タグ:Ropes ( 6 ) タグの人気記事




2018.10.21 全感覚祭2018@堺

2018.10.21 全感覚祭2018@堺

全感覚祭初めて行ったけど楽しかった!
雲ひとつない青空の日曜日、たくさんの音楽との出会いがありました。
着いた時はGO FISHのライブ中で、優しい歌声がODD REDに響いてた。
ステージはいたってシンプルで、空き地に設営してあって手作り感が。
odd eyesのステージを観ながらチェリーコークを飲んでたら、
いつの間にか会場に到着したRopesのふたりが近くにいて。

13時20分スタート、お目当てのRopesは野外ステージで青空と潮風も演出の一部みたいだった。
サウンドチェックの最中、電源が落ちてしまってアチコさんのキーボードが切れたり
マニピュレーター髙橋さんのマシンの挙動がおかしくなるというトラブルがあり、
高橋さんが急遽ステージに置かれていたドラムを叩く(!)というまさかの展開に。
これにはアチコさんも「すごいね、ハートが強い!」って。
「すごく不安…」とこぼすアチコさん、戸高さんは「キーボードが生きてるうちにやりましょう」と。
音合わせでアチコさんがさらっと歌ってたSNOWと79のCOOL OUTも良かったな。
それにそれとなく自然に合わせてギターを弾く戸高さん。

アチコさんは赤いトップスにベージュのパンツ、足元はスニーカー、黒いタッセルのピアス(イヤリング?)。
戸高さんはALLAROUNDのMellon Collieのスウェットにサルエル、Y-3のスニーカーで全身黒。
立ち位置は下手からアチコさん、奥に高橋さん、上手に戸高さんという形。

一曲目は生誕祭でも聴かせてくれたBabyという新曲。
高橋さんはリハもなくドラムを叩くことになったけど、準備してたかのようにこなしていて。
やっぱりこの曲はアチコさんの声の揺らぎが心地よい。

アチコさん「ギター、トディ!ドラム、高橋くん!ボーカル、アチコ!We Are Ropes!」

厳かなDrawのイントロ。語るように歌い始めるアチコさん。
少女みたいに無垢な面とドキッとするような大人っぽさを併せ持った声に惹きこまれる。
ゆったりとした戸高さんのギターは凛としていて、その場の空気をがらっと変える曲。

アチコさん「今歌ったのは、配信でリリースされた新曲です」

yumeが演奏されている時、ふわっとやわらかな潮風が吹いて、
ステージの後ろにはキラキラとした腕輪で遊んでいる外国人っぽい
小さな女の子が見えて、まるで映画のワンシーンみたいな光景だと思った。
アチコさんはDrawの時はハンドマイク、yumeの時はキーボードを弾きながら歌ってた。

アチコさん「全感覚祭に呼んでもらえて嬉しいです。
GEZANのことを尊敬しています。みなさんあとで乾杯しましょう!」

生ドラムでのdialogueは思わず踊り出してしまいそうな跳ねたビートで。
青空の下で響き渡っていて楽園みたいな空間だったな。
戸高さんのJM Customの音色は澄み切っていて、空に吸い込まれくよう。

ラストはチューリップ。アチコさんがストールを頭からかぶって、
アイコンのイラストみたいになってたのがかわいかった…。
ハンドマイクでステージの前まで出て、ひとりひとりの目を見つめながら歌っていて。
意思のあるまっすぐな声と瞳に大きく心を揺さぶられた。
途中、ステージに寝そべって歌ったりして自由だった。
戸高さんのギターも音数は少ないけど存在感があって耳を奪われたな。

アチコさん「みなさん愛しています!」

温かな拍手の中、ライブが終了。
トラブルに見舞われながらも新しい形のRopesが観れて収穫でした。
ずっと野外でRopesのライブを観てみたいと思っていたのが叶った!
高橋さんほんとハートが強い。どんな方なのか気になる。

ライブ後、物販から「Tシャツ残り1枚です!」というアチコさんの声が聞こえて
思わず「買います!」って行ったら、アチコさんに「会ったことある気がするー!」って
言われて恋に落ちました。雲州堂の時に…って言えば良かったかな?
でもお誕生日おめでとうございますって伝えられた。
「ツアーも行きます」と伝えたら「来てくれるの!」って。アチコさんかわいいよお。。
小心者ゆえ後ろにいた戸高さん(と高橋さん)には話しかけられず…
話すとたぶん事故るからそれで良かったのかも(目が合って会釈はしてくださった)。


【SETLIST】

01.Baby(新曲)
02.Draw
03.yume
04.dialogue
05.チューリップ


+++


Ropesの後はAge Factoryを観にWHITE RIOTに。
入場規制がかかって酸素薄めの中、ギラギラと熱いライブだった…
2年前かな?THROAT大忘年会で観た時よりずっとたくましくなってた。
あんな風に野心を前面に出すバンドは最近少ないから、
地元出身のバンドというのを抜きにしても応援したい。
GOLDは宣誓みたいな意思を感じさせる音と声。まさに名曲。

続いて、DMBQも観たかったけど迷って結局THE NOVEMBERS。
佇まいも音も美しくて、声を聴いていて小林さんがラルク好きだったのを思い出した。
どことなく、ちょっとそういう雰囲気があるなって。

続いて2日連続の踊ってばかりの国。前日は暗いライブハウス、
全感覚祭では日が傾いたマジックアワーに聴くと曲の印象も違って、
伸びのある下津さんの歌が空まで届きそうで気持ちよかったな。
特にevergreenが海辺の野外というシチュエーションと相まって最高だった。
前日に聴いていいなって思ったBoyも聴けて、しばらく頭の中のBGMがずっとこれだった。

日も暮れて辺りも暗くなってきた中でクラムボンの原田さんの弾き語り。
声からα波が出てるんじゃないかと思うほど、聴いてるとふわふわ夢見心地に。
ステージを後ろから観ていたお客さんも巻き込んで合唱したり、アットホームな雰囲気。
途中、青葉市子さんとテニスコーツのさやさんが飛び入りしてスペシャルなライブでした。


+++


トリに繋いだのはLOSTAGE。五味さんは「原田さんや市子ちゃん達の後におっさん3人出てきて…」
なんてくだけた話をしていたけど、演奏がめちゃくちゃカッコ良くて釘付けになった。
個人的には台風の日の髭とTempalayとの3マンのリベンジもできた!
ライブの後半で急にぐっとくる瞬間があって、改めていいバンドだなあと。
GEZANとスプリットという形でリリースしていた「My Favorite Blue」が沁みた。
五味さんが「みんなGEZAN好きやろ?俺らも好きや」と話してたのにも愛を感じたな。
あと、初日に警察が来たらしく「どうなるかと思ったけどもう何も怖くないやろ」とも。
LOSTAGEのセトリは多分こんな感じでした(拾い物です)。


さよならおもいでよ

My Favorite Blue
SURRENDER
ひとり
Good Luck/美しき敗北者達


+++


トリはもちろんGEZAN。全感覚祭にかける想いを詰め込んだようなライブで、
ファンからも仲間たちからも愛されているのが伝わってきたし、ライブを観てその理由も解った。

マヒトさんの「いっこの音楽の下、同じ空間にいることはいろんな政治家が
やろうとしてもできなかったことで、音楽の持ってる力だと思ってて。
これが俺たちの政治なので、どんな方法でもいいんで反応してください。
あなたの答えを聞かせてください。GEZAN!」という言葉に全部の想いが詰まってたんじゃないかな。

マイクリレーからのAbsolutely Imaginationではお客さんと出演者が入り乱れてダイバーが続出していて、
楽しそうに帰還した下津さんとすれ違ったりもして、五味さんや戸高さんも飛んでたみたい。
途中まで袖でライブを楽しんでたふたりがいつの間にかいなくなってたのはそれでだったのね。
wasted youthではコール&レスポンスも起きていてお客さんの熱量を感じたし、
そこにいるみんなでライブを作り上げてるという感じがあったのが良かった。

ライブが終わってお客さんも帰っていって、でも名残惜しくて残ってたら声かけてもらったりして。
マイクは風の音も拾って、ライブ中でも交通整理の声がしたり雑多な感じが
大型フェスとは違う味があって良かった。スタッフさんも「俺あのライブ観たい!」って
どこか行っちゃうあの自由さは他の場所にはないんじゃないかな。
一日中街で音楽が鳴っている素敵なお祭りでした◎
[PR]



by pochi-17 | 2018-10-24 21:48 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.10.13-14 木下理樹生誕祭2018〜BAN NEN〜 @恵比寿LIQUID ROOM

2018.10.13-14 木下理樹生誕祭2018〜BAN NEN〜 @恵比寿LIQUID ROOM
フルカワユタカ/須藤寿(髭)/Ropes/クボケンジ(メレンゲ)/DJ :TOMY(BOY)

行ってきました木下理樹生誕祭。ARTのツアーファイナルで発表があった時から行きたいなとは思ってて。
須藤さんの出演が決め手だったけどその後にRopesも追加されてやっぱり行くしかなかった…
オールナイトで開演は24時30分、終わったのは朝の5時という長丁場のライブだったけど
眠くなるどころか、時間が経つにつれて目が冴えていくようなライブだった。
いつも通り自分用の覚え書きレポなのでMCのタイミングとか曖昧です。体力と記憶の限界だった…

開場と開演の時間が同じで、中に入るとDJのTOMYさん(奥富さん)が曲をかけていて。
Tempalayとかドミコとかが流れてていい雰囲気。
ステージには幕がかかっていて中の様子は分からないけど人の気配はあった。

開演時間の頃になって幕が開いたら木下さんが一人ステージに立っていて「えー…、BAN-NEN…」って
いつものトーンで喋り始めて笑いが起きる。何喋ってるのかよく分からなかったけど。
「呼びこんでもいいのかな?いいよね?」ってトップバッターのフルカワさんを呼ぶ。

呼び込まれて登場したフルカワさんの手にはロウソクが灯ったバースデーケーキ。
その様子をスマホで撮ってる戸高さん。歩くと火が消える!って木下さんが小走りで
フルカワさんの方に行ってロウソクを吹き消して、みんなでバースデーソングを歌ってお祝い。
お客さんに木下さんの写真入りケーキを見せてくれた後、
アンプの上に乗せようとするから戸高さんが「溶けちゃう!」ってケーキは回収。


+++


白シャツにアコギといういで立ちで登場したフルカワさん。
フルカワさんのライブを観るのは初めてだったけど、歌もギターもお喋りも上手。
アコギだから余計にそれが際立ってた。ギターを弾く手元に釘付け。

