさんは日本語が話せないという話になって、
「日本語が分からないのに『分かった』って言うからダメなんだよ」とスコットさん(先生みたい)。

ステージドリンクが日本酒で、スコットさんの横のテーブルに置かれてたんだけど、
お酒を飲みたいジョニーさんがかわいかった(スコットさんも何度もかわいい!って)。
結局ふたりで回し飲みしてて、これなんて言うの?ってスコットさんが聞いたら
「間接キス!」ってジョニーさん。何でそんな日本語知ってるの?笑
スコットさん「この間は僕が喋ってる時に爆音でチューニングして…今日は空気読んでる(笑)」

14、5歳の頃にジョニーさんがスコットさんにギターを教えてバンドを組んで、
その頃のバンドの曲も演奏してくれるというサプライズ。
このままリリースできそうな完成度だったからすごいなあって。

以前にも弾き語りで話していた記憶があるんだけど、女性ボーカリストをフィーチャーした
アルバム?を作っていて、そこからひとつ日本語詞の曲も。
歌詞は誰が書いたんだろう?日本語がきれいな曲だった。
間に合ったら4月ぐらいに出してまたライブをやりたいという話もしてた。
奈良に来るかは分からないけど、関西ではやります!と嬉しい言葉も。

MONOEYESならぬジョニアイズ(スコットさんは「MONOEYESの外国人担当」)として
色々MONOEYESの曲も演奏されて、バンド結成時のエピソードもたくさん聞かせてくれて。

スコットさん「MONOEYESをやるまではアメリカに住んでて、そろそろ落ち着こうと思って
家を買ってすぐに、細美さんから『ソロアルバム作るからスコットベース弾いてくれない?』って
言われて『いいよ!』って日本に行ったらこれはソロじゃなくてバンドだってなって、
その時ラコスバーで飲んでたんだけど…あのRaccoさんっていう変な人がやってるバーで。
Raccoさんが『俺ドラム叩けるよ』って言うからみーちゃんが『じゃあドラムはRaccoが叩いて』って。
ラコスバーで飲んだ帰り細美さんと一緒に帰って、一緒に帰ったんじゃないよ?駅までだからね?」

「それでレコーディングスタジオに集まってトディとも初めましてして、スタジオにドラムを組む時に
Raccoさんがドラムを組めなくて、ほんとに叩けるの?ってなって、でもみーちゃんは
『あいつが叩けるって言うから叩けるんだろ』って言ってて、そうなのかな…って思ってたら
やっぱり叩けなくて『明るいと叩けないから暗くしてくれ』って言って、暗くしても同じで。
そしたらRaccoさんが『ちょっと散歩してくる』ってどっか行っちゃって(笑)
それでプロデューサーが『こういうのは早い方がいい』って言って、いっせさんになったの。
はじめは日本とアメリカを行ったり来たりしながらやるつもりだったんだけど、
アルバムができてツアースケジュール見たらダーッて並んでて、みーちゃんに『いつ帰れるの?』って
聞いたら『帰りたいの?』って言われて、そういう感じなんだ…って。家も売って日本に住むことになって」

細美さんのRaccoさんに対する絶大な信頼感と、マイペースなRaccoさんの話に笑ってしまった。
それでカレー作ってた一瀬さんが急遽呼ばれて参加することになったんだよね。
買ったばかりの家を手放してまでバンドに入ってくれたスコットさんの男気…。
Rakooさんの話のとき不安が渦巻いてたのか、胸のあたりを指でくるくるしながら喋ってて。
細美さんと一緒に帰ったって話、大丈夫そこ誤解しないから!って思った。笑

スコットさん「最初はMONOEYESっていう名前じゃなくて別のバンド名があって、
それでサイトを作ってインタビューも2つ受けて、グッズも作り始めてて。
僕以外はそっちの名前がいいってなってて、僕はでも…って思ってて、そしたら細美さんが
『スコット、バンド名ほんとにそれでいいと思ってる?MONOEYESの方がいい?』って言ってくれて、
『MONOEYESがいい!!』(目がキラキラ)って。そのバンド名っていうのが
Talk About Kevinって言うんだけど、サイトのスクショ撮ってあるの見る?」

みんな「見るー!」って言って、iPadでサイトのスクショを見せてくれるスコットさん。
あの見慣れたアー写の下にほんとに「Talk About Kevin」って書いてあって。
細美さんエルレのバンド名決める時もウブジェッツにしようとか言ってたらしいからなあ…。笑
みーちゃんの家にメンバーが集まって苺食べながらシャンパン飲んでアルバムの曲を聴いて、
30曲ずつぐらい書いたって話してたのは2枚目のアルバムの話だったかな。なんてお洒落なんだ。

スコットさん「TANNYさんが辞めるからって、この間みーちゃんと一緒に
GOOD4NOTHINGのライブを見に行った時に『明後日から東北ライブハウス大作戦の
ツアーで弾き語りやるんだけど、スコットも行かない?』って言われて、
『えっ明後日…!?…行くけど…』って言って。それで弾き語りでやる曲もなかなか教えてくれなくて、
直前になってこの曲やるって言われて、トディにならなきゃって思って一生懸命楽屋でギター練習して。
ギターソロで『トディ!masasucks!ウブ!』って言うのにスコットって一回も言ってくれなかった」

細美さん…!スコットさんの名前も呼んであげてください…!
ジョニアイズとして「MONOEYESのライブでもあまりやらない曲を」とCarry Your Torch。
曲を聴いてるとMONOEYESのライブに行きたくなってしまった。
会場にはMONOEYESのTシャツを着た人も結構いてた。

クラプトンのカバー、Wonderful Tonightは甘くてロマンティック。
細美さんも確かラジオでこの曲の弾き語りしてたなあ。

スコット「次に歌うRoxetteという曲は、実際に遭ったことを歌詞にしていて。
カリフォルニアからアラスカ(だったかな?)に向かう船の中での一週間限定の恋。
船の中で好きな子ができて、でも遠くに住んでて会えなくなっちゃうから切なくて。
みーちゃんが『その子の名前、ほんとはロクセットじゃなかったんでしょ?』って聞いてきて、
メイガンだって言ったら『メイガーン♪』って歌ってた」

バンドだとスピード感があってカッコいい曲だけど、弾き語りのRoxetteは
少し愁いのある雰囲気で切ない感じになっていて。
最後のサビはロクセットをメイガンに替えて歌ってた。

スコットさん「いつも僕のライブの時は前半と後半で分けて休憩があって、
お酒飲んだりできるんだけど、その間にMONOEYESのデモ音源を流します!」

リズムは打ち込んでボーカルは歌ったりピアノで、ギターとベースは弾くって話していて、
Borders&Wallsのイントロとか音源に近いぐらい仕上がってた(歌詞は今と違った)。
Carry Your Torch、Roxette、Moth To Flame、Borders&Wallsのデモが流れてたのかな。貴重!
Macで曲を流すのにロック解除しようとして、パスワード見ないで!ってスコットさん。


+++


二部のSEはMONOEYESのライブでも使っているスターウォーズのテーマをアレンジしたもの。

スコットさん「さっきは一番最初に作った曲を歌ったけど、次は一番新しい曲を歌います!」
と、10分前に楽屋で作ったという曲を。ジョニがハモるよー♪って。歌詞の通りハモるジョニーさん。笑

細美さんと東北に行った時、Boders&Wallsを二人で歌うとレッツゴー祭になるから
一人で歌えばいいんだ!って歌ってたら途中で人の気配がして、結局レッツゴー祭になったそう。
「みーちゃんとやるとレッツゴーレッツゴーしつこい」って言われてて笑った(楽しそう)。

レッツゴーは一回だけね!って念押ししてからBorders&Walls。
ライブハウスでぎゅうぎゅうになりながら聴くのもいいけど、自由に体を揺らしながら聴けるのもまた楽しい。

スコットさん「去年宮古島に行った時に次の日が父の日だったからお父さんに電話して、
今沖縄にいるよってもちろん英語だったんだけど言ったら、お父さんが沖縄の歌うたえるよって
日本語で歌い出してすごくびっくりして、急いでメモしてその曲を探して。
お父さん今70歳ぐらいなんだけど、お父さんのお父さんが戦争で沖縄に行って、
沖縄の人と仲良くなってこの歌を教えてもらって、戦争が終わってアメリカに帰ってから
お父さんに歌って聴かせていて、お父さん小さかったんだけど覚えていて」

こんなところにもスコットさんと日本との縁があったとは。
戦時中の歌なのか初めて聴く歌だった。沖縄の歌というと沖縄の言葉なのかなと思ったら違って、
少し調べてみると当時は沖縄の方言で民謡を歌うのは禁じられていたそう。
日本人だけどいつもスコットさんには日本の歌の良さを教えてもらってるなあ。

「ギターを買って初めて覚えた3つのコードだけで書いた曲」とマカダミアナッツの歌。
タイトルの由来は「ちょうどその時マカダミアナッツ食べながら曲を書いてたから」。
「ギターが上手くなりたいって思って、今みたいにインターネットもなかったから
中古でギターを買って、図書館でギターのコードが書いてある本を借りてきて。
ジョニーが気に入ってこの曲レコーディングしようって言うんだけど、絶対やだ!」って。笑

スコットさん「ジョニーと無人島に行く時に持って行きたいアルバムの話をしていて、
僕は絶対Jimmy Eat Worldのアルバムを持って行きたいって言ったらジョニーは知らなくて。
聴いてみてって勧めたら気に入ってくれて。20年前のアルバムだけど今でも全然飽きない」

曲名が分からなくてSpotifyで探してみたんだけど、Clarityというアルバムに
入ってるLucky Denver Mintかな?サビ前のギターに聴き覚えがあった。
ギターの音の広がりとメロディがきれいな曲で、スコットさんの音楽的ルーツに触れられた。

Moth To Flameの弾き語りバージョン、No matter the cost I'll be by your side againのところで
ギターのネックに手を滑らせるのが好きでめっちゃ見てしまう(伝わってほしい)。

スピッツのカバーで楓は、スコットさんの声の持ち味が存分に堪能できる曲。すごく強い。
前にも弾き語りで歌ってくれたことがあるけど、この曲を聴くと泣きそうになる。

「もうひとりの変な外国人とやってる」スコリバの風吹けば。
リリース前からライブでは内緒で歌っていた曲(もう時効だよね?)。
前半のキャッチーな歌詞と、ちょっと切なさが混じる後半の歌詞のギャップがいいな。

演奏を終えて帰っていくふたりに温かい拍手が送られる。
もちろん、すぐにアンコールの手拍子が起こって。
しばらくしてまた戻ってきてくれた。

ジョニがハモるよー♪ってさっきの歌をうたうスコットさん。

スコットさん「うちの近くのバーでビートルズの曲を演奏したり歌ったりするイベントがあって、
行ってみたらおじいさんばっかりなの。僕もおじいさんだけど(笑)次の時にはジョニーと一緒に行って。
ビートルズって400曲ぐらいあるから全部はできないんだけど、何か聴きたい曲あったら…」

お客さんから「Let It Be!」というリクエストがあって歌うことに。
「こうやってリクエストしてもらっても不思議とほとんど被らないんだよね。一回だけ被ったけど」って。

Let It Beは半分ぐらい歌ってくれたのかな、急なリクエストでもサラッとこなすふたりがカッコいい。
話してたようにビートルズは名曲が多いからまた気が向いたら歌ってほしいな。

スコットさん「次はALLiSTERの曲を。僕以外のメンバーは結婚したり子供産まれたりして仕事していて、
でもALLiSTER20周年だから何かやりたいって誘ったらやろうって言ってくれて、ツアーをやります。
この間、新しいミュージックビデオも撮ったから観てください」

Somewhere on FullertonはMONOEYESのライブでも盛り上がる曲。着席で聴くとうずうずする。
最後のサビ前のところとか、いつもの癖で手を叩きそうになってしまった。

ラストはTwo Littele Fishes。この曲はこうして聴く度に思い出が増えていく。
アコースティックだと温かさをより感じてぐっときた。
間奏の後、コードが転調したと思ったらMy Instant Songに変わってびっくり。
どっちも大好きな曲だから聴けて嬉しかったな。

最後はふたりでMONOEYESみたいなジャンプをきめてライブが終了。
スコットさん「ありがとう!また会いましょう!
グッズ持ってきたんで良かったら。買わなくても握手だけでも!」

その言葉どおりライブ後は物販(というよりサイン会?)があって、
ALLiSTERのベスト盤を流しながら色々とファンサービスをしてくれた。

誕生日の人にジョニーさんとふたりでバースデーソングを歌ったり、
お客さんからビールの差し入れがあったりあったかい空気。
流れてたHaleyをスコットさんが口ずさんでたり(あのフレーズは確かに歌いたくなる)。

ライブを運良く最前で観れて、お話した時にスコットさんがそれを覚えてくれていて。
前で見てたから近くて照れたって言われて、そのピュアすぎる発言に動揺して
こっちこそです!っていうよく分からない返しをしてしまった。
あと、握手してくれた時に手を握ったまま話しかけられて今度はわたしが照れる番だった…
それでMONOEYESのライブをネバランで観るのが夢なんですって伝え忘れたから
誰か代わりに言ってくれてたらいいな…(なんという他力本願)。
でも奈良に来てくださってありがとうございますとは言えた。
ALLiSTERのライブがいつあるのか、スコットさんもわたしもちゃんと把握してないっていう。笑
ハイタッチ、サイン、写真、握手っていうファンサのフルコースだった。なんて神対応。
途中でキーホルダーが売り切れちゃったから(残ってないか探しに行ってくれた)またそれは次の時に。
代わりに小さなマトリョーシカのストラップをひとつ連れて帰ってきた。

SEもセットリストもユーモアが散りばめられていて、喜ばせたい楽しませたいっていう気持ちも、
本人たちもライブを心から楽しんでいる様子も伝わってきて嬉しかった。
お客さんにかわいい!って言われて「かわいくない!」っていうスコットさんがかわいかった。

アコースティックでもスコットさんはマイクいらないぐらい声量があって、
さすがロックバンドのボーカルという雰囲気でカッコいいし、
ジョニーさんのコーラスは温かくて、繊細なギターソロが素敵だった。
お客さんのノリも良くて、盛り上がってライブハウスみたいな歓声が上がってた。
最後にスコットさんが「また会いましょう!」って言っていたけど、
こういう距離感が近いライブは「観る」というより「会いに行く」感覚だなあって。
またすぐにでも会いに行きたいな。とりあえず来月ALLiSTERのライブを観れるのが楽しみ!


+++



2019.2.17 Scott Murphy@BOLIK COFFEEセットリスト

SE(オリジナル曲)

チューニングソング
HOMELY GIRL(Scott&Rivers)
Stay With Me(ALLiSTER)
踊るポンポコリン(B.B.クイーンズ)

(ジョニーさん登場)

15歳の頃の曲
女性ボーカリストをフィーチャーした曲
Carry Your Torch(MONOEYES)
Wonderful Tonight(Eric Clapton)
Roxette(MONOEYES)

【休憩中MONOEYESデモ音源】

SE(スターウォーズ)

Borders&Walls(MONOEYES)
沖縄の歌
マカダミアナッツの歌
Jimmy Eat World Lucky Denver Mint
Moth To Flame(MONOEYES)
楓(スピッツ)
風吹けば(Scott&Rivers)

【ENCORE】

Let It Be(The Beatles)
Somewhere on Fullerton(ALLiSTER)
Two Littele Fishes/My Instant Song(MONOEYES)



by pochi-17 | 2019-02-23 21:15 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.2.2 Ropes@梅田Shangri-la

2019.2.2 Ropes ONEMAN TOUR“Drawing”@梅田Shangri-la

Ropesのリリースツアー大阪場所、とても贅沢で幸せな夜だった。
今回のツアーはマニュピュレーター&ドラム高橋さん、
ギター&コーラスはTHE NOVEMBERSの小林さん、
ゲストとしてLOSTAGEの五味岳久さんというバンドっぽい編成で。
Ropesの前身ともいえるKARENってこんな感じだったのかなあなんて思ったりもした。
椅子があって小劇場みたいな雰囲気で、シャンデリアに青い光が反射して綺麗だった。
レポというより覚え書きみたいな日記を。ネタバレなので注意。

開場は1時間前、60席ぐらい椅子が並んでいてゆったりとしたBGMが流れてた。
開演時間を5分ぐらい過ぎた頃、ライブが始まる。上手から登場するメンバー。

アチコさんは黒のトップス(ポスターと同じだと話してた)に、
カーキ?かグレーっぽいロングスカート、グレーのニューバランス。
戸高さんは物販の白いロンTに黒いスウェットのパンツ、黒いマーチンのブーツ。
左手に大作戦の白のラババン、右手に黒のリストバンド、右耳の上の方にシルバーのピアス?
小林さんは黒のシャツに黒のパンツ、高橋さんは物販の黒のロンT、
五味さんはチェックのシャツに黄色のパンツ、もこもこの帽子だったかな。

1曲目の見えない窓への入って行き方が、すーっと吸い込まれるようで心地よかった。
アチコさんの柔らかい声は空気をはらんでいて音楽を聴きながら深呼吸する感覚。
普段戸高さんがしているコーラスを小林さんが担当してるのも新鮮だったな。
指を鳴らすようなビートは高橋さんのドラムパッド。Babyは声の揺らぎがとても良い。

アチコさん「こんばんは、Ropesです」

いつもと少し違った雰囲気に「固くなっちゃう」と戸高さん。
アチコさん「緊張してる?」
戸高さん「してない。使いもしないマイクの位置を調整したりして」

アチコさん「喋っていい?高校の頃からの友達、ベルリンに住んでた友達がいて
あんまりライブとか行かない人なんだけどライブを観に来てくれて、
ライブの時アチコは妖精みたいだからもっと普通の人っぽくしてた方がいいよって言われて。
妖精感を抑えるためにいつもより低めの声で喋ってます。
ライブが終わったら(高い声で)ありがとうー!ってなると思うけど(笑)」

戸高さん「寝起きの声みたい」

アチコさん「トディだっていつもはそんな、こうやって(前髪を分ける)
やらないでしょ、他のバンドの時はトディ120%!みたいな」

戸高さん「120%の意味分からないし…ワンレンからこうなったから仕方ないんですよ」
アチコさん「ね、トディ120%!みたいになってるよね?」
戸高さん「もう前向けない…今日は司令塔なんで合図出していきます。
言うても俺リードギターなんで、ギター弾いててくれると弾きやすい」

アチコさん「あまりライブでは演奏しない曲を」

そう言って演奏されたのはEgret。ずっと聴きたかったの…!
前半は浮遊感のある軽やかなギターが鳴って、後半に向かうにつれてバンド感が増してた。

driveはいつも戸高さんがループさせて弾いてるフレーズを小林さんと分担して弾いていて。
ふたりギターがいるとこういう事もできていいなあって思った。

メトロの前だったかな?戸高さんがギターで不思議な音を反響させていて、
「俺があと30分ぐらいこのフレーズ弾いてたらどうする?」って高橋さんに訊いたら
「待ってます」って返ってきて「辛抱強い子だ…。曲いく?」ってなって、
ドラムがいきなり入ってきて「下克上くらった」って。笑
ツアーを回っていく中でお互いの距離感が縮まってきてるのを感じた。

丁寧に紡がれるギターの音色が印象的なメトロ。
戸高さんは周りのメンバーの方を向いて演奏している事が多くてまさに司令塔だった。

戸高さん「サッカー負けちゃいましたねえ」
アチコさん「吉田選手が五味くんに似てるんだよね。五味くんのキメ顔に似てる(笑)
吉田選手の上半分か下半分…上半分は拓人に似てて、下半分は五味くんかなって。
切り取ってみんなに送ったりして。後で声かけてくれたら見せるんで」

アチコさん「ソロでライブやってMC上手くなったと思ったんだけど間あいたら戻っちゃった」
戸高さん「俺は存在自体が事故みたいな人とツアーやってたんでMCは鍛えられた」
小林さん「理樹さんってそういうとこありますよね」

名前を出さずにそっとdisってたら小林さんが普通に理樹さんって。笑

戸高さん「言わなきゃいけないことも言わないし、気を付けてって
言ったところで間違えるし…でもそんなところが好きなんですけどね」
アチコさん「私も好きだよ。Yahoo!リアルタイム検索で『木下理樹』って」

戸高さん「トイレとか大丈夫ですか?最近ライブ中にトイレ行きたくなっちゃうんですよ」
アチコさん「トイレ行きたいの?行って来ていいよ」
戸高さん「いやいいんですけど、ART-SCHOOLのライブでも毎回トイレ行ってた。
なんでなんだろう…座って弾くからかなあ。本番前にコーヒーとかレッドブル一気飲みして。
トイレ行くのは空気を変えるためでもあって、トイレ行くと結構空気変わるんですよ。
…全然次トイレの話とかするような曲じゃなかった」

小林さん「MCじゃなくて曲で勝負しませんか?」

そう、次の曲はquiet。よりによってこのシリアスな曲の前にトイレの話。。笑
戸高さんと小林さんのツインギターによるイントロがぞくぞくする良さだった…

Drawはダークで大人っぽい雰囲気のサウンドにアチコさんの無垢な声が映えてた。
ドキッとするような大人っぽさと、あどけなさの両方を持つ魅力的な声。

アチコさん「照明が向こうからあたって、ここから見てたら
トディの目がアイドルみたいにキラキラ輝いて見える」

アチコさん「持ってきた物販のコーヒーが売り切れちゃったみたいで、
ひとりで5個とか買ってくれた方もいたので。買いたい人が買えるように
またネットとかで準備できたらと思っています」

アチコさん「今回のレコードのジャケットは不思議の国のアリスになっていて、
アリスのアートワークは今後の展開にも続いていくんですけど、
アチコはチューリップが好きだからってチューリップも描いてくれて」

戸高さん「不思議の国のアリスってどんな話でしたっけ?死ぬんですか?」
小林さん「木のそばでふたり女の子が寝てたら…」
戸高さん「寝てたらダメですよ。死ぬんですか?」
小林さん「まあいずれは…90年後ぐらいには」

アチコさん「また帰ったら私もアリス読み直したいなって思っていて。
みなさん本読まれますか?本って買ったタイミングと読むタイミングが
違ったりするじゃないですか。レコードもそれと同じだと思っていて」