途中でフジファブリックのロマネを歌ってくれて、歌詞を間違えて「志村ごめん!」って。
もし志村さんが元気だったら、今日ここにいたんだろうなって思ってたまらなかった。
歌い終わった後、曲のことには触れずビールを飲んで「日本のカートコバーンと呼ばれて、
太く短く生きるのかと思ったら27歳を過ぎても極細でしぶとく生き続けて。
木下くんには細く長く、万里の長城みたいに生きてほしいですね」と。
曲はよく知らないんだけどバスストップという曲がいいなって思った。

会場入りの時に夜のイベントに出てたTOSHI-LOWさんに会って「何しに来たんだ」って言われて、
生誕祭の説明したら「何だそれは?チケット売れてんのか?」って聞かれて
「売れてないと思います」って答えたら「よし入れ」って通してもらえたそう。
「でも蓋を開けてみればこんなに沢山の人がいて、木下理樹は愛されてるなと思いました」って。

フルカワさんは徳島のソーラー武道館から直帰で生誕祭、明日もライブのスケジュールの中の出演。
「このライブをぶち壊しに来ました」と。こんなこと、愛がないとできないよね。
「下北沢ガレージあたりでSmells Like Teen Spilitを演奏する年越しイベントをやりたい」
なんて話もしてたけど、それもゆるくて楽しそうだから観てみたい。

あと「木下くんは森の中の…木下なのに森っていうとあれだけど(笑)
棘だらけの森の中にある美しい鏡。その鏡には醜い顔の本当の自分が映る…って
樹木希林さんが内田裕也さんに言ってた言葉なんだけどこれだと思って」って受け売りですか。笑
フルカワさんのライブ、また観れたらいいな。観る機会ありそうだしね。


【SET LIST】

01.シューティングゲーム
02.バスストップ
03.ロマネ
04.The Miracle


+++


タイテではDJを挟んで須藤さんの出番だったのが、フルカワさんがステージに残ったまま呼び込まれて。
段取りが悪いからって間のDJをなくしてもらったらしい…え、自由すぎない?
二人が喋り出すと漫才みたいで、フロアの温め役としてすごく良かったのでは…
須藤さんは黒のトップスに足首が見えるベージュのパンツという衣装。

須藤さん「木下くんはあれでよく最初に出てくるよね。俺だったらいいよ?何なら押すぐらい喋るし。
でも木下くんは…それが彼のサービス精神でかわいいところだよね」

フルカワさん「今週『フルカワくんも出るよね?だったらギター弾いて!』って須藤くんに言われて」
須藤さん「そう。右手痛くなるからギター弾いてって。フルカワくんが弾いてくれたら右手痛くならないし。
それでフルカワくんの後にDJがあって、それだと出たり入ったりになるからそのままやらせてって」
フルカワさん「たった365日早く産まれただけでこれだから。俺と須藤くんと田原俊彦は誕生日が同じなんだけど」

須藤さん「フルカワくんの紹介で木下くんとは知り合ったんだけど、木下くんは映画が好きだって
いうから初めて会った時に映画撮りなよって言ったの。そしたら『まだだな』って言われて」
フルカワさん「機が熟してないってね」
須藤さん「その時は俺コンビニ店員の役で出たいなって思ってるんだけど」
フルカワさん「こんなコンビニ店員いないだろ(笑)」
須藤さん「いるよー!『お待たせしました、生ビールです!』って。コンビニで生ビール売ってないんだっけ」
フルカワさん「売ろうとしてたけどまだなんだっけ」
須藤さん「何の話だっていうね(笑)曲少ないからいっぱい喋ろう!」

青空でいつもみたいに「木下くんと初めて会った日もこんな青空だったのかな?忘れちゃったけど」って
語ってたらフルカワさんにミュージカルみたいって。「須藤くんはいつもそうやって自分の曲をくさす」と。
アウェイな環境でもファニーでチャーミングな須藤さん、初めて観た他のファンはどう思ったんだろう…?
床に寝転がりそうなぐらい姿勢を低くしたり、いちいちジェスチャーがチャーミングな須藤さん。

テキーラではいつも通りにハンドマイクでステージの前に出てお客さんにお酒をおねだり。
ワンマンであろうとゲストであろうとお客さんに対する接し方が変わらないのがすごい。
「お酒を持ってる人はいないの?いた!それちょうだい!」って。
そしたら下手のお客さん嫌がってたんだけど渡してもらって「少ししか入ってない!」と。
ひと口飲んで「ありがとね!」ってお酒を返す。
今度は上手に来てまたおねだり。ひと口飲んで「ぬるい!」って。
「でもおいしかったよ!」ってにっこり笑顔で返す。
「今度街で会ったらテキーラ奢ってよ。だって僕たち友達でしょ?」

途中、フルカワさんに無理やり歌わせて、最初は嫌がってたけど結局歌ってあげてて優しいなって思った。
何だかんだで良いコンビだからもうロウエイタスと一緒に3時間ぐらい漫談やってくれないかな…

フルカワさんの出番はここまでで、きみの世界に花束をは須藤さん一人の弾き語り(初めて観た)。
フルカワさんのアコギを借りてチューニングをする須藤さん。
後ろにあった椅子を自分で持ってきて座る(多分アチコさんのキーボード用に置いてあった)。
「みんなも椅子があったら座るでしょ?座るよね!?」って。

「フルカワくんは他の人がギター貸してって言ったら渋るんだよ。
貸してあげたらいいじゃんね。俺には貸してくれるんだけど」と。
そうやって喋りながらやってるとどんどん狂っていくチューニング。
その音を「ピィーン!」「チュイーン!」とかって表情付きで口真似して、
「長いことやってたらどんな音が出るか分かるんだよね!」って(笑いすぎて涙出た)。

歌はさっきまで笑いを取りながらチューニングしてた人とは思えないグッとくる歌でとても良かった。
シンプルな弾き語りを聴いて、改めて須藤さんの声好きだなあって思った。
フルカワさんのことを「オールドリバー」って呼んでたのは笑ったけど。

須藤さんが木下さんとの友情を語ってた時、あんまり心がこもってない感じが出てて
フロアがざわついてたのが面白かった(嘘をついてる訳ではないんだけどね)。
須藤さんは「木下くん愛してるよ!」とも言ってたっけ。
「さよならを言いたいのにー♪」って最後のフレーズを歌い終わってすぐ
「さよなら!さっきART-SCHOOLのセットリスト見たけど盛り上がるよ!」って。
笑顔でステージを後にしてたのが須藤さんっぽくていいなって思った。


【SET LIST】

01.青空
02.テキーラ!テキーラ!
03.きみの世界に花束を


+++


DJを挟んで3組目はRopes。音出しの時にSNOW歌ってくれて心がふわっとした。
アチコさんは赤いトップスに短い髪を後ろでぴょこんとひとつ結びに。
アチコさんがキーボード姿もすっかり板について、一曲目は未音源化の新曲(Babyという曲かな?)。
メロディの間をたゆたうようなアチコさんの声の揺らぎが心地よくてずっと聴いていたかった。

Drawはアチコさんの儚げな歌声と戸高さんの透明感のあるギターに、
この日はドラムマシンを加えた3人編成でより曲の世界観が再現されてた。

「夢っていいですよね」というアチコさんが歌うyumeは柔らかい声と温かなギターで、
聴いているといつか見た風景が浮かぶよう。本当に、どこまでも魅力的な声。

かつてはKARENとして木下さんや戸高さんと同じバンドで活動していたアチコさんは
「同じ時代を過ごして、歳を重ねるというのはとても素敵でクリエイティブなこと」と
話すアチコさんに「ド真面目か」と戸高さん(あの二人が漫才みたいだったから)。
アチコさんに「リッキーは何かを間違ってしまった気がするけど…何かを…」って言われてたの笑ってしまった。
「木下理樹とART-SCHOOLを愛しています」という言葉にアチコさんの愛を感じた。
ART-SCHOOLのファンに向けて「仲良くしてください」とも。
言葉の選び方ひとつとっても素敵で、あんな女性になりたいなあっていつも思う。
戸高さんが「今日は物販も持ってきてるんだよね?」ってアチコさんにパスして、
「今日は物販にTシャツも持ってきたので、良かったら見て行ってくだせえ」って言ってたのもかわいかった。

ラストdialogueはいつもよりビートが効いててカッコよかったな。
聴いてると自然と身体が揺れる感じ。深夜のRopesは至福のひと時だった…


【SET LIST】

01.新曲
02.Draw
03.yume
04.dialogue


+++


転換中のDJではLOSTAGEやアジカン、フジファブリック…木下さんゆかりのバンドの曲が流れてた。

ラフな服装で登場したメレンゲのクボさんもアコギ一本の弾き語り。
夜中に作った曲といって披露された絵本は好きな人に語りかける手紙のような優しい歌詞が印象的だった。

フルカワさんに続き、クボさんは若者のすべてを歌ってくれて。これもすごく心に沁みたんだけど、
志村さんも含めてみんなで一緒にお祝いをしてるんだなって嬉しかった。

「今年は芸能界でも僕の周りでも亡くなってしまう方が多くて…会いたい人には会いたい時に
会いに行った方がいいと思います。だから今日僕はここに来ました」というクボさんの言葉は重みがあった。
ライブ初めて観たけど、木下さんみたいな雰囲気も志村さんみたいな雰囲気もあって、類は友を呼ぶとはこのことか…って。

ART-SCHOOLの曲を、とカバーされたのは「木下くんらしい歌詞の曲」というOK&GO。
弾き語りのOK&GOは優しくて穏やかだけど、裸の心を覗き見たような感覚にもなった。
歌い終わって「難しい」ってクボさん。でもとても良かった。


【SET LIST】

01.忘れ物
02.絵本
03.OK&GO
04.若者のすべて


+++


イベントのラストはもちろんART-SCHOOL。木下さんは40歳になって心機一転ギターは新しいフライングV、
歌詞のファイルはiPadになって髪型もちょっと昔みたいな感じに(茶色く見えたけど染めたのかな?)。
赤いチェックのシャツに着替えてた。戸高さんは英字が入った白いTシャツだったかな。

いつものSEはなく、メンバーが歓声に迎えられ登場してライブが始まる。
1曲目がTouching distanceで磔磔のライブを思い出して最初からグッと引き込まれた。
戸高さんがフレーズを間違えてたのめずらしいなって思ったんだけど深夜で身体が上手く動かなかったみたい。
そのままの流れでDreaming Of Youへ。勇さんの4つ打ちのビートでフロアの温度が上がっていく。
ぐっと加速してPromised Land。もうすでにライブ終盤みたいな盛り上がりに。