戸高さん「そろそろ呼びますか?」と、ここで五味さんが呼びこまれる。
出てくるなり「俺が誰に似てるって?」と五味さん。
「俺が吉田選手に似てるんやなくて吉田選手が俺に似てるんや」と(年上だから)。
「よろしくお願いします」って挨拶した五味さんと、
戸高さんの喋るタイミングが被って「俺の扱いがだんだん雑になってる」とも。
五味さんがかぶってた帽子を見て「ロシアの人みたい」って戸高さん。

一年前の雲州堂で初めて聴いたRomanceも新譜に入ってる一曲。
ベースが入るとなおさらバンドっぽい音になってそれがとても素敵で、
これからも5人でライブしてほしいと思った。

Yumeでは五味さんがコーラスでも加わる。
5人の音が重なると奥行きが出て、温かい空気感が伝わってきた。

2曲を終えて再び4人編成に。

アチコさん「昨日お祭りタイムあったよね?」
戸高さん「昨日盛り上がったから、今日掴めなくて焦ってるでしょ?このまま終わりたくないなって。
ハポンはお客さんが近くてマイクスタンドが当たりそうでしたね。
もし前にいるお客さんが先端恐怖症だったら…」

戸高さん「アチコがボケたら俺が拾うけど俺がボケても木下理樹は
『ふーん…』って流して拾ってくれないですからね。
…何でも木下理樹基準で話すのやめたい。愛が溢れてる」

戸高さん「ホールでライブやる人すごいですね」
アチコさん「MCの参考にふたりでさだまさし観に行く?」
戸高さん「さだましゃし…(噛んで自分で頬を叩く)観に行きますか?」

意味のAメロのギターを響かせるように弾くところが好き。
この曲のアチコさんのボーカルは羽が生えたみたいに自由で軽やか。
ライブ後にセトリを覗いたらLastdayはカッコ付きで書いてあったけど、
この曲はいつでもライブで聴きたい…。

高橋さんが加わってからのdiarogue、座って聴いてるとうずうずしそうな
跳ねるリズムで曲の印象が明るく感じる。

チューリップはアチコさんの歌が迫ってきて心がぎゅっとなった。
戸高さんはARTやCrypt Cityの時と同じギターを使ってるんだけど、全然音の感触が違う。


演奏を終えてステージを後にする4人。
拍手がそのままアンコールの手拍子に変わる。


+++


しばらくして、ひとり出てきたアチコさんが小走りでステージの端まで。手には氷結のロング缶。
その後に戸高さんが出てきて「氷結飲んでる?」って訊いたら「トディがトイレに行ってる間に…」って。

物販の紹介が始まって、五味さんが物販の黒子として登場。

Tシャツの紹介で五味さんがTシャツを裏返すと、
黒のロンTを着てた戸高さんは後ろ向いたり袖を伸ばしたり。
「トディは黒よりチャコールが似合うと思う」とアチコさん。

キャップはつばの部分が真っすぐになってるのがポイントだそう。
アチコさんに黒のキャップを被される戸高さん。
「ニューエラみたいなキャップ…真っすぐなの珍しいんですか?」
「あんまり真っすぐなのはないみたい」って。
アチコさんのおすすめはグレー、かぶって「アラレちゃんみたい」と。

ポーチの紹介をしようとして、iPad重ねてみるも入らなそうなアチコさん。
「昨日、最近のゲームが分からなくてポーチにはゲームボーイをって…」
戸高さん「ゲームボーイ…今はNintendo Switchですか?女子はコスメティックを…」
アチコさん「コスメティックを」

アチコさん「ポスターはシルクスクリーンで刷ってもらいました。
ドットの大きい感じになってます。(指さして)今日着てる服。
サインとか買った日付とか書き込めるようになっていて、お部屋に飾ったりして」
戸高さん「俺が部屋に飾ってたら変でしょ。逆にありなのか、自分のバンドのポスターみたいな感じで」

物販の宣伝の時だったかな、戸高さんがとろサーモンの「ありがとうございまあす!」とか、
友近とゆりやんの大阪のおばちゃんネタ(あぁんっ!!っていうの)をやってて、
それがアチコさんのツボにはまってしまって。

アチコさん「ライブがないとトディと会えないんだけど、
その間もお笑いの動画の交換してて。面白いと思ったら送ったりして。
ここにいるお嬢さんたちもそのうち『あぁん!』って言うようになる」って。笑
あと糸井重里さんの『いいし分かる』っていうのもメンバー内で流行ってるみたいだった。
今回のツアーは車移動らしくて、車内も楽しかったとアチコさん。

LPの音へのこだわりを話すアチコさん。
今回の作品は収録時間を短くすることで音質が良くなっているらしくて、
こういう手法はテクノとかをやってる人がよく使っているんだそう。

アチコさん「プレーヤーに乗せて針を落とす、その行程がいいから配信ではなくて形として手元に置きたい。
五味くんのお店も五味くんとお喋りしたり音楽聴いたりそういう場所で、私もそのひとり」

戸高さん「要するに、めちゃくちゃいい音で聴けるってことですね。
最近はSpotifyとかApplemusicとかLINE MUSICとか色々あって便利ですけど、
レコードプレーヤーもAmazonでポチれるから。結局ネットで買うんかいっていう」

アチコさん「ダウンロードコードも入ってて、音のいいのとMP3の2種類で
ダウンロードできるようになってます。昨日、ダウンロードクーポンって言っちゃって」
戸高さん「ピザの割引クーポンみたいな」

戸高さん「コーヒーとかも同じですよ。自分で豆を挽いて淹れるのと、
ファミマとかコンビニのコーヒーは違うじゃないですか。
コンビニのコーヒー好きですけど。セブンイレブンのコーヒーとか」

アンコールはRopesのふたりだけでパノラマを。
5人には5人の良さがあって、2人だけだと繊細でいて凛と強くて、どちらとも選べないなあって。


戸高さん「ガキの使いの皆さんです」
再び小林さん、高橋さん、五味さんが呼びこまれる。

五味さん「袖で見ててもマナーのいいお客さんで」
アチコさん「最後の曲はスッ…って立ったりしてください」

アチコさん「Ropesは2011年からやっていて、私は一番一緒に長くやっているのがトディなので、
これからも続けてきてよかったなと思えるような活動をしていきたいです。
お客さんもだんだんと増えてきて嬉しいです。今日は来てくださって本当にありがとうございました」

ラストは5人でSNOW。いつもはアチコさんの歌に胸を打たれるこの曲、
5人で演奏されたSNOWは胸をかきむしられるように感情的でたまらなかった。
特に後半にかけての戸高さんのギターに耳も心も奪われた。
アチコさんの合図でみんなが立ち上がって、いつものライブハウスみたいな雰囲気になったのも良かった。


ギターが加わるとどうなるんだろうと思ったけど戸高さんと小林さんのギターは音を棲み分けて、
戸高さんが歌うようにカラフルなコードを弾けば小林さんは空気を揺らすような音を鳴らしていて。
高橋さんはドラムパッドと生ドラムを使い分けてビートの効いた踊れるリズムから
バンドの生音の良さを感じるドラムまで幅広く、アチコさんの歌はいつも温かく優しくて、
時に儚げでくるくると表情が変わって魅力的だった。

小林さんってクールで無口なイメージだったけど柔らかい雰囲気で、
戸高さんも最初はそういうイメージだったけど実際は話しやすい方だったのを思い出した。

ライブの後は物販で色々とグッズを購入。今回のデザイン好きでポーチは使う用と保存用に2個買い、
シルクスクリーンポスターとキャップも買った。

サインを頂く時、戸高さんが「レコードを袋に入れたら中の絵が重なって見えるようになってるんですよ」って。
ペンを横に置かれて手を伸ばして取ったら「すみませんペンを返さない病で…」って(マネージャーさんも笑ってた)。
ありがとうございますって言われた時、こちらこそいつもありがとうございますってやっと言えた。

アチコさんにはまた「会ったことある気がするー!」って言って頂けて嬉しかった。
ツアー3本じゃ足りないです!って言ったら、私もそう思った!って言われたので追加お願いします…!
指輪とか爪とかかわいいって褒めてくださって照れた(会話の女子力見習いたい…)。

マニュピュレーターの高橋さんとも初めてお話できて、急遽ドラムを叩くことになった全感覚祭のこととか、
今日のライブはいかがでしたか?って色々インタビュアーみたいに訊いてしまったんだけど、
ドラムを叩いていてぐわーっと熱くなったと話されていて、その感じがとてもいいなあって。
大阪にもまた来たいって言ってくださったのでその日を待ってます!

美しい歌や音に触れて心が浄化されて、yumeの歌詞みたいに夢の中にいる気分になれるいい夜でした。
今は新譜をゆっくり聴くのが楽しみ◎



+++


2019.2.2 Ropes ONEMAN TOUR“Drawing”@梅田Shangri-la セットリスト


01.見えない窓
02.Baby
03.Egret
04.drive
05.メトロ
06.quiet
07.Draw
08.Romance(w/五味岳久)
09.Yume (w/五味岳久)
10.意味
11.(Lastday)
12.diarogue
13.チューリップ

EN
01.パノラマ
02.SNOW (w/五味岳久)




by pochi-17 | 2019-02-10 21:30 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.1.14 ART-SCHOOL「じぃさんぽ」@京都SOLE CAFE

2019.1.14 ART-SCHOOL@SOLE CAFE

行ってきましたART-SCHOOLのアコースティックツアー「じぃさんぽ」京都編、お昼の部。
とりあえず、いつも通り記憶を基にした覚え書きを。
曖昧な記憶なのでその話そのタイミングじゃないとかあるかと。。

いつも中途半端に時間を持て余すから、この日は少し早くに出て近くの神社をさんぽしてきた。
冷えるけどお天気も良くて空の青さが気持ち良かった。
バスを降りて会場の前を通り過ぎる時に一瞬だったから曲までは分からなかったんだけど
戸高さんが歌ってるのが聴こえてきて、どういうこと…!?って。

じぃさんぽはオルタネイティブサーキットの大阪ライブの時に情報解禁になって、
すぐに予約したら10番台前半で、2列目の割といい場所で観れた。
ソールドしていて店内はぎゅうぎゅう、熱いお茶をオーダーして席に戻るのにひと苦労…。
開演時間は大体オンタイム、3分~5分ぐらい過ぎてたのかな。
カウンターの奥にあるドアからメンバーが登場して下手に木下さん、上手に戸高さんが座る。

戸高さん「楽屋の暖房の調子が悪くてガタガタ震えてて、震えをごまかすためにミスチル歌ってました。
(空気を察して)歌わないよ?木下さん、寒いから体操でもしましょうか。ART-SCHOOL体操」

戸高さん「この世の果てー♪(腕を上に伸ばして横に広げる)…気が狂いそうなー♪」

ラジオ体操ならぬART-SCHOOL体操、選曲がまさかのエイジオブイノセンス。笑

戸高さん「明けましておめでとうございます。…ティーンティラリラリラリー♪」
木下さん「何それ?」
戸高さん「お正月っぽい音階」

戸高さん「今日はお子さんが来られてると聞いて」
木下さん「あ、お父さんよろしくお願いします。どちらから?」
お父さん「奈良です。鹿とか大仏とか…」
木下さん「天理スタミナラーメン?」