戸高さん「こんばんは、ART-SCHOOLです。木下さん大丈夫ですか?
こんな時間にライブやったことないんじゃないですか?」

木下さん「幕張で4時に…」
戸高さん「ああ、あの時は地獄でしたね。40にもなって自分を痛めつけて…」

戸高さん「今回のセットリストにはとある法則が隠されているので、気づいた方は楽しんでください」

法則って時系列かと思ったけどPromised Landの後がSupernovaだったから違うかと思ったら合ってた。
Supernovaはサビで音が広がって光が満ちてくるイメージが曲名とぴったり。
アルバムのツアー以降聴けてなかった曲が演奏されてセトリへの期待がどんどん高まる。
フローズンガールのリフはポップで爽やか。ギターソロもいいな。

戸高さん「もう気付いてるかもしれませんが、今日のセットリストは
新しい曲から順に古い曲にいくっていうセットリストになっています」

戸高さんの「14SOULから」という言葉にフロアから歓声が起こる。
印象的なリフが引っ張っていくCRYSTALはライブで聴くと想像してたよりも
リズム隊の音がしっかりしていてバンドっぽさが出てたんじゃないかな。
その次に演奏されたのがLOST CONTROLで思わず声が出てしまった。
この曲のギターソロがとにかく圧巻で痺れた…あれはほんとにやばい。

7月の京都の弾き語りの時、ART-SCHOOLの曲全部知ってる人?という話の流れで
曲名が出てライブでやりたいねってイントロだけ弾いてくれたアダージョも聴けた。
もしかしたらその時の話を覚えてくれてたのかなあって勝手に嬉しくなった。
Nowhere Landはその弾き語りでも演奏されていて、バンドでも聴きたいと思ってた曲。
それは愛じゃないが続いて、光が射しこんでくるような明るいパートだった。


どのタイミングだったか忘れてしまったけど、木下さんによる逆プレゼントタイムがあって。
半券が金色のくじ引きボックスに入ってて、それを引いた木下さんが入場整理番号…って読み上げる。
賞品はインスタに上がってた直筆イラスト入りのクッションと新作のTシャツ(NIRVANAみたいなの)

戸高さん「あのイラストちょっとかわいいと思ってしまったのが憎い。
ステージに上げて渡すの?地獄…俺だったら絶対にステージ上がるの嫌だ。
(と、Tシャツの人にくわえてたピックを渡す)
興奮気味のお客さんのリアクションのマネをする戸高さん「…約一名にめっちゃウケた」

戸高さん「ボキボキに折れたフライングVもプレゼントすればどうですか?」
木下さん「あれは…」
戸高さん「なんで渋るんですか(笑)」

木下さん「40ったら僕が子供の頃から思えばおじさんですよ。
でも38ぐらいからあんま変わらない。…ああっ!」

戸高さん「ああっ!って何ですか。咳払いですか?」

お客さん「見た目めっちゃ若ーい!」
戸高さん「見た目めっちゃ若ーい!って友達みたいに言われてますよ」

中尾さん「(木下さんを見て)しゃくれてる」
木下さん「ん?(まだしゃくれてる)」
(中尾さん無言で中指立てる)


イントロの入りのタイミングを慎重に計る戸高さん。LITTLE HELL IN BOY。
この曲は戸高さんのコーラスの部分を一緒に口ずさみたくなる。
最初のギターが鳴る前の振りで、これは…と思ったのが刺青。
最近のライブでも演奏されてたのを知って聴きたい!って思ってたから高まった…
Bメロからサビに移る時、明確に戸高さんのスイッチが入る瞬間があって、
それまでとはまるで別人みたいな気迫にドキッとした。
スカーレットはこの時期によく似合う曲。気持ちのこもった演奏に耳も心も奪われる。

ベースの低音が足の裏から伝わってくるUNDER MY SKIN。
ギターを掻き鳴らす戸高さんの手元は目にも止まらい速さ。
OUT OF THE BLUEもライブで初めて聴いたけど歌詞が好きだなって。
音数は少なくても存在感のあるベースラインが印象的だった。

春のツアーでも披露されたジェニファー'88はライブ映えする曲。
ツアーの時は木下さんと戸高さんが向かい合ってギターを弾いてたっけ。
スリル感ある展開に引き込まれるアイリスは昔の曲っていう気があまりしない。
甘酸っぱくてきらきらしたレモンを聴いていると深夜ということを忘れてしまいそう。

静かで厳かな雰囲気のシャーロット。徐々に熱を帯びてくるような歌。
中尾さんが微動だにせずベースを弾いてるのめずらしいなあって思ってたら、
曲が終わったとたん、木下さんに「ごめん、ちょっと待ってて!」と告げてどこかへ。

戸高さん「中憲さんいなくなっちゃったよ…どうしたんでしょう?機材トラブルかトイレか…
それともついに捨てられたか…北九州まで帰ったんじゃ…」

木下さん「ちょっと待ってて!!ってガッ!って肩掴まれて怖かった(笑)」
戸高さん「ここは木下理樹のすべらない小話でつなぎましょうよ」

木下さん「せっかくだから勇さん何かひと言…」
戸高さん「勇さんは本当に喋るの嫌いなんですから…勇さん、木下さんに何か一言」
藤田さん「40になったのか?」
木下さん「え、モノマネですか?」
戸高さん「モノマネみたいだったけどもうモノマネはしない。似てないから」

蘇る京都の記憶…ここで中尾さんが帰ってくる。
中尾さん「しっとりした曲が続いて冷房が効いてくるとお腹が痛くなって。最後のサビは気が気じゃなかった」
戸高さん「しっとりした曲で冷房が効いてくるとお腹が痛くなってくる…?」
中尾さん「(音出しして)さっきより音が大きくなった!」
戸高さん「さすがにライブも終盤です」

そんなアクシデントもありつつMISS WORLD。初期のARTの良さが詰まった曲。
最後のサビ前のドラムがめちゃくちゃカッコ良かった。
ロリータキルズミーのイントロで後ろから人が流れ込んできた。

木下さん「楽しんでるー?」
戸高さん「楽しんでるー?って軽いな。もっと他にないんですか。きちんと皆さんにお礼言って」
木下さん「気持ちはメロディや歌に乗せて伝えるから…フルカワくん、須藤さん、Ropes、
クボくん、DJ TOMY、スタッフの皆さん、ライブハウスの皆さん、集まってくれた皆さん、
ほんとにありがとうございます。…オールナイトはもうやりません。でも60になってもできたらいいですよね」

戸高さん「死んでそう…」
木下さん「え、何?」
戸高さん「何でもないです。木下さんは誰よりも長生きしそうですけどね。俺より絶対長生きしてそう」
木下さん「そんな事ないよ」

何か言おうとして噛んだ戸高さんが「こんな時間だから口が回らない」って。
「明日絶対起き上がれない。木下さんは明後日まで起き上がれない」と。

戸高さん「こんな時間に集まって秘密の集会みたいな。秘密の暗黒集会」

ラフにギターを掻き鳴らすようなSANDY DRIVERのイントロ。
初期の曲を演奏しているメンバーは生き生きと楽しそうで観ている側も幸せな気持ちになった。
「ここからはSONIC DEAD KIDSから3曲」と聞いた時にもしかして…と思ったNEGATIVEも聴けた。
この曲ももうライブではやらないんじゃないかと思ってたから本当に嬉しかったな。


戸高さん「木下さん、最後は自分に捧げてくださいよ」
木下さん「うん、、」
何か言葉を繋ごうとした木下さんを遮ってイントロに行って笑いが起きる。

本編ラストは斜陽。温かい音色がステージを照らしてるみたいだった。
ステージを後にするメンバーの姿がまだ見えているうちからアンコールの手拍子が始まる。


しばらくして再びステージにメンバーが。

木下さん「最後はエモく終わらせてくれ…」
戸高さん「なんて言ったの?エモく?エモく終わるか、わーってハッピーに終わるか。
木下さん成仏できました?エモく終わりましょうか。その方がART-SCHOOLらしいですね」

最後スタッフさんにイヤモニ外してもらう木下さん。
戸高さん「イヤモニ外すんですか?イヤモニで自分の叫び声聴いてるの苦痛ですよね」
木下さん「うわーーー!ってね(笑)」

アンコール、正真正銘ライブのラストはFADE TO BLACK。
曲の終盤、ステージの袖あたりからダイバーが飛びこんできて悲鳴が上がる。
全てを出し尽くすかのような熱のこもった演奏に応えるフロア。まさに完全燃焼。
メンバーがステージを後にするとすぐに幕が下りてライブは終演。

ワンマン並みの長尺、各アルバムから2曲ぐらいずつ演奏するという試み。
CRYSTALとかLOST CONTROLとか、もうライブでは聴けないと思ってた曲が次々と演奏されて超レアだった。
どの曲だったか、木下さん始まりの曲で「木下さんちょうだいよ(弾かない)早く弾けよ」みたいなやり取りもあって、
何気ないステージ上のコミュニケーションでもバンドの空気感が伝わってきていいなあって。
東京まで遠征して本当に良かった…これからもまだ聴いたことのない曲をライブで聴けるまで通わないとね。
改めまして、木下さんお誕生日おめでとうございます!


【2018.10.13-14 ART-SCHOOL@恵比寿LIQUID ROOM SETLIST】


01.Touching distance
02.Dreaming Of You
03.Promised Land
04.Supernova
05.フローズンガール
06.CRYSTAL
07.LOST CONTROL
08.アダージョ
09.Nowhere Land
10.それは愛じゃない
11.LITTLE HELL IN BOY
12.刺青
13.スカーレット
14.UNDER MY SKIN
15.OUT OF THE BLUE
16.ジェニファー'88
17.アイリス
18.レモン
19.シャーロット
20.MISS WORLD
21.ロリータキルズミー
22.SANDY DRIVER
23.NEGATIVE
24.斜陽

EN1.FADE TO BLACK

[PR]



by pochi-17 | 2018-10-16 21:50 | Live | Trackback | Comments(0)

2018.2.11 Ropes "Asamadaki"@雲州堂

2月11日、大阪は北浜にある雲州堂であったRopesのライブに行ってきました。
関西でなかなかライブがなくて、2016年10月以来のライブでしたが至福のひと時でした。
雲州堂さんは蔵を改装したダイニングで時折ライブが開催されているみたいで、趣のある会場だった。

暖簾をくぐり、狭い砂利敷きの路地を抜けて中に入ると木のぬくもりを感じる店内で、奥にイベントスペースがあって。
この日はLOSTAGEの五味さんが呼び出しと物販のお手伝いに来られていました。
入口で切符を模したチケットとポストカードが配られて、その心配りがいいなあって。

会場内は真ん中に通路を挟んだ5席ずつ、私は5列目だったけど位置的には真ん中ぐらいかな。
今回のライブは即完で立ち見も出ていて、嬉しいけどチケット取れなくなると悲しいから次はもう少し広いところでもいいかな。

+++

開演時間を10分ぐらい過ぎた頃、戸高さんとアチコさんが会場後ろから登場して通路からステージに上がる。
サウンドチェックもリラックスした雰囲気で和やかに進む。
ちなみにお召し物はアチコさんが後ろが涙開きになった赤いトップスにデニム?足元は白いスニーカーでカジュアル。
戸高さんは黒のシャツに黒のサルエルっぽいパンツ、黒のスニーカーでした。

アチコさん「こんばんは、Ropesです」

一曲目はsister and brother。アチコさんの歌を引き立てるようにギターを爪弾きながらそっと控えめに歌う戸高さん。
アチコさんの声の優しい響きにすぐに心を奪われた。
この曲初めてライブで聴けた!