木下さん「その女の子が大きくなっても今日の事をずっと覚えてくれてるといいな」
戸高さん「終わったら即行忘れてると思うけど(笑)ほら、ミッキーマウスだよ」
木下さん「お父さんにシンパシーを感じる…」
お父さん「滑舌が悪いところとか」

戸高さん「何行きます?俺がなかなか始めないから焦ってるでしょ?」
木下さん「そんなことないよ」
戸高さん「じゃあ、ガラボヒョ」

一曲目はガラスの墓標。ガラボヒョって略すんだ。
渋谷のボアズとの対バン以降、ちょこちょこ演奏してくれて嬉しい…。
「いつか見た冬の散歩道」という歌詞が出てくるように冬に似合う曲。
いつも「その涙乾いたら抜け出そうと言ったのさ」のところで泣きそうになる。

木下さん「サザン歌う?」
戸高さん「サザン?」
木下さん「紅白でサザン出てるのを見て」
戸高さん「サザン出てたんですか?」
木下さん「うん、かっこよかった」
戸高さん「サザン歌うんですか?」
木下さん「まだ歌わない」
戸高さん「あとで歌うみたいなの何(笑)」

「舌を巻いとけばなんとかなる」と、いとしのエリーの歌い出しを口ずさむ戸高さん。
木下さんは「今何時!」って巻き舌気味で勝手にシンドバッドを歌う。
戸高さん「今何時!ってそこは巻かないでしょ(笑)多分今何時!は桑田さん歌ってないし」

戸高さん「皆さんはじぃさんぽがART-SCHOOLのアコースティックライブだと思って
来られてるかもしれないですけど、これは中年男性ふたりの漫談ですよ(笑)」

中年男性ふたりの漫談ってロウエイタスが浮かんだ。もう対バン(対漫?)してもらうしか…!

Chicago, Pills, Memoriesは音源より今の木下さんの歌の方が優しくて好き。
この頃のアルバムの曲は特に、今の声で歌ってほしいのがたくさんある…。

戸高さん「これはシカゴに行って帰国したら振られた歌ですよね?」
木下さん「シカゴから帰ってきたら当時付き合ってた人に『あなたの事は好きじゃない』って言われて」
戸高さん「何回聞いても…(笑)あなたの事は好きじゃないって言われてつらかったですか?」
木下さん「つらかった。泣いてたと思う。…シカゴは好き?」
戸高さん「好きですよ。シカゴはMONOEYESのスコットマーフィーの出身地です。
日本人より日本人で、打ち上げの一杯目は日本酒っていうスコットの」
木下さん「いい人だよね」
戸高さん「めちゃめちゃいい奴。ART-SCHOOLのアルバム買ってくれたって言ってましたよ」
木下さん「ああ、そうなんだ。タワレコで見た気がする…」

タワレコで見た気がする…ってどういう意味だったんだろう。
お店でスコットさんのアルバムでも見たのかな?

お昼のSOLE CAFEで聴くHEAVEN'S SIGNはまさに至高。
流れるように美しいギターのフレーズ、さらさらとした歌が心地よい。

木下さん「この曲は14SOULSっていうアルバムの5曲目ですね。何枚目のアルバムだっけ?」
お父さん「5枚目です!」
木下さん「詳しいね」
お父さん「iPhoneで調べたんで」
戸高さん「iPhoneで調べてくれたお父さん(笑)」

この曲が終わった辺で木下さんがギターを置いたのかな。名古屋の時より早く置いてた気が…
早いから「何でギター置いたの?」って聞かれて「歌おうと思って…」と答える木下さん。

戸高さん「昨日に続きありがとうございます。昨日は喋りすぎましたね。2時間ぐらいやってたのかな。
俺ら朝がめちゃくちゃ弱いので、油断したらこのまま寝てしまいそうですけどね。
ここはライブ終わった後ご飯とか食べられるんですか?食べられない。(オーナーさんに)すみません。
またカフェで営業されてる時にご飯食べに来てみて下さい。
パスタとか美味いんで。木下さんも食べてましたよね、ズルズルー!って」
木下さん「美味しかった」

イントロのギターを丁寧に、完璧に弾ききる戸高さん。
木下さんが歌おうとして入りがグダグダになって曲を止めて笑いが起きる。
戸高さん「綺麗に弾けてたのに。簡単にもう一回弾いてもらえると思うなよ?(笑)」

気を取り直して二度目のイントロから、今度はちゃんと歌に入る。
しとやかな獣の歌詞は木下さんにしか描けない心情というか、心の風景が色濃い曲だと思う。

戸高さん「しとやかな獣っていうのはどういう意味なんですか?」

木下さん「これは、しとやかな獣(けだもの)っていう映画からタイトルを付けて。
汚れたままでいいんだよって、生きるのが大変な人に向けて歌ってるんだけど、自分の事も奮い立たせてる。
人は結局ひとりなんですよ。ART-SCHOOLの音楽は孤独を埋めるじゃないけど、孤独に寄り添う歌で」

戸高さん「いつになくいい事言ってるじゃないですか。
倒れて悟ったんですか?そういうのを聞きたかったんですよ」

木下さん「あんまりライブでそういう話しないからね。インタビューならあるけど」
戸高さん「それはまあ」
木下さん「今日はそういう話しようと思って、ホテルで考えてた」
戸高さん「なんだ台本かあ…」
木下さん「台本はないけど(笑)」
戸高さん「何でさっきサザンとか歌ってたんだろう…」

戸高さん「ずっとやってるので、そこは分かってやってるつもりです。今年も精進していく所存です」

シャーロットは感情の起伏みたいなのが一曲の中に詰まってる。
名古屋でこの曲が生まれた背景を聞いて「次に目覚めたら、全てが消えるそんな気がして」
そんなシャーロットのフレーズが余計に切なく響くようになった。

戸高さん「俺が好きな曲を。この曲はどのアルバムでしたっけ?」
木下さん「Hello darkness, my dear friend」

TIMELESS TIMEは戸高さんのコーラスも割と前面に出ていて、ARTの曲にしてはめずらしく?明るい曲。
弾き語りも十分魅力的だけど、またバンドの演奏でも聴いてみたいな。

戸高さん「次は何やります?」
木下さん「クロ…」
戸高さん「クロっていったらクロエしかないし(笑)クロエじゃなかったらBLACK SUNSHINEとか?」

立ち上がって歌おうとする木下さんに「ファンキーなのがいい?」と戸高さん。
「ファンキーなのって?」と木下さんが聞くと、踊れるリズムでギターを弾く。
「それはいい…」って断る木下さんに、じゃあ…って戸高さん。
「君の言葉は嘘で 初めから嘘で…」って抑えたトーンでしっとり歌う。
それも違うらしく、じぃさんぽ弾き語りのノーマルバージョンでクロエ。
それでも結構ギターがファンキーで、あんな風にギター弾けたら楽しいだろうなあって思った。

Nowhere landは名古屋では演奏していなかった曲(名古屋はOK&GOだった)。
正確にリズムを刻むカッティングのギターは着席で聴いてるとうずうずした。
ギターだけなのにドラムが鳴ってるみたいにリズムが跳ねててすごいなって。

BOY MEETS GIRLは、戸高さんと木下さんが交互に歌うアレンジに変わっていてびっくり。
きっちり音程をキープして歌い始める戸高さんに続いた木下さんの歌がガクッとくる感じで、
笑っちゃダメなんだけど思わず戸高さんもお客さんも笑ってしまうっていう。
リハの音漏れで聴こえてたのはこの曲だった模様。一瞬キカかと思って動揺としたけど違った。笑
アレンジひとつでいくらでも曲の印象って変わっていくなあって、音楽の可能性を感じてわくわくする。

戸高さん「(ギターを鳴らしながら)綺麗なコードが多い。頑張ったんですね」
木下さん「一緒にやってもう何年になるんだっけ?」
戸高さん「10…15年ですね。今年デビュー15周年。おめでとう、俺」

拍手が起きて、今年の目標を口にする戸高さん。
意外だったから驚いたけど木下さんは知ってる様子だった。実現する日を楽しみにしていよう。

戸高さん「今日はいいお天気で」
木下さん「雪が降るって…」
戸高さん「そんな情報なかったですけど(笑)」

木下さん「この辺は何か観光するところとかあります?お寺?昔、京都の鴨川の近くに
プライベートで来たことがあって。お豆腐、こんなちっちゃいお豆腐と
おつまみみたいなのが出てきて6000円した。ひと口で食べましたよそのお豆腐」
戸高さん「ぼったくりじゃないですか。そんなことないでしょ(笑)」
木下さん「俺が外国人に見えたのかな…東京帰りたくないなあ」

戸高さん「京都と言えばくるり。あと10-FEETもですね。京都はちゃんと観光したことがないんですよ。
いつもすぐ次の街に行っちゃうので。…あ、京都大作戦出たことあった」
木下さん「俺より京都の思い出あるじゃん(笑)ボロフェスタも昔出たよね。また機会があったら出たい」

戸高さん「寒いとトイレ近くなりません?」
木下さん「すでに行きたいもん」
戸高さん「行ってくださいよ」
木下さん「いや、歌わせて」
戸高さん「我慢したまま歌われても…」
お父さん「木下さんの後にトイレ行ってもいいですか?」
木下さん「ええねん行ったら」
戸高さん「行ったらええやん」

それで木下さんが席を立って「音を消すためにART-SCHOOLの曲をガチャガチャ演奏する」という、
名古屋でもやっていたトイレの余興(?)が始まって。
何やろうって言いながら目が覚めるほど鮮やかにスカーレットのイントロを弾く戸高さん。
木下さんが戻ってきて、入れ替わりで今度は木下さんが音消しをすることに。
「何がいい?」って聞かれて「ウィノナライダーアンドロイド」って指定していく戸高さん。

木下さん「(なかなか弾かない)違うのでもいい?」
戸高さん「何やろうとしてる?」
木下さん「…LUCY」
戸高さん「それは後で俺も入ってやるからやらないで(笑)」

木下さんがやっとウィノナライダーアンドロイドを弾いていたら、
戻ってきた戸高さんが「そんなに弾けないものか…?」って。

お客さんのトイレタイムはローラーコースター。
イントロのフレーズをエフェクターでループさせて、木下さんが入ったら止める。
あれ?って感じで木下さんが弾くのをやめたらまた音を出す、の繰り返しで弄ぶ。笑
ローラーコースターのイントロはARTの曲の中でも3本の指に入るぐらい好きだ…。

トイレから帰ってきたお父さんを凝視する木下さんに笑いが起きる。
戸高さん「お父さんの方が木下さんよりよっぽど堂々としてましたよ。お父さんを感じてしまった」
木下さん「父性を…」
戸高さん「父性(笑)」

お客さんが戻ってくるまでの間、それは愛じゃないを演奏していてほぼ一曲やってくれた。
こうして生誕祭以降、昔の曲も色々と聴かせてくれて嬉しい。

戸高さん「インフルエンザとか流行ってますね。木下さん大丈夫でしたか?」
木下さん「それどころじゃなかった。…トディ風疹になってなかった?」
戸高さん「なってない。MONOEYESのドラムの一瀬さんが風疹にかかって辛そうだった。
去年きのこ帝国の佐藤千亜妃ちゃんのライブで台湾に行った後にみんなインフルエンザになっちゃって、
集団感染みたいになって。みんな火鍋に豚の血が入ったのを美味しいって食べてて、俺はそれを見てたんですけど」
木下さん「それがキャリアだったんだ?」
戸高さん「豚の血でキャリアってないと思いますけど。その時に病院も行ったけど大丈夫だった。
ライブ飛ばしたら大変ですからね。初めてじゃないですか?ライブ飛ばしたの。
昔、体調悪くて4曲目ぐらいでライブやめたことはありましたけど」
木下さん「そうですね」
戸高さん「俺、あのライブ観に行ったんですよ。2組でやってくれてたやつ。
そしたらそのバンドがライブでART-SCHOOLの曲をカバーしてくれてて」
木下さん「みたいですね」
戸高さん「なんでその曲選んだんだって曲(Water)でしたけど、嬉しかったですね」
木下さん「好きだって言ってくれてる曲があったから」
戸高さん「pollyっていう後輩のバンドだったんですけどね。
『木下さんに捧げます』って。もう死んだみたいになってましたよ(笑)」

1965みたいな歌詞はもう書けない、ってBサイドベストが出た時のインタビューにあったけど、
こういう世界観というか、風景と同時に気持ちまで旅をするような曲が歌えるのは
ART-SCHOOLというバンドの魅力だし大きな強みでもあるなあって思う。

SKIRTを歌う前、曲にまつわるエピソードを聞かれて「スカートの思い出…」と答える木下さん。
戸高さん「スカートの思い出?」
木下さん「記憶の中にあるスカートの思い出の歌です。スカートの色が忘れられないって。
よくあることを歌っていて…歌詞を朗読したみたいになってますけど」
戸高さん「ART-SCHOOLの曲って冬っぽい曲が多いですよね。冷たさを感じるというか」

どの曲の時だったか、木下さんがタイトルは深い意味はないって話してた。
SKIRTの歌詞の「飛べるさ」を「飛べるかい」に変えて歌ってたのかな。
この間の名古屋でのやり取りをふと思い出した。

LUCYを聴いてると夕暮れ時のオレンジ色が目に浮かぶ。
この頃の曲も最近の曲も"光"を希望に重ねていて、こういう歌詞を聴くとぐっときてしまう。

本編ラストはカノン。澱みなく流れるようなギターの音色。
木下さんの歌は不器用さもあるんだけど気持ちがこもってるのが伝わってくる。

一旦ふたりが退出して、温かい拍手がそのままアンコールの手拍子に変わる。
カフェのオーナーさんも一緒になって手拍子をされてたのがいいなあって。


+++


しばらくして戻ってきてくれるふたり。

戸高さん「アンコールありがとうございます」

弾き語りのSWAN DIVEの美しさは別格。昼間の柔らかい日差しが射し込む中で聴くとなおさらのこと。
そのまま目を閉じて子守歌にして眠りたいぐらいだった…。

ふたり同時に喋ろうとして「どうぞ。今日…って言ってましたけど」と戸高さん。

木下さん「京都は綺麗な街ですね。東京に帰りたくない…」
戸高さん「ハロウィンの東京とかゴミですからね」
木下さん「またすぐに京都に来たい…またすぐに京都に来ます。今日はありがとうございました」

戸高さん「ART-SCHOOL改めじぃさんぽは今日で解散します。
じぃさんぽのことは嫌いになってもART-SCHOOLのことは嫌いにならないでください」

何か喋ろうとして、でも上手く言葉が出てこなくて、
木下さんが「言葉が出てこないのは曲に全部込めてるから」と。

その後に歌われたのが優しく背中を押してくれるようなIn Colorsだったからたまらなかった。
この曲は聴けば聴くほど好きになっていくし、心の中が温かい気持ちで満たされていく。
アコースティックのアレンジになると、世界観は全く違うけどしとやかな獣のコードに似てるなって。

演奏を終えて、温かい拍手が起こって「ありがとうございました」って
ちゃんとお客さんの目を見ながら感謝の気持ちを伝えるふたり。

いつになく真面目な話をするから驚いたけど、とても素敵な時間を過ごすことができた。
こういう時間はほんと力になる。次に会える時までまた頑張ろうって思える。

物販買ったあと片付けに出てこられてた戸高さんにその気持ちを伝えればよかったんだけど、
いざ目の前に立つと緊張しすぎて気の利いたこととか全く言えず。。
いつか自分の気持ちを伝えられるようになりたい。それかまた手紙でも書こうかな…。

じぃさんぽ想像以上に楽しくて、東京も行きたくなったけどさすがにそれは我慢して、
次は3月の髭ちゃんとの対バン(!)に行くことにしました。すごく楽しみ◎



+++


2019.1.14 ART-SCHOOL「じぃさんぽ」@京都SOLE CAFE(昼の部)セットリスト


01.ガラスの墓標
02.Chicago, Pills, Memories
03.HEAVEN'S SIGN
04.しとやかな獣
05.シャーロット
06.TIMELESS TIME
07.クロエ
08.Nowhere land
09.BOY MEETS GIRL
10.1965
11.SKIRT
12.LUCY
13.カノン

【En】
01.SWAN DIVE
02.In Colors



by pochi-17 | 2019-01-25 22:16 | Live | Trackback | Comments(0)

2019.1.11 ART-SCHOOL@K.Dハポン

1月11日、名古屋の鶴舞にあるK.DハポンであったART-SCHOOLのアコースティックライブ「じぃさんぽ」に行ってきました。
11月の末に木下さんが倒れて、一時はどうなるかと思ったけどまた元気な姿を見られて、すっかり笑い話になってて安心した。
レポというより覚え書き、間違ってるところもあるかもですがお許しを。

鶴舞駅から高架沿いにまっすぐ歩いた先にあるK.Dハポン、ひっそりとした落ち着いた佇まいで着いたらカレーの香りが外まで漂ってた。
開場待ちは外で、風が吹いてて寒かった…中に入ってほっとした。キャパは100ぐらいなのかな?
整理番号20番で前方の椅子は三列目の半分くらいまで埋まってて、迷ったけど端の背もたれのある椅子に。
ライブの時でも食事も提供してるみたいで、ご飯食べてるお客さんもいた。
ステージはなくて楽器や機材は床に直置き、最前なら触れそうな距離感。最前、行ってみたいけど緊張しそうだな…。

開演時間を5分ぐらい過ぎてたのかな、客席後方から木下さん、続いて戸高さんが登場して拍手が起きる。
ちょうど席の前が通路になってて、めちゃくちゃ近くを通っていってドキドキした。下手に木下さん、上手に戸高さんが座る。
2人とも黒いスウェット姿で、木下さんは無地で下に赤いロンTを着てたのかな?下は黒っぽいパンツ、グッズのチェック柄キャップ被ってた。
戸高さんはRADIOって書いてあるALLAROUNDのロンT、黒のサルエル、ウェリントン型のメガネをかけてた。

戸高さん「皆さんこんばんは、ART-SCHOOLです。今年も木下理樹をよろしくお願いします」
ちょっと迷いながらも、みんなでこんばんはって返す。

戸高さん「ギターの弦が冷た過ぎてもはや凶器…ちょっと温めさせてください。
セットリスト決めてない…行き先も決めず散歩に来たみたいな。寒すぎて散歩どころじゃないけど。
ART-SCHOOL改めじぃさんぽ、最初で最後のライブです。伝説の夜…今日は一曲歌って喋る感じで行きますか?」

最初に演奏されたのは渋谷のライブでも披露されていたガラスの墓碑。
ART-SCHOOL初期の匂いがする曲。シンプルなアレンジで曲の輪郭が浮かび上がるよう。

戸高さん「木下さん年末に搬送されてましたけど、病院食が美味かったって」
木下さん「ちゃんと栄養とか考えられてて」
戸高さん「そりゃそうだろ(笑)カップラーメンとか出てこないでしょ。
病院ではどうしてたんですか?今日はカレーだ!とかあったんですか?」
木下さん「カレーだ!はないけど、音楽も聴いてたよ」
戸高さん「何聴いてたんですか?」
木下さん「プリンスとかビートルズとか」
戸高さん「なんでそんなファンキーなのを。ルーツを辿ってたんですか?お見舞いとか来てくれてたんですか」
木下さん「うん」
戸高さん「北海道でスターに会って、木下どうなの?死ぬの?って聞かれて、まあ…って。愛されてますね」
木下さん「元DOPING PANDAのフルカワユタカね」
戸高さん「俺がお見舞い行こうとした時に高熱だしてて行けなかったんですけど。お正月は何してました?」
木下さん「お正月はお参りに行きました。初詣に」
戸高さん「おみくじ引きました?」
木下さん「引いてない。引いたんだよね?」
戸高さん「散々なおみくじを…大吉とか中吉とか何も書いてなくて、財宝を取られるみたいな…
北に行けば盗賊に遭うって書いてたんですけど、今時盗賊なんていないでしょ(笑)」
木下さん「大丈夫だよ」
戸高さん「それでふんどしを締め直そうと思って」
木下さん「いいね」

ふたりのギターが重なり合うChicago.Pills,Memories。曲の空気感がこの時期にぴったり。

戸高さん「この曲はどんな曲ですか?」
木下さんこの曲は好きだった人のことを思って書いた曲です。
好きって言ったんだけど『あなたの事は好きじゃない』って言われて」
戸高さん「あなたの事は好きじゃない(笑)まだ嫌いだって言ってくれた方が良かったですね」

初めは淡々と、徐々に感情的になっていくシャーロット。その理由を、曲が生まれた背景を知って腑に落ちた。

戸高さん「シャーロットはどういう曲ですか?」
木下さん「暗い話だけどいい?母親が死んで、衝動的に6曲ぐらい作った中の
一曲なんだけど。人間の死ってあっけなくて寂しいなって」
戸高さん「虚無だった訳ですね」

しとやかな獣は初めてライブで聴いた。すべてを赦してくれるような懐の深さを感じる曲。
最初のうちはギターを弾いていた木下さん、今日はギター弾かないってスタンドに立てる(後半また弾いてたけど)
戸高さん「なんで座ってやる弾き語りなのにフライングV持ってきたんですか。俺だったら絶対選ばない」

戸高さん「次はなに行きます?」
木下さん「ファンキーな曲行く?」
戸高さん「この流れでいきなりファンキーな曲やります?セットリストの順番ぐらい決めておけば良かったな。
いつも木下さんセットリスト決めてくれないから俺が考えてるんですよ」
木下さん「トディは自分の歌ってる曲をやりたがらないよね」
戸高さん「Low heavenでしたっけ?(口ずさむ)こんなだっけ。それぐらいの感じだから…
やりたくてやってたんじゃないから歌いたくない…じゃあ次のじぃさんぽで」

クロエでは戸高さんのギターの巧さが光ってた。リズムを正確に刻みつつ、
ノリやすさもあってリズム楽器としてのギターという側面も見れた。

戸高さん「クロエはひなっちと純くんに怒りをぶつけた曲ですか?」
木下さん「怒りをぶつけてはない(笑)」
戸高さん「でも時期的にはそうでしょ?テナってんじゃねえよ!って(笑)
俺が純くんとひなっちが抜けた穴を埋めようと必死でやってる時に
純くんがテナーに入ったのはマジか…って思ったけどね。
しかもあっちの方が売れてるから、追い越されていくんだ…って。
その時思いましたよ、俺はこういう運命なんだって。それで口の中の牙を研いておこうと。
でもその後に俺は細美武士に声をかけられましたけど。何があるか分からないですね。
MONOEYESが好きでART観に来てくれた人も結構ART-SCHOOL気に入ってくれるんですけど、
ARTのコアなお客さんからは俺がMONOEYESで楽しそうに弾いてるって言われて悲しい…
どっちも真剣にやってるのに。ARTが嫌だったらじぃさんぽなんてやらないでしょ(笑)」