アチコさん「明るい…もっと暗くして下さい。みんなの顔がよく見える。みんなも明るいと恥ずかしくないですか?私は明るいと恥ずかしいです」

「こいつが眩しい」とライトを指差す戸高さん。

パノラマのイントロで透明感のあるギターの深い音色に聴き入っていたら、少しん?と思うところがあって、
その後キメの部分で思いっきり不協和音が鳴り響いて思わずみんな笑ってしまって。
「指が冷えて動かなかった」と戸高さん。
コンクリート造りの建物だから結構底冷えしていて「足の先が冷える」と。
そしたらアチコさんが「2日に一回はお湯に浸からないとダメだよ」って。
やり直しのパノラマ、空気をはらんだアチコさんの柔らかな歌声がとても優しかった。
戸高さんは丁寧にフレーズをなぞっていて、アチコさんとの息もぴったり。

アチコさん「トディ、分かる?」
戸高さん「何が?赤い服着てるってこと?」

アチコさん「今朝自分で前髪切って切り過ぎた。分からないよね、おばさんの前髪なんて…」

戸高さん「男としてダメですね」

アチコさん「この差は大きいよ。髪を切った時って上司とかが気づいてくれて…」

戸高さん「普通にへこんできた」

アチコさん「アチコの部屋へようこそ」

戸高さん「(小声で)ルールル、ルルル、ルールル…」

アチコさん「ぐだぐだになってきた」

戸高さん「黒柳徹子さんはぐだぐだじゃないですよ(笑)」

last dayではハンドクラップを交えてメンバー紹介。
アチコさん「天草四郎みたいに美しい弟トディ、お手を拝借している皆さん!」
アチコさんのスキャットは声を自在に操っていてまるで楽器のよう。
サビに入る前、アチコさんがカウントするところ、いつも観ていてわくわくする。

がらりと空気を変えるquiet。戸高さんはリズムトラックを流して曲にアクセントを付ける。
曲によって表情を変えるアチコさんの憂いを帯びたしなやかな声が美しかった。

見えない窓ではアチコさんが鍵盤で浮遊感のある音を加えて曲に立体感が生まれてた。
この曲の戸高さんのギターの音色は芯があって少し歪んでいて、それがアチコさんのさらさらとした歌声とコントラストになっていて良かった。
Ropesでは黒のジャガーを弾いていて、それもまた新鮮だったな。

アチコさん「この間Ropesはタイに行ってきたんですけど、日本を出たことないドメスティックおばさんが海を渡って国境を越えて。
タイのインスタライブ見て下すった方いますか?あ、結構いる…」

戸高さん「すぐにインスタライブで配信し始めて」

アチコさん「私は思った以上に声のトーンで気持ちを表現している事に気付いて。
普段喋る時はこんな感じで地声は低いんですが、嬉しい時とかお酒が入った時とか高くなって。
ずっとアルアルー!とかトディー!とかそんな調子で喋ってたら声が枯れてしまってライブまで筆談でトディとやり取りしてました。タイの会場は公園の中にあってね」

戸高さん「東京の代官山(自由が丘って言ってたかな?)みたいだった」

アチコさん「日比谷公園の中にツタヤがあるみたいなね」

戸高さん「ここは大阪ですよ」

アチコさん「ひらパー…?大阪の友達みんなひらパー好きだから…そんなに友達多くないけど」

アチコさん「今回のイベントのタイトルはAsamadakiっていって、どんな意味なんだろうと思って調べたら夜明け前っていう意味で、
私は夜明け前の時間が好きで365日大晦日だったらいいのになって思っていて。
いつも10月ぐらいに寝て3時か4時に起きてる。歳を取ってから支障が出そうな生活をしています」

と話した直後に噛んでしまって「すでに支障が出てるじゃないですか」と戸高さんから突っ込みが。

アチコさん「大阪でRopesのライブをしたいって五味くんに掛け合って下すって、それで五味くんが私達に連絡をくれて。
雲州堂はケイシタナカがインスタにライブを上げてるのを見てライブをしてみたいと思っていて。ケイシタナカと田上さんのライブ」

戸高さん「田上さんなのにケイシタナカは呼び捨て(笑)」

アチコさん「田中っていいよね。Ropesとライブした時にグッズ作ったんだけど、RopesはRなんだけどタナカは田中の田をモチーフにして」

戸高さん「タナカタナカ言い過ぎじゃないですか」

アチコさん「今日はグッズも持ってきて。ポケット付きのトートもあるので見て行って下さい。
ポケット便利だよ。スマートフォン入れたりIQOS入れたり」

戸高さん「IQOS(笑)」

アチコさん「IQOS大事だよ」

アチコさん「今度3月に神戸の蘇州園という所で弾き語りをやるので、よければ来て下さい」

アチコさん「みんなお腹空いてない?」

戸高さん「俺ちょっとお腹空いてきた」

アチコさん「お腹空いてる?って聞いて何もできないんだけど…」

戸高さん「じゃあ何で聞いたの(笑)」

アチコさん「お腹すいたトディにおにぎりを…」

戸高さん「おにぎりどこで入手してくるんですか。おにぎり出てきたら『わーい!おにぎり!』ってなるかなあ…」

戸高さん「これ説明してからやらないといけないと思うんですが、地下鉄の音って言ってやってるんですけど聞こえますか?これ、いります?」

戸高さんがそう言って鳴らしたギターはトンネルに反響する地下鉄の音そのもの。
アチコさんの歌は滔々と、だけど感情がこもってる。
アチコさんがそっと歌えば戸高さんのギターも呼応して、2人の掛け合いが音楽の中でなされていて素敵だなって。

ビートの効いたリズムトラックを流して「YO!YO!YO!」ってヒップホップなノリの戸高さん。
結構音量大きめだったから「うるさくない?大丈夫?」って。

そのまま演奏に入ろうとしてアチコさんが「(続き)やらないの?」

戸高さん「絶対やらない!」

意味も大好きな曲だからライブで聴けて嬉しかった。
アチコさんの甘くチャーミングな声とひと癖ある戸高さんのギターのフレーズがたまらなかった。

アチコさん「休憩に入ります。皆さんお酒を飲んでもらったり…私もお酒を飲みたいと思います」

一旦20分ほどの休憩を挟んで二部へ。

+++

戸高さん「お手洗いに行って戻ってない方いませんか?大丈夫?」

戸高さん「皆さんはこのRopesって二人組をどうやって知ったんですか?
アチコはコーラスもやっていて、くるりとかアジカンのゴッチのソロとかでも歌っていて。
俺はMONOEYESとかで知ってくれた人が多いんじゃないかと思うんですけど。
俺がMONOEYESでツアーに出てる間、アチコはソロで弾き語りをやっていて。
前は鍵盤も弾けなかったけどギターも弾けるようになって」

アチコさん「死ぬまでにやらないと後悔しそうな事をやろうと思って」

戸高さん「俺アチコのソロ見たことないから見てみたい。バンドやってると自分のバンドを客席から見るって絶対できないじゃないですか」

アチコさん「半分だけ?」

戸高さん「全部やって」

戸高さんのリクエストに応える形でアチコさんソロで弾き語り。
お友達にヒップホップを歌っている人がいるそうで、クールアップって言ってたかな?その曲をカバーで。
鍵盤を弾きながら弾くアチコさん、それまでとは雰囲気が違ってボーイッシュでクールだった。
客席中央の柱にもたれて屈んで聴いていた戸高さん、歌い終わったアチコさんに「カッコ良かった」って。

アチコさん「今日は初めてやる新曲を持ってきました。ロマンスっていう仮タイトルで…」

戸高さん「…ロマンス」

イントロで柔らかな音色のギターを弾き始めた戸高さんにアチコさんから「もっとドヤって!」と注文が。
無茶振りに応えるべく肩を揺らして音量も上げて顔も作ってドヤるトディさんに笑いが起きる。
新曲のロマンスはRopesらしい優しさや柔らかさを感じる曲で、歌詞も素敵だったから手元に届く日が待ち遠しいな。

アチコさん「今日大阪に来る途中、新幹線で名古屋のあたり通った時にトディが雪が降ってるって起こしてくれて。雪が降って嬉しかったの?」

戸高さん「窓側だったから。今年雪見るのもう最後かなと思って」

アチコさん「携帯で撮ったりして雪だー!って言ってるの私だけだった…私もトディみたいに静かに喜べる人になりたい」

そんなお喋りからSNOW。戸高さんのスロウでシャリシャリとした音色のギターは空からゆっくりと舞い降りる雪のよう。
「ひとりにしないで」のフレーズのリフレインに心がぎゅっとなった。

dialogueでもリズムトラックを流して演奏。
他のバンドではギターをかき鳴らしている印象のある戸高さんだけど、細やかなピッキングだったりピックすら使わない繊細な演奏が聴けるのはRopesライブの特権かな。

ラストはチューリップ。この歌は特にアチコさんの声の力が圧巻で息をするのも忘れそうだった。
フロアのお客さんの目を見つめながら歌うアチコさんと、最後の一音まで神経が行き届いた戸高さんのギター。素晴らしい歌だった。

演奏を終えてステージを下りる2人。
拍手はすぐにアンコールの手拍子に変わる。

+++

しばらくして2人が再びステージに。

アチコさん「もう一度パノラマを」

戸高さん「違うよ」

アチコさん「えっ?…間違えた。もう一度dialogueを。楽しい感じで。立って歌おう」

戸高さん「じゃあ俺も立って」

この日2回目のdialogueはみんなノリノリて、トディさんは客席に下りて演奏。ギターのシールドの関係でケイシさんみたいな3Dな感じではなかったけど。笑
「楽しく」ということで、ギターのフレーズでリズムを刻む遊び心もあって盛り上がった。

住宅街にある会場だから音止めは21時だったのかな?
時間が経つのも忘れて、心のざらざらしたものが洗い流されるような、そんなライブでした。
Ropes大好きだったけど、もっと大好きになったよ。

ライブ終わりにアチコさんと少しお喋りできて、プレゼントとお手紙をお渡ししたらとても喜んで下さって、
ほんとに高い声になってたのかわい過ぎたしハグまでしてもらった( ; ; )♡
戸高さんは見当たらなかったのでアチコさんにプレゼントとお手紙を託して浮かれながら帰ってきたのでした。

あー、良い夜だった◎
またすぐにでもRopesのライブが観たい!