わたしはまさにMONOEYESからARTに入ったんだけど、初めてARTのライブを観た時は
バンドを引っ張っていくような戸高さんのギターに少し嫉妬した。
ふたつのバンドはカラーも違って楽しさのベクトルも違うと思うけど、
わたしの目にはこの日の戸高さんはすごくいきいきと楽しそうに映った。

戸高さん「木下さんの曲はメロディアスですね。他の人が歌ったらどんな感じになるんだろう」
木下さん「売れるでしょ」
戸高さん「それこそ紅白に出てた米津玄師が歌ったら…Lemonでしたっけ?」
木下さん「バカ売れでしょ!俺たちにもレモンって曲ありますけどね」

「(2人で歌う)彼女は云った 自分の体が嫌いさ 彼女は云った まるでPIGGYね〜♪…豚ね。
彼女は云った 私を深く沈めて〜♪彼女は死んだ とても澄んだ朝に〜♪」
戸高さん「ダメだ、放送できない(笑)紅白では歌えない」

木下さん「レモン作った時スタッフにラジオでかけれないって言われたもん」
戸高さん「ART-SCHOOLの歌詞あるあるで注射器、ヘロイン、彼女は死んだ…ってのがあるんですけど。
(曲のリストを覗き込みながら)ヘロイン入ってる曲ないかなあ…しまいにはCDにピーが入ってましたよね」

OK&GOは木下さんが丁寧に歌っていたのが印象的だった。
この曲を聴いていると自分の心情に近いものを感じてギュッとなる。

戸高さん「この曲はどんな曲なんですか?子供の頃キャッチボールしたかったって思ったんですか?」
木下さん「昔思ってた大人って、もっとしっかりしてたなあって思って…」

戸高さん「俺、明日は佐藤千亜妃さんのライブで。知ってます?佐藤千亜妃さん。コンビニの曲…(ギターを弾く)
何で明日仕事入れちゃったんだろう。いいんだけど。木下さん明日は何するんですか?」
木下さん「明日は…それこそ散歩でもして飯でも食おうかな」
戸高さん「爺じゃないですか。なんでしたっけ、最初に木下さんが付けてたタイトル。
プロミス〜約束〜みたいなダサいタイトル付けてたから、もうじぃさんぽでいいじゃんって」
木下さん「じぃになったらお互い罵り合うっていうね」
戸高さん「音が聞こえねえ!って」
木下さん「見えねえ!って」
戸高さん「見えないって何が?見えねえは別に罵ってないでしょ(笑)」
木下さん「昔はすぐ怒ってたんですよ。カレーが辛い!とか、YOSHIKIばりに」

BOY MEETS GIRLが一番、アレンジでガラリと雰囲気が変わっていた。
バラードというか抑えたトーンで歌い上げる感じになっていていいなって思った。

1965は物語の世界が目に浮かぶ曲。曲の展開もドラマティック。

戸高さん「この曲は?フランス映画みたいですけど」
木下さん「村上春樹の『1973年のピンボール』っていう小説があって、そこからタイトルを」

どのタイミングだったか、木下さんが「トイレ行きたい」って言い出して。
戸高さん「行ってくださいよ。我慢したまま歌われるより行ってくれた方がいい」
木下さん「じゃあちょっと…」
戸高さん「音が聞こえないようにでかい音でギター弾いとこう」

って言いながら掻き鳴らしたのがPromised Landのフレーズで。
「皆さんはお手洗い大丈夫ですか?」って聞いて何人か行く人がいたから、
トイレの音消しという名目でレア曲を弾いてくれるという余興が始まって。
ローラーコースターにLITTLE LOVE LETTER BOX、スカーレット、汚れた血…
他にも何か弾いてたかな?なかなかレアな曲が飛び出してた。

楽しくなっちゃって、その後も「誰かトイレ行かないかなあ…」って戸高さん。
「今どなたかトイレ行かれてます?よし!」って張り切ってギターを鳴らすという。笑
出てくるまで弾き続けるから「これプレッシャーだろうな」って。
チャリティTのお客さんを見つけて「そのTシャツ…買っていただいてありがとうございます」と。
戸高さん「Promised Landのサビは俺が作った。結構持ち込んでるんですよ。Nowhere landもそう」

HEAVEN'S SIGNのギターリフの美しさはため息が出そうになる。
たゆたうリズムで紡がれる透き通った音色。

戸高さん「この間BABY ACID BABYを聴いてて、Love will found you, in the endいい曲だなって」

戸高さんが「この曲好きなんですよ」って話してたのはTIMELESS TIME。
思わず口ずさみたくなるキャッチーさが魅力。戸高さんもコーラスをしてた。

SKIRTは弾き語りでもお馴染みの曲。「心があるなら飛べるかい?」を「飛べたかい」に変えて歌ってたのかな。

戸高さん「この曲は?」
木下さん「この曲はお客さんにも人気のある曲で」
戸高さん「たまに微妙に歌詞変えるのはわざとなんですか?」
木下さん「こだわりがあって…」
戸高さん「こたわりないでしょ歌詞変えるってことは(笑)こうすれば良かったみたいな感じですか?」

どの曲の話だったかな、英語の歌詞の文法がおかしいんだけど、
海外のレコーディングでも指摘されなかったからそのまま出したみたいな話もしてた。
何か喋ろうとして咳払いする木下さんに「咳払い挟むタイミング間違ってるでしょ」と突っ込みが。

ゆったりと穏やかなLUCY、儚げな歌とギターの音で繊細な曲の世界観を描く。
丁寧に、この曲に限らず温もりのある歌と音はCDにはない魅力だと思った。
今まで冷たい印象を持っていた曲も、ライブで聴くと血が通っていて温もりがあることに気付いた。

戸高さん「今日こんなにMCが盛り上がって大阪心配だなあ」
木下さん「京都ね」
戸高さん「京都。ライブ終わったらホテルに帰ってゆりやんでも見ます」

戸高さん「あと一曲になりましたけど、どの曲にします?」
木下さん「冬っぽい曲を…」
戸高さん「ART-SCHOOLに夏っぽい曲なんてあるんですか?カラダが!夏になる!みたいな」
木下さん「何それ?」
戸高さん「いや、T.M.Revolutionですけど、夏っぽいっていう例えだけで、
そこを拾われても…冬っぽい曲ってどれのことだったんですか?」

そんなやり取りのあと、演奏されたのはカノン。このイントロの旋律がまた美しいんだ。
ART-SCHOOLは冬の凛とした空気に似合う曲が多いなって思った。

演奏を終えて、一旦退場するふたり。
通路にはみ出して邪魔にならないよう避けたけど狭いから触れそうな近さだった。
出入口の通路脇にあるカーテンの中に入ったのかな?楽屋はどこにあるんだろう。
すぐにアンコールの手拍子が始まって、しばらくして再び戻ってきてくれた。


+++


戸高さん「アンコールありがとうございます。(肩をすくめて)寒い…
外なんて出るんじゃなかった。何でタバコに火をつけたんだ。アンコール何やります?」

ふたりで少し相談したあと、演奏したのはSWAN DIVE。
曲を聴いているとどこか厳かな雰囲気もあって、光が降り注いでくるようなイメージが浮かぶ。

残り一曲ってなった時に、戸高さんが「メガネが反射してたみたいでごめんなさい」って二階席を見上げたら。
木下さん「二階にもいたんだ!?」
戸高さん「嘘だろ…!?再入院した方がいいんじゃない?」

これにはみんなびっくりして爆笑。キャップで見えなかったのかな?

戸高さん「綺麗に落ちたので最後の曲を」
木下さん「今日はCDJ以降2本目のライブだったからちょっと緊張してたんですけど、
皆さんと一緒に楽しんでライブができて良かったです。ありがとうございました」

めずらしく、戸高さんに促されるでもなく自分から話していて。
木下さん自身も楽しんでくれてたなら嬉しいなって思った。

ラストはステート オブ グレース。君の息はただ真っ白だという歌詞が冬を連想させる。
どこを切り取ってもART-SCHOOLらしい一曲。余韻を残すような終わり方もらしいなって。

演奏が終わると大きな拍手が起こる。
最後はけていく時、立ち止まってありがとうってお客さんの目を見て手を合わせる戸高さん。
木下さんはシャイで目はあんまり合わせないタイプなのかな?
寒かったから戸高さんの手にはカイロが握られてた。

こんな感じで、じぃさんぽ初日の名古屋公演は終了。
セットリストも決めず、曲を相談しながら喋ったり演奏したりで楽しかった。

戸高さんが「さっきのセッションみたいな入り方でやりたい」と提案したり、
リハの時と要領が違ったのか木下さんが戸惑ったり、型にはまらず自然体なライブだった。
なぜか突然、木下さんが長渕剛の曲を適当な歌詞で歌い始めたり、ほんと自由で。笑
「そんな事してたら木下はお前か?って来ますよ。
ほんとに好きなの?ディスリスペクトじゃなくて?」と。

あと、何かの曲振りでひとりのお客さんが大きな拍手をしたら、
木下さんが「いいんだよ」って言ってあげてたのが優しいなって。

終わって物販買った後、片づけてた戸高さんと少しお話できて
木下さんが元気そうで良かったですって伝えたら、
俺が一番びっくりしたんだけど倒れる前より元気そうで顔色も良くなったと話されていて、
戸高さんからもそう見えるなら安心だなあって。
緊張しすぎて無言になってしまったのほんと申し訳なかった。
そんな時でも話をつないでくれる優しさ。。

外に出ると冬の冷たい風が吹きすさんでいたけど心は温かくなった夜でした。
戸高さんの真似をして飲んだハポンのホットチャイもおいしかった◎


+++


2019.1.11 ART-SCHOOL「じぃさんぽ」@K.Dハポン セットリスト

01.ガラスの墓標
02.Chicago.Pills,Memories
03.シャーロット
04.しとやかな獣
05.クロエ
06.OK&GO
07.BOY MEETS GIRL
08.1965
09.HEAVEN'S SIGN
10.TIMELESS TIME
11.SKIRT
12.LUCY
13.カノン

EN.
01.SWAN DIVE
02.ステート オブ グレース



by pochi-17 | 2019-01-16 21:30 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.12.27 RADIO CRAZY@インテックス大阪

2018.12.27 RADIO CRAZY@インテックス大阪
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10回目のRADIO CRAZY!(規制で音漏れのヤバT)→ユニゾン→10-FEET→
FM802今年の漢字→MANNISH BOYS→(OKAMOTO'Sラスト2曲)→BAWDIES→
MONOEYES→細美さん公開収録(弾き語り)が今年の締めくくりでした。
(インスタにいっぱい書いたレポをほぼそのまま上げます…)

のんびりパネル展見たりご飯食べてたらLステージの入場列がすごくて目の前で規制がかかってヤバT観れず…
気を取り直してZステージまでひたすら歩いてユニゾンを観ることに。
ポップでカラフルな音楽は大きいステージにも映えて、演奏もしっかりしていて思ったより骨太なバンドだった。
次はLステージに戻って10-FEET。いつも熱くて温かくて相思相愛なメンバーとお客さんを目の当たりにして、
こんな風にライブを楽しんでもらえたらメンバーも嬉しいだろうなあってなぜかメンバー側の気持ちに。蜃気楼が特に良かったな。

+++

その後は「802今年の漢字」という企画ステージ。
SCANDALのHARUNAちゃんによるジュディマリカバーのRADIOがかわいくてですね…。
あいみょん、Sumikaの片岡さん、ユニゾンの斎藤さん、クリープハイプの尾崎さん、
スガシカオさんという豪華メンバーのコラボ曲も。
本来ならフォーリミのGENさんも出る予定だったけど出演キャンセルになって、
斎藤さんはフォーリミのTシャツを着ていて。ここでしか観られないステージだった。
.
その後はRステージに移動してMANNISH BOYS。元ハイエイタスの堀江さんがベース弾いてた…!
肩の力が抜けた大人のロックという雰囲気で、3人お揃いの衣装(デニムのつなぎ)着てたのもいいなって。

その後LステージでOKAMOTO'Sのラスト2曲だけ聴いて久々にTHE BAWDIES。
JIMさん側で観てたらめちゃくちゃ楽しそうに、というか誰よりも楽しんでギターを弾いていて
それがすごく印象的だったし観ていて気持ち良かった。
相変わらずどこから声出てるの!?っていう歌で演奏もバリバリ、
でもMCはガキ使の笑ってはいけない風になってて「渡辺ー!(ROYさん)アウトー!」ってお尻叩かれてた。
あと47都道府県ツアーラストの武道館に行こうか迷ってる人は入口で「ROYの親戚です!」って言ったら入れるらしい。笑

+++

その後はフォーリミのキャンセルでLステージのトリになったMONOEYES。
音出しの時点で細美さんがビール飲んでてさすがに早くない…!?とは思ったけど、
「フォーリミの連中が悲しむのは高いチケット買って時間空けて来てくれた人が
『フォーリミがいなくてつまらなかった』って言う事だと思うから、
代わりに死ぬ気でやるんで楽しんで下さい!」って話していて、
そこでみんなの気持ちがひとつになった感じがした。

3列目ぐらいにいたら酸素薄いしすごい熱気でステージが霞んでいて、この幸せな光景は夢なのかな…?って。
MONOEYESのライブは日頃の抑圧された気持ちを全部出せる場所で、心が解放されていくのを感じた。
Two Little Fishesの時に天井に光で水紋が描かれていて綺麗だったな。
夏みたいな陽射しの下で聴いた荒吐を思い出したり、また思い出が増える嬉しさもあった。


【SOUND CHECK】
01,Get Up
02,Somewhere On Fullerton

---

01,Run Run
02,Like We've Never Lost
03,Cold Reaction
04,Free Throw
05,My Instant Song
06,Roxette
07,明日公園で
08,When I Was A King
09,Two Little Fishes
10,Borders & Walls

EN.
01,グラニート


+++


2018年の締めくくりは細美さんの弾き語り。
ラジオの公開収録だからトークだけかと思ったらアコギが出てきて。
MONOEYES終わりですぐ行ったから座れたけど後ろまですごい人だった…
前半のトークでは細美さんを昔からよく知る某バンドからのメッセージとか、
ピー音なしでは放送できなそうな話、ELLEGARDENやそのメンバーの話もしてた。
詳しくは2月3日の802ビンタンガーデンで!

弾き語りはまさかのモノマネから始まって(これがめちゃくちゃ上手)
ハイエイタス2曲、最後のカバーはスコットさんが飛び入りして2人で歌ってくれた。
最初はモノマネで笑いすぎて泣いてたのに次の曲からほんとに涙が止まらなくなって、
最後の曲は細美さん自身「泣かずに歌えた試しがない」という曲で、その前のMCでもまた泣かされて。
この7年間、震災の被災地に足を運び続けて3日前も南相馬にいた細美さんの言葉は何よりも重みと説得力があった。

去年はテナーでテンション高くライブ納めをしたけど、今年はじんわりと心を温めてもらって、
最後に素敵な歌が聴けて良かったな。色んなライブを観たのに、
神社の能楽堂みたいなステージへ赤ワイン片手に出てきたほろ酔いの細美さんに全部持っていかれた。
言葉や歌にいつも嘘がなくて心を打たれるんだよね。


という事で長くなったけど2018年もいいライブ納めができました◎
レディクレは12年と14年以外、10回中8回行ったのかな?
細美さんは皆勤賞、髭ちゃんや須藤さんも何度も出ている大好きなフェス。来年も行けたらいいな。



by pochi-17 | 2018-12-30 16:59 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.12.3 GLAY@Zepp Osaka Bayside

2018.12.3 GLAY MOBILE Presents 10th Anniv.Tour
「平成最後のGLAYとChristmas 2018 ~SURVIVAL~」@Zepp Osaka Bayside

12月3日、Zepp Osaka BaysideであったGLAYのモバイル会員限定ライブに行ってきました。
グレモバ10周年を記念したZeppツアーで、普段は会員じゃないけどチケットを取るために
会員になって、名古屋と大阪を各2日ずつエントリーしたら大阪の初日が当たって。
GLAYをライブハウスで観るという夢が叶った日でした。

レポというか、自分用の覚え書きなのでMCのタイミングとか内容とか、
一語一句完璧ではないのでニュアンスで読んでください。

【!!!ツアー中ですがセトリもろもろネタバレ全開なので、これから参加される方はご注意を!!!】


+++


雨予報だったこの日、何とかお天気も持ってくれて17時ごろに会場へ。

開場18時/開演19時のライブで、17時半ぐらいまで外のロッカーも空きがあるみたいだった。
整列はA1~400、A401~という感じで分かれていて、ベイサイドのキャパ的にA~Cの1ブロックあたり
800人前後が入ってたのかな。ちなみにブロック割は前からA、B、Cという順番。
モバイル限定ライブで、私はA500番台でその時は5番刻みで番号が呼ばれていて、
まず紙のチケットを見せてその奥のテントでQRコードの確認があって、
スマホの画面のQRコード(スクショ不可の文字が動くタイプの画像つき)を機械にかざして、
OKが出たら入口に進んでドリンク代を払ってチケットをもぎって入場。
フロアの通路にあるドアごとにスタッフさんが立っててチケットを確認してフロアに入る形でした。

Zepp名古屋の日にソフトバンクの通信障害が起きるというトラブルがあったけど、
紙チケットがあったお陰でさほど混乱はなかったみたいで良かった。
この紙チケットはチケットを手元に残しておきたいというファンの気持ちを汲んだ
メンバーの発案だったそうで、思わぬ形で役に立ったんじゃないかな。

真ん中の方は人が多かったから、下手側の端の方の2柵目の辺りで観ることに。
見慣れたZeppのステージにJIROさんのベースアンプが置かれていて不思議な気持ち。
GLAYのライブは去年のサマデリ最終日の名古屋、ちょうど1年ぶりだったけど
JIROさんはプレデタツアー、荒吐、バギクラ公録、恵比寿の某ライブと4回見てて久しぶりではない…笑
フロア内ではBGMが流れていて気になった曲をShazamで調べてみたらこんな感じだった。

・Bauhaus「Bite My Hip」
・2Chellos「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」
・The Smashing Pumpkins「Silvery Sometimes(Ghosts)」
・Jon Spencer「Beetle Boots」
・KYONO Feat.Tokyo Tanaka「Yoake」
・バニラビーンズ「Kids」
・Deadmau5&Lights「Drama Free」
・QUEEN「I Was Born To Love You」
・Primal Scream「Country Girl(Beans and Fatback Mix)」

個人的にはスマパン流れてたの嬉しかったな。最初JIROさんの選曲かと思ったんだけど、
タナパイが参加してる曲が流れたあたりでこれはHISASHIさんかな?って。
もちろん開場時からBGMは流れてたはずだから最初から聴きたかった!プレイリスト知りたいな。
QRコードの確認に時間がかかるのか、2階席の入場は開演予定の10分前ぐらいだった。

開演の少し前に、Zeppではめずらしく注意事項のアナウンスがあったんだけど、
ボイスチェンジャー?を使ったポップな場内アナウンスで、危険なのでステージに
駆け寄らないで下さいみたいなくだりで「盗んだバイクで走り出さないでください」って。
堅苦しくなりがちなアナウンスも早送りにしたり笑いを交える感じになってた。

アナウンスが終わると待ちきれないオーディエンスから手拍子が起こって、
開演時間を少し過ぎてたのかな?フロアが暗くなると前に人が詰まった感じがした。
正直GLAYファンは普段ライブハウスに行かない人の方が多いだろうから、
前で観たいだけの人に押されたりしたら嫌だなっていうのがあったんだけど全然押されなくて。
どさくさに紛れて前に行かず、スペースのある所で楽しみたかったから番号的にもちょうど良かった。

かっこいいSEも流れてたはずだけど歓声と興奮でよく覚えてない。
下手側からメンバーが登場して、HISASHIさんが青く光るスターウォーズのライトセーバーを
頭上に掲げていたのを覚えてる。JIROさんは拍手してフロアを煽ってたのかな。

ファッションの知識も記憶力もあれで主に上半身しか見えないので衣装はざっくりと説明すると、
TERUさんは黒のロング丈のジャケットのインナーに鮮やかなブルーの萌え袖(これもロング丈)、
HISASHIさんは黒のピーコートっぽい形のジャケットでスカートみたいな裾(パンツに巻いてた?)
TAKUROさんはクロコダイル?柄で毛足の短いファーみたいな素材の黒いジャケットに黒のアクセ、
JIROさんは茶色のロング丈カーディガンみたいな中に黒っぽいTシャツ、髪はあまり固めず自然なセット。

メンバーが定位置についた時、HISASHIさんの近さにびっくりした。
手の甲の血管まで見える…(変態でごめん)髪がサラツヤで綺麗だった。エクステも着けてたのかな。

一曲目は何だろう?って色々予想はしてたけどI'm yoursは読めなかった…!
まさか2018年にライブハウスでこの曲を聴くことになるとは想像もしてなかったな。

そのままギアを上げるようにeverKrack。待ってましたとばかりにダンスフロア状態に。
HISASHIさんの華麗なギターソロを間近で拝見できて眼福だった。。

99年の幕張EXPOの熱をそのまま届けてくれたサバイバル。
当時EXPOには参加できなくて、その時の気持ちにやっと一区切りついた気がした。
ライブでも久しぶりに聴いたけど間奏のうねるベースと鋭いギターがかっこよかったな。


TERUさん「今日はfm osaka、今はFM OH!ですね。FM OH!の方も802の方も
来られているので、最後のフレーズがどっちつかずになるかもしれません(笑)」

と、99年の楽曲が続いてsummer FM。イントロのあのギターも忠実に再現されてた。
こういう時、HISASHIさんの足元のエフェクターさばきを見たくてうずうずした。
気になる最後のフレーズは“聴くならー…USJでまたやりたいなー♪”みたいな感じで、
ほんとにFM OH!さんにも802さんにも気を遣って関係ないとこに着地してた。笑