+++

2018.2.11
Ropes "Asamadaki"@雲州堂

【setlist】

1.sister and brother
2.パノラマ
3.last day
4.quiet
5.見えない窓
6.メトロ
7.意味
8.COOL UP(Cover)
9.ロマンス(新曲)
10.SNOW
11.dialogue
12.チューリップ

EN1.dialogue

[PR]



by pochi-17 | 2018-02-20 21:45 | Live | Trackback | Comments(0)

2016.10.17 LOSTAGE/Ropes "其処ニ共鳴ル"@梅田クラブクアトロ

10月17日、梅田クラブクアトロであったLOSTAGEとRopesの
ライブ、其処ニ共鳴ルに行ってきました。

10日のthe HIATUS@ビルボードも行ったんですが、
箝口令が発令中なのでまた何か書ける時が来たら…ね。

++++++

Ropesのライブが関西であるだけで嬉しいのに、その日は
自分の誕生日。スケジュール見た時偶然にびっくりした。
しかもチケット取ったら整理番号が一桁…。
せっかくだから観たい場所で観ようと思って、
アチコさんと戸高さんのちょうど真ん中辺りで観た。

会場に入るとDAWAさんによるDJが始まっていて、
かっこいい曲が次々と流れていて、
ロイクソップの「Remind Me」
Tunngの「Bullets [Max Tundra Remix]」
Skylar Spenceの「Fiona Coyne」
などなど。開演直前にちらっとWeezerの
Say It Ain't Soのイントロが流れてたのが気になった。

++++++

10分押しぐらいでライブがスタート。
先行はRopes。

アチコさんは紺(黒?)のTシャツみたいな形のさらっとした
ラメ入りのトップス、ボーイッシュなデニム、白のスニーカー。
左手にきらきらのピンキーリング。

戸高さんは黒のスウェット(裾ジッパーで袖の後ろ側に文字入り)
黒の膝下丈のサルエルにグッズの靴下、黒のスニーカーといういでたち。
ギターは全曲で黒のSago Custom Modelを使ってた。

当たり前だけど最前だと近くてドキドキする。
戸高さんがギターを鳴らしてアチコさんが歌い始めた瞬間、
すーっとステージに惹きこまれていった。
SLOWのゆったりとした曲調にアチコさんの無垢な声。
優しく穏やか、やわらかなギターの音が心地いい。

続いてパノラマ。アイコンタクトを交わしながら音を紡ぐ
ふたりの間を流れる繊細な空気感がとてもとても素敵で、
まだ2曲目なのに思わず泣きそうになった。

アチコさん「はじめまして、Ropesです」

この日はアチコさんとトディさんに加えて
タブラ(&パーカッション)奏者のASA-CHANGさん、
スティールパン奏者のトンチさんを迎えて4人編成での
ライブでもあって、さっそくアチコさんが2人を呼び込む。

Driveの曲中、お客さんの手拍子に乗ってアチコさんがメンバー紹介。
自分を紹介した後、服の裾をつまんでお辞儀しててかわいかった。
いつもはエフェクターで1番のフレーズをループさせて2番は
別のフレーズを弾いてたけどこの日は2番もループさせずに弾いてた。
曲の終わり際、じりじりと戸高さんにいたずらっぽくにじり寄る
アチコさん。真剣にギターを弾きながらもつい笑う戸高さん。

アチコさん「いちばん難しい、来てほしくない時にね。
トディは喋らなくていいの?」

戸高さん「…こんばんは、今日はクアトロの素敵な
催しに呼んでいただいてありがとうございます」

Last Dayはより軽やかでジャズワルツのように変身してた。
サビ前でドラムのリズムに合わせてつま先でリズムを刻むアチコさん。
歌詞に雨粒って出てくる所のスティールパンの音色が
ころころと転がる雨粒みたいなイメージが膨らんでわくわくした。
この曲は特に、アチコさんの声の魅力が存分に発揮されていて、
音源も大好きだけどライブで聴く度にもっともっと好きになる曲。

いちばんがらっと曲の雰囲気が変わっていたのがusurebi。
跳ねるリズムギターがほんのりファンクでかっこ良かった。
戸高さんが弾くギターには色んな表情があって、
最後の一音まで目も耳も離せなくなる。

アチコさん「汗なんかかいちゃって。暑くなってきた。
五味くんほどではないけど(笑)五味くんはいつも一曲目から
すごいですよね。大阪着いたら蒸し暑くて。
最近涼しくなってきましたが自動販売機、私は缶コーヒーが好きで、
その中でもダイドーのデミタスコーヒーが好きで10年以上
デミタスコーヒーを飲んでいて、そろそろ
あったか~いに切り替わる頃かな…と思っていつも
見てるんですけど、まだつめたーいのままで。
今日は浮き沈みが激しいんですけど、秋の歌を」

話してる後ろでさらっとアルペジオみたいにイントロを
思い起こさせるフレーズを弾く戸高さん。Quiet。
この曲もドラムが入る事で音の輪郭がシャープになってた。
夕陽が沈む頃を思わせる照明と透明なギターの音色、
アチコさんの歌声はどれも言い表せないほど美しかった。

アチコさん「私はインターネットとかSNSをよく見るんですけど、
YouTubeに上がってるASA-CHANGの動画が好きで」

ASA-CHANGさん「あれはいいやつ!ちょっと告知してもいいですか?
今度ASA-CHANG&巡礼で関西で久しぶりにライブがあるので
もし良かったら来て下さい。さっきクアトロにあった誰かのポスターの
裏を使ってライブの詳細を書いたので見てください。慌てて書いたので
誤字脱字がひどくて、多分ぴあのコードも間違ってると思います(笑)」

アチコさん「ASA-CHANG&巡礼には在日ファンクの
後関くんもいるので、皆さんぜひ」

アチコさん「今回初めてRopesの物販で靴下を作りました。
ちゃんとボディから作って、女性用は普段24cmぐらいの
靴下を履いてる人ぐらいのサイズで。大きい?
縮むから大丈夫!乾燥機とか入れれば縮むから(笑)
カットユアロープスって書いてあって…決まった!って。
靴下ヴァージンを捨てました。今日はフーディも持って来ていて、
前にメンバーとスタッフ用に作ってて、販売しないんですか?って
言われてたんだけど時期的に今作ってもすぐ暖かくなっちゃうしと
思っていて、今回それもやっと作りました」

アチコさん「今日のために五味くんがポスターを描いてくれて、
それのシルクスクリーンもあるので良かったら。
LOSTAGEは骸骨で、Ropesはガスマスクしてる女性の絵で、
腕の所に刺青が入っててかっこいいよね」

戸高さん「アチコと同じだ」
(アチコさん無言で笑う)

戸高さん「みんな信じちゃった(笑)」

アチコさん「最近トディが優しいんだよね。歳も取ってきたし
あんまりいじめたらかわいそうかなと思って」

おもむろに立ち上がる戸高さん。
アチコさん「トディが立った…!」
戸高さん「ずっと座ってたら腰痛くなってきて」

アチコさん「今日はあと2曲なんですけど、dialogueという曲を聴いて下さい」

dialogueはバスドラのキックのビートで展開されていて、
明るくてうきうきする、ポップな感じになってた。
笑顔で歌うアチコさんを見てると幸せな気持ちになる。
Ropesのライブで感じる多幸感はここから来ているのかも。

演奏が終わってすっと座る戸高さん。
アチコさん「トディが座った…!」
戸高さん「暑くなったから」

最後はチューリップ。歌詞を連想させる薄桃色の照明。
この曲はアチコさんの歌に全部持っていかれた。
最後の戸高さんのギターも絶妙なタイミングで、
このままずっと聴いていられたらいいのになって。

演奏を終えてステージを後にするメンバー。
アチコさんがもう一度最後にメンバー紹介をしたんだけど
トンチさんが先に帰ってしまっていて、トンチ!トンチ!って
呼んでもう一回トンチさんが慌てて出てくるという。
そういう所の雰囲気も含めて素敵なライブだったな。

いつものRopesの繊細さや心が浄化されるような美しさに、
遊び心とかっこ良さがプラスされた4人のRopes。
ステージに腰かけて歌うアチコさんもとびきりキュートだったな。


LOSTAGE x Ropes 其処ニ共鳴ル
2016.10.17 UMEDA CLUB QUATTRO
Ropesセットリスト

1.SLOW
2.パノラマ
3.Drive
4.Last Day
5.usurebi
6.Quiet
7.dialogue
8.チューリップ

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ライブが終わってすぐにステージ転換。メンバー自ら撤収作業。
その間もDAWAさんによるDJ。
15分ぐらいして転換が終わってLOSTAGEのライブ。
こちらもメンバー自らセッティングしてたから一旦は
そのままライブを始めようとしたんだけど、
五味さんが「やっぱり一回はけます!」って。
セトリがないので順不同でざっくりと。

LOSTAGEは去年の大忘年会で観た以来だったけど、
一曲目のSurrenderから音の迫力がすごくて圧倒された。

手紙の熱のこもった演奏とパフォーマンス、
3人の呼吸とバランスにぐっときた母乳、
心の影の部分をそっとなぞるような深夜放送、
GEZANとのスプリット盤の曲と、新曲2曲も聴かせてくれた。

ひとつ目の新曲、ベース始まりの曲だったんだけど拓人さんが
ギターのチューニングを間違えて演奏ストップして、
チューニング待ちの時間があって、岳久さんが
「どっかでもこんな事あったな。今度間違えたらクビやで」って。笑

MCで岳久さんが沢山喋ってたけど、中でも印象に残ってる話がいくつかあって。

「クアトロは音がいいですね。みんなiPodでばっかり聴いてるから
耳がバカになってるかもしれませんが。吊ってあるものも
ネバーランドの10倍ぐらい金かかってるんじゃないですか?
(お客さん「あれはあれでいい!」)まあそうやな。
クアトロって言ったら週末なんかは今でも第一線の人達がやるような所で、
大阪には色んなライブハウスがあるけどクアトロが心斎橋にあった頃は
クアトロでライブをやるのがバンドマンのひとつの夢というか目標だったけど
今は土地柄なのか何なのか分かりませんけど、そうじゃなくなってきてる気がして」

拓人さんが横から喋ろうとして岳久さんがお前、今から悪口言おうとしてるやろって。
(昔心斎橋のクアトロで外国のバンドのオープニングアクトをやった時、
そのバンドのメンバーが心斎橋でギャルみたいな女の子引っ掛けて連れてきたという話)

岳久さん「この間僕らの機材車がダメになってしまったんですけど、
(お客さん「名古屋ー?」)先に言うな(笑)名古屋にライブで向かってる途中で
スリップして中央分離帯にぶつかって車見てもらったらもうダメですって言われて。
だから今日はレンタカーで来たんですけど。ハイエース探してたら
中古でも150万ぐらいするんですよ。150万もないじゃないですか、
ある訳ないじゃないですか、こんなバンドマンのところに150万なんて金が」

「最近流行りのクラウドファンディング?あれも怪しいなと思ってて。
最近どこかのライブハウスもやりましたね。ちゃんとした所に
お金が使われてるならいいですけどグレーじゃないですか。
それでアチコさんが今日のライブにTHROAT RECORDSに置いてある
Ropesの音源全部持ってきて、それが売れたら全部そのお金は
五味くんが使ってくれていいよって言ってくれたんですけど、
それはできないしそのお金はちゃんと作った人の所に行くべきだと思うし。
だからじゃないですけど、今日のライブのポスターをシルクスクリーンで
刷ってそれを持って来たんで良かったら買ってください」

「月曜から集まって頂いてありがとうございます。
こんなに来てくれると思ってませんでした。
みんな仕事とか学校とかあると思いますけど
今日のライブが糧になってくれたら嬉しいです。
いつかは休日のクアトロ完売できるようになりたいと思います」

バンド結成15年のLOSTAGEだからこそなのか、
紆余曲折ありながらも音楽を続けている五味さんの
MCを聞いてるとじーんとしてしまった。

顔をくしゃくしゃにして叫ぶように歌う岳久さんも、
拓人さんの男っぽいギターのフレーズも、
髪を振り乱してドラムを一心不乱に叩く岩城さんも、
何より本当にライブがかっこ良くて、いいバンドだなあって。
ライブの後半、袖からアチコさんが覗いてるのが見えた。

岳久さん「SNSとかでも言ってたんで知ってる人もいると思いますが、
アンコールはRopesとセッションします。
一旦はけるんで、出て来た時はどうするか分かってますよね?」

++++++

LOSTAGEのセットにASA-CHANGさん、トンチさん、Ropesの2人が加わり
予告通り、ラストは全員によるセッション。
この日だけの共演に大きな拍手が起こる。

缶ビールを片手に出てきたアチコさん、手がビールで濡れたのか
匂いを嗅いでパンツで拭いてたのがかわいかった。笑

岳久さん「FLAKE RECORDSのイベントでLOSTAGEとかくるりでやった時に
アチコもいて、また何かできたらって言ってたのが実現しました」

アチコさん「クアトロヴァージンです」

セッションする曲はそれぞれ1曲ずつ、RopesからはSNOW。
1番はアチコさんが歌って、2番は五味さんが歌ってたんだけど、
五味さんが歌詞をガン見しながら歌うから笑ってしまった。
拓人さんが割とゆったりしたトーンでギターを弾いてて
戸高さんが細かいフレーズを弾いてた。
楽しい気持ちで聴いてたけど最後のところの
"ひとりにしないで 夢よ終わらないで"はリアルに響いたな。。

岳久さん「元気出ると思います」とLOSTAGEからはNEVER LAND。
ライブの締めにふさわしい、みんなが笑顔になれる曲。
ドラムの岩城さんとアイコンタクトを取りながらギターを弾く戸高さん。
目の前に広がる光景が幸せすぎて目が二つじゃ足りない!って思った。

温かい空気に包まれてライブが終了。気付いたら22時20分を過ぎてた。
ぼーっと余韻に浸ってたらすぐ片付けに出てきた戸高さんを横目に
フロアを出たらグッズの列がすごい事になってて。
電車の時間も気になったけど何か買いたかったから並んで、
アチコさんから直接ラス1のトートをGET(でも緊張で話せなかった)。
戸高さんも途中から物販にいて、フーディ買う人にサイズのアドバイスしてた。
おしゃれだからさすがにアドバイスが的確だったな。
最終的にはASA-CHANGさんも物販に加わってお客さんをさばいてた。

次はいつRopesのライブ観れるかな、今年も大忘年会来てほしいなあ。
4人編成のRopesもとても素敵だったからまたライブ観たい!!
[PR]



by pochi-17 | 2016-10-22 00:01 | Live | Trackback | Comments(0)

2016.2.27 “Keishi Tanaka × Ropes”@奈良カナカナ

スコットさん弾き語りのレポ書きかけてたのに先に書いてしまった。

2月27日奈良町にあるカフェ、カナカナであったKeishi Tanaka×Ropesの
スプリットツアーの奈良公演に行ってきました。
この日のゲストはLOSTAGEの五味岳久さん。

開場10分前ぐらいに着いたらまだリハが終わってなかったみたいで、
五味さんの歌が外に聴こえていて、地図を見るまでもなく場所が分かった。
カナカナは路地裏にひっそりと佇む町屋を改装したカフェで、
土間と畳のスペースになっていて、演奏スペースも畳だった。
一段高くなった畳スペースの下手端っこに着席。
開演前も普通に出演者の皆さんがその辺りを行き来してた。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

まず最初に登場したのはLOSTAGEの五味岳久さん。
アコースティックギターの弾き語りなのが新鮮。
五味さんの声ってやわらかくて温かさも冷たさもあって独特だなあって思う。
なんとなんと、Ropesのカバーやりますってパノラマ歌ってくれた。
…なんだけど、歌い始めでいきなり間違えてその場が和んだ。
五味さんが歌うパノラマ、ちゃんと五味さんの歌になってたなあ。
1オクターブ下げて歌ってて、ほんのり哀愁が漂っててよかった。
Flowersはバンドアレンジも弾き語りもどっちもいいな。

「俺が奈良でばっかりライブとかやっててええんかな、一旦外に出て
持って帰ってくる方がええんちゃうかなって最近思ってて。でもやり続けます」と。

「さっき来たばっかりやねんけど、予約のリスト…皆電話したん?メール?メールか。
そのリスト見たら99%女性の名前やって。ひとりぐらい男の人の名前やったかな」って。
そしたらステージ横の控室にいたKeishiさんと戸高さんが曇りガラスの上に
身を乗り出すようにしてふたりで客席を覗き込んでた。男子中学生みたい。笑

「RopesのdialogueはTHROAT RECORDSからリリースしているんですが、
完売していたLPも追加分が入って今日持ってきてるので是非」

夏にGEZANとのスプリット7インチをリリースするそうで、
お互い「青」をテーマにした曲を作っているらしく、その新曲もひと足早く。
「My Favorite Blue」というその曲がすごく良かったからまた聴きたい。

スプリット盤の話をしてる時、お客さんの反応の薄さを感じ取ったのか、
「GEZAN知ってる?知らないよね、山を下りる下山って書くんだけど。
この話みんな興味ないね」って。私はもうちょっと聞きたかったんだけどその話…笑
最後はNAGISA。この曲の歌詞の世界観いいなあって。


***


ライブが終わって転換。戸高さん自ら機材をセッティングして2番手はRopes。
そろそろ始まるかな?っていうタイミングでアチコさんがいなかったから
五味さんが「相方どこ行った?」って。笑
声が後ろから聞こえるから振り向いたら知らない間に五味さんがいてびっくり。

アチコさんもステージに現れて、BGMに合わせて即興でスキャットを歌い出す。
顔は完全に笑わせにかかってるんだけどスキャットはめちゃくちゃ素敵で、
ギャップがすごかった。しょっぱなからアチコさんのキュートさにやられた。

この日はアチコさんも戸高さんも黒い衣装で、
アチコさんの前髪ピン留めしてたのかわいかった。
戸高さんは左手に大作戦の白のラババン着けてた。
ライブ直前に至近距離から戸高さんを激写するアチコさん。

アチコさんが「お水頂けますか?」って言ったらお店の方がお盆に乗せて
運んでこられて、それを正座して戸高さんにそっとお上品に差し出すアチコさん。

ライブはパノラマから。本物見したって!と五味さん。笑
一音目からすっと音の世界に惹き込まれる。
戸高さんが爪弾くギターの透明な音色とアチコさんのふわりと儚げな歌声。

アチコさん「この頃どんどん自分の中で性別がなくなってきてると思っていて…
神戸から移動してくる時は気をつけてたんですけど、みんなキラキラしてて羨ましいです」

Driveを歌う前、アチコさんが「この建物をひとつの乗り物だと思って…」って言ったら
戸高さんが「無理だろ」って容赦なくばっさり。笑
子供も来てたから「小さい子は乗り物好きだもんね」ってアチコさん。
「今日散歩しましたか?その時に見た景色や窓の外を流れる景色を想像しながら聴いて下さい」
流れるようなDriveのイントロ。ふくよかで包容力のある歌声が心地いい。
身を乗り出して歌うアチコさんの歌声は曲ごとに色んな表情を見せてくれる。
1番のフレーズをループさせて2番で違うフレーズを重ねる、職人みたいな戸高さんのギター。
黒のジャズマスターを弾く足元にはたくさんのエフェクターが。
最後のランランラン♪のところ、アチコさんが先導してみんなで歌った。

Quietはリズムトラックを流しながらの演奏。イントロのフレーズの刺すような冷たさと
悲しみを内に秘めたような歌声に心を奪われた。

アチコさん「今日でツアーも6本目で、折り返しを奈良で迎えることができて嬉しいです。
Ropesは奈良で五味くんがやってるTHROAT RECORDSから
レコードを出している事もあって何度か来ているんですけど。
今回のツアーでは先攻と後攻を交互にやってるんですが、
今日はRopesが先攻で良かったです。後攻だと…ね」
…と言いながらそっとお腹をさするアチコさん。
「時間通り進んでますか?」と控室のふたりに尋ねる。