ギラギラと古き良きグラムロックの香りが漂うLock on youではTERUさんが手拍子を先導。
JIROさんのベースラインが跳ねるようで自然と体が動く。
“ねえ、すぐに答えが欲しい 熱いキスをしよう…”のところ、
TERUさんは艶っぽい声と仕草でフロアから歓声が上がってた。

個人的に今回のセトリの中で一番テンション上がったのがPrizeだった。
大好きで何度も聴いてたから今でも全部歌詞見なくても歌えることに気付いた。
猫の鳴き声みたいなあのギターも生で聴けた!TOSHIさんのドラムもカッコ良かったな。

新曲って聞いて、愁いのPrisonerのことかと思ったら未発表の新曲だったのは驚いた。
The Light Of My Lifeというタイトルだそうで、今レコーディング中のアルバムに入るみたい。
どんな曲だったかは一度聴いただけで覚えられない…TERUさんの気持ちのこもった歌が印象的だった。

Time for Christmasは少し早いGLAYサンタからのプレゼント。
この日のライブではステージの後ろや2階席にも照明が設置されていて(Zeppでそんな事できるのか)、
クリスマスカラーに彩られ、ギターの透明な音色と相まって綺麗だったな。
1年前の名古屋でもライブの最後に歌ってくれたのを思い出して温かい気持ちになった。

YOUR SONGは今回のライブでもハイライトになる曲。皆がひとつになれる明るいハッピーな感じと、
TERUさんらしいポジティブな言葉が持つパワーが合わさってステージもフロアも笑顔になった。
ちゃんと掛け合いのところはビジョンに歌詞が映し出される親切設計だった。
間奏の後のJIROさんのベースが好きで、その時ばかりは穴が開きそうなぐらい凝視。

曲の最後にTERUさんが即興の詞を歌に乗せるという場面があるんだけど、
「なんて歌えばいいか分からない~♪」っていう感じで歌ってて。
歌い終わった後に「イカ焼きタコ焼き…ネタちょうだい!」って。
そしたらJIROさんが「あなた本番前何も食べてないでしょ?だからだよ!」と。笑
「あとでトゥイッターとかでもいいからネタちょうだい?」ってTERUさん。トゥイッター…

TERUさん「さっきUSJ見えて明日行こうかな?って」
TAKUROさん「TERUを見かけてもそっとしておいてやって下さい」

タイミング忘れちゃったけど本編ではTERUさんがメンバーに話を振っていて。

TAKUROさん「大阪万博決定おめでとうございます!」
TERUさん「その時は出してもらえたら…その時までGLAY続いてれば」
TAKUROさん「GLAY空いてます!!」

こんな話してたらほんとに次の日に万博の招致委員会?のTwitterで拾われてて。
ベネツィアライブじゃないけど、口に出してるうちにひょっとしたら実現するかも…?

JIROさんは「大阪と言えば俺でしょ?バギクラ!テルミーの話ばっかりして!」
TERUさん「テルミーは24年やってるけどバギクラは今年20周年なんだよね?」

JIROさん「んだ!バギクラの20周年さっき知ったくせに!」
TERUさん「テルミーの24周年も合ってるかどうか分からない(笑)」
TAKUROさん「JIROちゃんも20年もDJ(デーゼー)やってるって。
ディスクジョッキー!そりゃあ喋りも上手くなるわ!」

JIROさん「(summerFMの最後の歌詞で)TERUも振っといて
落とすということができるようになったんだね」


打って変わって、落ち着いた雰囲気のINNOCENCEではJIROさんがコーラスを担当。
しなやかで芯の通ったTERUさんの歌声はほんとに天から与えられたものだなあって。
この曲がリリースされたのは94年、TAKUROさんがまだ23歳の頃っていうのもすごい話だ。

ここではない、どこかへのイントロを聴いた瞬間、99年にタイムスリップして
家のラジカセで8cmシングルを何度も繰り返し聴いたことを思い出して、
その頃からずっとGLAYが好きだったんだなあって思ったら込み上げてくるものがあった。


TERUさん「今回のセブンイレブンとの企画は今までのご褒美で、
25周年を前にGLAYここにあり!っていうのを知ってもらういい機会になったと思います。
今、アルバムのレコーディングをしてて、JIROはあと一曲?」

JIROさん「あと一曲。TERUさんは?
TERUさん「まだ。俺とHISASHIはいつも後から…」


愁いのPrisonerはスケール感の大きなアリーナでも似合いそうな曲。
初めて聴いた時はU2っぽさを感じた。TAKUROさんのギターのフレーズが印象的だったな。

More than Loveの歌詞もみんなばっちりで息の合ったレスポンスが展開される。
TERUさんは前に出てフロアとコミュニケーションを取りながら歌ってた。

冒頭のハイトーンも伸びやかなKISSIN'NOISE。90年代のGLAYのサウンドが鮮やかに蘇る。
転調するところ、動きのあるベースラインの後の冷たく澄んだギターがカッコいい。

Ruby's BlanketでTAKUROさんが下手側に来てくれて“今までどうもありがとう”
という歌い始めのフレーズを口ずさみながらフロアを見つめていてグッときてしまった。
ちょうどZeppに向かう電車の中で聴いていて、そんな偶然も嬉しかった。


TERUさん「ラスト1曲!ラストナンバー!XYZ!」


力強いTOSHIさんのドラム、HISASHIさんのフレーズが寂しさを切り裂いてくれる。
レーザービームみたいな明るい光の筋がフロアいっぱいに広がって綺麗だったな。
夢中でみんながステージに向かって手を伸ばす。GLAYのライブでしかあの一体感は味わえない。


演奏を終え、ステージを後にするメンバー。
HISASHIさんが上手の端まで行って手を振ったりしてるうちに他のメンバーはいなくなって、
待ってよー!と言わんばかりに手を上げて小走りではけて行くHISASHIさん(かわいい)。


+++


拍手はすぐにアンコールの手拍子に変わって、しばらくして再びメンバーがステージに。
HISASHIさんの手にはお酒の瓶が(コロナビールかな?)。

アンコールでの衣装は…
TERUさんがサバイバルTシャツ(カタカナ)、
TAKUROさんはTERUさんとお揃いで袖なし仕様、
HISASHIさんセルフプロデュースTシャツ、
JIROさんサバイバル英字ロゴTシャツ。

アンコールのMCは主にHISASHIさんが担当。
話が長くなるからか、2階席のお客さんに「座ってていいよ?」って。

HISASHIさん「この間のインタビュー読んでくれましたか?
平成は全部GLAYだったという話をしていて、
デビューして来年で25年だけど、GLAYになってもう30年ぐらい経ってるからね。
平成をまたいでまた続いていきますけど。
来年の活動も色々決まってるけど、まだ言えないし…(えー!)
大人の事情があるんですよ。大丈夫、楽しいことはまた来年あるんで!
25周年、みんなもすごいんだからね?頑張ったよ!
函館のコンサートもね、ひどい目に遭ったよねほんとに。
昨日はピロウズのライブに行って、打ち上げで飲み過ぎました。
アリーナファイナルぐらいの感じで。まだZepp2本しか終わってないのに。
それでリーダーに『オマエいい加減にしろ!』って言われて(笑)」

TAKUROさん「マネージャーに優勝したかのようにビールかけてて。
俺がオマエなんて呼ぶの今じゃ外村ぐらいだからね!」

HISASHIさん「そうなった原因って何だったの?」
TAKUROさん「ここじゃ言えない!2018年、パワハラセクハラモラハラ
色々ありましたが…全部乗せだったからね!全部盛りだった」

HISASHIさん「今もそんなに飲みたくないんだけどね。ギター持ってきます(笑)」

そうなった原因って何だったの?って他人事みたいに話してて笑った。
しかもギター持たずにお酒持ってずっと喋ってるっていう緩さ。

LADY CLOSEなんて聴けると思ってなかったからイントロ聴いて変な声が出た。
TERUさんの色気のある声とHISASHIさんの軽やかなギターがよく似合う。


「93年のGLAYを感じてほしい」と、FLOWERS GONEというメジャーデビュー前、
93年の曲が演奏されるというサプライズは誰も想像してなかったんじゃないかな。
JIROさんはこの曲を演奏した事もなかったんだそう。
攻めたギターソロ、灰ダイあたりのサウンドがそのままパッケージされたアッパーな曲で、
DESIRE DESIREって繰り返すところはライブで定番化したら盛り上がりそう。

TERUさん「GLAYってパンクじゃん?どの口が言ってんだ(笑)ポップです」

TAKUROさん「『枯れてゆけ』って。今だったら優しく抱きしめるような
歌詞を書くんだけど。水をあげようとか。あの頃は尖ってました。


TERUさん「最後の曲は99年のEXPOの時のアレンジでやります。
DVD観てないって人は分からないかもしれないから、観たくなった方はボックスで。
今だったらこんなアレンジにしないんだけど、
あの頃は音楽業界に流されぬまいと反抗してたんでしょうね」

ラストはBURST。途中でRAINを挟む99年のEXPOのアレンジで。
EXPOの空撮の映像が映ってたのはこの曲かな?TERUさんは腕まくりしてタトゥーが見えた。
このRAINでのTERUさんの歌声がほんとに鳥肌ものだった…。
それにBURSTのサビで軽くギターを掻き鳴らすHISASHIさんカッコ良すぎないですか?
他の曲も、弾くぞ!って感じじゃなく流れるようにギターを弾くのがいいなって思った。
やっぱりライブのシメはBURSTとかACID HEADみたいな曲で完全燃焼するのがいい。

最後はいつものようにTERUさんの「行ってきまーーーす!!」に
みんなで「行ってらっしゃーーーい!!」って応える。

TERUさん「大阪めっちゃ愛してるでー!」

「関西弁喋ればいいと思ってる」って笑うTERUさんにみんながつられて笑って。


最後にリーダーが投げたタオルが近くに飛んできてもう少しで取れそうだった…!
上手と下手に1つずつ投げてたのかな。危ないからかピックは誰も投げてなかった。
心配してた押し合いもなくZeppの距離感でライブを観れて、すごく満足度の高いライブでした。

今回のツアーは5人編成でピアノ部分は録音の被せだったけど、生ピアノでも聴いてみたいな。
あとJIROさんがMC飛ばされてモヤモヤしてたと2日目のMCで話してたらしい。TERUさん…!笑
来年も25周年で色んなアイデアが温まってると思うから楽しみにしてます。

早くまたGLAYのライブが観たい!


+++


2018.12.3 GLAY MOBILE Presents 10th Anniv.Tour
「平成最後のGLAYとChristmas 2018 ~SURVIVAL~」@Zepp Osaka Bayside セットリスト


1.I'm yours
2.everKrack
3.サバイバル
4.summer FM
5.Lock on you
6.Prize
7.The Light Of My Life(新曲)
8.Time for Christmas
9.YOUR SONG
10.INNOCENCE
11.ここではない、どこかへ
12.愁いのPrisoner
13.More than Love
14.KISSIN'NOISE
15.Ruby's Blanket
16.XYZ

EN
17.LADY CLOSE
18.FLOWERS GONE
19.BURST



by pochi-17 | 2018-12-22 00:30 | Live | Trackback | Comments(0)

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