「エモい曲を」とメトロ。アイコンタクトを交わしながら曲を織りなすふたりの間に流れる
空気感がたまらなく素敵で、それを見ているだけで幸せな気持ちになる。
それと同時に心の奥のほうまですっと入ってきてたまらなくなって涙をぐっとこらえた。

今日も今日とて、とアチコさんがメンバー紹介。
戸高さんもアチコさんもヒューヒュー歓声が上がって笑顔。

アチコさんは以前、下北沢のライブハウスで観たバンドがマイクスタンドを荒っぽく
動かしてまっすぐにして帰って行ったのを見てやってみたい!と思ったんだけど、
いつもマイクスタンドを使いこなせず、お客さんが見えない!ってなるんだそう。笑

「今日はこの曲をKeishiくんと一緒に歌いたいと思います」とアチコさんが紹介して
KeishiさんがRopesのライブに飛び入り。
歌詞が分からないKeishiさんはスマホ持参で。

アチコさんが「良かったら水でも…」ってKeishiさんに勧めたら
「それだとアチコさんと間接キスになっちゃうんで」って。笑

コラボ曲はdialogue。会場も沸いて、いつもとはひと味違う雰囲気に。
アチコさんが前で立って歌ってる隙に後ろの椅子に座るKeishiさん。笑

Keishiさん「アチコさんがすごい見てくる(笑)」
アチコさん「トディも嫌がるもんね」
(無言でこくこくと頷く戸高さん)
アチコさん「今日は今までにない、ひょうきんなdialogueになったと思います」

またふたりのRopesに戻って見えない窓。
深いリバーブがかかった低音のギターの音色が幻想的で、
そこに乗るアチコさんの澄んだ歌声の艶やかさが際立ってた。

聴きたかった大好きなLast Day、ライブで聴いてもっと大好きになった。
サビ前の一瞬の間の後、アチコさんがとんとんとん、って床を3回踏み鳴らして
それを合図に戸高さんがギターを弾き始めるのが素敵だなあって。
ギターとボーカルだけなのに、こんなに美しい風景を描けるなんて。
会場いっぱいに多幸感が満ちていて、うっかり涙がこぼれそうになった。

アチコさん「最後の曲はチューリップという曲なんですけど、
チューリップの生態を調べたらチューリップっていうのは夜閉じて朝開く、
その度に大きくなっていくって書いてあって。皆さんもぜひ調べてみて下さい」

ラストはチューリップ。ギターの音の重なりがどんどん増していって迫ってくるよう。
前後左右、音の渦の中にすっぽりと入りこんだような不思議な感覚だった。
戸高さんのギターも、アチコさんの歌声も、どこまでも優しくて温かかった。

戸高さん自身も話していたけどMONOEYESの時とは全然違う、
だけどMONOEYESとRopes、それぞれの世界観を引き出す
ギターの存在感はいつも心を奪われる。
アチコさんの歌声は尊くて手の届かない、触れられないと感じたり、
かと思えばすぐそばで歌ってくれているように感じたり不思議だ。
そして何より、ふたりが醸す空気感がたまらなく好き。

演奏を終えてステージを後にするふたり。
戸高さんは最後に客席に向かって手を合わせてぺこりとお辞儀。
THROAT大忘年会の後、ずっと毎日のようにRopesばかり聴いてたから、
ほんとうに至福のひと時だった…。もっと聴きたい曲があるからまたライブ観たいな。

セットリストは多分こんな感じ(間違ってたらごめんなさい)

パノラマ
Drive
Quiet
メトロ
dialogue
見えない窓
Last Day
チューリップ


***

この日のトリを務めたのはKeishiさん。

「五味さんとRopesが作ってくれた空気を壊さないように頑張ります」って。

最初は座って歌ってたけど「僕にはまだ座って歌うのは早かったみたいです、
一曲と少ししか持ちませんでした」って立って歌うスタイルに変更。笑
お腹の底から声を出してる感じが気持ちいいKeishiさんの歌声。
この日は「半袖のニットっていう、暑いのか寒いのか分からない格好」。
シンプルな服でもさらっと着こなしててモデルさんみたいに顔がちっちゃかった。。

「今回のツアーはRopesのdialogueと僕のHello, New Kicksのリリースツアーなんですが、
40何個あるんだっけ都道府県。その中で奈良だけ今までライブをやった事がなくて。
奈良でもしライブをやるんだったら五味さんと一緒にやりたいっていうのがずっとあって、
何年か前から話はあったんですけど、やっとそれが実現できて嬉しいです。
ライブハウスじゃなく、僕が思う奈良のイメージにぴったりな場所で演奏できて嬉しいです。
僕が言う事じゃないですが、僕の事もRopesの事も五味さんの事もこれからもよろしくお願いします」

ライブ中、何度も笑顔で五味さんと一緒にやれて嬉しいって話してた。
こんな素敵なライブを地元で観れるのも五味さんのお陰です。感謝。

「皆さん五味アイコンって知ってますか?僕もTwitterで五味アイコンを使ってるんですけど…
奈良の人はみんな知ってると思いますが。こんな偉そうに言うことじゃないですけど(笑)」と。
奈良の終電の時間をお客さんに聞いて、あと2時間ぐらいは大丈夫ですね!って。
奈良から他府県の終電の時間が思ったより早かった。隠しきれない田舎感。笑

「この間、打ち上げのお店を探してる時にアチコさんが『これがツアーの夜だね!』って…
(肩を揺らしながら意気揚々と歩く真似)これはイメージですけど(笑)
トディとは同い年で前から仲は良かったんだけど、一緒にツアー廻るようになって
打ち上げとかでご飯を食べてる時、表情だけでこのお肉は美味しいんだなって
いうのが分かるようになりました。鶏皮が好きなんだなとか(笑)」

「アチコさん何も大事な事喋ってない。物販の紹介した?今回のグッズは
いつもRopesのグッズのデザインをしている方にお願いして作って頂いたんですが、
トートバッグが2種類あって、一つは僕、田中啓史って言うんですけど
田中の田の字とRopesのRをデザインしてあって、もうひとつの田んぼのトートは
田んぼは僕、そこにいる女の子はアチコさん、それでRのUFOは
トディくんって事になってるんですがトディくんは嫌がってます(笑)」
トディさん、まさかのUFO…笑いのツボにはまってしまって苦しかった。笑

ライブ中盤「後ろが暗くてよく見えない。もしかしたら睨んでるかもしれないし、
前の方との温度差もなくした方がいいね」ってステージを飛び出し客席を歩いて
シールドの限界点、客席の真ん中まで行ってマイクも使わず一曲歌ってくれた。
近いどころじゃない程近くにいたお客さん、びっくりしながらも嬉しそうだったなあ。
歌い終わって「距離感間違えた、近すぎた。3D!」って。笑

さっきの逆、Keishiさんのライブに今度はRopesが飛び入り。
Keishiさん曰く「数々のライブに飛び入りしてきたけどさっきのは緊張した。
TOSHI-LOWさんのライブに飛び入りするぐらい緊張した」って。そんなに!?笑
この飛び入り企画は移動中の車内の会話がきっかけだったんだって。

「アチコさんにコーラスに参加してもらったアルバムがあるんですけど、
アチコさんが参加してない曲をやります」と。
戸高さんが譜面を手にKeishiさんにコードと流れを確認。
めずらしく不安を口にする戸高さん、一カ所だけ間違ってたけど、
それも場の空気を和ませてKeishiさんのアコギと戸高さんのジャズマスターの
音色の重なりにアチコさんのコーラス。贅沢な瞬間だった…。

「ツアー中に曲を書いて、ツアーが終わるまでに完成させようと思っていて、
最初はAメロBメロだけとかだったんだけど、歌わせてもらってもいいですか?」と
歌詞をダッシュで二階に取りに行く。その間に子供が泣いちゃって、
戻ってきたKeishiさんが「ごめんね泣いちゃうよね」って。
もうずいぶんと完成形に近づいていて、ぱっと聴いてKeishiさんの曲だ!って
分かるような、Keishiさんのメロディーセンスが光る曲だった。
「奈良で初めて手拍子が起きました!」って。嬉しいな、こういうの。
アンコールもすぐそこにいたからって本当にすぐ出てきて笑った。

はずかしながらKeishiさんの曲はあまり知らなかったのだけど、
それでも分かる曲、Floatin' GrooveとかHello, New Kicks、夜の終わりも聴けた。
ハンドクラップにシンガロング、みんなでライブを作り上げてく感じが温かかった。
今度はgomesさんもいるバンドセットでのライブも観たいな。


***

静かな住宅街という事もあって音出しは21時まで。
生まれ育った街でこんな素敵なライブが観れるなんて幸せ。
五味さんやRopes、Keishiさんのお陰で奈良のことがまた好きになった。

ライブが終わった後に戸高さんとお話することができたんだけど、
緊張のあまり自分でも引くぐらい噛み倒しすし日本語喋れてないしへこむ。

「年末のTHROAT大忘年会で初めてRopesのライブ観たんですけど、
そこから大好きになって毎日アルバム聴いてます」ってお伝えしたら、
「じゃあLOSTAGEとかから入ってくれたって事?」って聞かれて、
(期待に沿えなくて申し訳ないっていう気持ちでいっぱいになりながら)
「いや、MONOEYESからなんですけど…」って言ったら
「あんまりライブハウスの前の方とかで観てる感じに見えないけど後ろの方で観てるの?」
と言われたから「前の方も行きますよ、端っこですけど…」って答えたら
「いつも端っこの方とか見れてないんだけど大丈夫かな?ちゃんと届いてる?」って。

「そんな事ないですよ、大丈夫ですめっちゃかっこいいです!」って
勢い余って返球で暴投して軽く笑われてしまった…つい本音が…
でも戸高さん、MONOEYESのライブの時難しいフレーズ弾きながらも
端っこの方までちゃんと見ててすごいなあっていつも思ってたから、
それでもそんな風に思ってたんだって意外だったし、何かちょっとぐっときてしまった。
こんな挙動不審なファン相手に2回も丁寧に握手してして頂いてありがとうございました。。

帰り際アチコさんとも少しお話できて、地元に来てくださってありがとうございました、
Last Day大好きな曲なので聴けて嬉しかったですってお伝えしたら
奈良が地元で羨ましいって言ってくださって、Last Dayは私も好きな曲なんですって。
お話しできた事も、そう言っていただけた事もとてもとても嬉しくて
ほかほかと温かい気持ちでカナカナを後にしたのでした。

(外に出て写真撮ったりしてたら戸高さんが出てきて、焦ってぺこぺこ
会釈だけして逃げるように帰ったのは消したい記憶。笑)

このツアー、関西は姫路と奈良だけだったから奈良だけ行く事にしたけど、
他にも行きたくなってしまうぐらい良いライブだった。またRopesのライブ観に行こっと!
[PR]



by pochi-17 | 2016-03-03 00:49 | Live | Trackback | Comments(0)

2015.12.27 THROAT RECORDS PRESENTS” 大忘年会2015″@奈良NEVERLAND

12月27日、奈良NEVERLANDであったTHROAT大忘年会に行ってきました。
レディクレ初日も惹かれたけど地元でRopesを観たくて。

地元だからすぐ行けるし、某ブックオフでうろついて開場5分前に行ってみたら
自分を含めてまだ3人しかいない。え、時間間違ってないよね?って不安になりつつ
外で待ってたら「リハが押してて開場遅れます、寒いから中で待ってて」って
五味さん(兄)が出てきて入口のカウンターのスペースに入れてくださった。。
少し漏れ聴こえてたリハの音がRopesっぽかった。

再入場のスタンプを手の甲に押してもらってお目当てのバンドを聞かれて、
手持ちのチケットの整理番号がBだったからきっと遅いんだろうなって思ってたら
5番目ぐらいに入れてしまったのでこんな機会もないと思って上手の最前に。
多分というか確実にLOSTAGEがトリだからその時は下がってファンの方にお譲りしようと決めて。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

1組目は奈良の5人組バンドAYNIW TEPO(アイニウテポ)。
ボーカルと鍵盤の女性2人、ギター、ベース、ドラムは男性という編成で、
奈良の風景をイメージして作った曲も。
多国籍感があって不思議な世界観だった。
最後鍵盤の女性が手品みたいに花を次々と出してて和んだ。
アルバム発売日当日という記念日のライブでした。


2組目はTONE DEAF。スクリーモって言うのかな、ボーカルはがっつり叫んでるんだけど
それよりギターの音がでかすぎてボーカルの声が一切聴こえないっていう。笑
ほんと音でかすぎて耳がやられた、、いい加減耳栓買うべきか。
ギターの方が脱退してしまうそうで、この日がラストという節目のライブは
ボーカルの人がフロアに飛び出してお客さんと一緒に走り回ってたり、
演奏する側も観てる側も自由なライブだったなあ。


3組目はOORUTAICHI+YTAMO。オオルタイチさんに鍵盤ボーカル女性を加えた編成。
盛り上がったところに冷や水を浴びせにきましたってオオルさん。笑
ネバーランドの方には昔からお世話になっててタダ券やるから
練習しに来いって言ってもらったりバイトさせてもらったりしてたそうで。
フォーキーで棘のない歌声と味のあるギターが優しくて柔らかい音楽でした。

4組目はskillkills。転換中に運ばれてきたタンスみたいなでかさのベースアンプにびっくりした。笑
上手にドラムにあったから間近で見れた。ドラムを近くで見るってありそうでないから面白かった。
独特な変拍子をストイックに刻んでてかっこよかったなあ。
こういうジャンルの音楽は普段自分から聴かないしましてやライブも観ないから何もかも新鮮だった。

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*

5組目はこの日のお目当てRopes。
他のアーティストさん同様戸高さんアチコさんも自分でセッティング。
アンプがひっくり返したビールケースに乗せられたりするのがネバランっぽい。
戸高さんのエフェクターボード、色んなエフェクターのスイッチやペダルがついてて、
ギター弾ける人はこういうの見れるの楽しいんだろうなあって思った。

セッティングしてる時点でありえない程近くて緊張。
どのくらい近いかというと約1m弱、戸高さんが
動いた時に起きた風が吹きかかるぐらいの距離。。
しかもステージが膝ぐらいの高さしかなくて椅子に座って
演奏するから目線の高さが同じになるという。。

ギターは黒のフェンダーのジャズマスターかな?
ピックは白、左腕に白の大作戦ラババンをはめてて
青のニット帽、黒のスウェット(裾がジッパーになってた)、
アチコさんは黒のハイネックのワンピース。
アチコさんの髪型かわいい。明るめのカラーがよく似合ってた。

セッティングが終わって戸高さんがアチコさんにひと言「やるか」って。

1曲目のパノラマ、アチコさんが歌い始めた瞬間、歌の世界観に惹き込まれた。
やわらかくて優しいけど、存在感のある歌声。
戸高さんはピックを口にくわえて丁寧に指弾きしていて、最後の1音だけピックを使って弾く。
極限までシンプルなボーカルとギターのみという編成は
お互いが声や音色を照らし合っているような、とても繊細なのに凛とした強さもあった。
足下のエフェクターの踏む音もアンプを通さない弦の音も聴こえるし、
アチコさんと目が合うと照れくさくて逸らしてしまいそうになる。

Driveは一度通してフレーズを弾いてそれをエフェクターでループさせて、
上からリアルタイムで別のフレーズを重ねてて、こんな事もできるんだって。
透明なギターの音色とメロディーを自由に行き来する風のような歌声にため息が出そうだった。

空気を変えるようなドラマティックな展開にぐっと惹き込まれたのはQuiet。
冷たさの中にハッとするような美しさがあって最後の一音まで耳が離せなかった。

アチコさんが「お酒ないの?」って最前のお客さんから一口お酒をもらって
なんとも言えない表情でうん、ってすぐ水を飲む。笑

アチコさん「私の声ちょっと下げて」
戸高さん「こっちは逆にアチコの声もうちょっとほしい」

水取ってきていいですか?ってアチコさんに尋ねる戸高さん。いいよ、取っておいでってアチコさん。

アチコさん「今月大阪ではLOSTAGEとAYNIW TEPOと共演して。
1月には東京でワンマンをやるのでお時間ある方は来てください。
RopesはTHROAT大忘年会3年連続皆勤賞です。
今回ナカケンは来れなかったけど奈良はいつか住みたいぐらい大好きな街です。
ようやくお酒を飲まなくてもライブができるようになりました。
五味さんも今日は飲まないって言ってたので飲みません」

戸高さん「五味さんさっき後ろで飲んでたよ」
戻ってきた戸高さんからまさかの最新情報が。笑

戸高さん「時間押してるみたいだから曲行こうか」

戸高さんが機材を触ってたら突然アップテンポなリズムトラックが流れて、
アチコさんが「次そんな曲だっけ?」って言ったら
戸高さんが「今のは完全に事故です」って。笑

メトロの澄んだギターの音色とふわりと風をはらんだような
アチコさんの歌声はずっと聴いていたくなる心地よさ。
ふたりでアイコンタクトを交わしながら音の糸を織りなしていくよう。

dialogueのイントロ、最初の一音を弾いてすぐ「間違えた、なんだっけ」って
音を探る戸高さん。3つぐらいコードを弾いて探り当てる。

最後の曲を歌い始めたら今度はアチコさんが間違えて、
「さっき飲んだお酒のせいだ!」って。一口しか飲んでないのに。かわいい。。

戸高さん「やり直そう。アチコ明日くるりやろ?
俺も明日大阪でRADIO CRAZYでRopesは今日が
ライブ納めだからちゃんとやり直した方がいい」

最後の曲で戸高さんがおもむろにニット帽を脱いで
足下に置いて髪をわしゃわしゃっとする。

アチコさん「皆さんに暖かい春が訪れますように」とラストはチューリップ。
温かさを運んできてくれるアチコさんの歌と戸高さんが爪弾くギター。
空気をはらんだようなアチコさんの声の魅力が詰まった曲。

一曲終わるごとにため息が出そうになる、とろけそうな至福のひと時だった…。
ライブが終わって片付けてる戸高さんに隣にいた方が話しかけていて、
セトリを貰っていたんだけど、物販の値札か何かの再利用の紙だったらしく
裏に値段が書いてあって戸高さんが渡すときに「2500円!」って。笑
ちゃっかり写真に撮らせていただいたのでセットリストは間違いないです。
(暗くて手こずってたら携帯で照らして下さったりしてその節はありがとうございました…)

Ropesセットリスト

1.パノラマ
2.Drive
3.Quiet
4.メトロ
5.dialogue
6.チューリップ

*+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*


最後はもちろんLOSTAGE。
LOSTAGEは後ろの方でゆったり観る事に。
出番を終えた皆さんもPAブースでライブを観てた。
恥ずかしながら初めてLOSTAGEのライブを観たんだけど、
地元にこんなにかっこいいバンドがいる事を誇らしく思った。

お客さんのぐだぐだなダイブとモッシュも愛に溢れていたし、
後ろから突っ込んできた人に飛ばされそうになっても不思議と嫌な気分にはならなかった。
手紙とかSURRENDERとか、BLUEも良かったなあ。

曲の合間には五味ー!って名前を呼ぶほろ酔いの声が飛んできて、
拓人さんが「同級生も観に来てるけど五味って呼ぶのは同級生で。
(同窓会ー!の声)今日は同窓会ちゃう、大忘年会や!」って。笑

「世の中には色んな音楽があるけど大体はいい音楽や。
たまに訳分からんのもあるけど(笑)」って
言葉は拓人さんの音楽に対する愛情を感じた。

アンコール最後のNEVERLANDはベースにAYNIW TEPOの堀さん
(チューニングでけへんやろ、って五味さんがやってあげてた)と
「アチコおるやん!」ってアチコさんを加えて。

「歌える人は一緒に歌って、歌えない人は来年までにカラオケに入ってると思うから
カラオケで練習しといて、歌ってくれたら印税入ってくるから!」って。笑

NEVERLANDで聴くNEVERLAND、説明するまでもなく最高だった。
そこはかとなくハッピーで皆が笑顔で、音楽を愛している人しかいない空間。
何よりそんなライブを地元で観れたのが嬉しかった。また来年も行けたら行きたいなあ。
[PR]



by pochi-17 | 2016-01-06 00:51 | Trackback | Comments(0)

ぽちの気ままブログ。気軽に足跡残してって下さい♪
by pochi-17
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

最新の記事

2018.10.28 髭「S..
at 2018-10-30 17:46
2018.10.21 全感覚..
at 2018-10-24 21:48
2018.10.20 オルタ..
at 2018-10-22 22:34

最新のコメント

はじめまして。 今更の..
by pochi-17 at 23:48
かなり昔のこの記事にコメ..
by なみ at 03:56
あけましておめでとうござ..
by pochi-17 at 23:35
RADIO CRAZYレ..
by elle1126 at 12:02

検索

ライフログ

最新のトラックバック

HAPPY
from *across the ra..
倉敷の夜
from Lilly

アクセス解析

ファン

ブログジャンル

画像一覧